JPH11217180A - 汽筒連絡管吊り上げ装置 - Google Patents

汽筒連絡管吊り上げ装置

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JPH11217180A
JPH11217180A JP2212398A JP2212398A JPH11217180A JP H11217180 A JPH11217180 A JP H11217180A JP 2212398 A JP2212398 A JP 2212398A JP 2212398 A JP2212398 A JP 2212398A JP H11217180 A JPH11217180 A JP H11217180A
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JP
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steam
lifting
connecting pipe
tube
lifting device
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JP2212398A
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English (en)
Inventor
Morikazu Kitazawa
守一 北澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05BINDEXING SCHEME RELATING TO WIND, SPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS, TO MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS COVERED BY SUBCLASSES F03B, F03D AND F03G
    • F05B2250/00Geometry
    • F05B2250/20Geometry three-dimensional
    • F05B2250/23Geometry three-dimensional prismatic
    • F05B2250/231Geometry three-dimensional prismatic cylindrical

Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、縦フランジ継ぎ手部の分解、再組み
立てを不要とする。 【解決手段】ビーム30上に各ガイド31A〜31Dを
移動自在に設け、これらガイド31A〜31Dにそれぞ
れワイヤ32A〜32Dを介して汽筒連絡管6の各吊り
金具33A〜33Dに取り付ける。そして、ビーム30
をワイヤー34、35によりクレーンフック36に掛
け、汽筒連絡管6を一体的に吊り上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のタービン間
に蒸気を運ぶ分割構造の汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下
ろしする汽筒連絡管吊り上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14はタンデムコンパウンド型と呼ば
れる大型蒸気タービン設備の全体外観図である。タービ
ン基礎台1の上には、高圧タービン2、中圧タービン
3、低圧Aタービン4、低圧Bタービン5及びその先に
図示せぬ発電機が一軸上に配列されている。
【0003】このうち中圧タービン3、低圧Aタービン
4、低圧Bタービン5の間は、汽筒連絡管6により結ば
れている。この汽筒連絡管6は、中圧タービン3で仕事
をした蒸気を低圧Aタービン4、低圧Bタービン5へ運
ぶ連絡管の役目をしている。この汽筒連絡管6は、完成
全長20m以上に及ぶことになるため、その製造設備及
び製造所より使用場所即ち発電所までの輸送上の制限か
ら分割構造で製作されている。
【0004】普通、一般的にこの汽筒連絡管6は、中圧
管6A,低圧A管6B及び低圧B管6Cの様に3分割さ
れ、それぞれの間は縦継ぎ手フランジ構造を持ち分解組
み立てが出来る様になっており、かつそれぞれの管と中
圧タービン3、低圧Aタービン4、低圧Bタービン5の
間もフランジ継ぎ手構造になっている。
【0005】一方、図15はクロスコンパウンド型と呼
ばれる蒸気タービンの配列例を示す構成図である。ター
ビン基礎台1の上には、高圧タービン10、中圧タービ
ン11、発電機12を一軸上に配列したプライマリータ
ービンと、低圧Aタービン13、低圧Bタービン14、
発電機15を一軸上に配列したセコンダリータービンと
の2軸より構成されている。
【0006】本型式では、図示の様に中圧タービン11
で仕事した蒸気の略半分が汽筒連絡管16を通って低圧
Aタービン13へ、残りの略半分の蒸気が汽筒連絡管1
7を通って低圧Bタービン14へ運ばれる。
【0007】これらの汽筒連絡管16,17共に先のタ
ンデムコンパウンド型の汽筒連絡管6より単なる長さば
かりでなく広がりも有るためさらに製造設備及び輸送上
の制限が厳しいため分割構造を持たざる得ない。このた
め汽筒連絡管16では中圧側管16A,中間管16B及
び低圧側16Cの様に3分割され、汽筒連絡管17では
中圧側管17A及び低圧側管17Bの様に2分割されて
いる。それらの分割部は全て先の例同様フランジ継ぎ手
構造を有している。
【0008】このように構成され、組み込まれた各汽筒
連絡管6,16,17は、従来蒸気タービンの定期開放
点検において最初に分解しなければならない機器である
が、その作業は次の様に行われる。
【0009】図14に示すタンデムコンパウンド型蒸気
タービンでは、汽筒連絡管6のまず中圧タービン3、低
圧Aタービン4、低圧Bタービン5との各フランジ接続
部6A,6B,6Cが分解され、次に中圧管6Aと低圧
