JPH11220472A - フレーム転送装置 - Google Patents

フレーム転送装置

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JPH11220472A
JPH11220472A JP2105598A JP2105598A JPH11220472A JP H11220472 A JPH11220472 A JP H11220472A JP 2105598 A JP2105598 A JP 2105598A JP 2105598 A JP2105598 A JP 2105598A JP H11220472 A JPH11220472 A JP H11220472A
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JP
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data
frame
packet
sscs
cps
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JP2105598A
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Masatsugu Yano
雅嗣 矢野
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 AAL2タイプ2を用いて復調されたFAX
制御用HDLCフレームを転送する際に、プロトコルオ
ーバヘッド、および転送トラヒック量を少なくすること
により高い回線使用効率を提供し、さらにパケットの組
立・分解に要する時間を短縮し転送遅延時間を短縮する
ようにする。 【解決手段】 HDLCフレームを受信しつつ、その受
信フレームを任意のバイトに区切り、フレームの先頭バ
イトの前にのみヘッダを、フレームの最終バイトの後に
トレーラを付加して、CPSパケット化し送信するスト
リーミングモード送信機構と、受信したCPSパケット
から抽出したデータを、後続のデータの到着を待つこと
なく HDLCフレームとして送信するストリーミング
モード受信機構を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM網を介し
て復調されたモデム信号、例えばFAXのエンド・エン
ド間の制御信号の転送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は例えば、Working text for plann
ed Recommendation I.TRUNK - AAL2 SSCS Trunking(Tor
onto,8-19 September 1997)に示されているフレーム転
送に係わるシステム構成図、また、図12は例えば、AT
Mフォーラム寄書ATMF-0985(Proposal for Facsimile De
modulation in I.TRUNK-packet Format)、あるいはWor
king text for planned Recommendation I.TRUNK - AAL
2 SSCS Trunking(Toronto,8-19 September 1997) に示
された従来のフレーム転送装置の構成を示した図であ
る。
【0003】図1において、1aおよび1bはHDLC
フレームを送受信する端末、2aおよび2bはATM網
3と加入者回線の間でATMセルとHDLCフレームの
プロトコル・フォーマット変換を行うフレーム転送装
置、3はATM網、4aは端末1aを収容するPBX
で、加入者回線を介して端末1aからのHDLCフレー
ムをフレーム転送装置2aに転送する。4bは端末1b
を収容するPBXで、加入者回線を介して端末1bから
のHDLCフレームをフレーム転送装置2bに転送す
る。
【0004】図12は従来のフレーム転送装置である。
図12において、5は加入者回線から入力されるモデム
信号の復調を行うモデム信号復調部、6はHDLCフレ
ーム受信部で、モデム信号復調部5で復調されたデータ
からHDLCフレームを抽出する。23は固定数データ
蓄積部で、HDLCフレーム受信部6からのフレームデ
ータを固定バイト数分蓄積する。24はメッセージモー
ド型パケット組立部で、固定数データ蓄積部23からの
固定バイト数のフレームデータをパケットに組み立て
る。9はATM送信部で、メッセージモード型パケット
組立部24からのパケットを、ATMセルに格納しAT
M網3に送信する。
【0005】10はATM網3から受信したATMセル
からパケットを抽出するATM受信部、25は受信パケ
ットを分解するメッセージモード型パケット分解部、2
6はデータ比較部で、メッセージモード型パケット分解
部25から送られる複数の同一フレームデータを比較す
る。13はHDLCフレーム送信部で、データ比較部2
6から送出されたフレームデータをHDLCフレームに
組み立てる。14はモデム信号変調部で、HDLCフレ
ーム送信部13からのHDLCフレームをモデム信号に
変調して加入者回線に送出する。
【0006】図13は従来例のパケットの組立方法を示
す。図において、 HDLC Frameのバイト1から5の
データをウインドウ0から4のように1バイト分ずつず
らしながら3回重複して、5つのCPSパケットのペイ
ロードに乗せる例を示す。なお、ウインドウ0のバイト
1以外の2バイトおよびウインドウ1のバイト1、2を
除く1バイトはHDLCデータが無い、ここでは存在し
ないデータは“FF”と表わす。15はSSCSヘッ
ダ、16はCPS(Common Part Sublayer)パケットで
ある。図14はCPSパケット16のヘッダ構成を示す
図で、17-1はフレーム転送装置2間でのコネクションの
識別に用いるCID(Connection Identification)フィ
ールド、17-2はCPSパケット16のペイロード長を示
すレングスフィールド、17-3はCPSパケットの種別、
メッセージの先頭/最終識別を表示するUUIフィール
ド、17-4はCID17-1、レングスフィールド17-2、UU
Iフィールド17-3の全体に対するエラー検出ビットを格
納するHECフィールドである。
【0007】図15はCPSパケット16のトレーラ2
0の構成を示したもので、20-aはメッセージタイプを表
示するメッセージタイプフィールド、20-bはCPSパケ
ット16のヘッダ17を除く部分に対するCRCー10
の演算結果を格納するCRC−10フィールドである。
図16はATMセルへのCPSパケットの格納方法と、
CPSパケットを格納するための制御フィールドの内容
を示す図である。図16において、27はATMセルヘ
ッダ、28はATMセルペイロードであり、29はST
F(Start Function)で、ITU-T勧告I.363.2(AAL2)に従い
ATMセルペイロード28にCPSパケット16を格納
する際の制御情報を格納する。30はオフセットフィー
ルド、31はCPSパケット16ごとにインクリメント
するSNフィールド、32はSTFのパリティビット
で、オフセットフィールド30およびSNフィールド3
1に対するパリティの演算結果を格納する。
【0008】次にHDLCからの1バイトのデータをC
PSで3回送信し、3つのCPSのうち正しく受かった
