JPH11218566A - 半導体試験装置 - Google Patents

半導体試験装置

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JPH11218566A
JPH11218566A JP10021888A JP2188898A JPH11218566A JP H11218566 A JPH11218566 A JP H11218566A JP 10021888 A JP10021888 A JP 10021888A JP 2188898 A JP2188898 A JP 2188898A JP H11218566 A JPH11218566 A JP H11218566A
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JP
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data
expected value
signal
dut
fail
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JP10021888A
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Masayuki Kawabata
雅之 川端
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Advantest Corp
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Advantest Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】DUTのミスコードを的確に特定可能とする半
導体試験装置を提供する。 【解決手段】被試験デバイスであるD/A変換器のミス
コードを解析する半導体試験装置において、デジタル試
験パターン発生器からの試験コードデータをDUTへ印
加し、DUTが出力するアナログ電圧をA/D変換する
手段を具備し、A/D変換手段が出力するコードデータ
に対応して所定上下リミットデータ幅を付与した上限期
待値データと下限期待値データの期待値データをDUT
からの出力タイミングに同期して発生する手段を具備
し、A/D変換手段が出力するコードデータが、上限期
待値データと下限期待値データの範囲を外れたことを検
出する手段を具備し、範囲外検出手段からの検出信号を
受けた都度、試験開始からの時刻情報と共にフェイルメ
モリへ格納するフェイル格納手段を具備する半導体試験
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被試験デバイス
であるA/D変換器、あるいはD/A変換器の不良モー
ドのひとつであるミスコード、特にスパークル・エラー
が解析可能な半導体試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データレートが50MHz以上もの高速
動作をするA/D変換器、D/A変換器、あるいはDU
Tの変換速度上限若しくは上限前後の変換においては、
間欠的に発生する変換ミスが生じる場合がある。変換不
良モードのひとつとしてはミスコード(ミシング・コー
ド:missing cordとも言われる)がある。またミスコー
ドの一種であるスパークル・エラーがある。このスパー
クル・エラーは、データレートのクロックに同期して変
換が行われるが、何らかの理由でデバイスの精度誤差で
ある±1LSBをはるかに超える突飛なコードデータあ
るいは出力電圧が出力される変換エラーをいう。
【0003】この不良解析を行う場合の従来の被試験デ
バイス(DUT)がA/D変換器の場合の測定構成を図
6に示す。構成は、アナログ波形発生器200と、格納
メモリ410と、CPU420で成る。
【0004】アナログ波形発生器200は、高純度の正
弦波信号をDUTへ印加する。格納メモリ410は、D
UTが高速のデータレートでA/D変換した測定データ
を所定時間の間、連続的に格納する大容量のメモリであ
る。
【0005】CPU420は、前記格納メモリ410に
格納されている測定データを読み出して演算処理してミ
スコードの発生頻度を解析する。判定方法例としては、
格納メモリ410からの連続する測定データを受けて期
待値となる正弦波のコードデータを生成し、これから図
6(b)に示すように、上限、下限のテンプレートを当
てはめ、このウィンドウ内を逸脱した測定データをミス
コードとして得る解析方法である。他の方法としては、
測定データをFFT処理して周波数ドメインの解析によ
るSNR試験(信号対ノイズ試験)で行う解析方法もあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述従来の試験構成で
は、まれにしか発生しないDUTのミスコード、特にス
パークル・エラーの検出の為には膨大な測定データの収
集が必要となる。この為、DUTの評価に時間がかか
り、またどのような入力条件や入力タイミングのときに
ミスコードが発生し易いかの評価が実用上困難である。
これらの為DUTの性能限界前後のサンプリング用クロ
ックを変化させたりして評価を試みている。しかしなが
ら、より性能の良いあるいは歩留まりの良いデバイスに
改善しようとしても、DUTのミスコード原因が的確に