A管6B、低圧A管6Bと低圧B管6Cの間の各縦フラ
ンジ継ぎ手部が分解され、それぞれ独立に天井クレーン
を使用して吊り上げられる。
【0010】図16はその吊り上げた状態を示してお
り、汽筒連絡管6の各管6A,6B,6Cがそれぞれ別
個に片側に調整用のチェーンブロック20A,20B,
20Cを荷装した吊り上げワイヤー21A,21B,2
1Cを介して天井クレーンの各フック22A,22B,
22Cで吊り上げられ、図示せぬ定期開放点検用仮置き
場へ吊り下ろされる。
【0011】ここで汽筒連絡管6は、例えば中圧管6A
が9トン、低圧A管6Bが8トン、低圧B管6Cが7ト
ン、計24トンとなる。同様な作業が先の図15に示す
クロスコンパウンド型蒸気タービンの場合も行われ、汽
筒連絡管16の中圧タービン11、低圧Aタービン13
とのフランジ接続部16a,16b部を分解し、次に中
圧側管16Aと中間管16B、中間管16Bと低圧A管
16Cの間の縦フランジ継ぎ手部が分割され、それぞれ
独立に天井クレーンを使用して吊り上げられる。
【0012】図17はその吊り上げた状態を示し各汽筒
連絡管16の各管16A,16B,16Cがそれぞれ別
個に片側に調整用のチェーンブロック20A,20B,
20Cを荷装した吊り上げワイヤー21A,21B,2
1Cを介して天井クレーンのフック22A,22B,2
2Cで吊り上げられ、図示せぬ定期開放点検用仮置き場
へ吊り下ろされる。
【0013】汽筒連絡管16は、例えば中圧側管16A
が11トン、中間管16Bが6トン、低圧A管16Cが
15トン、計32トンとなる。同じ作業が中圧タービン
11と低圧Bタービン13とを連絡する汽筒連絡管17
に対しても行われる。
【0014】いずれの形式の各汽筒連絡管6,16,1
7においても共通するのは、重量も大きさも有るため縦
フランジ継ぎ手部で分解してからでないと分解作業が出
来ないと言うことであり、もっと基本的には汽筒連絡管
を分解してからでないとその下部に組み込まれている各
中圧タービン3,11、低圧Aタービン4,13及び低
圧Bタービン5,14の分解点検が全く進まないと言う
ことである。
【0015】ところがこの縦フランジ継ぎ手部分解作業
が、高所のため足場を組まなければならず足場組みのた
めの準備時間(無駄時間)が必要である。又、全ての汽
筒連絡管6,16,17は、内部に高温の蒸気が流れる
ためその外表面を保温材で覆っていため当該フランジ部
の保温の取り外し、再取り付けが必要になる。
【0016】さらに当該部が口径の大きい管フランジの
ため締結用ボルト・ナットの数量も多く分解、再組み立
て作業も時間がかかるため、後に続くタービン分解・再
組み立て作業が手待ちになり定期点検全体工程を引き延
ばす要因になる。また高所で行う作業のため危険度も高
い。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように従
来技術による蒸気タービンの定期開放点検作業では、汽
筒連絡管6,16,17の縦フランジ継ぎ手部の分解・
再組み立て工程がかなりの手間を要し且つ危険作業でも
あり、定検全体工程に影響を及ぼしていた。本発明は、
縦フランジ継ぎ手部の分解・再組み立てを不要とする汽
筒連絡管吊り上げ装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、複数
のタービン間に蒸気を運ぶための複数の管を連結した汽
筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り上
げ装置において、ビームと、このビーム上に移動自在に
設けられ、汽筒連絡管を一体的に吊り下げるための少く
とも2つのガイドと、ビームを吊り上げ、吊り下ろしす
る吊上げ吊下げ機構と、を備えた汽筒連絡管吊り上げ装
置である。
【0019】請求項2によれば、請求項1記載の汽筒連
絡管吊り上げ装置において、吊上げ吊下げ機構は、ビー
ムに荷装され、吊上げ吊下げ機構を構成するフックに引
っ掛けられる少なくとも2本の平行したピンが取り付け
られたキャリアを有する汽筒連絡管吊り上げ装置であ
る。
【0020】請求項3によれば、複数の列に配列された
複数のタービン間に蒸気を運ぶための複数の管を湾曲部
を有して連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしす
る汽筒連絡管吊り上げ装置において、汽筒連絡管の湾曲
した形状に対応した構造のビームと、このビーム上に移
動自在に設けられ、汽筒連絡管を一体的に吊り下げるた
めの少くとも2つのガイドと、ビームを吊り上げ、吊り
下ろしする吊上げ吊下げ機構と、を備えた汽筒連絡管吊
り上げ装置である。
【0021】請求項4によれば、複数の列に配列された
複数のタービン間に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有し
て連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒
連絡管吊り上げ装置において、汽筒連絡管の湾曲した形
状に対応した構造のビームと、このビーム上の汽筒連絡
管の湾曲した形状に対応した位置に設けられ、汽筒連絡
管を載置する複数の枕木と、ビームを吊り上げ、吊り下
ろしする吊上げ吊下げ機構と、を備えた汽筒連絡管吊り
上げ装置である。
【0022】請求項5によれば、複数の列に配列された
複数のタービン間に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有し
て連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒
連絡管吊り上げ装置において、線状に形成されたビーム
と、このビーム上に移動自在に設けられ、汽筒連絡管を
一体的に吊り下げるための少くとも2つのガイドと、ビ
ームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機構と、
を備えた汽筒連絡管吊り上げ装置である。
【0023】請求項6によれば、複数の列に配列された
