JPH11219939A - 基板載置台表面保護板、処理室内部のクリーニング方法及び基板載置台のクリーニング方法 - Google Patents
基板載置台表面保護板、処理室内部のクリーニング方法及び基板載置台のクリーニング方法Info
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Abstract
ることのない基板載置台表面保護板とそれを用いた処理
室内部及び基板載置台のクリーニング方法を提供するこ
と。 【解決手段】 基板載置台表面保護板27のクリーニン
グ側表面部又は全体をマイクロクラック4が実質的にな
い炭化珪素で形成し、これを基板載置台31上、例えば
基板載置台31の基板を設置すべき部位25に設置し、
当該保護板27からパーティクルを発生させることな
く、該部位25の周りの部分26から付着物30を除去
するクリーニングを行うことを可能にした。
Description
護板並びにこれを用いた処理室及び基板載置台のクリー
ニング方法に関する。
示されているように、サセプタのような基板載置台の表
面をHCl等のクリーニングガスでクリーニングして該
表面上の堆積物を除去する場合、基板載置台に形成され
基板が挿入されるべきポケット又は基板載置台上面の基
板が載置されるべき部分に炭化シリコン製の保護板(い
わゆるダミーウエハ)を設置して、これらの部分がクリ
ーニングガスによって化学的に侵食されるのを防止して
いる。
操作を行って炭化珪素製の保護板がクリーニングガスに
されされると、クリーニングガスとの反応によって保護
板が表面から侵食されて少しずつ消耗していくことが知
られている。この保護板は、通常、バルク焼結法又はド
クタブレード法によって形成されるもので、所望の厚
さ、平行度及び平坦度を得るために、研削と研磨の機械
加工が行われる。ところが、これら機械加工によって、
図1に示すように、この保護板1(以下、単に「保護板
1」という)の、機械加工された表面部2の炭化窒素の
結晶粒3にマイクロクラック4が生じ、これらが生じた
部分がダメージ層になってしまう。保護板1を基板載置
台上に載置してクリーニング作業を行う際に、保護板1
のクリーニングガスにさらされる側の表面部が、このよ
うなダメージ層を有する表面部であると、マイクロクラ
ックにクリーニングガスが侵入し、マイクロクラック近
傍の炭化珪素がクリーニングガスとの反応によって侵食
されるために、表面部2の結晶粒3のうちのマイクロク
ラックに囲まれた部分が保護板1の表面から固体粒子
(パーティクル)として剥離し、保護板1からパーティ
クルを発生する。
保護板1を、処理室の内部に配置された基板載置台上に
載置して、処理室内部をクリーニングすると、保護板1
から発生したパーティクルが飛散して処理室の内部を汚
染するという問題があった。これを避けるために、基板
載置台を、処理室とは別のクリーニング室内に移し、基
板載置台上に保護板を載置して、基板載置台をクリーニ
ングすることが考えられる。しかし、この場合にも、当
然のことながらクリーニング室内でパーティクルの飛散
が起き、クリーニング室の内部をパーティクルが付着し
てしまい、今度はクリーニング室の内部を頻繁にクリー
ニングしなければならなくなる。従って、基板載置台を
処理室外のクリーニング室に移してクリーニングを行う
ことは問題の解決にならない。
おけるパーティクルの発生を抑制することが可能な基板
載置台表面保護板と、前記基板載置台表面保護板を使用
して基板載置台をクリーニングする方法と、前記基板載
置台表面保護板を使用して内部に基板載置台が配置され
る処理室の内部をクリーニングする方法を提供すること
にある。
めに、請求項1に記載の発明に基づく基板載置台表面保
護板は、基板載置台上の所定の部位に設置されて、該部
位をクリーニングガスから保護するための基板載置台表
面保護板であって、少なくともクリーニングガスにさら
される側の表面部をマイクロクラックが実質的になく形
成した炭化珪素板から成ることを特徴とする。
の発明において、前記クリーニングガスにさらされる側
の前記表面部は、前記炭化珪素板の表面を炭化珪素を構
成する原子の再配列を可能にする温度で熱処理して形成
されていることを特徴とする。
の発明において、前記クリーニングガスにさらされる側
の前記表面部は、CVD法によって形成された炭化珪素
層であることを特徴とする。
のいずれかの1に記載の発明において、全体がマイクロ
クラックが実質的になく形成されていることを特徴とす
る。
のいずれかの1に記載の発明において、多孔質グラファ
