JPH11213279A - 集中監視システムにおけるデータ送受信方法及びその装置 - Google Patents

集中監視システムにおけるデータ送受信方法及びその装置

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JPH11213279A
JPH11213279A JP1749798A JP1749798A JPH11213279A JP H11213279 A JPH11213279 A JP H11213279A JP 1749798 A JP1749798 A JP 1749798A JP 1749798 A JP1749798 A JP 1749798A JP H11213279 A JPH11213279 A JP H11213279A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ端末装置の停止やメンテナンスによる
ログオフ時の場合でも端末装置からの通報データに対し
て迅速に対処することができる集中監視システムにおけ
るデータ送受信方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 簡易マスタファイル18は、顧客毎に設
けられ且つ各顧客マスタファイル8毎に顧客マスタファ
イルに格納された複数の顧客情報の中から一部の顧客情
報を抽出し一部の顧客情報及びユーザIDを格納し、C
PU16は、データ端末装置3が停止した場合または通
信路2を介してデータ端末装置との通信が不可能となっ
た場合に通信異常と判定し、通信異常と判定され、且つ
端末装置から電文を受信した場合に、受信した電文中の
ユーザIDに対応する簡易マスタファイルを検索し、L
CD21は、検索された簡易マスタファイルに格納され
たユーザID及び一部の顧客情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動検針等を行う
集中監視センタに設けられ、各検針用メータに設けられ
た端末装置からの緊急情報を含む通報データを受信した
り、ホストコンピュータからのコマンドを端末装置に送
信する集中監視システムにおけるデータ送受信方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線を利用してガスや水道の自動検
針を行う集中監視システムにおいては、図9に示すよう
に、集中監視センタ100が、データ送受信装置10
1、このデータ送受信装置101にRS-232Cケーブル1
02を介して接続されるホストコンピュータ等のデータ
端末装置103を有する。この集中監視センタ100に
は、電話回線104a〜104n、公衆電話回線網10
5、電話回線106a〜106nを介してガスメータ等
の端末装置107a〜107nが接続されている。
【0003】集中監視センタ100は、センタ側設備と
称されガスセキュリティ会社等に設置され、端末装置に
対して自動検針、セキュリティ等の集中監視を行う。こ
のために、集中監視センタ100内のデータ送受信装置
101は、複数の端末装置のガス検針情報やガス漏れ検
出情報を受信したり、データ端末装置103からのコマ
ンドを端末装置に送信している。
【0004】次に、データ送受信装置101の動作を説
明すると、まず、各端末装置がガス漏れを検出すると、
各端末装置は、ガス漏れ検出情報等、ユーザIDを含む
通報データを所定の電文で電話回線、公衆電話回線網を
介して集中監視センタに送信する。
【0005】そして、集中監視センタ100内のデータ
送受信装置101は、端末装置からのガス漏れ検出情報
等の通報データを電文で受信し、受信した電文をRS-232
Cケーブル102を介してデータ端末装置103に転送
していた。
【0006】一方、データ端末装置103は、各端末装
置毎の顧客情報が書き込まれた顧客マスタファイル(図
示せず)を有しており、この顧客マスタファイルには、
ユーザID、氏名、緊急連絡先TEL番号NO.1、N
O.2、及び住所等の情報が書き込まれている。
【0007】データ端末装置103では、受信した電文
中のユーザIDを持つ顧客マスタファイルを検索し、検
索された顧客マスタファイルの顧客情報をモニタに表示
してその内容を確認し、緊急通報を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集中監視システムにあっては、例えば、データ端末装置
103が何らかの原因で停止した場合(システムダウ
ン)や、メンテナンスによるログオフ時の場合には、そ
の期間中に端末装置からの通報データを含む電文がデー
タ端末装置103に入力されてきても、顧客マスタファ
イルを開くことができなかった。
【0009】このため、顧客マスタファイルの顧客情報
を確認することができず、緊急通報の場合には、緊急通
