JPH11211299A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH11211299A JPH11211299A JP10015286A JP1528698A JPH11211299A JP H11211299 A JPH11211299 A JP H11211299A JP 10015286 A JP10015286 A JP 10015286A JP 1528698 A JP1528698 A JP 1528698A JP H11211299 A JPH11211299 A JP H11211299A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- evaporator
- ice making
- ice
- refrigerator
- refrigerant passage
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸発器に製氷皿を載置し製氷室とする冷蔵庫
において、製氷性能の良い蒸発器と製氷皿を提供する。 【解決手段】 平板状の蒸発器１７の冷媒通路１８とな
る膨管部１９の側面と、製氷皿２２の側面２３、平板状
の蒸発器１７の平坦面２４と製氷皿２２の底面２５を密
着させることにより、平板状の蒸発器１７からの熱伝達
で製氷性能を改善することができる。
において、製氷性能の良い蒸発器と製氷皿を提供する。 【解決手段】 平板状の蒸発器１７の冷媒通路１８とな
る膨管部１９の側面と、製氷皿２２の側面２３、平板状
の蒸発器１７の平坦面２４と製氷皿２２の底面２５を密
着させることにより、平板状の蒸発器１７からの熱伝達
で製氷性能を改善することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫庫内に設置
する蒸発器の冷媒通路の改良に関わり、蒸発器上に載置
する製氷皿の製氷性能を良くした構成を備えた冷蔵庫に
関する。
する蒸発器の冷媒通路の改良に関わり、蒸発器上に載置
する製氷皿の製氷性能を良くした構成を備えた冷蔵庫に
関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、直冷式の冷蔵庫における製氷に関
するものとして、特開平８−２７１１３１号公報に示さ
れているものがある。以下にその構成について、図４，
図５を参照しながら説明する。図４，図５において、１
は冷蔵庫本体で、外箱２，内箱３および外箱２と内箱３
の間に充填した断熱材４を備えている。製氷室５はドア
棚６が下方にあるため、庫内上部のドア７の内側表面に
近接する位置にある。冷却器８には前底部に切り欠き９
が設けてあり、仕切板１０をその切り欠き９に固定して
ふさぐことで、ドア棚６の上部に霜６ａが着くことを防
止している。冷却器８の前面には製氷室５と冷蔵室１１
を仕切る扉枠１２があり、冷却器８と仕切板１０を固定
している。製氷室５の下部には、冷却器８の表面から除
霜水を集めるデフパン１３が設置してあり、冷蔵庫の外
部へ排水する。
するものとして、特開平８−２７１１３１号公報に示さ
れているものがある。以下にその構成について、図４，
図５を参照しながら説明する。図４，図５において、１
は冷蔵庫本体で、外箱２，内箱３および外箱２と内箱３
の間に充填した断熱材４を備えている。製氷室５はドア
棚６が下方にあるため、庫内上部のドア７の内側表面に
近接する位置にある。冷却器８には前底部に切り欠き９
が設けてあり、仕切板１０をその切り欠き９に固定して
ふさぐことで、ドア棚６の上部に霜６ａが着くことを防
止している。冷却器８の前面には製氷室５と冷蔵室１１
を仕切る扉枠１２があり、冷却器８と仕切板１０を固定
している。製氷室５の下部には、冷却器８の表面から除
霜水を集めるデフパン１３が設置してあり、冷蔵庫の外
部へ排水する。
【０００３】この構造において、冷却器８からの冷気の
流れは矢印に示すように１４ａ，１４ｂの２つに分か
れ、１つの流れ１４ａはデフパン１３の上部表面を介し
て、庫内奥から各棚１５，１６の上を手前に向かって進
んだ後、ドア棚６を下方から上方へと冷却しながら冷却
器８へ戻るという自然対流を行う。
流れは矢印に示すように１４ａ，１４ｂの２つに分か
れ、１つの流れ１４ａはデフパン１３の上部表面を介し
て、庫内奥から各棚１５，１６の上を手前に向かって進
んだ後、ドア棚６を下方から上方へと冷却しながら冷却
器８へ戻るという自然対流を行う。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな冷蔵庫では、大容量の製氷室５が実現でき、ドア棚
６の上部，下部の冷却性能が改善されるものの、製氷性
能は冷気の自然対流のみによるものであり、鈍冷で湿っ
た冷気が流れた場合、製氷性能が低下するという欠点が
あった。
うな冷蔵庫では、大容量の製氷室５が実現でき、ドア棚
６の上部，下部の冷却性能が改善されるものの、製氷性
能は冷気の自然対流のみによるものであり、鈍冷で湿っ
た冷気が流れた場合、製氷性能が低下するという欠点が
あった。
【０００５】本発明は上述した課題を解決するものであ
り、製氷性能が良い冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
り、製氷性能が良い冷蔵庫を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷蔵庫は、底部に膨管部と平坦部とで形成され
る冷媒通路を有する蒸発器を製氷室として庫内上部に設
置し、前記蒸発器の冷媒通路の膨管部側面と前記蒸発器
上に載置される製氷皿の側面とを密着し、かつ前記蒸発
器の平坦面と製氷皿の底面を相互に密着するようにした
ものである。
本発明の冷蔵庫は、底部に膨管部と平坦部とで形成され
る冷媒通路を有する蒸発器を製氷室として庫内上部に設
置し、前記蒸発器の冷媒通路の膨管部側面と前記蒸発器
