JPH11215739A - 異電源間無停電切替システム - Google Patents

異電源間無停電切替システム

Info

Publication number
JPH11215739A
JPH11215739A JP9358661A JP35866197A JPH11215739A JP H11215739 A JPH11215739 A JP H11215739A JP 9358661 A JP9358661 A JP 9358661A JP 35866197 A JP35866197 A JP 35866197A JP H11215739 A JPH11215739 A JP H11215739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
switch
synchronization
temporary
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9358661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3783387B2 (ja
Inventor
Keiichi Tanaka
敬一 田中
Isamu Sudo
勇 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP35866197A priority Critical patent/JP3783387B2/ja
Publication of JPH11215739A publication Critical patent/JPH11215739A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3783387B2 publication Critical patent/JP3783387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配電用変電所1と並列運転機能付移動用発電
装置62間の電源切り替えを、仮設用開閉器34の両端
から導かれる両電源の同期をとって無停電で行う異電源
間無停電切替システムにおいて、前記開閉器34側と発
電装置62間の人手による連絡を不要とし、開閉器34
に内蔵する電圧検出手段として小形軽量な検出器を使用
し、且つ並列時の両電源間の横流を確実に抑制する。 【解決手段】 仮設用開閉器34に、小形軽量なコンデ
ンサによる電圧検出器50a,50bを内蔵し、該検出
器の電圧に基づいて制御装置91によって前記開閉器3
4の同期投入可能条件成立を判断する。同期化信号を信
号発信装置91bから発電装置62に発信し、同期化運
転制御を行わせる。発電装置62から変電所1側への給
電切り戻しは、開閉器入信号によって接点83を開放
し、横流補償回路82の抵抗値をR1+R2に切り替え
て、垂下特性の設定値を大とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用配電線路の一
部区間で停電工事等を行う場合において、工事区間より
下流側負荷を一時的に常用電源と異なる電力供給用補助
電源を用いて無停電救済する際の異電源間無停電切替シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の異電源間無停電切替システムに
は、例えば図6に示す実公平5−8766号のシステム
がある。このシステムは図示のように電源車を仮設用開
閉器の直近に駐車し、電源車内にバイパス回路を構成す
ることにより電源車からの送電前に電力量(負荷の大き
さ)を計測し、電源車の出力で負荷をまかなえるかを事
前に確認できるとともに、電源車内で同期並列を行うた
め、位相差投入などの事故を防止できるものであった。
【0003】また、前記電源車を仮設用開閉器の直近に
駐車しなくても済むようにしたシステムとして、例えば
図7のようなシステムがある。図7において、1は配電
用変電所、2は商用高圧配電線路、3a,3bは配電線
路2に介挿された柱上区分開閉器、4は無停電救済負荷
群である。配電線路2において、配電用変電所1と柱上
区分開閉器3a間を変電所直送区間とし、柱上区分開閉
器3aと3b間を停電工事区間、柱上区分開閉器3bと
無停電救済負荷群4との間を無停電救済区間とする。な
お、柱上区分開閉器3bに示す箇所は、縁まわし線部分
等における一時的な線路開放部分(切断→再接続する部
分)の場合もある。
【0004】停電工事に先立ち、切断−再接続可能部分
(以下、区分開閉器で代表する)設置の配電柱に仮設用
開閉器(通称“工事用開閉器”とも云う)5を活線接続
部7a,7b、接続ケーブル6a,6b,および検電端
子付ブッシング8a,8bを介して活線接続する。ま
た、配電柱下方には同期確認装置9を仮取り付けして信
号ケーブルによって仮設用開閉器5の主回路ブッシング
8a,8bの検電端子と相互接続する。なお、11は同
期検定手段、12は同期確認スイッチである。前記検電
端子はブッシングに接続された接続ケーブル6a,6b
が充電状態にあるとき、検電端子(電極)がコンデンサ
分圧作用で低圧レベルの電位を生ずるものであり、各ブ
ッシングの電位信号を検出することにより前記の同期確
認装置9を機能させている。
【0005】従って、本工事開始にあたっては先ず上記
装置類を取り付けのうえ仮設用開閉器5を閉じるととも
に、柱上区分開閉器3bを開放する。なお仮設用開閉器
5の開閉操作は、付属の引き紐にてハンドル操作を行う
のが一般的である。
【0006】また、図7において13は活線接続部7
c,接続ケーブル6cおよび接続用コネクタ14を介し
て配電線路2に接続された補助電源である並列運転機能
付移動用発電装置であって、この移動用発電装置13は
原動機(PM)15,交流発電機(AG)16,交流遮
断器17,および断路器18からなる主回路部と、計器
用変圧器PT,同期制御装置19,自動電圧調整装置
(AVR)21,電圧設定器22,速度設定器23およ
び調速装置(GOV・ガバナ)24からなる制御回路部
によって構成されている。
【0007】活線接続が完了すると、次に、柱上区分開
閉器3bの負荷側に活線接続されている並列運転機能付
移動用発電装置13を始動し、同期制御装置19により
配電系統に対し発電側を同期化制御のうえ、交流遮断器
17により並列投入する。その後、仮設用開閉器5を開
放すれば無停電救済負荷群4に対しては発電装置13か
ら給電が継続される。その間に柱上区分開閉器3aも開
放すれば配電系統の開閉器3a〜3b間の停電工事を実
施できる。
【0008】配電線路側工事完了後、柱上区分開閉器3
aを投入すれば仮設用開閉器5の電源側まで配電系統が
復帰したことになる。この時点で同期検定手段11(S
Y)で目視確認により電源突き合わせ点の同期検定を行
う。周波数差が大きい場合は、同期検定表示を目視確認
しながら、移動用発電装置13側操作により回転速度を
調整し、規定の周波数差(位相差変化の遅速で判断)に
追い込むと共に、両電源の同期点(位相差≒0)付近で
仮設用開閉器5を閉路すれば発電側から配電系統側へ無
停電で切り戻しができたことになる。
【0009】さらに前記図7の同期確認装置9と並列運
転機能付き移動用発電装置13との間に信号伝送手段を
設けたシステムとして、例えば図8のようなシステムが
ある。図8において図7と同一部分は同一符号をもって
示している。図8において図7と異なる点は、仮設用開
閉器5、検電端子付ブッシング8a,8b、同期確認装
置9の代わりに、接続ケーブル着脱用ブッシング30
a,30bおよび異電源同期投入用仮設開閉器31を設
けるとともに、前記発電装置13に同期化信号受信装置
