JPH11215213A - 情報報知装置、情報報知機能付き装身具、及び、情報報知機能付き腕時計 - Google Patents

情報報知装置、情報報知機能付き装身具、及び、情報報知機能付き腕時計

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JPH11215213A
JPH11215213A JP10025140A JP2514098A JPH11215213A JP H11215213 A JPH11215213 A JP H11215213A JP 10025140 A JP10025140 A JP 10025140A JP 2514098 A JP2514098 A JP 2514098A JP H11215213 A JPH11215213 A JP H11215213A
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JP
Japan
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circuit
power supply
control circuit
incoming
power
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Application number
JP10025140A
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English (en)
Inventor
Takuo Takai
拓夫 高井
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Ricoh Microelectronics Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Microelectronics Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11215213A publication Critical patent/JPH11215213A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/02Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
    • H04M19/04Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone the ringing-current being generated at the substations
    • H04M19/047Vibrating means for incoming calls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の者に迷惑をかけることなく、且つ、確
実に、携帯型電話機の着信状態を利用者に報知すること
ができる情報報知装置、情報報知機能付き装身具、及
び、情報報知機能付き腕時計を提供する。 【解決手段】 着信状態の携帯型電話機から基地局に送
信される電波を受信することにより、人体に低周波の電
気的刺激を付与する電極対9を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の情報を報知
する情報報知装置、情報報知機能付き装身具、及び、情
報報知機能付き腕時計に係り、詳しくは、利用者への報
知手段の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、爆発的な普及を遂げた携帯電話や
PHSのような携帯型電話機は、着信状態を利用者に報
知する手段として、呼び出し音を発生させる構成のもの
が大部分である。
【0003】しかしながら、このような音による報知で
は、電車等の公共施設内や会議の席上において、その音
が周囲の者に迷惑をかけるという不具合があった。
【0004】そこで、最近、携帯型電話機の着信状態
を、受信部で感知するとともに発光体を発光させて利用
者に報知する着信報知機能付き装身具が広く普及するに
至った。この着信報知機能付き装身具によれば、耳障り
な音を発生することなく携帯型電話機の着信状態を報知
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記発光体
による着信報知機能付き装身具では、利用者の視界に入
っていなければ、携帯型電話機の着信状態を報知するこ
とができないという問題がある。また、野外での使用に
