JPH11218902A - フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法 - Google Patents

フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法

Info

Publication number
JPH11218902A
JPH11218902A JP31045398A JP31045398A JPH11218902A JP H11218902 A JPH11218902 A JP H11218902A JP 31045398 A JP31045398 A JP 31045398A JP 31045398 A JP31045398 A JP 31045398A JP H11218902 A JPH11218902 A JP H11218902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
exposure
patterns
row
rows
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31045398A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Masuyuki
崇 舛行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP31045398A priority Critical patent/JPH11218902A/ja
Publication of JPH11218902A publication Critical patent/JPH11218902A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】露光に際し露光装置のステッピング誤差だけを
含んだ露光パターンを形成することができ、さらに重ね
合わせ露光時においても素子配列の各行又は各列毎に高
精度な位置合わせが可能な露光方法を提供する。 【解決手段】複数の素子パターンが長手方向に多数並べ
られ短手方向に一又は少数並べられたレチクルパターン
を投影原版上に配置し、感光性基板上に短手方向に向か
ってレチクルパターンを互いに重複しない間隔で複数回
ステッピング露光することにより、複数の露光ショット
から構成される露光パターンを形成する露光方法、及び
かかる露光方法により形成した第1層露光パターンの2
以上の露光ショットの座標値を計測し、配列誤差パラメ
ータを計算し、第1層露光パターン内のすべての露光シ
ョットの配列座標値を決定して、第2レチクルパターン
を前記第1層露光パターン上に重ね合わせ露光する露光
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドな
どのマイクロデバイスを製造する方法に関するものであ
り、さらに薄膜磁気ヘッドなどの素子パターン(デバイ
スパターン)を感光性基板上に露光する露光方法、及び
そのデバイスパターンが形成されるフォトマスクに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の露光方法では、マスク(レ
チクルを含む)等の投影原版(以下、本明細書において
レチクルと総称する)上に多数の素子パターンがほぼマ
トリクス状に配列されたレチクルパターンを描画し、そ
れをレジスト等の感光剤を塗布したウエハやガラスプレ
ート等の感光性基板(以下、本明細書においてウエハと
総称する)上に露光している。
【0003】また、ウエハ上に露光された第1のレチク
ルパターンに第2のレチクルパターンを重ね合わせ露光
する際には、第1のレチクルパターンの全面に亘って任
意又はすべてのショットの配列座標値を計測し、その計
測値に基づいて第2のレチクルパターンの重ね合わせ位
置を計算して露光を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、素子パ
ターンがほぼ正方形状に配列されたレチクルを用いて露
光を行う場合には、投影光学系のディストーション、シ
ョットローテーション、レチクル製造誤差、及びショッ
ト倍率変動等が要因となって、ウエハ上に形成された露
光パターン内での素子パターンの配列は真直性が大きく
ずれ、これを補正することは困難であった。
【0005】また重ね合わせ露光時においても、素子パ
ターンの配列を各行、又は各列毎に見ると、重ね合わさ
れた露光パターンは必ずしも正確な位置に露光されてい
るとはいえなかった。本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、感光性基板上に多数の素子パターンを
精度良く配列することができる、換言すれば露光装置の
ステッピング誤差のみを含み得る露光パターンを形成す
ることが可能な露光方法を提供することを目的としてい
る。さらに、重ね合わせ露光時においても素子配列の各
行、又は各列毎に高精度な位置合わせが可能な露光方法
を提供することを目的とする。また、露光装置で用いら
れ、感光性基板上に多数の素子パターンを精度良く配列
するのに好適なフォトマスクを提供することを目的とす
る。さらに、感光性基板上に多数の素子パターンを形成
するフォトリソグラフィ工程によって精度良くマイクロ
