JPH11220600A - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

インターネットファクシミリ装置

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JPH11220600A
JPH11220600A JP10033945A JP3394598A JPH11220600A JP H11220600 A JPH11220600 A JP H11220600A JP 10033945 A JP10033945 A JP 10033945A JP 3394598 A JP3394598 A JP 3394598A JP H11220600 A JPH11220600 A JP H11220600A
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JP
Japan
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candidate
domain name
domain
input
unit
Prior art date
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JP10033945A
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English (en)
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Satoshi Matsushita
聡 松下
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
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Priority to US09/239,144 priority patent/US6813036B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレスの入力間違いを削減できるインター
ネットファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 ユーザ識別情報等が入力され(S1:Y
ES)、更にドメイン名の先頭の一文字が入力されたら
(S3:YES)、例えば、次のように処理が進行す
る。キーの押下があり(S3:YES)、それが候補表
示キー42であれば(S7)、上記一文字を先頭に有数
するドメイン名の候補を表示し(つまり、ドメイン名の
残りの文字を補完する。S11)、次いで、キーの押下
があり(S13:YES)、それが確定キー43ならば
(S15)、その候補を送信先のドメイン名として選択
し、それと、前記ユーザ識別番号とから送信先アドレス
を確定し(S17)、そこにインターネットファクシミ
リ伝送を実施する(S19)。このようにドメイン名を
一文字一文字入力する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して送信先にファクシミリ伝送を実施可能なインター
ネットファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットによる電子メイル伝送の
場合には、送信された情報と同一情報が、送信元のパー
ソナルコンピュータ等のメモリに通常残される。一方、
インターネットファクシミリ装置では、送信すべき情報
が画像情報であり、一般に情報量が多いため、その情報
がインターネット上の中継ドメイン(商用プロバイダ
等) 一旦送られれば、実際にぞの情報が送信先に届く
か否かに関係なく、通常、当該情報はインターネットフ
ァクシミリ装置には記憶・保存されていない。従って、
インターネットファクシミリ装置では、間違った送信先
を指定して送信操作を実行してしまった場合、その後、
正規の送信先へのインターネットファクシミリ伝送を完
遂させるためには、再び、スキャナでの読み取り操作を
含む送信操作を実施する必要があり、インターネットに
よる電子メール伝送に比べて再送信操作が非常に煩雑で
あった。従って、特に、インターネットファクシミリ装
置では、アドレスの入力間違いを防ぐことが望まれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の装置では、アドレスはユーザ識別情報及びドメイン名
を一文字一文字入力していたので、手間がかかり、ま
た、間違いを起こしやすかった。
【0004】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであり、アドレスの入力間違いを削減できる
インターネットファクシミリ装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、インターネットを介して送
信先にファクシミリ伝送を実施可能なインターネットフ
ァクシミリ装置であって、送信先のアドレスのユーザ識
別情報を入力可能な識別情報入力手段と、送信先のアド
レスのドメイン名の候補を絞るために、特定の情報を入
力又は選択する特定情報入力/選択手段と、ドメイン名