報に対して対処が遅れてしまい、集中監視システムの信
頼性が悪化することになる。
【0010】本発明は、データ端末装置の停止やメンテ
ナンスによるログオフ時の場合でも端末装置からの通報
データに対して迅速に対処することができる集中監視シ
ステムにおけるデータ送受信方法及びその装置を提供す
ることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1の発明
は、複数の端末装置の各端末装置から受信した顧客識別
情報及び通報データを含む電文を、通信路を介して前記
顧客識別情報及び複数の顧客情報を格納し且つ顧客毎に
設けられた顧客情報部を備えたデータ端末装置に送信
し、データ端末装置に対して前記電文中の顧客識別情報
に対応する顧客情報部を検索させる集中監視システムに
おけるデータ送受信方法において、前記各顧客情報部毎
に顧客情報部に格納された前記複数の顧客情報の中から
一部の顧客情報を抽出し一部の顧客情報及び前記顧客識
別情報を顧客毎に設けられた簡易情報部に格納する格納
ステップと、前記データ端末装置が停止した場合または
前記通信路を介して前記データ端末装置との通信が不可
能となった場合に通信異常と判定する通信異常判定ステ
ップと、この通信異常判定ステップで通信異常と判定さ
れ、且つ前記端末装置から電文を受信した場合に、受信
した電文中の顧客識別情報に対応する前記簡易情報部を
検索する情報検索ステップと、この情報検索ステップで
検索された前記簡易情報部に格納された前記顧客識別情
報及び前記一部の顧客情報を表示する表示ステップとを
含むことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、各顧客情報部毎に顧客
情報部に格納された複数の顧客情報の中から一部の顧客
情報を抽出し一部の顧客情報及び顧客識別情報を顧客毎
に設けられた簡易情報部に格納し、データ端末装置が停
止した場合または通信路を介してデータ端末装置との通
信が不可能となった場合に通信異常と判定する。
【0013】そして、通信異常と判定され、且つ端末装
置から電文を受信した場合に、受信した電文中の顧客識
別情報に対応する簡易情報部を検索すると、検索された
簡易情報部に格納された顧客識別情報及び前記一部の顧
客情報を表示するので、顧客情報を集中監視センタ側の
担当者に知らせることができる。
【0014】従って、データ端末装置がシステムダウン
した場合等であっても、緊急通報に対して迅速に対処す
ることができ、集中監視システムの信頼性を大幅に向上
することができる。
【0015】請求項2の発明は、さらに、前記情報検索
ステップで検索された前記簡易情報部に格納された前記
顧客識別情報及び前記一部の顧客情報と受信した電文中
の通報データとを組み合わせた緊急通報電文を作成する
通報電文生成ステップを含むことを特徴とする。
【0016】この発明によれば、検索された簡易情報部
に格納された顧客識別情報及び一部の顧客情報と受信し
た電文中の通報データとを組み合わせた緊急通報電文を
作成するので、緊急通報電文により緊急通報を行うこと
ができる。
【0017】また、請求項3の発明は、複数の端末装置
の各端末装置から受信した顧客識別情報及び通報データ
を含む電文を、通信路を介して前記顧客識別情報及び複
数の顧客情報を有し且つ顧客毎に設けられた顧客情報部
を備えたデータ端末装置に送信し、データ端末装置に対
して前記電文中の顧客識別情報に対応する顧客情報部を
検索させる集中監視システムにおけるデータ送受信装置
において、前記顧客毎に設けられ且つ前記各顧客情報部
毎に顧客情報部に格納された前記複数の顧客情報の中か
ら一部の顧客情報を抽出し一部の顧客情報及び前記顧客
識別情報を格納する簡易情報部と、前記データ端末装置
が停止した場合または前記通信路を介して前記データ端
末装置との通信が不可能となった場合に通信異常と判定
する通信異常判定部と、この通信異常判定部により通信
異常と判定され、且つ前記端末装置から電文を受信した
場合に、受信した電文中の顧客識別情報に対応する前記
簡易情報部を検索する情報検索部と、この情報検索部に
より検索された前記簡易情報部に格納された前記顧客識
別情報及び前記一部の顧客情報を表示する表示部とを備
えることを特徴とする。
【0018】また、請求項4の発明は、さらに、前記情
報検索部により検索された前記簡易情報部に格納された
前記顧客識別情報及び前記一部の顧客情報と受信した電
文中の通報データとを組み合わせた緊急通報電文を作成
する通報電文生成部を備えることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の集中監視システム
におけるデータ送受信方法及びその装置の実施の形態を
図面を参照して説明する。図1に実施の形態の集中監視