おいては、直射日光により発光を確認し難くなるという
問題がある。
【0006】本発明は、以上の問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、周囲の者に迷惑を
かけることなく、且つ、確実に、携帯型電話機の着信状
態を利用者に報知することができる情報報知装置、情報
報知機能付き装身具、及び、情報報知機能付き腕時計を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、着信状態の携帯型電話機から基
地局に送信される電波を受信することにより、受信信号
を出力する受信部と、該受信信号の入力に基づいて着信
報知部を制御する制御部と、人体に所定の信号を付与し
て該携帯型電話機の着信を報知する着信報知部とを備え
る情報報知装置であって、該信号が、該着信報知部との
接触による電気的刺激であることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項1の発明においては、上記受信部
が、着信状態の携帯型電話機から基地局に送信される電
波を受信すると、受信信号を出力する。次いで、出力さ
れた受信信号は、上記制御部に入力する。そして、上記
制御部はこの受信信号を入力されると、人体と接触して
いる上記着信報知部に電圧を印加するように制御する。
利用者は、この印加により電気的刺激を付与されて携帯
型電話機の着信状態を報知される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の情報報知装
置であって、上記着信報知部からの電圧が、長い周期で
変化する低周波であることを特徴とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項2の情報報知装
置であって、上記制御部が、電源発生器と、上記報知を
停止させる着信報知停止回路と、該電源発生器に接続さ
れ、上記受信信号の入力に基づいて電源供給を制御する
電源制御回路と、該電源制御回路に接続され、電源供給
により低周波パルス信号を出力する低周波パルス信号出
力回路と、該電源供給回路及び該低周波パルス信号出力
回路に接続され、該低周波パルス信号を入力されたとき
に、該電源制御回路から供給される電源を昇圧して上記
着信報知部に出力する昇圧回路とを備えることを特徴と
するものである。
【0011】請求項2及び3の発明においては、従来よ
り広く用いられている低周波治療器のように、低周波の
電気的刺激の付与により携帯型電話機の着信状態を報知
する。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の情報報知装
置であって、上記電源制御回路が、第1電源制御回路と
第2電源制御回路とからなり、上記低周波パルス信号出
力回路及び上記昇圧回路が、該第1電源制御回路から電
源供給され、且つ、上記着信報知停止回路が、該第2電
源制御回路から電源供給され、停止信号を入力されるこ
とにより該第1電源制御回路による電源供給を停止させ
ることを特徴とするものである。
【0013】請求項4の発明においては、例えば停止ス
イッチ等の停止信号入力器により、使用者から停止信号
を入力されると、上記着信報知停止回路が上記第1電源
制御回路の電源供給を停止させる。次いで、上記第1電
源制御回路が電源供給を停止すると、該第1電源制御回
路から電源供給される上記低周波パルス信号出力回路及
び上記昇圧回路が停止されるとともに、これらの回路に
よる電力消費が停止される。そして、上記昇圧回路の停
止により、上記着信報知部から利用者に付与される電気
的刺激、即ち、上記着信状態の報知、が停止される。こ
のように、本発明においては、上記着信報知部の報知機
能に係る電気回路への電源供給を停止させることによ
り、上記着信状態の報知を停止させる。なお、上記着信
報知停止回路は、上記第1電源制御回路とは別体である
上記第2電源制御回路から電源供給されており、該第1
電源制御回路の電源供給を停止させた後も、上記受信部
から受信信号を入力されている限りにおいて、該停止の
機能を維持する。このため、上記着信報知停止回路は、
停止信号を入力されてから上記受信信号の入力が終了さ
れるまでの間、つまり、停止信号の入力から携帯型電話
機の着信終了までの間、上記着信報知部の着信報知機能
を停止する。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の情報報知装
置において、上記第1電源制御回路と上記昇圧回路との
間に、所定の値まで徐々に上昇する電圧勾配を出力する
電圧制御回路を設け、該電圧制御回路を介して該昇圧回