デバイスを製造する方法を提供することも目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決のために
本発明は、複数の素子パターンが長手方向に複数並べら
れ、かつその素子列が短手方向に一又は少数並べられた
マスクパターンを投影原版上に配置し、感光性基板上に
短手方向に向かってマスクパターンを互いに重複しない
間隔で複数回ステッピング露光することにより、複数の
露光ショットから構成される露光パターンを形成する露
光方法である。これにより、マスクパターンの描画誤差
やショットローテーションなどによる素子パターンの配
列精度の低下を防止することができる。なお、1つの素
子列に並ぶ複数の素子パターンはそれぞれ同一であって
もよいし、あるいは異なっていてもよい。また、短手方
向に複数の素子列が形成されるとき、素子列毎に素子パ
ターンが同一であってもよいし、あるいは異なっていて
もよい。
【0007】本発明はまた、複数の素子パターンが長手
方向に複数並べられ、かつその素子列が短手方向に一又
は少数並べられた第1マスクパターンを投影原版上に配
置し、感光性基板上に短手方向に向かって第1マスクパ
ターンを互いに重複しない間隔で複数回ステッピング露
光することにより、複数の露光ショットから構成される
第1露光パターンを形成する第1露光工程と、第1露光
パターンを構成する少なくとも2つの露光ショットの座
標値を計測する計測工程と、少なくとも2つの露光ショ
ットにおける計測値と設計上の配列座標値とに基づいて
配列誤差パラメータを計算し、配列誤差パラメータと設
計上の配列座標値とに基づいて第1露光パターン内の露
光ショットの配列座標値を決定する配列座標値決定工程
と、この決定された配列座標値に基づいて、複数の素子
パターンが長手方向に複数並べられ、かつその素子列が
短手方向に一又は少数並べられた第2マスクパターンを
第1露光パターン上に重ね合わせ露光する第2露光工程
とを含む露光方法である。これにより、第1マスクパタ
ーンの描画誤差などに起因して生じる素子パターンの配
列誤差を大幅に低減できるとともに、第1露光パターン
内の露光ショット毎に第2マスクパターンを正確に重ね
合わせて転写することが可能となる。なお、第1及び第
2レチクルパターンのいずれでも、1つの素子列に並ぶ
複数の素子パターンはそれぞれ同一であってもよいし、
あるいは異なっていてもよい。また、短手方向に複数の
素子列が形成されるとき、素子列毎に素子パターンが同
一であってもよいし、あるいは異なっていてもよい。
【0008】さらに本発明は、基板上にデバイスパター
ンを転写するのに用いられ、デバイスパターンがその長
手方向に沿って少なくとも2つ並んで配置されるパター
ン列を有するフォトマスクである。なお、1つのパター
ン列に並ぶ少なくとも2つのデバイスパターンはそれぞ
れ同一であってもよいし、あるいは異なっていてもよ
い。従って、マスクパターンの描画誤差やショットロー
テーションなどに起因して生じる素子パターンの配列誤
差を大幅に低減することができる。このとき、デバイス
パターンが磁気ヘッド用パターンであると、基板上に形
成される多数のデバイスパターンを、その短手方向に沿
って列毎に切り出して、その短手方向に延びる端面を研
磨(研削)しても、列毎にデバイスパターンの配列精度
が良好であるため、研削後に1つずつ切り出されるデバ
イスパターン(磁気ヘッド)が不良となることがなくな
る。なお、長手方向に関してパターン列と並んで形成さ
れる特定パターンをフォトマスクに設けてもよく、この
特定パターンはパターン列を挟んでその両端にそれぞれ
配置されるアライメントマークを含んでもよい。また、
このパターン列と平行に並んで配置されるもう1つのパ
ターン列をフォトマスクに形成してもよく、このフォト
マスクを用いる場合には、フォトマスクのパターン描画
誤差などに起因して生じるデバイスパターンの配列誤差
を低減しつつ、基板の露光処理時間(パターン転写時
間)を短縮することが可能となる。なお、パターン列毎
にデバイスパターンが同一であってもよいし、あるいは
異なっていてもよい。
【0009】また、本発明は複数のデバイスパターンが
その長手方向に沿って配置されるパターン列を、基板上
に長手方向と直交する短手方向に沿って複数転写する露
光方法である。なお、1つのパターン列に並ぶ複数のデ
バイスパターンはそれぞれ同一であってもよいし、ある
いは異なっていてもよい。従って、フォトマスクのパタ
ーン描画誤差や転写時におけるパターン列のローテーシ
ョンなどに起因して生じるデバイスパターンの配列誤差
を大幅に低減することができる。また、基板上の複数の
領域にそれぞれ短手方向に沿って並ぶ複数のパターン列
を転写してもよい。このとき、複数の領域の1つに転写
された複数のパターン列にそれぞれ別のパターン列を重
ね合わせて転写するために、1つの領域に形成される複
数のマークを検出して得られる位置情報に基づいて、別
のパターン列と基板とを相対移動してもよい。特にスル
ープットを向上させるためには、この位置情報に基づい
て複数のパターン列の配列を表す関数のパラメータを算
出し、パラメータを用いて複数のパターン列の配列位置
情報を決定することが好ましい。なお、複数の領域でそ
れぞれ複数のマークを検出した後に、その領域毎に複数
のパターン列にそれぞれ別のパターン列を重ね合わせて
転写するようにしてもよいし、あるいは1つの領域にお
ける複数のマークの検出に続けて、その1つの領域に転
写された複数のパターン列にそれぞれ別のパターン列を
