JPH11212553A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH11212553A
JPH11212553A JP10017178A JP1717898A JPH11212553A JP H11212553 A JPH11212553 A JP H11212553A JP 10017178 A JP10017178 A JP 10017178A JP 1717898 A JP1717898 A JP 1717898A JP H11212553 A JPH11212553 A JP H11212553A
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envelope
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康平 加納
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Takahiro Sato
隆広 佐藤
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雅之 水木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽に対応した音場の制御が可能な再生装置
の提供を目的とする。 【解決手段】 この再生装置は、オーディオ信号を複数
の帯域に分割するBPF2と、各帯域におけるエンベロ
ープ値を検波するエンベロープ検波回路3と、エンベロ
ープ値を各帯域毎に保持するレジスタ5−1−2と、エ
ンベロープ値を時系列的にシフトして保持するレジスタ
5−1−3と、前回と今回のエンベロープ値の差分値を
演算する差分回路5−1−1と、差分値に基づいて入力
されたオーディオ信号のテンポおよび巡回性を検出する
CPU6と、テンポ情報および巡回性情報に基づいてオ
ーディオ信号に対する音場を制御する音源用DSP19
とを備え、エンベロープ値の差分値から音楽の特徴を認
識でき、認識された音楽に応じて音楽の音場を制御し
て、音楽の変化を音場の制御で表すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、オーディ
オ再生の再生信号レベルに応じて所定の音場の制御を行
う再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD(コンパクトディスク)/M
D(ミニディスク)デッキ操作部と、チューナー操作部
と、アンプ操作部と、スピーカーからなり、CDやMD
に記録されたオーディオ信号の再生を行う再生装置があ
った。
【0003】このような再生装置においては、CDやM
Dに記録されたオーディオ信号を再生する際に、再生さ
れた音楽に応じて、ユーザーが自らエフェクタ(効果装
置)を用いて、音楽に合わせるように効果音を付加させ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の再生装
置では、ユーザーが自ら音楽を判別して、複雑な操作を
行って、音場を設定していたので、多種多様な全ての音
楽に対して常に最適な音場を設定することができないと
いう不都合があった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、すべての音楽に対応した音場の制御が可能な再
生装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の再生装置は、入
力されるオーディオ信号を複数の帯域に分割する帯域分
割手段と、上記帯域分割手段にて分割された各帯域にお
けるエンベロープ値を検波するエンベロープ検波手段
と、上記エンベロープ検波手段にて検波したエンベロー
プ値を各帯域毎に保持する第1の記憶手段と、上記第1
の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を時系列的
にシフトして保持する第2の記憶手段と、上記第2の記
憶手段に保持されている時系列的にシフトされる前回の
エンベロープ値と上記第1の記憶手段に保持されている
今回のエンベロープ値の差分値を演算する演算手段と、
上記演算手段からの差分値に基づいて入力されたオーデ
ィオ信号のテンポを測定するテンポ測定手段と、上記演
算手段からの差分値に基づいて入力されたオーディオ信
号の巡回性を検出する巡回性検出手段と、上記テンポ測
定手段からのテンポ情報および上記巡回性検出手段から
の巡回性情報に基づいて上記オーディオ信号に対する音
場を制御する音場制御手段とを備えたものである。
【0007】本発明の再生装置によれば、以下のような
作用をする。帯域分割手段は入力されるオーディオ信号
を複数の帯域に分割するように作用する。エンベロープ
検波手段は上記帯域分割手段にて分割された各帯域にお
けるエンベロープ値を検波するように作用する。第1の
記憶手段は上記エンベロープ検波手段にて検波したエン
ベロープ値を各帯域毎に保持するように作用する。第2
の記憶手段は上記第1の記憶手段に記憶されているエン
ベロープ値を時系列的にシフトして保持するように作用