データを選んで受信する動作について説明する。加入者
回線からの変調されたモデム信号を、モデム信号復調部
5が復調してデジタルデータに戻し、HDLCフレーム
受信部6に転送する。HDLCフレーム受信部6はその
デジタルデータからHDLCフレームを抽出し、オクテ
ット単位に固定数データ蓄積部23に送る。固定数デー
タ蓄積部23では、HDLCフレーム受信部6からデー
タを1バイト受信した時点で、新たに受信した最新デー
タを含めた3バイト(最新、最新の1つ前、および最新
の2つ前のデータ)を、メッセージモード型パケット組
立部24に送る(ただし先頭オクテットを受け取った場
合など受信HDLCデータがない場合には“FF”をデ
ータとする)。メッセージモード型パケット組立部24
の動作を図13を用いて示す。
【0009】図13において、HDLCフレームの先頭
オクテットを含む3バイトを固定数データ蓄積部23か
ら受け取ったとき、先頭オクテットをSSCSヘッダ1
5の直後に、後続の2バイト(“FF”、“FF”)を
先頭オクテットの後に設定し、SSCSヘッダ15にシ
ーケンス番号(SN)=0を設定し、さらにトレーラ2
0のメッセージタイプフィールド20-aに、HDLCフレーム
を示すコードを設定し、CRC−10フィールド20-b
に、CPSヘッダ17を除いた部分に対するCRC演算
結果を格納し、CPSパケット16-1を組み立てる。
【0010】以降も上記と同様のシーケンスで、HDL
Cフレームの2オクテット目を受信したときには、SS
CSヘッダ15のシーケンス番号(SN)=1を設定
し、SSCSヘッダ15の直後に2オクテット目、その
後に先頭オクテット、“FF”の順にデータを設定して
CPSパケット16-2を組み立てる。同様に、HDLCフ
レームの3オクテット目を受信した際には、シーケンス
番号(SN)=2、オクテット3(最新)、オクテット
2(最新の1つ前)、オクテット1(最新の2つ前)の
順にデータを設定し、CPSパケット16-2を組み立て
る。
【0011】以降、SSCSヘッダ15のSNフィール
ドを順次インクリメントし、データ部分に、最新、最新
の1つ前、最新の2つ前のデータを設定し、CPSパケ
ット16-3、16-4、16-5を組み立てる。このとき、CPS
パケットヘッダ17のCIDフィールド17-1には通信相
手とあらかじめ取り決めた値を、CPSペイロードレン
グス表示フィールド17-2には、CPSパケットヘッダ1
7を除くデータ長を、UUIフィールド17-3には「パケ
ットタイプ3」であることを表示するコードを、それぞ
れ設定し、各フィールド 17-1,17-2,17-3全体に対して
CRC−5を計算して、HECフィールド17-4に値(剰
余)を格納する。
【0012】メッセージモード型パケット組立部24か
ら、組立完了したCPSパケット16を受け取ったAT
M送信部9の動作を図16を用いて説明する。ATMセ
ルヘッダ27のVPI/VCIフィールド(図示しな
い)に値を設定した後、ATMセルペイロード28の先
頭に、オフセットフィールド30に0、SN31に前に
送信したSTF29のSN31のビット反転した値、オ
フセットフィールド30とSN31に対するパリティの
計算結果を設定したSTFのパリティビット32を含む
STF29を設定し、STF29の直後から、CPSパ
ケット16を1または複数個格納する。
【0013】その後、ATMセルをATM網3に送信す
る。図16では、2個のCPSパケット16が格納さ
れ、ATMセルペイロード28の残余部分はダミーデー
タ(オール0)をフィルしている。なお、オフセットフ
ィールド30の値が1〜47の場合にはCPSパケット
16が複数ATMセルにまたがることを示すが、ここで
は発明の本質的な部分ではないので、CPSパケット1
6の複数ATMセルへのまたがりの説明は省略する。
【0014】一方、ATM網3からATMセルを受信し
たATM受信部10は、ATMセルからCPSパケット
16を取り出し、CPSパケットヘッダ17に対するC
RC−5の計算結果が0以外となったCPSパケット1
6は廃棄し、0となったCPSパケット16のCIDフ
ィールド17-1、UUIフィールド17-3の値が想定してい
た値と異なるとき、およびCPSペイロードレングス表
示フィールド17-2の値と実際のCPSパケット16のC
PSパケットヘッダ17を除いた長さが一致しないもの
は廃棄し、正常なCPSパケット16をメッセージモー
ド型パケット分解部25に転送する。
【0015】メッセージモード型パケット分解部25
は、CPSパケット16のCPSヘッダ17を除いた部
分に対するCRC−10演算結果が0の場合、メッセー
ジタイプ20-aがHDLCフレームであることを確認し、
SSCSヘッダ15とデータ3バイトを、データ比較部
26に送出する。データ比較部26は、SSCSヘッダ
15にシーケンス番号からCPSパケット16の廃棄の
有無を判定し、一定の条件を満たした段階で、1バイト
のフレームデータをHDLCフレーム送信部13に送出
する。データ比較部26の動作を図17を用いて詳細に
説明する。
【0016】HDLCフレームの先頭バイトを含むSN
=0のCPSパケット16-1、先頭バイト、第2オクテッ
トを含むCPSパケット16-2、先頭バイト、第2オクテ
ット、第3オクテットを含むCPSパケット16-3の3つ
のCPSパケット16の到着をSSCSヘッダ15のS
N31の値を基準に待ち合わせ、先頭バイトを含む3つ
のCPSパケット16が到着した時点で、HDLCフレ
ーム送信部13に送出する。
【0017】一方、例えばCPSパケット16-3が到着し
なかった場合には、CPSパケット16-1の到着から一定
時間後に、CPSパケット16-1or 16-2に含まれる先頭
バイトをHDLCフレーム送信部13に送出する。ま
た、CPSパケット16-4が到着しなかった場合には、先
頭バイトをHDLCフレーム送信部13に送出した時点
から一定時間後に、CPSパケット16-2or 16-3に含ま
れる第2オクテットをHDLCフレーム送信部13に送
出する。
【0018】HDLCフレーム送信部13は、受け取っ
た1バイトのデータをHDLCフレーム化し、モデム信
号復調部14に送出する。モデム信号復調部14は、デ
ータを変調した後加入者回線に送信する。
【発明が解決しようとする課題】
【0019】従来のフレーム転送装置は、ATM網内の
回線品質が低く、ATMセル廃棄率が高いことを前提と
しているため、セル廃棄対策として、同一のデータを3
回送信しており、転送に係るオーバヘッドが大きく、さ
らに転送セル数が多くなるため、ATM網内の回線品質
が高い場合には、まれにしか発生しないセル廃棄対策の
ためにATM回線の使用効率を落とすという問題点があ
った。
【0020】また、同一のデータを格納している3個の
パケットの到着を一定時間待ち合わせる必要があるた
め、待ち合わせ遅延が生じるという問題点があった。特
にFAX端末の制御信号用HDLCフレームのモデム変
調速度は300bit/sと極めて低速であり、上記待ち合
わせ遅延がFAX信号転送の遅延になり、品質(転送速
度)の劣化につながることになる。
【0021】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ATM網内の回線品質が高い場
合に、転送にかかるオーバヘッド、および転送トラヒッ