32を設けて並列運転機能付移動用発電装置33を構成
したことにあり、その他の部分は図7と同一に構成され
ている。
【0010】異電源同期投入用仮設開閉器31は、両端
部に計器用変圧器PT1,PT2が各々内蔵された仮設
用開閉器34と、前記変圧器PT1,PT2の電圧信号
に基づいて同期検定を行う同期検定手段11(SY)お
よび同期確認スイッチ12と、前記仮設用開閉器34の
同期投入可能条件が成立したか否かを判断する同期投入
可能判断回路35と、前記同期投入可能条件成立時に付
勢される同期投入可能信号用リレーILCと、前記同期
投入可能条件未成立時に同期化制御信号を作成し、自動
同期指令として前記発電装置33へ発信する同期化信号
発信装置36と、前記同期投入可能信号用リレーILC
の付勢時にその常開接点が閉じることにより、計器用変
圧器PT1を電源として励磁される開閉器投入禁止解除
コイルLCと、前記リレーILCの常開接点に並列接続
された単独送電用の同期条件解除スイッチ37とで構成
されている。
【0011】この図8のシステムはPT内蔵の工事用開
閉器(ロック機構付き)と同期検定機能をもった制御装
置を組み合わせており、配電線の縁切点から離れた場所
に電源車を配置でき(駐車場所の自由度向上)、また電
源車からの高圧活線接続ケーブルを図6に示した6本か
ら3本に減少することができ、作業時間が短縮されるも
のであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前記図6のシステムで
は電力供給用補助電源(電源車)を縁切部である仮設開
閉器付近に駐車し、電源車から6本もの多数のケーブル
を活線接続することが必要であった。
【0013】また図7のシステムでは電源車(並列運転
機能付移動用発電装置)13を仮設用開閉器付近に設置
しなくても済むが、次のような欠点があった。すなわ
ち、仮設用開閉器の投入を制限する機能を有していない
ため、変電所側と電源車側の位相差が大きい時の誤操作
により電源車の損傷事故が発生した。またこの例では位
相合わせにトランシーバなどを用いて、仮設用開閉器と
電源車側で合図を行い位相合わせを行う必要があり、面
倒であった。
【0014】また図8のシステムにおいて、仮設用開閉
器側の電圧検出手段および制御電源として計器用変圧器
PT1,PT2を使用した理由は、 (1)電圧検出精度が高い コンデンサ分圧検出方式よりも精度良く電圧検出ができ
るため、並列前に変電所1側の電圧に発電装置33側電
圧を合わせるよう調整することにより、並列時に大きな
無効電流を流すことなくスムーズに並列できる。
【0015】(2)制御電源として連続して電源が得ら
れる バッテリーなどを電源とすると、長時間の作業に耐えら
れないが、計器用変圧器PTを電源とするため連続して
電源を得ることができる。等があげられる。
【0016】しかしながら計器用変圧器を設けると、仮
設開閉器が特殊で、質量が大きく、作業性が非常に悪い
という欠点があった。すなわち仮設開閉器は電柱上等に
設置することから、取り扱い上軽量化が望まれるもので
あった。
【0017】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、移動用発電装置の同期化運転調整を自動化
して仮設用開閉器側の同期確認装置と移動用発電装置間
の人手に頼った連絡を不要にするとともに、仮設用開閉
器に対して、非同期投入防止のためのインターロック機
構を設けて発電装置等の損傷防止を図り、且つ電圧検出
精度は優れているが大型で作業性の悪い計器用変圧器を
仮設用開閉器に使用しなくても支障なく無停電切替が行
えるようにし、仮設開閉器の小型軽量化を図った異電源
間無停電切替システムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】(1)本発明は、配電線
の区分開閉器又は縁廻線部である切断−再接続可能部分
と並列に接続される仮設用開閉器と、この仮設用開閉器
と切断−再接続可能部分とを切り替えたとき負荷側に電
力を供給する発電装置とを備えた異電源間無停電切替シ
ステムにおいて、前記仮設用開閉器の開閉器両端にそれ
ぞれ接続されたコンデンサよりなる電圧検出器と、この
電圧検出器にて検出された電圧を電源とし、常用電源と
発電装置との周波数差、位相差を検出して仮設用開閉器
の同期投入状態を判断する制御部と、前記発電装置と常
用電源の配電線間に設けられて横流を補償する横流補償
回路と、この横流補償回路は、発電装置の無効横流に対
して設定された第1の垂下特性値とこの第1の垂下特性
値よりも大きく設定された第2の垂下特性値とを有し、
発電装置から常用電源への電源切り替え操作時に該垂下
特性値を切り替える切替手段とを備えたことを特徴と
し、前記切替手段の切り替えは、仮設用開閉器の開閉器
入り信号にて前記設定された第2の垂下特性値側に切り
替えることを特徴とし、前記配電線にクランプ式電流検
出体を設け、かつ前記発電装置側に電流検出体にて検出
された電流信号を受信する電流信号受信部を設け、この
受信部にての検出信号で前記切替手段を切り替えること
を特徴としている。
【0019】(2)また本発明は、主電源である常用電
源と負荷を結ぶ配電線の所定区間に介挿された切断−再
接続可能部分と、前記常用電源とは異なる電源であり、
前記切断−再接続可能部分の負荷側の配電線に、電源切
り替え時に接続される発電装置と、電源切り替え時に、
前記切断−再接続可能部分に並列接続される仮設用開閉
器とを備え、常用電源と発電装置間の電源切り替えを、
前記両電源の同期をとって無停電で行う異電源間無停電
切替システムにおいて、前記仮設用開閉器に、該開閉器
の両端部に各々内蔵されたコンデンサによる電圧検出器
と、前記コンデンサによる電圧検出器を介して導入され
た電圧信号に基づいて常用電源と発電装置の同期検定を
行う同期検定手段と、蓄電池を制御電源とし、前記同期
検定手段の出力信号と、常用電源および前記発電装置間
の電位差、周波数差、位相差とに基づいて、前記仮設用
開閉器の同期投入可能条件が成立したか否かを判断する
同期投入可能判断部と、前記同期投入可能条件未成立時
に、常用電源を基準とする前記発電装置に対する同期化
制御信号を作成するとともに、該同期化制御信号および
仮設用開閉器の開閉器入信号を所定の信号伝送手段によ
って前記発電装置に発信する同期化信号発信部とを設
け、前記発電装置に、前記同期化信号発信部から発信さ
れた同期化制御信号および開閉器入信号を受信する同期
化信号受信部と、該受信された同期化制御信号に基づい
て自動的に同期化運転制御を行う同期制御装置と、前記
常用電源と発電装置間に流れる横流を補償する回路であ
って、発電装置側の無効横流に対して設定された第1の
垂下特性設定値と該第1の垂下特性設定値よりも大きく
設定された第2の垂下特性設定値とを有し、前記発電装
置から常用電源への電源切替操作における、前記開閉器
入信号受信時に、第1の垂下特性設定値から第2の垂下
特性設定値に切替られる横流補償回路とを設け、前記同
期投入可能判断部の同期投入可能条件成立時は、所定の
投入手段によって前記仮設用開閉器を投入することを特
徴とし、前記所定の投入手段は、前記仮設用開閉器に、
前記同期投入可能判断部の同期投入可能条件成立時に仮
設用開閉器の投入禁止を解除する機構を設け、仮設用開
閉器の非同期投入防止ができることを特徴とし、前記所
定の投入手段は、前記仮設用開閉器に、前記同期投入可
能判断部の同期投入可能条件成立時に励磁されるととも
に、仮設用開閉器を自動投入する開閉器投入コイルを設
けて成ることを特徴とし、前記仮設用開閉器は、コンデ
ンサによる電圧検出器と一体的に形成されて仮設開閉部
