JPH11216911A - カラー画像の記録方法 - Google Patents

カラー画像の記録方法

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JPH11216911A
JPH11216911A JP10032012A JP3201298A JPH11216911A JP H11216911 A JPH11216911 A JP H11216911A JP 10032012 A JP10032012 A JP 10032012A JP 3201298 A JP3201298 A JP 3201298A JP H11216911 A JPH11216911 A JP H11216911A
Authority
JP
Japan
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recording
color
gradation
dot
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP10032012A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadao Shinya
忠雄 新屋
Satoshi Kanbe
聡 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融、昇華、インクジェット等の記録方式に
よるカラー画像の記録方法に関し、特に、カラー画像の
S/Nを向上させることにある。 【解決手段】 スイッチ回路2により、ルックアップテ
ーブル1から、記録順序に応じて所定の色信号を階調処
理回路3に順次供給し、この回路3内において2色目以
降のいずれかの色では、1色目に比べ1ドットの階調数
を減らして疑似的な階調表現に処理し、画像全体の階調
表現数は低下させずにS/Nを向上させるようにしたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融、昇華、イン
クジェット及び電子写真等の複数種類のインクを記録媒
体上に順次記録して、S/Nの良いカラー画像を得るカ
ラー画像の記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、画像入力機器(カメラやスキ
ャナー)における色分解(分光)特性と、画像出力機器
(カラープリンタ)で用いる出力媒体(インクやトナ
ー)の分光特性とは異なるため、例えば、入力機器から
得られる加法混色の3原色(R,G,B)データを、その
まま反転して減法混色の3原色(Y,M,C)データとし
て扱ったのでは、所望の色調が得られない。そこで、従
来は、予め出力装置の印刷特性(各色を所定の階調で組
み合わせた時に得られる色調)を測定しておき、この測
定結果からマトリクス演算回路や、ルックアップテーブ
ルを作成し、これらを使って入力(R,G,B)データか
ら印刷(Y,M,C)データを生成し所望の色調を得てい
た(特公平4-41550号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶融、昇華、インクジ
ェット及び電子写真等の画像記録方法により、記録紙、
熱転写用の中間転写紙シート、或いは回転度ドラム等の
記録媒体上に色相の異なるインク又はトナーを順次記録
することでカラー画像を得るようにしたプリンターで
は、後から印刷するインク又はトナーの記録特性が、先
に印刷されたインク又はトナーの有無、更にはその濃度
によって変化する。例えば、インク同士の親和性が低い
場合、同じ印刷データで記録を行なっても、先行インク
上に後続インクを重ね記録しようとする箇所では、イン
クの定着性が悪く、先行インクのない部分より濃度が低
くなってしまう場合がある。また、逆にインク同士の親
和性が高い場合は、先行インクのない部分より定着性が
向上して濃度が高くなる場合がある。
【0004】先に述べたマトリクス演算回路や、ルック
アップテーブルを用いた補正方法では、出力機器で実際
に印刷を行ない、この印刷時の測定結果から補正データ
を作るようにしているため、入出力機器間での分光特性
の違いだけでなく、記録媒体上にインクを順次印刷する
際に発生する記録特性の変化をも補正することができ
る。だが、ここで補正されるのは、平均的な記録ドット
から得られる色調、すなわち、複数の記録ドットが占め
る所定の領域を積分して得られる色調である。
【0005】先に述べたように、インク同士の親和性に
よって記録ドットの定着性が悪くなると、先行インクが
記録された部分では後続インクの定着性に、言い替える
と1ドットの大きさや濃度にばらつきが発生し、先行イ
ンクのない部分に比べ平均濃度が低下するだけでなく、
S/Nも低下する。また、逆に、親和性が高まり極端に
インクの定着性が上がった場合も、平均濃度は上昇する
が、S/Nは低下する。
【0006】従来の補正方法では、いずれの場合も平均
濃度については1,2,3色目とも所望の値が得られる
が、S/Nは1,2,3色目と順次低下していく。図6
は、溶融性インクを用いて8階調(0〜7)の印刷を行な
った時の、各色(Y,M,C)の平均濃度と1ドット単
位(単位面積当たり)でのばらつき幅を示した図であ
る。印刷順が遅いほど、また、階調が低い(ドットが小
さい)ほどばらつきが大きく、このばらつきによってS
/Nが低下し、特に、2色目、3色目の階調(1)〜
(4)の低階調領域では、連続する階調においてばらつ
き幅が重複する範囲があり、この重複範囲で濃度が逆転
すると、これが原因となってS/N低下を招いてしまうと
言う問題があった。
【0007】そこで、本発明では、2色目以降のデータ
に対して、先行インク又はトナーの影響を受けにくい階
調処理を行なうことでS/N低下の少ない記録方法を提
供しようというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の(1)乃至(3)の手段より成
る。すなわち、
【0009】(1)記録手段により1つの記録ドットに
対して複数の階調レベルで記録を行うと共に、複数種類
のカラーインク又はトナーを用いて、記録媒体上に前記
インク又はトナーを順次重ね記録してカラー画像を得る
ようにしたカラー画像の記録法において、カラー画像を
形成する前記複数種類のカラーインク又はトナーの内、
2色目以降に記録される少なくとも何れか1色の記録に
おいては、1色目の記録に比べ、1つのドットで形成す
る階調の種類を減らすと共に、各階調の中間レベルの階
調表現には階調の異なる複数個のドットを組み合わせて
記録するようにしたこと特徴とするカラー画像の記録方
法。
【0010】(2)記録手段により1つの記録ドットに
対して複数の階調レベルで記録を行うと共に、複数種類
のカラーインク又はトナーを用いて、記録媒体上に前記
インク又はトナーを順次重ね記録してカラー画像を得る
ようにしたカラー画像の記録法において、カラー画像を
形成する前記複数種類のカラーインク又はトナーには、
少なくともイエローと、前記イエローとは色相の異なる
インク又はトナーを1色含み、イエローを2色目以降に
記録すると共に、前記イエローより先に記録される前記
イエローとは色相の異なるいずれか1色の記録に比べ、
前記イエローでは1つのドットで形成する階調の種類を
減らし、各階調の中間レベルの階調表現には階調の異な
る複数個のドットを組み合わせて記録するようにしたこ
と特徴とするカラー画像の記録方法。
【0011】(3)記録手段により1つの記録ドットに
対して複数の階調レベルで記録を行うと共に、複数種類
のカラーインク又はトナーを用いて、記録媒体上に前記
インク又はトナーを順次重ね記録してカラー画像を得る
ようにしたカラー画像の記録法において、カラー画像を
形成する前記複数種類のカラーインク又はトナーには、
同一色相で濃度の異なる2種類以上のインクからなる少
なくとも1組のインクを含み、先行して印刷される同一
色相のインクに比べ、それ以降に印刷される同一色相で
濃度の異なるインクでは、1つのドットで形成する階調
の種類を減らし、各階調の中間レベルの階調表現には階
調の異なる複数個のドットを組み合わせて記録するよう
にしたこと特徴とするカラー画像の記録方法。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態につき、好ま
しい実施例により説明する。図1は、本発明の方法を実
施するための画像形成装置の一実施例を示す概略ブロッ
ク図である。ここで、この装置に入力される画像信号
は、図示しないカメラ装置又はパソコン等を通じて、既
にR,G,B信号に色分解された信号であり、各色の階調
データは3ビット、図示しない出力装置のインクはC,
M,Yの3色、記録ヘッドは1個で、C,M,Yの順に面
順次記録を行うものとする。
【0013】先ず、本装置における動作につき説明す
る。3色分解されて入来したRGB信号は、周知構成の
ルックアップテーブル1に入力され、ここで所望の色調
が得られるようなC,M,Y信号に変換される。C,
M,Y信号はスイッチ回路2に入力されるが、印刷順を
示す印刷色選択信号(2ビット)によって選択的に取り
出される。この印刷色選択信号は図示しない装置全体を
制御するための制御手段によって供給され、C信号が1
色目の、M信号が2色目の、Y信号が3色目の印刷色と
して選択され、階調処理回路3に供給されるようになっ
ている。
【0014】階調処理回路3は、印刷色選択信号と、前
記の図示しない制御手段から供給される印刷されるドッ
トの水平垂直方向の相対的位置(位相)を示す水平・垂
直アドレス(LSB各1ビットずつ)に応じて、C,
M,Y信号に所定の階調処理を行ない、これを印刷信号
Pとしてヘッドドライバー4に出力する。ヘッドドライ
バー4は、記録ヘッド5によって印刷信号Pに応じた記
録ドットを発生するように記録ヘッド5に駆動信号を出
力する。記録ヘッド5は、サーマル、レーザー、インク
ジェット等、いずれでも良く、周知の方法によって駆動
されるヘッドである。
【0015】次に、本発明の特徴部である階調処理回路
3について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、
階調処理回路3をROMで構成した場合の入出力関係を
示したテーブルデータである。先ず、1色目の印刷時に
は、C信号がスイッチ回路2によって選択されて入力さ
れるが、この時は図2で示すように、入力データである
階調値及び記録ドットの位置によらず入力データがその
ままヘッドドライバー4に出力される。記録ヘッド5は
図示しない対向配置される記録媒体上に8種類(0を含
む)のドット形態(大きさや濃度)で8段階(0を含
む)の階調を表現できるように記録する。
【0016】図3に、そのドット形態による階調表現の
模式図を示す。同図においては、4ドット分だけを示し
ており、垂直方向のアドレスは上段が[0]、下段が
[1]、水平方向のアドレスは左欄が[0]、右欄が
[1]に対応している。
【0017】次に、一色目の印刷信号Cに続いて、2色
目の印刷信号Mが入力されるが、この時は、入力データ
の値および記録ドットの位置によって入力データとは異
なる値に変換され、ヘッドドライバー4に出力される。
具体的には、入力データが0,2,4,6,7の時には、記
録ドットの位置によらず入力データをそのまま出力する
が、入力データが1,3,5の時には、記録ドットの位置
によって1は0か2に、3は2か4に、或いは5は4か
6に変換して出力される。
【0018】これによって、記録媒体上の水平あるいは
垂直の2ドット空間では、階調の異なる5種類(0を含
む)のドットを組み合わせて8段階(0を含む)の階調
が表現される。この時、1ドットの階調処理数(種類)
を減らすことで連続する階調間での濃度の逆転が防止さ
れる。一方、階調種類が減った分、隣接する複数ドット
間で階調レベルの異なるドット(0=ドットなしを含
む)を組み合わせることで、中間レベルの階調表現の工
夫をしている。更に、3色目の印刷時にはY信号が入力
され、この時は、入力データが0,4,6,7の時にだ
け、入力データをそのまま出力し、入力データが1,2,
3の時には0か4に、5の時には4か6に変換して出力
する。これによって、記録紙上の水平、垂直2ドットず
つからなる4ドット空間では、階調の異なる4種類(0
を含む)のドットを組み合わせて8段階(0を含む)の
階調が表現される。
【0019】このように、本来S/Nの低下する2色目
あるいは3色目では、1個のドットが形成する階調の種
類(階調ステップ数)を減らしている。一方、この階調
間の中間レベルの濃度は、階調の異なる複数個(2個あ
るいは4個)のドットを組み合わせて視覚的な積分効果
を利用して疑似的に中間濃度を表現することで、画面全
体の階調表現数は低下させずにS/Nを向上させること
が出来る。
【0020】また、1個のドットが形成する階調の種類
を減らす方法として、前記の図3における3色目で示し
た例では、特定の階調レベル1,2,3,5のドットを記
録に用いないようにしているが、例えば、図4及び図5
に示すような方法も考えられる。この方法は、隣接する
4個のドット全体では0から7までの全ての階調レベル
を用いるが、個々のドットについては、例えば3色目の
水平アドレス=0、垂直アドレス=0(模式図左上)の
ドットでは、階調レベル0,3,7の3種類しか用いない
ようにする方法である。
【0021】また、2色目以降の階調の種類を減らす方
法において、前記実施例では、n色目の1ドットが形成
する階調の種類をLnとすれば、L1>L2>L3とした
が、図6で示したようにS/N低下が大きい3色目だけ
にこの処理(L1=L2>L3)を行なうようにしても良
い。また、逆に、S/Nの良い1色目だけを非処理とし
て、2,3色目には同じ処理(L1>L2=L3)を行なう
ようにしても良い。
【0022】また、図4及び図5で示したような処理を
行なった場合、2色目あるいは3色目で中間濃度(階調
3〜4)のデータが続くと、隣接ドット間でのコントラ
ストが大きく、特定の方向に周期的なドット配列が発生
し、ヘッドの解像度が低い場合や観察距離が短い場合に
は、特定の方向に規則性を持ったパターンとして認識さ
れて画質の低下を招く要因となる場合があるが(ただ
し、このパターンは、周期が変動しないのでノイズには
ならない)、特に、最近のようにな画素密度の高い装置
では、視覚的な積分効果で一様な画像として認識でき
る。
【0023】一方、一般に、イエロー(Y)のインク又
はトナーは、ドットの大きさや濃度が変化しても明るさ
(明度)の変化が少ないため、隣接する一様な大面積空
間で、かつレベル差の大きな変化が起こらなければ、ド
ットの大きさや濃度が変化しても視覚的にはほとんど認
識できない。そこで、2色目あるいは3色目にイエロー
による印刷を行うようにすれば、ノイズ低減効果が更に
高まると共に、前記のような特定の方向に周期的なドッ
ト配列が発生した場合には、そのパターン配列の視覚的
印象が薄れ、積分効果が期待できる。この効果は図2及
び図3のパターンでも同様に得ることができる。
【0024】また、本実施例では、「溶融」熱転写方式
における「シングルヘッド」を用いた「面順次」記録で
説明したが、先行インク又はトナーの存在によって後続
インク又はトナーのS/Nが低下する画像記録方法であ
れば、これに限らず、「昇華/レーザー又はインクジェ
ット」等の方式における「マルチヘッド」を用いた「線
順次又は点順次」記録であっても、前述したような記録
方法を用いることで同様な効果を得ることが出来る。
【0025】また、熱転写方式においては、インクの定
着性を向上させるために予め記録媒体全体や記録領域の
みにアンダーコートを施したり、インクジェット方式に
おいては、インクの耐水性・耐光性を向上させるために
予め処理液などを施したりして、これらの処理の後に画
像記録をする方法もあり、当然にこれらの方法に本実施
例の方法を適用しても同様な効果が得られる。
【0026】また、本実施例では、先行インクと後続イ
ンクとで色相の異なるインクを用いたが、同一色相で濃
度の異なるインク用いた場合でも同様な効果を得ること
ができる。例えば、先行インクとして淡色インクを、後
続インクとして濃色インクを用いた場合は、S/N低下
が視覚的に認識しやすい濃色インクの階調種類を減らす
ことでS/Nの低下を少なくする効果があり、逆に、淡
色インクを後続インクとして用いた場合は、イエローイ
ンクと同様、ドットの大きさや濃度変化が認識しにくい
ので、中間濃度を表現するための規則的なパターンをヘ
ッドの解像度が低くても見えにくくする効果がある。
【0027】また、本実施例による階調処理方法は、既
述した以外の方法でも実現できるが、本実施例で示した
ようにROMで構成することによって、従来の信号処理
系に挿入するだけで他の制御回路を必要とせず、インク
特性や定着特性が変わってもテーブルデータを変更する
だけで対応できる等の利点がある。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、2色目以
降の印刷データに対して、1色目の印刷データに比べ、
1個のドットが形成する階調の種類を減らすと共に、階
調間の中間レベルの濃度を、階調の異なる複数個のドッ
トの組み合わせにより疑似的に中間濃度を表現するよう
にしているので、画面全体の階調表現数を低下させずに
S/Nを向上させることができる。また、請求項2記載
の発明によれば、2色目以降の印刷にイエローを用いる
ようにているので、ノイズ低減効果が更に高まると共
に、な特定の方向に周期的なドット配列が発生した場合
には、そのパターン配列の視覚的印象が薄れ、積分効果
が期待できる。請求項3記載の発明によれば、先行印刷
と後行印刷が同一色相で、濃度の異なる場合において
も、請求項1の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を適用した画像形成装置の概略ブ
ロック図である。
【図2】階調処理回路3をROMで構成した場合の入出
力関係を示したテーブルデータを示す図である。
【図3】図2のテーブルデータに基づいたドット形態に
よる各階調を示した模式図である。
【図4】図2に対応した別実施例によるテーブルデータ
を示す図である。
【図5】図4のテーブルデータに基づいたドット形態に
よる各階調を示した模式図である。
【図6】従来の印刷方法における印刷順による1ドット
単位でのばらつきの違いを説明するための図である。
【符号の説明】
1 ルックアップテーブル 2 スイッチ回路 3 階調処理回路 4 ヘッドドライバー 5 記録ヘッド
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/407 H04N 1/40 101E 1/46 1/46 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録手段により1つの記録ドットに対して
    複数の階調レベルで記録を行うと共に、複数種類のカラ
    ーインク又はトナーを用いて、記録媒体上に前記インク
    又はトナーを順次重ね記録してカラー画像を得るように
    したカラー画像の記録法において、 カラー画像を形成する前記複数種類のカラーインク又は
    トナーの内、2色目以降に記録される少なくとも何れか
    1色の記録においては、1色目の記録に比べ、1つのド
    ットで形成する階調の種類を減らすと共に、各階調の中
    間レベルの階調表現には階調の異なる複数個のドットを
    組み合わせて記録するようにしたこと特徴とするカラー
    画像の記録方法。
  2. 【請求項2】記録手段により1つの記録ドットに対して
    複数の階調レベルで記録を行うと共に、複数種類のカラ
    ーインク又はトナーを用いて、記録媒体上に前記インク
    又はトナーを順次重ね記録してカラー画像を得るように
    したカラー画像の記録法において、 カラー画像を形成する前記複数種類のカラーインク又は
    トナーには、少なくともイエローと、前記イエローとは
    色相の異なるインク又はトナーを1色含み、イエローを
    2色目以降に記録すると共に、前記イエローより先に記
    録される前記イエローとは色相の異なるいずれか1色の
    記録に比べ、前記イエローでは1つのドットで形成する
    階調の種類を減らし、各階調の中間レベルの階調表現に
    は階調の異なる複数個のドットを組み合わせて記録する
    ようにしたこと特徴とするカラー画像の記録方法。
  3. 【請求項3】記録手段により1つの記録ドットに対して
    複数の階調レベルで記録を行うと共に、複数種類のカラ
    ーインク又はトナーを用いて、記録媒体上に前記インク
    又はトナーを順次重ね記録してカラー画像を得るように
    したカラー画像の記録法において、 カラー画像を形成する前記複数種類のカラーインク又は
    トナーには、同一色相で濃度の異なる2種類以上のイン
    クからなる少なくとも1組のインクを含み、先行して印
    刷される同一色相のインクに比べ、それ以降に印刷され
    る同一色相で濃度の異なるインクでは、1つのドットで
    形成する階調の種類を減らし、各階調の中間レベルの階
    調表現には階調の異なる複数個のドットを組み合わせて
    記録するようにしたこと特徴とするカラー画像の記録方
    法。
JP10032012A 1997-11-28 1998-01-29 カラー画像の記録方法 Pending JPH11216911A (ja)

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