ク量を少なくし、高い回線使用効率を提供し、パケット
の組立・分解に要する時間を短縮し転送遅延時間を短縮
するフレーム転送装置得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この第1の発明に係わる
フレーム転送装置は、変調されたモデム信号を受信し、
復調した後にHDLCフレームを抽出し、ATMセルに
組立てATM網に送信すると共に、ATM網から受信し
たATMセルを分解しHDLCフレームを復元した後、
モデム信号に変調して加入者回線に送信するフレーム転
送装置において、 a.上記変調されたモデム信号を復調するモデム信号復
調部と、 b.上記復調されたデータからHDLCフレームを抽出
し、フラグパターンならびにフラグパターンとそれ以外
のデータとの識別用に挿入された“0”を除去し、デー
タ部分を抽出するHDLCフレーム受信部と、 c.上記HDLCフレーム受信部からのデータを蓄積す
るデータ蓄積部と、 d.上記データ蓄積部からのデータがフレームの先頭で
ある場合、Service Specific Convergence Sublayer
(以下SSCS)ペイロードのデータ種別とSSCSヘ
ッダ自身に対するパリティビットを格納したSSCSヘ
ッダと先頭データを含む1または複数バイトごとにパケ
ットを組み立て、フレームの先頭または最終以外の場
合、1または複数バイトごとにAALタイプ2のCommon
Part Sublayer(以下CPS)パケットに組立て、フレ
ームの最終データの場合、SSCSヘッダおよびSSC
Sペイロードに対するCRC演算結果とHDLCフレー
ムの受信ステータスを格納したトレーラを、最終データ
と同一CPSパケット、または別のCPSパケットに組
立てるストリーミングモード型パケット組立部と、 e.上記ATMセルに上記CPSパケットを、AALタ
イプ2(ITU−T勧告I.363.2)の勧告に従って格納
し、上記ATM網にそのATMセルを送信するATM送
信部と、 f.上記ATM網からATMセルを受信し、AALタイ
プ2の勧告に従ってCPSパケットを抽出するATM受
信部と、 g.上記ATM受信部が抽出したCPSパケットが先頭
CPSパケットの場合には、それに含まれるSSCSヘ
ッダのデータ種別を識別後、後続のデータを抽出してデ
ータゆらぎ吸収部へ送出し、中間CPSパケットの場合
には、CPSペイロードのデータをそのままデータゆら
ぎ吸収部へ送出し、最終CPSパケットの場合には、デ
ータが含まれている場合には、そのデータをデータゆら
ぎ吸収部へ送出し、トレーラのCRC演算結果と、先頭
CPSパケットからのCPSペイロード部分に対するC
RC演算結果を比較し不一致のとき、またはトレーラの
HDLCフレーム受信ステータスが異常終了のとき、デ
ータゆらぎ吸収部にアボートパターンを送出するストリ
ーミングモード型パケット分解部と、 h.ストリーミングモード型パケット分解部からのデー
タを一時的にバッファリングしゆらぎを吸収するデータ
ゆらぎ吸収部と、 i.上記ゆらぎ吸収部がゆらぎ吸収したデータがアボー
トパターンならそのビットストリームのまま、それ以外
のデータならフラグパターンとの識別用の“0”を挿入
し、フラグパターンを追加してHDLCフレームに組立
てるHDLCフレーム送信部と、 j.HDLCフレームをモデム信号に変調して送信する
モデム信号変調部とを有するものである。
【0023】第2の発明に係わるフレーム転送装置は、
上記HDLCフレーム受信部が、モデム信号復調部にて
復調されたデータからHDLCフレームを抽出し、抽出
したフレームをビットストリームとして8ビット単位に
区切ってデータ蓄積部に転送し、上記HDLCフレーム
送信部がデータゆらぎ吸収部からのデータをビットスト
リームとして加工することなく、上記モデム信号変調部
に送出するものである。
【0024】第3の発明に係わるフレーム転送装置は、
上記ストリーミングモード型パケット組立部が、SSC
Sヘッダにエクステンションビットを付加し、複数のS
SCS−PDUにまたがるフレームを送信する場合に、
後続SSCS−PDUの1つ前のSSCS−PDUのS
SCSヘッダのエクステンションビットをセットし、上
記ストリーミングモード型パケット分解部が、SSCS
ヘッダのエクステンションビットがセットされていれ
ば、後続のSSCS−PDUを前のPDUと連結して一
つのHDLCフレームデータとして構成しデータゆらぎ
吸収部へ送出するものである。
【0025】第4の発明に係わるフレーム転送装置は、
上記ストリーミングモード型パケット組立部が、PDU
の最終データとトレーラの間にSSCSペイロード長を
付加し、上記ストリーミングモード型パケット分解部
が、該当フィールドのSSCSペイロード長をリード
し、それまで受信したデータの合計長と比較し、不一致
の場合、データゆらぎ吸収部にフレームアボートを指示
するものである。
【0026】第5の発明に係わるフレーム転送装置は、
上記ストリーミングモード型パケット組立部が、トレー
ラ内にフレーム継続を表示するコードポイントを付加
し、複数のSSCS−PDUにまたがるフレームを送信
する場合には、後続SSCS−PDUの1つ前のSSC
S−PDUのトレーラ内にフレーム継続を表示するコー
ドポイントを設定し、上記ストリーミングモード型パケ
ット分解部が、トレーラ内にフレーム継続を表示するコ
ードポイントを設定されている場合、後続のSSCS−
PDUを現在受信中のSSCS−PDUとを連結して一
つのHDLCフレームデータとして構成し、データゆら
ぎ吸収部へ送出するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図2はこの発明の
フレーム転送装置のブロック構成図である。図におい
て、従来例の図12と同一番号のブロックは同一機能を
有するものである。7はHDLCフレーム受信部6から
のフレームデータを1または任意の複数バイト蓄積する
データ蓄積部、8はデータ蓄積部7からの任意の長さの
データを、パケット化するストリーミングモード型パケ
ット組立部、11はATM受信部10で抽出したCPS
パケット16を分解するストリーミングモード型パケッ
ト分解部、12はストリーミングモード型パケット分解
部11から出力されるフレームデータのデータ種別を認
識するとともに、データを一時的にバッファリングし、
一定間隔で1バイト単位のデータをHDLCフレーム送
信部13に送出するデータ抽出部である。
【0028】図3において、15はSSCSヘッダであ
るが従来例とは異なる。15-a〜15-cがSSCSヘッダ1
5に含まれており、15-aはSSCSヘッダ15に対する
パリティの計算結果を設定するパリティビットフィール
ド、15-cはデータ種別(HDLCコアフレームか、フラ
グパターン、およびフラグとデータ識別用の挿入“0”
ビットを含むビットトランスペアレント)を示すデータ
種別フィールド、18はCPSパケット16のペイロー
ドである。また、図4において、19はSSCS−PD
Uで、SSCSヘッダ15、トレーラ20、およびデー
タを含む。
【0029】次に動作について説明する。モデム信号復
調部5、HDLCフレーム受信部6の動作は従来例と同
一で、HDLCフレーム受信部6が、フラグパターンお
よび挿入“0”ビットを除去したオクテット単位のデー
タをデータ蓄積部7に入力し、データ蓄積部7は、入力