見出せない為に、評価解析が困難な場合がある。これら
の為にテスト時間が多くかかり、テストコストがかかる
という実用上の難点があった。そこで、本発明が解決し
ようとする課題は、DUTのミスコードを的確に特定可
能とする半導体試験装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1に、上記課題を解決
するために、本発明の構成では、被試験デバイスである
D/A変換器のミスコードを解析する半導体試験装置に
おいて、デジタル試験パターン発生器300からの試験
コードデータ300dをDUTへ印加し、DUTが出力
するアナログ電圧V2をA/D変換する手段を具備し、
A/D変換手段が出力するコードデータ34dに対応し
て所定上下リミットデータ幅を付与した上限期待値デー
タ50upと下限期待値データ50lowの期待値データを
DUTからの出力タイミングに同期して発生する手段を
具備し、A/D変換手段が出力するコードデータ34d
が、上限期待値データ50upと下限期待値データ50lo
wの範囲を外れたことを検出する手段を具備し、範囲外
検出手段からの検出信号を受けた都度、試験開始からの
時刻情報と共にフェイルメモリ68へ格納するフェイル
格納手段を具備することを特徴とする半導体試験装置で
ある。上記発明によれば、DUTであるD/A変換器の
ミスコード、特にスパークル・エラー発生要因を的確に
特定可能とする半導体試験装置が実現できる。
【0008】第4図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第2に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、被試験デバイスであるD/A変換器のミスコー
ドを解析する半導体試験装置において、デジタル試験パ
ターン発生器300からの試験コードデータ300dを
DUTへ印加し、DUTがクロックclk毎にD/A変
換して出力するアナログ電圧V2の信号を受けて、所定
タイミングのクロック信号20clkでA/D変換したコ
ードデータ34dを連続的に出力するA/D変換器34
を具備し、デジタル試験パターン発生器300からのク
ロック信号300clkと比較開始用のスタート信号30
0sttを受けて、DUTが出力するアナログ電圧V2の
出力タイミングに同期する同期クロック信号20clk及
び比較開始用の比較スタート信号20sttを発生するサ
ンプリングクロック発生器20を具備し、サンプリング
クロック発生器20からの信号を受けて、クロック単位
にDUTから出力されるアナログ電圧V2をA/D変換
したコードデータ34dが正常値としたとき、正常値に
対して正の所定値を加算付与した上限期待値データ50
upと、正常値に対して負の所定値を加算付与した下限期
待値データ50lowを発生する期待値パターン発生器5
0を具備し、A/D変換器34が出力するコードデータ
34dを一方の比較入力端に受けて、期待値パターン発
生器50からの上限期待値データ50upを他方の比較入
力端に受けて、両者を比較し、コードデータ34dが上
限期待値データ50upより大きい場合に第1のフェイル
信号41fを出力する第1の比較器41を具備し、A/
D変換器34が出力するコードデータ34dを一方の比
較入力端に受けて、期待値パターン発生器50からの下
限期待値データ50lowを他方の比較入力端に受けて、
両者を比較し、コードデータ34dが下限期待値データ
50lowより小さい場合に第2のフェイル信号42fを出
力する第2の比較器42を具備し、サンプリングクロッ
ク発生器20からの比較スタート信号20sttを受けて
フェイルカウンタをリセット初期化し、第1の比較器4
1からの第1のフェイル信号41f、あるいは第2の比
較器42からの第2のフェイル信号42fを受けて、フ
ェイル回数を計数するフェイルカウンタ66を具備し、
サンプリングクロック発生器20からの比較スタート信
号20sttを受けてカウンタをリセット初期化し、以後
サンプリングクロック発生器20からの同期クロック信
号20clkで計数した時刻データ26dを出力する時刻デ
ータ発生カウンタ26を具備し、第1のフェイル信号4
1f、あるいは第2のフェイル信号42fが発生した都
度、フェイルカウンタ66のカウント値の出力信号66
faをフェイルメモリのデータ格納用のアドレスとして使
用して、時刻データ発生カウンタ26からの時刻データ
26dをフェイル位置情報のデータとして格納するフェ
イルメモリ68を具備することを特徴とする半導体試験
装置がある。
【0009】第3に、上記課題を解決するために、本発
明の構成では、被試験デバイスであるA/D変換器のミ
スコードを解析する半導体試験装置において、アナログ
波形発生器200からの試験信号200vをDUTへ印
加し、DUTから出力されるコードデータD1に対応す
る所定上下リミットデータ幅を付与した上限期待値デー
タ50upと下限期待値データ50lowの期待値データを
DUTの出力と同期して発生する手段を具備し、DUT
から出力されるコードデータD1が、上限期待値データ
50upと下限期待値データ50lowの範囲を外れたこと
を検出する手段を具備し、範囲外検出手段からの検出信
号を受けた都度、試験開始からの時刻情報と共にフェイ
ルメモリ68へ格納するフェイル格納手段を具備するこ
とを特徴とする半導体試験装置がある。上記発明によれ
ば、DUTであるA/D変換器のミスコード、特にスパ