イト板と珪素ソースのガスを含有する反応ガスとを反応
させて形成したことを特徴とする。
リーニング方法は、基板載置台を内部に配置し、該基板
載置台上に基板を載置して処理するための処理室におい
て、該基板載置台上に請求項1乃至5のいずれかの1に
記載の基板載置台表面保護板を設置し、該処理室の内部
をクリーニングガスを用いてクリーニングすることを特
徴とする。
ーニング方法は、請求項1乃至5のいずれかの1に記載
の基板載置台表面保護板を、基板載置台上に設置し、該
基板載置台をクリーニングガスを用いてクリーニングす
ることを特徴とする。
板載置台表面保護板の第1実施形態を、図4及び図5は
本発明の基板載置台表面保護板の第2実施形態を、図6
及び図7は本発明の基板載置台表面保護板の第3実施形
態を、図8は本発明の基板載置台のクリーニング法の1
実施形態を示す。そして、図1は、機械加工によって基
板載置台表面保護板の表面部に発生したマイクロクラッ
クを示す断面図、図2は、本発明の第1実施例の基板載
置台表面保護板の表面部を熱処理する工程の概略図、図
3は図2の熱処理の結果を示す断面図、図4は、本発明
の第2実施例の基板載置台表面保護板の表面をCVD法
で形成する工程の概略図、図5は図4の方法で形成され
た基板載置台表面保護板の一部の断面図、図6は、本発
明の第3実施例の基板載置台表面保護板を形成する工程
の概略図、図7は図4の方法で形成された基板載置台表
面保護板の一部の断面図、図8は、本発明の基板載置台
表面保護板を用いた処理室内部のクリーニング法の1実
施例を示す概略図である。
によって形成された炭化珪素板1は、厚さが、例えば、
0.6mm乃至0.8mmで、これらの機械加工によ
り、その機械加工された側の表面部2に、上述の通り、
マイクロクラック4が生じている。
護板は、表面部2に図1に示すマイクロクラック4を有
する炭化珪素板1を出発材とする。図2に示すように、
保護板載置部材5上に載置された炭化珪素板1の前記表
面部2にレーザ光線6を均等に照射し、マイクロクラッ
ク4がある表面部2のみを1,800℃程度に10分程
度加熱し、該表面部2を熱処理する。これによって、表
面部2の炭化珪素を構成する原子に再配列が生じ、図3
に示すように、マイクロクラック4の大部分が消滅した
基板載置台表面保護板(以下、単に「保護板」という)
7が形成される。この熱処理によって、ダメージ層は、
マイクロクラックがほとんどない均質な炭化珪素の部分
に換えられる。従って、熱処理後の表面部2はクリーニ
ングガスに対して耐性が高くなり、また、クリーニング
作業中にここからパーティクルが発生することがなくな
る。
毎に厚さが通常400nmほど減少する。そのため、保
護板7の内部にマイクロクラックがあると、クリーニン
グの度毎に保護板7の厚さが減少してこれらマイクロク
ラックが表面部に現れていわゆるパーティクルが発生す
ることになる。そこで、保護板7を用いて、多数回(例
えば、1,000回)クリーニングを行うことができる
ようにするためには、内部にマイクロクラックが実質的
にないことが望ましい。しかし、クリーニング回数があ
まり多くなくて済む場合には、上記の表面部の熱処理は
内部にマイクロクラックがある場合にも有効である。な
ぜならば、表面部2を上記のように熱処理することによ
って、表面部2のマイクロクラックは大部分が消滅し、
このようにしてできた、マイクロクラックが実質的にな
い表面部2が残っている限り、パーティクルを生じるこ
となく保護板7を用いたクリーニングを行うことができ
るからである。
置台表面保護板の第2実施形態について述べる。この実
施形態は研削や研磨の機械加工等によってマイクロクラ
ックが生じた炭化珪素板1Aの表面部2にCVD法によ
ってマイクロクラックが実質的にない炭化珪素層35を
形成して成るものである。炭化珪素板1AをCVD反応
チャンバの加熱機構を有する支持台上に載置し、このチ
ャンバ内を排気手段により所定の圧力に維持し、炭化珪
素板1Aを所定のCVD反応温度に加熱し、ついで、C
VD反応チャンバ内に所定の反応ガス11を導入して、
CVD反応を行わせることにより、炭化珪素板1Aのマ
イククラック4が生じた表面上に炭化珪素層35を形成
する。このように形成した炭化珪素層35はマイクロク
ラックが実質的にない。CVD反応時のチャンバ内圧
力、反応温度、反応ガスは、例えば、それぞれ、大気
圧、00℃、トリクロロメチルシラン等のハロゲン化有
機珪素化合物のガスと水素ガスとの混合ガスとすればよ
い。
