JPH11213335A - 薄膜磁気ヘッド及び磁気記憶装置 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及び磁気記憶装置

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JPH11213335A
JPH11213335A JP1014098A JP1014098A JPH11213335A JP H11213335 A JPH11213335 A JP H11213335A JP 1014098 A JP1014098 A JP 1014098A JP 1014098 A JP1014098 A JP 1014098A JP H11213335 A JPH11213335 A JP H11213335A
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film
magnetic
recording
head
gap
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JP1014098A
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English (en)
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Hiroaki Koyanagi
広明 小柳
Koji Kanayama
幸司 金山
Ritsu Imanaka
律 今中
Masayuki Takagi
政幸 高木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録及び再生ヘッドのギャップ膜を薄膜化して
も熱伝導性、耐薬品性及び電気絶縁性に優れたギャップ
膜を有した高密度記録に好適な薄膜磁気ヘッドを提供す
る。 【解決手段】再生ヘッド用ギャップ膜と記録ヘッド用ギ
ャップ膜とを有する薄膜磁気ヘッドにおいて、少なくと
も一方のギャップ膜は、ダイヤモンドライクカーボン膜
と誘電体膜の積層体で構成した狭ギャップ対応薄膜磁気
ヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
等の磁気記憶装置に関し、詳しくは磁気記憶装置のヘッ
ド・ディスク・アッセンブリ(HDA)に使用される薄
膜磁気ヘッド構造に関する。更に詳しくは、高密度記録
・再生に好適な狭ギャップ膜対応の薄膜磁気ヘッド構造
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のギャップ膜の薄膜化技術として、
特開平9−91618号公報にギャップ膜を300Å以
上の厚さのアルミナ層のみを複数層形成するか、酸化珪
素とアルミナの積層膜で形成することが開示されてい
る。これにより薄膜磁気ヘッドの動作中に発生する静電
気によって素子破壊が引き起こされること、及びコイル
に通電することによって磁極間に磁界が発生し、それに
よる逆起電力によって素子破壊が引き起こされることを
防いでいる。
【0003】また、特開平5−205224号公報で
は、ギャップ膜の高熱伝導化を目的にBN膜、SiC
膜、BeO膜、AlN膜のうち、いずれかの薄膜を用い
るか、あるいはいずれかの膜の混合膜を用いる構造が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開平9−91
618号公報で開示されている従来技術は電気絶縁性能
を考慮したギャップ膜の薄膜化を検討しているが、次に
述べる点について開示されていない。ギャップ膜に要求
される性能として上記電気絶縁性能の他、耐薬品性能、
高熱伝導性能がある。
【0005】また、上記特開平5−205224号公報
で開示されている従来技術は、高熱伝導性能を考慮した
ギャップ膜の薄膜化を検討している。しかし、耐薬品性
能について開示されていない。まず耐薬品性能の必要性
