JPH11215390A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11215390A
JPH11215390A JP10011414A JP1141498A JPH11215390A JP H11215390 A JPH11215390 A JP H11215390A JP 10011414 A JP10011414 A JP 10011414A JP 1141498 A JP1141498 A JP 1141498A JP H11215390 A JPH11215390 A JP H11215390A
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JP
Japan
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section
image data
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direct mapping
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Withdrawn
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JP10011414A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamauchi
孝 山内
Kenichi Morita
賢一 守田
Hideyuki Hashimoto
英幸 橋本
Takamoto Nabeshima
孝元 鍋島
Kazuhiro Ishiguro
和宏 石黒
Junji Nishigaki
順二 西垣
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないメモリ容量で精度を落とすことなく、
高速に色変換を行なうことができる画像処理装置を提供
する。 【解決手段】 カラーCCD26から入力されたアナロ
グRGB信号はデジタル変換されて所定のシェーディン
グ補正が行なわれた後データ合流部203でパソコンか
らの信号と合流される。ここら入力画像データRGBは
補間部204,ダイレクトマッピング部205に並列に
入力される。パソコンからの情報に応じて補間部204
を用いて補間したデータを出力するかダイレクトマッピ
ング部205を用いてダイレクトマッピングを行なって
変換したデータを出力するかのデータ判別をデータ判別
部300で行ない、データ判別部300の定めた所定の
しきい値に応じて補間部204またはダイレクトマッピ
ング部205のいずれかからの変換された画像データが
データ選択部207で選択され、プリント制御部へ送ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像処理装置に関
し、特に少ないメモリ容量で画像処理ができる画像処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー画像データをたとえば
RGB→CMYBkへ色変換する方法としてダイレクト
マッピング法と補間法とが知られている。
【0003】ダイレクトマッピング法とは、すべての入
力データに対応する出力データを変換テーブルとして予
め持っておき、入力データに対応する出力データを変換
テーブルから選択することにより色変換する方法であ
る。
【0004】一方補間法とは、色空間の中のいくつかの
格子点についてのみ出力データ(以下格子点データと称
す)を記憶しておき、入力データに応じて格子点データ
を重みづけ演算することにより色変換する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダイレ
クトマッピング法では、大きさサイズの変換テーブルを
用意する必要があるので、画像処理装置が大容量のメモ
リを備えていなければならず、コストが高くなるという
問題があった。
【0006】一方、補間法では、予め記憶しておくべき
データが格子点データだけなので、ダイレクトマッピン
グよりもメモリ容量を少なくでき、コストを下げること
ができるという利点がある。しかしながら、メモリ容量
を減らすために格子点データを少なくすると、それだけ
変換精度が下がるという問題点がある。また、変換テー
ブルを参照するだけのダイレクトマッピング法と比べ
て、重みづけ演算が必要な分長い時間が処理にかかると
いう問題点もある。
【0007】この発明はこれらの課題に鑑みてなされた
ものであり、少ないメモリ容量で精度を落とすことな
く、高速に色変換を行なうことができる画像処理装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、入力さ
れたカラー画像データを、異なる表色系におけるカラー
画像データに色変換する画像処理装置は、入力されたカ
ラー画像データを補間法により色変換する補間手段と、
入力されたカラー画像データをダイレクトマッピング法
により色変換するダイレクトマッピング手段と、入力さ
れたカラー画像データを画素ごとに、変換精度が必要か
否かを判別する判別手段と、判別手段の判別結果に基づ
いて、変換精度の必要なものについてはダイレクトマッ
ピング手段を用い、それ以外の画像データについては補
間手段を用いるよういずれか一方を選択する選択手段と
を含む。
【0009】変換精度が必要なカラー画像データについ
てはダイレクトマッピングを選択することにより、正確