路に電源供給させるようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0015】請求項5の発明においては、上記第1電源
制御回路と上記昇圧回路との間に介在させた上記電圧制
御回路の電圧制御により、上記昇圧回路への供給電圧を
徐々に上昇させる。上記昇圧回路は、供給される電圧を
徐々に上昇されることにより、上記着信報知部に出力す
る印加電圧の値、即ち、利用者に付与する電気的刺激の
強度、を徐々に上昇させる。そして、利用者は、付与さ
れる電気的刺激を徐々に上昇されることにより、急激な
電撃を感じて驚いたり、ショックを受けたりすることが
ない。
【0016】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の情報報知装置を備える情報報知機能付き装身具
であって、慣習として一部を人体と接触するように装身
され、且つ、該一部に上記着信報知部を備えることを特
徴とするものである。ここで、慣習として一部を人体と
接触するように装身される装身具としては、ペンダント
ヘッド、イヤリングやブレスレット等のアクセサリーの
他、腕時計、携帯型電気機器からのイヤホン等、眼鏡、
や、補聴器、などがある。
【0017】請求項6の発明においては、これら慣習と
して一部を人体と接触するように装身される装身具が携
帯型電話機の着信状態を報知する。
【0018】請求項7の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の情報報知装置を備える情報報知機能付き腕時計
であって、底面部に上記着信報知部を備えることを特徴
とするものである。
【0019】請求項7の発明においては、一般的に広く
装身される腕時計の底面からの電気的刺激により、装身
者に携帯型電話機の着信状態を報知する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を装身具である腕時
計に適用した一実施形態について説明する。図1(a)
は本実施形態に係る腕時計100の正面図、(b)は同
腕時計100の裏面図、(c)は同腕時計100の断面
図である。
【0021】図1(a)及び(b)に示すように、円盤
状に形成された本体カバー101は、正面に設けられ、
内部の時刻表示部106を透視可能とする透視板101
aと、本体カバー101側面に設けられ、停止信号情報
を入力される停止スイッチ8と、停止スイッチ8との対
向部近傍に設けられ、それぞれ表示時刻及びアラーム時
刻の設定情報を入力される時刻情報入力ボタン104及
び105と、時刻表示部の画面中心線の延長に位置する
ように本体カバー101の両側面に設けられ、本体カバ
ー101を装身者の手首に固定するベルト102及び1
03と、本体カバー101の裏面に突出して設けられ、
アラーム設定時刻及び携帯電話着信の着信報知部である
電極対9とを備えている。
【0022】また、図1(c)に示すように、本体カバ
ー101の内部には、時刻を数字で表示する表示部10
6と、着信状態の携帯型電話機(以下、単に携帯電話と
称する。なお、この携帯電話にはPHS等も含むものと
する。)から基地局に送信される電波を受信する受信部
1と、受信部1からの信号により、電極9への印加電圧
を制御する着信報知制御部108とを備えている。
【0023】以上の構成の腕時計100は、着信状態の
携帯電話から基地局へ送信される電波の受信により電極
対9に電気刺激付与用の電圧を印加する。
【0024】図2は、着信報知制御部108の構成を示
すブロック図である。受信部1は、例えば、携帯電話か
ら送信される電波の周波数に同調して高周波信号を出力
するように調整されたアンテナ及びコンデンサにより構
成される。受信部1に接続される第1電源制御回路2及
び第2電源制御回路3は、受信部1からの高周波信号の
入力を受け入れる。
【0025】第1電源制御回路2は、受信部1から高周
波信号を入力されると、電圧制御回路であるソフトスタ
ート回路5及び低周波パルス信号出力回路6に直接電源
を供給する。ソフトスタート回路5は、第1電源制御回
路2からの電源供給により、0から所定の値まで徐々に
上昇する電圧勾配を昇圧回路に出力する。また、低周波
パルス信号出力回路6は、第1電源制御回路2からの電
源供給により、低周波パルス信号を昇圧回路7に出力す
る。昇圧回路7は、低周波パルス信号出力回路6からの
低周波パルスを入力されたときに、ソフトスタート回路
5からの電圧勾配を所定の倍率で昇圧して、着信報知部
である電極対9に印加する。
【0026】電極対9に印加された電圧勾配は、電極対
9と接触する手首等の人体10に印加され、安全な電気
刺激として付与される。腕時計100の装身者は、この