する。演算手段は上記第2の記憶手段に保持されている
時系列的にシフトされる前回のエンベロープ値と上記第
1の記憶手段に保持されている今回のエンベロープ値の
差分値を演算するように作用する。テンポ測定手段は上
記演算手段からの差分値に基づいて入力されたオーディ
オ信号のテンポを測定するように作用する。巡回性検出
手段は上記演算手段からの差分値に基づいて入力された
オーディオ信号の巡回性を検出するように作用する。音
場制御手段は上記テンポ測定手段からのテンポ情報およ
び上記巡回性検出手段からの巡回性情報に基づいて上記
オーディオ信号に対する音場を制御するように作用す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態を説明する。
まず、本実施の形態の再生装置の構成を図5に示す外観
斜視図を参照しながら説明する。
【0009】図5において、再生装置は、CD(コンパ
クトディスク)/MD(ミニディスク)を再生操作可能
なCD/MDデッキ操作部50と、FMラジオ放送を受
信操作可能なチューナー操作部51と、オーディオ信号
の増幅操作可能なアンプ操作部52と、アンプで増幅さ
れたオーディオ信号を音に変えるスピーカー53、54
とからなり、CDやMDに記録されたオーディオ信号の
再生を行うものである。なお、CD/MD操作部50
と、チューナー操作部51と、アンプ操作部52とは同
一筐体に内蔵されている。
【0010】ここで、特に、本実施の形態においては、
再生されたオーディオ信号のエンベロープ値の差分値か
ら特定のテンポおよび巡回性を検出し、このテンポおよ
び巡回性から音楽を認識するようにして、再生される音
楽に合わせて自動的に最適な音場になるように再生音を
制御するものである。
【0011】次に、本実施の形態の再生装置の構成を示
すブロック図について図1を参照しながら説明する。図
1において、この本実施の形態の再生装置は、CDやM
Dに記録されたオーディオ信号の再生を行ってアナログ
オーディオ信号を出力する再生手段1を有する。再生手
段1は、図5に示した再生装置に対応する。また、本実
施の形態の再生装置は、アナログオーディオ信号を4バ
ンドの帯域に分けるバンドパスフィルターBPF2−1
(125Hz),2−2(500Hz),2−3(2k
Hz),2−4(8kHz)と、各帯域のエンベロープ
を検波するエンベロープ検波回路3−1,3−2,3−
3,3−4と、エンベロープ検波されたアナログオーデ
ィオ信号をディジタル値に変換するA/D変換回路4−
1,4−2,4−3,4−4と、ディジタル値から前回
のサンプリング値と今回のサンプリング値との差分値を
演算する演算回路5−1,5−2,5−3,5−4とを
有する。
【0012】演算回路5−1は、前回のサンプリング値
を格納するレジスタ5−1−3と、今回のサンプリング
値を格納するレジスタ5−1−2と、レジスタ5−1−
3に格納された前回のサンプリング値とレジスタ5−1
−2に格納された今回のサンプリング値との差分を演算
する差分演算回路5−1−1とを有する。なお、CPU
6から、レジスタ5−1−2にはラッチ信号が、レジス
タ5−1−3にはリセット信号が、各サンプリング終了
時に供給される。なお、図示はしないが、演算回路5−
2,5−3,5−4も演算回路5−1と同様の構成、つ
まり、n=2〜4のとき、前回のサンプリング値を格納
するレジスタ5−n−3と、今回のサンプリング値を格
納するレジスタ5−n−2と、レジスタ5−n−3に格
納された前回のサンプリング値とレジスタ5−n−2に
格納された今回のサンプリング値との差分を演算する差
分演算回路5−n−1とを有している。
【0013】また、本実施の形態の再生装置は、バンド
パスフィルターBPF2−1(125Hz),2−2
(500Hz),2−3(2kHz),2−4(8kH
z)から、エンベロープ検波回路3−1,3−2,3−
3,3−4、A/D変換回路4−1,4−2,4−3,
4−4、演算回路5−1,5−2,5−3,5−4まで
の、サンプリング動作の制御および演算動作の制御さら
に後段の回路の制御を行うと共に、特に差分値から音楽
のテンポおよび巡回性を計測しテンポおよび巡回性に応
じて音楽の種類の認識をして、後述する音源用DSP
(Digitalsignal processor)
19に対して再生オーディオ信号に音楽に応じた音場を
付加するように制御するCPU6を有する。また、本実
施の形態の再生装置は、後述する表示部にスペクトラム
アナライザー表示または音楽に対応したアニメーション
表示をするかを選択するスペアナ/アニメーション選択
キー7と、後述する再生音に重畳させる音色を選択する
音色選択キー8と、後述する音源またはリズムボックス
による再生音に対する音またはリズムの重畳をランダム
に選択するランダム選択キー9と、演算回路5−1,5
−2,5−3,5−4による差分値の計測により再生音
のテンポを計測開始するためのテンポ計測キー10と、
後述する音源またはリズムボックスによる再生音に対す
る音またはリズムの重畳をスタートさせるリズム重畳ス
タートキー11とを有する。
【0014】また、本実施の形態の再生装置は、表示部
の表示を制御する表示部制御手段12と、表示部に表示
する各種画像パターンを記憶する画像パターンメモリ