について説明する。一般に薄膜磁気ヘッドの上部磁性膜
は「PROCEEDING OF THE SYMPO
SIUM ON MAGNETIC MATERIAL
S,PROCESSES,AND DEVICES V
ol.90−8」p221−p232「(プロシーデイ
ングス オブ ザ シンポジウム オン マグネテイッ
ク マテリアルズ プロセシーズ アンド デバイシー
ズ)」に記載されているようにフレームメッキ法で形成
されている。一般にフレームメッキ法は、ギャップ膜上
にメッキの導通を図るための下地膜を蒸着する。次にフ
レームになるレジストを形成し、磁性膜をメッキした後
レジストを剥離する。この時、レジスト部の下地膜もイ
オンミリング等のドライプロセスにより除去される。次
に所望のパターンをカバーし、前記レジストで覆われて
いる所以外をウェットプロセス(PH3程度の塩酸を含
む酸性薬品)でエッチング除去し、最後にパターンをカ
バーしたレジストを剥離して上部磁性膜を作製する。こ
の時前記ギャップ膜が薄膜化した場合に通常用いられて
いるアルミナ等のセラミック材料は膜質がポーラスであ
るため、酸性薬品を浸透させてしまい既に作製している
再生ヘッド部分を侵食してしまう。このため、ギャップ
膜は耐薬品性能がよくなければならない。
【0006】次に高熱伝導性能の必要性について説明す
る。高密度記録に好適な薄膜磁気ヘッドに用いられる再
生ヘッドとして磁気抵抗効果を利用した構造がある。こ
の磁気抵抗効果を利用した再生ヘッドは下部シールド膜
上に絶縁材料の下部ギャップ膜を製膜しその上に磁気抵
抗効果を示す膜(MR膜)を形成する。磁気抵抗効果は
外部磁界に対して電気抵抗が変化するという特性を利用
しているので、このMR膜に電流を流し、抵抗の変化を
電圧の変化として取り込むための導体をコンタクトさせ
る。その後、絶縁材料の上部ギャップ膜、上部シールド
膜を製膜して完成する。このようにMR膜は外部磁界に
対しての電気抵抗の変化を読み取るため、MR膜に可能
な限り大きな電流を流す必要がある。この時、MR膜は
抵抗体であるため、大きな熱を発生させる。この熱を取
り除くことが、さらにMR膜に大きな電流を流すことを
可能にさせる。このため、ギャップ膜には高熱伝導性能
が要求される。
【0007】記録密度が2Gb/in2を超えてくる
と、再生ヘッドの上下シールド間隔(再生ヘッド用ギャ
ップ間隔)は0.3μm以下、記録ヘッドのギャップ膜
の膜厚は0.4μm以下となる。この場合特にギャップ
膜には、電気絶縁性能、耐薬品性能、高熱伝導性能を兼
ね備えた材料が必要である。
【0008】また、BN膜、SiC膜、BeO膜、Al
N膜の熱伝導率は「セラミックス材料技術集成昭和54
年度版」p241に記載の通り、100W/m・K程度
であるが、下記に述べるダイヤモンドライクカーボン膜
の熱伝導率は2000W/m・Kと約20倍の値を示
す。このように、ギャップ膜には電気絶縁性能、耐薬品
性能、高熱伝導性能を兼ね備えた材料が必要である。
「日本薄膜年鑑1990/1991年度版」p210に
記載のようにダイヤモンドライクカーボン膜は上記性能
を兼ね備えた薄膜である。しかしながら、この薄膜は内
部応力が高く、膜厚を厚くすると(0.02μm程度)
膜が基板材から剥離するという課題があった。
【0009】本発明の目的は、前述の従来技術の欠点を
克服し、1平方インチ当たり2ギガビット以上の高記録
密度を達成する磁気記憶装置を実現する為、記録及び再
生ヘッドのギャップ膜を薄膜化し高密度記録に好適な狭
ギャップ対応の薄膜磁気ヘッドを提供することにある。
【0010】更に本発明の目的は、媒体ノイズの少ない
かつ高保磁力の電磁変換特性に優れた極めて高い面記録
密度が記録可能な薄膜磁気記録媒体と本発明による狭ギ
ャップ対応の薄膜磁気ヘッドと薄膜磁気ヘッドを位置決
めする技術等を組合わせることで、1平方インチ当たり
2ギガビット以上と極めて高い面記録密度を有する磁気