安全な電気刺激により、携帯電話の着信状態を報知され
る。
【0027】図3は、同時計100の着信報知制御部1
08及び電極9の回路図である。図3に基づき、着信報
知制御部108の回路構成について説明する。着信報知
制御部108は、第1電源制御回路2と、第2電源制御
回路3と、着信報知停止回路4と、電圧制御回路として
のソフトスタート回路5と、低周波パルス信号出力回路
6と、昇圧回路7と、電源発生器としての電池11とか
ら構成されている。
【0028】第1電源制御回路2は、電池11から、ソ
フトスタート回路5、低周波パルス信号出力回路6及び
昇圧回路7への電源供給を制御するものである。受信部
1からのパルス信号1aは、トランジスタTR3のベー
ス電流として流れ、抵抗器R5、R6及びトランジスタ
TR3から構成される第3スイッチング回路をオンす
る。第3スイッチング回路がオンされると、電池8から
の電流が、トランジスタTR1のベース電流として流
れ、抵抗器R1、R2及びトランジスタTR1から構成
される第1スイッチング回路をオンするとともに、ソフ
トスタート回路5及び低周波パルス信号出力回路6に電
源として供給される。
【0029】第2電源制御回路3は、電池11から報知
停止回路4及び第1電源制御回路2への電源供給を制御
するものである。受信部1からのパルス信号は、トラン
ジスタTR4のベース電流として流れ、抵抗器R7、R
8及びトランジスタTR4から構成される第4スイッチ
ング回路をオンする。第4スイッチング回路がオンされ
ると、電池8からの電流が、トランジスタTR2のベー
ス電流として流れ、抵抗器R3、R4及びトランジスタ
TR2から構成される第2スイッチング回路をオンする
とともに、報知停止回路4に電源として供給される。
【0030】報知停止回路4は、停止スイッチ8からの
停止信号の入力に応じて、第1電源制御回路2への電源
供給を制御するものである。第2電源制御回路3に接続
され、抵抗器R11、R12及びトランジスタTR6か
ら構成される第6スイッチング回路は、第2電源制御回
路3から電源を供給されても、直ちにはオンされず、ト
ランジスタTR7にベース電流を供給しない。しかし、
腕時計100の装身者により停止スイッチ8を一時的に
押下されると、第2電源制御回路からの供給電源が、ト
ランジスタTR5のベース電流として一時的に流れ、停
止スイッチ8、抵抗器R9、R10、R13及びトラン
ジスタTR5から構成される第5スイッチング回路をオ
ンする。この第5スイッチング回路のオンにより、第2
電源制御回路からの供給電源がトランジスタTR6のベ
ース電流として流れ、第6スイッチング回路をオンす
る。そして、第6スイッチング回路からの電流は、トラ
ンジスタTR7のベース電流として供給されるととも
に、トランジスタTR6のベース電流にフィードバック
される。即ち、これら第5スイッチング回路及び第6ス
イッチング回路は、停止信号を自己保持する自己保持回
路を構成している。この自己保持の状態は、第2電源制
御回路へのパルス信号1aの入力がなくなる、即ち、携
帯電話の非着信状態による受信部1からのパルス入力停
止、まで維持される。第6スイッチング回路のオンによ
りトランジスタTR7にベース電流が流れると、抵抗器
R14、R15及びトランジスタTR7から構成される
第7スイッチング回路がオンされる。そして、この第7
スイッチング回路のオンにより、第1電源制御回路2の
トランジスタTR3のベース電流として流れるパルス信
号1aが回避され、第3スイッチング回路、ひいては、
第1電源制御回路2の電源供給、をオフする。以上の構
成により、報知停止回路4は、作動時に装身者によって
停止スイッチ8を一旦押下されると、携帯電話の次回着
信状態の到来まで第1電源制御回路2の電源供給を停止
させる。
【0031】ソフトスタート回路5は、第1電源制御回
路2からの電源供給により、0から所定の値まで徐々に
上昇する電圧勾配を昇圧回路7に出力するものである。
第1電源制御回路2から電源供給は、トランジスタTR
10のベース電流として流れ、抵抗器R16、R17及
びトランジスタTR10から構成される第10スイッチ
ング回路をオンするとともに、トランジスタTR8のベ
ース電流として流れ、抵抗器R18、R19及びトラン
ジスタTR8から構成される第8スイッチング回路をオ
ンする。次いで、この第8スイッチング回路のオンによ
り、トランジスタTR8はコンデンサC2を介して所定
の電圧勾配を昇圧回路7に出力する。この電圧勾配は、
コンデンサC2の電気容量と、コンデンサC2とダイオ
ードD1との間に接続される抵抗器R21の抵抗値との
調整により所望の勾配に調整されている。また、コンデ
ンサC2とダイオードD1との間を、抵抗R21を介し