を構成し、前記同期検定手段、同期投入可能判断部、同
期化信号発信部を一体的に形成して同期検出部を構成
し、前記仮設開閉部と同期検出部とはケーブルを介して
電気的に接続され、蓄電池を制御電源としたことを特徴
とし、前記同期投入可能判断部側には、前記同期化制御
信号の周波数成分を調整する微調整スイッチが設けられ
ていることを特徴とし、前記蓄電池からなる制御電源に
は、放電開始から所定時間後に、該放電を停止させる電
源セーブ回路が設けられていることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
機能ブロック図である。図1において図7と同一部分は
同一符号をもって示している。図1において仮設用開閉
器34の両端には小形軽量であるコンデンサ分圧回路か
ら成る電圧検出器50a,50bが設けられ、該検出器
50a,50bと、投入禁止解除コイルLCおよび仮設
用開閉器34の投入時にオンされて開閉器入信号を発す
る接点34aとで異電源同期投入用仮設開閉器60が構
成され、この開閉器60は配電柱に取り付けられて、区
分開閉器設置の配電柱上方に接続ケーブル6a,6bを
介して活線接続される。尚図1において活線接続部や検
電端子付ブッシングは図示省略している。
【0021】前記異電源同期投入用仮設開閉器60には
接続ケーブル6d,6eを介して仮設開閉器用制御装置
61が接続され、前記配電柱の下方に設置される。この
制御装置61の接続ケーブル6d,6e間には、前記コ
ンデンサによる電圧検出器50a,50bの電圧信号に
基づいて同期検定を行う同期検定手段11(SY)、同
期確認スイッチ12、同期検定回路71、検電・検相回
路72、電圧・周波数調整回路73が接続されている。
【0022】同期検定回路71は同期投入可能条件成立
時に前記解除コイルLCを励磁せしめ、これによって前
記開閉器34の投入動作阻止機構が解除されて同期投入
可能条件成立期間中のみ引き紐等による入操作を受け付
ける。
【0023】前記周波数自動調整回路73だけでは、例
えば周波数差の0.1HZ以下となるよう調整しても、
同期検定条件の位相差±15°以内とした場合、同期良
で投入ロック解除される時間が約0.8秒と短く、余裕
をもって操作しにくい。そこで本発明では、周波数の微
調整スイッチ73aを設け、微調整により周波数差を小
さくすることでロック解除時間を長くすることができ、
これにより操作に余裕がでる。
【0024】74は前記各回路の制御電源としてのバッ
テリー(蓄電池)であり、75は電源スイッチである。
ここで、工事用開閉器を用いた並列操作のうち同期合わ
せから開閉器投入まで制御電源が必要な時間は約15分
程度である。そこで本発明では、制御電源「入」後の時
間を計測し、30分で制御電源を開放する電源セーブ回
路76を電源スイッチ75と制御電源回路との間に設け
ている。
【0025】この電源セーブ回路76は例えばタイマー
Tおよびその常閉接点で構成される。この回路により、
小容量で軽量なバッテリーで過放電を防止して使用可能
時間の長い制御電源を得ることができる。
【0026】前記同期検定手段11、同期確認スイッチ
12、同期検出回路71、検電・検相回路72、電圧・
周波数調整回路73、バッテリー74、電源スイッチ7
5、電源セーブ回路76で制御部61aを構成してい
る。
【0027】前記電圧・周波数調整回路73の周波数・
電圧調整信号および前記開閉器34の接点34aの開閉
器入信号は自動同期指令として信号発信装置(無線送信
機)61bを介して並列運転機能付移動用発電装置62
に発信される。
【0028】前記発信装置62における、原動機(P
M)15、交流発電機(AG)16、遮断器17、断路
器18、同期制御装置19、AVR21、電圧設定器2
2、速度設定器23、ガバナ24は図8と同一のもので
ある。81は無線受信機から成る受信装置であり、前記
周波数・電圧調整信号および開閉器入信号を受信する。
【0029】82は配電用変電所1と前記発電装置62
の並列時に流れる横流を補償する横流補償回路である。
この横流補償回路82は、前記発電装置62からの給電
中に仮設開閉器34による並列を行った場合に、無効横
流に対して設定された垂下特性値を大きく変更せしめ無
効電流を大幅に抑制するものである。
【0030】具体的には、交流発電機(AG)16と遮
断器17を結ぶ電路に介挿された変流器CTと、該CT
の一方の出力端、すなわち遮断器17の交流発電機16
側電圧を検出する計器用変圧器PTの2次側と変流器C
Tの他方の出力端との間に直列接続され、前記垂下特性
を設定するための抵抗R1,R2と、抵抗R2に並列接続
され、前記開閉器入信号入力時に開放される常閉接点8
3とから構成されている。
【0031】図1のように構成されたシステムにおいて
は、異電源同期投入用仮設開閉器60には以下に述べる
機能を原則として内蔵しているが、後述のように、必要
により目視確認用同期検定手段11や同期確認スイッチ
12などはオペレータが操作容易なように配電柱下の手
元まで補助信号ケーブルを用いてリモート監視・操作式
としている。
【0032】本異電源同期投入用仮設開閉器60および
その制御装置61の特徴を記載すると、 (イ)仮設用開閉器34は投入禁止解除コイルLC付と
し、原則として同期検定回路71で同期投入可能条件が
成立した場合のみ解除コイルLCが励磁され、内蔵開閉
器34の投入動作阻止機構が解除されて同期投入可能条
件成立期間中のみ引紐等による入操作を実際に受け付け
る。反対に前記の電気的投入可能条件が不成立の場合
は、オペレータが引紐等により入操作をしても機械的に
投入でき得ない。
【0033】(ロ)同期投入確認機能としては、同期確
認スイッチ12を入れると、目視確認用としての同期検
定手段11の他、同期投入検定回路71で前記(イ)項
の同期投入可能信号を作ると共に、電源側電源(配電線
側電源)を基準に負荷側電源(発電装置電源)に対する
同期化信号(発電装置電圧を上/下させる信号、並びに
周波数を上/下させる信号)を作ると共に、それを発電
装置62に発信するための信号発信装置61bを設けて
いる。なお、同期投入可能条件成立期間中は、外部表示
もあわせて行いオペレータに知らせる機能も有してい
る。
【0034】(ハ)図1においては、前記仮設開閉器用
制御装置61と移動用発電装置62間のワイヤレス化を
図るため信号発信装置61bは無線式とし、移動用発電
装置62側には信号受信装置81を備えている(但し、
経済性等との見合いから送・受信装置を適宜対応するこ
とにより、信号伝送手段としてはワイヤ式信号ケーブル
あるいは光ファイバーケーブル方式とするか、或は結合
装置(CC)を使用して配電線搬送により制御する方式
とすることもできる)。
【0035】(ニ)さらに本仮設開閉器用制御装置61
の特長として、前記(イ)〜(ハ)に述べた内蔵各装置
を機能させるための制御電源は、バッテリー74を用い
ているので、検出電圧精度が従来技術のブッシング部の
検電端子(図7の8a,8b)からの検出に比べ格段に
良く、前記(ロ)項に述べた同期投入可能条件や同期化
信号を作るにあたっては両電源側の電圧差,周波数差,
位相差とも精度のよいものとすることができる。
【0036】(ホ)本異電源同期投入用仮設開閉器60
の配電線への介挿場所は、従来技術の仮設用開閉器と同
様、線路上の柱上区分開閉器部分のみならず、縁まわし
線部分等、一時的に線路が開放できる箇所であれば良
い。
【0037】並列運転機能付移動用発電装置62は前記
に見合う信号受信装置81を備え、配電線側電源復電後
の発電装置62から配電線側への切り戻しにあたって
は、仮設開閉器用制御装置61に内蔵されている信号発
信装置61bからの信号により、自動動作で同期化制御