されたフレームデータが、フレームの先頭あるいは最終
部分の場合には、あらかじめ設定しておいたバイト数
A、およびそれ以外の部分の場合には、あらかじめ設定
しておいたバイト数Bをストリーミングモード型パケッ
ト組立部8に送出する。
【0030】ストリーミングモード型パケット組立部8
の動作を図3を用いて説明する。データ蓄積部7から、
HDLCコアフレーム(フラグパターンおよび挿入
“0”ビットを除去したオクテット単位のデータ)の先
頭および第2オクテット(図ではオクテット1、および
オクテット2)を受け取ると、それにSSCSヘッダ1
5を付加する。その際、データ種別フィールド15-cに
「HDLCコアフレーム」を示すコード値を、パリティ
ビットフィールド15-aに、データ種別フィールド15-cの
ビット単位の加算値が偶数になるような値を、設定す
る。
【0031】SSCSヘッダ15とオクテット1、オク
テット2の3バイトをCPSパケット16-1のCPSペイ
ロード18-1に格納する。次にCPSパケットヘッダ17
(図14を参照)のCIDフィールド17-1にあらかじめ
決めておいた値を、CPSペイロードレングス表示フィ
ールド17-2に3(バイト)を、UUIフィールド17-3に
「ストリームモードパケットタイプ3」を示すコード値
を、HECフィールド17-4に17-1、17-2、17-3の各フィ
ールドに対してCRC−5を演算した結果(剰余)を設
定する。その後、CPSパケット16-1をATM送信部9
に送出する。
【0032】同様に、図3において、データ蓄積部7か
らHDLCコアフレームのオクテット3、オクテット4
をCPSパケット16-2のCPSパケットペイロード18-2
に格納し、上記と同じ手順でCPSパケットヘッダ17
の各フィールド17-1〜17-4に値を設定し(ただし、CP
Sペイロードレングス表示フィールド17-2には2(バイ
ト)を設定)、CPSパケット16-2を組立て、ATM送
信部9に送出する。
【0033】また、HDLCコアフレームの最終オクテ
ットNを受け取ったときには、それにトレーラ20を付
加して、CPSパケット16-NのCPSパケットペイロー
ド18-Nに格納する。その際、トレーラ20のメッセージ
タイプフィールド20-aには、データ蓄積部7を介してH
DLCフレーム受信部6から通知されるHDLCフレー
ムCRCステータスが正常であれば「フレーム正常終
了」を示すコードポイントを、異常であれば「フレーム
異常終了」を示すコードポイントを設定する。
【0034】さらにCRC−10フィールドには、CP
Sパケットペイロード18-1〜18-Nまでとメッセージタイ
プフィールド20-aに対するCRC−10の演算結果(剰
余)を格納し、さらにCPSパケットヘッダ17(図1
4参照)の各フィールド17-1〜17-4に値を設定し(ただ
し、CPSペイロードレングス表示フィールド17-2には
3(バイト)を設定)、CPSパケット16-Nを組立て、
ATM送信部9に送出する。ATM送信部9ではストリ
ーミングモード型パケット組立部8からCPSパケット
16を受け取ると、従来例と同じ手順・動作で、ATMセル
にCPSパケット16を格納して、ATM網3に送信す
る。
【0035】上記説明では、HDLCコアフレームの時
系列的なCPSパケット16による転送シーケンスを示
したが、CPSパケットペイロード18-1〜18-Nまでのデ
ータを集めると、図4に示すようなSSCS−PDU1
9となり、CPSパケット16では、このSSCS−P
DU19を分割して送信していることになる。
【0036】次にCPSパケット16の受信側動作につ
いて図5を用いて説明する。ATM受信部10の動作は
従来例と同じである。ATM受信部10からCPSパケ
ット16-1を受け取ったストリーミングモード型パケット
分解部11は、CPSパケットヘッダ17に対して計算
したCRC−5の結果が0でない場合にはCPSパケッ
ト16-1を廃棄し、0の場合、UUIフィールド17-3の値
と受信したCPSパケットペイロード18-1の長さが一致
している場合のみ、CPSパケットペイロード18-1か
ら、SSCSヘッダ15とオクテット1、2を取り出
す。
【0037】SSCSヘッダ15のデータ種別フィール
ド15-c、およびパリティビットフィールド15-aのビット
単位の加算値が偶数以外の場合には、CPSパケット16
-1を廃棄し、該当CID値を持つCPSパケット16の廃
棄フラグをセットする。加算値が偶数の場合にはデータ
種別フィールド15-cの値が正しいと判断する。
【0038】送信側のストリーミングモード型パケット
組立部8では、データ種別フィールド15-cに「HDLC
フレームコア」コードを設定している。ストリーミング
モード型パケット分解部11は、オクテット1、オクテ
ット2をCPSパケットペイロード18-1から取り出し、
HDLCフレームコア受信通知とともに、データ抽出部
12に送出する。データ抽出部12では、オクテット1
を受け取った段階で、HDLCフレーム送信部13にフ
ラグパターンの送出開始を指示する。その後ゆらぎ吸収
遅延時間待ってから、オクテット1、オクテット2の順
にHDLCフレーム送信部13に送出する。
【0039】CPSパケット16-2のCPSパケットペイ
ロード18-2に格納されているオクテット3、4も、CP
Sパケットヘッダ17の各フィールドの整合性を確認
し、さらに該当CID値を持つCPSパケット16の廃棄
フラグがセットされていなければ、取り出し、データ抽
出部12に送出する。廃棄フラグがセットされていた場
合には、CPSパケット16-2を廃棄する。データ抽出部
12では、オクテット3、オクテット4の送出タイミン
グに到達した時点で、HDLCフレーム送信部13に送
出する。
【0040】また、HDLCフレームコアの最終データ
およびトレーラ20を含むCPSパケット16-Nを受信し
た場合、CPSパケットヘッダ17の各フィールドの整
合性を確認し、さらに該当CID値を持つCPSパケッ
ト16の廃棄フラグがセットされていなければ、オクテッ
トNおよびトレーラ20を取り出し、オクテットNをデ
ータ抽出部12に送出する。CPSパケットペイロード
18-1〜18-Nに対するCRC−10の計算結果が0でない
場合、および0の場合でも、メッセージタイプフィール
ド20-aのコードポイントが「フレーム異常終了」である
場合、データ抽出部12にフレームアボート指示を通知
する。一方、メッセージタイプフィールド20-aのコード
ポイントが「フレーム正常終了」の場合には、データ抽
出部12にフレーム終了を通知する。
【0041】データ抽出部12はフレームアボート指示
を受け取ると、HDLCフレーム送信部13への未送出
のデータを廃棄し、HDLCフレーム送信部13にアボ
ートパターンを送出し、フレーム終了を受け取った場合
には、 HDLCフレームコアに対するCRC−16の
演算結果(剰余)16ビットとフラグパターンを送出す
る。
【0042】HDLCフレーム送信部13は、フラグパ
ターンおよびアボートパターンを除いて、データ抽出部
12から受け取ったデータに対して、データとフラグパ
ターンの識別用の“0”ビットを挿入してモデム信号変
調部14に送出し、モデム信号変調部14は、受け取っ
たデータストリームをモデム信号に変調して加入者回線
に送信する。
【0043】上記では、HDLCコアフレームを転送す