は炭化珪素板1Aの表面部のマイクロクラックを覆って
いる。そのために、この炭化珪素層35が残っている限
り、パーティクルを発生させることなく保護板13を用
いて、クリーニングを行うことができる。なお、表面ば
かりでなく内部にもマイクロクラックを有する炭化珪素
板1Aにも、第1実施形態と同様の理由で、炭化珪素層
35を形成しても第1実施形態と同様に有効である。な
お、この場合、後加工なしに、保護板13の厚みを含む
寸法、平行度及び平坦度も同時に所望のものにすること
ができる。
保護板の第3実施形態について述べる。この実施形態
は、多孔質グラファイト板と珪素ソースのガスを含有す
る反応ガスとを反応させて形成した炭化珪素板から成る
ものである。ここで、珪素ソースの反応ガスとは、珪素
を含有するガスであって、反応生成物中の珪素原子がこ
のガスから提供されるようなガスを言うものとする。反
応炉内に多孔質グラファイト板10を配置し、この反応
炉内を排気手段により所定の圧力に維持し、反応炉内を
所定の反応温度に加熱し、次いで、反応炉内に所定の反
応ガス11Aを導入する。この操作によって、多孔質グ
ラファイト板10と珪素ソースの反応ガスが反応し、緻
密な炭化珪素板が得られる。反応時の反応炉内圧力、反
応温度、反応ガス11Aは、例えば、それぞれ、0.0
1Torr、1200℃、一酸化珪素(珪素ソースの反
応ガス)とすればよい。一酸化珪素(SiO)ガスは、
例えば、一酸化珪素粉末を、0.01Torrの減圧下
で500℃以上に加熱することによって発生させること
ができる。
的にない均一な図6に示す基板載置台表面保護板13A
が得られる。この場合、保護板13Aの厚みを含む寸
法、平行度及び平坦度も同時に所望のものが得られる。
なお、図中で参照番号3は炭化珪素の結晶粒を示す。こ
のように形成した保護板13Aは、上述の熱処理を行っ
た保護板7よりも、更に表面部のマイクロクラックが少
なく、パーティクルの発生が更に抑制される。
のクリーニング方法及び処理室内部のクリーニング方法
の実施形態の一例について説明する。19は、上記方法
を実施するための処理装置の一例であるプラズマCVD
装置の一実施形態である。このプラズマCVD装置19
は、基板処理室(以下、単に「処理室」という)20の
内部に設けられた基板載置台31の上に被処理物である
基板が載置されるように構成されている。また、基板載
置台31の上方に処理ガス供給部23が設けられ、ここ
から基板表面に膜の原料ガス(処理ガス)が供給され
る。基板載置台31は、ヒータ21とその上に取り付け
られた静電チャック22とから成り、静電チャック22
の上面に載置された基板を静電吸着して加熱するように
構成されている。処理ガス供給部23には高周波電源が
接続され、処理室20とヒータ21は接地されている。
処理室20の側面に排気口を介して排気管24が接続さ
れ、この排気管24にターボポンプ等の排気手段32が
接続されて、処理室20内を真空排気し、処理室20の
内部を所定の圧力に維持することが可能になっている。
は、例えば、SiO2 膜を成膜する場合、処理室20の
内部を所定の圧力、例えば、50mTorrに維持し、
基板処理室20の内部の基板載置台31の上に載置され
た基板を静電吸着すると共に、例えば、200℃に加熱
し、処理ガス供給部23とヒータ21との間に、例え
ば、13.56MHzの高周波電圧を印加すると共に、
基板表面に、例えば、SiH4 ガス及びO2 ガス等の成
膜ガス(処理ガス)を供給して、基板上にプラズマCV
Dによって成膜処理を施すように構成されている。
えば、SiO2 の成膜処理を行うと、プラズマCVD装
置19内の処理ガスが到達するところ、例えば、基板載
置台31の基板が載置されていた部位25の周りの部分
26や処理室20の内壁等に成膜処理によって生じた付
着物30、33(例えば、SiO2 膜を成膜する場合で
あれば、SiO2 等)が付着する。このように、付着物
30、33が付着した処理室内部をクリーニングするに
あたっては、処理済みの基板を基板載置台31の上から
取り外し、基板載置台31の基板が載置されていた部位
25に、例えば、基板と同一形状、同サイズの、炭化珪
素から成る基板載置台表面保護板27(例えば、前述の
実施形態の保護板7、13又は13A)を載置する。
して、処理室20の内部を所定の圧力、例えば、1To
rrに維持し、基板処理室20の内部の載置台31の上
に載置された基板を静電吸着すると共に、例えば、20
0℃に加熱し、処理ガス供給部23とヒータ21との間
に、例えば、13.56MHzの高周波電圧を印加する