が行える。従って、この間オペレータは仮設開閉器用制
御装置61側のみで監視、操作を行えば良く、従来技術
例のように、双方にオペレータを配し、トランシーバな
どを使用して逐一やり取りをしなくても済む。
【0038】全体システムの装置取付手順等は従来技術
に準ずるが、配電線への切り戻し時は前記したように仮
設開閉器用制御装置61側で同期確認スイッチ12を入
れれば、発電装置62側は自動的に同期化運転に入り、
オペレータは仮設開閉器側同期検定手段11を余裕をも
って監視しながら、同期投入可能表示点灯を確認のうえ
開閉器入操作(通常は引紐操作)すれば良い。万一、同
期可能条件を外れていれば入操作にはロックがかかるの
で安心して操作できる。
【0039】すなわち同期検定回路71で、同期可能条
件を外れていると判断された場合は、開閉器投入禁止解
除コイルLCは励磁されない。このため仮設用開閉器3
4のインターロックは解除されず、たとえ引き紐操作に
より投入を試みても該開閉器34が非同期投入されるこ
とはない。
【0040】ここで前記発電装置62における横流補償
回路82の作用について詳述する。まず配電線2に電源
車(発電装置62)を並列する場合は電源車内の計器用
変圧器PTにより電圧検出を行うので、電圧調整を精度
良く行うことができる。そこで電源車内に設けた自動電
圧調整器の横流補償の度合は、発電機側無効横流100
%に対して垂下特性の設定は並列運転解除後の単独送電
時における電圧特性も勘案し、通常は約5%程度として
いる。したがって一般的な5〜10%とする(具体的に
は、常閉接点83が閉じた状態にあり、横流補償回路8
2の抵抗はR1のみとなっている)。
【0041】一方、仮設用開閉器34を用いて並列する
場合(発電装置62から配電用変電所1への負荷もど
し)は、開閉器内のコンデンサ分圧による検出信号に基
づく電圧調整となるため、検出電圧精度が計器用変圧器
PTに比べて悪くなる(MAX5%程度)。そこで、仮
設用開閉器34の同期投入完了後、接点34aの開閉器
入信号による発電装置側横流補償は、発電機側無効電流
100%に対し、垂下特性の設定を8〜20%程度(好
ましくは10〜15%)と大きくする(具体的には、常
閉接点83が開閉器入信号によって開放され、横流補償
回路82の抵抗はR1+R2となる)。これによって、無
効電流を大幅に抑制でき、コンデンサ分圧による電圧検
出においても支障無く並列を行うことができる。
【0042】尚位相合わせについては、電圧信号の零ク
ロス検出によるため、本発明のようにコンデンサ分圧方
式を採用しても計器用変圧器PTによる電圧検出方式と
精度の差異はほとんど無い。
【0043】次に本発明を従来の図8のシステムに適用
した実施の形態を図2とともに説明する。図2におい
て、図1および図8と同一部分は同一符号をもって示
し、その説明は省略する。
【0044】前記異電源同期投入用仮設開閉器60に
は、接続ケーブル6d,6eを介して仮設開閉器用制御
装置91が接続され、前記配電柱の下方に設置される。
この制御装置91の接続ケーブル6d,6e間には、前
記コンデンサによる電圧検出器50a,50bの電圧信
号に基づいて同期検定を行う同期検定手段11(S
Y)、同期確認スイッチ12、同期投入可能判断回路3
5、同期化信号発信装置36、同期投入可能信号用リレ
ーILC、同期条件解除スイッチ37、電圧・周波数調
整回路73および制御電源51が設けられている。
【0045】前記周波数調整回路73だけでは、例えば
周波数差の0.1HZ以下となるよう調整しても、同期
検定条件の位相差±15°以内とした場合、同期良で投
入ロック解除される時間が約0.8秒と短く、余裕をも
って操作しにくい。そこで本発明では、周波数の微調整
スイッチ73aを設け、微調整により周波数差を小さく
することでロック解除時間を長くすることができ、これ
により操作に余裕がでる。
【0046】74は前記各回路の制御電源としてのバッ
テリー(蓄電池)であり、75は電源スイッチである。
ここで、工事用開閉器を用いた並列操作のうち同期合わ
せから開閉器投入まで制御電源が必要な時間は約15分
程度である。そこで本発明では、制御電源「入」後の時
間を計測し、30分で制御電源を開放する電源セーブ回
路76を電源スイッチ75と制御電源回路との間に設け
ている。
【0047】この電源セーブ回路76は例えばタイマー
Tおよびその常閉接点で構成される。この回路により、
小容量で軽量なバッテリーで過放電を防止して使用可能
時間の長い制御電源を得ることができる。
【0048】前記同期化信号発信装置36の同期化信
号、電圧・周波数調整回路73の周波数・電圧調整信号
および前記開閉器34の接点34aの開閉器入信号は、
自動同期指令として信号発信装置91b(無線送信機)
を介して並列運転機能付移動用発電装置62に発信され
る。
【0049】上記のように構成されたシステムにおい
て、異電源同期投入用仮設開閉器60には以下に述べる
機能を原則として内蔵しているが、後述のように、必要
により目視確認用同期検定手段11や同期確認スイッチ
12などはオペレータが操作容易なように配電柱下の手
元まで補助信号ケーブルを用いてリモート監視・操作式
としている。
【0050】本異電源同期投入用仮設開閉器60および
その制御装置91の特徴を記載すると、 (イ)仮設用開閉器34は投入禁止解除コイルLC付と
し、原則として同期投入可能判断回路35で同期投入可
能条件が成立した場合のみ解除コイルLCが励磁され、
内蔵開閉器34の投入動作阻止機構が解除されて同期投
入可能条件成立期間中のみ引紐等による入操作を実際に
受け付ける。反対に前記の電気的投入可能条件が不成立
の場合は、オペレータが引紐等により入操作をしても機
械的に投入でき得ない。なお、負荷側無電圧状態で、電
源側より電源送りする場合(単独送電)等のために、別
途同期条件解除スイッチ37を有している。
【0051】(ロ)同期投入確認機能としては、同期確
認スイッチ12を入れると、目視確認用としての同期検
定手段11の他、同期投入可能判断回路35(電源側及
び負荷側印加電源間の電圧差、周波数差、位相差を検出
の上同期可能条件を作る)で前記(イ)項の同期投入可
能信号を作ると共に、電源側電源(配電線側電源)を基
準に負荷側電源(発電装置電源)に対する同期化信号
(発電装置電圧を上/下させる信号、並びに周波数を上
/下させる信号)を作ると共に、電圧・周波数調整回路
73で周波数・電圧調整信号を作り、それらを発電装置
62に発信するための信号発信装置91bから成ってい
る。なお、同期投入可能条件成立期間中は、外部表示も
あわせて行いオペレータに知らせる機能も有している。
【0052】(ハ)図2においては、前記仮設開閉器用
制御装置91と移動用発電装置62間のワイヤレス化を
図るため信号発信装置91bは無線式とし、移動用発電
装置62側には信号受信装置81を備えている(但し、
経済性等との見合いから送・受信装置を適宜対応するこ
とにより、信号伝送手段としてはワイヤ式信号ケーブル
あるいは光ファイバーケーブル方式とするか、或は結合
装置(CC)を使用して配電線搬送により制御する方式
とすることもできる)。
【0053】(ニ)さらに本仮設開閉器用制御装置91
の特長として、前記(イ)〜(ハ)に述べた内蔵各装置
を機能させるための制御電源は、バッテリー74を用い
ているので、検出電圧精度が従来技術のブッシング部の
検電端子(図7の8a,8b)からの検出に比べ格段に
良く、前記(ロ)項に述べた同期投入可能条件や同期化
信号を作るにあたっては両電源側の電圧差,周波数差,
位相差とも精度のよいものとすることができる。
【0054】(ホ)本異電源同期投入用仮設開閉器60
