JPH11218824A - カメラの防水パック - Google Patents

カメラの防水パック

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JPH11218824A
JPH11218824A JP2133598A JP2133598A JPH11218824A JP H11218824 A JPH11218824 A JP H11218824A JP 2133598 A JP2133598 A JP 2133598A JP 2133598 A JP2133598 A JP 2133598A JP H11218824 A JPH11218824 A JP H11218824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防水パックへのカメラの着脱時等にカバーが邪
魔にならないようにし、またカメラの記録媒体の交換、
カメラのバッテリーの交換や充電等における操作性の向
上を図る。 【解決手段】このカメラの防水パック10は、カメラを
収納する防水パック本体12に対してヒンジ14により
カバー16が回動自在に配設され、カバー16の閉成時
に水密性を有する。このカバー16は、カバー16の自
重にかかわらずカバー16を任意の角度又は所定の開放
角度で静止可能に保持するフリクション部材がヒンジ1
4等に設けられている。また、カバー16を開放する
と、カバー16の開放に伴って防水パック本体12内に
収納されたカメラを所定の位置まで移動させるためのカ
メラ取付部材48及びコイルバネ54が設けられてい
る。これにより、防水パック本体12からカメラを完全
に取り外さなくて記録媒体の交換、バッテリーの交換や
充電等を操作性よく行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラの防水パック
に係り、特にデジタルカメラ、銀塩カメラ等を収納する
ことにより全体として防水型カメラとして機能すること
ができるカメラの防水パックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防水パックとしては、カ
メラを収納する防水パック本体と、この防水パック本体
にバックル等の開閉機構によって取り付けられるカバー
とから構成されたものがある。この防水パックにカメラ
を着脱する場合には、カバーの係合を外し、防水パック
本体からカバーを完全に取り外すか、又はカバーを全開
させて行っていた。
【0003】また、従来の防水パックは、カメラのメモ
リカード、フイルム等の記録媒体の交換時や、カメラの
バッテリーの交換や充電時の操作性を考慮して構成され
ておらず、この種の操作は、カメラを防水パックから完
全に取り出した状態で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、防水パ
ック本体からカバーの係合を外し、カバーを完全に取り
外すように構成された防水パックは、カバーの置き場所
等を考慮しなければならず、屋外でカメラを防水パック
に着脱するには適していない。また、防水パック本体と
カバーとが分離しないように構成された防水パックも、
カバーが防水パック本体に対して不安定な状態(ブラブ
ラの状態)にあるため、カメラの着脱や、防水パック内
のカメラの記録媒体の交換等を安定した状態で行うこと
ができないという問題がある。
【0005】更に、カメラの記録媒体の交換や、カメラ
のバッテリーの交換や充電等を行う場合には、従来の防
水パックは、カメラを防水パックから完全に取り出す必
要があるか、又はカメラを収納した状態では操作性が悪
いという問題がある。本発明はこのような事情に鑑みて
なされたもので、カメラの着脱時等にカバーが邪魔にな
らず、またカメラの記録媒体の交換、カメラのバッテリ
ーの交換や充電等を、カメラを防水パックから完全に取
り外さない状態で操作性よく行うことができるカメラの
防水パックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1に係る発明は、カメラを収納する防水
パック本体と、前記防水パック本体に対して回動自在に
配設され、閉成時に水密性をもたせるカバーと、前記カ