(リードオンリーメモリROM)13と、音楽に対応し
たアニメーション表示をする表示部(蛍光表示管FL:
Fluorescent character dis
ply tube/液晶表示装置LCD:Liquid
crystal disply)14とを有する。表
示部のアニメーションを表示可能な範囲は例えば、横1
1ドット×縦7ドットであり、各ドットの位置によって
3色のうちの1色を表示することができるように構成さ
れている。
【0015】また、本実施の形態の再生装置は、再生音
に対して重畳させる音を選択する音源選択器15と、再
生音に対して重畳させる音を発生する音源発生器16
と、再生音に対して重畳させるリズムを選択すると共に
再生音のテンポに同期してリズムを発生するようにCP
U6からのコントロール信号に基づいて制御するリズム
ボックス選択器17と、再生音に対してテンポに同期し
て重畳させるリズムを発生するリズムジェネレーター1
8とを有する。
【0016】また、本実施の形態の再生装置は、アナロ
グオーディオ信号に対してCPU6から供給されるコン
トロール信号に基づいて音場の制御を行う音源用DSP
19と、再生音に対して重畳させる音またはリズムを合
成処理する音声合成器20と、CPU6から供給される
コントロール信号に基づいて音源発生器16からの音ま
たはリズムジェネレーター18からのリズムを選択的に
切り替えて音声合成器20に供給するスイッチ21(S
W1)と、CPU6から供給されるコントロール信号に
基づいて音源用DSP19からの音場制御出力と音声合
成器20からの音またはリズム合成出力とを選択的に切
り替えて出力するスイッチ22(SW2)と、電気信号
を音に変換して音楽を再生するスピーカー23とを有す
る。
【0017】このように構成された本実施の形態の再生
装置の動作について図2のフローチャートを用いて説明
する。図1において、再生手段1はCDやMDに記録さ
れたオーディオ信号の再生を行ってアナログオーディオ
信号を出力する。再生手段1から出力されるアナログオ
ーディオ信号はバンドパスフィルターBPF2−1(1
25Hz),2−2(500Hz),2−3(2kH
z),2−4(8kHz)に供給される。バンドパスフ
ィルターBPF2−1(125Hz),2−2(500
Hz),2−3(2kHz),2−4(8kHz)はア
ナログオーディオ信号を4バンドの帯域に分ける。ここ
で、バンドパスフィルターBPF2−1(125H
z),2−2(500Hz),2−3(2kHz),2
−4(8kHz)の4バンドの各周波数はその帯域の中
心周波数である。4バンドの帯域通過の動作は共振空洞
形で共振の鋭さを表すQの値は1である。
【0018】4バンドの帯域に分けられたアナログオー
ディオ信号はエンベロープ検波回路3−1,3−2,3
−3,3−4に供給される。エンベロープ検波回路3−
1,3−2,3−3,3−4は各帯域の信号のエンベロ
ープ値を検波する。このエンベロープ検波されたアナロ
グオーディオ信号のエンベロープ値はA/D変換回路4
−1,4−2,4−3,4−4に供給される。A/D変
換回路4−1,4−2,4−3,4−4は、このエンベ
ロープ値をディジタル値に変換する。このディジタル値
は演算回路5−1,5−2,5−3,5−4に供給され
る。演算回路5−1,5−2,5−3,5−4はこのデ
ィジタル値から前回のサンプリング値と今回のサンプリ
ング値との差分値を演算する。
【0019】具体的には、演算回路5−1は、以下の動
作をする。レジスタ5−1−3は、前回のサンプリング
値を格納する。レジスタ5−1−2は、今回のサンプリ
ング値を格納する。差分演算回路5−1−1は、レジス
タ5−1−3に格納された前回のサンプリング値とレジ
スタ5−1−2に格納された今回のサンプリング値との
差分を演算する。なお、図示はしないが、演算回路5−
2,5−3,5−4も演算回路5−1と同様の動作、つ
まり、n=2〜4のとき、レジスタ5−n−3により前
回のサンプリング値を格納し、レジスタ5−n−2によ
り今回のサンプリング値を格納し、差分演算回路5−n
−1によりレジスタ5−n−3に格納された前回のサン
プリング値とレジスタ5−n−2に格納された今回のサ
ンプリング値との差分を演算する。
【0020】このようにしてオーディオ信号の各エンベ
ロープ値の差分値が求められる。このように各サンプリ
ング値の差分値を求めることにより、エンベロープ値の
変化の度合いである微分値を求めることができる。つま
り、差分値の所定パターンを検出することにより、オー
ディオ信号中に繰り返される一定のパターンを求めるこ
とができる。また、差分値の所定巡回パターンを検出す
ることにより、オーディオ信号中に繰り返される一定の
巡回パターンを求めることができる。
【0021】また、CPU6は、バンドパスフィルター
BPF2−1(125Hz),2−2(500Hz),
2−3(2kHz),2−4(8kHz)から、エンベ
ロープ検波回路3−1,3−2,3−3,3−4、A/
D変換回路4−1,4−2,4−3,4−4、演算回路
5−1,5−2,5−3,5−4までの、サンプリング
動作の制御および演算動作の制御さらに後段の回路の制
御を行うと共に、特に差分値から音楽のテンポおよび巡