る場合を示したが、フラグパターンおよびデータとフラ
グの識別用の挿入“0”ビットを含むビットストリーム
を転送することも可能である。その場合には、HDLC
フレーム受信部6のモード設定をビットトランスペアレ
ントモードに設定しておき、データ蓄積部7はHDLC
フレーム受信部6からのビットストリームを8ビット単
位に区切り、あらかじめ決めておいたバイト数分蓄積さ
れると、ストリーミングモード型パケット組立部8に送
出する。
【0044】ストリーミングモード型パケット組立部8
では、ビットストリームの先頭部分の場合にはSSCS
ヘッダ15を付加し、CPSパケット16-1のCPSパケ
ットペイロード18-1に格納する。その際、データ種別フ
ィールド15-cを「ビットトランスペアレントモード」を
示すコードを設定し、ATM送信部9に送出する。ま
た、ビットストリームの中間部分(図3ではオクテット
3、4)は、CPSパケット16-2のCPSパケットペイ
ロード18-2に格納し、ATM送信部9に送出する。
【0045】データ蓄積部7を介してHDLCフレーム
受信部6からフレームエンドを受け取った場合、ビット
ストリームの最終部分(図3ではオクテットN)と判断
し、トレーラ20のメッセージタイプフィールド20-aに
「フレーム正常終了」を示すコードポイントを設定す
る。一方、フレームアボートを受け取った場合には、
「フレーム異常終了」を示すコードポイントを設定す
る。その後、オクテットNとトレーラ20をCPSパケ
ットペイロード18-Nに格納し、CPSパケット16-Nを組
立てATM送信部9に送出する。最終オクテットNはバ
イト境界にならない場合があるが、その場合にはダミー
データをフィルする。送信側に関しては、上記以外はH
DLCコアフレームを転送する場合と同じである。
【0046】一方、受信側では、ストリーミングモード
型パケット分解部11において、CPSパケット16-1の
CPSパケットペイロード18-1から、SSCSヘッダ1
5とオクテット1、2を取り出し、SSCSヘッダ15
のデータ種別フィールド15-cのコードが「ビットトラン
スペアレントモード」であることを認識し、データ抽出
部12に、ビットトランスペアレントモード通知ととも
に、オクテット1、2を送出する。データ抽出部12で
は、オクテット1受信からゆらぎ吸収遅延時間待ち合わ
せた後、あらかじめ、ビットトランスペアレントモード
に設定しておいたHDLCフレーム送信部13に、オク
テット1、2を順次送信する。
【0047】ビットストリームの中間部分(図3ではオ
クテット3、4)をCPSパケット16-2のCPSパケッ
トペイロード18-2から取り出したときには、データ抽出
部12にオクテット3、4を送出する。データ抽出部1
2はHDLCフレーム送信部13への送出タイミング到
達時点で、オクテット3、4を順次送出する。
【0048】ビットストリームの最終部分(図3ではオ
クテットN)とトレーラ20を、CPSパケット16-Nの
CPSパケットペイロード18-Nから取り出したときに
は、CPSパケットペイロード18-1〜18-NまでのCRC
−10の演算結果が0のとき、およびメッセージタイプ
フィールド20-aが「フレーム正常終了」を示すコードポ
イントのとき、オクテットNをデータ抽出部12に送出
後、直ちにフレーム終了をデータ抽出部12に通知す
る。
【0049】一方、CRC−10の演算結果が0でない
とき、またはメッセージタイプフィールド20-aが「フレ
ーム異常終了」のコードポイント場合には、オクテット
Nをデータ抽出部12に送出後、フレームアボートをデ
ータ抽出部12に通知する。
【0050】データ抽出部12はフレーム終了通知を受
け取った場合、HDLCフレーム送信部13への全ての
データ送信完了して、データ受信待機状態に入る。フレ
ームアボート通知を受け取った場合には、未送信のデー
タを廃棄し、HDLCフレーム送信部13へアボートパ
ターン送出後、データ受信待機状態に入る。上記以外の
動作は、HDLCコアフレーム転送動作と同一である。
【0051】なお、ビットトランスペアレントモードで
最終オクテットにダミービットが付加されても、FAX
の制御信号の場合は、情報フィールドの後のフラグパタ
ーンでHDLCフレームの区切りを認識できるので問題
はない。もし、ダミービットの転送を避けたい場合に
は、メッセージタイプフィールド20-aの一部にダミービ
ット数を表示するフィールドを設けても良い。
【0052】以上のように、本発明のフレーム転送装置
はATM網上でストリーミングモードでHDLCフレー
ムを転送するようにしているので、転送遅延を低減する
ことができる。また、HDLCフレームの同一データを
繰り返し転送していないため、転送セル数が少なく済
み、トラヒック量を低減することができる。
【0053】さらに、ITU-Tにおいて、AAL2・SS
CSのパケットタイプとして検討されているパケットタ
イプ3と、本発明で用いるヘッダとトレーラの構成が同
一であり、プロトコルの類似性が高く、実装する際、H
/WあるいはS/W共通化が図れ、装置コストが低減で
きる。さらに、フラグパターン、挿入“0”、FCSを
取り去ったHDLCコアフレームの転送も、フラグパタ
ーン、挿入“0”、FCSを含めたビットストリーム全
体の転送の両方に対応可能である。また、SSCSヘッ
ダに1バイト、トレーラに2バイトの合計3バイトのオ
ーバヘッドで済むため、データの転送効率を高めること
ができる。
【0054】実施の形態2.以上の実施の形態1では、
HDLCフレームのデータが1つのSSCS−PDUに
納まる場合を示したしたものであるが、次にHDLCフ
レームのデータが複数のSSCS−PDUにまたがって
転送される実施の形態を示す。図6は、このような場合
のHDLCフレームのパケット化とその送信シーケンス
を示す図である。また、図7は複数SSCS−PDUと
HDLCフレームデータとの関係を示す図であり、34
はHDLCフレームデータである。
【0055】HDLCフレームの先頭、および第2オク
テット(オクテット1、およびオクテット2)をデータ
蓄積部7から受け取ったストリーミングモード型パケッ
ト組立部8は、あらかじめ、これから長いHDLCフレ
ームの転送が開始されることを、フレーム転送装置2の
図示しない制御ブロックから通知されているため、SS
CSヘッダ15を組み立てる際、エクステンションビッ
ト15-bに1(このSSCS−PDUに続くPDUにHD
LCフレームがまたがることを表示)を設定し、SSC
Sヘッダ15とオクテット1、2をCPSパケットペイ
ロード18-1に格納し、CPSパケット16-1を組立てる。
【0056】このとき、CPSパケットヘッダ17のU
UIフィールド17-3には「メッセージの先頭/中間」を
示すコードを設定し、ATM送信部9に送出する。ま
た、HDLCフレームの中間部分については実施の形態
1と同じ手順で、例えばCPSパケット16-2のCPSパ
ケットペイロード18-2にオクテット3、4を格納し、C
PSパケットヘッダ17のUUIフィールド17-3には
「メッセージの先頭/中間」を示すコードを設定し、A
TM送信部9に送出する。
【0057】一方、ストリーミングモード型パケット組
立部8は、CPSペイロード18に格納して転送したデ
ータのバイト数をカウントしておき、一定値Nに達した
場合に、即ち図7ではオクテットNを受け取ったとき、