システムにおけるデータ送受信装置の構成ブロック図を
示す。
【0020】集中監視システムは、例えば、ガスの自動
検針を行うガス集中監視システムであり、集中監視セン
タは、データ送受信装置1、このデータ送受信装置1に
RS-232Cケーブル2を介して接続されるデータ端末装置
3を有する。
【0021】なお、図1に示す集中監視システムでは、
集中監視センタのみを示したが、集中監視センタ以外の
例えば、端末装置、電話回線等の構成は、図9に示す構
成と同一構成である。
【0022】データ送受信装置1は、自動ダイヤル発信
を行い、電話回線104a〜104n、公衆電話回線網
105、電話回線106a〜106nを介して端末装置
107a〜107nに接続し、端末装置107a〜10
7nに対してガス検針情報等の要求を行ったり、端末装
置107a〜107nからの電話回線104a〜104
nによる複数の着信を制御し、端末装置107a〜10
7nからの通報データを受信する。
【0023】端末装置107a〜107nは、ガスメー
タであり、端末発信によりガス検針値情報、ガス漏れ検
出情報等の異常情報の通報データを電話回線106a〜
106n、公電話回線網105、電話回線104a〜1
04nを介してデータ送受信装置1に送信する。
【0024】データ送受信装置1には、図1に示すよう
に、シリアル通信路としてのRS-232Cケーブル2を介し
てホストコンピュータ等のデータ端末装置(FEP)3
が接続されている。
【0025】このデータ端末装置3は、図示しないメモ
リに、複数の端末装置107a〜107nに対応して設
けられた顧客情報部としての第1乃至第nの顧客マスタ
ファイル8(8a〜8n)を有する。
【0026】図2に各顧客マスタファイルの顧客情報を
示す。顧客マスタファイルの顧客情報は、図2に示すよ
うに、(1)ユーザを識別するためのユーザID、
(2)ユーザの氏名、(3)電話番号を示す緊急連絡先
TEL−No.1、(4)緊急連絡先TEL−No.
2、住所等の情報である。
【0027】データ送受信装置1は、データ端末装置3
との間で通報データ等のデータの送受信を行う。データ
送受信装置1は、複数の端末装置107a〜107nに
対応して設けられたモデムボード11a〜11n、これ
らのモデムボード11a〜11nにバス14を介して接
続されるメインボート15を有する。
【0028】モデムボード11aには局線(L1,L
2)が接続され、モデムボード11aは、データの変調
及び復調を行う。モデムボード11b〜11nも、モデ
ムボード11aの構成と同一に構成されている。
【0029】メインボート15は、中央処理装置(CP
U)16、受信したデータを記憶するメモリ17、表示
部としての液晶表示素子(LCD)21との入出力を司
るLCDインターフェイス(LCD I/F)19、プ
リンタ22との入出力を司るプリンタインターフェイス
(プリンタ I/F)20、SIO23、CPU16と
データ端末装置3との間の入出力を司るRS-232Cドライ
ブ24、DーSUBコネクタ等からなる9ピンコネクタ
25を有する。
【0030】メモリ17は、複数の端末装置107a〜
107nに対応して設けられた簡易情報部としての第1
乃至第nの簡易マスタファイル18(18a〜18n)
を有する。各簡易マスタファイル18a〜18nは、デ
ータ端末装置3に有する各顧客マスタファイル8a〜8
nに基づき作成される。ここでは、各簡易マスタファイ
ル18a〜18nは、対応する顧客マスタファイルの顧
客情報の中から抽出された緊急時に必要な情報からな
る。
【0031】図3に各簡易マスタファイルの情報を示
す。簡易マスタファイルの情報は、図3に示すように、
(1)ユーザを識別するための顧客識別情報としてのユ
ーザID、(2)ユーザの氏名、(3)電話番号を示す
緊急連絡先TEL−No.1であり、これらの情報は緊
急時に必要な情報である。図4に各簡易マスタファイル
のデータフォーマットを示す。
【0032】図5に端末装置からデータ送受信装置に送
られる通報データを含む電文を示す。この電文は、ユー
ザを識別するためのユーザID、ガス検針情報やガス漏
れ検出情報等の通報データからなる通報内容から構成さ
れる。
【0033】CPU16は、端末装置107a〜107
nから受信したデータをデータ端末装置3に転送した
り、データ端末装置3からのデータを端末装置107a
〜107nに転送したり、データ端末装置3からの要求
によりメモリ17に記憶されたデータをデータ端末装置
3に転送する送受信制御部(図示せず)を有する。
【0034】CPU16は、データ端末装置3からシリ
アル通信路としてのRS-232Cケーブル2を介して送られ
てくるデータ端末装置3が正常動作していることを示す
正常動作信号の有無を検出し、正常動作信号が検出され
ない場合に通信異常と判定する通信異常判定部(図示せ