が多数記憶してあるドメイン記憶手段と、前記特定情報
入力/選択手段によって入力又は選択された前記特定の
情報と、前記ドメイン記憶手段に記憶されているドメイ
ン名とを関連させて、送信先のアドレスのドメイン名の
候補を挙げる候補提示手段と、前記候補提示手段によっ
て候補が1つのみ提示された場合には、その候補に確定
し、また候補が2以上提示された場合には、その中から
1つの候補を選択し且つその選択された候補に確定でき
る提示候補確定手段と、前記識別情報入力手段と前記提
示候補確定手段とによって確定されたアドレスに従っ
て、インターネット送信の実行を指令する送信指令手段
とを備えるものである。
【0006】上記インターネットファクシミリ装置は、
次の点を利用したものである。つまり、送信先アドレス
の既存ドメイン名は、送信先アドレスの既存個人識別情
報(IDナンバーなど)に比較して、数的にかなり限定
される。故に、既存ドメイン名を、その各々が関連する
特定の情報に対応させて、装置側において、予め記憶し
ておくことができ、その中から所望のドメイン名を、利
用者に簡単な操作で呼び出させるようにしたものであ
る。
【0007】具体的には、まず、送信先のアドレスのド
メイン名の候補を絞るために、そのドメインに関連する
特定情報を、特定情報入力/選択手段で入力又は選択す
る。それによって、ドメイン名が多数記憶してあるドメ
イン記憶手段から、その特定情報と関連性の強いドメイ
ン名の候補が候補提示手段によって挙げられる。その候
補から、所望の候補を提示候補確定手段によって確定
し、その確定されたドメイン名と、識別情報入力手段に
よって、例えば文字や数字が入力されたユーザ識別情報
とからなるアドレスに向けて、送信指令手段により、イ
ンターネット送信の実行が指令される。
【0008】請求項2記載の発明のインターネットファ
クシミリ装置は、前記識別情報入力手段は、文字や数字
を1文字ずつ入力可能な文字/数字入力手段であり、前
記特定情報入力/選択手段は、前記文字/数字入力手段
が兼用し、前記特定情報入力/選択手段により入力又は
選択される前記特定の情報とは、前記ドメイン名の所定
位置における1以上の文字若しくは数字であり、前記候
補提示手段は、前記所定位置に相当する位置に入力又は
選択された前記文字若しくは数字と同一文字若しくは数
字が存在するドメイン名の候補を提示するものであるこ
とを特徴とする。
【0009】この装置では、文字/数字入力手段によっ
て送信先のユーザ識別情報が入力でき、更に、その手段
によって送信先のドメイン名のいずれか1以上の文字若
しくは数字も入力できる。そのようにドメイン名の1以
上の文字若しくは数字(これがドメイン名に関連する特
定情報である)が入力されると、候補提示手段によっ
て、その文字若しくは数字と同一文字若しくは数字が対
応位置に存在するドメイン名の候補、つまり、残りの文
字若しくは数字を補完したドメイン名の候補を提示す
る。利用者が、それら候補の中から、所望のドメイン名
を選択・確定すれば、入力されたユーザ識別情報とドメ
イン名とからなる送信先アドレスへ向けて、インターネ
ットファクシミリ伝送が実施できる。
【0010】請求項3記載の発明のインターネットファ
クシミリ装置では、前記特定情報入力/選択手段は、前
記ドメイン名の1以上の属性を選択するものであり、前
記候補提示手段は、前記属性に適合する候補を提示する
ものであることを特徴とする。
【0011】この装置では、上記特定情報としてのドメ
インの属性、具体的には、国内ドメインか国外ドメイン
かのような属性を選択することによって、ドメインの候
補を絞って行くことができ、その候補の中から、送信先
アドレスのドメイン名を選択・確定することができる。
【0012】請求項4の発明のインターネットファクシ
ミリ装置は、送信先のアドレス全体、アドレスの個人識
別情報、及びアドレスのドメイン名の少なくともいずれ
かの候補を、利用者が登録するための登録キー及び登録
キーにより登録された候補を記憶する登録用記憶手段
と、前記登録用記憶手段に登録した候補から、任意の候
補を呼び出す呼出手段と、前記呼出手段で呼び出した候
補の中で所望のものがあれば、それを選択し、且つその
選択した候補に確定する呼出候補確定手段を更に有し、
前記送信指令手段は、前記呼出候補確定手段によって確
定された候補からなるアドレス又は該候補を含むアドレ
スに対しても、送信実行を指令し得るものである。
【0013】この装置では、利用者がよく利用するアド
レスや、アドレスの一部(例えば、アドレスのドメイン
名)を、その登録用記憶手段に、前記ドメイン記憶手段
とは別に、登録しておくことができる。その登録用記憶
手段から、利用者は、所望のものを、呼び出し且つ確定
すれば、その所望アドレスへ向けて、又はその所望のド
メイン名等を含むアドレスへ向けて、インターネットフ
ァクシミリ伝送が実施できる。この場合、登録するとい
う手間はかかるが、例えば、所望のドメイン名を探す場
合、それを、既存の全候補から探し出すのではなく、か
なり狭い範囲から探し出すことができるので、所望のド
メイン名を早く確定することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施の形態に係るインターネットファクシミリ装置の概略