の配電線への介挿場所は、従来技術の仮設用開閉器と同
様、線路上の柱上区分開閉器部分のみならず、縁まわし
線部分等、一時的に線路が開放できる箇所であれば良
い。
【0055】並列運転機能付移動用発電装置62は前記
に見合う信号受信装置81を備え、配電線側電源復電後
の発電装置62から配電線側への切り戻しにあたって
は、仮設開閉器用制御装置91に内蔵されている信号発
信装置91bからの信号により、自動動作で同期化制御
が行える。従って、この間オペレータは仮設開閉器用制
御装置91側のみで監視、操作を行えば良く、従来技術
例のように、双方にオペレータを配し、トランシーバな
どを使用して逐一やり取りをしなくても済む。
【0056】また、配電線への切り戻し時は前記したよ
うに仮設開閉器用制御装置91側で同期確認スイッチ1
2を入れれば、発電装置62側は自動的に同期化運転に
入り、オペレータは仮設開閉器側同期検定手段11を余
裕をもって監視しながら、同期投入可能表示点灯を確認
のうえ開閉器入操作(通常は引紐操作)すれば良い。万
一、同期可能条件を外れていれば入操作にはロックがか
かるので安心して操作できる。
【0057】すなわち同期投入可能判断回路35で、同
期可能条件を外れていると判断された場合は、同期投入
可能信号用リレーILCは付勢されず、その常開接点は
オフのままであり、開閉器投入禁止解除コイルLCは励
磁されない。このため仮設用開閉器34のインターロッ
クは解除されず、たとえ引き紐操作により投入を試みて
も該開閉器34が非同期投入されることはない。
【0058】図2のシステムにおいても、横流補償回路
82の動作は前記図1と同様となる。すなわち、まず配
電線2に電源車(発電装置62)を並列する場合は電源
車内の計器用変圧器PTにより電圧検出を行うので、電
圧調整を精度良く行うことができる。そこで電源車内に
設けた自動電圧調整器の横流補償の度合は、発電機側無
効横流100%に対して垂下特性の設定は並列運転解除
後の単独送電時における電圧特性も勘案し、通常は約5
%程度としている。したがって一般的な5〜10%とす
る(具体的には、常閉接点83が閉じた状態にあり、横
流補償回路82の抵抗はR1のみとなっている)。
【0059】次に仮設用開閉器34の入,切操作を電気
式とした実施の形態を図3とともに説明する。この実施
の形態では開閉器入,切を従来技術通り引紐操作式のも
のを用いる代わりに、同期確認スイッチ12を入れる
と、同期投入可能信号送出に連動して仮設用開閉器34
が自動投入するように構成したものである。前記図2の
システムに比べて、異電源同期投入用仮設開閉器が若干
高価となるが、開閉器操作が全てスイッチ操作で済むな
ど、操作の自動化をより図ったものである。
【0060】図3において図2と異なる点は、前記同期
条件解除スイッチ37および開閉器投入禁止解除コイル
LCの代わりに、制御電源51に、スイッチ38の常閉
接点および同期投入可能信号用リレーILCの常開接点
を介して接続された開閉器投入コイルCCと、制御電源
51に、スイッチ38の前記常閉接点と連動する常開接
点を介して接続された開閉器トリップコイルTCとを設
けて異電源同期投入用仮設開閉器60および仮設開閉器
用制御装置101を構成し、両者を接続ケーブル6d,
6e,6f,6gで接続したことにあり、その他の部分
は図2と同一に構成されている。
【0061】前記仮設開閉器60は、電圧検出器50
a,50b、開閉器投入コイルCC、開閉器トリップコ
イルTC、接点34aおよび仮設用開閉器34を一体に
構成している。前記制御装置101の制御部101a
は、目視確認用同期検定手段11、同期確認スイッチ1
2、同期投入可能判断回路35、同期化信号発信装置3
6、スイッチ38、同期投入可能信号用リレーILC、
電圧・周波数調整回路73および微調整スイッチ73a
を一体に構成したものであり、配電柱下のオペレータの
目線上に設置される。
【0062】このように制御部91aの計器類を地上の
オペレータの近くに設置することができるため、操作が
非常に簡単化される。
【0063】このように構成されたシステムにおいて、
同期投入可能判断回路35で同期投入可能条件が成立し
たことが判断されると、同期投入可能信号用リレーIL
Cが付勢されてその常開接点が閉じる。このため制御電
源51により開閉器投入コイルCCが励磁され、仮設用
開閉器34は自動的に投入される。また仮設用開閉器3
4をトリップさせる場合は、スイッチ38の常開接点を
オンさせれば前記投入コイルCCは非励磁となるととも
に、制御電源51により開閉器トリップコイルTCが励
磁され、仮設用開閉器34がトリップする。
【0064】図3のシステムにおいても、配電線に対す
る電力供給を、発電装置62側から配電用変電所1側に
切りもどす際に、開閉器入信号によって無効電流に対す
る垂下特性設定値が大きい値に切り替わって無効電流を
大幅に抑制できることや、微調整スイッチ73aによっ
て投入ロック解除時間を長くとることができることや、
電源セーブ回路76によりバッテリー74の過放電を防
止することができること等は、図1および図2の場合と
同様である。
【0065】本発明においては、基本的には配電柱に取
り付ける仮設用開閉器の重量を軽減するために、制御装
置61(91,101)への電源供給用としてコンデン
サ分圧による電圧検出器を用い、このコンデンサによる
電圧検出器を用いたときに生ずる問題を解決するために
横流補償回路を設けたものである。そこで前記無線送受
信機による信号伝送方式を用いずに、前記制御装置およ
び移動用発電装置を図4のように構成しても良い。
【0066】図4において図1、図2、図3と同一部分
は同一符号をもって示し、その説明は省略する。120
は前記仮設開閉器60と同様に構成された仮設用開閉部
である。121は、前記コンデンサによる電圧検出器5
0a,50bの電圧信号に基づいて同期検定を行う目視
確認用の同期検定手段11、同期スイッチ12および同
期投入条件判断部122から成る制御部である。この同
期投入条件判断部122は、前記電圧検出器50aを電
源とし、同期検定手段11の同期検定に基づいて同期投
入可能条件を判断し、同期投入可能条件成立時に開閉器
投入禁止解除コイルLCを励磁する。これによって前記
開閉器34の投入動作阻止機構が解除されて同期投入可
能条件成立期間中のみ引き紐等による入操作を受け付け
る。
【0067】123は前記並列運転機能付き移動用発電
装置62から信号受信部分、すなわち無線受信機81を
除去した移動用発電装置である。この移動用発電装置1
23には、仮設用開閉器34の投入時にオンされて開閉
器入信号を発する接点34aからの開閉器入信号は、補
助信号線を介して直接、又は間接的に横流補償回路82
の抵抗R2に並列接続された常閉接点83に取り込まれ
るようになっている。
【0068】上記のように構成されたシステムにおい
て、仮設用開閉部120は前記と同様に柱上区分開閉器
3b側の配電柱上に設けられ、制御部121は配電柱下
のオペレータが操作し易い箇所にケーブルを介して設置
される。尚、この際制御部121は、図1〜図3の制御
装置61,91,101に比べて部品点数の少ない極め
て簡単な構成であるため、占有面積が小さくて済むとと
もに作業性が向上する。
【0069】配電線への切り戻し時は前記と同様に、制
御部121側で同期確認スイッチ12を入れれば、移動
用発電装置123側は自動的に同期化運転に入り、オペ
レータは同期検定手段11を余裕をもって監視しなが
ら、同期投入可能表示点灯を確認のうえ開閉器入操作
(通常は引紐操作)すれば良い。万一、同期可能条件を
外れていれば入操作にはロックがかかるので安心して操
作できる。
