JPH112105A - コンバインドサイクル発電プラント - Google Patents
コンバインドサイクル発電プラントInfo
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- JPH112105A JPH112105A JP15542497A JP15542497A JPH112105A JP H112105 A JPH112105 A JP H112105A JP 15542497 A JP15542497 A JP 15542497A JP 15542497 A JP15542497 A JP 15542497A JP H112105 A JPH112105 A JP H112105A
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Abstract
ることにより比較的少ない燃料流量で燃焼ガスを生成
し、プラント熱効率の向上を図ったコンバインドサイク
ル発電プラントを提供する。 【解決手段】本発明に係るコンバインドサイクル発電プ
ラントは、蒸気タービン29から燃料加熱装置25にタ
ービン抽気を供給するタービン抽気系と、燃料加熱装置
25で燃料を加熱したタービン抽気を蒸気タービン29
に回収させるタービン抽気回収系41とを備えたもので
ある。
Description
クル発電プラントに係り、特にガスタービンプラントの
ガスタービン燃焼器に投入する燃料を予め加熱させ、そ
の発熱量を高めてプラント熱効率の向上を図ったコンバ
インドサイクル発電プラントに関する。
ショナルな発電プラントに較べて起動運転時間が短く、
プラント熱効率の高いコンバインドサイクル発電プラン
トが主流を占めつつある。このコンバインドサイクル発
電プラントは、ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
ラントと排熱回収ボイラとを組み合せ、ガスタービンプ
ラントから出た排熱(排ガス)を利用して排熱回収ボイ
ラで蒸気を発生させ、その蒸気を蒸気タービンプラント
に供給して発電させるものであり、その例示として図1
3に示す構成のものがある。
ガスタービンプラント2、蒸気タービンプラント3、排
熱回収ボイラ4を備えた構成になっている。
5、ガスタービン燃焼器6、ガスタービン7を備え、空
気圧縮機5で吸い込んだ大気ARを高圧化し、その高圧
空気に燃料を加えてガスタービン燃焼器6で燃焼ガスを
生成し、その燃焼ガスを駆動ガスとしてガスタービン7
を駆動するようになっている。
7から出た排熱(排ガス)の流れに沿ってその上流側か
ら下流側に向って配置された過熱器8、蒸気ドラム9に
連通する蒸発器10、節炭器11をケーシング12に収
容し、蒸気タービンプラント3からの給水を節炭器11
で加熱し、その加熱水(加熱後の給水)を調節弁13で
流量コントロールした後、蒸気ドラム9に案内し、ここ
で加熱水の比重を利用して蒸発器10で自然循環させて
飽和蒸気にし、その飽和蒸気を再び過熱器8で加熱して
過熱蒸気を発生させ、その過熱蒸気をタービン駆動蒸気
として蒸気タービンプラント3に供給するようになって
いる。
14に軸直結した蒸気タービン15、復水器16、復水
ポンプ17、給水ポンプ18を備え、排熱回収ボイラ4
から供給されたタービン駆動蒸気を蒸気タービン15で
膨張仕事をさせ、その膨張仕事の際に発生した回転トル
クで発電機14を駆動し、電気出力を発生させるように
なっている。
ービン15で膨張仕事を終えたタービン排気を復水器1
6で凝縮させて復水にし、その復水を復水ポンプ17で
昇圧して給水にし、その給水を給水ポンプ18で再び昇
圧させて排熱回収ボイラ4に還流させるようになってい
る。
発電プラント1では、ガスタービンプラント2のブレイ
トンサイクルと蒸気タービンプラント3のランキンサイ
クルを巧みに組み合せ、ガスタービンプラント2の排熱
の有効活用によりプラント熱効率がコンベンショナル発
電プラントのそれよりも高くなっていた。
電プラント1のプラント熱効率をより一層向上させた技
術として、特開平2−283803号公報が既に公表さ
れている。
た技術は、排熱回収ボイラ4の節炭器11で加熱される
給水の温度に着目したものであり、負荷変動があっても
熱影響の少ない、その加熱水の熱エネルギを巧みに利用
してプラント熱効率の向上を図ったものである。すなわ
ち、この技術は、図14に示すように、ガスタービンプ
ラント2に燃料加熱装置19を設け、この燃料加熱装置
19の加熱源として負荷変動の影響の少ない排熱回収ボ
イラ4の節炭器11の出口側の加熱水に求め、燃料Fを
加熱させ、燃料に含まれる水蒸気が蒸発する際に必要な
潜熱を取り除いて、結果として発熱量を高めることによ
り相対的に少ない燃料流量で燃焼ガスを生成し、プラン
ト熱効率の向上に努めている。
発電プラント1では、化石燃料枯渇を心配する今日、消
費する燃料を極力少なくしてプラント熱効率の向上に努
めていた。
コンバインドサイクル発電プラント1は、燃料Fを燃料