複数のタービン間に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有し
て連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒
連絡管吊り上げ装置において、線状に形成されたビーム
と、このビーム上の汽筒連絡管の湾曲した形状に対応し
た位置にそれぞれ設けられ、汽筒連絡管を載置する複数
の枕木と、ビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊
下げ機構と、を備えた汽筒連絡管吊り上げ装置である。
【0024】請求項7によれば、複数の列に配列された
複数のタービン間に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有し
て連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒
連絡管吊り上げ装置において、互いに平行に配置された
2連のビームと、これら2連のビーム上に移動自在に設
けられ、汽筒連絡管を一体的に吊り下げるための複数の
ガイドと、2連のビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊
上げ吊下げ機構と、を備えた汽筒連絡管吊り上げ装置で
ある。
【0025】請求項8によれば、複数の列に配列された
複数のタービン間に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有し
て連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒
連絡管吊り上げ装置において、互いに平行に配置された
2連のビームと、この2連のビーム上の汽筒連絡管の湾
曲した形状に対応した位置にそれぞれ設けられ、汽筒連
絡管を載置する複数の枕木と、2連のビームを吊り上
げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機構と、を備えた汽筒
連絡管吊り上げ装置である。
【0026】請求項9によれば、請求項7又は8記載の
汽筒連絡管吊り上げ装置において、吊上げ吊下げ機構
は、2連のビーム間に荷装された複数のピンに対してビ
ームを吊上げ吊下げするためのフックを引っ掛ける。
【0027】請求項10によれば、請求項1、3、4、
5、7又は8記載の汽筒連絡管吊り上げ装置において、
少くとも2つのガイドは、各ワイヤを介して汽筒連絡管
に設けられた各吊り金具にそれぞれ取り付けられてい
る。
【0028】請求項11によれば、請求項1、3、4、
5、7又は8記載の汽筒連絡管吊り上げ装置において、
少くとも2つのガイドは、汽筒連絡管に敷かれる各枕木
に対して各ワイヤを介してそれぞれ取り付けられてい
る。
【0029】請求項12によれば、請求項1、3、4、
5、6、7又は8記載の汽筒連絡管吊り上げ装置におい
て、吊上げ吊下げ機構は、ビームに取り付けられた長さ
調整自在のワイヤと、このワイヤを引っ掛けてビームを
吊上げ吊下げするためのフックと、を有する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。この第1の実施の形
態は、上記図14に示すタンデムコンパウンド型の蒸気
タービン設備に適用したもので、同図と同一部分には同
一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0031】図1は汽筒連絡管吊り上げ装置の構成図で
ある。I型鋼又はH型鋼等により形成されたビーム30
には、4つのガイド31A〜31Dが嵌め込まれてい
る。これらガイド31A〜31Dは、それぞれビーム3
0上をその軸方向に沿って自由にスライドして移動自在
となっている。
【0032】又、これらガイド31A〜31Dには、そ
れぞれ各ワイヤ32A〜32Dを介して汽筒連絡管6に
設けられた各吊り金具33A〜33Dに取り付けられて
いる。これにより汽筒連絡管6の全体は、各ガイド31
A,31B,31C,31Dから吊り下げられている。
【0033】又、ビーム30は、さらに別のワイヤ3
4,35で吊り下げられ、特にワイヤ35は、チェーン
ブロック付きでビーム30の水平を保つための微調整を
行う機構となっている。そして、ワイヤ34,35は、
クレーンフック36に掛けられてビーム30をクレーン
で吊り上げ、吊り下ろしするものとなっている。
【0034】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。ビーム30に嵌め込められている各ガイ
ド31A〜31Dには、それぞれワイヤ32A〜32D
を介して汽筒連絡管6の各吊り金具33A〜33Dが取
り付けられる。又、各ワイヤ34,35がクレーンフッ
ク36に引っ掛けられる。この場合、ワイヤ35のチェ
ーンブロックによりビーム30の水平が保たれる。
【0035】この状態にクレーンが吊り上げ動作する
と、汽筒連絡管6の各管6A,6B,6Cは一体的に吊
り上げられる。このようにビーム30は一体構造である
からこれを吊り上げれば、労せずして汽筒連絡管6が一
体で吊り上げられる。又、各ガイド31A〜31Dはビ
ーム30上を、移動できるので寸法の異なる汽筒連絡管
6にも使うことが出来、治具として汎用性が高い。
【0036】このように上記第1の実施の形態によれ
ば、従来、定期開放点検時3分割するしか無かった汽筒
連絡管6(6A,6B,6C)を一体のまま吊り上げる
ことが出来、定期開放点検工期の短縮が期待出来る。
【0037】又、ビーム30上に移動自在な各ガイド3
1A〜31Dにより寸法の異なる汽筒連絡管6に対応で
き、かつチェーンブロック付きのワイヤ35を用いたこ
とにより汽筒連絡管6を吊り上げたときに水平を保つこ
とができる。さらにクレーンフック36は1つで済む。
【0038】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。図2は汽筒連絡管吊り上げ装
置の構成図である。
【0039】ビーム30には、キャリヤ40が荷装され
ている。このキャリヤ40にはそれを横断して2本のピ
ン41,42が取り付けられている。このような構成で
あれば、上記第1の実施の形態と同様に、汽筒連絡管6
(6A,6B,6C)の各部位を一体のまま各ガイド3
1A〜31Dを介し、既存の吊り金具33A〜33Dを
用いてビーム30で吊り上げる。
【0040】このようにビーム30をクレーンフック3
6に吊り下げるとき、ワイヤでなくキャリヤ40内にク
レーンフック36を導入し2本のピン41,42をクレ
ーンフック36を固定するので、クレーンフック36が
キャリヤ40を横断して挿入しビーム30を吊り上げる
ものとなり、上記第1の実施の形態で用いたワイヤ3
4,35が無い分吊り上げ高さが低く出来、発電所の建
屋の高さに余裕が無い場合有効である。
【0041】このように上記第2の実施の形態によれ
ば、上記第1の実施の形態と同様な効果を奏することが
でき、そのうえ吊り上げ装置そのものをよりコンパクト
に出来る。
【0042】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。図3は汽筒連絡管吊り上げ装
置の構成図である。
【0043】各ガイド31A〜31Dには、それぞれ各
ワイヤ50A〜50Dを介して汽筒連絡管6(6A,6
B,6C)に取り付けられた各枕木51A〜51Dに巻
き付けられている。
【0044】このような構成であれば、汽筒連絡管6
(6A,6B,6C)の各部位を一体のまま各ガイド3
1A〜31Dに各枕木51A〜51Dを連結し、クレー
ンフック36で吊り上げることができる。
【0045】このような吊り上げであれば、汽筒連絡管
6を下部より支える枕木構造とし一体吊りする場合にお
いてより高い安定度を求めたものとなる。さらに各枕木
51A〜51Dを用いることにより、汽筒連絡管6の上
部の吊り金具33A〜33Dの様に汽筒連絡管6の上部
に上って各ワイヤーを取り付ける作業が不要になり、且
つ高所危険作業も無くなるため作業能率も良く、より優
れたた吊り上げ装置となる。
【0046】このように上記第3の実施の形態によれ
ば、上記第1の実施の形態と同様な効果を奏することが
でき、さらに各枕木51A〜51Dを用いて安定度を高
め、汽筒連絡管6上に登って作業することなく安全性を
高くできる。
【0047】次に本発明の第4の実施の形態について説
明する。この第4の実施の形態は、上記第2の実施の形
態と上記第3の実施の形態を組み合わせたもので、図4
はその構成図である。
【0048】従って、汽筒連絡管6、クレーンフック3
6、ビーム30、各ガイド31A〜31D、各ワイヤ5
0A〜50D、キャリヤ40、ピン41,42、各枕木
51A〜51Dは第2及び第3の実施の形態と同一であ
る。
【0049】各ガイド31A〜31Dには、各ワイヤ5
0A〜50Dを介して汽筒連絡管6(6A,6B,6
C)に対してそれぞれ取り付けられた各枕木51A〜5
1Dに巻き付けられる。
【0050】又、ビーム30は、キャリヤ40内にクレ
ーンフック36が2本のピン41,42間にキャリヤ4
0を横断して挿入され、吊り上げられる。このように上
記第4の実施の形態によれば、上記第2及び第3の実施
の形態の各効果をそのまま奏することができる。
【0051】次に本発明の第5の実施の形態について説
明する。この第5の実施の形態は、上記図15に示すク
ロスコンパウンド型の蒸気タービン設備に適用したもの
で、同図と同一部分には同一符号を付してある。
【0052】図5は汽筒連絡管吊り上げ装置の構成図で
ある。ビーム60は、I型鋼又はH型鋼などを組み合せ
て強度補強を兼ねた三角型構造になっている。このビー
ム60は、各I型鋼又はH型鋼を溶接により接続して組
み合わせている。
【0053】このビーム60には、その三角型の頂点と
なる部分にそれぞれ各ガイド61A〜61Cが嵌め込ま
れている。これらガイド61A〜61Cは、それぞれビ
ーム60上にそのビーム軸方向に対して自由にスライド
して移動するものとなっている。又、これらガイド61
A〜61Cには、それぞれ各ワイヤ62A〜62Cを介
して汽筒連絡管16に設けられた各吊り金具63A〜6
3Cに取り付けられている。
【0054】このビーム60は、さらに別の各ワイヤ6
4と65で吊り下げられ、特にワイヤ65は、チェーン
ブロック付きでビーム60の水平を保つための微調整を
行なう機構となっている。そしてワイヤ64,65はク
レーンフック36に掛けられビーム60がクレーン吊り
上げ、吊り下ろしされるものとなる。
【0055】このような構成であれば、ビーム60に嵌
め込まれている各ガイド61A〜61Cには、それぞれ
ワイヤ62A〜62Cを介して汽筒連絡管16の各吊り
金具63A〜63Cが取り付けられる。
【0056】又、各ワイヤ64,65がクレーンフック
36に掛けられる。この場合、ワイヤ65のチェーンブ
ロックによりビーム60の水平が保たれる。この状態に
クレーンが吊り上げ動作すると、汽筒連絡管16(16
A,16B,16C)は、一体のまま吊り上げられる。
このようにビーム60は一体構造であるからこれを吊り
上げれば、労せずして汽筒連絡管16が一体で吊り上げ
られる。又、各ガイド61A〜61Cは、ビーム60上
を、移動できるので寸法の異なる汽筒連絡管16にも使
うことが出来、治具として汎用性が高い。
【0057】このように上記第5の実施の形態によれ
ば、従来、定期開放点検時3分割するしか無かった汽筒
連絡管16A,16B,16Cを一体のまま吊り上げる
ことが出来、定期開放点検工期の短縮が期待出来る。
【0058】又、ビーム60上に各ガイド61A〜61
Cが移動自在なので、寸法の異なる汽筒連絡管16に対
応でき、かつチェーンブロックにより汽筒連絡管16を
水平に保てる。
【0059】次に本発明の第6の実施の形態について説
明する。なお、図5と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。図6は汽筒連絡管吊り上げ装
置の構成図である。
【0060】各ガイド61A〜61Cからの各ワイヤ6
2A〜62Cには、汽筒連絡管16(16A,16B,
16C)に対してそれぞれ取り付けられた各枕木70A
〜70Cに巻き付けられている。
【0061】このような構成であれば、上記第3の実施
の形態と同様に、汽筒連絡管16(16A,16B,1
6C)の各部位を一体のまま各ガイド61A〜61Cに
各枕木70A〜70Cを連結し、クレーンフック36で
吊り上げる。
【0062】このような吊り上げであれば、汽筒連絡管
16を下部より支える枕木構造とし一体吊りする場合に
おいてより高い安定度を求めることができる。さらに本
発明による枕木70A〜70Cを用いると汽筒連絡管1
6の上部の吊り金具の様に汽筒連絡管16の上部に登っ
てワイヤーを取り付ける作業が不要になるため作業能率
も良く、且つ高所危険作業も無くなるためより優れた吊
り上げ装置となる。
【0063】このように上記第6の実施の形態によれ
ば、上記第3の実施の形態と同様に、定期開放点検工期
の短縮が図れ、さらに安定度、安全性を向上できる。次
に本発明の第7の実施の形態について説明する。なお、
図5と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は
省略する。
【0064】図7は汽筒連絡管吊り上げ装置の構成図で
ある。この装置は、吊り上げ治具全体の高さを減らすた
めビーム60に設けられた各枕木を用いて汽筒連絡管1
6を下方から受ける形にしている。すなわち、ビーム6
0上の汽筒連絡管16の湾曲した形状に対応した部分に
は、枕木と同様な3つの受け台80A〜80Cが搭載さ
れている。
【0065】このような構成であれば、ビーム60上の
各受け台80A〜80Cに汽筒連絡管16が載せられ、
各ワイヤ64,65を介してクレーンフック36により
吊り上げられる。
【0066】従って、汽筒連絡管を下部より支える枕木
構造とし一体吊りする場合において高い安定度を求めた
ものとなり、さらに枕木構造の汽筒連絡管受け台部80
A〜80Cにより汽筒連絡管16の上部の吊り金具の様
に汽筒連絡管16の上部に登ってワイヤーを取り付ける
作業が不要になるため作業能率も良く、且高所危険作業
も無くなる。
【0067】さらに吊り上げ高さが格段に小さく出来る
ので、発電所の建屋の高さに余裕が無い場合有効である
等より優れた吊り上げ装置となる。このように上記第7
の実施の形態によれば、上記第5の実施の形態と同様
に、定期開放点検工期の短縮の効果はそのままでさらに
安定度、安全性を兼ね備え且コンパクトな吊り上げ装置
にできる。
【0068】次に本発明の第8の実施の形態について説
明する。なお、図5と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。図8は汽筒連絡管吊り上げ装
置の構成図である。
【0069】I型鋼又はH型鋼などにより形成された線
状のビーム90には、2つのガイド91A,91Bが嵌
め込まれている。これらガイド91A,91Bは、それ
ぞれビーム90上をその軸方向に沿って自由にスライド
して移動自在となっている。
【0070】そして、これらガイド91A,91Bに
は、それぞれ各ワイヤ92A,92Bを介して汽筒連絡
管16に設けられた各吊り金具63A,63Dに取り付
けられている。これら吊り金具63A,63Dを選択し
たのは、湾曲した汽筒連絡管16が吊り上げられたとき
にバランスを保たせるためである。
【0071】又、ビーム90には、別のワイヤ93,9
4が接続され、特にワイヤ94は、チェーンブロック付
きでビーム90の水平を保つための微調整が行われるよ
うになっている。これらワイヤ93,94はクレーンフ
ック36に掛けられてビーム90をクレーンで吊り上
げ、吊り下ろしするものとなる。
【0072】このような構成であれば、汽筒連絡管16
(16A,16B,16C)の各部位を一体のまま既存
の吊り金具63A,63Dを用いてビーム90で吊り上
げる。このビーム90は型鋼一本の一体構造であるの
で、これを吊り上げれば、労せずして汽筒連絡管16を
一体で吊り上げることになる。又、ガイド91A,91
Bはビーム90上を移動できるので、寸法の異なる汽筒
連絡管16にも使うことが出来、治具として汎用性が高
い。
【0073】このように上記第8の実施の形態によれ
ば、従来、定期開放点検時3分割するしか無かった汽筒
連絡管16(16A,16B,16C)を一体のまま吊
り上げることが出来、定期開放点検工期の短縮が出来
る。
【0074】次に本発明の第9の実施の形態について説
明する。なお、図8と同一部分には同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。図9は汽筒連絡管吊り上げ装
置の構成図である。
【0075】各ガイド91A,91Bには、それぞれ各
ワイヤ92A,92Bを介して汽筒連絡管16(16
A,16B,16C)に取り付けられた各枕木100
A,100Bに巻き付けられる。これら枕木100A,
100Bの配置位置は、汽筒連絡管16が水平にバラン
スを保てるところとなっている。
【0076】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。各枕木100A,100B上に汽筒連絡
管16が載せられ、各ワイヤ91A,91Bを介してク
レーンにより吊り上げられる。
【0077】従って、汽筒連絡管を下部より支える枕木
構造とし一体吊りする場合において高い安定度を求めた
ものとなり、さらに枕木構造とすることにより汽筒連絡
管16の上部に登ってワイヤーを取り付ける作業が不要
になって作業能率も良く、且つ高所危険作業も無くなる
ためより優れた吊り上げ装置となる。
【0078】このように上記第9の実施の形態によれ
ば、上記各実施の形態と同様に、定期開放点検工期の短
縮の効果を奏するとともに、さらに安定度、安全性を高
くできる。
【0079】次に本発明の第10の実施の形態について
説明する。なお、図8と同一部分には同一符号を付して
その詳しい説明は省略する。図10は汽筒連絡管吊り上
げ装置の構成図である。
【0080】本発明装置は、吊り上げ治具全体の高さを
減らすためビーム90を汽筒連絡管16の下から受ける
形にしている。ビーム90には、2個の受け台101
A,101Bが搭載されている。
【0081】このような構成であれば、汽筒連絡管16
を下部より支える枕木構造とし一体吊りする場合におい
て高い安定度を求めたものとなり、さらに枕木構造の汽
筒連絡管受け台部101A,101Bにより汽筒連絡管
16の上部の吊り上げ金具63A,63B,36Cの様
に汽筒連絡管上部に登ってワイヤーを取り付ける作業が
不要になるため作業能率も良く、且つ高所危険作業も無
くなる。さらに吊り上げ高さが格段に小さく出来るため
発電所の建屋の高さに余裕が無い場合有効である等より
優れた吊り上げ装置となる。
【0082】このように上記第10の実施の形態によれ
ば、上記各実施の形態と同様に、定期開放点検工期の短
縮の効果を奏するとともに、安定度、安全性を兼ね備え
且つコンパクト化できる。
【0083】次に本発明の第11の実施の形態について
説明する。なお、図10と同一部分には同一符号を付し
てその詳しい説明は省略する。図11は汽筒連絡管吊り
上げ装置の構成図である。
【0084】互いに平行に配置された2連のビーム11
0A,110Bが備えられている。これらビーム110
A,110Bは、2連の型鋼により構成され、その中央
部には2本のピン111A,111Bが荷装されてい
る。これらピン111A,111Bの取り付け部には、
補強部材112A,112Bが形成されて補強されてい
る。
【0085】これら2連のビーム110A,110Bの
両端部には、それぞれ各ガイド113A,113Bが取
り付けられ、各ワイヤ114A,114Bを介して汽筒
連絡管16を懸垂している。
【0086】このような構成であれば、上記第8の実施
の形態と同様、汽筒連絡管16(16A,16B,16
C)の各部位を一体のまま既存の各吊り金具63A,6
3Cを用い、2連のビーム110A,110Bで吊り上
げる。
【0087】この場合、ビーム110A,110Bをク
レーンフック36に吊り下げるときにワイヤでなく2連
の型鋼により構成されたビーム110A,110Bの内
側にクレーンフック36を導入し、2本のピン111
A,111B間にクレーンフック36を固定するので、
上記第8の実施の形態で用いた各ワイヤ93,94が無
い分吊り上げ高さが低くでき、かつ発電所の建屋の高さ
に余裕が無い場合有効である。
【0088】このように上記第11の実施の形態によれ
ば、定期開放点検工期の短縮の効果を奏することができ
るとともに、吊り上げ装置そのものをよりコンパクト化
できる。
【0089】次に本発明の第12の実施の形態について
説明する。この第12の実施の形態は、上記第9の実施
の形態と上記第11の実施の形態を組み合わせたもので
あり、図12はその構成図である。
【0090】汽筒連絡管16、クレーンフック36、枕
木100A,100B、ビーム110A,110B、ワ
イヤ114A,114B、ピン111A,111B、補
強部材112A,112B、ガイド113A,113B
は第9及び第11の実施の形態と同一である。
【0091】ワイヤ114A,114Bは、汽筒連絡管
16(16A,16B,16C)へそれぞれ取り付けら
れた各枕木100A,100Bに巻き付けられている。
これにより汽筒連絡管16を下部より支える枕木構造と
なり一体吊りする場合のより高い安定度が求められ、さ
らに枕木100A,100Bを用いることにより汽筒連
絡管16の上部の吊り金具の様に汽筒連絡管16の上部
に登ってワイヤーを取り付ける作業が不要になるため作
業能率も良く、且つ高所危険作業も無くなるためより優
れた吊り上げ装置となる。
【0092】又、2連の型鋼により構成されたビーム1
10A,110Bの内側にクレーンフック36を導入し
2本のピン111A,111B間にクレーンフック36
を固定するので、上記第8の実施の形態で用いたワイヤ
93,94が無い分吊り上げ高さが低く出来、発電所の
建屋の高さに余裕が無い場合有効である。
【0093】このように上記第12の実施の形態によれ
ば、定期開放点検工期を短縮でき、かつ吊り上げ装置そ
のものをよりコンパクトに且つ安定度、安全性をより高
くできる。
【0094】次に本発明の第13の実施の形態について
説明する。この第13の実施の形態は、上記第10の実
施の形態と上記第11の実施の形態を組み合わせたもの
であり、図13はその構成図である。
【0095】汽筒連絡管16、クレーンフック36、ピ
ン111A,111B、補強部材112A,112B
は、第10及び第11の実施の形態と同一である。吊り
上げ治具全体の高さを減らすためビーム110A,11
0Bは、汽筒連絡管16の下方から受ける形にしてい
る。
【0096】2個の枕木としての受け台120A,12
0Bは、2連の型鋼により構成されたビーム110A,
110Bの両端上部に設けられている。これらビーム1
10A,110Bの中央には、2本のピン111A,1
11Bが荷装されている。
【0097】このような構成であればビーム110A,
110Bにより汽筒連絡管16を下部より支える枕木構
造となり、一体吊りする場合のより高い安定度を求めた
ものとなり、さらに枕木構造の汽筒連絡管受け台部12
0A,120Bにより汽筒連絡管16の上部の吊り上げ
金具の様に汽筒連絡管16の上部に登ってワイヤーを取
り付ける作業が不要になるため作業能率も良く、且つ高
所での危険な作業も無くなる。
【0098】又、2連の型鋼により構成されたビーム1
10A,110Bの内側にクレーンフック36を導入し
2本のピン111A,111B間にクレーンフック36
を挿入し固定するので、上記第10の実施の形態で用い
たワイヤ93,94が無い分と汽筒連絡管16を下部よ
り支える枕木構造としたことで吊り上げ高さが飛躍的に
低く出来、発電所の建屋の高さに余裕が無い場合非常に
有効である。
【0099】このように上記第13の実施の形態によれ
ば、定期開放点検工期を短縮でき、且つ吊り上げ装置そ
のものをよりコンパクトに、且つ安定度、安全性を高く
できる。
【0100】なお、本発明は、上記第1乃至第13の実
施の形態に限定されるものでなく、次の通り変形しても
よい。例えば、汽筒連絡管6,16を吊り上げ、吊り下
げる機構は、クレーンに限らず他の機構を用いてよいこ
とは言うまでもない。
【0101】又、各ビームに設けられるガイドは、少な
くとも2つや4つに限らず、複数設けて汽筒連絡管6,
16を吊り上げ、吊り下げるときの強度を高めるととも
に、安全性を向上させてもよい。
【0102】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
12によれば、タンデムコンパウンド型或いはクロスコ
ンパウンド型蒸気タービン用の汽筒連絡管の縦継ぎ手フ
ランジを分解せずに、汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下げ
ることができる汽筒連絡管吊り上げ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第1
の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第2
の実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第3
の実施の形態を示す構成図。
【図4】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第4
の実施の形態を示す構成図。
【図5】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第5
の実施の形態を示す構成図。
【図6】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第6
の実施の形態を示す構成図。
【図7】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第7
の実施の形態を示す構成図。
【図8】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第8
の実施の形態を示す構成図。
【図9】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第9
の実施の形態を示す構成図。
【図10】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第
10の実施の形態を示す構成図。
【図11】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第
11の実施の形態を示す構成図。
【図12】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第
12の実施の形態を示す構成図。
【図13】本発明に係わる汽筒連絡管吊り上げ装置の第
13の実施の形態を示す構成図。
【図14】タンデムコンパウンド型の蒸気タービン設備
の全体構成図。
【図15】クロスコンパウンド型の蒸気タービン設備の
全体構成図。
【図16】タンデムコンパウンド型の蒸気タービン設備
の汽筒連絡管に対する従来の汽筒連絡管吊り上げ装置を
示す図。
【図17】クロスコンパウンド型の蒸気タービン設備の
汽筒連絡管に対する従来の汽筒連絡管吊り上げ装置を示
す図。
【符号の説明】 1…タービン発電機基礎台、 2…高圧タービン、 3…中圧タービン、 4…低圧Aタービン、 5…低圧Bタービン、 6…汽筒連絡管、 6A,6B,6C…汽筒連絡管の各タービンとのフラン
ジ接続部、 12…発電機、 15…発電機、 16…汽筒連絡管、 17…汽筒連絡管、 36…クレーンフック、 30…ビーム、 31A,31B,31C…ガイド、 32A,32B,32C,32D…ワイヤ、 34…ワイヤ、 35…チェーンブロックク付きワイヤ、 40…キャリヤ、 41,42…ピン、 51A,51B,51C,51D…枕木、 60…ビーム、 61A,61B,61C…ワイヤ、 64…ワイヤ、 65…チェーンブロック付きワイヤ、 70A,70B,70C…枕木、 80A,80B,80C…受け台、 90…ビーム、 92A,92B…ワイヤ、 93…ワイヤ、 94…チェーンブロック付きワイヤ、 101A,101B…受け台、 110A,110B…ビーム、 111A,111B…ピン、 112A,112B…補強部材、 113A,113B…ガイド、 120A,120B…受け台。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタービン間に蒸気を運ぶための複
    数の管を連結した汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしす
    る汽筒連絡管吊り上げ装置において、 ビームと、 このビーム上に移動自在に設けられ、前記汽筒連絡管を
    一体的に吊り下げるための少くとも2つのガイドと、 前記ビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機
    構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊り上げ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記吊上げ吊下げ機構は、前記ビームに
    荷装され、前記吊上げ吊下げ機構を構成するフックに引
    っ掛けられる少なくとも2本の平行したピンが取り付け
    られたキャリアを有することを特徴とする請求項1記載
    の汽筒連絡管吊り上げ装置。
  3. 【請求項3】 複数の列に配列された複数のタービン間
    に蒸気を運ぶための複数の管を湾曲部を有して連結した
    汽筒連絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り
    上げ装置において、 前記汽筒連絡管の湾曲した形状に対応した構造のビーム
    と、 このビーム上に移動自在に設けられ、前記汽筒連絡管を
    一体的に吊り下げるための少くとも2つのガイドと、 前記ビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機
    構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊り上げ
    装置。
  4. 【請求項4】 複数の列に配列された複数のタービン間
    に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有して連結した汽筒連
    絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り上げ装
    置において、 前記汽筒連絡管の湾曲した形状に対応した構造のビーム
    と、 このビーム上の前記汽筒連絡管の湾曲した形状に対応し
    た位置に設けられ、前記汽筒連絡管を載置する複数の枕
    木と、 前記ビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機
    構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊り上げ
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の列に配列された複数のタービン間
    に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有して連結した汽筒連
    絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り上げ装
    置において、 線状に形成されたビームと、 このビーム上に移動自在に設けられ、前記汽筒連絡管を
    一体的に吊り下げるための少くとも2つのガイドと、 前記ビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機
    構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊り上げ
    装置。
  6. 【請求項6】 複数の列に配列された複数のタービン間
    に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有して連結した汽筒連
    絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り上げ装
    置において、 線状に形成されたビームと、 このビーム上の前記汽筒連絡管の湾曲した形状に対応し
    た位置にそれぞれ設けられ、前記汽筒連絡管を載置する
    複数の枕木と、 前記ビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊下げ機
    構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊り上げ
    装置。
  7. 【請求項7】 複数の列に配列された複数のタービン間
    に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有して連結した汽筒連
    絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り上げ装
    置において、 互いに平行に配置された2連のビームと、 これら2連のビーム上に移動自在に設けられ、前記汽筒
    連絡管を一体的に吊り下げるための複数のガイドと、 前記2連のビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊
    下げ機構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊
    り上げ装置。
  8. 【請求項8】 複数の列に配列された複数のタービン間
    に蒸気を運ぶ複数の管を湾曲部を有して連結した汽筒連
    絡管を吊り上げ、吊り下ろしする汽筒連絡管吊り上げ装
    置において、 互いに平行に配置された2連のビームと、 この2連のビーム上の前記汽筒連絡管の湾曲した形状に
    対応した位置にそれぞれ設けられ、前記汽筒連絡管を載
    置する複数の枕木と、 前記2連のビームを吊り上げ、吊り下ろしする吊上げ吊
    下げ機構と、を具備したことを特徴とする汽筒連絡管吊
    り上げ装置。
  9. 【請求項9】 前記吊上げ吊下げ機構は、前記2連のビ
    ーム間に荷装された複数のピンに対して前記ビームを吊
    上げ吊下げするためのフックを引っ掛けることを特徴と
    する請求項7又は8記載の汽筒連絡管吊り上げ装置。
  10. 【請求項10】 前記少くとも2つのガイドは、各ワイ
    ヤを介して前記汽筒連絡管に設けられた各吊り金具にそ
    れぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1、
    3、4、5、7又は8のいずれか1項記載の汽筒連絡管
    吊り上げ装置。
  11. 【請求項11】 前記少くとも2つのガイドは、前記汽
    筒連絡管に敷かれる各枕木に対して各ワイヤを介してそ
    れぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1、
    3、4、5、7又は8のいずれか1項記載の汽筒連絡管
    吊り上げ装置。
  12. 【請求項12】 前記吊上げ吊下げ機構は、前記ビーム
    に取り付けられた長さ調整自在のワイヤと、 このワイヤを引っ掛けて前記ビームを吊上げ吊下げする
    ためのフックと、を有することを特徴とする請求項1、
    3、4、5、6、7又は8のいずれか1項記載の汽筒連
    絡管吊り上げ装置。
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