回性を計測しテンポおよび巡回性に応じて音楽の種類の
認識をして、音源用DSP19に対して再生オーディオ
信号に音楽に応じた音場を付加するように制御する。
【0022】ここで、CPU6の動作を図2のフローチ
ャートを用いて説明する。図2において、開始して、ス
テップS1でサンプリングを行う。具体的には、A/D
変換回路4−1,4−2,4−3,4−4におけるA/
D変換を行うためのエンベロープ値のサンプリングを行
う。このサンプリングに要する時間は、1バンドあたり
5msec、4バンドで20msecかかる。ステップ
S2でA/D値を読む。具体的には、A/D変換回路4
−1,4−2,4−3,4−4でA/D変換されたディ
ジタルのエンベロープ値を読み込む。ステップS3で前
回との差分を読む。具体的には、演算回路5−1,5−
2,5−3,5−4で演算された差分値を読み込む。
【0023】ステップS4で前回からのマスク設定時間
が経過したか否かを判断する。具体的には、差分値から
音楽のテンポおよび巡回性を計測しテンポおよび巡回性
に応じて音楽の種類の認識をして、音源用DSP19に
対して再生オーディオ信号に音楽に応じた音場を付加す
るように制御する際の時間間隔のうちユーザーが感知で
きない程度の微小な時間間隔を不感(マスク)設定時間
として設定しておく。そして、マスク設定時間が経過し
ないときは終了し、マスク設定時間が経過したときに以
下のステップS5〜S8の各処理を行う。
【0024】ステップS4でマスク設定時間が経過した
とき、ステップS5へ進み、差分値が前回より大きい値
であるか否かを判断する。ステップS5で差分値が前回
より大きい値であるときは、ステップS6へ進み、マス
ク時間設定を行う。具体的には、100msecのマス
ク時間を設定する。
【0025】そして、ステップS7へ進み、前回との間
隔をストアする。具体的には、ユーザーがテンポ計測キ
ー10を押したときに、CPU6は前回と今回との音の
間隔を各サンプリング時に計測してメモリに順次ストア
して集計する。これにより、CPU6は音の間隔から音
楽のテンポを計測して、ユーザーが図示しない音場設定
キーを押したときに、CPU6は音の間隔から音楽の巡
回性を検出して、このテンポおよび巡回性から音楽の種
類を判別して、音楽の種類に合わせて音源用DSP19
における音場の付加を制御するようなコントロール信号
を生成する。
【0026】ステップS7で前回との間隔をストアした
ら、計測されたテンポおよび巡回性に基づいた音楽の種
類に合わせて音源用DSP19における音場の付加を制
御する。具体的には、各サンプリング毎に、CPU6は
音の間隔から音楽のテンポおよび巡回性を検出して、こ
のテンポおよび巡回性から音楽の種類を判別する。そし
て、CPU6は音楽の種類に合わせて音源用DSP19
における音場の付加を制御するようなコントロール信号
を音源用DSP19に供給する。音源用DSP19はこ
のコントロール信号に基づいて音楽の種類に合わせて音
場の付加を行う。
【0027】本実施の形態では、音源用DSP19はグ
ラフィックイコライザ(GEQ:Graphic Eq
ualizer)で構成され、グラフィックイコライザ
は再生オーディオ信号の可聴周波数帯域をいくつかに分
割し、各帯域毎に独立してレベルを調整するようにコン
トロール信号に基づいてプリセット値を変化することに
より、音楽の種類に合わせて音場の付加を行う。また、
本実施の形態では、音源用DSP19はサラウンドによ
りレベルを調整するようにコントロール信号に基づいて
プリセット値を変化することにより、音場効果を付加し
てもよく、また、コントロール信号に基づいてフィルタ
ーのプリセット値を変化することにより、音響効果のよ
い有名なコンサートホールや劇場の音場効果を付加する
ようにしてもよい。
【0028】ステップS7で前回との間隔をストアした
とき、およびステップS5で差分値が前回より大きくな
いときは、ステップS8へ進み、現在のA/D値をスト
アする。具体的には、ストアされたディジタルのエンベ
ロープ値を次回のサンプリング時の差分に用いるように
処理して終了する。
【0029】このようにして、ユーザーがオーディオ信
号を再生して音楽を聴く際に、求められた差分値から音
楽のテンポおよび巡回性を計測し、テンポおよび巡回性
から音楽の種類を認識し、音楽に合わせて、例えば、エ
ンベロープ値の立ち上がり時等をトリガとして、音楽用
DSP19において再生音の音場が制御されるようにし
て、再生される音楽の1拍目に合わせて自動的に音場を
付加させることができるので、再生された音楽に合わせ
て音場を付加することにより、どんな音楽でも最適な音
場を付加して再生することができる。
【0030】上述したように、テンポ計測キー10は、
演算回路5−1,5−2,5−3,5−4による差分値
の計測により、CPU6に対する再生音のテンポの計測
を可能とする。具体的には、ユーザーがこのテンポ計測
キー10を押すことにより、例えば、キーの表面に設け
られたオレンジ色の発光ダイオードが点滅して、CPU
6が再生されている音楽のテンポを計測開始し、所定サ
ンプリング時間、例えば、上述した20msecを経過
した後に、計測終了すると緑色の発光ダイオードが点灯