にかつ速く色変換をすることができる。逆にそれほど高
い変換精度を要しない色については補間手段による補間
処理を選択することにより、必要なメモリ容量を削減す
ることができる。その結果、少ないメモリ容量でかつ必
要な精度を落とすことなく高速に色変換を行なうことが
できる画像処理装置が提供できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1はこの発明に係る画像処理装置が適用
された一実施例としての画像出力システムの全体構成を
示すブロック図である。図1を参照して、画像処理シス
テムはこの発明の画像処理装置を備えたフルカラー複写
機1と、パーソナルコンピュータ(以下パソコンと称す
る)2と、モニタ3とから構成されている。パソコン2
では、アプリケーションソフトにより処理したカラー画
像をモニタ3に表示することができるとともに、そのカ
ラー画像の画像データをフルカラー複写機1に出力する
ことができる。フルカラー複写機1では、パソコン2か
ら入力された画像データに基づき、あるいは自身の画像
読取装置により読取った画像データに基づき、カラー画
像を用紙上にプリントすることができる。
【0012】図2は図1に示したフルカラー複写機1の
概略構成を示す模式的断面図である。図2を参照して、
フルカラー複写機1は、デジタル方式のフルカラー複写
機本体10と、その直上に設けた自動原稿搬送装置80
と、カラー複写機本体10の側部に接続したデュープレ
ックスソータ100とで構成されている。
【0013】複写機本体10は上段部に設けられたイメ
ージリーダユニット20と、中段部に設けられたレーザ
ビーム走査ユニット30およびフルカラー作像部40
と、下段部に設けられた給紙部60とを含む。
【0014】イメージリーダユニット20は、原稿台ガ
ラス19上に載置された原稿の画像を読取るためのもの
で、露光ランプ21、ミラー22,23,24、レンズ
25、カラーCCD26、スキャナ用モータM1で構成
されている。露光ランプ21とミラー22は感光体ドラ
ム41の周速度v(等倍、変倍にかかわらず一定)に対
してv/m(m:コピー倍率)の速度で、ミラー23,
24はv/2mの速度でそれぞれ矢印a方向に移動し、
原稿画像を読取る。原稿は原稿台ガラス19上にその左
側に設置されている原稿スケール18に端面を合わせて
セットされる。露光ランプ21からの照明光は原稿面で
反射され、ミラー22,23,24、レンズ25を介し
てCCD26に入射する。CCD26は原稿画像をR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の3原色の
色信号として読取る。CCD26で光電変換された多値
電気信号は、画像信号処理部200でY(イエロー)、
M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の4
色に対応する8ビットの印字データに変換され、必要な
編集的処理を施されてレーザビーム走査ユニット30に
転送される。
【0015】レーザビーム走査ユニット30は、印字デ
ータに基づいてレーザダイオードを変調して矢印b方向
に回転する感光体ドラム41上に静電潜像を形成する周
知のものである。レーザダイオードから放射されたレー
ザビームはポリゴンミラー31で偏向され、fθレンズ
32、ミラー33,34を介して感光体ドラム41上を
照射する。
【0016】フルカラー作像部40は感光体ドラム41
と転写ドラム51を中心として構成されている。感光体
ドラム41の周囲には、その回転方向(矢印b)に沿っ
て帯電チャージャ42、フルカラー現像部43、残留ト
ナーのクリーナ44、残留電荷のイレーサ45が設置さ
れている。フルカラー現像部43は、それぞれC、M、
YおよびBkのトナーを含む現像剤を収容した現像器4
3C,43M,43Y,43Bkを備え、感光体ドラム
41上に各色の静電潜像が形成されるごとに対応する現
像器が駆動される。
【0017】転写ドラム51は感光体ドラム41と同じ
周速度で矢印c方向に回転可能に設置され、その表面に
巻付けた記録紙上にトナー画像を転写する。この転写ド
ラム51は記録紙の先端をチャッキングするためのチャ
ッキング爪(図示せず)、記録紙を分離するための分離
爪52、残留トナーのクリーナ53を備えている。さら
に、転写ドラム51の内外部には、記録紙吸着用のチャ
ージャ54、転写チャージャ55、除電用のチャージャ
56a,56b,57a,57bが設けられている。
【0018】転写ドラム51はコピー可能最大サイズで
あるA3Tの記録紙をチャッキング可能な外周寸法を有
している。なお、“T”とは記録紙の長辺が搬送方向と
平行な場合をいう。また、“Y”とは記録紙の短辺が搬
送方向と平行な場合をいう。そしてA3Tサイズの半分
以下のサイズ(A4Y、A5T、A5T、B5Y)の記
録紙に対してコピー生産性を上げるため、2枚を同時に
チャッキングして画像の転写を行なう。そのため、転写
ドラム51は180°の対称位置にそれぞれ1つずつの
チャッキング爪を有している。また、転写ドラム51に
は回転基準位置を検出するセンサ(図示せず)をオン、
オフするアクチュエータ(図示せず)を取付けられてい
る。
【0019】給紙部60は3段の給紙カセット61,6
2,63を備える。記録紙はいずれかのカセット61,
62,63から給紙され、搬送路64を上方に搬送され
タイミングローラ対65で一旦停止され、所定のタイミ
ングで転写ドラム51へ送り出され、その周囲にチャッ
キングされる。