第1のSSCS−PDUの最終バイトと判定し、オクテ
ットNとトレーラ20-1をCPSパケットペイロード18-N
に格納し、CPSパケット16-Nを組み立てる。このと
き、トレーラ20-1のメッセージタイプフィールド20-1-a
には、「フレーム正常終了」もしくは「後続フレーム有
り」のいずれかに相当するコードポイントを設定する。
また、CPSパケットヘッダ17のUUIフィールド17
-3にはメッセージの最終を示すコードを設定する。その
後、ATM送信部9に送出する。
【0058】次にオクテットN+1、N+2を受けとっ
たストリーミングモード型パケット組立部8は、SSC
Sヘッダ15とオクテットN+1、N+2をCPSパケ
ットペイロード18-(N+1)に格納し、CPSパケットヘッ
ダ17の各フィールドを設定してCPSパケット16-(N+
1)を組立てる。このとき、SSCSヘッダ15のエクス
テンションビット15-bには0を設定する。(ストリーミ
ングモード型パケット組立部8は、あらかじめ2×Nバ
イト以内にHDLCフレーム長が納まることを通知され
ているものとする)
【0059】その後、ストリーミングモード型パケット
組立部8は、HDLCフレームの最終バイトN+Kを、
HDLCフレーム受信部6からデータ蓄積部7を介して
通知されるフレームエンド通知とともに受け取り、オク
テットN+Kとトレーラ20-2をCPSパケットペイロー
ド18-(N+K)に格納し、CPSパケット16-(N+K)を組み立
てる。
【0060】このとき、トレーラ20-2のメッセージタイ
プフィールド20-2-aには、HDLCフレーム受信部6か
らデータ蓄積部7を介して通知されるフレームの終了状
態通知の内容によって「フレーム正常終了」もしくは
「フレーム異常終了」のいずれかに相当するコードポイ
ントを設定する。また、CPSパケットヘッダ17のU
UIフィールド17-3にはメッセージの最終を示すコード
を設定する。
【0061】一方、ストリーミングモード型パケット分
解部11は、CPSパケット16-1を受信した際、CPS
パケットペイロード18-1に格納されているSSCSヘッ
ダ15のエクステンションビット15-bを調べ、1のと
き、内部継続フラグをセットし、オクテット1、2をデ
ータ抽出部12に送出する。
【0062】CPSパケット16-Nを受信した際、CPS
パケットペイロード18-Nに格納されているオクテットN
をデータ抽出部12に送出し、トレーラ20-1のメッセー
ジタイプフィールド20-1-aが「フレーム正常終了」を示
すコードポイントの場合、内部継続フラグがセットされ
ているとき、または、メッセージタイプフィールド20-1
-aが「後続フレーム有り」のとき、次のCPSパケット
16-(N+1)の受信待ちに入り、メッセージタイプフィール
ド20-1-aが「フレーム正常終了」を示すコードポイン
ト、かつ内部継続フラグがセットされていない場合、
データ抽出部12にフレーム終了を通知する。
【0063】その後、CPSパケット16-(N+1)を受信し
た際、CPSパケットペイロード18-(N+1)に格納されて
いるオクテットN+1,N+2をデータ抽出部12に送出す
る。また、CPSパケット16-(N+K)を受信した際、オク
テットN+Kをデータ抽出部12に送出する。トレーラ
20-2のメッセージタイプフィールド20-2-aのコードが
「フレーム正常終了」を示すコードポイントのとき、
データ抽出部12にフレーム終了を通知する。「フレー
ム異常終了」を示すコードポイントのとき、データ抽出
部12にフレームアボートを通知する。
【0064】ストリーミングモード型パケット組立部
8、およびストリーミングモード型パケット分解部11
に関して上記に示した動作以外は、実施の形態1と同じ
である。従って、上記実施の形態では、図7に示すよう
にHDLCフレームデータ34が2つのSSCS−PD
U19-1,19-2にまたがって転送されている。SSCS−
PDUの長さに制限がある理由はCRC−10のエラー
検出能力の制約、およびCPSパケットペイロード18
の長さの制約によるものである。
【0065】以上のように、本発明のフレーム転送装置
は、CRC−10のエラー検出能力、あるいはCPSパ
ケットペイロード18の長さの制約によりSSCS−P
DU19の長さに制限があるケースにおいても、SSC
S−PDU長を越えるHDLCフレームを転送すること
が可能になる。
【0066】実施の形態3.以上の実施の形態3では、
SSCS−PDU19の長さをCPSパケットヘッダ1
7のCPSペイロードレングスフィールド17ー2に示
された値を加えて算出しているが、本実施の形態ではS
SCS−PDU19の長さを受信側に通知するものであ
る。図8はこのような場合のHDLCフレームのパケッ
ト化とその送信シーケンスを示す図である。図9は実施
の形態3におけるSSCS−PDU19の構成を示す図
である。
【0067】ストリーミングモード型パケット組立部8
は、HDLCフレームの最終バイト(オクテットN)を
データ蓄積部7から受け取ったとき、CPSパケットペ
イロード18-1〜18-Nの合計長を、レングスフィールド2
1に設定し、オクテットNをCPSパケットペイロード
18-Nに格納し、CPSパケット16-Nを組立てる。このと
き、CPSパケットヘッダ17のUUIフィールド17-3
には「メッセージの先頭/中間」を示すコードを設定す
る。
【0068】次に、レングスフィールド21とトレーラ
20をCPSパケットペイロード18-(N+1)に格納し、C
PSパケット16-(N+1)を組立てる。このとき、CPSパ
ケットヘッダ17のUUIフィールド17-3には「メッセ
ージの最終」を示すコードを設定する。
【0069】一方、ストリーミングモード型パケット分
解部11は、CPSパケットヘッダ17のUUIフィー
ルド17-3が「メッセージの最終」を示すコードを持つC
PSパケット16-(N+1)を受信したとき、レングスフィー
ルド21とトレーラ20をCPSパケットペイロード18
-(N+1)から取り出し、CPSパケットペイロード18-1〜
18-Nの合計長とレングスフィールド21の値とが一致す
るかどうかを調べ、不一致のとき、データ抽出部12に
フレームアボートを通知する。レングスフィールド21
を含むSSCS−PDU19の構成は図9の通りとな
る。
【0070】以上のように、本実施の形態のフレーム転
送装置では、SSCS−PDU19の長さを示すレング
スフィールド21を設けたので、SSCS−PDU19
の長さをCPSパケットヘッダ17のCPSペイロード
レングスフィールド17-2に表示された値を加えて算出す
る必要がなく、またCRC−10によるエラー検出もれ
をリカバーできる確率を低減できる。
【0071】実施の形態4.以上の実施の形態3では、
10ビットのCRC−10のエラー検出能力によるSS
CS−PDU19の長さに制限があり、長いHDLCフ
レームを複数のSSCS−PDU19に分割する必要が
あったが、本実施の形態は、長さの制約を低減させたS
SCS−PDUにより転送する例を示す。図10はこの
ような場合のHDLCフレームのパケット化とその送信
シーケンスを示す図である。
【0072】図11は実施の形態4におけるSSCS−
PDU19の構成を示す図であり、22はタイプ4トレ
ーラ、22-aはフレーム転送装置間でHDLCフレームの
転送状態を表示するタイプ4ユーザ・ユーザ情報フィー