バーの自重にかかわらず該カバーを任意の角度又は所定
の開放角度で静止可能に保持するカバー保持手段と、を
備えたこと特徴としている。また、本願請求項2に係る
発明は、カメラを収納する防水パック本体と、前記防水
パック本体に配設され、閉成時に水密性をもたせるカバ
ーと、前記カバーを開放すると、該カバーの開放に伴っ
て前記防水パック本体内に収納されたカメラを所定の位
置まで移動させるカメラ移動手段と、を備えたことを特
徴としている。更に、本願請求項3に係る発明は、上記
請求項1、2に係る発明を組み合わせてなることを特徴
としている。
【0007】本願請求項1、3に係る発明によれば、前
記カバーを所定の開放角度でそのカバーの自重にかかわ
らず静止させることができ、カメラの着脱時等にカバー
が邪魔にならない。また、本願請求項2、3に係る発明
によれば、前記カバーを開けると、防水パック本体内の
カメラが自動的に所定の位置まで移動するため、防水パ
ック本体からカメラを完全に取り外さなくてもカメラの
記録媒体の交換、カメラのバッテリーの交換や充電等を
操作性よく行うことができる。
【0008】尚、前記カバー保持手段は、本願請求項4
に示すように前記カバーの1又は複数の回動位置でクリ
ック係合するクリック機構、前記カバーの回動動作に対
して所定の摩擦抵抗を有するフリクション手段、及び前
記カバーの1又は複数の回動位置で前記カバーの回動動
作をロックするロック機構のうちのいずれか1つを含ん
で構成される。また、前記カメラ移動手段は、本願請求
項5に示すように前記防水パック本体内で移動自在に配
設され且つ前記カメラの三脚ネジ穴と螺合するカメラ取
付ネジを有するカメラ取付部材と、前記防水パック本体
内から前記カメラが突出するように前記カメラ取付部材
を付勢する付勢手段とから構成されている。更に、本願
請求項5に示すカメラ移動手段は、本願請求項6に示す
ように前記カメラ取付部材が前記カメラの記録媒体の交
換可能な位置まで突出すると、該カメラ取付部材の突出
を一旦停止させるストッパを有していてもよい。また、
前記カメラ移動手段の他の実施の形態としては、本願請
求項7に示すように前記防水パック本体内で移動自在に
配設され且つ前記カメラの三脚ネジ穴と螺合するカメラ
取付ネジを有するカメラ取付部材と、該カメラ取付部材
と前記カバーとの間に設けられたリンク機構とから構成
されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラの防水パックの好ましい実施の形態について詳
説する。図1及び図2はそれぞれ本発明に係るカメラの
防水パックを前方及び後方から見た斜視図であり、図3
は図2に示した防水パックのカバーを開けた状態を示す
斜視図である。
【0010】これらの図面に示すように、この防水パッ
ク10は、主として防水パック本体12と、ヒンジ14
により防水パック本体12に対して回動自在に配設され
たカバー16とから構成されており、図4に示すデジタ
ルカメラ18を収納することにより全体として防水型デ
ジタルカメラとして機能できるようになっている。図1
に示すように、防水パック本体12の前面には、デジタ
ルカメラ18の撮影レンズに対向する位置に保護ガラス
20が水密性をもって固定されている。即ち、図5に示
すように保護ガラス20と、防水パック本体12の外装
ケース22との間にはOリング24が配置されており、
保護ガラス20は、外装ケース22に固定された押え部
材26によってOリング24に押し付けられている。
【0011】また、防水パック本体12の前面には、防
水パック本体12に内蔵されたストロボ装置28の発光
窓30、及び発光量調整用の調光センサの受光窓32が
設けられている。防水パック本体12の上面には、シャ
ッタボタン34と、デジタルカメラ18の各種の状態を
表示する液晶表示パネルを透視するための透明窓部36
と、防水構造の光学ファインダ(図示せず)を取り付け
るための取付けシュー38とが設けられている。また、
防水パック本体12の図1上の右側面には、カバー開つ
まみ40が設けられている。
【0012】図3に示すように、防水パック本体12の
内側には、デジタルカメラ18を収納するカメラ収納部
42と、防水パック10の電源として使用されるバッテ
リー44(複数本の電池を収納する電池ケース又は専用