ず)を有する。
【0035】データ端末装置3が停止(システムダウ
ン)した場合や、メンテナンスによるログオフ時の場合
(ハードディスクへのデータのバックアップ等のメンテ
ナンスのために、データ送受信装置1とデータ端末装置
3との通信が不可能となった状態)には、正常動作信号
は検出されない。
【0036】CPU16は、データ端末装置3がシステ
ムダウンした場合や、メンテナンスによるログオフのた
めに、通信異常と判定された場合であって、且つ端末装
置から通報データを含む電文を受信した場合に、受信し
た電文中のユーザIDが簡易マスタファイルのユーザI
Dに一致するかどうかを判定し、受信した電文中のユー
ザIDが簡易マスタファイルのユーザIDに一致した場
合に、そのユーザIDを持つ簡易マスタファイルを検索
する情報検索部(図示せず)を有する。
【0037】CPU16は、情報検索部で検索された簡
易マスタファイルの情報と、受信した電文と、を組み合
わせた緊急通報電文を作成する通報電文生成部(図示せ
ず)を有する。
【0038】図6にデータ送受信装置内の通報電文生成
部で生成された通報電文を示す。図6に示すように、緊
急通報電文は、ユーザID、氏名、電話番号、通報内容
から構成される。LCD21は、通報電文生成部で生成
された通報電文を画面に表示することにより緊急通報を
行う。
【0039】さらに、CPU16は、端末装置107a
〜107nから受信したデータが緊急通報データかどう
かを判定する緊急通報判定部(図示せず)を有する。緊
急通報データとしては、例えば、ガス漏れ検出異常デー
タ、ガス低圧異常データ、メータ緊急遮断データ、バッ
テリ異常データ等である。
【0040】プリンタ22は、CPU16内の緊急通報
判定部が受信したデータを緊急通報データと判定した場
合に、端末装置107a〜107nから受信した緊急通
報データをプリントアウトする。
【0041】さらに、データ送受信装置1は、入出力イ
ンターフェイス(I/Oインターフェイス)26、FE
P通信LED27、警報LED28、7セグメントLE
D29、ボリューム30、警報リセットSW31、外部
入出力部32、及び電源部33を有している。
【0042】FEP通信LED27は、緑発光ダイオー
ドと橙発光ダイオードとからなり、データ端末装置3に
データを送信する時には、緑発光ダイオードが発光し、
データ端末装置3からデータを受信する時には、橙発光
ダイオードが発光する。
【0043】警報LED28は、赤発光ダイオードから
なり、何らかの異常があった場合に、その異常を警報す
べく発光する。7セグメントLED29は、警報LED
28が発光したとき、その異常内容を表示コードでもっ
て表示する。
【0044】図7に7セグメントLEDの表示内容を示
す。図7からもわかるように、7セグメントLED29
に表示コードが例えば、“00”と表示されれば、表示
内容として、通常動作とわかる。
【0045】また、7セグメントLED29に表示コー
ドが例えば、“91”と表示されれば、表示内容とし
て、モデムボード11aが搭載されていないか故障して
いるとわかる。
【0046】警報リセットSW31は、警報LED28
による警報をリセットするためのスイッチである。外部
入出力部32は、データ送受信装置1内のデータを外部
に出力する。電源部33は、交流電源100Vを入力
し、±12V電源、+5V電源を生成して、各部を動作
させるために各部にその電源を供給する。
【0047】次に、このように構成された実施の形態の
データ送受信装置の動作を図8に示すフローチャートを
参照して説明する。まず、図2に示すような第1の顧客
マスタファイル8a乃至第nの顧客マスタファイル8n
を参照して、予め図3に示すような第1の簡易マスタフ
ァイル18a乃至第nの簡易マスタファイル18nを作
成しておく。
【0048】次に、端末装置107aが例えば、ガス漏
れを検出すると、その端末装置107aは、ユーザI
D、ガス漏れ検出情報を含む通報データ(通報内容)を
図5に示す電文で電話回線を介してデータ送受信装置1
に送信する。
【0049】すると、データ送受信装置1では、端末装
置107aからの通報データを含む電文をモデムボード
11aにより受信し(ステップS11)、その電文はC
PU16に送られる。
【0050】一方、CPU16の通信異常判定部は、デ
ータ端末装置3からRS-232Cケーブル2を介して送られ
てくる正常動作信号の有無を検出し、正常動作信号の有
無によってデータ端末装置3とのデータ通信が正常か異
常かを判定する(ステップS13)。
【0051】ここで、正常動作信号が検出されて通信が
正常であると判定された場合には、受信した電文を9ピ
ンコネクタ25、RS-232Cケーブル2等を介してデータ
端末装置3に転送する。データ端末装置3では、受信し