構成を示すブロック図である。
【0015】図示するように、このインターネットファ
クシミリ装置10は、画像(文字や数字を含む意であ
る)を読み込むスキャナ12、画像を印刷するプリンタ
14、スキャナ12で読み込んだ送信すべき画像情報を
圧縮したり受信した画像情報を伸長する情報圧縮/伸長
部16、本装置の制御プログラム及びその実行時に必要
な各種の情報を記憶しているシステムメモリ18、上記
情報圧縮/伸長部で圧縮された画像情報を蓄積するため
の画像メモリ20、国内及び国外のインターネット上の
多数のサーバのドメイン名を示す文字群を、そのドメイ
ンの属性や、ドメイン名の1部の文字のような特定情報
と関連付けて、記憶してあるドメイン名格納メモリ22
(ユーザによって、ドメイン名を、特定情報と関連づけ
て追加記憶させることも可能である)、更に、通信結果
の情報や宛先情報等、本装置10固有の情報を記憶して
おくためのパラメータメモリ24、パーソナルコンピュ
ータとの情報交換を可能とするパソナルコンピュータイ
ンターフェイス部26、ディスプレイ31や、テンキー
32、その他のキー33など備えるパネル部30、イン
ターネットファクシミリ伝送処理を直接制御し実行する
通信機能部50とが、これらに接続されているCPU6
0によって統制制御されている。
【0016】パネル部30のディスプレイ31には、各
種の情報が表示され、また、各種キーボード状の表示も
なされ、その表示部への指などのタッチによって、タッ
チされた部分に対応した入力も可能となる。例えば、キ
ャラクターキー41や、選択すべき範囲から各種の候補
を表示させたり、別の候補を挙げさせるための候補表示
キー42、更に、挙げられた候補から特定の候補を選択
・確定する確定キー43、実行した処理をキャンセルす
るためのキャンセルキー45等が模式図的にディスプレ
イ31に適宜表示され、それらに対応した入力が可能と
なっている。
【0017】上記通信機能部50は、具体的には、回線
制御を行う回線制御部51、信号の変調及び復調を行う
モデム52、当該回線制御部51及びモデム52を介す
る通信を制御する通信制御部53、LANとの間の通信
を制御するネットワーク制御部54、及び、画像情報の
ヘッダとしてメイルを付加する処理等を制御するメイル
制御部55からなる公知の機構である。
【0018】図2は、図1に示したインターネットファ
ックシミリ装置と、それに接続されている通信網とを、
概略的に示したブロック図である。
【0019】この図に示すように、本装置10のインタ
ーネットファクシミリ通信機能部50は、ネットワーク
制御部54から、LAN70に接続され、また、回線制
御部51から、公衆回線72、商用ドメイン(プロバイ
ダ)74、インターネット76、送信先ドメイン78と
を介して、送信先ファクシミリ80へと接続されてい
る。
【0020】上記の装置を利用した送信処理を、図3に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。CPU60
は、テンキー32やキャラクタキー41によって、送信
先のユーザ識別情報としてのIDナンバー、更にその直
後に続くアット・マークが入力されたか判断する(S
1。「S」は、ステップを意味する。以下、同様)。な
お、送信に必要な他の情報は既に入力されているものと
する。
【0021】上記IDナンバー等が未だ入力されていな
い場合には、それらが入力されるまで待機する(S1:
NO)。IDナンバーとアットマークが入力された場合
には(S1:YES)、送信先のドメイン名の先頭の一
文字若しくは数字(以下、文字若しくは数字をまとめて
単に「文字」と記す)がキャラクタキー41によって入
力されたか否か判断する(S3)。
【0022】その一文字が未だ入力されていない場合に
は、それが入力されるまで待機する(S3:NO)。そ
の一文字が入力されたならば(S3:YES)、次のキ
ー入力があるまで待機し(S5:NO)、その入力があ
ったならば(S5:YES)、次に、次の3種のキー、
つまり、 1)ドメイン名の候補をディスプレイ部31に表示させ
るための候補表示キー42、 2)いずれかの文字を入力するためのキャラクタキー4
1、 3)ドメイン名の先頭文字を誤って入力した場合など
に、今までの処理をキャンセルさせるためのキャンセル
キー44のいずれのキーが押下されたか判断する(S
7)。
【0023】S7で、キャンセルキー44が押下された
場合には、今までの処理をキャンセルして(S9)、本
処理を一旦終了する。S7で、任意のキャラクタキー4
1が押下された場合には、再び、上記S5の処理に移行
する。
【0024】S5で、候補表示キー42が押下された場
合には、ドメイン名格納メモリ22に記憶してある多数
のドメイン名から、現在までにキャラクタキー41で押
下されたキャラクタ(例えば、「a」の一文字、「a
b」の二文字)と同じ文字を先頭に有するドメイン名を
表示するか、候補がない場合には、候補なしと表示する
(S11)。なお、ディスプレイ部31に一度に候補を
表示しきれない場合には、所定のキー操作によりスクロ
ールしたり、ページ切り換えをしたりして、順次表示さ
せればよい。
【0025】次に、再度キー入力があるまで待機し(S