の二次電池)を収納するバッテリー収納部46とが形成
されている。また、防水パック本体12の内側には、デ
ジタルカメラ18を取り付けるためのカメラ取付部材4
8が防水パック本体12に対して回動自在に配設されて
いる。このカメラ取付部材48は、デジタルカメラ18
の三脚ネジ穴と螺合するカメラ取付ネジ50と、デジタ
ルカメラ18の回り止め及び位置決め用のピン52とが
設けられており、これらのカメラ取付ネジ50及びピン
52によって図4に示すようにデジタルカメラ18を固
定できるようになっている。また、カメラ取付部材48
の先端には、防水パック本体12に配設されたコイルバ
ネ54の上端に当接する係合部48Aが形成されている
(図4及び図6参照)。
【0013】上記構成によってカメラ取付部材48は、
カバー16が開放されると、カメラ取付部材48の先端
がコイルバネ54によって図4及び図6に示す位置まで
押し上げられる。即ち、カメラ取付部材48は、カバー
16が開放されると、コイルバネ54の付勢力によって
図6に示す回動軸49を中心にして自動的に回動し、デ
ジタルカメラ18を所定の位置まで押し上げる。
【0014】更に、防水パック本体12の内側には、図
5に示すようにワイドコンバージョンレンズ56を取り
付けるための取付部58が設けられている。即ち、取付
部58は、防水パック本体12の外装ケース22の内側
に固定されており、この取付部58には、ワイドコンバ
ージョンレンズ56の外周に形成された雄ネジ56Aと
螺合する雌ネジ58Aが形成されている。これにより、
ワイドコンバージョンレンズ56を取付部58に取り付
けることにより、通常の撮影よりもワイド撮影が可能に
なる。
【0015】一方、図2に示すようにカバー16の背面
には、デジタルカメラ18の背面に設けられた撮影画
像、再生画像等を表示する液晶モニタ60(図4参照)
を透視するための透明窓部62、電源スイッチ64、モ
ードダイヤル66、露出補正ボタン68、ストロボボタ
ン70、及び表示ボタン72が設けられている。また、
図3に示すようにカバー16の内側には、防水用のパッ
キング74、閉成時にカバー16をロックするためのフ
ック75等が設けられている。このカバー16は、前述
したようにヒンジ14により防水パック本体12に対し
て開閉自在に配設されており、閉成時にカバー16のフ
ック75が防水パック本体12側の係合部(図示せず)
と係合し、この状態でパッキング74により防水パック
本体12内の水密性を保持できるようになっている。
尚、カバー16がロックされている場合に、図3に示す
ようにカバー開つまみ40を起こし、反時計回り方向に
回すと、カバー16のロックを解除することができる。
【0016】図7は防水パック10のヒンジ14を含む
要部断面図である。同図に示すように、ヒンジ14の軸
14Aの外周にはフリクション部材76が配設されてお
り、このフリクション部材76による摩擦力により、カ
バー16の自重にかかわらずカバー16を任意の角度で
静止させることができるようになっている。尚、フリク
ション部材76としては、カバー16に設けられたパッ
キング74と同様な材質のものを使用することができ、
これによればヒンジ14の軸14Aの周囲を防水構造に
することができる。また、図7上の77は、カバー16
に設けられたパッキング74が当接する防水パック本体
12に形成された凸部を示す。
【0017】また、カバー16の背面に設けられたモー
ドダイヤル66及び各種のボタンは、図3に示すフレキ
シブル配線パターン78を介して図示しないコントロー
ル回路と接続されており、また、防水パック本体12の
上面に設けられたシャッタボタン34もコントロール回
路に接続されている。このコントロール回路は、これら
のボタン類の操作に応じたコントロール信号を、リモー
トコントロールケーブル80を介してデジタルカメラ1
8に出力する。即ち、リモートコントロールケーブル8
0はプラグ80Aを有しており、このプラグ80Aは、
図4に示すようにデジタルカメラ18のデジタル入出力
端子に差し込まれる。
【0018】尚、図4において、82はビデオ出力端
子、84はDC入力端子、86はスマートメディア(メ
モリカード)の挿入口を開閉するスマートメディアカバ
ー、88はデジタルカメラ18側のモードダイヤルであ
