JPH11212853A - コンピュータシステムおよび処理要求制御方法 - Google Patents

コンピュータシステムおよび処理要求制御方法

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JPH11212853A
JPH11212853A JP10018871A JP1887198A JPH11212853A JP H11212853 A JPH11212853 A JP H11212853A JP 10018871 A JP10018871 A JP 10018871A JP 1887198 A JP1887198 A JP 1887198A JP H11212853 A JPH11212853 A JP H11212853A
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JP10018871A
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English (en)
Inventor
Yukako Hoshika
由佳子 星加
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他のコンピュータからの処理要求を効率的に制
御するとともに、他のコンピュータでの操作性をも向上
させることのできるコンピュータシステム。 【解決手段】クライアントコンピュータ10のブラウザ
11からの要求に応答してサーバコンピュータ20の処
理実行部23が返送用のページデータを作成したとき
に、画面制御部22は、このブラウザ11の要求履歴を
示す履歴情報を編集するとともに、この編集した履歴情
報を(返送されたページデータ上で次の要求が行なわれ
た際にその要求とともに転送されてくるように)返送用
のページデータ内部に埋め込む。そして、次にブラウザ
11から要求か来たときに、処理実行部23は、その要
求に対応する処理内容を埋め込んでおいた履歴情報に基
づいて決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばインタ
ーネット上でWebページを公開するWWWサーバコン
ピュータなどに適用して好適なコンピュータシステムお
よび同システムの要求処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術とネットワーク
技術の向上は目覚しく、これらの技術向上に伴ない、コ
ンピュータの様々な利用形態が生み出されてきた。そし
て、その中の一つにインターネットが存在する。
【0003】WWW(World Wide Web)
では、HTTP(HyperText Transfe
r Protocol)を用いることにより、利用者
が、簡単にインターネット情報にアクセスできる環境を
提供しており、多くの企業や個人が、その広告などのた
めに、Webページと呼ばれるハイパーテキスト構造の
ファイルを公開するようになってきている。
【0004】このWWWでは、Webページを公開する
側のサーバコンピュータ上でhttpデーモンと呼ばれ
るプログラムが動作し、そのサーバコンピュータが保有
するHTML(HyperText Markup L
anguage)で記述されたWebページを、クライ
アントコンピュータからの要求に応じて転送する。一
方、クライアントコンピュータ上では、ブラウザと呼ば
れるプログラムが動作し、サーバコンピュータのhtt
pデーモンに対してWebページのアドレスを転送する
ことによって、所望のWebページの返送を受け取る。
【0005】ところで、このWebページを公開する側
のサーバコンピュータとWebページを参照する側のク
ライアントコンピュータとはセッションレスであるた
め、その状態を保持しておくことはできない。このた
め、従来はクライアントコンピュータ側のユーザがブラ
ウザから何らかの要求を送る場合、以前どのような要求
を行なったかを記憶しておくことができず、同じような
要求を行なう場合や前に行なった操作と関連する操作を
続けて行なう場合であっても、再度ユーザにやり直して
もらう必要があった。
【0006】たとえば、図15に示すように、まず、画
面(1)でAを選択し、画面(2)で2を選択し、さら
に画面(3)でaを選択することにより、画面(4)の
表示を得たとする(この処理をA−2−aとする)。
【0007】その後、続いてA−2−bを実行したい場
合、直ちに画面(2)に移行したいが、画面(1)でA
を選択したことはわからなくなっているため、画面
(1)まで戻って、画面(1)でAを選択し、画面
(2)で1を選択し、さらに画面(3)でbを選択する
ことにより、画面(4)でA−2−bの結果の表示を得
ることになる。
【0008】同様に、さらに続いてA−1−aを実行し
たい場合にも、直ちに画面(2)に移行したいが、画面