【0020】フルカラーコピー処理に際しては、感光体
ドラム41上にシアン、マゼンタ、イエローおよびブラ
ックの画像が順次形成され、それぞれのトナー画像は転
写チャージャ55からの放電によって転写ドラム51上
にチャッキングされている記録紙上に転写されて重ね合
わせられる。4色の画像が記録紙上で重ね合わせられる
と、チャージャ56a,56bからの放電で記録紙が除
電されるとともに、分離爪52の作用によって記録紙が
転写ドラム51から分離される。分離された記録紙は定
着器71へ送り込まれ、定着ローラ対72でトナーの定
着を施された後、排出ローラ対73からデュープレック
スソータ100へ送り込まれる。
【0021】なお、本実施形態では、フルカラーコピー
の作成はブラックトナーを含めた4色を用いて行なって
いるが、ブラックトナーを外して3色で行なうこともで
きる。あるいは、ブラックトナーのみのモノクロコピー
や、色指定を行なって1色のモノカラーコピー、2色で
のカラーコピーの作成が可能である。転写ドラム51は
色重ねの回数に応じて回転する。また、感光体ドラム4
1、転写ドラム51はメインモータM2により回転する
よう駆動され、給紙部60のローラ類は給紙モータM3
により回転するよう駆動される。定着ローラ対72、排
出ローラ対73は定着モータM4により回転するよう駆
動される。これらのモータM2,M3,M4と被駆動部
材との間には図示しないクラッチが介在され、回転伝達
のオン、オフを行なう。
【0022】自動原稿搬送装置80は、原稿スタッカ8
1上にセットされた原稿を1枚ずつ原稿台ガラス19上
へ給紙/搬送し、イメージリーダユニット20による原
稿画像の読取終了後に原稿トレイ95上に排出する。原
稿スタッカ81から給紙するため、給紙ローラ82、捌
きローラ対83、レジストローラ対84を有している。
原稿は第1頁を上方に向けてスタッカ81にセットさ
れ、最下層(最終頁)の原稿から給紙ローラ82によっ
て給紙され、ローラ対83,84を通じて原稿台ガラス
19上に送り込まれる。原稿台ガラス19の上面に対応
する位置には搬送ベルト85が正逆方向に回転可能に設
置され、矢印d方向に正転することによって、レジスト
ローラ対84から送り込まれてきた原稿を原稿台ガラス
19上の原稿スケール18を基準としてセットする。
【0023】一方、自動原稿搬送装置80の左側部に
は、原稿の排出/反転ローラ91,排出ローラ対92が
設置されている。片面原稿(表面にのみ画像を保持して
いる原稿)の場合、画像の読取が終了すると、搬送ベル
ト85が矢印d方向に正転される。片面原稿は排出/反
転ローラ91の周囲を搬送され、排出ローラ対92から
トレイ95上に画像保持面を上方に向けて排出される。
以下、このような原稿搬送形態を片面原稿モードとい
う。
【0024】両面原稿(表裏面に画像を保持している原
稿)の場合、レジストローラ対84から原稿台ガラス1
9上に送り込まれた両面原稿は、そのまま原稿台ガラス
19上を通過して排出/反転ローラ91の周囲を一回り
し、反転される。同時に、搬送ベルト85は矢印dとは
反対方向に逆転され、反転された原稿を後端が原稿スケ
ール18と一致するように搬送する。ここで原稿裏面に
対する画像の読取が行なわれ、読取終了後、両面原稿は
再度排出/反転ローラ91の周囲を一回りして反転され
る。このときは原稿は表面を下方に向けて原稿台ガラス
19上にセットされ、原稿表面に対する画像の読取が行
なわれる。この読取が終了すると、原稿排出/反転ロー
ラ91、排出ローラ対92を通じてトレイ95上へ表面
を上方に向けて排出される。以下、このような原稿搬送
形態を両面原稿モードという。
【0025】なお、排出/反転ローラ91の周囲には図
示しない爪部材が設置され、原稿の排出/反転経路を切
換えるようになっている。また、スタッカ81には原稿
の有無を検出するセンサ、レジストローラ対84の近傍
には給紙された原稿を検出するセンサおよび原稿のサイ
ズを検出するセンサが、排出/反転ローラ91の近傍に
は原稿を検出するセンサがそれぞれ設置されている。
【0026】さらに、自動原稿搬送装置80は複写機本
体10の奥方を支点として全体的に上下方向に回動可能
であり、原稿台ガラス19を開放してオペレータがマニ
ュアルで原稿をセット可能である。
【0027】次にデュープレックスソータ100につい
て説明する。図2を参照して、デューマプレックスソー
タ100は、5枚の記録紙収容ビン101と両面複写の
ための記録紙循環搬送部150を備えている。
【0028】図3はフルカラー複写機1に内蔵された、
本発明を実施した画像信号処理部200の構成を示すブ
ロック図である。
【0029】図3を参照して、画像信号処理部200
は、カラーCCD26からの信号を受けるA/D変換器
201と、シェーディング補正部202と、シェーディ
ング補正部202からの信号とパソコン2からの信号を
受けるデータ合流部203と、データ合流部203に対
して並列に接続された補間部204、ダイレクトマッピ
ング部205およびデータ判別部206と、データ判別
部300の判別結果に応じて補間部204またはダイレ
クトマッピング205のいずれかからのデータを選択す
るデータ選択部207と、図1に示したレーザビーム走
査ユニット30に対して選択されたデータを出力するイ
ンターフェイスとなるプリント制御部インターフェイス
210とを含む。
【0030】次に画像信号処理部200の動作について
説明する。カラーCCD26から出力されるR,G,B
各色のアナログ画像信号は、A/D変換器201により
各色ごとに、8ビットのデジタル画像データに変換され
