JPH11219167A - 弦楽器用駒 - Google Patents
弦楽器用駒Info
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- JPH11219167A JPH11219167A JP10023511A JP2351198A JPH11219167A JP H11219167 A JPH11219167 A JP H11219167A JP 10023511 A JP10023511 A JP 10023511A JP 2351198 A JP2351198 A JP 2351198A JP H11219167 A JPH11219167 A JP H11219167A
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- Japan
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- groove
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- Stringed Musical Instruments (AREA)
Abstract
ーの開放弦にない音を発生させることができる弦楽器用
駒を提供する。 【解決手段】 弦の配列ピッチに相当する寸法Wを有
し、各弦毎に別々に振動長を設定することができる弦楽
器用駒を提供する。
Description
うな弦楽器の各弦の振動長を変更することに用いる弦楽
器用駒に関する。
以外の音は、弦を指によってフレットに抑え付け、弦の
振動長を目的とする長さに変えて音を出している。この
ため非力な例えば子供には演奏が難かしい欠点がある。
この発明の目的は非力な子供でも簡単な曲を弦を抑える
ことなく、単に開放弦の状態で演奏することができる状
態に設定することができる弦楽器用駒を提供しようとす
るものである。
の配列方向の間隔とほぼ同じ長さを持ち、各弦毎に異な
るフレットの位置に設定することができ、その各設定位
置において弦と接触して弦の振動長を変更する弦楽器用
駒を提案するものである。この発明による弦楽器用駒を
用いることにより、開放弦の状態つまり、指で弦をフレ
ットに抑え付けなくても、普通のギターにない音を発生
させることができる。従ってこの発明による弦楽器用駒
を適当なフレットの位置に設定し、開放弦の状態で弦を
振動させれば、目的とする楽曲を演奏することができ
る。よって子供にもギターの練習を行なわせることがで
きる。
楽器用駒を示す。図中10はこの発明による弦楽器用駒
を示す。この発明では弦楽器の各弦1本毎に異なるフレ
ット位置に係合して各弦の開放弦の音を自由に変更する
ことができる弦楽器用駒を提案するものである。このた
め、この発明による弦楽器用駒10は対象となる弦楽器
の弦20(図3参照)の配列ピッチPにほぼ等しい寸法
W(図1、図2参照)と、この寸法Wを与える方向と直
交する向に寸法Wより大きい寸法Lを持つ底面11と、
この底面11の寸法Lの方向のほぼ中央部分に形成した
溝12と、溝12の真上の位置に形成した突起13とを
具備して構成される。
参照)の面に乗せ、溝12にギターのフレット21を係
合させ、寸法Lを弦20と平行する方向に配置する。突
起13の底面11からの高さは指板22の表面と弦20
までの間隙G(図4参照)より大きく選定する。尚、指
板22はギターの胴から突出したネック23の平面部分
に貼着られ、弦20と平行して配置される。
の端面15に半円形状の凹部15Aを形成し、他方の端
面16(図2参照)には半円形状の突起16Aを形成し
た場合を示す。これらの凹部15Aと突起16Aは図5
に示すように互に連結して配置する場合に互に隣接する
駒同士を結合させる場合に用いる。また、突起16Aを
突出して形成することにより、駒10の1個を独立して
配置する場合に、寸法Wに突起16Aの寸法ΔWが加え
られるため、突起16Aを突出させて形成することによ
って駒の弦20に対する支持力を安定化することができ
る。
とにより、端部の弦20に駒10を係合させる場合に、
突起16Aが端部側に突出する向に駒10を配置する場
合には突起16Aが指板22から突出しないように突起
16Aに近い側の溝14Aに弦20を係合させればよ
い。駒10の溝12にフレット21を係合させて指板2
2の上に載置して設定することにより突起13はフレッ
ト21の真上に位置させたから、この突起13に形成し
た溝14A又は14Bに弦20を係合させることによ
り、駒10によって規定される弦20の振動長は、溝1
2に係合させたフレットによって規定される振動長と等
価になる。従って駒10を各フレット21の位置に設定
することにより、駒10によって規定される弦20の振
動は、駒10を設定したフレット21の位置で決まる音
に変更される。この結果駒10を任意のフレット21の
位置に設定することにより一般のギターの開放弦にない
音を開放弦の奏法で発生させることができることにな
る。
実施例では三角柱状体を用いて駒10を構成した場合を
示す。三角柱状体の各面に溝12を形成することによ
り、駒10はどの向でも置く方向を選ぶことなく、指板
22の上に置くことができる。図7はこの発明の更に他
の実施例を示す。この実施例では弦20を係合させる溝
14を深く形成し、弦20と駒10との係合状態を安定
に保つように構成した場合を示す。
10を例えば図8に示すようにギターの各弦20に対し
て別々に位置を異ならせて設定することができる。従っ
て駒10を任意のフレット21の位置に設定することに
より、開放弦で各弦を鳴らしても、一般のギターで得ら
れない音を得ることができる。この結果、駒10の設定
位置を適宜に選定し、設定した音を鳴らす順序を適宜に
選定することにより、開放弦の奏法でもつまり弦をフレ
ットに抑え付けなくても簡単な曲を演奏することができ
る。図8に示した例はホ長調におけるペンタトニック・
スケール(ドレミソラド)であり、多くの曲に採用され
ているスケールである。図8の状態に設定することによ
り、押弦をせずに開放弦を弾くだけで多くのメロディを
得ることができる。この結果非力な子供でもギターを演
奏することができる実益が得られる。
るための斜視図。
図。
ための平面図。
図。
の斜視図。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の弦を具備し、これら各弦の振動長
を変更させるために、弦と指板との間に挟み込んで使用
する弦楽器用駒において、 上記弦楽器用駒を上記複数の弦の配列方向の間隔にほぼ
等しい長さに形成し、各弦毎に個別に各弦の振動長を設
定できるように構成したことを特徴とする弦楽器用駒。 - 【請求項2】 請求項1記載の弦楽器用駒において、上
記各弦楽器用駒の互に隣接する駒と対向する面の一方に
凹部を形成し、他方の面に上記凹部とほぼ等しい形状の
突起を形成し凹部に他の駒の突起を係合させて連結可能
としたことを特徴とする弦楽器用駒。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の弦楽器用駒の何れ
かにおいて、 上記指板と接触する底面に凹溝を形成し、この凹溝に上
記指板に突設されるフレットを係合させる構造としたこ
とを特徴とする弦楽器用駒。 - 【請求項4】 請求項1乃至3記載の弦楽器用駒におい
て、各弦楽器用駒には上記各弦と係合する切欠が複数形
成され、上記複数の弦の中の配列方向の両側に位置する
弦に対しては上記弦と係合させる上記切欠を選択し適正
な状態で設置することができる構成としたことを特徴と
する弦楽器用駒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02351198A JP3831105B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 弦楽器用駒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02351198A JP3831105B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 弦楽器用駒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11219167A true JPH11219167A (ja) | 1999-08-10 |
JP3831105B2 JP3831105B2 (ja) | 2006-10-11 |
Family
ID=12112486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02351198A Expired - Lifetime JP3831105B2 (ja) | 1998-02-04 | 1998-02-04 | 弦楽器用駒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3831105B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105427838A (zh) * | 2016-01-17 | 2016-03-23 | 罗洋洋 | 便于切换半圆形弦槽数量的贝斯上弦枕 |
CN105513574A (zh) * | 2016-01-17 | 2016-04-20 | 罗洋洋 | 一种便于切换半圆形弦槽数量的贝斯上弦枕 |
-
1998
- 1998-02-04 JP JP02351198A patent/JP3831105B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105427838A (zh) * | 2016-01-17 | 2016-03-23 | 罗洋洋 | 便于切换半圆形弦槽数量的贝斯上弦枕 |
CN105513574A (zh) * | 2016-01-17 | 2016-04-20 | 罗洋洋 | 一种便于切换半圆形弦槽数量的贝斯上弦枕 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3831105B2 (ja) | 2006-10-11 |
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