重ね合わせて転写するようにしてもよい。また、特にデ
バイスパターンは磁気ヘッド用パターンであることが好
ましく、基板上に形成される多数のデバイスパターンの
配列精度が良好なので、基板から切り出されるデバイス
パターン(磁気ヘッド)が不良となることがほとんどな
くなる。さらに、前述のパターン列と平行にもう1つの
パターン列をフォトマスクに形成してもよく、パターン
列毎にそれぞれデバイスパターンが同一であってもよい
し、あるいは異なっていてもよい。
【0010】さらに本発明は、複数のデバイスパターン
がその長手方向に沿って配置されるパターン列を、基板
上に長手方向と直交する短手方向に沿って複数転写する
とともに、この転写された複数のデバイスパターンを短
手方向に沿って列毎に切り出すマイクロデバイスの製造
方法である。なお、1つのパターン列に並ぶ複数のデバ
イスパターンはそれぞれ同一であってもよいし、あるい
は異なっていてもよい。従って、基板上に転写される複
数のデバイスパターンの配列精度が高いので、複数のデ
バイスパターンを短手方向に沿った列毎に切り出すこと
ができる。このため、露光処理後の各種処理をその列単
位で行うことができ、処理時間の短縮を図ることが可能
となる。例えば、列毎に切り出された基板片はその短手
方向に延びる端面が研磨(研削)される。また、端面が
研磨された基板片からデバイスパターンが1つずつ切り
出される。なお、特にデバイスパターンは磁気ヘッド用
パターンであり、マイクロデバイスとして磁気ヘッドを
製造することが好ましく、研削後にその基板片から切り
出されるデバイスパターン(磁気ヘッド)が不良となる
可能性を極めて小さくすることが可能となる。なお、前
述のパターン列と平行にもう1つのパターン列をフォト
マスクに形成してもよく、パターン列毎にそれぞれデバ
イスパターンが同一であってもよいし、あるいは異なっ
ていてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る露光方法の実施例に
ついて説明する。図1(a)に示すように、レチクルR
上にはレチクルパターン1と、その延設方向(長手方
向)に関してレチクルパターン1と並んで配置される位
置合わせマーク2とが形成され、レチクルパターン1は
長手方向に同一、又は異なった複数(図1(a)では7
個)の素子パターン3が配置されている。そして、レチ
クルRをウエハW上に互いに重複しない間隔を置いて連
続的に露光する、いわゆるステッピング露光を行うこと
により、図1(b)に示すような露光パターンが形成さ
れる。なお、ステッピング方向は素子パターン3の短手
方向(図中y方向)である。また、本例ではレチクルパ
ターン1をウエハW上に転写するために、レチクルRと
ウエハWとをほぼ静止させた状態でそのレチクルパター
ン1の全体に露光用照明光を照射し、レチクルRを介し
てその照明光でウエハWを露光する、いわゆる一括露光
方式(静止露光方式)の露光装置(ステッパー)が用い
られ、ステップ・アンド・リピート方式でウエハWのほ
ぼ全面にレチクルパターン1が転写される。
【0012】ここで、図1(a)では長手方向に沿って
複数の素子パターン3が配列される1つのパターン列
(素子列)のみが示されているが、素子パターン3の短
手方向に複数のパターン列を互いに平行となるように形
成してもよい。このとき、パターン列毎にそれぞれ素子
パターンが同一であってもよいし、あるいは異なってい
てもよい。但し、短手方向に配置されるパターン列の数
が多くなると、そのパターン描画誤差などに起因してウ
エハW上での素子パターンの配列精度が低下し得る。こ
のため、パターン列の数はウエハWの露光処理時間(露
光装置のスループット)と素子パターンの配列精度との
両方を考慮して決定される。例えば、素子パターンの配
列誤差を低減しつつスループットの低下を抑えるため
に、図1(a)に示されたパターン列と平行にもう1つ
のパターン列を形成してもよい。なお、スループットの
低下が許容されるのであれば、パターン列の数は1つで
あることが最も望ましい。
【0013】また、図1(a)では位置合わせマーク2
が複数の素子パターン3(レチクルパターン1)を挟ん
でその両端にそれぞれ形成されているが、一端のみに形
成するだけでもよい。さらに、素子パターン3の短手方
向に関してレチクルパターン1を挟んでその両端にそれ
ぞれ位置合わせマークを形成してもよいし、あるいはそ
の一端のみに位置合わせマークを形成してもよい。な
お、この位置合わせマークは図1(a)中の位置合わせ
マーク2とともにレチクルRに形成してもよいし、ある
いはその位置合わせマーク2の代わりにレチクルRに形
成してもよい。但し、ウエハW上に転写されたレチクル
パターン1の回転誤差などを検出する上で、図1(a)
に示したように長手方向に関してレチクルパターン1の
両端にそれぞれ位置合わせマーク2を形成しておくこと
が最も望ましい。
【0014】さて、ステッピング露光はウエハW上で分
割された複数の領域毎に行われ、本実施例では、直径3
インチのウエハW上を2×2の領域に分割して、その領
域毎に露光パターン4を形成している。さらに、ウエハ
W上に形成された露光パターン4は、図1(c)に示す
ように、各領域毎にウエハWのステッピング方向(素子
パターン3の短手方向)に沿って1列毎のブロックが切
り出される。そして、この切り出された素子ブロック
(基板片)6毎に、素子パターン3の短手方向に沿って