13:NO)、その入力があったならば(S13:YE
S)、次の3種のキー、つまり、候補表示キー42、確
定キー43、キャンセルキー44のいずれが押下された
か判断し(S15)、候補表示キー42が押下された場
合には、現在までにキャラクタキー41で押下されたキ
ャラクタと同じ文字を先頭に有する別のドメイン名の候
補を表示するか、他の候補なしと表示させる(S1
1)。
【0026】S15にて、ディスプレイ31に表示され
た幾つかのドメイン名のうち、所望のドメイン名を選択
・確定する確定キー43が押下された場合には、そのド
メイン名が送信先のドメイン名と判断して、既に特定さ
れているIDナンバーと上記で選択したドメイン名とか
ら、送信先アドレスを確定して(S17)、送信先ファ
クシミリ80へ向けてのインターネットファクシミリ送
信処理を実行する(S19)。S19の送信処理では、
具体的には、スキャナ12での送信情報の読み取り、情
報圧縮/伸長部16での読み取り情報の圧縮、その情報
をインターネット76上に伝送するための形式変換や、
その情報への、送信先等の必要情報の付加過程を経て、
モデム52及び回線制御部51により、商用ドメイン7
4を経てインターネット76上の送信先ドメイン78を
介し送信先ファクシミリ80へ向けてインターネットフ
ァクシミリ伝送が実施される。
【0027】ドメイン名候補中に該当するドメイン名が
ない場合など、S15にてキャンセルキー44が押下さ
れたと判断した場合には、キャンセル処理を実施して
(S9)、本処理を終了する。この場合には、ドメイン
名も、一文字一文字入力することによって、アドレスを
入力することができる。
【0028】以上の実施の形態によれば、送信先アドレ
スのドメイン名の先頭の幾つかの文字を入力すれば、そ
の文字を含むドメイン名の候補が表示され、その中から
所望の候補を選択することができる。要するに、ドメイ
ン名の先頭の例えば1、2文字を入力すれば、ドメイン
名の残りの文字を補完することができる。従って、アド
レスの入力間違いの防止が可能である。勿論、ドメイン
名の先頭の3、4文字まで入力した後、その後のドメイ
ン名の文字を補完できるようにしても良いし、ドメイン
名の先頭でない適当な位置での文字を入力して、その他
の文字を補完するようにしてもよい。
【0029】別の実施の形態を図4〜図6のフローチャ
ートを参照して説明する。CPU60は、テンキー32
やキャラクタキー41によって、送信先のIDナンバ
ー、更にその直後に続くアット・マークが入力されたか
判断する(図4に示すS31)。上記IDナンバー等が
未だ入力されていない場合には、それらが入力されるま
で待機する(S31:NO)。IDナンバーとアットマ
ークとが入力された場合には(S31:YES)、その
後、ディスプレイ31に、「ドメインが国内ならば国内
という表示を、外国ならば国外という表示を押下する」
と共に、「国内」及び「国外」という表示をさせる(S
33)。
【0030】次に、押下された文字によって、ドメイン
が国内か、外国か判断する(S35)、国内であるなら
ば、下記に具体的に説明する国内ドメイン向け特定処理
を実行し(S37)、それが国外であるならば下記国外
ドメイン向け処理を実行する(S39)。
【0031】S37の国内ドメイン特定処理とは、図5
に示すように、具体的には、以下の通りである。まず、
「ドメインは会社のような営利団体ならば営利団体とい
う文字を、商用ドメイン(プロバイダ)ならばプロバイ
ダという文字を、その他であればその他という文字を、
押下する」という表示とともに、「営利団体」、「プロ
バイダ」、「その他」という文字をディスプレイ31に
表示させる(S41)。
【0032】次に、どの文字が押下されたかによって、
選択されたドメインの種類を判断し(S43)、それに
応じて、ドメイン名の候補を絞り込み、例えば、その選
択が「営利団体」であるならば、下記で具体的に説明す
る営利団体ドメイン向け処理を実行する(S45)。
【0033】営利団体ドメイン向け処理とは、図6に示
すように、まず、ディスプレイ31に、「ドメイン名の
先頭文字を入力せよ」との表示をさせる(S51)。次
いで、ドメインの属性(本例では、「国内の営利団体ド
メイン」という属性)と、入力されたドメインの先頭文
字とから、ドメイン候補の幾つかを、又は「候補なしと
いう表示」を、ディスプレイ31に表示させる(S5
3)。
【0034】次いで押下されたキーの種類が、キャンセ
ルキー44か、確定キー43か、候補表示キー42かを
判断する(S55)。その種類がキャンセルキー44と
判断したならば、今までの処理をキャンセルして(S5
7)、本処理を一旦終了する。S55で、押下されたの
が候補表示キー42と判断したならば、再びS53に戻
って、他のドメイン名候補を表示するか、「候補なし」
と表示する処理を実施する。
【0035】S55において、押下されたキーの種類
が、確定キー43と判断した場合には、既に特定されて
いるIDナンバーと上記で確定したドメイン名とから、
送信先アドレスを確定して(S61)、送信先へ向けて
の既述したS19(図3参照)と同様な送信処理を実行
する(S63)。
【0036】また、図5に示した、S43にて選択され