と共に、処理ガス供給部23内に、例えば、フッ素系や
塩素系のクリーニングガス(例えば、NF3 ,CF4
;ClF3 ,HCl)28を供給する。このクリー
ニングガス28は、反応ガス供給部23の下面に形成さ
れた孔29通して静電チャック22上に送給されてプラ
ズマ化する。基板載置台表面保護板27はそれが覆って
いる静電チャック22の、基板が設置されるべき部位2
5をクリーニングガス28から保護しているから、この
クリーニングガス28は静電チャック22のこの部位2
5を化学的に侵食することなく、この部位25の周りの
部分26及び処理室20の内壁からこれらに付着した上
記物質の付着物30、33を除去する。このようにし
て、静電チャック22の上面や処理室20の内壁等のク
リーニングが行われる。
保護板の少なくともクリーニング側表面部を実質的にマ
イクロクラックのない炭化珪素で形成しているために、
この表面がなくならない限り、保護板からパーティクル
を発生させることなく、処理室内部のクリーニングを行
うことができる。また、保護板の全体をマイクロクラッ
クが実質的にない炭化珪素で形成すれば、この保護板を
用いて、パーティクルの発生なしに多数回のクリーニン
グを行うことができ、従って、クリーニング費用を低減
できる。
等の格子欠陥が少ないと、クリーニングガスによるこの
炭化珪素層の消耗の速度が小さいので、実施形態の保護
板のような、マイクロクラックが少ない炭化珪素で形成
された保護板(好ましくは、全体が、実質的にマイクロ
クラックがない炭化珪素で形成された保護板)を用いれ
ば、この保護板を用いて多数回のクリーニングを行うこ
とができ、クリーニング費用を低減できる。
や塩素系のクリーニングガスを用いた場合、炭化珪素か
ら成る基板載置台表面保護板27とクリーニングガスと
の反応生成物は揮発性であるので、この反応生成物がパ
ーティクルとなって処理室内部を汚染することがない。
22の基板が設置されるべき部位25をクリーンニグガ
スから保護しているので、静電チャック22の基板載置
面の形状が変化して、基板を静電吸着する際の吸着力
が、静電チャック22の基板載置面の面内において部分
的に変化してしまうことを抑制できる。ここで、前記吸
着力は、ヒータ21から基板への熱伝達に影響を与える
ので、前記吸着力の基板載置面内における変化を抑制で
きれば、基板載置面内における熱伝達の均一性の低下を
抑制することができる。従って、静電チャック22によ
って基板を静電吸着しヒータ21によって基板を加熱し
て行う基板の処理の、基板面内における均一性の低下を
抑制することができる。
態において、基板載置台31を、ヒータ21とその上面
に取り付けられた静電チャック22とから成るものとし
たが、前述のクリーニング方法は、基板載置台31が、
ヒータ内に静電吸着用の電極が埋設されてヒータと静電
チャックが一体になった基板載置台や静電チャックを持
たない基板載置台である場合にも用いることができる。
また、この基板載置台のクリーニング側表面は平坦な面
であるもので説明して来たが、基板を受けるためのポケ
ットを形成して、このポケットと同じ形状を有する保護
板を、このポケットに挿入するようにしてもよい。
れ以外の部分(例えば、処理室20の内壁等)の双方に
付着物30、33が付着していて、その双方をクリーニ
ングして、これら付着物30、33を除去する場合につ
いて説明したが、前述の処理室内部のクリーニング方法
は、基板載置台31のみに付着物30が付着している場
合や、基板載置台31には付着物30が付着しておらず
基板載置台31以外の部分(処理室20の内壁など)の
みに付着物33が付着している場合にも適用できる。
0の中に基板載置台31が配置されていて基板処理装置
の内部(基板載置台31を含む)をクリーニングする方
法について説明したが、基板載置台31を基板処理室2
0から取り出して、基板載置台31をクリーニングする
ことができる装置であって基板処理室20とは別のクリ
ーニング装置を用いて、基板載置台31のみのクリーニ
ングを行うことも可能である。この場合は、上記クリー
ニング装置として、例えば、基板処理装置19と同様な
構成のクリーニング装置を用意して、基板処理室20の
内部をクリーニングした方法と同様な方法で基板載置台
31のクリーニングを行えばよい。
置がプラズマCVD装置である場合について説明した
が、前述の処理室内部のクリーニング方法は、エッチン
グ装置等の他の処理装置でその処理室内に載置台が配置
されるものの処理室内部のクリーニングにも適用でき
る。