延びる端面が研磨(研削)された後、素子ブロック6か
ら素子7が1つずつ切り分けられる。
【0015】本実施例の露光方法では、同一のレチクル
パターン1がウエハW上で平行移動しながら1ショット
Sずつ露光されていくので、ステッピング方向にはレチ
クルパターン1上の同一位置に形成されている素子パタ
ーン3が並ぶ。そのため、ステッピング方向に沿って切
り出された素子ブロック6に含まれるすべての素子パタ
ーンは物理的に同一であり、しかも切り出された方向に
並んだ素子7の真直性は露光装置のステッピング精度
(配列精度)だけで決定されるため、列毎の素子の真直
性を極めて向上させることができる。従って、カッティ
ング面と素子との寸法が素子性能のばらつき要因となる
磁気ヘッド等の製造に最適である。なお、薄膜磁気ヘッ
ドの製造ではセラミックウエハが用いられる。
【0016】さらに本実施例の露光方法では、レチクル
パターン1の描画エリアを小さく構成することができる
ので、レチクル製造の低コスト化と共に次のような効果
が得られる。ここで、図2を参照して本発明の露光方法
により得られる効果を説明するが、図中左側が従来の露
光方法の場合を示し、図中右側が本実施例の露光方法の
場合を示している。
【0017】まず第1に、図2(a)に示したように、
投影レンズ8の円形投影視野(即ちレンズ径など)を小
さく設定することができる。これによって、レンズディ
ストーションを小さく抑えることができ、さらには投影
レンズの小型化による露光装置全体の小型化、及び製造
コストの低減化が可能となる。第2に、図2(b)に示
したように、レチクル製造誤差(パターン描画誤差)を
小さくすることができる。即ち、レチクルの製造には一
般的に電子ビームが用いられるが、電子ビームによる描
画中の熱の影響によりレチクル基板が伸張する。従っ
て、描画エリアが小さければ、電子ビームの放射時間も
短く、発生する熱も少ないため、レチクル基板の伸張に
よる製造誤差も小さく抑えることができる。
【0018】第3に、図2(c)に示したように、1シ
ョットS毎の露光パターンエリアが小さいので、ショッ
トローテーションによる誤差が小さい。なお、レチクル
R上で短手方向に配列する素子の数は必ずしも1つでな
くてもよいが、数を増加させればスループットは向上す
るが、レチクル製造精度は低下することを考慮して、適
宜決定するのが好ましい。
【0019】次に、本発明に係る重ね合わせ露光につい
て説明する。本発明の重ね合わせ露光に用いるシーケン
スの第1の実施例を図3(a)に示す。まず、ステップ
100においてウエハWの交換を行う。前述した露光方
法によって第1露光パターンが既に形成されているウエ
ハWは、その後の加工工程(現像処理など)を終え、再
び露光装置に搬入される。その際、図4に示したよう
に、ウエハWの直線的な切欠き(オリエンテーションフ
ラット)5がX−Yステージ10のx軸とほぼ平行とな
るようにウエハホルダー11上に載置される。ウエハホ
ルダー11はウエハWを真空吸着すると共に、x方向と
y方向に2次元移動するX−Yステージ10に対して微
小回転可能に設けられている。
【0020】ステップ101では、X−Yステージ10
に対してウエハWを位置合わせするサーチアライメント
を行う。第1露光パターン12は、ウエハW上の第1象
限から第4象限に分割された4個の領域にそれぞれ形成
されている。ウエハW上に直交する配列座標系ξ−ηを
想定すると、第1露光パターン12を構成する各露光シ
ョットSは、配列座標系ξ−ηに沿って各領域毎に1次
元的に配列されている。ここで、配列座標系ξ−ηのξ
軸は、オリエンテーションフラット5と平行に設定す
る。
【0021】いま例えば第2象限に配置した第1露光パ
ターン12を用いてサーチアライメントを行うとする。
第1露光パターン12を構成する露光ショットS1〜S
7には、それぞれ位置合わせ用のマークM1〜M7が付
随して設けられている。露光ショットS1〜S7の両端
に配置される露光ショットS1、S7についてマークM
1、M7の座標値を不図示のアライメント検出系によっ
て計測する。その計測値に基づいてX−Yステージ10
が移動する座標系x−yに対する配列座標系ξ−ηの回
転ずれ量を算出し、ウエハホルダー11を回転させて配
列座標系ξ−ηを座標系x−yとほぼ一致させる。
【0022】しかしながら、アライメント検出系の精
度、加工プロセス中に生じる露光ショット配列位置のず
れ等によって第1露光パターン12内の露光ショットS
の配列位置と設計上の配列座標値との間に誤差を生じ、
重ね合わせ露光に際して素子パターン7を設計上の配列
座標値(座標系x−y上での位置)に従って第1露光パ
ターン12に精密に位置合わせすることができるとは限
らない。即ち、ウエハWの回転、配列座標系ξ−ηの直
交度、ウエハWのx方向とy方向の伸縮、及びウエハW
のx方向とy方向のオフセットが要因となって、第1露
光パターン12の配列位置と設計上の配列座標値との間
で誤差が生じる場合がある。
【0023】ここで、ウエハWの回転とは、図5(a)
に示したように、ウエハホルダー11を回転させて配列
座標系ξ−ηを座標系x−yと一致させる際に、アライ
メント検出系による計測誤差などに起因して生じるもの
であり、座標系x−yに対する配列座標系ξ−ηの残存
回転ずれ量θで表される。また座標系x−yの直交度と
は、図5(b)に示したように、X−Yステージ10の
送り方向が正確に直交していないこと、及びX−Yステ
