JPH11217868A - 真空集水システムの排水ポンプ始動方法 - Google Patents
真空集水システムの排水ポンプ始動方法Info
- Publication number
- JPH11217868A JPH11217868A JP3389598A JP3389598A JPH11217868A JP H11217868 A JPH11217868 A JP H11217868A JP 3389598 A JP3389598 A JP 3389598A JP 3389598 A JP3389598 A JP 3389598A JP H11217868 A JPH11217868 A JP H11217868A
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- drainage pump
- pump
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 排水ポンプの始動がスムーズに行われる真空
集水システムの排水ポンプ始動方法の提供を目的とす
る。 【構成】 真空を発生させて汚水Ｏを引込み貯留する集
水タンク１には、排出弁５とその下流側に排水ポンプ６
が設けられ、排出弁５と排水ポンプ６間には給水管７が
接続されてなり、給水管７から排水ポンプ６に給水して
排水ポンプ６を始動させた後、排出弁５を開けて集水タ
ンク１の汚水Ｏを排水するように構成する。
集水システムの排水ポンプ始動方法の提供を目的とす
る。 【構成】 真空を発生させて汚水Ｏを引込み貯留する集
水タンク１には、排出弁５とその下流側に排水ポンプ６
が設けられ、排出弁５と排水ポンプ６間には給水管７が
接続されてなり、給水管７から排水ポンプ６に給水して
排水ポンプ６を始動させた後、排出弁５を開けて集水タ
ンク１の汚水Ｏを排水するように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、真空集水システムに
おける排水ポンプの始動方法に関するものである。
おける排水ポンプの始動方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、図２に示すように、
真空集水タンク１にはエア引抜き管２が接続されて、こ
のエア引抜き管２内の真空ポンプ３が駆動されることに
より、真空集水タンク１内が真空となり、便器，洗面器
等からの汚水を真空で引き込んで内部に汚水Ｏを貯留す
ることができるように構成されており、この真空集水タ
ンク１には排出弁５と排水ポンプ６が接続されており、
排水ポンプ６が回転されて前記汚水Ｏが排水管４を通し
排出されるように構成されている。しかし、従来におい
て、前記排水ポンプ６を始動させる時に、真空集水タン
ク１内の真空と引き合って排水ポンプ６のモーターに過
大な負荷がかかり、排水ポンプ６用のモーターの始動が
スムーズに行われないという問題点があった。
真空集水タンク１にはエア引抜き管２が接続されて、こ
のエア引抜き管２内の真空ポンプ３が駆動されることに
より、真空集水タンク１内が真空となり、便器，洗面器
等からの汚水を真空で引き込んで内部に汚水Ｏを貯留す
ることができるように構成されており、この真空集水タ
ンク１には排出弁５と排水ポンプ６が接続されており、
排水ポンプ６が回転されて前記汚水Ｏが排水管４を通し
排出されるように構成されている。しかし、従来におい
て、前記排水ポンプ６を始動させる時に、真空集水タン
ク１内の真空と引き合って排水ポンプ６のモーターに過
大な負荷がかかり、排水ポンプ６用のモーターの始動が
スムーズに行われないという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、排水ポンプをスムーズ
に始動させることのできる真空集水システムの排水ポン
プ始動方法を提供せんことを目的とし、その第１の要旨
は、真空を発生させて汚水を引込み貯留する集水タンク
には排出弁とその下流側に排水ポンプが設けられている
とともに、前記排出弁と前記排水ポンプ間には給水管が
接続されてなり、該給水管から前記排水ポンプに給水し
て該排水ポンプを始動させた後、前記排出弁を開けて前
記集水タンクから汚水を排水することである。また、第
２の要旨は、汚水の排水終了時に前記排出弁を閉じ、前
記給水管からの給水で前記排水ポンプを洗浄するように
構成したことである。
点に鑑み案出したものであって、排水ポンプをスムーズ
に始動させることのできる真空集水システムの排水ポン
プ始動方法を提供せんことを目的とし、その第１の要旨
は、真空を発生させて汚水を引込み貯留する集水タンク
には排出弁とその下流側に排水ポンプが設けられている
とともに、前記排出弁と前記排水ポンプ間には給水管が
接続されてなり、該給水管から前記排水ポンプに給水し