加熱装置19で加熱させるにあたり、その加熱源を節炭
器11から出た給水の加熱水に求めるために節炭器11
の伝熱面積を従来よりも増加させているが、その加熱源
を節炭器11から出た加熱水に求めること自体、幾つか
改善しなければならない問題点が含まれている。
ドラム9の入口側に設けた調節弁13の設計差圧(一般
に1.5MPaから2MPa程度)は、燃料加熱装置1
9が必要な圧力(一般に0.2MPa程度)よりも大き
くなっている。このため、節炭器11を出た加熱水は、
蒸気ドラム9に流れる際、スチーミング(蒸発の一種)
を発生させないように、その圧力を、加熱水自身の温度
に対する飽和圧力に、上述調節弁13の設計差圧と安全
係数を加えた高い値に設定しておく必要がある。
れる加熱水は、スチーミング発生防止を考慮してもその
圧力が0.2MPa程度に安全係数を加えた値でよいは
ずなのに、上述高い値に設定すること自体、無駄であ
り、給水ポンプ18の不必要な動力消費を強いる。
しての加熱水は、加熱された燃料温度に50℃前後を加
えた温度(一般に150℃〜200℃程度)に設定する
ことが適正値になっているが、本来、節炭器11を出た
加熱水温度は、燃料加熱とは無関係に、プラント全体の
ヒートバランスから設定されるものである。このため、
ヒートバランス上の加熱水は、燃料加熱分だけ温度が高
くなり、高くなったことに基づく飽和圧力も余計に高く
なり、給水ポンプ18の高い昇圧力が要求され、コスト
高になる。
置19に供給される加熱水量が低くなってくると、節炭
器11を通過する給水量も低くなってくるが、この場
合、その器内圧力が上昇し、このため、節炭器11を出
た加熱水は飽和温度を超えてしまい、スチーミング発生
のおそれがある。
インドサイクル発電プラント1では、プラント熱効率を
向上させる反面、上述の幾つかの問題点があった。
れたもので、燃料加熱に用いる加熱水を高い圧力に設定
しなくとも燃料を充分に加熱できるようにするととも
に、スチーミングの発生を確実に防止できるコンバイン
ドサイクル発電プラントを提供することを目的とする。
ドサイクル発電プラントは、上述目的を達成するため、
請求項1に記載したように、ガスタービンプラントに蒸
気タービンプラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、
上記ガスタービンプラントのガスタービン燃焼器に供給
する燃料を加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインド
サイクル発電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラ
ントの蒸気タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置
に供給するタービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料
を加熱したタービン抽気を上記蒸気タービンに回収させ
るタービン抽気回収系とを備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項2に記載し
たように、タービン抽気系は、タービン抽気調節弁を備
えるとともに、燃料加熱装置の出口側の燃料温度を検出
し、燃料温度検出信号に基づいて上記タービン抽気調節
弁を開閉制御する演算器を備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項3に記載し
たように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラン
トおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービン
プラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱す
る燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プラ
ントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するタービ
ン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービ
ン抽気を上記蒸気タービンプラントの復水器に回収させ
るタービン抽気回収系とを備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項4に記載し
たように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラン
トおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービン
プラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱す
る燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プラ
ントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するタービ
ン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービ
ン抽気を上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口
側に回収させるタービン抽気回収系とを備えたものであ
る。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項5に記載し
たように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラン
トおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービン
プラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱す
る燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プラ
ントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第1タ
ービン抽気系と第2タービン抽気系とを備えるととも
に、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を
上記蒸気タービンに回収させる第1タービン抽気回収系
と第2タービン抽気回収系とを備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項6に記載し
たように、第1タービン抽気系は、部分負荷運転時第1
止め弁を開動作させて、蒸気タービンの上流側から燃料
加熱装置にタービン抽気を供給する際に使用する一方、
第2タービン抽気系は、定格運転時第2止め弁を開動作
させて、蒸気タービンの下流側から燃料加熱装置にター
ビン抽気を供給する際に使用するものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項7に記載し
たように、第1タービン抽気系は、第1タービン抽気調
節弁を備えるとともに、燃料加熱装置の出口側で検出し
た燃料温度信号とタービン抽気温度信号とを突き合せ、
偏差が出た場合、その偏差に基づいて上記第1タービン
抽気調節弁に弁開閉信号を与える演算器を備えたもので
ある。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項8に記載し
たように、第2タービン抽気系は、第2タービン抽気調
節弁を備えるとともに、燃料加熱装置の出口側で検出し
た燃料温度信号とタービン抽気温度信号とを突き合せ、
偏差が出た場合、その偏差に基づいて上記第2タービン
抽気調節弁に弁開閉信号を与える演算器を備えたもので
ある。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項9に記載し
たように、第1タービン抽気回収系は、第1タービン抽
気回収止め弁を備え、この第1タービン抽気回収止め弁
を第1止め弁に連動させて弁開閉制御する構成にしたも
のである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項10に記載
したように、第2タービン抽気回収系は、第2タービン
抽気回収止め弁を備え、この第2止め弁を第2タービン
抽気調節弁に連動させて弁開閉制御する構成にしたもの
である。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項11に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第1
タービン抽気系と第2タービン抽気系とを備えるととも
に、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を
上記蒸気タービンプラントの復水器に回収させるタービ
ン抽気回収系を備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項12に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第1
タービン抽気系と第2タービン抽気系とを備えるととも
に、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を
上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口側に回収
させるタービン抽気回収系を備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項13に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するター