ージ10に設けられる干渉計のビームを反射するミラー
の取り付け誤差(傾き)などに起因して生じるものであ
り、直交度誤差量wで表される。
【0024】またウエハWのξ(x)方向とη(y)方
向の伸縮とは、図5(c)に示したように、加工プロセ
スにおいてウエハWが熱等の影響を受けて全体的に伸縮
することにより生じ、特にウエハWの周辺部で顕著に現
れるものであり、ξ(x)方向とη(y)方向について
それぞれRx、Ryで表される。但し、RxはウエハW
上のξ(x)方向の2点間の距離の実測値と設計値の
比、RyはウエハW上のη(y)方向の2点間の距離の
実測値と設計値の比で表すものとする。
【0025】またx方向とy方向のオフセットとは、図
5(d)に示したように、アライメント検出系の検出精
度、ウエハホルダーの位置決め精度等に起因して、ウエ
ハWが全体的にx方向とy方向にずれることによって生
じるものであり、x方向とy方向についてそれぞれO
x、Oyで表される。そこで、各露光ショットS毎に実
際に位置決めすべき配列座標値を求める、いわゆるエン
ハーンスト・グローバル・アライメント(EGA)を行
う必要がある。EGAは、例えば特開昭61−4442
9号公報(及びこれに対応する米国特許第4,780,
617号)に開示されているので、ここでは簡単に説明
する。本実施例においては、第1露光パターン12が形
成された各領域毎にEGAを行う。即ち、ステップ10
2〜103において各領域毎に第1露光パターン12内
の複数の露光ショットSの配列座標値を計測して、当該
露光ショットSの設計上の配列座標値との誤差を計算す
る。
【0026】まず、各領域毎に露光ショットS1〜S7
の少なくとも2つ、例えば両端に配置された露光ショッ
トS1、S7を含む少なくとも2つの露光ショットの座
標F*n(F*xn、F*yn)を計測する。本実施例
では、各領域毎に露光ショットS1、S7のショット座
標F*1(F*x1、F*y1)、F*7(F*x7、
F*y7)を計測する。
【0027】一方、第1露光パターン12内の各露光シ
ョットSの設計上の位置座標をDn(Dxn、Dyn)
とし、重ね合わせ露光の際に前述した誤差要因を考慮し
て実際に位置決めすべきショット座標をFn(Fxn、
Fyn)とすると、ショット座標Fn(Fxn、Fy
n)は設計上の位置座標Dn(Dxn,Dyn)を用い
て次のように表される。
【0028】 Fn=A・Dn+O (1) 但し、
【0029】
【数1】
【0030】ここで、AはウエハWの回転、配列座標系
ξ−ηの直交度、ウエハWのx方向とy方向の伸縮に関
する誤差パラメータであり、Oはx方向とy方向のオフ
セットに関する誤差パラメータである。そこで、実測さ
れたショット座標F*n(F*xn、F*yn)と位置
決めすべきショット座標Fn(Fxn、Fyn)との位
置ずれ、すなわちアドレス誤差En(=F*n−Fn)
を計算する。得られたアドレス誤差Enについて、最小
二乗法を用いてアドレス誤差Enを最小とするように誤
差パラメータA、Oを決定する。
【0031】このようにして決定された誤差パラメータ
A、Oを用いて、(1)式より1つの領域(露光パター
ン12)内に含まれる全ての露光ショットS1〜S7に
ついてショット座標Fn(Fxn、Fyn)を計算し、
当該領域に配置されている露光ショットS1〜S7の配
列座標値を決定する。しかる後、この決定された配列座
標値に従ってX−Yステージ10を移動して、露光ショ
ット毎に第2レチクルパターンを重ね合わせて転写す
る。なお、第2レチクルパターンは、図1(a)に示し
たレチクルパターン1と全く同一構成で、レチクル1と
は別のレチクルに形成されており、第2レチクルパター
ンの素子パターンがレチクルパターン1の素子パターン
3と異なっているだけである。
【0032】従来の重ね合わせ露光では、図3(c)に
示したシーケンスによって、図6(a)に示したように
露光ショットSが配列されたウエハW全体の領域(本図
中破線で示した領域)においてEGAを行っていたのに
対し、本発明の露光方法では、図6(b)に示したよう
に各露光ショットSの配列が露光装置のステッピング精
度だけで決定される領域(本図中破線で示した領域)内
においてEGAを行う。そのため、EGAを行う各領域
内ではアドレス誤差には線形誤差のみが含まれることと
なるから、アドレス誤差をより正確に計算することがで
き、しかもその領域毎に前述した重ね合わせ露光を行う
ことによって、極めて高精度な位置合わせを行うことが
可能である。
【0033】本発明の重ね合わせ露光に用いるシーケン
スの第2の実施例を図3(b)に示す。前述した第1の
実施例に係るシーケンスでは、EGAに際し、1つの領
域内で少なくとも2つの露光ショットの座標値を計測
し、その計測結果に基づいてその1つの領域内の全露光
ショットS1〜S7の配列座標値をそれぞれ計算し、計
算された座標値に基づいてレチクルRとウエハWとを相
対移動して、露光ショット毎に第2レチクルパターンを
重ね合わせて転写する一連の工程を、N個(図4では4
個)の領域分について繰り返す露光方法である。これに
対して、第2の実施例に係るシーケンスでは、ステップ
102〜103においてN個の領域の全てでそれぞれ少
なくとも2つの露光ショットの座標値を計測した後、ス
テップ104〜106において各領域毎にその計測され
たショット座標値に基づいて露光ショットS1〜S7の
座標値を計算するとともに、第2レチクルパターンを用