(1)でAを選択したことはわからなくなっているた
め、画面(1)まで戻って、画面(1)でAを選択し、
画面(2)で1を選択し、さらに画面(3)でaを選択
することにより、画面(4)でA−1−bの結果の表示
を得ることになる。
【0009】このように、サーバコンピュータとクライ
アントコンピュータとがセッションレスであるために画
面間の前後関係をもたず、通常は過去に選択したものな
どを記憶していないため、必ず画面(1)に戻らなけれ
ば処理が実行できない。したがって、過去に行なった操
作に関連する操作を続けて行なう場合には、ユーザに無
駄な作業を強いることになり、使い勝手の悪さを感じさ
せることになる。
【0010】このようなことから、たとえば図16に示
すように、選択の組み合わせのすべてを一画面に提示す
るといったことも考えられる。この場合、たとえばA−
2−aの処理の後、即座にA−1−bを選択できるが、
組み合わせが多くなる場合には、見にくくなる、操作性
が悪くなるなどといった問題が生じてくる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、Webペ
ージを公開する側のサーバコンピュータとWebページ
を参照する側のクライアントコンピュータとはセッショ
ンレスであるため、その状態を保持しておくことはでき
ないことから、ブラウザを利用するユーザに同じような
操作を繰り返し強いたり、ブラウザ上の表示を複雑化さ
せてしまうといった問題があった。
【0012】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たものであり、他のコンピュータからの処理要求を効率
的に制御するとともに、他のコンピュータでの操作性を
も向上させることのできるコンピュータシステムおよび
処理要求制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述した目
的を達成するために、他のコンピュータからの要求に応
じてページデータを返送するときに、この他のコンピュ
ータの要求履歴を示す履歴情報を編集し、その編集した
履歴情報を、たとえば返送用のページデータ内部に埋め
込むことにより、その返送用のページデータに付属させ
るようにしたものである。この履歴情報は、返送された
ページデータ上で次の要求が行なわれたときに、その要
求とともに転送されてくるように、たとえばページデー
タ内部に埋め込まれる。
【0014】したがって、たとえば前述の図15で示し
た画面(1)でAが選択されたとすると、返送する画面
(2)内部に履歴情報(A)が埋め込まれ、この画面
(2)で2が選択されたときには、選択肢2に対する要
求とともに履歴情報(A)が転送されてくることにな
る。そして、この要求に対して画面(3)を返送する場
合には、履歴情報(A−2)を編集してその画面内部に
埋め込む。
【0015】このように、他のコンピュータとの間で送
受信されるページデータ内に履歴情報を埋め込むことに
より、他のコンピュータの操作経緯を考慮した処理内容
を適切に決定することが可能となり、他のコンピュータ
からの処理要求を効率的に制御できるとともに、他のコ
ンピュータでの操作性をも向上させることができること
になる。
【0016】また、この発明は、前述した目的を達成す
るために、他のコンピュータからの要求に応じてページ
データを返送するときに、この他のコンピュータを一意
に識別するための識別情報を編集し、その編集した識別
情報を、たとえば返送用のページデータ内部に埋め込む
ことにより、その返送用のページデータに付属させるよ
うにしたものである。この識別情報は、返送されたペー
ジデータ上で次の要求が行なわれたときに、その要求と
ともに転送されるように、たとえばページデータ内部に
埋め込まれる。一方で、この識別情報で認識される他の
コンピュータから要求が送信される度に、それらの要求
履歴を管理していく。すなわち、この転送されてくる識
別情報と管理している要求履歴とを用いることにより、
前述と同様、他のコンピュータの操作経緯を考慮した処
理内容を適切に決定することが可能となり、他のコンピ
ュータからの処理要求を効率的に制御できるとともに、
他のコンピュータでの操作性をも向上させることができ
ることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。 (第1実施形態)まず、この発明の第1実施形態を説明
する。
【0018】図1は、この第1実施形態に係るクライア
ント/サーバシステムの概略構成を示す図である。図1
に示すように、この実施形態のクライアント/サーバシ
ステムでは、クライアントコンピュータ10上でブラウ
ザ11が動作し、一方、サーバコンピュータ20上では
HTTPデーモン21、画面制御部22および処理実行
部23が動作する。ブラウザ11は、サーバコンピュー