たドメインが、プロバイダ又はその他の場合にも、その
後は、前述したS45の営利団体ドメイン向け処理に対
応するプロバイダ向け処理(S47)、又はその他ドメ
イン向け処理(S49)をそれぞれ実行する。更に、図
4に示したS39の国外ドメイン向け処理は、詳述した
上記S37の国内ドメイン向け処理と対応する処理であ
る(従って、その詳細の説明は省略する)。
【0037】この実施の形態では、ドメインの属性をも
加味して、ドメイン名の候補を絞り込むことができる。
従って、所望の最終ドメイン名に、より確実かつ迅速に
到達し得る。
【0038】上記2つの実施の形態のように、ドメイン
名を構成する1以上文字を入力した後、他の文字を補完
する処理を利用するのではなく、ドメイン名の複数の属
性を、順々に選択していくことのみで、ドメイン名を絞
っていっても良い。
【0039】更に、利用者がよく利用するドメイン名
は、ドメイン名格納メモリ22とは別に、パラメータメ
モリ24の特定領域に、ディスプレイ31上に表示され
るキーと指示とに従って利用者が記憶可能にしても良
い。この場合、同じくディスプレイ31上に表示される
呼出指示によって、優先的にそれらを呼び出しディスプ
レイ31に表示させ、それらの中から、所望のドメイン
名の表示にタッチして、そのドメイン名を選択・確定す
るようにしてもよい。こうすれば、よく利用するドメイ
ン名が簡単に探し出すことができ、誤りの頻度が大幅に
減少する。また、ドメイン名だけでなく、アドレス全体
や、アドレスの個人識別情報のみをも登録できるように
しても良い。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明のインターネットファクシミリ装置によれば、予め
記憶してある多数のドメイン名の中から、所望のドメイ
ンを、それが関連する特定情報を参考にして、選択・確
定することができる。従って、アドレスのドメイン名を
一文字一文字入力しなくても済み、アドレスの入力ミス
が大幅に減少する。
【0041】請求項2の発明のインターネットファクシ
ミリ装置では、アドレスのドメイン名の一部の文字を入
力すれば、残りの文字を補完したドメイン名の候補が提
示され、その中から所望のドメイン名を選択・確定でき
るので、アドレスの入力ミスが減少する。
【0042】請求項3の発明のインターネットファクシ
ミリ装置では、アドレスのドメインに関連する属性を選
択していけば、所望のドメイン名に到達・確定できるの
で、アドレスの入力ミスが減少する。
【0043】請求項4の発明のインターネットファクシ
ミリ装置では、よく利用する送信先アドレスやその一部
を登録しておくことができるので、送信時において直ぐ
に所望のアドレス等を呼び出すことができ、極めて便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るインターネットフ
ァクシミリ装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】上記装置と、それに接続されている通信網と
を、概略的に示したブロック図である。
【図3】上記装置を利用した送信処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】上記装置を利用した送信処理の他の例を示すフ
ローチャートの一部である。
【図5】図4に示した送信処理における国内ドメイン向
け処理ステップのより詳しいフローチャートである。
【図6】図5に示した国内ドメイン向け処理における営
利団体向け処理ステップのより詳しいフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 インターネットファクシミリ装置、12 スキャ
ナ、14 プリンタ、16 情報圧縮/伸長部、18
システムメモリ、20 画像メモリ、22 ドメイン名
格納メモリ、24 パラメータメモリ、26 パーソナ
ルコンピュータインターフェイス部、30 パネル部、
31 ディスプレイ、50 通信機能部、51 回線制
御部、52 モデム、53 通信制御部、54 ネット
ワーク制御部、55 メール制御部、60 CPU、7
0 LAN、72 公衆回線、74 商用ドメイン、7
6 インターネット、78 通信先ドメイン、80 送
信先ファクシミリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】インターネットによる電子メイル伝送の
場合には、送信された情報と同一情報が、送信元のパー
ソナルコンピュータ等のメモリに通常残される。一方、
インターネットファクシミリ装置では、送信すべき情報
が画像情報であり、一般に情報量が多いため、その情報
がインターネット上の中継ドメイン(商用プロバイダ
等)一旦送られれば、実際にその情報が送信先に届く
か否かに関係なく、通常、当該情報はインターネットフ
ァクシミリ装置には記憶・保存されていない。従って、
インターネットファクシミリ装置では、間違った送信先
を指定して送信操作を実行してしまった場合、その後、
正規の送信先へのインターネットファクシミリ伝送を完
遂させるためには、再び、スキャナでの読み取り操作を
含む送信操作を実施する必要があり、インターネットに
よる電子メール伝送に比べて再送信操作が非常に煩雑で