ークル・エラー発生要因を的確に特定可能とする半導体
試験装置が実現できる。
【0010】第5図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第4に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、被試験デバイスであるA/D変換器のミスコー
ドを解析する半導体試験装置において、アナログ波形発
生器200からの試験信号200vをDUTへ印加し、
DUTがA/D変換して連続的に出力するコードデータ
D1を受けて、所定の同期タイミングのクロックでリタ
イミングしたコードデータ32dを出力するラッチレジ
スタ32を具備し、アナログ波形発生器200からのク
ロック信号300clkと比較開始用のスタート信号30
0sttを受けて、DUTが出力するコードデータD1の
出力タイミングに同期する同期クロック信号20clk及
び比較開始用の比較スタート信号20sttを発生するサ
ンプリングクロック発生器20を具備し、サンプリング
クロック発生器20からの信号を受けて、クロック単位
にDUTから出力されるコードデータD1が正常値とし
たとき、正常値に対して正の所定値を加算付与した上限
期待値データ50upと、正常値に対して負の所定値を加
算付与した下限期待値データ50lowを発生する期待値
パターン発生器50を具備し、ラッチレジスタ32が出
力するコードデータ32dを一方の比較入力端に受け
て、期待値パターン発生器50からの上限期待値データ
50upを他方の比較入力端に受けて、両者を比較し、コ
ードデータ32dが上限期待値データ50upより大きい
場合に第1のフェイル信号41fを出力する第1の比較
器41を具備し、ラッチレジスタ32が出力するコード
データ32dを一方の比較入力端に受けて、期待値パタ
ーン発生器50からの下限期待値データ50lowを他方
の比較入力端に受けて、両者を比較し、コードデータ3
4dが下限期待値データ50lowより小さい場合に第2の
フェイル信号42fを出力する第2の比較器42を具備
し、サンプリングクロック発生器20からの比較スター
ト信号20sttを受けてフェイルカウンタをリセット初
期化し、第1の比較器41からの第1のフェイル信号4
1f、あるいは第2の比較器42からの第2のフェイル
信号42fを受けて、フェイル回数を計数するフェイル
カウンタ66を具備し、サンプリングクロック発生器2
0からの比較スタート信号20sttを受けてカウンタを
リセット初期化し、以後サンプリングクロック発生器2
0からの同期クロック信号20clkで計数した時刻デー
タ26dを出力する時刻データ発生カウンタ26を具備
し、第1のフェイル信号41f、あるいは第2のフェイ
ル信号42fが発生した都度、フェイルカウンタ66の
カウント値の出力信号66faをフェイルメモリのデータ
格納用のアドレスとして使用して、時刻データ発生カウ
ンタ26からの時刻データ26dをフェイル位置情報の
データとして格納するフェイルメモリ68を具備するこ
とを特徴とする半導体試験装置がある。
【0011】第1図は、本発明に係る解決手段を示して
いる。第5に、上記課題を解決するために、本発明の構
成では、第1のDUTであるA/D変換器(DUT
1)、あるいは第2のDUTであるD/A変換器(DU
T2)の両方のDUTに対するミスコードを解析する半
導体試験装置において、第2のDUTであるD/A変換
器(DUT2)を試験する上述構成手段に加え、第1の
DUTであるA/D変換器(DUT1)へ試験信号20
0vを印加するアナログ波形発生器200を具備し、第
1のDUTであるA/D変換器(DUT1)が出力する
コードデータD1を受けて、所定の同期タイミングのク
ロックでリタイミングしたコードデータ32dを出力す
るラッチレジスタ32を具備し、第2のDUTであるD
/A変換器(DUT2)が出力するアナログ電圧V2を
A/D変換器34でA/D変換したコードデータ34d
と、第1のDUTであるA/D変換器(DUT1)が出
力するコードデータD1を受けて、何れかに切替えて第
1の比較器41及び第2の比較器42の入力端へ供給す
る2入力1出力型のセレクタ36とを具備してA/D変
換器あるいはD/A変換器の両方を試験可能とすること
を特徴とする半導体試験装置がある。
【0012】尚、期待値パターン発生器50からの上限
期待値データ50upと下限期待値データ50lowを比較
入力端に各々受けて、両者を比較し、上限期待値データ
50upが下限期待値データ50lowより小さいかあるい
は等しい場合にステータス情報43dとして出力する第
3の比較器43を具備し、第3の比較器43のステータ
ス情報43dを受けて、第1のフェイル信号41f、ある
いは第2のフェイル信号42fが発生した都度、時刻デ
ータ発生カウンタ26からの時刻データ26dと共に格
納するフェイルメモリ68とすることを特徴とする上述
半導体試験装置がある。
【0013】第2(a)図は、期待値パターン発生器の
具体構成を示している。即ち、期待値パターン発生器5
0は、第1に、アナログ波形発生器200がDUTへ印
加する試験信号200vを受けて、制御可能なリファレ
ンス電圧V1、V2により、上限リミット幅値が所定に付
与されるようにしてA/Dした変換データを上限期待値
データ50upとして発生出力する第1のA/D変換器5
1aを具備し、第2に、アナログ波形発生器200がD