【0070】すなわち同期投入条件判断部122で、同
期投入条件を外れていると判断された場合は、開閉器投
入禁止解除コイルLCは励磁されない。このため仮設用
開閉器34のインターロックは解除されず、たとえ引き
紐操作により投入を試みても該開閉器34が非同期投入
されることはない。
【0071】ここで移動用発電装置123における横流
補償回路82の作用について述べる。まず配電線2に電
源車(移動用発電装置123)を並列する場合は電源車
内の計器用変圧器PTにより電圧検出を行うので、電圧
調整を精度良く行うことができる。そこで電源車内に設
けた自動電圧調整器の横流補償の度合は、発電機側無効
横流100%に対して垂下特性の設定は並列運転解除後
の単独送電時における電圧特性も勘案し、通常は約5%
程度としている。したがって一般的な5〜10%とする
(具体的には、常閉接点83が閉じた状態にあり、横流
補償回路82の抵抗はR1のみとなっている)。
【0072】一方、仮設用開閉器34を用いて並列する
場合(移動用発電装置123から配電用変電所1への負
荷もどし)は、開閉器内のコンデンサ分圧による検出信
号に基づく電圧調整となるため、検出電圧精度が計器用
変圧器PTに比べて悪くなる(MAX5%程度)。そこ
で、仮設用開閉器34の同期投入完了後、接点34aの
開閉器入信号による発電装置側横流補償は、発電機側無
効電流100%に対し、垂下特性の設定を8〜20%程
度(好ましくは10〜15%)と大きくする(具体的に
は、常閉接点83が開閉器入信号によって開放され、横
流補償回路82の抵抗はR1+R2となる)。これによっ
て、無効電流を大幅に抑制でき、コンデンサ分圧による
電圧検出においても支障無く並列を行うことができる。
【0073】前記横流補償回路82の、発電装置の無効
横流に対して設定された垂下特性値の切り替え、すなわ
ちR1とR1+R2の切り替えは、図4のように開閉器
入信号により常閉接点83を制御するに限らず、図5の
ように、配電線2にクランプ式電流検出体130を設
け、かつ移動用発電装置131側に電流検出体130に
て検出された電流信号を受信する電流信号受信部132
を設け、この受信部にての検出信号で前記常閉接点83
を開閉制御するように構成しても良い。尚図5において
図4と同一部分は同一符号をもって示している。
【0074】図5のように構成されたシステムにおい
て、仮設用開閉部120は配電柱上に、制御部121は
配電柱下に、前記と同様に各々設置される。配電線への
切り戻し時は前記と同様に、制御部121側で同期確認
スイッチ12を入れれば、移動用発電装置131側は自
動的に同期化運転に入り、オペレータは同期検定手段1
1を余裕をもって監視しながら、同期投入可能表示点灯
を確認のうえ開閉器入操作(通常は引紐操作)すれば良
い。万一、同期可能条件を外れていれば、前記で説明し
たように開閉器投入禁止解除コイルLCが励磁されず開
閉器入操作にはロックがかかるので、非同期投入が防止
され安心して操作を行うことができる。
【0075】仮設用開閉器34を用いて並列する場合
(移動用発電装置131から配電用変電所1への負荷も
どし)は、開閉器34の投入により、配電用変電所1→
区分開閉器3a→接続ケーブル6a→開閉器34→接続
ケーブル6b→無停電救済負荷群4を介して電流が流れ
る。
【0076】このときクランプ式電流検出体130にて
検出された電流信号は光ファイバーケーブル等を介して
電流信号受信部132に供給され、該受信部132の出
力により常閉接点83は開放される。これによって横流
補償回路82の横流に対する垂下特性値がR1からR1
+R2に切り替えられ電源切り戻し時の横流は確実に抑
制される。
【0077】尚前記クランプ式電流検出体130は、配
電線2を挟むようにして容易に装着できるものであり、
光電流センサ(磁界検出式)によるものや、空心コイル
(LED発光式)によるものがある。またその電流信号
伝送手段は、光電流センサを用いた場合は光ファイバケ
ーブルとなり、空心コイル(LED発光式)を用いた場
合は光ファイバケーブルによる他、乾電池を電流検出体
に内蔵し、無線で電流情報を送信することができる。
【0078】尚、図1〜図5では本発明を高圧配電系統
に適用した場合を記載したが、これに限らず低圧配電系
統においても使用機器類を低圧用に置き換えれば前記に
準じて同等の作用効果が得られる。
【0079】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、配電線の
区分開閉器又は縁廻線部である切断−再接続可能部分と
並列に接続される仮設用開閉器と、この仮設用開閉器と
切断−再接続可能部分とを切り替えたとき負荷側に電力
を供給する発電装置とを備えた異電源間無停電切替シス
テムにおいて、前記仮設用開閉器の両端にそれぞれコン
デンサよりなる電圧検出器と、この電圧検出器にて検出
された電圧を電源とし、常用電源と発電装置との周波数
差、位相差を検出して仮設用開閉器の同期投入状態を判
断する制御部と、前記発電装置と常用電源の配電線間に
設けられて常用電源と発電装置を流れる横流を補償する
横流補償回路と、この横流補償回路は、発電装置の無効
横流に対して設定された第1の垂下特性値とこの第1の
垂下特性値よりも大きく設定された第2の垂下特性値と
を切り替える切替手段とを備えたので、次のような優れ
た効果が得られる。
【0080】(1)電圧検出器及び制御電源用として計
器用変圧器を用いず、コンデンサ分圧による電圧検出器
とバッテリーによる制御電源を用いているため、仮設開
閉器を軽量化することができ、作業性が著しく向上す
る。
【0081】(2)計器用変圧器PTよりも電圧検出精
度の劣るコンデンサ分圧器を用いているにも拘わらず、
電源車側に横流補償回路を設けているので、配電線に対
する電力供給を電源車から商用電源(変電所)側に切り
戻したとき(商用電源と電源車が配電線に対して並列接
続されたとき)に、無効電流を大幅に抑制して適切な横
流補償を行うことができる。これによって並列時の無効
電流によって過電流リレーが不要動作する等の事態は避
けられる。
【0082】(3)発電装置側より配電線側への電源切
り戻しに際し、従来、オペレータは仮設用開閉器側と発
電装置側双方について、トランシーバ等によるやり取り
や、それに基づく発電装置側手動同期化運転調整を必要
としたが、本発明では仮設用開閉器側から自動同期指令
を発すれば済む(発電装置側は自動同期化運転とな
る)。また、同期の確認は仮設用開閉器本体において確
実に行われる。
【0083】(4)信号伝送手段が無線式の場合は、仮
設用開閉器取付点と、移動用発電装置が離れていても
(通常、双方装置間の離隔距離は、100m程度以下で
十分であり、無線式でも十分対応できる範囲である)発
電装置は自動同期化運転できる。このため、移動用発電
装置は従来、路上駐車が多かったが、本発明によれば空
地等に待避させて使用することが容易となる等、駐車場
所の自由度が向上する。
【0084】(5)発電装置側から配電線側への電源切
り戻し時における発電装置同期化制御が、発電装置側主
回路ケーブル(高圧活線ケーブル)が3本だけであるに
も拘らず、復電してきた配電線電源と精度よく検出電圧
間の比較が行えるため、確実な同期化制御が行える。
【0085】(6)仮設用開閉器で非同期投入に対する
回避機能が実現できるので、非同期投入による発電装置
等の損傷の防止が図れる。
【0086】(7)また本発明のシステムは、既設高圧
配電線を張り替えた場合の検相の確認にも使用すること
ができる。
【0087】(8)蓄電池に電源セーブ回路を設けたの
で、蓄電池の過放電が防止され、使用可能時間が長くな
る。これによって制御電源として小容量で小型、軽量な
バッテリーを用いることができる。
【0088】(9)周波数微調整用のスイッチを設けた
ので、必要に応じて投入ロック解除時間を長くとること
ができ、これによって無停電切替操作に余裕がでる。
【0089】(10)仮設用開閉器には電圧検出器を内
蔵しているので、検出電圧精度は従来技術のブッシング
部の検電端子からの検出に比べて格段に良く、同期投入
可能条件や同期化信号を作るにあたって、両電源側の電
圧差,周波数差,位相差とも精度良く作成することがで
きる。
【0090】(11)また、異電源同期投入用仮設開閉
器を仮設開閉器と制御装置に分離し、両者間をケーブル
で接続することにより、制御装置を配電柱下のオペレー
タの目線上に設置することができるため、操作が非常に
簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例による異電源間無停電切
替システムのブロック図。
【図2】本発明の他の実施形態例による異電源間無停電
切替システムのブロック図。
【図3】本発明の他の実施形態例による異電源間無停電
切替システムのブロック図。
【図4】本発明の他の実施形態例による異電源間無停電
切替システムのブロック図。
【図5】本発明の他の実施形態例による異電源間無停電
切替システムのブロック図。
【図6】従来の異電源間無停電切替システムの概略を示
すブロック図。
【図7】従来の異電源間無停電切替システムの一例を示
すブロック図。
【図8】従来の異電源間無停電切替システムの他の例を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…配電用変電所 2…配電線 3a,3b…柱上区分開閉器 4…無停電救済負荷群 6a〜6g…接続ケーブル 11…同期検定手段 12…同期確認スイッチ 30a,30b…ブッシング 31,60…異電源同期投入用仮設開閉器 32…同期化信号受信装置 33,62…並列運転機能付移動用発電装置 34…仮設用開閉器 34a,83a…接点 35…同期投入可能判断回路 36…同期化信号発信装置 37…同期条件解除スイッチ 38…スイッチ 50a,50b…コンデンサ分圧による電圧検出器 51…制御電源 61,91,101…仮設開閉器用制御装置 61a,91a,101a…制御部 61b,91b…信号発信装置 71…同期検定回路 72…検電・検相回路 73…電圧・周波数調整回路 73a…微調整スイッチ 74…バッテリ− 75…電源スイッチ 76…電源セーブ回路 81…受信装置 82…横流補償回路 120…仮設用開閉部 121…制御部 122…同期投入条件判断部 123,131…移動用発電装置 130…クランプ式電流検出体 132…電流信号受信部 CC…開閉器投入コイル TC…開閉器トリップコイル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電線の区分開閉器又は縁廻線部である
    切断−再接続可能部分と並列に接続される仮設用開閉器
    と、この仮設用開閉器と切断−再接続可能部分とを切り
    替えたとき負荷側に電力を供給する発電装置とを備えた
    異電源間無停電切替システムにおいて、 前記仮設用開閉器の開閉器両端にそれぞれ接続されたコ
    ンデンサよりなる電圧検出器と、 この電圧検出器にて検出された電圧を電源とし、常用電
    源と発電装置との周波数差、位相差を検出して仮設用開
    閉器の同期投入状態を判断する制御部と、 前記発電装置と常用電源の配電線間に設けられて横流を
    補償する横流補償回路と、 この横流補償回路は、発電装置の無効横流に対して設定
    された第1の垂下特性値とこの第1の垂下特性値よりも
    大きく設定された第2の垂下特性値とを有し、発電装置
    から常用電源への電源切り替え操作時に該垂下特性値を
    切り替える切替手段とを備えたことを特徴とする異電源
    間無停電切替システム。
  2. 【請求項2】 前記切替手段の切り替えは、仮設用開閉
    器の開閉器入り信号にて前記設定された第2の垂下特性
    値側に切り替えることを特徴とする請求項1に記載の異
    電源間無停電切替システム。
  3. 【請求項3】 前記配電線にクランプ式電流検出体を設
    け、かつ前記発電装置側に電流検出体にて検出された電
    流信号を受信する電流信号受信部を設け、この受信部に
    ての検出信号で前記切替手段を切り替えることを特徴と
    する請求項1に記載の異電源間無停電切替システム。
  4. 【請求項4】 主電源である常用電源と負荷を結ぶ配電
    線の所定区間に介挿された切断−再接続可能部分と、前
    記常用電源とは異なる電源であり、前記切断−再接続可
    能部分の負荷側の配電線に、電源切り替え時に接続され
    る発電装置と、電源切り替え時に、前記切断−再接続可
    能部分に並列接続される仮設用開閉器とを備え、常用電
    源と発電装置間の電源切り替えを、前記両電源の同期を
    とって無停電で行う異電源間無停電切替システムにおい
    て、 前記仮設用開閉器に、該開閉器の両端部に各々内蔵され
    たコンデンサによる電圧検出器と、前記コンデンサによ
    る電圧検出器を介して導入された電圧信号に基づいて常
    用電源と発電装置の同期検定を行う同期検定手段と、蓄
    電池を制御電源とし、前記同期検定手段の出力信号と、
    常用電源および前記発電装置間の電位差、周波数差、位
    相差とに基づいて、前記仮設用開閉器の同期投入可能条
    件が成立したか否かを判断する同期投入可能判断部と、
    前記同期投入可能条件未成立時に、常用電源を基準とす
    る前記発電装置に対する同期化制御信号を作成するとと
    もに、該同期化制御信号および仮設用開閉器の開閉器入
    信号を所定の信号伝送手段によって前記発電装置に発信
    する同期化信号発信部とを設け、 前記発電装置に、前記同期化信号発信部から発信された
    同期化制御信号および開閉器入信号を受信する同期化信
    号受信部と、該受信された同期化制御信号に基づいて自
    動的に同期化運転制御を行う同期制御装置と、 前記常用電源と発電装置間に流れる横流を補償する回路
    であって、発電装置側の無効横流に対して設定された第
    1の垂下特性設定値と該第1の垂下特性設定値よりも大
    きく設定された第2の垂下特性設定値とを有し、前記発
    電装置から常用電源への電源切替操作における、前記開
    閉器入信号受信時に、第1の垂下特性設定値から第2の
    垂下特性設定値に切替られる横流補償回路とを設け、 前記同期投入可能判断部の同期投入可能条件成立時は、
    所定の投入手段によって前記仮設用開閉器を投入するこ
    とを特徴とする異電源間無停電切替システム。
  5. 【請求項5】 前記所定の投入手段は、前記仮設用開閉
    器に、前記同期投入可能判断部の同期投入可能条件成立
    時に仮設用開閉器の投入禁止を解除する機構を設け、仮
    設用開閉器の非同期投入防止ができることを特徴とする
    請求項4に記載の異電源間無停電切替システム。
  6. 【請求項6】 前記所定の投入手段は、前記仮設用開閉
    器に、前記同期投入可能判断部の同期投入可能条件成立
    時に励磁されるとともに、仮設用開閉器を自動投入する
    開閉器投入コイルを設けて成ることを特徴とする請求項
    4に記載の異電源間無停電切替システム。
  7. 【請求項7】 前記仮設用開閉器は、コンデンサによる
    電圧検出器と一体的に形成されて仮設開閉部を構成し、
    前記同期検定手段、同期投入可能判断部、同期化信号発
    信部を一体的に形成して同期検出部を構成し、前記仮設
    開閉部と同期検出部とはケーブルを介して電気的に接続
    され、蓄電池を制御電源としたことを特徴とする請求項
    4又は5又は6に記載の異電源間無停電切替システム。
  8. 【請求項8】 前記同期投入可能判断部側には、前記同
    期化制御信号の周波数成分を調整する微調整スイッチが
    設けられていることを特徴とする請求項4又は5又は6
    又は7に記載の異電源間無停電切替システム。
  9. 【請求項9】 前記蓄電池からなる制御電源には、放電
    開始から所定時間後に、該放電を停止させる電源セーブ
    回路が設けられていることを特徴とする請求項4又は5
    又は6又は7又は8に記載の異電源間無停電切替システ
    ム。
JP35866197A 1997-11-18 1997-12-26 異電源間無停電切替システム Expired - Lifetime JP3783387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35866197A JP3783387B2 (ja) 1997-11-18 1997-12-26 異電源間無停電切替システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31730497 1997-11-18
JP9-317304 1997-11-18
JP35866197A JP3783387B2 (ja) 1997-11-18 1997-12-26 異電源間無停電切替システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11215739A true JPH11215739A (ja) 1999-08-06
JP3783387B2 JP3783387B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=26568985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35866197A Expired - Lifetime JP3783387B2 (ja) 1997-11-18 1997-12-26 異電源間無停電切替システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3783387B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007042464A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Meidensha Corp 区分開閉器用誤動作防止装置
JP2007068271A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Meidensha Corp 移動用発電装置
WO2012176771A1 (ja) * 2011-06-22 2012-12-27 川崎重工業株式会社 異種発電装置間の並列運転制御方法および制御システム
JP2020067029A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 北越工業株式会社 エンジン駆動発電機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007042464A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Meidensha Corp 区分開閉器用誤動作防止装置
JP4715376B2 (ja) * 2005-08-04 2011-07-06 株式会社明電舎 区分開閉器用誤動作防止装置
JP2007068271A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Meidensha Corp 移動用発電装置
WO2012176771A1 (ja) * 2011-06-22 2012-12-27 川崎重工業株式会社 異種発電装置間の並列運転制御方法および制御システム
JPWO2012176771A1 (ja) * 2011-06-22 2015-02-23 川崎重工業株式会社 異種発電装置間の並列運転制御方法および制御システム
US9391458B2 (en) 2011-06-22 2016-07-12 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Control method and control system for parallel operation of different types of power generation apparatuses
JP2020067029A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 北越工業株式会社 エンジン駆動発電機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3783387B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101972778B1 (ko) Ess 모듈이 구비된 충전 장치
CN108565974B (zh) 一种基于保护装置自供电的远程失灵保护方法及系统
JP2000333362A (ja) 配電制御装置
CN211859281U (zh) 一种移动式低压智能快切电源箱
CN104871389B (zh) 紧急备用设备和用于从上级能量供应网络断开本地能量分配网络的方法
US20200161862A1 (en) Standby battery-meter socket adapter with battery pack
JP3783387B2 (ja) 異電源間無停電切替システム
CN214176917U (zh) 一种具有普适性的家庭储能柜
JP3721700B2 (ja) 異電源間無停電切替システム
JP3319264B2 (ja) 太陽光発電システム
JP3721744B2 (ja) 異電源間無停電切替システム
US20120236455A1 (en) Power distribution system for building and protection method for main line thereof
JP3235195B2 (ja) 無停電切替用発電装置
JP4366263B2 (ja) 区分開閉器を使用した異電源間の無停電切換装置
JPH11150890A (ja) 異電源間無停電切替システム
CN210294364U (zh) 一种多功能电表箱
CN203039358U (zh) 交流分、合闸自保持电路
RU104390U1 (ru) Щит постоянного тока (варианты)
JP3438288B2 (ja) 異電源間無停電切替システム
JPH06245410A (ja) 無停電切替用移動発電装置
KR100249894B1 (ko) 부하 개폐기의 원방감시 및 제어시스템
JP2556803Y2 (ja) 無線式移動発電機並列装置
JPH1132440A (ja) 太陽光発電システム
CN220874274U (zh) 用于远程控制电机的装置
KR102717876B1 (ko) 전기 차량의 완속충전기에서의 전류 보정이 가능한 충전 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term