ルド、22-bはリザーブフィールド、22-cはタイプ4レン
グスフィールド、22-dは32ビットのCRC32フィー
ルドである。
【0073】ストリーミングモード型パケット組立部8
とストリーミングモード型パケット分解部11の動作を
図10を用いて説明する。CPSパケット16の組立て
・分解方法、およびCPSパケットペイロード18への
HDLCフレームの格納・取り出し方法は、実施の形態
1あるいは2と同じである。ただし、SSCSヘッダ1
5の構成は、データ種別フィールド15-cとパリティビッ
トフィールド15-aのみとなる。
【0074】また、CPSパケットヘッダ17のUUI
フィールド17-3の「メッセージ先頭・中間/最終」のコ
ードが、「メッセージ先頭・中間」が27、「メッセー
ジ最終」が26となる。さらに、実施の形態1あるいは
2のトレーラ20がタイプ4トレーラ22に置き換わ
る。図11にタイプ4トレーラ22の構成を示してい
る。タイプ4ユーザ・ユーザ情報フィールド22-aに、H
DLCフレームの終了状態、すなわち、「フレーム正常
終了」、「フレーム異常終了」を示すコードポイントを
設定する。
【0075】また、タイプ4レングスフィールド22-cに
CPSペイロード18の合計長を格納し、CRC−32
フィールド22-dにCPSペイロード18とタイプ4トレ
ーラ22のうちCRC−32フィールド22-dを除いたフ
ィールドに対するCRCー32の演算結果(剰余)を格
納する。
【0076】以上のように、本実施の形態のフレーム転
送装置では、長いCRC(例えば32ビット)を用いた
ので、長いHDLCフレームを1つのSSCS−PDU
で転送可能となる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、この第1の発明によれば
ATM網上でストリーミングモードでHDLCフレーム
を転送するようにしているので、転送遅延を低減するこ
とができる。また、HDLCフレームの同一データを繰
り返し転送していないため、転送セル数が少なく済み、
トラヒック量を低減することができる。また、ITU-Tに
おいてAAL2・SSCSのパケットタイプとして検討
されているパケットタイプ3と、本発明に用いるヘッダ
とトレーラの構成が同一であり、プロトコルの類似性が
高く、実装する際、H/WあるいはS/W共通化が図
れ、装置コストが低減できる。
【0078】第2の発明によれば、フラグパターン、挿
入“0”、FCSを含めたHDLCフレームのビットス
トリーム全体を転送するので、ATM網内を透過的にH
DLCフレームを転送することができる。
【0079】第3の発明によれば、SSCSヘッダに後
続の有無を示すエクステンションビットを設けたので、
複数のAALタイプ2・SSCS−PDUにまたがった
長さを持つHDLCフレームを転送することができる。
【0080】第4の発明によれば、SSCS−PDU1
9の長さを示すレングスフィールド21を設けたので、
SSCS−PDU19の長さをCPSパケットヘッダ
17のCPSペイロードレングスフィールド17-2に表示
された値を加えて算出する必要がなく、またCRC−1
0によるエラー検出もれをリカバーできる確率を大きく
できる。
【0081】第5の発明によれば、あらかじめ送信する
フレーム長が分からないケースにおいても、複数のAA
Lタイプ2・SSCS−PDUにまたがった長さを持つ
HDLCフレームを転送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレーム転送に係わるシステム構成を示す図
である。
【図2】 この発明のフレーム転送装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 実施の形態1におけるフレームのパケット化
と送信シーケンスを示す図である。
【図4】 実施の形態1におけるSSCS−PDUと、
SSCSヘッダおよびトレーラの関係を示す図である。
【図5】 実施の形態1におけるフレームの受信とパケ
ット分解のシーケンスを示す図である。
【図6】 実施の形態2におけるフレームのパケット化
と送信シーケンスを示す図である。
【図7】 実施の形態2における複数SSCS−PDU
をまたがるフレームデータとの関係を示す図である。
【図8】 実施の形態3におけるフレームのパケット化
と送信シーケンスを示す図である。
【図9】 実施の形態3におけるSSCS−PDUと、
SSCSヘッダ、レングスフィールド、およびトレーラ
の関係を示す図である。
【図10】 実施の形態4におけるフレームのパケット
化と送信シーケンスを示す図である。
【図11】 実施の形態4におけるSSCSヘッダ、お
よびトレーラの内容を示す図である。
【図12】 従来例のフレーム転送装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図13】 従来例におけるフレームのパケット化と送
信シーケンスを示す図である。
【図14】 CPSパケットのヘッダの内容を示す図で
ある。
【図15】 トレーラの内容を示す図である。
【図16】 ATMセルへのCPSパケットの格納方法
と、CPSパケットを格納するための制御フィールドの
内容を示す図である。
【図17】 従来例におけるCPSパケット受信とパケ
ット分解のシーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 端末 2 フレーム転送装置 3 ATM網 4 PBX(構内交換機) 5 モデム信号復調部 6 HDLCフレーム受信部 7 データ蓄積部 8 ストリーミングモード型パケット組立部 9 ATM送信部 10 ATM受信部 11 ストリーミングモード型パケット分解部 12 データ抽出部 13 HDLCフレーム送信部 14 モデム信号変調部 15 SSCSヘッダ 15−a パリティビットフィールド 15−b エクステンションビット 15−c データ種別フィールド 16 CPS(Common Part Sublayer)パケット 17 CPSパケットヘッダ 17−1 CID(Connection Identification)フィー
ルド 17−2 CPSペイロードレングス表示フィールド 17−3 UUI(User・User Information) フィール
ド 17−4 HEC(Header Error Correction) フィー
ルド 18 CPSパケットペイロード 19 SSCSーPDU 20 トレーラ 20−a メッセージタイプフィールド 20−b CRC−10フィールド 21 レングスフィールド 22 タイプ4トレーラ 22−a タイプ4トレーラのユーザ・ユーザ情報フィ
ールド 22−b リザーブフィールド 22−c タイプ4トレーラのレングスフィールド 22−d CRC−32フィールド 23 固定数データ蓄積部 24 メッセージモード型パケット組立部 25 メッセージモード型パケット分解部 26 データ比較部 27 ATMセルヘッダ 28 ATMセルペイロード 29 STF(Start Field) 30 オフセットフィールド(OSF) 31 SN(Sequence Number) 32 STFのパリティビット 33 ダミーデータ 34 HDLCフレームデータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調されたモデム信号を受信し、復調し