UTへ印加する試験信号200vを受けて、制御可能な
リファレンス電圧V3、V4により、下限リミット幅値が
所定に付与されるようにしてA/Dした変換データを下
限期待値データ50lowとして発生出力する第2のA/
D変換器51bとを備える。
【0014】第2(b)図は、期待値パターン発生器の
具体構成を示している。即ち、期待値パターン発生器5
0は、アナログ波形発生器200がDUTへ印加する試
験信号200vを受けて、所定にA/D変換するA/D
変換器52を具備し、A/D変換器52が変換出力する
コードデータ52dを受けて、所定のリミット値を加算
付与した上限期待値データ50upを出力する加算手段5
3aを具備し、A/D変換器52が変換出力するコード
データ52dを受けて、所定のリミット値を減算付与し
た下限期待値データ50lowを出力する減算手段53bと
を備える。
【0015】第2(c)図は、期待値パターン発生器5
0の具体構成を示している。即ち、期待値パターン発生
器50は、サンプリングクロック発生器20からの比較
スタート信号20sttを受けて、クロック信号20clkで
計数開始するアドレスカウンタ56を具備し、予め上限
及び下限の期待値データを格納しておき、前記アドレス
カウンタ56からの計数値をアドレスとして用い、この
アドレスの読出しデータを各々上限期待値データ50up
と下限期待値データ50lowとして発生出力するパター
ンメモリ57とを備える。
【0016】第3(a)図は、期待値パターン発生器と
デジタル試験パターン発生器の具体構成を示している。
即ち、DUTへ印加する試験コードデータ300dと共
に、上限期待値パターン300upと下限期待値パターン
300lowを発生する手段を備えるデジタル試験パター
ン発生器300を具備し、デジタル試験パターン発生器
300からの上限期待値パターン300upと下限期待値
パターン300lowを受けて、ラッチレジスタ58a、5
8bで各々リタイミングした後の上限期待値データ50u
pと下限期待値データ50lowを出力する期待値パターン
発生器50とを備える。
【0017】第3(b)図は、期待値パターン発生器の
具体構成を示している。即ち、DUTに印加するコード
データあるいは波形がサイン波形即ち基本波成分に相当
する場合における期待値パターン発生器50としては、
第1に、DUTがA/D変換器の場合は、DUTが出力
するコードデータD1をリタイミングしたコードデータ
32dを受け、第2に、DUTがD/A変換器の場合
は、DUTが出力するアナログ電圧V2の信号をA/D
変換器34を介して変換したコードデータ34dを受け
て、例えばパイプライン処理により高速にデジタルフィ
ルタ処理して基本波成分以外のスパイクノイズを除去し
た基本波成分のデータを出力するデジタルフィルタ59
cを具備し、基本波成分のデータを受けて、所定のリミ
ット値を加算付与した上限期待値データ50upを出力す
る加算手段59aを具備し、基本波成分のデータを受け
て、所定のリミット値を減算付与した下限期待値データ
50lowを出力する減算手段59bとを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例と共に図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図4は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。この場合のDUTはD/A変換器である。発
明に係る装置構成は、デジタル試験パターン発生器30
0と、ミスコード解析器100で成る。
【0020】デジタル試験パターン発生器300は、D
UTへクロックclkを与え、これに同期した試験コー
ドデータ300dを発生してDUTへ印加する。またミ
スコード解析器100へ前記信号に同期させる為のクロ
ック信号300clkと比較開始用のスタート信号300s
ttを供給する。尚、デジタル試験パターン発生器とし
て、半導体試験装置が備えているパターン発生器を用い
ても良い。
【0021】ミスコード解析器100の内部構成は、A
/D変換器34と、期待値パターン発生器50と、比較
器41、42,43と、フェイルカウンタ66と、フェ
イルメモリ68と、サンプリングクロック発生器20と
で成る。
【0022】サンプリングクロック発生器20は、デジ
タル試験パターン発生器300からのクロック信号30
0clkを受けて、DUTが出力するアナログ電圧V2の
出力タイミングに同期した同期クロック信号20clkを
ミスコード解析器100内部の各所へ発生する。この為
出力するクロック信号のタイミングを調整する例えば可
変遅延手段を備えている。またクロック信号300clk
は単一ではなく各部が必要とする所望タイミングのクロ
ック信号を個別に発生供給するクロック信号の総称とす
る。またデジタル試験パターン発生器300からの比較
開始用のスタート信号300sttを受けて、内部の各所
へ開始用の比較スタート信号20sttを発生供給する。
【0023】A/D変換器34は、DUTがクロックc
lk毎にD/A変換して出力するアナログ電圧V2の電
圧信号を受けて、これに同期した所定タイミングのクロ
ック信号20clkでA/D変換したコードデータ34dを
連続的に出力する。
【0024】期待値パターン発生器50は、サンプリン
グクロック発生器20からのクロック信号300clk、
比較スタート信号20sttを受けて、上記A/D変換器