あった。従って、特に、インターネットファクシミリ装
置では、アドレスの入力間違いを防ぐことが望まれる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、インターネットを介して送
信先にファクシミリ伝送を実施可能なインターネットフ
ァクシミリ装置であって、送信先のアドレスのユーザ識
別情報を入力可能な識別情報入力手段と、該識別情報入
力手段によってユーザ識別情報を入力した後に、該ユー
ザ識別情報とドメイン名を区切る@を入力する@入力手
段と、該@入力手段による@の入力に続いて、送信先の
アドレスのドメイン名の候補を絞るために、特定の情報
を入力又は選択する特定情報入力/選択手段と、ドメイ
ン名が多数記憶してあるドメイン記憶手段と、前記識別
情報入力手段及び前記@入力手段による入力が行われた
か否かを判断する判断手段と、該判断手段により前記識
別情報入力手段及び前記@入力手段による入力が行われ
たと判断された後に、前記特定情報入力/選択手段によ
って入力又は選択された前記特定の情報と、前記ドメイ
ン記憶手段に記憶されているドメイン名とを関連させ
て、送信先のアドレスのドメイン名の候補を挙げる候補
提示手段と、前記候補提示手段によって候補が1つのみ
提示された場合には、その候補に確定し、また候補が2
以上提示された場合には、その中から1つの候補を選択
し且つその選択された候補に確定する提示候補確定手段
と、前記識別情報入力手段と前記提示候補確定手段とに
よって確定されたアドレスに従って、インターネット送
信の実行を指令する送信指令手段とを備えるものであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】具体的には、まず、識別情報入力手段によ
り、送信先のアドレスのユーザ識別情報を入力する。続
いて、@入力手段により、ユーザ識別情報とドメイン名
を区切る@を入力する。そして、送信先のアドレスのド
メイン名の候補を絞るために、そのドメインに関連する
特定情報を、特定情報入力/選択手段で入力又は選択す
る。それによって、ドメイン名が多数記憶してあるドメ
イン記憶手段から、その特定情報と関連性の強いドメイ
ン名の候補が候補提示手段によって挙げられる。その候
補から、所望の候補を提示候補確定手段によって確定
し、その確定されたドメイン名と、識別情報入力手段に
よって、例えば文字や数字が入力されたユーザ識別情報
とからなるアドレスに向けて、送信指令手段により、イ
ンターネット送信の実行が指令される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項3記載の発明のインターネットファ
クシミリ装置では、前記ドメイン記憶手段には、ドメイ
ン名が、例えば国内又は国外のインターネットサーバを
意味する様な属性情報と共に多数記憶してあり、前記特
定情報入力/選択手段は、前記ドメイン名の1以上の属
性を選択するものであり、前記候補提示手段は、前記属
性に適合する候補を提示するものであることを特徴とす
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この装置では、上記特定情報としてのドメ
インの属性、具体的には、国内ドメインか国外ドメイン
かのような属性を選択することによって、ドメインの候
補を絞って行くことができ、その候補の中から、送信先
アドレスのドメイン名を選択・確定することができる。
即ち、請求項3の装置では、特定情報として属性を選択
することによって、ドメインの候補を順次絞って行くこ
とができ、その候補の中から、送信先アドレスのドメイ
ン名を選択・確定することができる様に構成されてい
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】別の実施の形態を図4〜図6のフローチャ
ートを参照して説明する。CPU60は、テンキー32
やキャラクタキー41によって、送信先のIDナンバ
ー、更にその直後に続くアット・マークが入力されたか
判断する(図4に示すS31)。上記IDナンバー等が
未だ入力されていない場合には、それらが入力されるま
で待機する(S31:NO)。IDナンバーとアットマ
ークとが入力された場合には(S31:YES)、その
後、ディスプレイ31に、「ドメインが国内ならば国内
という表示を、外国ならば国外という表示を押下する」
という表示と共に、「国内」及び「国外」という表示を
させる(S33)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して送信先にファク
    シミリ伝送を実施可能なインターネットファクシミリ装
    置であって、 送信先のアドレスのユーザ識別情報を入力可能な識別情
    報入力手段と、 送信先のアドレスのドメイン名の候補を絞るために、特
    定の情報を入力又は選択する特定情報入力/選択手段
    と、 ドメイン名が多数記憶してあるドメイン記憶手段と、 前記特定情報入力/選択手段によって入力又は選択され
    た前記特定の情報と、前記ドメイン記憶手段に記憶され
    ているドメイン名とを関連させて、送信先のアドレスの
