JPH11216528A - 金属缶及びその製造方法 - Google Patents

金属缶及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11216528A
JPH11216528A JP26780698A JP26780698A JPH11216528A JP H11216528 A JPH11216528 A JP H11216528A JP 26780698 A JP26780698 A JP 26780698A JP 26780698 A JP26780698 A JP 26780698A JP H11216528 A JPH11216528 A JP H11216528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
annular
bead
outer lid
mouth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26780698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3629605B2 (ja
Inventor
Seiji Kawamata
清路 川俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Seikan KK
Original Assignee
Nihon Seikan KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Seikan KK filed Critical Nihon Seikan KK
Priority to JP26780698A priority Critical patent/JP3629605B2/ja
Publication of JPH11216528A publication Critical patent/JPH11216528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3629605B2 publication Critical patent/JP3629605B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、缶口部付近の内側に、環状鍔を
缶胴と一体に成形することを目的としたものである。 【解決手段】 缶胴の上端縁を内側又は外側に巻曲して
玉縁とし、その下方内側に環状鍔を缶胴と一体に成形し
たことを特徴とする金属缶。金属缶胴の上端部を縮径し
つつ外方へ延伸成形した小径缶口の上端開口部付近を缶
胴内側方向へ加圧凹入させて環状凹入部を形成した後、
前記環状凹入部を缶胴中心と並行の方向から加圧して扁
平化することにより、環状鍔を缶胴と一体に成形するこ
とを特徴とした金属缶の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、缶口部付近の内
側へ環状鍔を缶胴と一体に成形することを目的とした金
属缶及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来金属缶の缶口部付近の内側に仕切板
(又は仕切フィルム)を固着する為に環状鍔を設けるこ
とがあったが、この場合には、別製の鍔部材を缶口部内
側へ嵌挿固着していた。
【0003】
【発明により解決しようとする課題】前記従来の構造に
よれば、環状鍔と、缶胴とは別部材で成形されている為
に、使用材料が多くなるのみならず、環状鍔の成形工程
と、その取付け工程を必要とするので、必然的に材料及
び工程が多くなって金属缶製造コストを高騰させる原因
となる問題点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】然るにこの発明は、缶胴成
形時に、環状鍔成形工程を付加することにより、前記従
来の問題点を解決したのである。
【0005】即ち缶の発明は、缶胴の上端開口縁が内側
又は外側に巻曲されて玉縁に形成されていると共に、該
玉縁が形成された上端開口縁付近の缶胴内側に環状鍔が
缶胴と一体に成形されていることを特徴とする金属缶で
ある。また、他の缶の発明は、缶胴の上端開口縁が内側
又は外側に巻曲されて玉縁に形成され、該玉縁が形成さ
れた上端開口縁付近の缶胴内側に環状鍔が缶胴と一体に
成形されていると共に、該環状鍔上に中仕切り板の周縁
が取り付けられ、前記内側又は外側に巻曲されて玉縁に
形成されている上端開口縁で形成される缶口部に、下面
に突設された摺り切り片と、該摺り切り片に平行なヒン
ジ部を備えた頂板を有する外蓋が冠着されていることを
特徴とする金属缶である。
【0006】また製造方法の発明は、金属缶胴の上端開
口部を縮径しつつ外方へ延伸して成形した小径缶口の開
口部付近の缶胴壁を缶胴内側方向へ加圧凹入させて環状
凹入部を形成した後、前記環状凹入部を缶胴中心と並行
の方向から加圧して扁平化することにより環状鍔を缶胴
と一体に成形することを特徴とした金属缶の製造方法で
ある。この製造方法において、環状凹入部を形成する前
又は環状凹入部を形成した後に、前記小径缶口部の端縁