る。次に、上記ボタン類の操作に応じたデジタルカメラ
18の制御について説明する。
【0019】まず、図2に示す電源スイッチ64を図2
上で上方にスライドさせると、デジタルカメラ18の電
源が入り、再度電源スイッチ64を上方にスライドさせ
ると、デジタルカメラ18の電源が切れる。モードダイ
ヤル66は、撮影した画像を再生する再生モード、撮影
状況に応じて露出とフォーカスを自動的に制御する通常
(AUTO)撮影モード、フォーカスを遠景(約5m)
に固定する遠景固定撮影モード、フォーカスを近景(約
1.2m)に固定する近景固定撮影モード、及び10〜
70cmまでの近距離撮影ができるマクロ撮影モードの
うちのいずれかをダイヤル位置によって選択するもので
ある。
【0020】また、露出補正ボタン68を押しながらシ
ャッタボタン36を半押しすると、+1.6Evの露出
補正が行われる。更に、この防水パック本体12に内蔵
されたストロボ装置28は、通常は低輝度又は逆光時に
自動発光するオートモードになっているが、ストロボボ
タン70をワンプッシュする毎にオートモードから順次
強制発光モード、発光停止モード、オートモードに切り
換えられる。尚、上記露出補正ボタン68及びストロボ
ボタン70は、それぞれ再生モード時に1コマ順送り及
び1コマ逆送りを指令するボタンとして兼用されてい
る。また、モードダイヤル66によってAUTO撮影モ
ードが選択されているときに表示スイッチ72を押す
と、液晶モニタ60にスルー画が表示され、液晶モニタ
60を見ながら撮影を行うことができる。
【0021】次に、上記構成の防水パック10の作用に
ついて説明する。まず、この防水パック10にデジタル
カメラ18を収納する場合には、図3に示すカメラ取付
部材48にカメラ取付ネジ50及びピン52によってデ
ジタルカメラ18を固定し、続いて図4に示すようにリ
モートコントロールケーブル80のプラグ80Aをデジ
タルカメラ18のデジタル入出力端子に差し込む。尚、
リモートコントロールケーブル80が短い場合には、図
4又は図6に示す状態までデジタルカメラ18を入れ、
プラグ80Aをデジタル入出力端子に差し込む。
【0022】その後、図4又は図6に示すようにデジタ
ルカメラ18が傾いている状態(即ち、コイルバネ54
の付勢力によってデジタルカメラ18が所定の位置まで
押し上げられている状態)で、カバー16のフック75
が防水パック本体12側の係合部に係合するまで(「カ
チッ」という音がするまで)カバー16を閉じる。この
カバー16の閉動作に伴って、デジタルカメラ18はコ
イルバネ54の付勢力に抗してカバー16により押下さ
れ、防水パック本体12のカメラ収納部42の所定位置
に収納される。尚、デジタルカメラ18は、コイルバネ
54の付勢力によってカバー16側に押圧されているた
め、カメラ収納部42内でガタつくことがない。
【0023】一方、防水パック12に収納されたデジタ
ルカメラ18内のバッテリー(図示せず)を充電する場
合、デジタルカメラ18のスマートメディアを交換する
場合には、図3に示すようにカバー開つまみ40を起こ
し、反時計回り方向に回してカバー16のロックを解除
する。このカバー16のロックが解除されてカバー16
が開放されると、図4又は図6に示すようにコイルバネ
54の付勢力によってカメラ取付部材48が回動軸49
(図6参照)を中心にして自動的に回動し、これにより
デジタルカメラ18は図4又は図6に示す位置まで押し
上げられる。図4に示すように、この状態のデジタルカ
メラ18は、デジタルカメラ18の一方の側面(デジタ
ル入出力端子、ビデオ出力端子82、DC入力端子8
4、及びスマートメディアカバー86が設けられている
側面)が、防水パック本体12から露出するように傾い
て停止している。
【0024】従って、デジタルカメラ18を防水パック
10から完全に取り出さずに図4に示す状態のままで、
デジタルカメラ18のDC入力端子84にACパワーア
ダプタのプラグ(図示せず)を差し込むことにより、デ
ジタルカメラ18内のバッテリーを充電することがで
き、また、スマートメディアカバー86を開けてスマー
トメディアの交換もできる。更に、ビデオ出力端子82
にビデオケーブルのプラグを接続することによりモニタ