34からのコードデータ34dに対応するように、比較
スタート信号20sttを起点としてDUTに同期して発
生し、かつ正常値に対して正の所定値を加算付与した上
限期待値データ50upと、正常値に対して負の所定値を
加算付与した下限期待値データ50lowを連続的に発生
出力する。
【0025】比較器41は、A/D変換器34からの連
続するコードデータ34dと、これに同期した期待値パ
ターン発生器50からの上限期待値データ50upを比較
し、コードデータ34dが上限期待値データ50upより
大きい場合にフェイル信号41fを出力するものであ
り、例えばボロー信号を出力するデジタル減算器を使用
する。
【0026】比較器42は、A/D変換器34からの連
続するコードデータ34dと、これに同期した期待値パ
ターン発生器50からの下限期待値データ50lowを比
較し、コードデータ34dが下限期待値データ50lowよ
り小さい場合にフェイル信号42fを出力する。
【0027】比較器43は、オプション回路であり、所
望により備えてもよい。これは、期待値パターン発生器
50が発生する上限期待値データ50upと下限期待値デ
ータ50lowの正当性をチェックするものであって、両
データを比較して、もしも上限期待値データ50upが下
限期待値データ50lowより等しいか小さい場合は期待
値データが不良であることを通知するステータス情報4
3dとしてフェイルメモリ68へ供給する。
【0028】ORゲート45は、上記フェイル信号41
fとフェイル信号42fをOR加算した信号をフェイルカ
ウンタ66とフェイルメモリ68へ供給する。
【0029】フェイルカウンタ66は、サンプリングク
ロック発生器20からの比較スタート信号20sttでフ
ェイルカウンタをリセットし、上記ORゲート45から
のフェイル信号を受けて、フェイルの発生回数を計数す
る。この発生回数の出力信号66faの値はアドレス情報
としてフェイルメモリ68へ供給する。
【0030】時刻データ発生カウンタ26は、サンプリ
ングクロック発生器20からの比較スタート信号20st
tを受けて時計カウンタをリセットし、以後サンプリン
グクロック発生器20からのクロック信号20clkを計
数して時刻情報とする。この出力である時刻データ26
dをフェイルメモリ68へ供給する。尚、デジタル試験
パターン発生器300は、通常、同一試験コードデータ
300d群を繰返し発生するので、これに対応して時刻
データ26dの中で下位所定ビットのみをフェイルメモ
リ68へ供給するようにしても良い。
【0031】フェイルメモリ68は、フェイル信号が発
生の都度、フェイルカウンタ66からの出力信号66fa
をフェイルメモリのデータ格納用のアドレスとして受
け、時刻データ発生カウンタ26からの時刻データ26
dをフェイル位置情報のデータとして格納する。尚、所
望により、フェイル発生時点のコードデータ34dをフ
ェイルメモリに格納するように構成して解析情報として
利用できるようにしても良い。
【0032】上記一連の測定が終了した後、CPUがフ
ェイルメモリ68の内容を読み出す。これにより、フェ
イル発生時点の各時刻データ26dから、デジタル試験
パターン発生器300がどの波形タイミングを出力して
いるときにミスコードが発生しているかの評価解析が容
易にかつ正確に特定できる大きな利点が得られる。従っ
て、当該DUTのミスコードを生じ易いLSI内部の回
路解析に有効な情報が得られることとなる結果、例え
ば、マージン裕度の向上や、より高性能なデバイス、あ
るいは歩留まりの良いデバイスに改善することが一層的
確に行える。
【0033】次に、図5の装置構成は、DUTがA/D
変換器の場合のブロック図である。この構成では、DU
Tに対応してデジタル試験パターン発生器300の代わ
りにアナログ波形発生器200を備え、更に、DUTの
出力はデジタルのコードデータD1であるからして、ミ
スコード解析器100の内部構成において、上述図4の
構成におけるA/D変換器34を削除し、代わりにリタ
イミング用のラッチレジスタ32を備えてコードデータ
D1を受ける。その他は上述同様の構成要素で成る。ま
た動作及び効果については、上述同様であるので説明を
省略し、アナログ波形発生器200についてのみ説明す
る。
【0034】アナログ波形発生器200は、DUTへク
ロックclkを与え、これに同期したアナログ電圧信号
200vを発生してDUTへ印加する。また、上述同様
に、ミスコード解析器100へDUTの出力信号と同期
させる為のクロック信号300clkと比較開始用のスタ
ート信号300sttを供給する。尚、アナログ波形発生
器としては、上述したデジタル試験パターン発生器30
0とD/A変換器を備え、デジタル試験パターン発生器
300が出力する試験コードデータ300dを受けてD
/A変換器でD/A変換したアナログ電圧信号200v
を発生する構成としても良い。
【0035】次に、図1の装置構成は、DUTとしてD
/A変換器、及びA/D変換器の両方に対応した場合の
ブロック図である。この構成は、デジタル試験パターン
発生器300と、アナログ波形発生器200と、ミスコ
ード解析器100で成る。ミスコード解析器100の内
部構成は、DUTであるA/D変換器(DUT1)から
出力されるコードデータD1を受けるラッチレジスタ3
2と、DUTであるD/A変換器(DUT2)から出力
されるアナログ電圧V2を受けてA/D変換するA/D