ビン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したター
ビン抽気を上記蒸気タービンに回収させるタービン抽気
回収系と、上記タービン抽気系に設けた冷却器と、この
冷却器に供給する冷却水を、上記蒸気タービンプラント
の復水ポンプの出口側に設けた冷却水系と、上記冷却器
でタービン抽気を冷却した冷却水を、上記蒸気タービン
プラントの給水ポンプの入口側に回収させる冷却水回収
系とを備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項14に記載
したように、冷却水回収系は、冷却水回収調節弁を備え
るとともに、冷却器の出口側のタービン抽気温度信号に
基づいて上記冷却水回収調節弁に弁開閉信号を与える演
算器を備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項15に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するター
ビン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したター
ビン抽気を上記蒸気タービンプラントの復水器に回収さ
せるタービン抽気回収系と、上記タービン抽気系に設け
た冷却器と、この冷却器に供給する冷却水を、上記蒸気
タービンプラントの復水ポンプの出口側に設けた冷却水
系と、上記冷却器でタービン抽気を冷却した冷却水を、
上記蒸気タービンプラントの給水ポンプの入口側に回収
させる冷却水回収系とを備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項16に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するター
ビン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したター
ビン抽気を上記蒸気タービンプラントの給水ポンプの入
口側に回収させるタービン抽気回収系と、上記タービン
抽気系に設けた冷却器と、この冷却器に供給する冷却水
を、上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口側に
設けた冷却水系と、上記冷却器でタービン抽気を冷却し
た冷却水を、上記蒸気タービンプラントの給水ポンプの
入口側に回収させる冷却水回収系とを備えたものであ
る。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項17に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第1
タービン抽気系および第2タービン抽気系と、上記燃料
加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を上記蒸気ター
ビンに回収させる第1タービン抽気回収系および第2タ
ービン抽気回収系と、上記第1タービン抽気系および第
2タービン抽気系に設けた冷却器と、この冷却器に供給
する冷却水を、上記蒸気タービンプラントの復水ポンプ
の出口側に設けた冷却水系と、上記冷却器でタービン抽
気を冷却した冷却水を上記蒸気タービンプラントの給水
ポンプの入口側に回収させる冷却水回収系とを備えたも
のである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項18に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するター
ビン抽気系と、上記蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第1タ
ービン抽気系および第2タービン抽気系と、上記燃料加
熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を上記蒸気タービ
ンプラントの復水器に回収させるタービン抽気回収系
と、上記第1タービン抽気系および第2タービン抽気系
に設けた冷却器と、この冷却器に供給する冷却水を、上
記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口側に設けた
冷却水系と、上記冷却器でタービン抽気を冷却した冷却
水を上記蒸気タービンプラントの給水ポンプの入口側に
回収させる冷却水回収系とを備えたものである。
ラントは、上述目的を達成するため、請求項19に記載
したように、ガスタービンプラントに蒸気タービンプラ
ントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタービ
ンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加熱
する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電プ
ラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気ター
ビンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するター
ビン抽気系と、上記蒸気タービンプラントの蒸気タービ
ンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第1タ
ービン抽気系および第2タービン抽気系と、上記燃料加
熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を上記蒸気タービ
ンプラントの給水ポンプの入口側に回収させるタービン
抽気回収系と、上記第1タービン抽気系および第2ター
ビン抽気系に設けた冷却器と、この冷却器に供給する冷
却水を、上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口
側に設けた冷却水系と、上記冷却器でタービン抽気を冷
却した冷却水を上記蒸気タービンプラントの給水ポンプ
の入口側に回収させる冷却水回収系とを備えたものであ
る。
サイクル発電プラントの実施の形態を図面を参照して説
明する。
ル発電プラントの第1実施形態を示す概略系統図であ
る。
電プラント20は、ガスタービンプラント21、蒸気タ
ービンプラント22、排熱回収ボイラ23を備えた構成
になっている。
24、燃料加熱装置25、ガスタービン燃焼器26、ガ
スタービン27を備え、空気圧縮機24で吸い込んだ大
気ARを高圧化し、その高圧空気に燃料加熱装置25か
らの加熱された燃料を加えてガスタービン燃焼器26で
燃焼ガスを生成し、その燃焼ガスを駆動ガスとしてガス
タービン27を駆動する。
機28に軸直結した蒸気タービン29、復水器30、復
水ポンプ31、給水ポンプ32を備え、排熱回収ボイラ
23から供給されたタービン駆動蒸気を蒸気タービン2
9で膨張仕事をさせ、その膨張仕事の際に発生した回転
トルクで発電機28を回転駆動して電気出力を得る一
方、膨張仕事を終えたタービン排気を復水器30で凝縮
させて復水にし、その復水を復水ポンプ31で昇圧して
給水にし、その給水を給水ポンプ32で再び昇圧させて
排熱回収ボイラ23に還流させる。
ン27から出た排熱(排ガス)の流れに沿ってその上流
側から下流側に向って配置された過熱器33、蒸気ドラ
ム34に連通する蒸発器35、節炭器36をケーシング
37に収容し、蒸気タービンプラント22からの給水を
節炭器36で加熱し、その加熱水を調節弁38で流量コ
ントロールした後、蒸気ドラム34に案内し、ここで加
熱水の比重を利用して蒸発器35で自然循環させて飽和
蒸気にし、その飽和蒸気を再び過熱器33で加熱させて
過熱蒸気を発生させ、その過熱蒸気をタービン駆動蒸気
として蒸気タービンプラント22に供給する。
ら膨張仕事途中のタービン抽気を、燃料加熱装置25に
供給するタービン抽気系40を備え、タービン抽気系4
0により供給されたタービン抽気で燃料加熱装置25の
燃料Fを加熱した後、ドレンとしてのタービン抽気をタ
ービン抽気回収系41を介して回収口42に還流させる
ようになっている。
弁43を備える一方、燃料加熱装置25の出口側に設け
た温度計44で検出した燃料温度信号を、演算器45で
弁開閉信号に演算し、その演算信号によりタービン抽気
調節弁43を弁開閉させ、タービン抽気の流量をコント
ロールするようになっている。
置25の燃料Fの加熱源を、蒸気タービン29のタービ
ン抽気から求めるとともに、タービン抽気系40にター
ビン抽気調節弁43を備え、燃料加熱装置25で加熱さ
れた燃料Fの温度を温度計44で検出し、その検出信号
を演算器45で演算し、その演算信号をタービン抽気調
節弁43に与えて弁開度をコントロールしているので、
燃料Fを過加熱させることなく適正温度に調整してガス
タービン燃焼器26に供給することができる。
うに、燃料加熱装置25を通る燃料Fが少ないときで
も、タービン抽気調節弁43でタービン抽気を、燃料F
の流量に見合うように流量コントロールしているので、
燃料加熱装置25のスチーミングの発生を確実に防止す
ることができる。
熱装置25のスチーミング発生防止と相俟って燃料加熱
装置25に供給するタービン抽気を燃料Fの流量に見合
うように制御しているので、従来のように、給水ポンプ
32のポンプアップの必要がなく、プラントの消費動力
を削減することができ、従来よりもより一層プラント熱
効率を向上させることができる。
ル発電プラントの第1実施形態における第1実施例を示
す概略系統図である。
加熱させた後のタービン抽気を回収させるタービン抽気
回収系41を、復水器30に接続したものであり、他の
構成について第1実施形態と同一なので同一符号を付し
て、説明を省略する。
ン抽気回収系41を介して復水器30に接続させ、真空
になっている復水器30と同一レベルの真空度に維持さ
せることができるようにしたので、タービン抽気で燃料
Fを加熱させる際、そのタービン抽気の熱をあますとこ
ろなく活用できて熱交換をより一層効果的に行わせるこ