におけるパーティクルの発生を抑制することができると
いう効果がある。
面保護板の表面部の断面図である。
の熱処理法の概略説明図である。
板載置台表面保護板の第1実施形態の表面部の断面図で
ある。
の炭化珪素層の形成法の概略説明図である。
れた本発明の基板載置台表面保護板の第2実施形態の主
要部の断面図である。
の形成法の概略説明図である。
第3実施形態の基板載置台表面保護板の主要部の断面図
である。
内部のクリーニング方法の1実施形態の概略図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 基板載置台上の所定の部位に設置され
て、該部位をクリーニングガスから保護するための基板
載置台表面保護板であって、少なくともクリーニングガ
スにさらされる側の表面部をマイクロクラックが実質的
になく形成した炭化珪素板から成ることを特徴とする基
板載置台表面保護板。 - 【請求項2】 前記クリーニングガスにさらされる側の
前記表面部は、前記炭化珪素板の表面を炭化珪素を構成
する原子の再配列を可能にする温度で熱処理して形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の基板載置台
表面保護板。 - 【請求項3】 前記クリーニングガスにさらされる側の
前記表面部は、CVD法によって形成された炭化珪素層
であることを特徴とする請求項1に記載の基板載置台表
面保護板。 - 【請求項4】 全体がマイクロクラックが実質的になく
形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
れかの1に記載の基板載置台表面保護板。 - 【請求項5】 多孔質グラファイト板と珪素ソースのガ
スを含有する反応ガスとを反応させて形成したことを特
徴とする請求項1または4に記載の基板載置台表面保護
板。 - 【請求項6】 基板載置台を内部に配置し、該基板載置
台上に基板を載置して処理するための処理室において、
該基板載置台上に請求項1乃至5のいずれかの1に記載
の基板載置台表面保護板を設置し、該処理室の内部をク
リーニングガスを用いてクリーニングすることを特徴と
する処理室の内部のクリーニング方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかの1に記載の
基板載置台表面保護板を、基板載置台上に設置し、該基
板載置台をクリーニングガスを用いてクリーニングする
ことを特徴とする基板載置台のクリーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300798A JPH11219939A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 基板載置台表面保護板、処理室内部のクリーニング方法及び基板載置台のクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2300798A JPH11219939A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 基板載置台表面保護板、処理室内部のクリーニング方法及び基板載置台のクリーニング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11219939A true JPH11219939A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12098449
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2300798A Pending JPH11219939A (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 基板載置台表面保護板、処理室内部のクリーニング方法及び基板載置台のクリーニング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11219939A (ja) |
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1998
- 1998-02-04 JP JP2300798A patent/JPH11219939A/ja active Pending
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