る。A/D変換器201から出力された画像データは、
シェーディング補正部202で周知のシェーディング補
正を施された後、データ合流部203へ入力される。ま
た、パソコン2からの入力された画像データもデータ合
流部203へ入力される。
【0031】カラーCCD26またはパソコン2からデ
ータ合流部203へ入力されたRGB各色のデータは、
補間部204、ダイレクトマッピング部205およびデ
ータ判別部206のそれぞれに平行して送られる。補間
部204は、入力されたRGB画像データを8点補間法
によりCMYBk各8ビットの画像データに変換するも
のである。ダイレクトマッピング部205は入力された
RGB画像データを、ダイレクトマッピング法によりC
MYBk各8ビットの画像データに変換するものであ
る。8点補間法、ダイレクトマッピング法の詳細は後述
する。補間部204、ダイレクトマッピング部205か
ら出力された画像データは、いずれもデータ選択部20
7に入力される。また、データ判別部300では、デー
タ合流部203から入力される画像データの大きさによ
り、補間部204より出力される画像データを採用する
かダイレクトマッピング部205から出力される画像デ
ータを採用するかを画素ごとに判別し、判別結果を示す
判別信号をデータ選択部207へ送る。データ選択部2
07では、判別信号に基づき、補間部204からの画像
データかダイレクトマッピング部からのデータかを画素
ごとに選択してプリント制御部インターフェイス210
へ送る。
【0032】次に図4を参照して、補間部204が行な
う補間法について説明する。図4は補間部204に入力
される画像データの色空間を模式的に示している。RG
B各色の画像データは0〜255の値を持っている。こ
の256×256×256の体積を持つ入力色空間を補
間部204では8×8×8の単位立方体に分割し、入力
された画像データがどの単位立方体に属するかを判断す
る。そして入力画像データの属する単位立方体の8つの
頂点に対応する出力データ(格子点データ)を重みづけ
演算することにより出力データを決定する。
【0033】この具体的な動作を図5を参照して説明す
る。図5は補間部204の構成を示すブロック図であ
る。図5を参照して、補間部204は入力された画像デ
ータの中から格子点データを選択する格子点データ選択
部211と、格子点データ選択部211に対してその基
準となるデータを保持する格子点データテーブル213
と、重みづけ演算部212とを含む。
【0034】図5を参照して、入力画像データRGBの
上位5ビットRH,GH,BHが格子点データ選択部2
11に入力される。すべての格子点データは格子点デー
タテーブル213に予め格納されている。格子点データ
選択部211はRH,GH,BHにより、入力画像デー
タが属する単位立方体を判別し、判別した単位立方体に
対応する8つの格子点データを格子点データテーブル2
13から読出して重みづけ演算部212へ送る。重みづ
け演算部212では、入力画像データの下位3ビットR
L,GL,BLに従って格子点データ選択部211から
送られる格子点データを重みづけ演算することにより、
出力画像データCMYBkを算出し、出力する。
【0035】次にダイレクトマッピング部205が行な
うダイレクトマッピング処理を図6を参照して説明す
る。ダイレクトマッピング部205は入力画像データR
GBを入力するマッピングデータ決定部221と、マッ
ピングデータを決定するためのルックアップテーブル2
22とを含む。ダイレクトマッピング部205では、入
力画像データRGBに対応する出力画像データCMYB
kをルックアップテーブル222から読出して出力す
る。
【0036】次にデータ判別部300について図7を参
照して説明する。図7を参照して、データ判別部300
は、R,G,Bのそれぞれに設けられた比較器301,
302および303と、それぞれの比較器301〜30
3に接続されたデータ選択部304とを含む。それぞれ
の比較器301〜303は入力画像データR、G、Bそ
れぞれを“223”という値と比較し、R、G、Bのい
ずれか1つが値“223”よりも大きい場合に“1”を
データ選択部304へ送る。
【0037】図7に示したデータ判別部300によれ
ば、入力画像データR、G、Bのいずれか1つが“22
4”〜“255”の範囲内の場合はダイレクトマッピン
グ法により色変換されるので、画像の濃度が高い部分に
ついては正確な色で再現される。この場合に必要な変換
テーブルのサイズは、全入力画像データに対する出力画
像データを持たせる場合に比べて、(32/256)*
(32/256)*(32/256)倍ですむので、必
要なメモリ容量を大幅に削減することができる。
【0038】上記実施の形態においては、入力画像デー
タが大きい場合にダイレクトマッピング法を行なった
が、これに限らず、入力画像データが小さい場合にダイ
レクトマッピングをするようにしてもよい。また、肌色
を正確に再現したい場合など、入力画像データが“0”
〜“255”の途中の所定範囲に属する場合にダイレク
トマッピングするようにしてもよい。
【0039】この場合のデータ判別部310の構成につ
いて説明する。図8はこの場合のデータ判別部310の
構成を示すブロック図である。図8を参照して、この場
合のデータ判別部310は、R、GおよびBの所定範囲
の上限値と下限値内にあるかどうかを判別する比較器3
11,312,313,314,315,316と、そ
れぞれの範囲内にあることを判別するAND回路31