テレビ等にビデオ出力したり、デジタル入出力端子にリ
モートコントロールケーブル80のプラグ80Aの代わ
りに、パソコンとの接続を行うための専用接続ケーブル
のプラグを接続することによりパソコンにデジタル出力
することができる。
【0025】また、デジタルカメラ18を防水パック1
0から完全に取り出す場合には、図4又は図6に示す状
態でリモートコントロールケーブル80のプラグ80A
を外し、少なくともカメラ取付ネジ50の操作が可能な
位置までカメラ取付部材48(デジタルカメラ18)を
手動で回動させ、カメラ取付ネジ50を回転させてカメ
ラ取付部材48からデジタルカメラ18を外す。
【0026】ところで、上記各種ケーブルのプラグの着
脱やスマートメディアの交換、あるいはデジタルカメラ
18の着脱に際し、カバー16は図7で説明したように
フリクション部材76による摩擦力によって任意の角度
で静止可能になっているため、カバー16が邪魔になら
ず安定した状態で行うことができる。尚、カバー16を
開ける場合には、通常、水滴を拭いてから開けるが、カ
バー16に付着している水滴が防水パック本体12内に
入らないようにカバー16の周囲に水滴のガイド溝等を
設けてもよい。
【0027】図8、図9、図10及び図13はそれぞれ
本発明に係るカメラの防水パックの第2乃至第5の実施
の形態を示す要部断面図である。図8に示す第2の実施
の形態の防水パック90は、図6に示した第1の実施の
形態の防水パック10と比較して、カメラ取付部材48
の回動を一旦停止させるストッパ91を有する点で相違
する。尚、図8上で、図6に示した防水パック10と共
通する部分には同一の符号を付し、その詳細な説明は省
略する。
【0028】図8に示すストッパ91は、捩じりバネ9
2によって図8上で時計回り方向に付勢されており、カ
メラ取付部材48の係合部48Aと係合可能になってい
る。従って、カバー16が開放されると、カメラ取付部
材48は、コイルバネ54の付勢力によって回動軸49
を中心にして時計回り方向に回動するが、カメラ取付部
材48の係合部48Aがストッパ91に係合し、その回
動が規制される。即ち、このストッパ91によりカメラ
取付部材48の回動位置を所定の位置(図8に示す位
置)に固定でき、前述した各種ケーブルのプラグの着脱
やスマートメディアの交換等を安定した状態で行うこと
ができる。
【0029】尚、カメラ取付部材48を更に時計回り方
向に回動させる場合には、ストッパ91を捩じりバネ9
2の付勢力に抗して反時計回り方向に回動させる。これ
により、カメラ取付部材48は図8上で更に時計回り方
向に回動できるようになる。図9に示す第3の実施の形
態の防水パック93は、図8に示した第2の実施の形態
の防水パック90と比較して、コイルバネ54の代わり
に回動軸49の回りに捩じりバネ94が配設されている
点で相違する。
【0030】上記構成によりカバー16が開放される
と、カメラ取付部材48は、捩じりバネ94の付勢力に
よって回動軸49を中心にして時計回り方向に回動する
が、ストッパ91によってその回動位置が規制される。
続いて、このストッパ91を反時計回り方向に回動させ
ると、カメラ取付部材48は捩じりバネ94の付勢力に
よって図9上で更に時計回り方向に回動する。
【0031】図10に示す第4の実施の形態の防水パッ
ク95は、図6に示した第1の実施の形態の防水パック
10と比較して、コイルバネ54の代わりにカバー16
とカメラ取付部材48との間にリンク96、97が設け
られた点で相違する。これによりカバー16を開放する
と、カバー16からリンク96、97を介してカメラ取
付部材48に回動力が伝達され、カバー16の開放に伴
ってカメラ取付部材48も回動する。また、カバー16
を任意の角度に回動させたのち、カバー16から手を離
してもヒンジ14に設けられたフリクション部材76
(図7参照)によりその回動位置が保持されるようにな
っている。
【0032】尚、ヒンジ14に設けたフリクション部材
76の代わりに、図11に示すようにリンク96とリン
ク97の間にフリクション部材76’を設けるととも
に、カメラ取付部材48の回動軸49にもフリクション
部材を設けるようにしてもよい。更に、図11に示した
フリクション部材76’の代わりに1又は複数の回動位