て該排水ポンプを始動させた後、前記排出弁を開けて前
記集水タンクから汚水を排水することである。また、第
２の要旨は、汚水の排水終了時に前記排出弁を閉じ、前
記給水管からの給水で前記排水ポンプを洗浄するように
構成したことである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、真空集水システムの概略配管構成図を示
すものであり、真空集水タンク１には真空ポンプ３を備
えたエア引抜き管２が接続されており、真空ポンプ３を
回転させて、真空集水タンク１内のエアを排出させ、真
空集水タンク１内を真空状態として、真空集水タンク１
に配管接続されている図示しない便器，手洗器等からの
汚水を内部に引き込み、引き込んだ汚水Ｏを真空集水タ
ンク１の内部で溜めることができるように構成されてお
り、この真空集水タンク１の底側には、排水管４が接続
され、排水管４には開閉可能な排出弁５が設けられ、さ
らにその下流側には排水ポンプ６が設けられている。
する。図１は、真空集水システムの概略配管構成図を示
すものであり、真空集水タンク１には真空ポンプ３を備
えたエア引抜き管２が接続されており、真空ポンプ３を
回転させて、真空集水タンク１内のエアを排出させ、真
空集水タンク１内を真空状態として、真空集水タンク１
に配管接続されている図示しない便器，手洗器等からの
汚水を内部に引き込み、引き込んだ汚水Ｏを真空集水タ
ンク１の内部で溜めることができるように構成されてお
り、この真空集水タンク１の底側には、排水管４が接続
され、排水管４には開閉可能な排出弁５が設けられ、さ
らにその下流側には排水ポンプ６が設けられている。
【０００５】また、本例では、前記排出弁５と排水ポン
プ６間の排水管４に給水管７が接続されており、この給
水管７には開閉可能な水循環バルブ８が設けられて、水
循環バルブ８が開けられた時には給水管７内に処理水等
の給水が流入されるように構成されている。本例では、
前記排水ポンプ６を始動させる際に、前記排出弁５を閉
じた状態で前記水循環バルブ８を開けて、給水管７から
排水ポンプ６内へ処理水を流入させ、この流入した水に
より排水ポンプ６の回転をスムーズに立ち上げさせ、排
水ポンプ６の回転が高速となった後に前記排出弁５を開
けて前記水循環バルブ８を閉じ、汚水Ｏを排水ポンプ６
を通し排水するように構成したものであり、排水ポンプ
６はその始動時に、従来のように真空と引き合ってモー
ターに過大な負荷がかかることがなく、給水管７からの
給水によりスムーズに回転を立ち上げることができ、十
分に回転が高まった状態で排出弁５が開かれて汚水Ｏが
流出されるため、排水ポンプ６の始動を極めてスムーズ
に行うことができるものとなる。
プ６間の排水管４に給水管７が接続されており、この給
水管７には開閉可能な水循環バルブ８が設けられて、水
循環バルブ８が開けられた時には給水管７内に処理水等
の給水が流入されるように構成されている。本例では、
前記排水ポンプ６を始動させる際に、前記排出弁５を閉
じた状態で前記水循環バルブ８を開けて、給水管７から
排水ポンプ６内へ処理水を流入させ、この流入した水に
より排水ポンプ６の回転をスムーズに立ち上げさせ、排
水ポンプ６の回転が高速となった後に前記排出弁５を開
けて前記水循環バルブ８を閉じ、汚水Ｏを排水ポンプ６
を通し排水するように構成したものであり、排水ポンプ
６はその始動時に、従来のように真空と引き合ってモー
ターに過大な負荷がかかることがなく、給水管７からの
給水によりスムーズに回転を立ち上げることができ、十
分に回転が高まった状態で排出弁５が開かれて汚水Ｏが
流出されるため、排水ポンプ６の始動を極めてスムーズ
に行うことができるものとなる。
【０００６】なお、汚水Ｏを排水し終わった時に前記排
出弁５が閉じられるが、この排出弁５が閉じられた状態
で前記水循環バルブ８を開けて、給水管７からの給水を
排水ポンプ６内に流入させ、給水により排水ポンプ６内
を良好に洗浄することができるものとなる。従って排水
ポンプ６が良好に洗浄されてポンプの詰まり等をなくす
ることができ、ポンプの寿命を延ばすことができる。
出弁５が閉じられるが、この排出弁５が閉じられた状態
で前記水循環バルブ８を開けて、給水管７からの給水を
排水ポンプ６内に流入させ、給水により排水ポンプ６内
を良好に洗浄することができるものとなる。従って排水
ポンプ６が良好に洗浄されてポンプの詰まり等をなくす
ることができ、ポンプの寿命を延ばすことができる。
【０００７】
【発明の効果】本発明の真空集水システムの排水ポンプ
始動方法は、真空を発生させて汚水を引込み貯留する集
水タンクには排出弁とその下流側に排水ポンプが設けら
れているとともに、前記排出弁と前記排水ポンプ間には
給水管が接続されてなり、該給水管から前記排水ポンプ
に給水して該排水ポンプを始動させた後、前記排出弁を