とができ、従来よりも比較的少ないタービン抽気で燃料
Fを加熱させることができる。
性から比較的少ないタービン抽気で燃料Fを加熱させる
ことができるので、その分、タービン駆動蒸気を出力増
加に廻すことができ、プラント熱効率を従来よりも向上
させることができる。
ル発電プラントの第1実施形態における第2実施例を示
す概略系統図である。なお、第1実施形態の構成部品と
同一または対応する部分には同一符号を付す。
加熱させた後のタービン抽気をドレンとして回収させる
タービン抽気回収系41を、復水ポンプ31の出口側に
接続したものである。なお、符号46は、ポンプであ
る。
度の高いタービン抽気をドレンとして復水ポンプ31の
出口側に供給し、給水に合流させて給水を昇温させるの
で、排熱回収ボイラ23の蒸気ドラム34から発生させ
る蒸気量を従来よりも増加させることができ、この蒸気
量の増加に基づいてプラント熱効率をより一層増加させ
ることができる。
ル発電プラントの第1実施形態における第3実施例を示
す概略系統図である。なお、第1実施形態の構成部品と
同一または対応する部分には同一符号を付す。
9,39から燃料加熱装置25にタービン抽気を供給す
る第1タービン抽気系40a、第2タービン抽気系40
bの複数のタービン抽気系40を設ける一方、燃料加熱
装置25で燃料Fを加熱後、ドレンとしてのタービン抽
気を蒸気タービン29の回収口42,42に回収させる
第1タービン抽気回収系41a、第2タービン抽気回収
系41bの複数のタービン抽気回収系41を備えたもの
である。
a,40bを設けることに伴って各タービン抽気系40
a,40bのそれぞれに、第1止め弁47a、第2止め
弁47b、第1タービン抽気調節弁48a、第2タービ
ン抽気調節弁48b、第1タービン抽気温度検出器49
a、第2タービン抽気温度検出器49bのそれぞれを備
えたものである。
系41a,41bを設けることに伴って各タービン抽気
回収系41a,41bのそれぞれに、第1タービン抽気
回収止め弁50a、第2タービン抽気回収止め弁50b
のそれぞれを備えたものである。
9の下流側のタービン駆動蒸気をタービン抽気として燃
料Fの加熱源に使用する方がプラント熱効率を比較的高
くすることができ、また部分負荷運転時、蒸気タービン
29の下流側のタービン駆動蒸気をタービン抽気として
燃料加熱装置25に供給すると、燃料Fを適正温度に昇
温させることが難しくなることに着目したもので、定格
運転時、蒸気タービン29の抽気口39からのタービン
抽気を燃料加熱装置25に供給する際、タービン下流側
の第2タービン抽気系40bを使用し、部分負荷運転
時、蒸気タービン29の抽気口39からのタービン抽気
を燃料加熱装置25に供給する際、タービン上流側の第
1タービン抽気系40aを使用し、各運転に対応して抽
気点を切り換えたものである。
気系40aは、第1止め弁47a、第1タービン抽気回
収止め弁50aを全閉にする一方、第2タービン抽気系
40bは第2止め弁47b、第2タービン抽気回収止め
弁50bを全開にする。そして、蒸気タービン29の抽
気口39から第2タービン抽気系40bを経て燃料加熱
装置25に供給されたタービン抽気は、燃料Fを加熱さ
せた後、ドレンとして第2タービン抽気回収止め弁50
b、第2タービン抽気回収系41bを経て蒸気タービン
29の回収口42に回収される。その際、変換器45
は、温度計44で検出した実温度燃料信号と第2タービ
ン抽気温度検出器49bで検出したタービン抽気温度信
号とを突き合せ、偏差が出た場合、その偏差に基づいて
弁開閉信号を演算し、その演算信号を第2タービン抽気
調節弁48bに与えて弁の開度を制御することによって
タービン抽気の流量を制御し、燃料Fを適正温度に調整
する。
1タービン抽気系40aは、第1止め弁47a、第1タ
ービン抽気回収止め弁50aを全開にするとともに、第
2タービン抽気系49bは、第2止め弁47a、第2タ
ービン抽気回収止め弁50bを全閉にする。そして、第
1タービン抽気系40aは、タービン抽気を燃料加熱装
置25に供給し、また、切換器45は上述と同様に、第
1タービン抽気調節弁48aの開度を制御し、燃料Fを
適正温度に調整する。なお、切換器45には、定格運転
および部分負荷運転に応じて第1タービン抽気系40a
と第2タービン抽気系40bとが自動的に切り換えるこ
とができるように、自動切換回路が組み込まれている。
また、本実施例では、各止め弁47a,47b、各ター
ビン抽気調節弁48a,48b、各タービン抽気回収止
め弁50a,50bの弁開閉制御を、タービン抽気温度
および燃料温度で行っているが、タービン抽気圧力およ
び燃料圧力で行ってもよい。さらに、切換器45の自動
切換回路は、タービン抽気温度および燃料温度の予め設
定された基準値よりも低くなったとき切換作動するよう
になっているが、負荷信号で切換作動させてもよい。
25にタービン抽気を供給するタービン抽気系40を複
数系統にして設け、運転状態に応じて使い分けるように
したから、燃料加熱装置25の燃料Fを適正温度に加熱