    た後にHDLCフレームを抽出し、ATMセルに組立て
    ATM網に送信すると共に、ATM網から受信したAT
    Mセルを分解しHDLCフレームを復元した後、モデム
    信号に変調して加入者回線に送信するフレーム転送装置
    において、以下の構成要素を有するフレーム転送装置。 a.上記変調されたモデム信号を復調するモデム信号復
    調部、 b.上記復調されたデータからHDLCフレームを抽出
    し、フラグパターンならびにフラグパターンとそれ以外
    のデータとの識別用に挿入された“0”を除去し、デー
    タ部分を抽出するHDLCフレーム受信部、 c.上記HDLCフレーム受信部からのデータを蓄積す
    るデータ蓄積部、 d.上記データ蓄積部からのデータがフレームの先頭で
    ある場合、Service Specific Convergence Sublayer
    (以下SSCS)ペイロードのデータ種別とSSCSヘ
    ッダ自身に対するパリティビットを格納したSSCSヘ
    ッダと先頭データを含む1または複数バイトごとにパケ
    ットを組み立て、フレームの先頭または最終以外の場
    合、1または複数バイトごとにAALタイプ2のCommon
    Part Sublayer(以下CPS)パケットに組立て、フレ
    ームの最終データの場合、SSCSヘッダおよびSSC
    Sペイロードに対するCRC演算結果とHDLCフレー
    ムの受信ステータスを格納したトレーラを、最終データ
    と同一CPSパケット、または別のCPSパケットに組
    立てるストリーミングモード型パケット組立部、 e.上記ATMセルに上記CPSパケットを、AALタ
    イプ2(ITU−T勧告I.363.2)の勧告に従って格納
    し、上記ATM網にそのATMセルを送信するATM送
    信部、 f.上記ATM網からATMセルを受信し、AALタイ
    プ2の勧告に従ってCPSパケットを抽出するATM受
    信部、 g.上記ATM受信部が抽出したCPSパケットが先頭
    CPSパケットの場合には、それに含まれるSSCSヘ
    ッダのデータ種別を識別後、後続のデータを抽出してデ
    ータゆらぎ吸収部へ送出し、中間CPSパケットの場合
    には、CPSペイロードのデータをそのままデータゆら
    ぎ吸収部へ送出し、最終CPSパケットの場合には、デ
    ータが含まれている場合には、そのデータをデータゆら
    ぎ吸収部へ送出し、トレーラのCRC演算結果と、先頭
    CPSパケットからのCPSペイロード部分に対するC
    RC演算結果を比較し不一致のとき、またはトレーラの
    HDLCフレーム受信ステータスが異常終了のとき、デ
    ータゆらぎ吸収部にアボートパターンを送出するストリ
    ーミングモード型パケット分解部、 h.ストリーミングモード型パケット分解部からのデー
    タを一時的にバッファリングしゆらぎを吸収するデータ
    ゆらぎ吸収部、 i.上記ゆらぎ吸収部がゆらぎ吸収したデータがアボー
    トパターンならそのビットストリームのまま、それ以外
    のデータならフラグパターンとの識別用の“0”を挿入
    し、フラグパターンを追加してHDLCフレームに組立
    てるHDLCフレーム送信部、 j.HDLCフレームをモデム信号に変調して送信する
    モデム信号変調部。
  2. 【請求項2】 上記HDLCフレーム受信部は、モデム
    信号復調部にて復調されたデータからHDLCフレーム
    を抽出し、抽出したフレームをビットストリームとして
    8ビット単位に区切ってデータ蓄積部に転送し、 上記HDLCフレーム送信部はデータゆらぎ吸収部から
    のデータをビットストリームとして加工することなく、
    上記モデム信号変調部に送出することを特徴とする請求
    項1に記載のフレーム転送装置。
  3. 【請求項3】 上記ストリーミングモード型パケット組
    立部は、SSCSヘッダにエクステンションビットを付
    加し、複数のSSCS−PDUにまたがるフレームを送
    信する場合に、後続SSCS−PDUの1つ前のSSC
    S−PDUのSSCSヘッダのエクステンションビット
    をセットし、 上記ストリーミングモード型パケット分解部は、SSC
    Sヘッダのエクステンションビットがセットされていれ
    ば、後続のSSCS−PDUを前のPDUと連結して一
    つのHDLCフレームデータとして構成しデータゆらぎ
    吸収部へ送出することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載のフレーム転送装置。
  4. 【請求項4】 上記ストリーミングモード型パケット組
    立部は、PDUの最終データとトレーラの間にSSCS
    ペイロード長を付加し、 上記ストリーミングモード型パケット分解部は、該当フ
    ィールドのSSCSペイロード長をリードし、それまで
    受信したデータの合計長と比較し、不一致の場合、デー
    タゆらぎ吸収部にフレームアボートを指示することを特
    徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載のフ
    レーム転送装置。
  5. 【請求項5】 上記ストリーミングモード型パケット組
    立部は、トレーラ内にフレーム継続を表示するコードポ
    イントを付加し、複数のSSCS−PDUにまたがるフ
    レームを送信する場合には、後続SSCS−PDUの1
    つ前のSSCS−PDUのトレーラ内にフレーム継続を
    表示するコードポイントを設定し、 上記ストリーミングモード型パケット分解部は、トレー
    ラ内にフレーム継続を表示するコードポイントを設定さ
    れている場合、後続のSSCS−PDUを現在受信中の
    SSCS−PDUとを連結して一つのHDLCフレーム
    データとして構成し、データゆらぎ吸収部へ送出するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレー
    ム転送装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003316397A (ja) * 2002-04-16 2003-11-07 Microsoft Corp エラー耐性コーディング
JP2009017149A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Nec Commun Syst Ltd 転送装置及びそれに用いるフレーム無終端中継方法
US7577152B2 (en) 2002-09-11 2009-08-18 Nokia Siemens Networks Gmbh & Co. Kg Method and apparatus for modification of connections in a communications system which is based on data compression

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