変換器34と、前記両コードデータ32d、34dを受け
て、何れかに切替えて比較器41、42へ供給する2入
力1出力型のセレクタ36とを備え、他は上述同様の構
成要素で成る。そして、試験対象となるDUT側のコー
ドデータを出力するようにセレクタ36を選択制御して
使用に供する。尚、この選択制御に連動してサンプリン
グクロック発生器20入力端のクロック信号300clk
とスタート信号300sttは、対応するデジタル試験パ
ターン発生器300あるいはアナログ波形発生器200
から受けるようにすることは言うまでもない。上述構成
の場合はA/D変換器あるいはD/A変換器の両方が試
験可能な装置構成を実現できる。
【0036】次に、上述で使用される期待値パターン発
生器50の具体的な内部構成例を図2、図3を参照して
説明する。図2(a)に示す期待値パターン発生器50
は、2つのA/D変換器51a、51bを用いて期待値を
発生する構成例である。即ち、A/D変換器51aは、
アナログ波形発生器200がDUTへ印加する試験信号
200vを受けて、外部から設定制御可能なリファレン
ス電圧V1、V2を変えることにより、上限リミット幅値
が所定に付与されたコードデータにA/D変換した上限
期待値データ50upを発生出力する。同様に、A/D変
換器51bは、アナログ波形発生器200がDUTへ印
加する試験信号200vを受けて、外部から設定制御可
能なリファレンス電圧V3、V4変えることにより、下限
リミット幅値が所定に付与されたコードデータにA/D
変換した下限期待値データ50lowを発生出力する。
【0037】図2(b)に示す期待値パターン発生器5
0は、1つのA/D変換器52と、加算手段53aと、
減算手段53bを用いて期待値を発生する構成例であ
る。即ち、A/D変換器52は、アナログ波形発生器2
00がDUTへ印加する試験信号200vを受けて、所
定にA/D変換したコードデータ52dを出力する。加
算手段53aは、これを受け、リミット値を受けて加算
した上限期待値データ50upを出力する。減算手段53
bは、上記コードデータ52dを受け、リミット値を受け
て減算した下限期待値データ50lowを出力する。
【0038】図2(c)に示す期待値パターン発生器5
0は、アドレスカウンタ56と、パターンメモリ57を
用いて期待値を発生する構成例である。即ち、アドレス
カウンタ56はサンプリングクロック発生器20からの
比較スタート信号20sttを受けて、クロック信号20c
lkで計数開始する。パターンメモリ57は、デジタル試
験パターン発生器300あるいはアナログ波形発生器2
00が発生するコードデータ300dあるいは試験信号
200vに対応して、予め、上限及び下限の期待値デー
タを格納しておき、前記アドレスカウンタ56からの計
数値をアドレスとして用い、このアドレスの読出しデー
タを各々上限期待値データ50upと下限期待値データ5
0lowとして発生出力する。
【0039】図3(a)に示す期待値パターン発生器5
0は、デジタル試験パターン発生器300内に上限期待
値パターン300upと下限期待値パターン300lowの
発生手段を備えるデジタル試験パターン発生器300
と、ミスコード解析器100側に2つのラッチレジスタ
58a、58bを用いて期待値を発生出力する構成例であ
る。
【0040】図3(b)に示す期待値パターン発生器5
0は、DUTからの信号を受けて、デジタルフィルタ5
9cと、加算手段59aと、減算手段59bを用いて期待
値を発生する構成例である。即ち、デジタルフィルタ5
9cは、DUTが出力するコードデータD1、あるいは
A/D変換器34を介したコードデータ34dを受け
て、例えばパイプライン処理により高速にデジタルフィ
ルタ処理をして基本波成分以外のスパイクノイズを除去
した基本波成分としたデータを出力、あるいは連続する
前後のデータから例えばスパークル・エラーに相当する
突出したデータを見出し、突出部分をフィルタ除去した
データを出力する。加算手段59aは、これを受け、リ
ミット値を加算した上限期待値データ50upを出力す
る。減算手段59bは、上記基本波成分のデータを受
け、リミット値を減算した下限期待値データ50lowを
出力する。尚、この場合に出力する上・下限期待値デー
タは数クロック時間の遅れを生じるので、比較器41,
42入力端での同期をとる為にDUT側のコードデータ
をシフトレジスタやFIFO等の同期遅延手段を挿入し
て設ける。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上述の説明内容から、下記に
記載される効果を奏する。上述実施の形態に説明したよ
うに本発明は、DUTからの出力信号に同期して上限及
び下限の期待値データを発生させ、同期して比較する手
段を備えることにより、デジタル試験パターン発生器3
00あるいはアナログ波形発生器200がどの波形タイ
ミングを出力しているときにDUTがミスコードを発生
するかが特定可能となる結果、DUTのミスコードに係
る評価解析が容易にかつ的確にできる大きな利点が得ら
れる。この評価解析は、DUTであるA/D変換器又は
D/A変換器のチップ内部におけるミスコードを生じ易
い回路部位の特定に有効な情報が得られる結果、DUT
のマージン裕度の向上や、より高性能なデバイス、ある
いは歩留まりの良いデバイスに改善することが可能とな
る。従って本発明の技術的効果は大であり、産業上の経