して、ユーザーが図示しない音場設定キーを押したとき
に、CPU6は音の間隔から音楽の巡回性を検出して、
このテンポおよび巡回性から音楽の種類を判別して、音
楽の種類に合わせて音源用DSP19における音場の付
加を制御するようなコントロール信号を生成する。CP
U6は音楽の種類に合わせて音源用DSP19における
音場の付加を制御するようなコントロール信号を音源用
DSP19に供給する。音源用DSP19はこのコント
ロール信号に基づいて音楽の種類に合わせて音場の付加
を行う。このようにして再生オーディオ信号に対して音
楽の種類に合わせて音場の制御をすることができる。従
って、ユーザーにとってはテンポ計測キー10を押した
と同時に音楽のテンポおよび巡回性が計測されてこれに
応じた音場が再生オーディオ信号に付加されるのを聴覚
で認識することができる。
【0031】また、上述したテンポ計測のみ、または巡
回性検出のみで音楽の種類を識別して、音楽の種類の認
識によって再生オーディオ信号に付加される音場を変え
るようにしてもよい。
【0032】また、表示部制御手段12はCPU6から
のコントロール信号に基づいて表示部14の表示動作を
制御する。画像パターンメモリ(ROM)13は、表示
部14に表示する各種画像パターンを記憶する。
【0033】また、スペアナ/アニメーション選択キー
7は、表示部14にスペクトラムアナライザー表示また
は音楽に対応したアニメーション表示をするかの選択を
可能とする。通常は初期設定状態がアニメーション選択
状態であり、ユーザーがスペアナ/アニメーション選択
キー7を押すと、スペクトラムアナライザー表示に切り
替わり、再度、スペアナ/アニメーション選択キー7を
押すと、アニメーション選択状態に切り替わるようにな
っている。
【0034】また、音色選択キー8は、再生音の音色の
選択を可能とする。ユーザーが音色選択キー8を押す
と、CPU6からのコントロール信号に基づいて音源選
択器15は再生音に対して重畳させる音を選択する。音
源発生器16は再生音に対して重畳させる選択された音
を発生する。
【0035】また、リズム重畳スタートキー11は、音
源またはリズムボックスによる再生音に対する音または
リズムの重畳をスタートさせる。ユーザーがリズム重畳
スタートキー11を押すと、CPU6からのコントロー
ル信号に基づいてリズムボックス選択器17は再生音に
対して重畳させるリズムを選択すると共に再生音のテン
ポに同期してリズムを発生するようにリズムジェネレー
ター18を制御する。リズムジェネレーター18は、再
生音に対して重畳させるリズムを再生音のテンポに同期
して発生する。
【0036】また、ランダム選択キー9は、音源または
リズムボックスによる再生音に対して重畳する音または
リズムをランダム選択することを可能とする。ユーザー
がランダム選択キー9を押すと、CPU6からのコント
ロール信号に基づいて音源選択器15またはリズムボッ
クス選択器17は再生音に対して重畳させる音源または
リズムを選択する。
【0037】また、上述したように、音源用DSP19
は、アナログオーディオ信号に対してCPU6から供給
されるコントロール信号に基づいて音場の制御を行う。
音場の制御が施されたアナログオーディオ信号は音声合
成器20に供給される。
【0038】スイッチ21(SW1)は、CPU6から
供給されるコントロール信号に基づいて音源発生器16
からの音またはリズムジェネレーター18からのリズム
を選択的に切り替えて音声合成器20に供給する。音声
合成器20は再生音に対して重畳させる音またはリズム
を合成処理する。
【0039】スイッチ22(SW2)は、CPU6から
供給されるコントロール信号に基づいて音源用DSP1
9からの音場制御出力と音声合成器20からの音または
リズム合成出力とを選択的に切り替えて出力する。スピ
ーカー23は、電気信号を音に変換して音楽を再生す
る。
【0040】次に、CPU6のテンポおよび巡回性の検
出の元となるリズム同期の動作を図3のフローチャート
を用いて説明する。図3において、開始して、ステップ
S11で間隔=初期値、最大適合回数=0とおく。具体
的には、音の間隔を初期値である100〜200mse
c、音の間隔が許容誤差範囲にある回数の最大を示す最
大適合回数を0にする。音は16分音符を基準にしてこ
れを整数倍(×n)した値BPM(Beet Per
Minute)を求め、この整数倍がいくつあるかを求
めるようにする。16分音符では、BPM=100〜1
60で99%適合で、このときの音の間隔は100〜2
00msecである。
【0041】ステップS12で間隔をストアする間隔バ
ッファの数i=0、適合回数=0とおく。具体的には、
音の間隔を32個までストアできる間隔バッファの値を
クリアして、適合回数をリセットする。
【0042】ステップS13で間隔バッファ[i]の値
が間隔×n±誤差以内か否かを判断する。具体的には、
音の間隔が16分音符の整数倍(×n)の許容誤差範囲
にあるか否かを判断する。ステップS13で間隔バッフ
ァ[i]の値が間隔×n±誤差以内であるときは、ステ
ップS14へ進み、適合回数+1とする。具体的には、
適合回数をインクリメントする。そして、ステップS1