上に載置される製氷皿の側面とを密着し、かつ前記蒸発
器の平坦面と製氷皿の底面を相互に密着するようにした
ものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項に記載した構成
を実施の形態とすることができる。すなわち、請求項１
に記載のように、製氷室が庫内上部に配置され製氷室と
なる蒸発器の冷媒通路を形成する膨管部の膨管部側面
と、蒸発器上に載置する製氷皿の側面を密着させ蒸発器
の平坦面と製氷皿の底面とを密着するようにして蒸発器
と製氷皿を形成することで、蒸発器の冷媒通路となる膨
管部の側面と平坦面による熱伝達によって製氷皿を直接
冷却し、製氷性能を良くしている。また、蒸発器表面に
ついた霜の除霜水は、デフパンで集水される。
を実施の形態とすることができる。すなわち、請求項１
に記載のように、製氷室が庫内上部に配置され製氷室と
なる蒸発器の冷媒通路を形成する膨管部の膨管部側面
と、蒸発器上に載置する製氷皿の側面を密着させ蒸発器
の平坦面と製氷皿の底面とを密着するようにして蒸発器
と製氷皿を形成することで、蒸発器の冷媒通路となる膨
管部の側面と平坦面による熱伝達によって製氷皿を直接
冷却し、製氷性能を良くしている。また、蒸発器表面に
ついた霜の除霜水は、デフパンで集水される。
【０００８】また、請求項２に記載のように、蒸発器は
平板状にして形成しても、また筒状にして形成してもよ
い。
平板状にして形成しても、また筒状にして形成してもよ
い。
【０００９】
【実施例】以下、本発明による直冷式冷蔵庫の製氷の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、図
４と図５に示す従来例と同一構成部分については、同一
符号を付与して詳細な説明を省略する。
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、図
４と図５に示す従来例と同一構成部分については、同一
符号を付与して詳細な説明を省略する。
【００１０】（実施例１）図１は、本発明の実施例１に
おける直冷式冷蔵庫の要部縦断面図である。図２は、同
実施例１における蒸発器に製氷皿を載置したときの要部
拡大縦断面図である。
おける直冷式冷蔵庫の要部縦断面図である。図２は、同
実施例１における蒸発器に製氷皿を載置したときの要部
拡大縦断面図である。
【００１１】以下、図１，図２を参照にしながら説明す
る。図１，図２において、１７は平板状の蒸発器であ
り、その冷媒通路１８は膨管部１９と平坦部２０で形成
されている。そして、平板状の蒸発器１７の冷媒通路１
８の膨管部側面２１と製氷皿２２の側面２３ならびに平
板状の蒸発器１７の平坦面２４と製氷皿２２の底面２５
は相互に密着するように製氷皿２２が載置されている。
また、平板状の蒸発器１７の表面についた霜の除霜水
は、デフパン２６で集水される。
る。図１，図２において、１７は平板状の蒸発器であ
り、その冷媒通路１８は膨管部１９と平坦部２０で形成
されている。そして、平板状の蒸発器１７の冷媒通路１
８の膨管部側面２１と製氷皿２２の側面２３ならびに平
板状の蒸発器１７の平坦面２４と製氷皿２２の底面２５
は相互に密着するように製氷皿２２が載置されている。
また、平板状の蒸発器１７の表面についた霜の除霜水
は、デフパン２６で集水される。
【００１２】以上のように本実施例１における直冷式冷
蔵庫は、平板状の蒸発器１７の冷媒通路１８の膨管部側
面２１と平坦面２４が、それぞれ製氷皿２２の側面２３
および製氷皿２２の底面２５と密着するように載置され
ることで、膨管部側面２１から製氷皿２２の側面２３へ
の熱伝達、平坦面２４から製氷皿２２の底面２５への熱
伝達により、従来例における製氷室５のような、冷気の
自然対流による製氷性能と比較すると、製氷性能が格段
に優れている。
蔵庫は、平板状の蒸発器１７の冷媒通路１８の膨管部側
面２１と平坦面２４が、それぞれ製氷皿２２の側面２３
および製氷皿２２の底面２５と密着するように載置され
ることで、膨管部側面２１から製氷皿２２の側面２３へ
の熱伝達、平坦面２４から製氷皿２２の底面２５への熱
伝達により、従来例における製氷室５のような、冷気の
自然対流による製氷性能と比較すると、製氷性能が格段
に優れている。
【００１３】（実施例２）図３は、本発明の実施例２に
おける直冷式冷蔵庫の要部縦断面図である。
おける直冷式冷蔵庫の要部縦断面図である。
【００１４】図３において、２７は筒状の蒸発器で、製
氷皿２２を載置する部分は図２に示した場合と同様に形
成されている。また、筒状の蒸発器２７の裏面についた
霜の除霜水は、デフパン２６で集水される。
氷皿２２を載置する部分は図２に示した場合と同様に形
成されている。また、筒状の蒸発器２７の裏面についた
霜の除霜水は、デフパン２６で集水される。
【００１５】以上のように本実施例２における直冷式冷
蔵庫は、筒状の蒸発器２７の冷媒通路１８を形成する膨
管部側面２１と平坦面２４が、それぞれ製氷皿２２の側
面２３および製氷皿２２の底面２５と密着するように載
置されることで、膨管部側面２１から製氷皿２２の側面
２３への熱伝達、平坦面２４から製氷皿２２の底面２５
への熱伝達により、かつ筒状の蒸発器２７の上部２８よ
り自然対流する冷気によって製氷皿２２は冷却されるた
め、従来例における製氷室５のような、冷気の自然対流
による製氷性能と比較すると、性能が格段に優れてい
る。
蔵庫は、筒状の蒸発器２７の冷媒通路１８を形成する膨
管部側面２１と平坦面２４が、それぞれ製氷皿２２の側
面２３および製氷皿２２の底面２５と密着するように載
置されることで、膨管部側面２１から製氷皿２２の側面
２３への熱伝達、平坦面２４から製氷皿２２の底面２５
への熱伝達により、かつ筒状の蒸発器２７の上部２８よ
り自然対流する冷気によって製氷皿２２は冷却されるた
め、従来例における製氷室５のような、冷気の自然対流
による製氷性能と比較すると、性能が格段に優れてい