させてスチーミングを防止することができ、部分負荷運
転でも従来よりもより一層安定したプラント熱効率を確
保することができる。
ル発電プラントの第1実施形態における第4実施例を示
す概略系統図である。なお、第1実施形態の構成部品と
同一または対応する部分には同一符号を付す。
施例と同様に、蒸気タービン29の抽気口39,39か
ら燃料加熱装置25にタービン抽気を供給する第1ター
ビン抽気系40a、第2タービン抽気系40bの複数の
タービン抽気系40を設け、定格運転時、タービン下流
側の第2タービン抽気系40bを使用し、また部分負荷
運転時、タービン上流側の第1タービン抽気系40aを
使用し、各運転に対応させて抽気点を切り換える一方、
燃料加熱装置25で燃料Fを加熱した後のドレンとして
のタービン抽気を、タービン抽気回収系41を介して復
水器30に回収させたものである。
置25に、燃料加熱源としてのタービン抽気を供給する
複数のタービン抽気系40を設けて各運転に対応させて
使い分けることができるようにするとともに、その燃料
加熱装置25を、タービン抽気回収系41を介して復水
器30に接続させ、真空になっている復水器30と同一
レベルの真空度に維持させることができるようにしたの
で、各運転時、比較的少ないタービン抽気で燃料Fを効
果的に加熱させてスチーミングを防止することができ、
プラント熱効率を向上させることができる。
ル発電プラントの第1実施形態における第5実施例を示
す概略系統図である。なお、第1実施形態の構成部品と
同一または対応する部分には同一符号を付す。
施例と同様に、蒸気タービン29の抽気口39,39か
ら燃料加熱装置25にタービン抽気を供給する第1ター
ビン抽気系40a、第2タービン抽気系40bの複数の
タービン抽気系40を設け、定格運転時、タービン下流
側の第2タービン抽気系40bを使用し、また部分負荷
運転時、タービン上流側の第1タービン抽気系40aを
使用し、各運転に対応させて抽気点を切り換える一方、
燃料加熱装置25で燃料Fを加熱した後のドレンとして
のタービン抽気を、タービン抽気回収系41、ポンプ4
6を介して復水ポンプ31の出口側に回収させたもので
ある。
25に、燃料加熱源としてのタービン抽気を供給する複
数のタービン抽気系40を設けて各運転に対応させて使
い分けることができるようにするとともに、燃料加熱装
置25からタービン抽気回収系41、ポンプ46を介し
て復水ポンプ31の出口側にドレンとしてのタービン抽
気を回収させて給水を昇温させるので、各運転時、比較
的少ないタービン抽気で燃料Fを効果的に加熱させるこ
とができ、さらに排熱回収ボイラ23の蒸気ドラム34
からの蒸気量をより多く増加させることができる。
ル発電プラントの第2実施形態を示す概略系統図であ
る。なお、第1実施形態の構成部品と同一または対応す
る部分には同一符号を付す。
9からタービン抽気系40のタービン抽気調節弁43を
介して燃料加熱装置25に供給するタービン抽気の温度
が高く、燃料加熱装置25の燃料Fが許容温度・圧力を
超えて自然発火するおそれがある場合を考慮してタービ
ン抽気系40に冷却器51を設けたものである。
側からバイパスし、給水の一部を冷却水として使用する
冷却水系52を備えるとともに、タービン抽気を適温に
冷却後、その冷却水を冷却水回収系54の冷却水回収調
節弁53を介して給水ポンプ32の入口側に回収できる
ように図っている。
ービン抽気温度計55を備え、検出された実タービン抽
気温度が予め定められた基準値を超えた場合、その偏差
に基づいて弁開閉信号を演算し、その演算信号を冷却水
回収系54の冷却水回収調節弁53に与えて弁開閉制御
する変換器56を備えた構成になっている。
ン29の抽気口39からタービン抽気系40のタービン
抽気調節弁43、冷却器51を介して燃料加熱装置25
に供給するタービン抽気で燃料Fを加熱し、加熱後、ド
レンとしてのタービン抽気をタービン抽気回収系41を
介して蒸気タービン29の回収口42しに回収させる一
方、復水ポンプ31の出口側から冷却水系52を介して
冷却器51に供給された給水の一部としての冷却水でタ
ービン抽気を適温に冷却後、その冷却水を、冷却水回収
系54の冷却水回収調節弁53で流量コントロールして
給水ポンプ32の入口側にて回収させたので、燃料Fの
加熱に伴って燃料Fに含まれる水蒸気分を蒸発させて潜
熱を失わせ、結果的に燃料Fの発熱量を高めることがで
き、またタービン抽気を適温に冷却させる際に奪った熱
で冷却水を比較的高温化にして復水ポンプ31からの給
水に合流させてその給水を昇温化させることができる。
の潜熱分を除いた発熱量に維持できるようにするととも
に、タービン抽気の熱を奪った冷却水で給水を昇温さ
せ、排熱回収ボイラ23の蒸気ドラム34から発生する
蒸気量を多くしたので、プラント熱効率を従来よりもよ
り一層向上させることができる。
ル発電プラントの第2実施形態における第1実施例を示
す概略系統図である。なお、第1実施形態および第2実
施形態の構成部品と同一または対応する部分には同一符