た電文中のユーザIDに対応する顧客マスタファイルを
検索し(ステップS15)、検索された顧客マスタファ
イルの顧客情報を図示しない表示部に表示することで緊
急通報を行う(ステップS17)。
【0052】一方、ステップS13において、CPU1
6内の通信異常判定部が通信異常と判定した場合、つま
り、データ端末装置3がシステムダウンした場合や、ま
たはメンテナンスによるログオフ時の場合に、CPU1
6の通報電文生成部は、端末装置7aから受信した通報
データを含む電文中のユーザIDが簡易マスタファイル
のユーザIDに一致するかどうかを判定する(ステップ
S19)。
【0053】さらに、通報電文生成部は、受信した電文
中のユーザIDが簡易マスタファイルのユーザIDに一
致した場合に、受信した電文と、受信した電文中のユー
ザIDを有する簡易マスタファイルの情報と、を組み合
わせた緊急通報電文を作成する(ステップS21)。
【0054】次に、CPU16内の緊急通報判定部は、
端末装置107aから受信したデータが緊急通報データ
かどうかを判定する(ステップS23)。受信したデー
タが緊急通報データでなければ、LCD21の液晶画面
に通報電文生成部で生成された通報電文を表示する(ス
テップS25)。
【0055】すなわち、LCD21は、データ端末装置
3がシステムダウンした場合や、メンテナンスによるロ
グオフ時の場合に、液晶画面に、ユーザID、氏名、電
話番号、通報内容を表示する。
【0056】一方、ステップS23において、受信した
データが緊急通報データである場合には、プリンタ22
は、端末装置107aから受信した緊急通報データをプ
リントアウトする(ステップS27)。
【0057】このように、実施の形態のデータ送受信装
置によれば、データ端末装置3が何らかの原因でシステ
ムダウンした場合や、メンテナンスによるログオフ時の
場合には、受信した電文中のユーザIDに対応する簡易
マスタファイルの情報及び電文の情報を組み合わせた通
報電文をLCD21の液晶画面に表示させるので、必要
情報の確認を行うことができ、緊急情報を集中監視セン
タ側の担当者に知らせることができる。
【0058】従って、データ端末装置3がシステムダウ
ンした場合等であっても、緊急通報に対して迅速に対処
することができ、集中監視システムの信頼性を大幅に向
上することができる。
【0059】また、データ送受信装置1に設けられた簡
易マスタファイル18は、データ端末装置3に設けられ
た顧客マスタファイル8の顧客情報の一部の情報である
ため、簡易マスタファイル18に要するメモリ容量は、
顧客マスタファイル8に要するメモリ容量よりも少なく
て済む。
【0060】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではない。実施の形態では、例として、ガ
ス集中監視システムについて説明したが、これに限定さ
れることなく、例えば、本発明は、水道集中監視システ
ム等に適用するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、各顧客情報部毎に顧客
情報部に格納された複数の顧客情報の中から一部の顧客
情報を抽出し一部の顧客情報及び顧客識別情報を顧客毎
に設けられた簡易情報部に格納し、データ端末装置が停
止した場合または通信路を介してデータ端末装置との通
信が不可能となった場合に通信異常と判定する。
【0062】そして、通信異常と判定され、且つ端末装
置から電文を受信した場合に、受信した電文中の顧客識
別情報に対応する簡易情報部を検索すると、検索された
簡易情報部に格納された顧客識別情報及び前記一部の顧
客情報を表示するので、顧客情報を集中監視センタ側の
担当者に知らせることができる。
【0063】従って、データ端末装置がシステムダウン
した場合等であっても、緊急通報に対して迅速に対処す
ることができ、集中監視システムの信頼性を大幅に向上
することができる。
【0064】また、検索された簡易情報部に格納された
顧客識別情報及び一部の顧客情報と受信した電文中の通
報データとを組み合わせた緊急通報電文を作成するの
で、緊急通報電文により緊急通報を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集中監視システムにおけるデータ送受
信装置の実施の形態の構成ブロック図である。
【図2】各顧客マスタファイルの顧客情報を示す図であ
る。
【図3】各簡易マスタファイルの情報を示す図である。
【図4】各簡易マスタファイルのデータフォーマットを
示す図である。
【図5】端末装置からデータ送受信装置に送られる通報
データを含む電文を示す図である。
【図6】データ送受信装置で生成された通報電文を示す
図である。
【図7】7セグメントLEDの表示内容を示す図であ
る。
【図8】実施の形態のデータ送受信装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図9】従来の集中監視システムを示す構成ブロック図
である。
【符号の説明】
1 データ送受信装置 2 RS-232Cケーブル 3 データ端末装置 8a〜8n 第1乃至第nの顧客マスタファイル 11a〜11n モデムボード 14 バス 15 メインボード 16 CPU 17 メモリ 18a〜18n 第1乃至第nの簡易マスタファイル 19 LCD I/F 20 プリンタ I/F 21 LCD 22 プリンタ 23 SIO 24 RS−232Cドライブ 25 9ピンコネクタ 26 I/Oインターフェイス 27 FEP通信LED 28 警報LED 29 7セグメントLED 30 ボリューム 31 警報リセットSW 32 外部入出力部 33 電源部 105 公衆電話回線網 104a〜104n、106a〜106n 電話回線 107a〜107n 端末装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置の各端末装置から受信し
    た顧客識別情報及び通報データを含む電文を、通信路を
    介して前記顧客識別情報及び複数の顧客情報を格納し且
    つ顧客毎に設けられた顧客情報部を備えたデータ端末装
    置に送信し、データ端末装置に対して前記電文中の顧客
    識別情報に対応する顧客情報部を検索させる集中監視シ
    ステムにおけるデータ送受信方法において、 前記各顧客情報部毎に顧客情報部に格納された前記複数
    の顧客情報の中から一部の顧客情報を抽出し一部の顧客
    情報及び前記顧客識別情報を顧客毎に設けられた簡易情
    報部に格納する格納ステップと、 前記データ端末装置が停止した場合または前記通信路を
    介して前記データ端末装置との通信が不可能となった場
    合に通信異常と判定する通信異常判定ステップと、 この通信異常判定ステップで通信異常と判定され、且つ
    前記端末装置から電文を受信した場合に、受信した電文
    中の顧客識別情報に対応する前記簡易情報部を検索する
    情報検索ステップと、 この情報検索ステップで検索された前記簡易情報部に格
    納された前記顧客識別情報及び前記一部の顧客情報を表
    示する表示ステップと、を含むことを特徴とする集中監
    視システムにおけるデータ送受信方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記情報検索ステップで検索さ
    れた前記簡易情報部に格納された前記顧客識別情報及び
    前記一部の顧客情報と受信した電文中の通報データとを
    組み合わせた緊急通報電文を作成する通報電文生成ステ
    ップを含むことを特徴とする請求項1記載の集中監視シ
    ステムにおけるデータ送受信方法。
  3. 【請求項3】 複数の端末装置の各端末装置から受信し
    た顧客識別情報及び通報データを含む電文を、通信路を
    介して前記顧客識別情報及び複数の顧客情報を有し且つ
    顧客毎に設けられた顧客情報部を備えたデータ端末装置
    に送信し、データ端末装置に対して前記電文中の顧客識
    別情報に対応する顧客情報部を検索させる集中監視シス
    テムにおけるデータ送受信装置において、 前記顧客毎に設けられ且つ前記各顧客情報部毎に顧客情
    報部に格納された前記複数の顧客情報の中から一部の顧
    客情報を抽出し一部の顧客情報及び前記顧客識別情報を
    格納する簡易情報部と、 前記データ端末装置が停止した場合または前記通信路を
    介して前記データ端末装置との通信が不可能となった場
    合に通信異常と判定する通信異常判定部と、 この通信異常判定部により通信異常と判定され、且つ前
    記端末装置から電文を受信した場合に、受信した電文中
    の顧客識別情報に対応する前記簡易情報部を検索する情
    報検索部と、 この情報検索部により検索された前記簡易情報部に格納
    された前記顧客識別情報及び前記一部の顧客情報を表示
    する表示部と、 を備えることを特徴とする集中監視システムにおけるデ
    ータ送受信装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記情報検索部により検索され
    た前記簡易情報部に格納された前記顧客識別情報及び前
    記一部の顧客情報と受信した電文中の通報データとを組
    み合わせた緊急通報電文を作成する通報電文生成部を備
    えることを特徴とする請求項3記載の集中監視システム
    におけるデータ送受信装置。
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