を内側又は外側に巻曲することもできる。
【0007】前記製造方法において、缶胴の口部側へ小
径缶口部を成形する際には、縮径しつつ外方へ延伸加工
するので、缶口部の肉厚は殆んど変化なく(当然のこと
乍ら皺もよらない)、所望の小径缶口部を得ることがで
きる。同様にして、環状鍔も缶胴内側へ環状凹入部を設
けるのであるから、縮径により皺を生じるおそれなく、
かつ環状鍔は扁平2重状になって、きわめて強度の高い
補強鍔ともなる利点がある。前記のように、加工による
缶口材料の肉厚化又は強度低下のおそれなく、却って缶
口部を補強し、外力に対し、十分の剛性を保有するの
で、比較的薄肉の缶材料でも十分使用し得る利点が付加
される。
【0008】前記外蓋のヒンジ部は、外蓋の頂板におけ
る薄肉部によって構成し、外蓋の一側を当該ヒンジ部を
支点として開閉自在とするものである。また外蓋の側壁
下部側には環状切取線部を介して環状に封緘帯を連設
し、該封緘帯には摘み片が設けられている。更に、前記
外蓋を構成する側壁の前記環状切取線部より上側の内周
壁に、あるいは外蓋側壁の内周壁に近接する頂板の下方
向に、玉縁と掛止する突部又は突条が設けてある。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明は、内側又は外側に巻曲
させて玉縁に形成した缶口部付近の缶胴内側へ缶胴と一
体に環状鍔を成形したので、缶材料を節約したにも拘ら
ず、缶口部を著しく補強した金属缶を提供することがで
きる。
【0010】またこの発明によれば、金属缶胴の上端開
口部を縮径しつつ外方へ延伸して成形した小径缶口の開
口部付近の缶胴を缶胴内側方向へ加圧凹入させて環状凹
入部を形成した後、前記環状凹入部を缶胴中心と並行の
方向から加圧して扁平化することにより環状鍔を缶胴と
一体に成形するので、従来の金属缶の成形工程を一部変
更することにより同一製造ラインで缶口部付近の内側へ
缶胴と一体に環状鍔が成形されている缶の全体を成形し
得る特質がある。すなわち、この発明によれば、環状鍔
を成形あるいは取り付けるための製缶工程が不必要とな
り、同一製造ラインで全体を成形し得る特質がある。
【0011】
【実施例1】この発明の実施例を図1、3に基づいて説
明する。
【0012】缶体1の缶口部2の上端縁を外側に巻曲し
て玉縁10aにすると共に、缶口部2付近の下側におけ
る缶体の側壁を内側へ加圧して環状凹入部を形成し、こ
れを扁平化して缶胴と一体成形した環状鍔3を設けた金
属缶4である(図1)。
【0013】この金属缶4は、内容物を収容し、前記環
状鍔3に中仕切り板としての中仕切りフィルム5(又は
箔)を貼着(又は熱溶着)によって取り付けて密封す
る。
【0014】缶体1の上側の缶口部2には、帽状の外蓋
6、好ましくは、合成樹脂によって製造された帽状の外
蓋6、が冠着される(図3)。外蓋6はその側壁の内周
壁に突部7aを備えており、これによって外側に巻曲さ
れて玉縁10aに形成されている缶体1の上側の缶口部
2に掛止されている(図3)。また、図3中、符号7で
表される部分は、外蓋6の側壁下部側に環状切取線部7
bを介して連設されている環状の封緘帯であって、該封
緘帯7を除去しなければ、外蓋6を金属缶4から取外す
ことはできない。
【0015】外蓋6の頂板の下面には、弦状に摺り切り
片27が突設されており、金属缶4内に収容されている
内容物をスプーン等で掬い取った際に、当該摺り切り片
27を利用して摺り切りを行い、1回の取出し量を正確
に計量することができる。外蓋6の頂板の摺り切り片2
7が設けられている位置に近接してヒンジ部28が、摺
り切り片27と平行に設けられている。このようにヒン
ジ部28が設けられていることによって、図3中、ヒン
ジ部28が設けられている位置より右側にある外蓋6の
部分は、外蓋6の側壁内周壁の突部7aと缶体1の缶口
部2の玉縁10aとによる掛止によって、外蓋6の図3
中ヒンジ部28が設けられている位置より左側の部分
を、缶体1の缶口部2に冠着させたまま、矢示29のよ
うに移動させて開閉することができる。
【0016】ヒンジ部28は外蓋6の頂板の肉薄部とし
て形成することができ、例えば、摺り切り片27が設け
られている位置に近接する外蓋6の頂板の上面において
摺り切り片27と平行に刻設された溝として構成するこ
とができる。
【0017】前記のようにヒンジ部28は、図3中、ヒ
ンジ部28が設けられている位置より右側にある外蓋6
の部分を開閉させる際の中心となるものであるから、弓
の弦状に外蓋6の頂板を横切るように構成されている必
要がある。一方、摺り切り片27は、スプーン等で内容
物を掬い取った際に、正確に計量するために使用される
ものであるから、これを可能とすることのできる横幅を
有すれば十分であり、必ずしも外蓋6の頂板を横切るよ
うに構成される必要はない。
【0018】前記においては、内容物を収容する前に底
板16を缶体1の下側缶口部に巻締め固定したが、これ
とは異なり、環状鍔3に中仕切りフィルム5(又は箔)
を貼着し(又は熱溶着し)、合成樹脂製の外蓋6を缶体
1の上側の缶口部2に冠着した状態で、底板16と組み
合わせてユーザーに納品し、ユーザー側において、内容
物を缶体1の下側缶口部の方向から装入し、その後、底
板16を缶体1の下側缶口部に巻締め固定することもで
きる。
【0019】
【実施例2】この発明の他の実施例を、図4、5、6、
について説明する。
【0020】缶体の缶口部の上端縁を内側に巻曲して玉
縁10bとし、その下部の側壁を、内側へ加圧して環状
凹入部を形成し、該環状凹入部を扁平化して缶胴と一体
に環状鍔3を設けて金属缶4を構成する。該金属缶4の
缶口部2へ帽状の外蓋17、好ましくは合成樹脂製の帽
状の外蓋17を冠着する。帽状の外蓋17の側壁下部側
には、環状切取線部24を介して環状の封緘帯18が連
設されている。封緘帯18には摘み片19が設けられて
おり、摘み片19を摘んで、封緘帯18を前記環状切取
線部24において帽状の外蓋17の側壁から切り離す。
このようにして封緘帯18を除去した後でなければなけ
れば、帽状の外蓋17を金属缶4の缶口部2から取外す
ことはできない。
【0021】なお、外蓋17における頂板25の側壁内
周壁に近接する位置には、下方向に向けて複数の突部2
3、23、23が設けられており、これが缶口部の玉縁
10bと係合し、外蓋17の側壁内周壁との間で缶口部
2を挟み付けることによって、前記のように封緘帯18
を切り離した後の、帽状の外蓋17の缶口部2への冠着
状態が維持されることになる。複数の突部23、23、
23は、所定の間隔をおいて設けた突部とせずに、1本
の突条とすることもできる。
【0022】環状鍔3には、摘み片20を有する中仕切
り板としての中仕切りフィルム5が貼着(又は熱溶着)
されて取り付けられている。中仕切り板であるところの
中仕切りフィルムはアルミニュウム箔、ビニール樹脂製
のフィルムなどによって構成することができる。
【0023】帽状の外蓋17の頂板25の下面には、弦
状に摺り切り片21が突設されており(図6、図7)、
また、頂板25の摺り切り片21が設けられている位置
に近接してヒンジ部22が、摺り切り片21と平行に設
けられている。ヒンジ部22は外蓋17の頂板25の肉
薄部として形成することができ、例えば、摺り切り片2
1が設けられている位置に近接する外蓋17の頂板25
の上面において摺り切り片21と平行に刻設された溝と
して構成することができる。
【0024】この実施例の金属缶4は、底板(図示して
いない)をセットしてユーザーに販売される。ユーザー
は金属缶4に内容物を収容した後、前記底板と缶胴の下
端とを巻締め密封して缶入り製品を出荷する。
【0025】前記缶入り製品の内容物を使用する時に
は、摘み片19(図7)を引張り、封緘帯18を環状の
切取線部24の位置において切り取った後、外蓋17の
一側17b(図6)を複数の突部23、23と玉縁10
bとの掛合によって缶口部2へ冠着させたまま、外蓋1
7の他側17a(図6)をヒンジ部22を中心として矢
示26のように折り曲げて開蓋し(図7)、通常の要領
により、内容物をスプーンで取り出す。この場合に、摺
り切り片21によりスプーンを摺り切れば、1回の取出
し量を正確に計量することができる。内容物取出し後
は、帽状の外蓋17の一側17aを再び冠着し、密封す
る。
【0026】なお、前記のように、帽状の外蓋17の一
側17bを缶口部2に冠着させたまま、ヒンジ部22を
中心として帽状の外蓋17の他側17aを矢示26(図
7)又はその逆の方向に移動させて缶体の開閉を行うの
で、安定的な冠着状態を維持しつつ帽状の外蓋17の他
側17aの開閉を行わせるべく、複数の突部23の中の
少なくとも2個を、図6において符号23a、23bで
表されるように、ヒンジ部22に近接させた位置に設け
ておくことが好ましい。
【0027】前記のようにヒンジ部22は、帽状の外蓋
17の一側17aを開閉させる際の中心となるものであ
るから、弓の弦状に外蓋17の頂板25を横切るように
構成されている必要がある(図6)。一方、摺り切り片
21は、スプーン等で内容物を掬い取った際に、正確に
計量するために使用されるものであるから、これを可能
とすることのできる横幅を有すれば十分であり、必ずし
も、図6図示のように、外蓋17の頂板25を横切るよ
うに構成される必要はない。
【0028】
【実施例3】この発明の製造方法の実施例を図2に基づ
いて説明する。
【0029】金属缶を製造する為の薄板8により、通常
の要領で筒状の缶体1を成形し、ついで缶口予定部2a
を縮径しつつ外方へ、すなわち矢示9の方向へ延伸し
て、所定高さの缶口部2を形成する。次に缶口端を巻曲
げして玉縁10aを形成した後、缶口部2の下側付近を
矢示11の方向へ加圧して環状凹部12aを形成する。
これによって缶体1の缶胴壁内側では、環状の凸部12
bが形成されていることになる。ついで下型13と、上
型14とで前記環状凹部12a、すなわち缶胴壁内側に
おける環状の凸部12bを挾着した状態で、環状凹部1
2a(すなわち、環状凸部12b)を、缶胴中心と並行
の方向から加圧して偏平化する。この実施例において
は、上型14を図2中、矢示15のように加圧する。こ
れによって、2重の扁平な環状鍔3が缶胴と一体に成形
されて、この発明の金属缶4が完成する。この際、図2
に示されているように、環状鍔3は偏平2重状となるの
で、極めて強度の高い一体成形環状鍔となる。
【0030】図2図示の実施例においては、缶口部2の
缶口端を外側に巻曲げして玉縁10aを形成したが、内
側に巻曲げして図5図示のような玉縁10bを形成する
構成にすることももちろん可能である。
【0031】また、この実施例においては、玉縁10a
を形成した後に、缶口部2の下側付近を矢示11の方向
へ加圧して環状凹部12aを形成し、環状鍔3を缶胴と
一体に成形する工程を採用したが、この工程を入れ替
え、缶口部2の下側付近を矢示11の方向へ加圧して環
状凹部12aを形成し、環状鍔3を缶胴と一体に成形し
た後に、缶口端を巻曲げして玉縁10a、あるいは10
bを形成する工程とすることももちろん可能である。い
ずれの順序・工程を採用しても、缶口部付近の内側へ環
状鍔を缶胴と一体に成形した金属缶を同一製造ラインで
効率よく製造し得るという本発明の作用、効果に相違は
ない。
【0032】前記金属缶4は、前記環状鍔部3をアルミ
ニュウム箔などの中仕切板で塞ぎ、缶口上端部に合成樹
脂製の外蓋6を冠着し、これに底板16をセットして金
属缶のユーザーに販売される。ユーザーは、金属缶4に
内容物を充填後、底板16と缶胴の下端開口とを巻締め
密封して、缶入りの製品とする。
【0033】前記実施例によれば、缶体1の缶口予定部
を縮径すると共に外方へ、すなわち図2中、上方へ延伸
して缶口部2を形成し、ついで缶口部下側付近に環状凹
部12a(すなわち、缶体1の缶胴壁内側における環状
の凸部12b)を設け、これを加圧、偏平化して缶胴と
一体になった環状鍔3を成形するので、余分の材料を要
することなく、同一製造ラインにより、環状鍔付きの金
属缶4を製造することができる。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、缶口部付近の内側へ
環状鍔を一体成形したので、内仕切り及び密封ができる
と共に、缶口部を著しく補強する効果がある。
【0035】またこの発明の製造方法によれば、余分の
材料を使用することなく、缶口部付近の内側へ環状鍔を
缶胴と一体に成形した金属缶を同一製造ラインで効率よ
く製造し得る効果がある。前記製造方法によれば、缶口
部の肉厚が特に薄くなるおそれなく、また皺を生じるお
それもなく、外観良好な金属缶を連続製造することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の一部を省略し、一部を切断
した正面図。
【図2】同じく製造方法の実施例の流れ図。
【図3】同じく製品の一部を切断し、一部を省略した正
面図。
【図4】同じく他の実施例の開蓋平面図。
【図5】同じく一部を省略した断面図。
【図6】同じく被蓋平面図。
【図7】同じく一部を省略した一部断面図。
【符号の説明】
1 缶体 2 缶口部 3 環状鍔 4 金属缶 5 中仕切り板 6、17 外蓋 7、18 封緘帯 8 薄板 10a、10b 玉縁 12a 環状凹部 21 摺り切り片 22、28 ヒンジ部 25 頂板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶胴の上端開口縁が内側又は外側に巻曲
    されて玉縁に形成されていると共に、該玉縁が形成され
    た上端開口縁付近の缶胴内側に環状鍔が缶胴と一体に成
    形されていることを特徴とする金属缶。
  2. 【請求項2】 缶胴の上端開口縁が内側又は外側に巻曲
    されて玉縁に形成され、該玉縁が形成された上端開口縁
    付近の缶胴内側に環状鍔が缶胴と一体に成形されている
    と共に、該環状鍔上に中仕切り板の周縁が取り付けら
    れ、前記内側又は外側に巻曲されて玉縁に形成されてい
    る上端開口縁で形成される缶口部に、下面に突設された
    摺り切り片と、該摺り切り片に平行なヒンジ部を備えた
    頂板を有する外蓋が冠着されていることを特徴とする金
    属缶。
  3. 【請求項3】 金属缶胴の上端開口部を縮径しつつ外方
    へ延伸して成形した小径缶口の開口部付近の缶胴壁を缶
    胴内側方向へ加圧凹入させて環状凹入部を形成した後、
    前記環状凹入部を缶胴中心と並行の方向から加圧して扁
    平化することにより環状鍔を缶胴と一体に成形すること
    を特徴とした金属缶の製造方法。
  4. 【請求項4】 環状凹入部を形成する前又は環状凹入部
    を形成した後に、前記小径缶口部の端縁を内側又は外側
    に巻曲することを特徴とした請求項3記載の金属缶の製
    造方法。
JP26780698A 1997-11-27 1998-09-22 金属缶 Expired - Lifetime JP3629605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26780698A JP3629605B2 (ja) 1997-11-27 1998-09-22 金属缶

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-326013 1997-11-27
JP32601397 1997-11-27
JP26780698A JP3629605B2 (ja) 1997-11-27 1998-09-22 金属缶

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11216528A true JPH11216528A (ja) 1999-08-10
JP3629605B2 JP3629605B2 (ja) 2005-03-16

Family

ID=26548044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26780698A Expired - Lifetime JP3629605B2 (ja) 1997-11-27 1998-09-22 金属缶

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3629605B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526178A (ja) * 2003-07-07 2007-09-13 ジャクソン、ブルース・ディ 再封可能な小出し容器
CN100368265C (zh) * 2004-01-22 2008-02-13 日本制罐株式会社 包装用罐
JP2008519737A (ja) * 2004-11-12 2008-06-12 ブラジラータ・エス・アー・エンバラゲンス・メタリカス 缶用閉鎖装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007526178A (ja) * 2003-07-07 2007-09-13 ジャクソン、ブルース・ディ 再封可能な小出し容器
US8950630B2 (en) 2003-07-07 2015-02-10 Bruce D. Jackson Reclosable dispenser
CN100368265C (zh) * 2004-01-22 2008-02-13 日本制罐株式会社 包装用罐
JP2008519737A (ja) * 2004-11-12 2008-06-12 ブラジラータ・エス・アー・エンバラゲンス・メタリカス 缶用閉鎖装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3629605B2 (ja) 2005-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6119890A (en) Metallic can and method of manufacture of same, and can cover with integral scraper
US6158608A (en) Container, in particular a drinks can, and lid for such a container
US4685849A (en) Method for making an easy opening container end closure
US5129531A (en) Closure assembly with breakaway tamper evident membrane
US20090134160A1 (en) Closure arrangement for a can
US4066181A (en) Container and closure assembly
US20030080130A1 (en) Container with rotary closure
EP0204214A2 (en) Cap for sealing container
US20040256348A1 (en) Flex panel lid or cap
AU2017295305B2 (en) Metal can and associated can lid
US5110004A (en) Lid assembly
JPH07206020A (ja) 密閉蓋付容器
EP2084077B1 (en) Can closure arrangement
US4533064A (en) Can and closure structure
US20080073365A1 (en) Reclosable Foil Lid
JPH11216528A (ja) 金属缶及びその製造方法
JP2000281116A (ja) 摺り切り片付き蓋及び蓋付き缶
US3684119A (en) Vented two-piece closure
JP4159041B2 (ja)
US4757912A (en) Method of making a filled container and product
KR200296059Y1 (ko) 과자류 포장용기
JPH06122462A (ja) 密閉キャップ
JPH024896Y2 (ja)
US1652668A (en) Closure
JP2820449B2 (ja) 密封用蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121224

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term