タ20が公開するページデータを取り込んで表示するも
のである。HTTPデーモン21は、このブラウザ11
の要求を受け取るとともに、その要求に対応するページ
データ(画面制御部22や処理実行部23などの処理結
果)をブラウザ11に返送するものである。画面制御部
22は、ブラウザ11の要求履歴を確保するための情報
(履歴情報)を、返送するページデータ内に埋め込むも
のである。そして、処理実行部23は、この履歴情報に
基づき、要求に対する処理内容を決定して実行するもの
である。なお、これらはすべてコンピュータが備えるメ
モリに格納されCPUによって実行制御されるソフトウ
ェアプログラムとして構成される。
【0019】以下、図2乃至図10を参照してこの第1
実施形態の動作原理を説明する。まず、クライアントコ
ンピュータ10側では、ブラウザ11によって、図2に
示す画面(1)が表示されていたとする。そして、この
画面(1)上の入力フィールドに文字列が入力されると
ともに、Aが選択されたとする。このとき、ブラウザ1
1は、選択されたAと入力された文字列とをHTTPデ
ーモン21に送信する。
【0020】一方、これらをHTTPデーモン21が受
信すると、処理実行部23は、処理Aを実行して画面
(2)を返送する。そして、このとき、画面制御部22
は、ブラウザ11がAを選択したことや、入力フィール
ドに入力された文字列がわかるように、この画面(2)
を表現するHTML記述にAおよび文字列の埋め込みを
行なう。この埋め込みは、画面(2)上で何らかの要求
(いずれかの選択肢の選択)が行なわれたときに転送さ
れてくる形で行なわれる。
【0021】これにより、ブラウザ11は、画面(2)
を表示することになるが、今度はこの画面(2)で2が
選択されたとする。このとき、ブラウザ11は、選択さ
れた2とともに、前に選択したAおよび入力文字列をH
TTPデーモン21に送信する。なお、この送信は、画
面(2)を表現するHTML記述に基づいて行なわれる
ため、ブラウザ11側では、履歴情報を送らなければな
らないといった認識をもつ必要は一切ない。このこと
は、以降の画面についても同様である。
【0022】次に、これらをHTTPデーモン21が受
信すると、処理実行部23は、処理2を実行して画面
(3)を返送する。そして、このときも前述と同様に、
画面制御部22は、ブラウザ11がAと2とを選択した
ことや、入力フィールドに入力された文字列がわかるよ
うに、この画面(3)を表現するHTML記述にA、文
字列および2の埋め込みを行なう。
【0023】そして、さらに今度はこの画面(3)でa
が選択されたとする。このとき、ブラウザ11は、選択
されたaとともに、前に選択したAと2および入力文字
列をHTTPデーモン21に送信する。一方、これらを
HTTPデーモン21が受信すると、処理実行部23
は、処理aを実行してその結果を示すための画面(4)
を返送するが、このとき画面制御部22は、前にAと2
とが選択されていたことがわかるため、これらの履歴情
報を埋め込むとともに、たとえばこの画面(4)上に、
画面(1)〜画面(3)に即座に移行するための選択肢
を設定するなどということが可能となる。
【0024】ここで、画面(1)で入力した文字列およ
びAの選択を活かしつつ、引き続きA−1−bを実行す
る場合を考える。この場合、ブラウザ11が表示する画
面(4)上では、画面(2)へ移行するための選択肢が
選択されることになり、かつ、これにより表示された画
面(2)上では1が選択されることになるが、この選択
に応答して返送される画面を表現するHTML記述に
は、Aが選択された旨と入力文字列とが引き継がれて、
Aと1および入力文字列が埋め込まれるため、ユーザに
同様の作業を繰り返し強いることなく、以降の処理が継
続されることになる。
【0025】図3乃至図6には、ブラウザ11に対して
返送される画面(1)〜画面(4)を表現するHTML
記述の第1の例が示されている。この第1の例では、H
TML記述にFROM句が使用されている場合に、画面
制御部22がhiddenパラメータで履歴情報を埋め
込むことにより、ブラウザ11の履歴を確保している。
【0026】また、図7乃至図10には、ブラウザ11
に対して返送される画面(1)〜画面(4)を表現する
HTML記述の第2の例が示されている。この第2の例
では、入力フィールドがない場合に、画面制御部22が
リンク形式で履歴情報を埋め込むことにより、ブラウザ
11の履歴を確保している。
【0027】次に、図11を参照して、この第1実施形
態の動作手順を説明する。画面制御部22および処理実
行部23は、HTTPデーモン21からの呼び出しを常
時待機しており(ステップA1)、HTTPデーモン2
1から呼び出されると、まず、処理実行部23が、選択
されたパラメータに基づく処理を行ない(ステップA
2)、この処理結果を提示するための返送画面を表現す