5へ進み、i+1とする。具体的には、32個の間隔バ
ッファの数[i]をインクリメントする。
【0043】ステップS16でi<バッファ数であるか
否かを判断する。ステップS16でi<バッファ数であ
るときはステップS17へ進み、ステップS16でi<
バッファ数でないときはステップS13へ戻る。具体的
には、例えば、間隔バッファの数iが32まで、ステッ
プS13〜ステップS16までの判断および処理を繰り
返す。ステップS16でi<バッファ数であるときはス
テップS17へ進み、適合回数は過去最大であるか否か
を判断する。
【0044】ステップS17で適合回数が過去最大であ
るときは、最大適合回数=適合回数、最適間隔=間隔と
する。具体的には、音の間隔が許容誤差範囲にある回数
の最大を示す最大適合回数の値に適合回数の値を入れ
る。このとき音は16分音符の整数倍(×n)した値B
PM=100〜160で99%適合である。このときの
音の間隔は100〜200msecである。
【0045】ステップS19で間隔+1とする。具体的
には、間隔をインクリメントして次の間隔へ移行する。
ステップS20で間隔<最大値か否かを判断する。ステ
ップS20で間隔<最大値であるときは終了し、ステッ
プS20で間隔<最大値でないときはステップS12へ
戻る。具体的には、計測する間隔の数が計測の終了数に
達するまで、ステップS12からステップS20までの
判断そよび処理を繰り返し、計測の終了数に達したら終
了する。
【0046】このようにして、再生された音の間隔を計
測することにより、テンポおよび巡回性を計測し、この
テンポおよび巡回性に応じた音楽の種類を認識して、音
楽に合わせて再生音に音場を付加させることができる。
【0047】次に、上述した図3のフローチャートによ
り実行される巡回パターンの検出の動作について図4を
用いて説明する。まず、図4において、前回40のサン
プリング時において、再生音の間隔が斜線で示すように
検出される。空白は音がないことを示す。
【0048】次に、図4において、今回41のサンプリ
ング時において、再生音の間隔が斜線で示すように検出
されるが、今回41のサンプリング時の再生音の間隔を
ずらしながら前回40のサンプリング時の再生音の間隔
と比べていくと、前回40のサンプリング時と同様の再
生音の間隔の繰り返しの基準となる部分が存在すること
が分かる。この部分が巡回パターン42となる部分であ
る。この巡回パターン42の音の数や音の連続の有無、
巡回パターン42の間隔や長さ等から、ジャズ、ロッ
ク、ラテン、フュージョン、クラシック、ダンス音楽、
バラード、16ビート、などの音楽の種類や曲調を判別
することができる。
【0049】このようにして、音の巡回性のみではな
く、テンポと合わせて、音楽の種類を判別し、ビートの
強い音楽や基準巡回パターンが速く巡回する音楽では激
しく音場を制御することができ、逆に、流れの緩やかな
音楽や基準巡回パターンが遅く巡回する音楽では柔らか
く音場を制御することができる。
【0050】上述した本実施の形態の再生装置は、入力
されるオーディオ信号を複数の帯域に分割する帯域分割
手段としてのBPF2と、帯域分割手段にて分割された
各帯域におけるエンベロープ値を検波するエンベロープ
検波手段としてのエンベロープ検波回路3と、エンベロ
ープ検波手段にて検波したエンベロープ値を各帯域毎に
保持する第1の記憶手段としてのレジスタ5−1−2
と、第1の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を
時系列的にシフトして保持する第2の記憶手段としての
レジスタ5−1−3と、第2の記憶手段に保持されてい
る時系列的にシフトされる前回のエンベロープ値と第1
の記憶手段に保持されている今回のエンベロープ値の差
分値を演算する演算手段としての差分回路5−1−1
と、演算手段からの差分値に基づいて入力されたオーデ
ィオ信号のテンポを測定するテンポ測定手段としてのC
PU6と、演算手段からの差分値に基づいて入力された
オーディオ信号の巡回性を検出する巡回性検出手段とし
てのCPU6と、テンポ測定手段からのテンポ情報およ
び巡回性検出手段からの巡回性情報に基づいてオーディ
オ信号に対する音場を制御する音場制御手段としての音
源用DSP19とを備えたので、エンベロープ値の差分
値から音楽の特徴を認識でき、認識された音楽に応じて
音楽の音場を制御して、音楽の変化を音場の制御で表す
ことができ、音楽の躍動感をユーザーに強く訴えること
ができる。
【0051】これにより、店頭でのデモンストレーショ
ンの効果を向上させることができる。また、ハードウエ
アの構成は従来のままで、ソフトウエアの改良で実現す
ることができるので、コストアップが無いという利点が
ある。このようにして、本実施の形態の再生装置の付加
価値を向上させることができる。
【0052】また、本実施の形態の再生装置は、上述に
おいて、テンポ測定手段としてのCPU6は差分値から
前回と今回との間隔を求め、間隔に基づいてテンポを測
定するようにしたので、基準間隔の整数倍の音の間隔を
集計して、これよりテンポを測定することができ、これ
により、同じ種類のテンポを求めることにより再生され
る音楽の音場を制御することができる。