記憶装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題は、再生ヘッ
ド用ギャップ膜と記録ヘッド用ギャップ膜とを有する薄
膜磁気ヘッドにおいて、少なくとも一方のギャップ膜
は、ダイヤモンドライクカーボン膜と誘電体膜の積層体
とすることにより解決される。
【0012】ダイヤモンドライクカーボン膜は上記課題
の項目で述べたように膜厚を厚くすると内部応力が高く
膜が剥離してしまう。そこで、少なくとも1層の薄い
(0.002〜0.01μm)ダイヤモンドライクカー
ボン膜を積層して、電気絶縁性能、耐薬品性能、高熱伝
導性能の良好な特性のみを現出させる。また、前記膜に
誘電体膜を積層することによりダイヤモンドライクカー
ボン膜の応力緩和を図ることが可能になる。
【0013】また、好ましくは各膜の膜厚を誘電体膜の
厚み0.009〜0.07μm、ダイヤモンドライクカ
ーボン膜の厚み0.002〜0.01μmとする。これ
により、さらにダイヤモンドライクカーボン膜の応力緩
和を図ることが可能になる。
【0014】さらに好ましくは、誘電体膜をアルミナ、
酸化珪素、窒化珪素、酸化チタン、五酸化タンタル、ク
ロム酸化物及びこれらの混合膜で作製する。これによ
り、従来ギャップ膜を作製した技術を継承することが可
能になり、製造コストを下げることが可能になる。
【0015】また、ギャップ膜に隣接する膜は下部シー
ルド膜、磁気抵抗効果膜、上部シールド膜、上部磁性膜
と全て磁性膜である。この磁性膜は近角聡信著「強磁性
体の物理(下)」1987年版に記載のように、膜に印
加される応力によって磁気特性が変化する。この特性を
利用し大きな内部応力があるダイヤモンドライクカーボ
ン膜を磁性膜に隣接させることにより、磁気特性を制御
することが可能になる。
【0016】また、本発明の磁気記憶装置は、磁気記録
媒体と、これを記録方向に駆動する駆動部と、記録部と
再生部からなる磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを該磁気記
録媒体に対して相対運動させる手段と、該磁気ヘッドへ
の記録信号入力と、該磁気ヘッドからの再生信号出力を
得るための記録再生信号処理手段を有する磁気記憶装置
に於いて、磁気ヘッドが、再生ヘッド用ギャップ膜と記
録ヘッド用ギャップ膜とを有する薄膜磁気ヘッドにおい
て、少なくとも一方のギャップ膜は、ダイヤモンドライ
クカーボン膜と誘電体膜の積層体である薄膜磁気ヘッ
ド、又はギャップ膜の磁性体膜と隣接する方をダイヤモ
ンドライクカーボン膜で構成した薄膜磁気ヘッド等の内
の特徴を少なくとも一つ以上備えている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例を図面を用いて具体
的に説明する。
【0018】本発明の一実施例を説明するために、ま
ず、薄膜磁気ヘッドの概略を図2により説明する。セラ
ミックス基板上に3〜10μmの厚さのアルミナ等の絶
縁膜1を形成し、その上に再生ヘッド用の厚さ1〜4μ
mの下部シールド膜2(磁性膜)を形成する。さらに、
その上に本発明のギャップ膜材料を厚さ0.02〜0.
15μmで下部再生ヘッド用ギャップ膜3を形成する。
その上に厚さ0.01〜0.06μmの磁気抵抗効果膜
4を形成する。さらに、その上に本発明のギャップ膜材
料を厚さ0.02〜0.15μmで上部再生ヘッド用ギ
ャップ膜5を形成する。その上に再生ヘッドの上部シー
ルド兼記録ヘッドの下部磁性膜である厚さ1〜4μmの
上部シールド膜6(磁性膜)を形成する。またその上に
本発明のギャップ膜材料を厚さ0.02〜0.15μm
で記録ヘッド用ギャップ膜7を形成する。その上にコイ
ル8、層間絶縁膜9、上部磁性膜10及び保護アルミナ
11を形成して終了する。
【0019】次に前記本発明の一実施例のギャップ膜構
成を図1を用いて説明する。本発明のギャップ膜はまず
アルミナ(101)0.009〜0.07μm製膜しそ
の上にダイヤモンドライクカーボン膜(102)を0.
002〜0.01μm程度製膜する。その後またアルミ
ナ(103)を0.009〜0.07μm製膜する。こ
のことにより、電気絶縁性能、耐薬品性能及び高熱伝導
性能がアルミナ単層及び多層膜の場合より増してより良
いギャップ膜材料となる。
【0020】また、本発明の別の一実施例のギャップ膜
構成を図4を用いて説明する。図1に用いた膜構成でア
ルミナをダイヤモンドライクカーボン膜とほぼ同じ膜厚
0.002〜0.01μmにして繰り返し積層し、多層
膜の構成とする。各膜の膜厚は均等分割し、全体の膜厚
を1層の場合と同じにする。このことにより、全体の膜
厚に対するダイヤモンドライクカーボン膜の割合が増え
て、図1に示す膜構成よりもさらに電気絶縁性能、耐薬
品性能及び高熱伝導性能が増して、より良いギャップ膜
材料となる。
【0021】また、前記本発明の別の一実施例の記録ヘ
ッド用ギャップ膜構成を図5を用いて説明する。本発明
のギャップ膜はまず上部シールド膜6上にダイヤモンド
ライクカーボン膜(102)を0.002〜0.01μ
m程度製膜し、その上にアルミナ(101)0.009
〜0.07μm製膜し、さらにその上にダイヤモンドラ
イクカーボン膜(104)を0.002〜0.01μm
程度製膜する。さらに、上部磁性体膜10を積層する。
このことにより、ダイヤモンドライクカーボン膜に生じ
る内部応力で隣接する磁性膜に応力が印加され、自由に
磁性膜の磁気特性を制御することが可能になる。この他
にも、再生ヘッドの下部シールド膜の下及び上、磁気抵
抗効果膜の下及び上、上部シールド膜の下に本発明の上
記ギャップ膜を積層することにより、上、下部シールド
膜及び磁気抵抗効果膜の磁気特性も制御できる。通常用
いられているギャップ膜材料であるアルミナ単層及び多
層膜はダイヤモンドライクカーボン膜の場合より応力が
小さいので、磁性膜の磁気特性を制御するまでには至ら
ない。また、ダイヤモンドライクカーボン膜と磁性膜の
間に誘電体膜が介在する構造としても、磁気特性を制御
可能である。
【0022】次に、本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッド
を作製するための記録ヘッドの工程を、図3を用いて説
明する。図3−(a)のように再生ヘッド部分30の上
にNiFe等の磁性膜からなる上部シールド膜6を形成
し、本発明の3層構造からなる記録ヘッド用ギャップ膜
7を形成し(図3−(b))、上部磁性膜の下地膜20
を蒸着する(図3−(c))。次にメッキのフレームに
なるレジスト21を形成し(図3−(d))、NiFe
等の上部磁性膜10をメッキする(図3−(e))。次
に前記パターン(上部磁性膜10)を形成するためカバ
ー用レジスト22を所望のパターン上に形成し(図3−
(f))、カバーレジスト22で覆われている部分以外
をPH3程度の酸性の薬品により除去し(図3−
(g))、最後にカバーレジスト22を剥離する。この
ようにすると、記録ヘッド用ギャップ膜7が製造工程中
の酸性の薬品から上部シールド膜6及び再生ヘッド部分
30を保護する。
【0023】以上のような構造の薄膜磁気ヘッドを作製
すると、電気絶縁性能、耐薬品性能、高熱伝導性能を兼
ね備えたギャップ膜が有効に働き高密度記録に好適な薄
膜磁気ヘッドを提供することが可能になる。また、磁性
膜の磁気特性を制御した高密度記録に好適な薄膜磁気ヘ
ッドを提供することが可能になる。
【0024】尚、実施例に示した本発明の薄膜磁気ヘッ
ドの特性確認及び装置として特性確認等は、図6に示す
ような、媒体ノイズの少ないかつ高保磁力の電磁変換特
性に優れて極めて高い面記録密度が記録可能な薄膜磁気
記録媒体203と、これを記録方向に駆動する駆動部で
あるスピンドルモータ202と、記録部と再生部からな
る本発明による薄膜磁気ヘッド204と、該薄膜磁気ヘ
ッド204を該磁気記録媒体203に対して相対運動を
させる手段であるガイドアーム205と、該薄膜磁気ヘ
ッド204への信号入力と該薄膜磁気ヘッド204から
の出力信号再生を行う為の記録再生信号処理回路201
を有する構成の磁気記憶装置を作製し確認した。ここ
で、本発明による磁気記憶装置は、複数の磁気記録媒体
203を有し、該相対運動をさせる手段205が複数の
本発明による該薄膜磁気ヘッド204を有した構成でも
良いことは言うまでもない。また本発明による磁気記憶
装置を構成する該薄膜磁気ヘッド204は、異方性磁気
抵抗効果(AMR)を用いたMRヘッドだけでなく、巨
大磁気抵抗効果(GMR)を利用したスピンバルブ型M
Rヘッドにも適用できるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明を用いることにより、電気絶縁
性、耐薬品性及び熱伝導性に優れた記録及び再生ヘッド
のギャップ膜を薄膜化することが可能になり、高密度記
録に好適な薄膜磁気ヘッドを提供することができる。ま
た、磁性膜の磁気特性を制御した高密度記録に好適な薄
膜磁気ヘッドを提供することが可能になる。
【0026】更にこれらの本発明により、薄膜磁気ヘッ
ドの狭ギャップ対応が可能となり、媒体ノイズの少ない
かつ高保磁力の電磁変換特性に優れた極めて高い面記録
密度が記録可能な薄膜磁気記録媒体と薄膜磁気ヘッドを
位置決めする技術等を組合わせることで、1平方インチ
当たり2ギガビット以上と極めて高い面記録密度を有す
る磁気記憶装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例を説明するための薄膜磁気ヘ
ッドの断面の概略図。
【図3】本発明の一実施例を示す記録ヘッドの製造工程
の概略図。
【図4】本発明の別の一実施例を示す断面図。
【図5】本発明の別の一実施例を示す断面図。
【図6】本発明による薄膜磁気ヘッドを用いた一実施例
の磁気記憶装置を示す斜視模式図。
【符号の説明】
1…ベースアルミナ、 2…下部シール
ド膜、3…下部再生ヘッド用ギャップ膜、 4…磁気
抵抗効果膜、5…上部再生ヘッド用ギャップ膜、 6
…上部シールド膜、7…記録ヘッド用ギャップ膜、
8…コイル、9…層間絶縁膜、
10…上部磁性膜、11…保護アルミナ、
20…メッキ膜用下地膜、21…フレームレジス
ト、 22…カバーレジスト、30…再生ヘ
ッド部分、 101、103、105、107…アル
ミナ膜、102、104、106…ダイヤモンドライク
カーボン膜、201…記録再生信号処理回路、 2
02…スピンドルモータ、203…磁気記録媒体、
204…薄膜磁気ヘッド、205…ガイドア
ーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 政幸 神奈川県小田原市国府津2880番地株式会社 日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生ヘッド用ギャップ膜と記録ヘッド用ギ
    ャップ膜とを有する薄膜磁気ヘッドにおいて、少なくと
    も一方のギャップ膜は、ダイヤモンドライクカーボン膜
    と誘電体膜の積層体であることを特徴とする薄膜磁気ヘ
    ッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、
    ギャップ膜の磁性体膜と隣接する方をダイヤモンドライ
    クカーボン膜で構成したことを特徴とする薄膜磁気ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】磁気記録媒体と、これを記録方向に駆動す
    る駆動部と、記録部と再生部からなる磁気ヘッドと、該
    磁気ヘッドを該磁気記録媒体に対して相対運動させる手
    段と、該磁気ヘッドへの記録信号入力と、該磁気ヘッド
    からの再生信号出力を得るための記録再生信号処理手段
    を有する磁気記憶装置に於いて、磁気ヘッドが請求項1
    から請求項2に記載の薄膜磁気ヘッドの特徴を少なくと
    も一つ以上備えた磁気記憶装置。
JP1014098A 1998-01-22 1998-01-22 薄膜磁気ヘッド及び磁気記憶装置 Pending JPH11213335A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001029137A1 (en) * 1999-10-20 2001-04-26 Flex Products, Inc. Color shifting carbon-containing interference pigments

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