るHTMLを生成する(ステップA3)。
【0028】そして、画面制御部22は、この処理実行
部23が生成したHTMLにブラウザ11の操作履歴を
確保するために必要な情報(履歴情報)を埋め込み(ス
テップA4)、HTTPデーモン21を経由してブラウ
ザ11に返送する(ステップA5)。
【0029】このように、この第1実施形態のクライア
ント/サーバシステムによれば、クライアント−サーバ
間でで送受信されるページデータ内に履歴情報を埋め込
むことにより、サーバコンピュータ側ではクライアント
コンピュータそれぞれの操作経緯を考慮した処理を実行
することが可能となるとともに、クライアントコンピュ
ータ側での操作性をも向上させることが可能となる。
【0030】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態を説明する。図12は、この第2実施形態に係る
クライアント/サーバシステムの概略構成を示す図であ
る。
【0031】前述の第1実施形態のクライアント/サー
バシステムとこの第2実施形態のクライアント/サーバ
システムとの違いは、サーバコンピュータ20上でID
生成部24および履歴管理部25がさらに動作する点に
ある。ID生成部24は、要求を送信してくるブラウザ
11を一意に識別するための識別情報(ID)を生成す
るものである。そして、履歴管理部25は、このIDで
特定されるブラウザ11それぞれの要求履歴を管理する
ものである。なお、これらもまたコンピュータが備える
メモリに格納されCPUによって実行制御されるソフト
ウェアプログラムとして構成される。
【0032】ここで、図13を参照してこの第2実施形
態の動作原理を説明する。まず、クライアントコンピュ
ータ10側では、ブラウザ11によって、図13に示す
画面(1)が表示されていたとする。そして、この画面
(1)上の入力フィールドに文字列が入力されるととも
に、Aが選択されたとする。このとき、ブラウザ11
は、選択されたAと入力された文字列とをHTTPデー
モン21に送信する。
【0033】一方、これらをHTTPデーモン21が受
信すると、まず、ID生成部24がこのブラウザ11を
一意に識別するためのIDを生成する。また、履歴管理
部25は、ブラウザ11がAを選択したことや、入力フ
ィールドに入力された文字列を履歴情報として管理す
る。処理実行部23は、処理Aを実行して画面(2)を
返送するが、このとき、画面制御部22は、この画面
(2)を表現するHTML記述にID生成部24が生成
したIDの埋め込みを行なう。この埋め込みは、画面
(2)上で何らかの要求(いずれかの選択肢の選択)が
行なわれたときに転送されてくる形で行なわれる。
【0034】これにより、ブラウザ11は、画面(2)
を表示することになるが、今度はこの画面(2)で2が
選択されたとする。このとき、ブラウザ11は、選択さ
れた2とともに、IDをHTTPデーモン21に送信す
る。
【0035】そして、これらをHTTPデーモン21が
受信すると、履歴管理部25は、すでに管理しているブ
ラウザ11がAを選択したことや、入力フィールドに入
力された文字列に加えて、今回の2を選択したことを履
歴情報として管理する。
【0036】このように、IDと履歴情報とを管理する
ことにより、たとえばA−2−aを実行した際に、第1
実施形態と同様、たとえばその結果を示すための画面
(4)上に、画面(1)〜画面(3)に即座に移行する
ための選択肢を設定するなどということが可能となる。
さらに、画面(1)で入力した文字列およびAの選択を
活かしつつ、引き続きA−1−bを実行する場合にも、
画面(1)からの同一作業の繰り返しをユーザに強いる
ことなく処理することが可能となる。
【0037】次に、図14を参照して、この第2実施形
態の動作手順を説明する。画面制御部22、処理実行部
23、ID生成部24および履歴管理部25は、HTT
Pデーモン21からの呼び出しを常時待機しており(ス
テップB1)、HTTPデーモン21から呼び出される
と、まず、ID生成部24が、未だIDの付与されてい
ないブラウザ11についてIDの生成を実行する(ステ
ップB2のN〜ステップB3)。また、処理実行部23
は、選択されたパラメータに基づく処理を実行し(ステ
ップB4)、履歴管理部25は、このブラウザ11から
の要求を履歴情報として管理する(ステップB5)。
【0038】そして、処理実行部23が処理結果を提示
するための返送画面を表現するHTMLを生成すると
(ステップB6)、画面制御部22は、そのHTMLに
ブラウザ11を一意に識別するためのIDを埋め込み
(ステップB6)、HTTPデーモン21を経由してブ
ラウザ11に返送する(ステップB7)。
【0039】このように、この第2実施形態のクライア
ント/サーバシステムによれば、クライアント−サーバ
間でで送受信されるページデータ内にクライアントコン