済効果も大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、D/A変換器、及びA/D変換器の
両方のミスコードを解析するブロック図である。
【図2】本発明の、期待値パターン発生器50の構成例
である。
【図3】本発明の、期待値パターン発生器50の構成例
である。
【図4】本発明の、D/A変換器のミスコードを解析す
るブロック図である。
【図5】本発明の、A/D変換器のミスコードを解析す
るブロック図である。
【図6】従来の、A/D変換器のミスコードを解析する
ブロック図と、ミスコードの説明図である。
【符号の説明】
20 サンプリングクロック発生器 26 時刻データ発生カウンタ 32,58a,58b ラッチレジスタ 34,51a,51b,52 A/D変換器 36 セレクタ 41,42,43 比較器 45 ORゲート 50 期待値パターン発生器 53a,59a 加算手段 53b,59b 減算手段 56 アドレスカウンタ 57 パターンメモリ 59c デジタルフィルタ 66 フェイルカウンタ 68 フェイルメモリ 100 ミスコード解析器 200 アナログ波形発生器 300 デジタル試験パターン発生器 410 格納メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験デバイス(DUT)であるD/A
    変換器のミスコードを解析する半導体試験装置におい
    て、 デジタル試験パターン発生器からの試験コードデータを
    DUTへ印加し、該DUTが出力するアナログ電圧をA
    /D変換する手段と、 該A/D変換手段が出力するコードデータに対応して所
    定上下リミットデータ幅を付与した上限期待値データと
    下限期待値データの期待値データをDUTからの出力タ
    イミングに同期して発生する手段と、 該A/D変換手段が出力するコードデータが、該上限期
    待値データと下限期待値データの範囲を外れたことを検
    出する手段と、 該範囲外検出手段からの検出信号を受けた都度、試験開
    始からの時刻情報と共にフェイルメモリへ格納するフェ
    イル格納手段と、 を具備していることを特徴とする半導体試験装置。
  2. 【請求項2】 被試験デバイス(DUT)であるD/A
    変換器のミスコードを解析する半導体試験装置におい
    て、 デジタル試験パターン発生器からの試験コードデータを
    DUTへ印加し、該DUTがD/A変換して出力するア
    ナログ電圧の信号を受けて、所定タイミングのクロック
    信号でA/D変換したコードデータを出力するA/D変
    換器と、 デジタル試験パターン発生器からのクロック信号と比較
    開始用のスタート信号を受けて、該DUTが出力するア
    ナログ電圧の出力タイミングに同期する同期クロック信
    号及び比較開始用の比較スタート信号を発生するサンプ
    リングクロック発生器と、 該サンプリングクロック発生器からの信号を受けて、ク
    ロック単位にDUTから出力されるアナログ電圧をA/
    D変換したコードデータが正常値としたとき、該正常値
    に対して正の所定値を加算付与した上限期待値データ
    と、該正常値に対して負の所定値を加算付与した下限期
    待値データを発生する期待値パターン発生器と、 該A/D変換器が出力するコードデータを一方の比較入
    力端に受けて、該期待値パターン発生器からの上限期待
    値データを他方の比較入力端に受けて、両者を比較し、
    該コードデータが該上限期待値データより大きい場合に
    第1のフェイル信号を出力する第1の比較器と、 該A/D変換器が出力するコードデータを一方の比較入
    力端に受けて、該期待値パターン発生器からの下限期待
    値データを他方の比較入力端に受けて、両者を比較し、
    該コードデータが該下限期待値データより小さい場合に
    第2のフェイル信号を出力する第2の比較器と、 該サンプリングクロック発生器からの比較スタート信号
    を受けてフェイルカウンタをリセット初期化し、該第1
    の比較器からの第1のフェイル信号、あるいは該第2の
    比較器からの第2のフェイル信号を受けて、フェイル回
    数を計数するフェイルカウンタと、 該サンプリングクロック発生器からの比較スタート信号
    を受けてカウンタをリセット初期化し、以後該サンプリ
    ングクロック発生器からの同期クロック信号で計数した
    時刻データを出力する時刻データ発生カウンタと、 該第1のフェイル信号、あるいは該第2のフェイル信号
    が発生した都度、該フェイルカウンタのカウント値をフ
    ェイルメモリのアドレスとして使用して、該時刻データ
    発生カウンタからの時刻データを格納するフェイルメモ
    リと、 を具備していることを特徴とする半導体試験装置。
  3. 【請求項3】 被試験デバイスであるA/D変換器のミ
    スコードを解析する半導体試験装置において、 アナログ波形発生器からの試験信号をDUTへ印加し、
    該DUTから出力されるコードデータに対応する所定上
    下リミットデータ幅を付与した上限期待値データと下限
    期待値データの期待値データをDUTの出力と同期して
    発生する手段と、 該DUTから出力されるコードデータが、該上限期待値
    データと下限期待値データの範囲を外れたことを検出す