てトランジスタTR9のベース部に接続することで、ソ
フトスタート回路5の出力電圧の上昇を抑制するように
帰還をかけている。即ち、このような接続によりソフト
スタート回路5からの出力電圧の上昇を抑制する帰還回
路を構成している。なお、ダイオードD1は、第1電源
制御回路2からの電源供給がオフされた際に、コンデン
サC2が逆極性にチャージされることを防止するもので
ある。
【0032】低周波パルス信号出力回路6は、抵抗器R
22及びR23と、コンデンサC1と、インバータ回路
Inv1、Inv2及びInv3等とから構成され、第
1電源制御回路2からの電源供給により、昇圧回路7の
トランジスタTR11のベース部に低周波パルス信号を
出力するものである。
【0033】昇圧回路7は、低周波パルス信号出力回路
6から低周波パルス信号を入力されたときに、ソフトス
タート回路5からの電圧勾配を所定の倍率に昇圧して報
知部である電極対9に印加するものである。低周波パル
ス信号出力回路6からの低周波パルス信号は、トランジ
スタTR11のベース電流として流れ、抵抗器R24、
R25及びトランジスタTR11から構成される第11
スイッチング回路をオンする。次いで、この第11スイ
ッチング回路のオンにより、ソフトスタート回路からの
電圧勾配がトランスT1に供給され、トランスT1によ
って所定の倍率に昇圧されて電極対9に印加される。
【0034】図4は腕時計100の各回路の入出力を示
すタイミングチャートである。図4に基づいて、これら
回路の出力状態について説明する。携帯電話の着信状態
(呼び出されてから通話を完了するまでの状態)では、
着信報知制御部108に検知パルスが常時入力されてい
る。電極対9は、携帯電話の着信とほぼ時を同じくし
て、0から所定の値まで徐々に昇圧される電圧勾配を出
力する(図中点線部)。但し、この出力は、報知停止ス
イッチ8の押下による一時的な信号入力により、途中で
停止される。一方、報知停止回路4は、この一時的な信
号入力により、時間tまで出力を維持する。
【0035】以上、本発明の構成を適用した一実施形態
として、腕時計について説明したが、本発明に係る装身
具は腕時計に限定されるものではない。例えば、各種ア
クセサリー、バッチ、携帯型電気機器、眼鏡、補聴器等
であってもよい。なかでも、慣習として一部を人体10
と接触するように装身されるペンダントヘッド、腕時
計、携帯型電気機器からのイヤホン、補聴器等は、特別
な報知用器具を装身させるという煩わしさを装身者に強
いることがなく有効である。
【0036】また、従来より広く利用されてきたアラー
ム機能付き腕時計は、一般にアラーム音量が小さいの
で、電車内等の雑音の多い場所では、アラーム設定時刻
の到来を利用者に報知できない場合がある。さらに、利
用者に確実に報知すべくアラーム音量を大きくすると、
携帯型電話機と同様に周囲の者に迷惑をかけるという問
題を生ずる。このような問題は、本実施形態の腕時計1
00に、表示時刻とアラーム設定時刻との一致により所
定のパルスを第1電源制御回路2及び第2電源制御回路
3に出力させるアラーム出力回路や、携帯電話着信報知
モードとアラーム報知モードの切りスイッチ等の構成を
付加することにより、解消される。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、携帯型電話機
の着信状態を、上記着信報知部と人体との接触による電
気的刺激で利用者に報知するので、該着信報知部と接触
していない周囲の者に迷惑をかけることなく該報知を行
うことができるという優れた効果がある。また、人体に
接触して電気的刺激を付与するので、雑音や直射日光等
の周囲の環境に影響されることなく確実に携帯型電話機
の着信状態を報知することができるという優れた効果が
ある。
【0038】請求項2及び3の発明によれば、低周波の
電気的刺激を付与するので、安全且つ確実に携帯型電話
機の着信状態を報知することができるという優れた効果
がある。
【0039】請求項4の発明によれば、上記着信報知部
の報知機能に係る電気回路への電源供給を停止させるこ
とにより上記着信状態の報知を停止させるので、該電気
回路における不要な電力消費を低減することができると
いう優れた効果がある。また、上記着信報知停止回路
が、停止信号の入力から携帯型電話機の着信終了までの
間、上記着信報知部の着信報知機能を停止するので、停
止信号を入力されてから携帯型電話機が次に着信状態に
なるまでの間、利用者に対する着信報知を停止すること
ができるという優れた効果がある。
【0040】請求項5の発明によれば、利用者に驚きや
ショックを与えないので、利用者の驚動やショックによ
る事故を防止することができるという優れた効果があ
る。
【0041】請求項6の発明によれば、慣習として一部
を人体と接触するように装身される装身具が携帯型電話
機の着信状態を報知するので、利用者に着信報知専用の
装置を新たに装備させることがないという優れた効果が
ある。
【0042】請求項7の発明によれば、一般的に広く装
身される腕時計の底面からの電気的刺激によって装身者
に携帯型電話機の着信状態を報知するので、普段使用し
ない特別な装身具を装身させるという煩わしさを強いる
ことがないという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施形態に係る腕時計100の正面
図。(b)は同腕時計100の裏面図。(c)は同腕時
計100の断面図。
【図2】同腕時計100の着信報知制御部108の構成
を示すブロック図。
【図3】同着信報知制御部108及び電極9の回路図。
【図4】同腕時計100の各回路の入出力を示すタイミ
ングチャート。
【符号の説明】
1 受信部 1a パルス信号 2 第1電源制御回路 3 第2電源制御回路 4 着信報知停止回路 5 ソフトスタート回路 6 低周波パルス信号出力回路 7 昇圧回路 8 停止スイッチ 9 電極対 10 人体 11 電池 100 腕時計 101 本体カバー 101a 透視板 102 ベルト 103 ベルト 104 時刻情報入力手段 105 時刻情報入力手段 106 時刻表示部 107 時刻制御部 108 着信報知制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/21 H04B 7/26 103E

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着信状態の携帯型電話機から基地局に送信
    される電波を受信することにより、受信信号を出力する
    受信部と、該受信信号の入力に基づいて着信報知部を制
    御する制御部と、人体に所定の信号を付与して該携帯型
    電話機の着信を報知する着信報知部とを備える情報報知
    装置であって、該信号が、該着信報知部との接触による
    電気的刺激であることを特徴とする情報報知装置。
  2. 【請求項2】請求項1の情報報知装置であって、上記着
    信報知部からの電圧が、長い周期で変化する低周波であ
    ることを特徴とする情報報知装置。
  3. 【請求項3】請求項2の情報報知装置であって、上記制
    御部が、電源発生器と、上記報知を停止させる着信報知
    停止回路と、該電源発生器に接続され、上記受信信号の
    入力に基づいて電源供給を制御する電源制御回路と、該
    電源制御回路に接続され、電源供給により低周波パルス
    信号を出力する低周波パルス信号出力回路と、該電源供
    給回路及び該低周波パルス信号出力回路に接続され、該
    低周波パルス信号を入力されたときに、該電源制御回路
    から供給される電源を昇圧して上記着信報知部に出力す
    る昇圧回路とを備えることを特徴とする情報報知装置。
  4. 【請求項4】請求項3の情報報知装置であって、上記電
    源制御回路が、第1電源制御回路と第2電源制御回路と
    からなり、上記低周波パルス信号出力回路及び上記昇圧
    回路が、該第1電源制御回路から電源供給され、且つ、
    上記着信報知停止回路が、該第2電源制御回路から電源
    供給され、停止信号を入力されることにより該第1電源
    制御回路による電源供給を停止させることを特徴とする
    情報報知装置。
  5. 【請求項5】請求項4の情報報知装置において、上記第
    1電源制御回路と上記昇圧回路との間に、所定の値まで
    徐々に上昇する電圧勾配を出力する電圧制御回路を設
    け、該電圧制御回路を介して該昇圧回路に電源供給させ
    るようにしたことを特徴とする情報報知装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の情報報知装
    置を備える情報報知機能付き装身具であって、慣習とし
    て一部を人体と接触するように装身され、且つ、該一部
    に上記着信報知部を備えることを特徴とする情報報知機
    能付き装身具。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4又は5の情報報知装
    置を備える情報報知機能付き腕時計であって、底面部に
    上記着信報知部を備えることを特徴とする情報報知機能
    付き腕時計。
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