ピュータを一意に識別する識別情報を埋め込むととも
に、その識別情報で認識されるクライアントコンピュー
タごとに要求履歴を管理することにより、第1実施形態
のクライアント/サーバシステムと同様、サーバコンピ
ュータ側ではクライアントコンピュータそれぞれの操作
経緯を考慮した処理を実行することが可能となるととも
に、クライアントコンピュータ側での操作性をも向上さ
せることが可能となる。
【0040】なお、この発明の手法は、ソフトウェアと
して実現されるため、コンピュータによって実行させる
ことのできるプログラムとして、フロッピィディスク、
光ディスクおよび半導体メモリなどのコンピュータ読み
取り可能な記録媒体に格納して頒布することが可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、他のコンピュータとの間で送受信されるページデー
タ内に履歴情報を埋め込むことにより、他のコンピュー
タの操作経緯を考慮した処理内容を適切に決定すること
が可能となり、他のコンピュータからの要求処理を効率
的に制御できるとともに、他のコンピュータでの操作性
をも向上させることができることになる。
【0042】また、他のコンピュータとの間でで送受信
されるページデータ内に他のコンピュータを一意に識別
する識別情報を埋め込むとともに、その識別情報で認識
される他のコンピュータごとに要求履歴を管理すること
により、他のコンピュータの操作経緯を考慮した処理内
容を適切に決定することが可能となり、他のコンピュー
タからの要求処理を効率的に制御できるとともに、他の
コンピュータでの操作性をも向上させることができるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係るクライアント/
サーバシステムの概略構成を示す図。
【図2】同第1実施形態のブラウザが表示する画面上で
の操作手順を示す図。
【図3】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第1の例を示す図(画面
(1))。
【図4】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第1の例を示す図(画面
(2))。
【図5】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第1の例を示す図(画面
(3))。
【図6】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第1の例を示す図(画面
(4))。
【図7】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第2の例を示す図(画面
(1))。
【図8】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第2の例を示す図(画面
(2))。
【図9】同第1実施形態のブラウザに対して返送される
画面を表現するHTML記述の第2の例を示す図(画面
(3))。
【図10】同第1実施形態のブラウザに対して返送され
る画面を表現するHTML記述の第2の例を示す図(画
面(4))。
【図11】同第1実施形態の動作手順を示すフローチャ
ート。
【図12】この発明の第2実施形態に係るクライアント
/サーバシステムの概略構成を示す図。
【図13】同第2実施形態のブラウザが表示する画面上
での操作手順を示す図。
【図14】同第2実施形態の動作手順を示すフローチャ
ート。
【図15】従来のブラウザが表示する画面上での操作手
順を示す図。
【図16】従来の選択肢の組み合わせのすべてを一画面
に提示する例を示す図。
【符号の説明】
10…クライアントコンピュータ 11…ブラウザ 20…サーバコンピュータ 21…HTTPデーモン 22…画面制御部 23…処理実行部 24…ID生成部 25…履歴管理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーテキスト構造のページデータに
    よって処理を実施するコンピュータシステムにおいて、 他のコンピュータからの要求に応答してページデータを
    返送するときに、前記他のコンピュータの要求履歴を示
    す履歴情報を編集し、次回の要求受信時に入手可能なよ
    うに前記編集した履歴情報をそのページデータ内部に埋
    め込むページデータ更新手段と、 前記他のコンピュータからの要求を受信したときに、そ
    の要求に対応する処理内容を前記履歴情報に基づいて決
    定する処理実行手段とを具備することを特徴とするコン
    ピュータシステム。
  2. 【請求項2】 ハイパーテキスト構造のページデータに
    よって処理を実施するコンピュータシステムにおいて、 他のコンピュータからの要求に応答してページデータを
    返送するときに、前記他のコンピュータを一意に識別す