    る手段と、 該範囲外検出手段からの検出信号を受けた都度、試験開
    始からの時刻情報と共にフェイルメモリへ格納するフェ
    イル格納手段と、 を具備していることを特徴とする半導体試験装置。
  4. 【請求項4】 被試験デバイス(DUT)であるA/D
    変換器のミスコードを解析する半導体試験装置におい
    て、 アナログ波形発生器からの試験信号をDUTへ印加し、
    該DUTがA/D変換して出力するコードデータを受け
    て、所定の同期タイミングのクロックでリタイミングし
    たコードデータを出力するラッチレジスタと、 アナログ波形発生器からのクロック信号と比較開始用の
    スタート信号を受けて、該DUTが出力するコードデー
    タの出力タイミングに同期する同期クロック信号及び比
    較開始用の比較スタート信号を発生するサンプリングク
    ロック発生器と、 該サンプリングクロック発生器からの信号を受けて、ク
    ロック単位にDUTから出力されるコードデータが正常
    値としたとき、該正常値に対して正の所定値を加算付与
    した上限期待値データと、該正常値に対して負の所定値
    を加算付与した下限期待値データを発生する期待値パタ
    ーン発生器と、 該ラッチレジスタが出力するコードデータを一方の比較
    入力端に受けて、該期待値パターン発生器からの上限期
    待値データを他方の比較入力端に受けて、両者を比較
    し、該コードデータが該上限期待値データより大きい場
    合に第1のフェイル信号を出力する第1の比較器と、 該ラッチレジスタが出力するコードデータを一方の比較
    入力端に受けて、該期待値パターン発生器からの下限期
    待値データを他方の比較入力端に受けて、両者を比較
    し、該コードデータが該下限期待値データより小さい場
    合に第2のフェイル信号を出力する第2の比較器と、 該サンプリングクロック発生器からの比較スタート信号
    を受けてフェイルカウンタをリセット初期化し、該第1
    の比較器からの第1のフェイル信号、あるいは該第2の
    比較器からの第2のフェイル信号を受けて、フェイル回
    数を計数するフェイルカウンタと、 該サンプリングクロック発生器からの比較スタート信号
    を受けてカウンタをリセット初期化し、以後該サンプリ
    ングクロック発生器からの同期クロック信号で計数した
    時刻データを出力する時刻データ発生カウンタと、 該第1のフェイル信号、あるいは該第2のフェイル信号
    が発生した都度、該フェイルカウンタのカウント値をフ
    ェイルメモリのアドレスとして使用して、該時刻データ
    発生カウンタからの時刻データを格納するフェイルメモ
    リと、 を具備していることを特徴とする半導体試験装置。
  5. 【請求項5】 第1のDUTであるA/D変換器、ある
    いは第2のDUTであるD/A変換器の両方のDUTに
    対するミスコードを解析する半導体試験装置において、 第2のDUTであるD/A変換器を試験する請求項2記
    載の構成手段に加え、 第1のDUTであるA/D変換器へ試験信号を印加する
    アナログ波形発生器と、 第1のDUTであるA/D変換器が出力するコードデー
    タを受けて、所定の同期タイミングのクロックでリタイ
    ミングしたコードデータを出力するラッチレジスタと、 第2のDUTであるD/A変換器が出力するアナログ電
    圧をA/D変換器でA/D変換したコードデータと、第
    1のDUTであるA/D変換器が出力するコードデータ
    を受けて、何れかに切替えて第1の比較器及び第2の比
    較器の入力端へ供給するセレクタとを具備してA/D変
    換器あるいはD/A変換器の両方を試験可能とすること
    を特徴とする半導体試験装置。
  6. 【請求項6】 期待値パターン発生器からの上限期待値
    データと下限期待値データを比較入力端に各々受けて、
    両者を比較し、該上限期待値データが該下限期待値デー
    タより小さいかあるいは等しい場合にステータス情報と
    して出力する第3の比較器と、 該第3の比較器のステータス情報を受けて、第1のフェ
    イル信号、あるいは第2のフェイル信号が発生した都
    度、時刻データ発生カウンタからの時刻データと共に格
    納するフェイルメモリとすることを特徴とする請求項
    2、4又は5記載の半導体試験装置。
JP10021888A 1998-02-03 1998-02-03 半導体試験装置 Pending JPH11218566A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002296329A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Agilent Technologies Japan Ltd 集積回路の試験装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002296329A (ja) * 2001-03-30 2002-10-09 Agilent Technologies Japan Ltd 集積回路の試験装置

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