【0053】また、本実施の形態の再生装置は、上述に
おいて、巡回性検出手段としてのCPU6は差分値から
前回と今回との間隔を求め、間隔に基づいて巡回性を検
出するようにしたので、基準となる巡回パターンを検出
して、この基準巡回パターンと同じパターンを検出する
ことにより音楽の巡回性を求めることができ、検出され
た巡回性の違いから再生される音楽の音場を制御するこ
とができる。
【0054】また、本実施の形態の再生装置は、上述に
おいて、テンポ測定手段としてのCPU6からのテンポ
情報および巡回性検出手段としてのCPU6からの巡回
性情報に基づいてオーディオ信号の音楽の種類を判別す
る音楽判別手段としてのCPU6を設け、音楽判別手段
により判別された音楽の種類に応じて、音場制御手段と
しての音源用DSP19にけるオーディオ信号に対する
音場の制御を変えるようにしたので、ビートの強い音楽
や基準巡回パターンが速く巡回する音楽では激しく音場
を制御することができ、逆に、流れの緩やかな音楽や基
準巡回パターンが遅く巡回する音楽では柔らかく音場を
制御することができる。
【0055】また、本実施の形態の再生装置は、上述に
おいて、音場制御手段としての音源用DSP19はグラ
フィックイコライザであり、音楽判別手段より判別され
た音楽の種類に応じて、グラフィックイコライザにける
オーディオ信号に対する音場の制御を行うようにしたの
で、音楽の種類や曲調に応じてグラフィックイコライザ
により周波数特性を可変にして各種パターンを用いて音
楽の音場を制御することができる。また、音場制御手段
はサラウンドにより音場効果を付加してもよく、また、
音響効果のよい有名なコンサートホールや劇場の音場効
果を付加するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】この発明の再生装置は、入力されるオー
ディオ信号を複数の帯域に分割する帯域分割手段と、上
記帯域分割手段にて分割された各帯域におけるエンベロ
ープ値を検波するエンベロープ検波手段と、上記エンベ
ロープ検波手段にて検波したエンベロープ値を各帯域毎
に保持する第1の記憶手段と、上記第1の記憶手段に記
憶されているエンベロープ値を時系列的にシフトして保
持する第2の記憶手段と、上記第2の記憶手段に保持さ
れている時系列的にシフトされる前回のエンベロープ値
と上記第1の記憶手段に保持されている今回のエンベロ
ープ値の差分値を演算する演算手段と、上記演算手段か
らの差分値に基づいて入力されたオーディオ信号のテン
ポを測定するテンポ測定手段と、上記演算手段からの差
分値に基づいて入力されたオーディオ信号の巡回性を検
出する巡回性検出手段と、上記テンポ測定手段からのテ
ンポ情報および上記巡回性検出手段からの巡回性情報に
基づいて上記オーディオ信号に対する音場を制御する音
場制御手段とを備えたので、エンベロープ値の差分値か
ら音楽の特徴を認識でき、認識された音楽に応じて音楽
の音場を制御して、音楽の変化を音場の制御で表すこと
ができ、音楽の躍動感をユーザーに強く訴えることがで
きるという効果を奏することができる。
【0057】また、この発明の再生装置は、上述におい
て、上記テンポ測定手段は上記差分値から前回と今回と
の間隔を求め、上記間隔に基づいて上記テンポを測定す
るようにしたので、基準間隔の整数倍の音の間隔を集計
して、これよりテンポを測定することができ、これによ
り、同じ種類のテンポを求めることにより再生される音
楽の音場を制御することができるという効果を奏するこ
とができる。
【0058】また、この発明の再生装置は、上述におい
て、上記巡回性検出手段は上記差分値から前回と今回と
の間隔を求め、上記間隔に基づいて巡回性を検出するよ
うにしたので、基準となる巡回パターンを検出して、こ
の基準巡回パターンと同じパターンを検出することによ
り音楽の巡回性を求めることができ、検出された巡回性
の違いから再生される音楽の音場を制御することができ
るという効果を奏することができる。
【0059】また、この発明の再生装置は、上述におい
て、上記テンポ測定手段からのテンポ情報および上記巡
回性検出手段からの巡回性情報に基づいて上記オーディ
オ信号の音楽の種類を判別する音楽判別手段を設け、上
記音楽判別手段により判別された音楽の種類に応じて、
上記音場制御手段にける上記オーディオ信号に対する音
場の制御を変えるようにしたので、ビートの強い音楽や
基準巡回パターンが速く巡回する音楽では激しく音場を
制御することができ、逆に、流れの緩やかな音楽や基準
巡回パターンが遅く巡回する音楽では柔らかく音場を制
御することができるという効果を奏することができる。
【0060】また、この発明の再生装置は、上述におい
て、上記音場制御手段はグラフィックイコライザであ
り、上記音楽判別手段より判別された音楽の種類に応じ
て、グラフィックイコライザにける上記オーディオ信号
に対する音場の制御を行うようにしたので、音楽の種類
や曲調に応じてグラフィックイコライザにより周波数特
性を可変にして各種パターンを用いて音楽の音場を制御
することができるという効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の再生装置の構成を示すブロック