る。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載によ
れば底部に膨管部と平坦部とで形成される冷媒通路を有
する蒸発器を製氷室として庫内上部に設置し、前記蒸発
器の冷媒通路の膨管部側面と前記蒸発器上に載置される
製氷皿の側面とを密着し、かつ前記蒸発器の平坦面と前
記製氷皿の底面を相互に密着するようにしたことによ
り、冷媒通路の膨管部側面から製氷皿の側面への熱伝
達、蒸発器の平坦面から製氷皿の底面への熱伝達により
製氷性能を改善することができる。
れば底部に膨管部と平坦部とで形成される冷媒通路を有
する蒸発器を製氷室として庫内上部に設置し、前記蒸発
器の冷媒通路の膨管部側面と前記蒸発器上に載置される
製氷皿の側面とを密着し、かつ前記蒸発器の平坦面と前
記製氷皿の底面を相互に密着するようにしたことによ
り、冷媒通路の膨管部側面から製氷皿の側面への熱伝
達、蒸発器の平坦面から製氷皿の底面への熱伝達により
製氷性能を改善することができる。
【００１７】また、請求項２記載によれば蒸発器は平板
状にしてもよく、また筒状に形成しても前記請求項１の
製氷効果を発揮することができる。
状にしてもよく、また筒状に形成しても前記請求項１の
製氷効果を発揮することができる。
【図１】本発明の実施例１における直冷式冷蔵庫の要部
縦断面図
縦断面図
【図２】同実施例１の蒸発器に製氷皿を載置したときの
要部拡大縦断面図
要部拡大縦断面図
【図３】本発明の実施例２における直冷式冷蔵庫の要部
縦断面図
縦断面図
【図４】従来例の直冷式冷蔵庫の縦断面図
【図５】同要部分解斜視図
１７ 平板状の蒸発器 １８ 冷媒通路 １９ 膨管部 ２０ 平坦部 ２１ 膨管部側面 ２２ 製氷皿 ２３ 製氷皿の側面 ２４ 平坦面 ２５ 製氷皿の底面 ２６ デフパン ２７ 筒状の蒸発器 ２８ 上部
Claims (2)
- 【請求項１】 底部に膨管部と平坦部とで形成される冷
媒通路を有する蒸発器を製氷室として庫内上部に設置
し、前記蒸発器の冷媒通路の膨管部側面と前記蒸発器上
に載置される製氷皿の側面とを密着し、かつ前記蒸発器
の平坦面と前記製氷皿の底面を相互に密着するようにし
たことを特徴とする冷蔵庫。 - 【請求項２】 蒸発器は平板状または筒状としたことを
特徴とする請求項１に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10015286A JPH11211299A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10015286A JPH11211299A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11211299A true JPH11211299A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11884616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10015286A Pending JPH11211299A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11211299A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016037908A1 (en) | 2014-09-10 | 2016-03-17 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device wherein ice is obtained quickly |
| WO2016037909A1 (en) * | 2014-09-10 | 2016-03-17 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device wherein ice is obtained quickly |
| WO2019007363A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
| WO2019007365A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
| WO2019007364A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP10015286A patent/JPH11211299A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016037908A1 (en) | 2014-09-10 | 2016-03-17 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device wherein ice is obtained quickly |
| WO2016037909A1 (en) * | 2014-09-10 | 2016-03-17 | Arcelik Anonim Sirketi | A cooling device wherein ice is obtained quickly |
| WO2019007363A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
| WO2019007365A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
| WO2019007364A1 (zh) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 青岛海尔股份有限公司 | 冰箱 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |