JPH11216481A - オゾン水生成装置 - Google Patents

オゾン水生成装置

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JPH11216481A
JPH11216481A JP9338441A JP33844197A JPH11216481A JP H11216481 A JPH11216481 A JP H11216481A JP 9338441 A JP9338441 A JP 9338441A JP 33844197 A JP33844197 A JP 33844197A JP H11216481 A JPH11216481 A JP H11216481A
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ozone
water
gas
ozone water
generator
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JP9338441A
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Takaaki Ito
高明 伊藤
Hiroshi Arizono
浩 有薗
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Inax Corp
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オゾンの溶解効率を高めることができ、外気と
の流通も自動的に呼吸方式で行え、オゾン分解触媒の長
寿命化が図れるオゾン水生成装置を提供する。 【解決手段】オゾン溶解槽21内に余剰オゾンと生成し
たオゾン水とを分離するための気液分離具23を設け、
オゾンがガスの状態で混入しないオゾン水を生成するよ
うにしている。またオゾン溶解槽内21にオーバーフロ
ー板30を設け、該オーバーフロー板30の下流側にオ
ーバーフロー水に含まれる余剰オゾンと生成したオゾン
水とを分離するための気液分離具31を設けている。更
に、本発明にあっては、余剰オゾンをオゾン発生装置4
6へ循環させる循環路45を備えたオゾン水生成装置に
おいて、オゾン循環路45の途中に空気の導入及び排出
を行うための空気調整器47を連通接続している。この
空気調整器47によって自動的に呼吸方式で新鮮空気の
導入と余剰オゾンの排出とを行うことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン発生装置で
発生させたオゾンをオゾン溶解槽内の水中へ吹き込んで
オゾン水を生成し、余剰オゾンを分離回収し、再利用又
は分解処理するようにしたオゾン水生成装置に関し、特
に自動洗浄機能を有する小便器本体の上方に設置される
センサーボックス内や大便器の洗浄タンク内等へ組み込
むことのできる極めて小型のオゾン水生成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の極めて小型のオゾン水生成装置
としては、特開平6−315333号公報に開示された
図7の図(A)及び図(B)に示すオゾン水生成装置1
又は特開平6−142663号公報に開示された図8に
示すオゾン水生成装置2等がある。
【0003】図7の図(A)及び図(B)に示す従来の
オゾン水生成装置1は、エアポンプ3から送りこまれる
空気をオゾン発生装置4でオゾンに変換し、これをオゾ
ン溶解槽5の水の中へ散気管6を介して吹き込んでい
る。オゾン溶解槽5の中には、図(B)に示すように、
フィン7がオゾン水の流れを迂回させるように交互に配
設されており、吹き込まれたオゾンと水とが長い時間反
応するように配慮されている。生成されたオゾン水は、
魚等の水槽8へ供給され、余剰のオゾンは、オゾン分解
触媒9を経て大気へ排出されるようになっている。また
水槽8へオゾンが気体のまま供給されるを防止するた
め、オゾン溶解槽5の吐出側には、分離用のフィルター
10が設置されている。一方、水槽8の水は、ポンプ1
1を介してオゾン溶解槽5へ供給されるようになってい
る。
【0004】図8に示す従来のオゾン水生成装置2は、
ポンプ12でオゾン溶解槽13へ水を供給する管路の途
中に、オゾン発生装置14の吐出側を連通接続し、ポン
プ12からの水流によって発生する負圧によってオゾン
を吸引するようにしている。そして、オゾン溶解槽13
で生成されたオゾン水は、オーバーフロー方式によって
流出口15から吐出されるようになっている。一方、オ
ゾン溶解槽13の上部側には空気溜まり16が形成され
ており、オゾン発生装置14の吸入側へ連通接続されて
いる。また空気溜まり16は、吸気バルブ17を介して
外気を導入できるようになされており、排気バルブ18
及びオゾン分解触媒19を介して余剰オゾンを大気へ排
出できるようになされている。
【0005】この図8に示すオゾン水生成装置2は、通
常は開閉バルブ17及び18を閉塞したままの状態で運
転し、オゾン溶解槽13の空気溜まり16に貯溜された
余剰オゾンをオゾン発生装置14へ循環させて供給し、
オゾン濃度を次第に高くすることで生成されるオゾン水
の濃度も高くなるようにしている。ところが、あるオゾ
ン水濃度に達すると、余剰オゾンを循環させる方式で
は、気体中の不純物が増加するようになり、結果として
オゾン水の濃度は逆に低下するようになる。そのため、
このオゾン水生成装置2では、定期的に排気バルブ18
を開いて空気溜まり16の余剰オゾンを排出し、次に排
気バルブ18を閉じて吸気バルブ17を開いて新鮮な空
気を導入するようにしている。このようにすることで、
オゾン水の濃度を一定範囲に保つようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示す従来のオゾン水生成装置1の場合は、オゾン発生装
置4で発生したオゾンをオゾン溶解槽5内の水の中へ単
に吹き込んで溶解させるだけであり、しかも、ガスは上
昇していくが、フィン7は水平方向にしか効果を発揮で
きない(図7の図(B)参照)ので、迂回させる構造が
有効に働いていないので、オゾンの溶解効率が高くな
く、余剰オゾンが多く発生するという問題があった。そ
のため、オゾン分解触媒9の寿命も短くなるという欠点
があった。
【0007】また図8に示す従来のオゾン水生成装置2
では、オゾンの流通循環系路が通常は閉じられた循環系
路で運転されており、外部の空気との入れ換えのために
は吸気バルブ17及び排気バルブ18が必要であり、し
かもその切換タイミングを制御する装置等が必要であっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、オゾンの溶
解効率を高めることができ、外気との流通も呼吸方式で
自動的に行え、オゾン分解触媒の長寿命化も可能なオゾ
ン水生成装置を提供せんとするものである。
【0009】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、オゾン溶解槽内に余剰オ
ゾンと生成したオゾン水とを分離するための気液分離具
を設けたことを特徴とするオゾン水生成装置である。こ
のオゾン水生成装置では、気液分離具を設けており、オ
ゾンが混入しないオゾン水を生成することができる。
【0010】また本発明が採用した請求項2の手段は、
オゾン溶解槽内にオーバーフロー板を設け、該オーバー
フロー板の下流側にオーバーフロー水に含まれる余剰オ
ゾンと生成したオゾン水とを分離するための気液分離具
を設けたことを特徴とするオゾン水生成装置である。オ
ーバーフロー形式で流すことにより、オゾンと水とは上
方から流入させると下方まで行った後、再び上昇してオ
ーバーフローすることにより、水とオゾンとの接触機会
が多く、又は/且つ接触時間が長くなり、溶解効率が高
くなる。更に、気液分離具により、オゾンガスが混入し
ないオゾン水を生成することが可能である。
【0011】更に、本発明が採用した請求項3の手段
は、オゾン発生装置で発生させたオゾンをオゾン溶解槽
内の水中へ吹き込んでオゾン水を生成し、オゾン溶解槽
内の余剰オゾンを前記オゾン発生装置へ循環させるオゾ
ン循環路を備えたオゾン水生成装置において、前記オゾ
ン循環路の途中に空気の導入及び排出を行うための空気
調整器を連通接続したことを特徴とするオゾン水生成装
置である。オゾンを循環させることにより、オゾン濃度
を高めることができ、結果としてオゾン水濃度も高くな
る。また空気調整器によって自動的に呼吸方式で新鮮空
気の導入と余剰オゾンの排出とを行うことができ、バル
ブ等は不要である。
【0012】更にまた、本発明が採用した請求項4の手
段は、オゾン溶解槽内に貯水量調整具を設けたことを特
徴とする請求項3に記載のオゾン水生成装置である。貯
水量調整具によって、生成したオゾン水を他の機器等へ
利用しているときは大量に貯溜し、オゾン水を利用して
いないときは少ない貯溜をすることにより、オゾン水を
予め大量に貯溜しておく必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、本発明のオゾン水生成装置は、自動洗浄機能
を有する小便器の上方に設置される自動洗浄装置のセン
サーボックス内へ組み込んだり、また大便器の洗浄タン
ク内等へ組み込むことができる極めて小型のものを対象
としている。小便器や大便器では、オゾン水を用いて便
器洗浄を行うことにより、オゾンが本来有する活性酸素
種の働きによって優れた殺菌効果,スケール付着成長の
防止、汚れの付着防止及び付着した汚れを容易に洗い落
とせるという効果が得られる。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
オゾン水生成装置20を示す概略図である。このオゾン
水生成装置20では、オゾン溶解槽21の左側上部の位
置にエゼクター本体22を設置し、水道水をこのエゼク
ター本体22から勢いよく吐出させることで、オゾン発
生装置(図示せず)で発生したオゾンを負圧によって吸
引し、水道水とオゾンとを混合してオゾン溶解槽21内
へ供給するようにしている。またオゾン溶解槽21の右
寄りの位置には、天井から上流側へ向かって下り勾配の
気液分離具23が設置されており、底壁内面との間には
オゾン水の流通路24が形成されている。そして、オゾ
ン溶解槽21の右側壁には、オゾン水の流出口25と空
気孔26とが設けられている。27は、天井に設けた余
剰オゾンの排出孔である。
【0015】このように構成されたオゾン水生成装置2
0にあっては、水道水とオゾンとが混合した状態でエゼ
クター本体22から下向きに吐出され、向きを変えて右
方向へ流れる。このように流れの向きを変えることによ
り、水道水とオゾンとの接触時間を長くし、オゾンの溶
解効率を高めることができる。そして、下流側の気液分
離具23へ衝突し、溶解しないで気体(ガス)のままの
余剰オゾンはオゾンが溶解したオゾン水と分離し、上方
の余剰オゾン室28から排出孔27を経てオゾン分解触
媒装置等へ送られ、分解処理後に外部へ排出される。一
方、気液分離具23によって気液分離されたオゾン水
は、下方の流通路24から流出口25を経て小便器等へ
供給され、便鉢洗浄に使用される。
【0016】図2は、本発明の第2の実施の形態に係る
オゾン水生成装置29を示す概略図である。この装置2
9では、オゾン溶解槽21のエゼクター本体22の隣位
にオーバーフロー板30を配設し、このオーバーフロー
板30の下流側の下部に水平方向の気液分離具31を突
設している。そして、この気液分離具31の下方にオゾ
ン水の流出口25を形成している。エゼクター本体22
から下向きに吐出された水道水とオゾンの混合体は、溶
解槽の下方から上方へ向きを変えて流れることにより、
水道水とオゾンとの接触機会を多く、又は/且つ接触時
間を長くすることができ、オゾンの溶解効率を高めるこ
とができる。
【0017】次に、オゾン水と余剰オゾンとは、オーバ
ーフロー板30を乗り越え、下方の気液分離具31へ落
下衝突する。これにより、気体のままの余剰オゾンは天
井の排出孔27へ向けて上昇し、オゾン水は更に下方へ
流れ落ちて流出口25から小便器等へ供給される。その
他の構成並びに作用効果は、前記第1の実施の形態の場
合と同じである。
【0018】図3は、本発明の第3の実施の形態に係る
オゾン水生成装置32を示すものであり、図(A)は概
略正面図、図(B)は図(A)の左側面図、図(C)は
貯水量調整具33を示す図面である。この実施の形態の
オゾン水生成装置32は、オゾン溶解槽21内を、導入
室34と、流量調整室35と、気液分離室36と、空気
室37と、オゾン分解処理室38とに区画している。導
入室34は、同図の図(B)に示すように、横方向へ更
に三つの室へ区画されており、最初の室34aには、エ
ゼクター本体22が設置されている。そして、最初の室
34aは中間の室34bと連通孔39aにより下方で連
通しており、中間の室34bは後方の室34cと連通孔
39bにより上方で連通している。また後方の室34c
は、隣の流量調整室35と連通孔39cにより下方で連
通している。
【0019】流量調整室35と気液分離室36とは、同
図の図(C)に示す貯水量調整具33を介して区画され
ている。貯水量調整具33は、中央にV字状溝40が形
成されている。また貯水量調整具33の気液分離室36
に面する下部側には図2に示す気液分離具31が水平方
向に突出して取り付けられている。気液分離具31の下
方には、オゾン水の流出口25が設けられている。気液
分離室36と空気室37とオゾン分解処理室38とは、
相互に上方の連通孔41a及び41bを介して連通して
いる。空気室37には水抜き栓42が設けられており、
オゾン分解処理室38にはオゾンの分解触媒43が設け
られている。
【0020】エゼクター本体22から導入室34の最初
の室34aへ吐出された水道水とオゾンとの混合体は、
各室34a〜34c及び流量調整室35を上下方向へ流
れることにより、水道水とオゾンとの接触機会が多く、
又は/且つ接触時間が長くなり、オゾンの溶解率を高く
することが可能である。流量調整室35へ流入したオゾ
ン水及び余剰オゾンは、貯水量調整具33のV字状溝4
0から気液分離室36の気液分離具31に落下衝突して
オゾン水と余剰オゾンとに分離される。オゾン水は、下
方の流出口25から小便器等へ供給される。また余剰オ
ゾンは、空気室37を経てオゾンの分解処理室38へ流
入し、オゾン分解触媒43を通過することで、酸素に分
解されて大気へ放出される。
【0021】ここにおいて、貯水量調整具33のV字状
溝40は、オゾン溶解槽21自体が小便器本体の上方に
設置されるセンサーボックス内又は大便器の洗浄タンク
内へ設置することを予定して極めて小型のものを対象と
することを予定しており、直ぐに満杯になり、オゾン水
等がオゾン分解触媒43側へ流れたり、オゾン発生器側
へ流れる虞れがあるので、これを防止するために形成さ
れたものである。即ち、大量に水が流入する場合は、流
量調整室35の水位が高くなり、V字状溝40の開口の
大きい部分から大量に気液分離室36側へ流れて排出さ
れるので、必要以上に水位が上がるのを防止でき、その
結果、オゾン分解処理室38やオゾン発生器側へ流出す
るようなことはない。また本装置の使用を停止した場合
は、V字状溝40の下方の位置まで水位が低下し、大量
に水が貯溜したままになることがない。
【0022】図4及び図5は本発明の第4の実施の形態
に係るオゾン水生成装置44を示すものであり、図4は
全体構成を示す概略図、図5は装置44の斜視図であ
る。この実施の形態は、図3に示す第3の実施の形態の
余剰オゾンを循環させて再利用し、オゾン濃度を高める
ことができるようにしたものであり、基本的に構成は第
3の実施の形態のオゾン水生成装置32の場合と同じで
ある。本装置44は、空気室37の上方にオゾン循環路
45を設けてオゾン発生装置46へ連通接続し、その途
中に空気調整器47を連通接続している。空気調整器4
7には、オゾン分解触媒43が取り付けられている。
【0023】このように空気室37をオゾン発生装置4
6へ連通接続することにより、余剰オゾンの再利用が可
能であり、オゾン発生装置46で生成されたオゾンの濃
度を高くすることが可能である。その結果、オゾン水の
濃度が高くなる。この実施の形態では、図3に示す第3
の実施の形態の場合に比較してオゾン水の濃度を2倍に
することが可能であった。また空気調整器47は、エゼ
クター22から吐出される水道水によってオゾン溶解槽
21の全体の気圧変動が発生するが、この気圧変動に応
じて余剰オゾンをオゾン分解触媒43を通じて外部へ排
出したり、又は外部から空気を吸入して循環系路内へ導
入することが可能である。つまり、空気調整器47は、
呼吸方式により、余剰オゾンの排出と新鮮空気の取り込
みとを自動的に行っている。
【0024】図6は、本発明の第5の実施の形態に係る
オゾン水生成装置48を示す概略図である。この実施の
形態では、図2に示す第2の実施の形態のオゾン水生成
装置29に、図4及び図5に示す第4の実施の形態に係
るオゾン水生成装置44の余剰オゾンを循環させて再利
用し、また空気調整機能を持たせるようにしたものであ
る。基本的な動作及び作用効果は、これらの第2及び第
4の実施の形態の場合と同じである。
【0025】ところで、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではなく、適宜の変更が可能である。例
えば、オゾン水生成装置の設置対象となる機器は、自動
洗浄機能を有する小便器本体の上方に設置されるセンサ
ーボックス内や大便器の洗浄タンク内の他にも自動洗浄
手洗器やその他の水栓器具又はその付属機器等が可能で
あり、更には殺菌や防汚等を目的としてオゾン水を必要
とするその他の機器類等へ組み込むことも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
オゾン溶解槽内に余剰オゾンと生成したオゾン水とを分
離するための気液分離具を設けたから、オゾンがガスの
状態で混入しないオゾン水を生成することができる。
【0027】また本発明にあっては、オゾン溶解槽内に
オーバーフロー板を設け、該オーバーフロー板の下流側
にオーバーフロー水に含まれる余剰オゾンと生成したオ
ゾン水とを分離するための気液分離具を設けたから、オ
ーバーフロー形式で流すことにより、オゾンと水とは上
方から流入させると下方まで行った後、再び上昇してオ
ーバーフローすることにより、水とオゾンとの接触機会
が多く、又は/且つ接触時間が長くなり、溶解効率が高
くなる。
【0028】更に、本発明にあっては、余剰オゾンをオ
ゾン発生装置へ循環させる循環路を備えたオゾン水生成
装置において、オゾン循環路の途中に空気の導入及び排
出を行うための空気調整器を連通接続したから、空気調
整器によって自動的に呼吸方式で新鮮空気の導入と余剰
オゾンの排出とを行うことができる。
【0029】更にまた、本発明にあっては、オゾン溶解
槽内に貯水量調整具を設けたから、貯水量調整具によっ
て、生成したオゾン水を他の機器等へ利用しているとき
は大量に貯溜し、オゾン水を利用していないときは少な
い貯溜をすることにより、オゾン水を予め大量に貯溜し
ておく必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオゾン水生成
装置の概略図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るオゾン水生成
装置の概略図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るオゾン水生成
装置を示すものであり、図(A)は全体を示す正面図、
図(B)は図(A)の左側面図、図(C)は貯水量調整
具を示す図面である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るオゾン水生成
装置の概略図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係るオゾン水生成
装置の斜視図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係るオゾン水生成
装置の概略図である。
【図7】従来のオゾン水生成装置を示すものであり、図
(A)は全体を示す概略図、図(B)はオゾン溶解槽の
平面図である。
【図8】従来の別なオゾン水生成装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
20…オゾン水生成装置、21…オゾン水溶解槽、22
…エゼクター本体、23…気液分離具、29…オゾン水
生成装置、30…オーバーフロー板、31…気液分離
具、32…オゾン水生成装置、33…貯水量調整具、4
0…V字状溝、43…オゾン分解触媒、44…オゾン水
生成装置、45…循環路、46…オゾン発生装置、47
…空気調整器、48…オゾン水生成装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 540 B01D 53/36 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オゾン溶解槽内に余剰オゾンと生成したオ
    ゾン水とを分離するための気液分離具を設けたことを特
    徴とするオゾン水生成装置。
  2. 【請求項2】オゾン溶解槽内にオーバーフロー板を設
    け、該オーバーフロー板の下流側にオーバーフロー水に
    含まれる余剰オゾンと生成したオゾン水とを分離するた
    めの気液分離具を設けたことを特徴とするオゾン水生成
    装置。
  3. 【請求項3】オゾン発生装置で発生させたオゾンをオゾ
    ン溶解槽内の水中へ吹き込んでオゾン水を生成し、オゾ
    ン溶解槽内の余剰オゾンを前記オゾン発生装置へ循環さ
    せるオゾン循環路を備えたオゾン水生成装置において、
    前記オゾン循環路の途中に空気の導入及び排出を行うた
    めの空気調整器を連通接続したことを特徴とするオゾン
    水生成装置。
  4. 【請求項4】オゾン溶解槽内に貯水量調整具を設けたこ
    とを特徴とする請求項3に記載のオゾン水生成装置。
JP9338441A 1997-11-27 1997-12-09 オゾン水生成装置 Pending JPH11216481A (ja)

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