図である。
【図2】本実施の形態の再生装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本実施の形態の再生装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】本実施の形態の再生装置のパターンの巡回の検
出を示す図である。
【図5】本実施の形態の再生装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1…再生手段、2…BPF、3…エンベロープ検波回
路、4…A/D変換回路、5…演算回路、6…CPU、
7…スペアナ/アニメーション選択キー、8…音色選択
キー、9…ランダム選択キー、10…テンポ計測キー、
11…リズム重畳スタートキー、12…表示部制御手
段、13…画像パターンメモリ、14…表示部、15…
音源選択器、16…音源発生器、17…リズムボックス
選択器、18…リズムジェネレーター、19…音源用D
SP、20…音声合成器、、21…スイッチ(SW
1)、22…スイッチ(SW2)、23…スピーカー、
40…前回、41…今回、42…巡回パターン、50…
CD/MDデッキ操作部、51…チューナー操作部、5
2…アンプ操作部、53…スピーカー、54…スピーカ
ー、55…表示部、56…キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水木 雅之 茨城県下妻市下妻丙423番 ソニー北関東 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるオーディオ信号を複数の帯域
    に分割する帯域分割手段と、 上記帯域分割手段にて分割された各帯域におけるエンベ
    ロープ値を検波するエンベロープ検波手段と、 上記エンベロープ検波手段にて検波したエンベロープ値
    を各帯域毎に保持する第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段に記憶されているエンベロープ値を
    時系列的にシフトして保持する第2の記憶手段と、 上記第2の記憶手段に保持されている時系列的にシフト
    される前回のエンベロープ値と上記第1の記憶手段に保
    持されている今回のエンベロープ値の差分値を演算する
    演算手段と、 上記演算手段からの差分値に基づいて入力されたオーデ
    ィオ信号のテンポを測定するテンポ測定手段と、 上記演算手段からの差分値に基づいて入力されたオーデ
    ィオ信号の巡回性を検出する巡回性検出手段と、 上記テンポ測定手段からのテンポ情報および上記巡回性
    検出手段からの巡回性情報に基づいて上記オーディオ信
    号に対する音場を制御する音場制御手段と、を備えてな
    ることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の再生装置において、 上記テンポ測定手段は上記差分値から前回と今回との間
    隔を求め、上記間隔に基づいて上記テンポを測定するよ
    うにしたことを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の再生装置において、 上記巡回性検出手段は上記差分値から前回と今回との間
    隔を求め、上記間隔に基づいて巡回性を検出するように
    したことを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の再生装置において、 上記テンポ測定手段からのテンポ情報および上記巡回性
    検出手段からの巡回性情報に基づいて上記オーディオ信
    号の音楽の種類を判別する音楽判別手段を設け、 上記音楽判別手段により判別された音楽の種類に応じ
    て、上記音場制御手段にける上記オーディオ信号に対す
    る音場の制御を変えるようにしたことを特徴とする再生
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の再生装置において、 上記音場制御手段はグラフィックイコライザであり、上
    記音楽判別手段より判別された音楽の種類に応じて、上
    記グラフィックイコライザにける上記オーディオ信号に
    対する音場の制御を行うようにしたことを特徴とする再
    生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7534951B2 (en) 2005-07-27 2009-05-19 Sony Corporation Beat extraction apparatus and method, music-synchronized image display apparatus and method, tempo value detection apparatus, rhythm tracking apparatus and method, and music-synchronized display apparatus and method

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