いて露光ショットS1〜S7をそれぞれ重ね合わせ露光
する工程を順次繰り返す露光方法である。
【0034】本実施例のシーケンスでは、一旦すべての
領域についてショット座標値を計測する工程と、ショッ
ト座標値を計算して重ね合わせ露光を行う工程とを別工
程で行うことによって、全体の露光時間を短縮すること
が可能である。なお、EGAにおいて図7(a)に示す
1つの露光ショットSにつき1つの位置合わせマークを
計測する他に、図7(b)に示すように、1つの露光シ
ョットSに複数の位置合わせマークを形成しておき、E
GAでは1つの露光ショットSの座標値を、少なくとも
2つの位置合わせマークの計測値から決定する、いわゆ
る多点計測を行うようにしてもよい。このとき、少なく
とも2つの位置合わせマークの計測値を平均化してその
平均値を用いてもよいし、あるいは少なくとも2つの計
測値にそれぞれ重みを与えて平均化してその平均値を用
いてもよい。この多点計測を用いる場合には、計測値の
平均化効果により誤差の低減を図ることができ、重ね合
わせ精度を向上させる上で有効である。本実施例では、
1つの露光ショットSに2つの位置合わせマークを形成
した場合を示している。
【0035】また、ステップ・アンド・リピート方式の
露光装置を用いる代わりに、例えば特開平4−1965
13号公報、特開平4−277612号公報などに開示
されているステップ・アンド・スキャン方式の走査露光
装置を用いてもよい。走査露光装置では、露光用照明光
に対するレチクルの相対移動方向を、例えば図1(a)
中に示したレチクルパターン1の延設方向(素子パター
ン3の長手方向)と直交する方向(素子パターン3の短
手方向)と一致させることが望ましい。但し、レチクル
上で短手方向に配置されるパターン列の数が少ないとき
は、特に走査露光装置を用いなくてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、露光に際
して露光装置のステッピング誤差だけを含んだ露光パタ
ーンの作成を行うことができる。また、重ね合わせ露光
を行うに際しても、露光ショットの配列が露光装置のス
テッピング精度だけで決定される1つの領域内で少なく
とも2つの露光ショットの座標値を計測する。そして、
この座標値が計測された露光ショットでそれぞれアドレ
ス誤差を求めることで、その1つの領域内の全露光ショ
ットの座標値を決定する。このため、各行、又は各列に
おいて露光ショットの重ね合わせ露光位置を極めて精度
良く決定することができ、この露光ショットとマスクパ
ターンとを高精度に重ね合わせることが可能となる。こ
れによって、素子配列の真直性を高くでき、素子配列の
ばらつきによる不良率の低減化を図ることができるの
で、特に磁気ヘッドの露光に適している。
【0037】さらに、投影光学系の投影視野(即ち光学
素子)を小さくすることが可能であるので、露光装置の
小型化、及び低コスト化を図ることが可能となる。ま
た、レチクルの描画エリアを小さくすることができるこ
とから、レチクル製造の低コスト化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明に係る露光方法に用いる
レチクルの平面図、図1(b)はウエハ上に形成された
露光パターンを示す平面図、図1(c)はウエハから切
り出される素子ブロックを示す平面図。
【図2】 図2(a)は投影光学系のレンズ径の小径化
による誤差の低減化を説明する図、図2(b)はレチク
ル製造誤差の低減化を説明する図、図2(c)はショッ
トローテーションによる誤差の低減化を説明する図。
【図3】 図3(a)は本発明の重ね合わせ露光に用い
る第1の実施例によるシーケンスを説明するフローチャ
ート、図3(b)は第2の実施例によるシーケンスを説
明するフローチャート、図3(c)は従来の重ね合わせ
露光に用いるシーケンスを説明するフローチャート。
【図4】 ウエハを載置したウエハホルダー及びX−Y
ステージを示す平面図。
【図5】 図5(a)はウエハの回転誤差を説明する
図、図5(b)は配列座標系ξ−ηの直交度を説明する
図、図5(c)はウエハのx方向とy方向の伸縮を説明
する図、図5(d)はウエハのx方向とy方向のオフセ
ットを説明する図。
【図6】 図6(a)は従来の重ね合わせ露光を説明す
る図、図6(b)は本発明の重ね合わせ露光において座
標計測を説明する図。
【図7】 図7(a)、及び図7(b)は露光ショット
の位置合わせマークを示す図。
【符号の説明】
R…レチクル W…ウエハ 1…レチクルパターン 2、M1〜M7…位置合わせマーク 3…素子パターン 4…露光パターン 6…素子ブロック 7…素子 12…第1露光パターン S、S1〜S7…露光ショット 114

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素子パターンが長手方向に複数並
    べられ、かつその素子列が短手方向に一又は少数並べら
    れたマスクパターンを投影原版上に配置し、感光性基板
    上に該短手方向に向かって前記マスクパターンを互いに
    重複しない間隔で複数回ステッピング露光することによ
    り、複数の露光ショットから構成される露光パターンを
    形成する露光方法。
  2. 【請求項2】 前記露光パターンを、前記感光性基板上
    の互いに重複しない複数の領域に分割して形成すること
    を特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 【請求項3】 複数の素子パターンが長手方向に複数並
    べられ、かつその素子列が短手方向に一又は少数並べら
    れた第1マスクパターンを投影原版上に配置し、感光性
    基板上に該短手方向に向かって前記第1マスクパターン
    を互いに重複しない間隔で複数回ステッピング露光する
    ことにより、複数の露光ショットから構成される第1露
    光パターンを形成する第1露光工程と、 前記第1露光パターンを構成する少なくとも2つの露光
    ショットの座標値を計測する計測工程と、 前記少なくとも2つの露光ショットの前記計測値と設計
    上の配列座標値とに基づいて配列誤差パラメータを計算
    し、該配列誤差パラメータと前記設計上の配列座標値と
    に基づいて前記第1露光パターン内の露光ショットの配
    列座標値を決定する配列座標値決定工程と、 前記決定された配列座標値に基づいて、複数の素子パタ
    ーンが長手方向に複数並べられ、かつその素子列が短手
    方向に一又は少数並べられた第2マスクパターンを前記
    第1露光パターン上に重ね合わせ露光する第2露光工程
    とを含むことを特徴とする露光方法。
  4. 【請求項4】 前記第1露光パターンを前記感光性基板
    上の互いに重複しない複数の領域に分割して形成し、 前記計測工程、前記配列座標値決定工程、及び前記第2
    露光工程を前記複数の領域でそれぞれ繰り返すことを特
    徴とする請求項3に記載の露光方法。
  5. 【請求項5】 前記第1露光パターンを前記感光性基板
    上の互いに重複しない複数の領域に分割して形成し、 前記複数の領域の全てで前記計測工程を行い、 しかる後に前記配列座標値決定工程、及び前記第2露光
    工程を前記複数の領域でそれぞれ繰り返すことを特徴と
    する請求項3に記載の露光方法。
  6. 【請求項6】 基板上にデバイスパターンを転写するの
    に用いられるフォトマスクであって、 前記デバイスパターンがその長手方向に沿って少なくと
    も2つ並んで配置されるパターン列を有することを特徴
    とするフォトマスク。
  7. 【請求項7】 前記デバイスパターンは磁気ヘッド用パ
    ターンであることを特徴とする請求項6に記載のフォト
    マスク。
  8. 【請求項8】 前記長手方向に関して前記パターン列と
    並んで形成される特定パターンを有することを特徴とす
    る請求項6又は7に記載のフォトマスク。
  9. 【請求項9】 前記特定パターンは、前記パターン列を
    挟んでその両端にそれぞれ配置されるアライメントマー
    クを含むことを特徴とする請求項8に記載のフォトマス
    ク。
  10. 【請求項10】 前記パターン列と平行に並んで配置さ
    れるもう1つのパターン列を有することを特徴とする請
    求項6〜9のいずれか一項に記載のフォトマスク。
  11. 【請求項11】 複数のデバイスパターンがその長手方
    向に沿って配置されるパターン列を、基板上に前記長手
    方向と直交する短手方向に沿って複数転写することを特
    徴とする露光方法。
  12. 【請求項12】 前記基板上の複数の領域にそれぞれ前
    記短手方向に沿って並ぶ前記複数のパターン列を転写す
    ることを特徴とする請求項11に記載の露光方法。
  13. 【請求項13】 前記複数の領域の1つに転写された前
    記複数のパターン列にそれぞれ別のパターン列を重ね合
    わせて転写するために、前記1つの領域に形成される複
    数のマークを検出して得られる位置情報に基づいて、前
    記別のパターン列と前記基板とを相対移動することを特
    徴とする請求項12に記載の露光方法。
  14. 【請求項14】 前記得られた位置情報に基づいて、前
    記複数のパターン列の配列を表す関数のパラメータを算
    出し、該パラメータを用いて前記複数のパターン列の配
    列位置情報を決定することを特徴とする請求項13に記
    載の露光方法。
  15. 【請求項15】 前記複数の領域でそれぞれ前記複数の
    マークを検出した後、前記領域毎に前記複数のパターン
    列にそれぞれ前記別のパターン列を重ね合わせて転写す
    ることを特徴とする請求項13に記載の露光方法。
  16. 【請求項16】 前記1つの領域における前記複数のマ
    ークの検出に続けて、前記1つの領域に転写された前記
    複数のパターン列にそれぞれ前記別のパターン列を重ね
    合わせて転写することを特徴とする請求項13に記載の
    露光方法。
  17. 【請求項17】 前記デバイスパターンは磁気ヘッド用
    パターンであることを特徴とする請求項11〜16のい
    ずれか一項に記載の露光方法。
  18. 【請求項18】 複数のデバイスパターンがその長手方
    向に沿って配置されるパターン列を、基板上に前記長手
    方向と直交する短手方向に沿って複数転写し、該転写さ
    れた複数のデバイスパターンを前記短手方向に沿って列
    毎に切り出すことを特徴とするマイクロデバイスの製造
    方法。
  19. 【請求項19】 前記切り出された基板片の前記短手方
    向に延びる端面を研磨することを特徴とする請求項18