7,318,319と3入力OR回路320とを含む。
ここでSRH、SGHおよびSBHはR、GおよびBの
所定範囲の上限値であり、SRL、SGL、SBLは
R、GおよびBの所定範囲の下限値である。
【0040】なお、上記実施の形態においては、入力画
像データはその大きさに関係なく補間部204およびダ
イレクトマッピング部205に並列に入力される。した
がって、先の実施形態においては、補間部204に入力
された画像データRGBの少なくとも1つが“224”
以上の場合およびダイレクトマッピング部205に入力
された画像データRGBがすべて“223”以下の場
合、補間部204およびダイレクトマッピング部205
はそれぞれの場合においてC=M=Y=Bk=0を出力
するよう構成されている。しかしながら、補間部204
およびダイレクトマッピング部205に入力する前に画
像データの大きさを判別し、それによって補間部204
またはダイレクトマッピング部205のうちのいずれか
一方にのみ画像データを入力するようにしてもよい。
【0041】また、上記実施の形態においては、補間処
理およびダイレクトマッピング処理を別々のハード回路
で構成する例について説明したが、これをソフトウェア
によって処理してもよい。ソフトウェアにより処理する
場合には、共通のハード回路により処理できるので、ハ
ード回路を簡略化でき、コストを削減することができ
る。
【0042】また、補間方法としては、8点補間法に限
られるものではなく、単位立方体をさらに三角柱に分割
するプリズム補間や、三角錐に分割する4点補間でもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される画像出力システムの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る画像処理を採用したフルカラー
複写機の全体構成を示す模式的断面図である。
【図3】画像処理部の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図4】補間部に入力される画像データの色空間を模式
的に示した図である。
【図5】補間部の内部構成を示すブロック図である。
【図6】ダイレクトマッピング部の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図7】データ判別部の構成を示すブロック図である。
【図8】データ判別部の他の実施の形態を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 フルカラー複写機 2 パソコン 3 モニタ 26 CCD 201 A/D変換器 202 シェーディング補正部 203 データ合流部 204 補間部 205 ダイレクトマッピング部 207 データ選択部 210 プリント制御部インターフェイス 300 データ判別部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 英幸 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 鍋島 孝元 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 石黒 和宏 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 西垣 順二 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたカラー画像データを異なる表
    色系におけるカラー画像データに色変換する画像処理装
    置であって、 前記入力されたカラー画像データを補間法により色変換
    する補間手段と、 前記入力されたカラー画像データをダイレクトマッピン
    グ法により色変換するダイレクトマッピング手段と、 前記入力されたカラー画像データを画素ごとに変換精度
    が必要か否かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて、変換精度が必要な
    画像データについては前記ダイレクトマッピング手段を
    用い、それ以外の画像データについては前記補間手段を
    選択する選択手段とを含む画像処理装置。
JP10011414A 1998-01-23 1998-01-23 画像処理装置 Withdrawn JPH11215390A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10011414A JPH11215390A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP10011414A JPH11215390A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283627A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Minolta Co Ltd プリンティングシステム

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JP2002283627A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Minolta Co Ltd プリンティングシステム

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