    るための識別情報を編集し、次回の要求受信時に入手可
    能なように前記編集した識別情報をそのページデータ内
    部に埋め込むページデータ更新手段と、 前記識別情報で識別される前記他のコンピュータそれぞ
    れの要求履歴を管理する履歴管理手段と、 前記他のコンピュータからの要求を受信したときに、前
    記識別情報から前記履歴管理手段に管理された前記他の
    コンピュータの要求履歴を取得し、この取得した要求履
    歴に基づいて前記要求に対応する処理内容を決定する処
    理実行手段とを具備することを特徴とするコンピュータ
    システム。
  3. 【請求項3】 ハイパーテキスト構造のページデータに
    よって処理を実施するコンピュータの処理要求制御方法
    であって、 他のコンピュータからの要求に応答してページデータを
    返送するときに、前記他のコンピュータの要求履歴を示
    す履歴情報を編集し、次回の要求受信時に入手可能なよ
    うに前記編集した履歴情報をそのページデータ内部に埋
    め込むステップと、 前記他のコンピュータからの要求を受信したときに、そ
    の要求に対応する処理内容を前記履歴情報に基づいて決
    定するステップとを具備することを特徴とする処理要求
    制御方法。
  4. 【請求項4】 ハイパーテキスト構造のページデータに
    よって処理を実施するコンピュータの処理要求制御方法
    であって、 他のコンピュータからの要求に応答してページデータを
    返送するときに、前記他のコンピュータを一意に識別す
    るための識別情報を編集し、次回の要求受信時に入手可
    能なように前記編集した識別情報をそのページデータ内
    部に埋め込むステップと、 前記識別情報で識別される前記他のコンピュータそれぞ
    れの要求履歴を管理するステップと、 前記他のコンピュータからの要求を受信したときに、前
    記識別情報から前記管理された前記他のコンピュータの
    要求履歴を取得し、この取得した要求履歴に基づいて前
    記要求に対応する処理内容を決定するステップとを具備
    することを特徴とする処理要求制御方法。
  5. 【請求項5】 ハイパーテキスト構造のページデータに
    よって処理を実施するコンピュータ上で他のコンピュー
    タからの処理要求を制御するためのプログラムであっ
    て、 他のコンピュータからの要求に応答してページデータを
    返送するときに、前記他のコンピュータの要求履歴を示
    す履歴情報を編集し、次回の要求受信時に入手可能なよ
    うに前記編集した履歴情報をそのページデータ内部に埋
    め込み、 前記他のコンピュータからの要求を受信したときに、そ
    の要求に対応する処理内容を前記履歴情報に基づいて決
    定するように前記コンピュータを動作させるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 ハイパーテキスト構造のページデータに
    よって処理を実施するコンピュータ上で他のコンピュー
    タからの処理要求を制御するためのプログラムであっ
    て、 他のコンピュータからの要求に応答してページデータを
    返送するときに、前記他のコンピュータを一意に識別す
    るための識別情報を編集し、次回の要求受信時に入手可
    能なように前記編集した識別情報をそのページデータ内
    部に埋め込み、 前記識別情報で識別される前記他のコンピュータそれぞ
    れの要求履歴を管理し、 前記他のコンピュータからの要求を受信したときに、前
    記識別情報から前記管理された前記他のコンピュータの
    要求履歴を取得し、この取得した要求履歴に基づいて前
    記要求に対応する処理内容を決定するように前記コンピ
    ュータを動作させるプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
JP10018871A 1998-01-30 1998-01-30 コンピュータシステムおよび処理要求制御方法 Pending JPH11212853A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11327863A (ja) * 1998-05-14 1999-11-30 Canon Inc ページデータ生成制御装置及び方法及びコンピュータ読み取り可能なプログラムが格納された記憶媒体
JP2005157975A (ja) * 2003-11-28 2005-06-16 Nec Corp 情報処理システム、サーバー装置、情報処理方法、およびプログラム

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