    ドメイン名の候補を挙げる候補提示手段と、 前記候補提示手段によって候補が1つのみ提示された場
    合には、その候補に確定し、また候補が2以上提示され
    た場合には、その中から1つの候補を選択し且つその選
    択された候補に確定する提示候補確定手段と、 前記識別情報入力手段と前記提示候補確定手段とによっ
    て確定されたアドレスに従って、インターネット送信の
    実行を指令する送信指令手段とを備えることを特徴とす
    るインターネットファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記識別情報入力手段は、文字や数字を
    1文字ずつ入力可能な文字/数字入力手段であり、 前記特定情報入力/選択手段は、前記文字/数字入力手
    段が兼用し、入力又は選択される前記特定の情報とは、
    前記ドメイン名の所定位置における1以上の文字若しく
    は数字であり、 前記候補提示手段は、前記所定位置に相当する位置に前
    記特定情報入力/選択手段により入力又は選択された前
    記文字若しくは数字と同一文字若しくは数字が存在する
    ドメイン名の候補を提示するものであることを特徴とす
    る請求項1記載のインターネットファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記特定情報入力/選択手段は、前記ド
    メイン名の1以上の属性を選択するものであり、 前記候補提示手段は、前記属性に適合する候補を提示す
    るものであることを特徴とする請求項1記載のインター
    ネットファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 送信先のアドレス全体、アドレスの個人
    識別情報、及びアドレスのドメイン名の少なくともいず
    れかの候補を、利用者が登録するための登録キー及び登
    録キーにより登録された候補を記憶する登録用記憶手段
    と、 前記登録用記憶手段に登録した候補から、任意の候補を
    呼び出す呼出手段と、 前記呼出手段で呼び出した候補の中で所望のものがあれ
    ば、それを選択し、且つその選択した候補に確定できる
    呼出候補確定手段を更に有し、 前記送信指令手段は、前記呼出候補確定手段によって確
    定された候補からなるアドレス又は該候補を含むアドレ
    スに対しても、送信実行を指令し得るものであることを
    特徴とする請求項1〜3いずれか記載のインターネット
    ファクシミリ装置。
JP10033945A 1998-01-29 1998-01-29 インターネットファクシミリ装置 Pending JPH11220600A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10033945A JPH11220600A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 インターネットファクシミリ装置
US09/239,144 US6813036B1 (en) 1998-01-29 1999-01-28 Internet facsimile machine

Applications Claiming Priority (1)

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ID=12400658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10033945A Pending JPH11220600A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 インターネットファクシミリ装置

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JP (1) JPH11220600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7990970B2 (en) 2006-05-01 2011-08-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data transmission apparatus, address setting method for the apparatus, and address setting processing program

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7990970B2 (en) 2006-05-01 2011-08-02 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Data transmission apparatus, address setting method for the apparatus, and address setting processing program

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