開けて前記集水タンクから汚水を排水することとしたた
め、給水管からの給水を排水ポンプ内に入れてスムーズ
に排水ポンプの回転を立ち上げることができ、従来のよ
うに排水ポンプのモーターに負荷がかかることが少なく
なり、排水ポンプの始動をスムーズに行うことができる
ものとなる。
始動方法は、真空を発生させて汚水を引込み貯留する集
水タンクには排出弁とその下流側に排水ポンプが設けら
れているとともに、前記排出弁と前記排水ポンプ間には
給水管が接続されてなり、該給水管から前記排水ポンプ
に給水して該排水ポンプを始動させた後、前記排出弁を
開けて前記集水タンクから汚水を排水することとしたた
め、給水管からの給水を排水ポンプ内に入れてスムーズ
に排水ポンプの回転を立ち上げることができ、従来のよ
うに排水ポンプのモーターに負荷がかかることが少なく
なり、排水ポンプの始動をスムーズに行うことができる
ものとなる。
【０００８】また、汚水の排水終了時に前記排出弁を閉
じ、前記給水管からの給水で前記排水ポンプを洗浄する
ように構成したことにより、汚水の排水後に給水管から
の給水で良好に排水ポンプを洗浄することができ、排水
ポンプの詰まりを防ぎ、排水ポンプの寿命を延ばすこと
ができる効果を有する。
じ、前記給水管からの給水で前記排水ポンプを洗浄する
ように構成したことにより、汚水の排水後に給水管から
の給水で良好に排水ポンプを洗浄することができ、排水
ポンプの詰まりを防ぎ、排水ポンプの寿命を延ばすこと
ができる効果を有する。
【図１】真空集水システムの概略配管構成図である。
【図２】従来の真空集水システムの配管構成図である。
１ 真空集水タンク ２ エア引抜き管 ３ 真空ポンプ ４ 排水管 ５ 排出弁 ６ 排水ポンプ ７ 給水管 ８ 水循環バルブ Ｏ 汚水
Claims (2)
- 【請求項１】 真空を発生させて汚水を引込み貯留する
真空集水タンクには排出弁とその下流側に排水ポンプが
設けられているとともに、前記排出弁と前記排水ポンプ
間には給水管が接続されてなり、該給水管から前記排水
ポンプに給水して該排水ポンプを始動させた後、前記排
出弁を開けて前記真空集水タンクから汚水を排水するこ
とを特徴とする真空集水システムの排水ポンプ始動方
法。 - 【請求項２】 汚水の排水終了時に前記排出弁を閉じ、
前記給水管からの給水で前記排水ポンプを洗浄するよう
に構成したことを特徴とする請求項１に記載の真空集水
システムの排水ポンプ始動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3389598A JPH11217868A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 真空集水システムの排水ポンプ始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3389598A JPH11217868A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 真空集水システムの排水ポンプ始動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11217868A true JPH11217868A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12399274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3389598A Pending JPH11217868A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 真空集水システムの排水ポンプ始動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11217868A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103526818A (zh) * | 2013-10-25 | 2014-01-22 | 浙江光普太阳能科技有限公司 | 一种制绒设备废水排放系统 |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP3389598A patent/JPH11217868A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103526818A (zh) * | 2013-10-25 | 2014-01-22 | 浙江光普太阳能科技有限公司 | 一种制绒设备废水排放系统 |
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