置でクリック係合するクリック機構を設けてもよい。こ
のクリック機構としては、図12に示すようにリンク9
6’に弾性をもった凸部96Aを形成するとともに、リ
ンク97’に前記凸部96Aが落ち込む1又は複数の凹
部97Aを形成し、リンク96’とリンク97’とが所
定の角度になると、凸部96Aが凹部97Aに落ち込ん
で固定するものが考えられるが、クリック機構はこれに
限定されない。また、この種のクリック機構は、ヒンジ
14に設けたフリクション部材76の代わりに設けても
よいし、カメラ取付部材48の回動軸49に設けてもよ
い。
【0033】図13に示す第5の実施の形態の防水パッ
ク98は、図10に示した第4の実施の形態の防水パッ
ク95と比較して、リンク96、97の代わりにリンク
99と、リンク99の一端99Aを案内するガイド溝4
8Bとが設けられた点で相違する。ガイド溝48Bはカ
メラ取付部材48に形成されており、その一端にはリン
ク99の一端99Aが落ち込む凹部が形成されている。
これによりカバー16を開放すると、リンク99の一端
がガイド溝48Bに沿って前記凹部に向かって移動する
とともに、カメラ取付部材48を回動させる。そして、
リンク99の一端が、図13に示す位置に達し、この位
置でカバー16から手を離すと、リンク99の一端が凹
部に落ち込み、その回動位置が保持される。その後、図
13に示す位置から更にカバー16を開放させると、リ
ンク99の一端は、ガイド溝48Bに沿って戻るととも
に、カメラ取付部材48を更に回動させる。尚、カメラ
取付部材48の回転軸49にはフリクション部材が設け
られており、カバー16の開閉によって回動させられた
位置を保持できるようになっている。
【0034】上記第1乃至第5の実施の形態では、カメ
ラ取付部材は回動軸によって防水パック本体に回動自在
に配設されているが、これに限らず、カメラ取付部材を
スライド自在に配設し、デジタルカメラをカメラ収納部
に対して平行移動できるようにしてもよい。また、カメ
ラ収納部に収納されるカメラは、デジタルカメラに限ら
ず、銀塩カメラでもよく、この場合には、銀塩カメラを
防水パックから完全に取り出さずにフイルム交換ができ
るように構成する。
【0035】更に、図5に示した防水パック本体12の
内側の取付部58には、ワイドコンバージョンレンズ5
6を取り付ける場合について説明したが、これに限ら
ず、テレコンバージョンレンズや、NDフィルタ、UV
フィルタ、特殊効果フィルタ等を取り付けてもよく、要
はカメラの撮影レンズの前面に配置されるアクセサリー
用の光学部材であれば如何なるものでもよい。また、取
付部の取付方式もネジ式に限らず、他の取付方式を適用
してもよし、予め着脱不能に固定してもよい。
【0036】次に、防水パック本体12に内蔵されたス
トロボ装置28について説明する。図14は上記ストロ
ボ装置28の概要を示すブロック図である。同図に示す
ように、このスロトボ装置28は、主としてストロボ制
御回路100、メインコンデンサ102、放電管10
4、同調センサ106、及び調光センサ108から構成
されている。
【0037】このストロボ装置28は、前述したように
ストロボボタン70の操作に応じて低輝度又は逆光時に
自動発光するオートモード、強制発光モード、発光停止
モードの切り換えが可能になっており、デジタルカメラ
18に内蔵のストロボ装置(図示せず)に比べて大発光
量のストロボ光を発光することができるものである。ま
た、ストロボ装置28の電源は、防水パック10に収納
されたバッテリー44(図4参照)から供給されるよう
になっている。このバッテリー44を収納するバッテリ
ー収納部46は、図4に示すようにカバー16のヒンジ
14が設けられている側とカメラ収納部を挟んで反対側
に形成されており、これによりカバー16に邪魔されず
にバッテリー44の交換ができるようになっている。
【0038】同調センサ106は受光素子からなり、デ
ジタルカメラ18が防水パック本体12の所定位置に収
納されたときに、デジタルカメラ内蔵のストロボ装置の
発光窓の前方に位置するように配置されている。従っ
て、デジタルカメラ内蔵のストロボ装置が発光すると、
その発光を感知してデジタルカメラ内蔵のストロボ装置
の発光に同期した受光信号をストロボ制御回路100に
出力する。
【0039】また、このデジタルカメラ18は、防水パ
ック10に収納されていることを検知することができ、
防水パック10に収納されていることを検知すると、防
水パックモードとなる。そして、防水パックモード時に
内蔵のストロボ装置を発光させる場合には、デジタルカ
メラ18は、内蔵のストロボ装置を前記同調センサ10
6が感知できる程度に微小発光させる。これにより、無
駄なエネルギが消費されないようにし、また防水パック
10内での閃光の悪影響が生じないようにしている。
尚、デジタルカメラ18が防水パック10に収納されて
いるか否かの検知は、図3に示したピン52がデジタル
カメラ18の底部に挿入されているか否かを検知する検
知手段(例えば、ピン52の有無によってON/OFF
するスイッチ)によって行っている。また、デジタルカ
メラ18は、防水パックモード時にリモートコントロー
ルケーブル80を介してコントロール信号を受入できる
ようになっている。
【0040】次に、上記ストロボ装置28の作用につい
て説明する。いま、低輝度又は逆光時に自動発光するオ
ートモードが選択され、かつデジタルカメラ18によっ
て測光した被写体輝度がストロボ発光を必要とする所定
の輝度以下の場合には、デジタルカメラ18は、シャッ
タボタン34が押下されると、内蔵のストロボ装置を微
小発光させる。
【0041】デジタルカメラ内蔵のストロボ装置が微小
発光すると、防水パック10に内蔵されたストロボ装置
28の同調センサ106が前記微小発光を感知し、デジ
タルカメラ内蔵のストロボ装置の発光に同期した受光信
号をストロボ制御回路100に出力する。ストロボ制御
回路100は、同調センサ106から受光信号を入力す
ると、放電管104をストロボ発光させるためのトリガ
ー信号を出力し、メインコンデンサ102に蓄えた電気
エネルギを放電管104に供給する。また、ストロボ制
御回路104は、被写体からの反射光を受光する調光セ
ンサ108での受光量が所定量に達すると、放電管10
4への電気エネルギを遮断し、ストロボ発光を停止させ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
の防水パックによれば、カバーの自重にかかわらず該カ
バーを任意の角度又は所定の開放角度で静止可能に保持
できるように構成したため、カメラの着脱時等にカバー
が邪魔にならないという利点がある。また、カバーを開
放すると、該カバーの開放に伴って防水パック本体内に
収納されたカメラを所定の位置まで自動的に突出させる
ようにしたため、カメラの記録媒体の交換、カメラのバ
ッテリーの交換や充電、その他の各種ケーブルのプラグ
の着脱等を、カメラを防水パックから完全に取り外さな
い状態で操作性よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るカメラの防水パックを前方
から見た斜視図である。
【図2】図2は図1に示した防水パックを後方から見た
斜視図である。
【図3】図3は図2に示した防水パックのカバーを開け
た状態を示す斜視図である。
【図4】図4は本発明に係る防水パック本体にデジタル
カメラが収納され、かつカバーが開放されている状態を
示す斜視図である。
【図5】図5はワイドコンバージョンレンズ等の取付部
の構成を説明するために用いた防水パック本体の要部断
面図である。
【図6】図6は本発明に係る防水パックの第1の実施の
形態を示す要部断面図である。
【図7】図7は本発明に係る防水パックのヒンジを含む
要部断面図である。
【図8】図8は本発明に係る防水パックの第2の実施の
形態を示す要部断面図である。
【図9】図9は本発明に係る防水パックの第3の実施の
形態を示す要部断面図である。
【図10】図10は本発明に係る防水パックの第4の実
施の形態を示す要部断面図である。
【図11】図11は図10に示したリンク間のフリクシ
ョン手段を説明するために用いた図である。
【図12】図12は図10に示したリンク等に設けるこ
とができるクリック機構の一例を示す図である。
【図13】図13は本発明に係る防水パックの第5の実
施の形態を示す要部断面図である。
【図14】図14は防水パックに内蔵されたストロボ装
置の概要を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、90、93、95、98…防水パック 12…防水パック本体 14…ヒンジ 16…カバー 18…デジタルカメラ 34…シャッタボタン 40…カバー開つまみ 42…カメラ収納部 48…カメラ取付部材 48A…係合部 48B…ガイド溝 49…回動軸 50…カメラ取付ネジ 52…ピン 54…コイルバネ 58…取付部 58A…雌ネジ 64…電源スイッチ 66…モードダイヤル 68…露出補正ボタン 70…ストロボボタン 72…表示ボタン 74…パッキング 75…フック 76、76’…フリクション部材 80…リモートコントロールケーブル 82…ビデオ出力端子 84…DC入力端子 86…スマートメディアカバー 91…ストッパ 92、94…捩じりバネ 96、96’、97、97’、99…リンク 96A…凸部 97A…凹部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラを収納する防水パック本体と、 前記防水パック本体に対して回動自在に配設され、閉成
    時に水密性をもたせるカバーと、 前記カバーの自重にかかわらず該カバーを任意の角度又
    は所定の開放角度で静止可能に保持するカバー保持手段
    と、 を備えたこと特徴とするカメラの防水パック。
  2. 【請求項2】 カメラを収納する防水パック本体と、 前記防水パック本体に配設され、閉成時に水密性をもた
    せるカバーと、 前記カバーを開放すると、該カバーの開放に伴って前記
    防水パック本体内に収納されたカメラを所定の位置まで
    移動させるカメラ移動手段と、 を備えたことを特徴とするカメラの防水パック。
  3. 【請求項3】 カメラを収納する防水パック本体と、 前記防水パック本体に対して回動自在に配設され、閉成
    時に水密性をもたせるカバーと、 前記カバーの自重にかかわらず該カバーを任意の角度又
    は所定の開放角度で静止可能に保持するカバー保持手段
    と、 前記カバーの開放に連動して前記防水パック本体内に収
    納されたカメラを所定の位置まで移動させるカメラ移動
    手段と、 を備えたこと特徴とするカメラの防水パック。
  4. 【請求項4】 前記カバー保持手段は、前記カバーの1
    又は複数の回動位置でクリック係合するクリック機構、
    前記カバーの回動動作に対して所定の摩擦抵抗を有する
    フリクション手段、及び前記カバーの1又は複数の回動
    位置で前記カバーの回動動作をロックするロック機構の
    うちのいずれか1つを含む請求項1又は3に記載のカメ
    ラの防水パック。
  5. 【請求項5】 前記カメラ移動手段は、前記防水パック
    本体内で移動自在に配設され且つ前記カメラの三脚ネジ
    穴と螺合するカメラ取付ネジを有するカメラ取付部材
    と、前記防水パック本体内から前記カメラが突出するよ
    うに前記カメラ取付部材を付勢する付勢手段と、から構
    成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    カメラの防水パック。
  6. 【請求項6】 前記カメラ移動手段は、前記カメラ取付
    部材が前記カメラの記録媒体の交換可能な位置まで突出
    すると、該カメラ取付部材の突出を一旦停止させるスト
    ッパを有することを特徴とする請求項5に記載のカメラ
    の防水パック。
  7. 【請求項7】 前記カメラ移動手段は、前記防水パック
    本体内で移動自在に配設され且つ前記カメラの三脚ネジ
    穴と螺合するカメラ取付ネジを有するカメラ取付部材
    と、該カメラ取付部材と前記カバーとの間に設けられた
    リンク機構とから構成されていることを特徴とする請求
    項2又は3に記載のカメラの防水パック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007150740A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Fujifilm Corp 撮像装置

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