    に記載のマイクロデバイスの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記端面が研磨された前記基板片から
    前記デバイスパターンを1つずつ切り出すことを特徴と
    する請求項19に記載のマイクロデバイスの製造方法。
  21. 【請求項21】 前記デバイスパターンは磁気ヘッド用
    パターンであり、前記マイクロデバイスとして磁気ヘッ
    ドが製造されることを特徴とする請求項18〜20のい
    ずれか一項に記載のマイクロデバイスの製造方法。
JP31045398A 1997-10-30 1998-10-30 フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法 Pending JPH11218902A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31045398A JPH11218902A (ja) 1997-10-30 1998-10-30 フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31630797 1997-10-30
JP9-316307 1997-10-30
JP31045398A JPH11218902A (ja) 1997-10-30 1998-10-30 フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11218902A true JPH11218902A (ja) 1999-08-10

Family

ID=26566319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31045398A Pending JPH11218902A (ja) 1997-10-30 1998-10-30 フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11218902A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100568589B1 (ko) * 1999-12-31 2006-04-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 노광 시스템 제어방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100568589B1 (ko) * 1999-12-31 2006-04-07 엘지.필립스 엘시디 주식회사 노광 시스템 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6481003B1 (en) Alignment method and method for producing device using the alignment method
JP3977302B2 (ja) 露光装置及びその使用方法並びにデバイス製造方法
JP3962648B2 (ja) ディストーション計測方法と露光装置
US5403754A (en) Lithography method for direct alignment of integrated circuits multiple layers
US6239858B1 (en) Exposure method, exposure apparatus and semiconductor device manufactured by using the exposure apparatus
JP2610815B2 (ja) 露光方法
KR0171453B1 (ko) 노광장치 및 노광방법
JPH09148217A (ja) 位置合わせ方法
KR100544032B1 (ko) 주사 노광 방법 및 주사 노광 방법을 이용한 회로 소자제조 방법
JP3617046B2 (ja) 露光方法
JP3530692B2 (ja) 走査型露光装置及びそれを用いたデバイスの製造方法
JP4419233B2 (ja) 露光方法
JP3448826B2 (ja) 位置合わせ方法、露光方法、及びデバイス製造方法
JPH10284396A (ja) アライメント方法及び重ね合わせ精度計測方法
CN112578641B (zh) 运动台定位误差的测量标记组合、补偿装置及补偿方法
JP7309516B2 (ja) 露光装置、物品の製造方法、露光方法、及び記録媒体
JPH11218902A (ja) フォトマスク、露光方法、及びマイクロデバイスの製造方法
US20010031406A1 (en) Photomask and exposure method
JP3569962B2 (ja) 位置合わせ装置及び位置合わせ方法、それを用いた露光装置及び露光方法
JP3576722B2 (ja) 走査型露光装置及びそれを用いたデバイス製造方法
JPH09330862A (ja) 露光装置の調整方法
JP2967974B2 (ja) 回路パターンの形成方法
JPH10308434A (ja) 位置決め装置、ミラー曲り検出方法、位置決め方法およびデバイス製造方法
JP2022027019A (ja) 計測方法、露光装置、および物品の製造方法
JP3042529B2 (ja) 回路パタ―ン形成方法、及び露光装置