号を付す。
ビン抽気系40に冷却器51を設け、この冷却器51で
タービン抽気の温度が高いとき、復水ポンプ31の出口
側からバイパスし、冷却水系52の給水の一部としての
冷却水でタービン抽気を適温に冷却し、冷却の際に昇温
した冷却水を冷却水回収系54の冷却水回収調節弁53
を介して給水ポンプ32の入口側に回収させるととも
に、燃料加熱装置25で燃料Fを加熱した上述タービン
抽気を、タービン抽気回収系41を介して復水器30に
回収させたものである。他の構成については、第1実施
形態および第2実施形態と同一なので、その説明を省略
する。
1の出口側の給水の一部を冷却水として冷却器51でタ
ービン抽気を適温に冷却し、冷却後の昇温化した冷却水
を給水ポンプ32の入口側に回収させて給水を昇温させ
るとともに、燃料加熱装置25で燃料Fを加熱させた上
述タービン抽気をタービン抽気回収系41を介して復水
器30に回収させて熱の有効活用化を図ったので、プラ
ント熱効率を従来よりもより一層向上させることができ
る。
ル発電プラントの第2実施形態における第2実施例を示
す概略系統図である。なお、第1実施形態および第2実
施形態の構成部品と同一または対応する部分には同一符
号を付す。
ビン抽気系40に冷却器51を設け、この冷却器51で
タービン抽気の温度が高いとき、復水ポンプ31の出口
側からの給水の一部としての冷却水でタービン抽気を適
温に冷却し、冷却の際に昇温した冷却水を冷却水回収系
54の冷却水回収調節弁53を介して給水ポンプ32の
入口側に回収させるとともに、燃料加熱装置25で燃料
Fを加熱した上述タービン抽気を、タービン抽気回収系
41のポンプ46を介して給水ポンプ32の入口側に回
収させたものである。
1の出口側の給水の一部を冷却水として冷却器51でタ
ービン抽気を適温に冷却し、冷却後の昇温化した冷却水
を給水ポンプ32の入口側に回収させて給水を昇温さ
せ、さらに燃料加熱装置25で燃料Fを加熱させた上述
タービン抽気もタービン抽気回収系41のポンプ46を
介して給水ポンプ32の入口側に回収させて給水をより
一層昇温化させたので、排熱回収ボイラ23の蒸気ドラ
ム34から発生する蒸気量を従来よりもより多く発生さ
せることができる。
活用を図っているので、プラント熱効率を従来よりも一
層向上させることができる。
クル発電プラントの第2実施形態における第3実施例を
示す概略系統図である。なお、第1実施形態および第2
実施形態の構成部品を同一または対応する部分には同一
符号を付す。
おける第3実施例のタービン抽気系40およびタービン
抽気回収系41に、図8で示した第2実施形態における
第1実施例の冷却水系52および冷却水回収系54を組
み合せたもので、蒸気タービン29の抽気口39,39
から燃料加熱装置25にタービン抽気を供給する第1タ
ービン抽気系40a、第2タービン抽気系40bの複数
のタービン抽気系40を設ける一方、燃料加熱装置25
で燃料Fを加熱後、ドレンとしてのタービン抽気を蒸気
タービン29の回収口42,42に回収させる第1ター
ビン抽気回収系41a、第2タービン抽気回収系41b
の複数のタービン抽気回収系41を備えたものである。
a,40bを設けることに伴って各タービン抽気系40
a,40bのそれぞれに、第1止め弁47a、第2止め
弁47b、第1タービン抽気調節弁48a、第2タービ
ン抽気調節弁48b、第1タービン抽気温度検出器49
a、第2タービン抽気温度検出器49bのそれぞれを備
えたものである。
41a,41bを設けることに伴って各タービン抽気回
収系41a,41bのそれぞれに、第1タービン抽気回
収止め弁50a、第2タービン抽気回収止め弁50bの
それぞれ備えたものである。
冷却器51を設け、この冷却器51でタービン抽気の温
度が高いとき、復水ポンプ31の出口側からバイパス
し、冷却水系52の冷却水調節弁57を介して給水の一
部としての冷却水でタービン抽気を適温に冷却し、冷却
の際に昇温した冷却水を給水ポンプ32の入口側に回収
させる冷却水回収系54を備えたものである。
に冷却器51を設けることに伴って冷却器51の出口側
に設けたタービン抽気温度計55で検出したタービン抽
気温度信号が予め設定された基準値との間に偏差が出た
場合、その偏差に基づいて演算し、冷却水系52の冷却
水調節弁57に弁開閉信号を与えて給水の一部としての
冷却水の流量コントロールを行わせる変換器56を備え
たものである。なお、他の構成にいては、第1実施形態
における第3実施例と第2実施形態における第1実施例
と同一なので、重複説明を省略する。
施例と同様に、定格運転時、蒸気タービン29の抽気口
39からのタービン抽気を燃料加熱装置25に供給する
際、タービン下流側の第2タービン抽気系40bを使用
し、部分負荷運転時、蒸気タービン29の抽気口39か
らのタービン抽気を燃料加熱装置25に供給する際、タ
ービン上流側の第1タービン抽気系40aを使用し、各
運転に対応して抽気点を切り換えたものである。
のいずれからも燃料加熱装置25に供給されるタービン
抽気の温度が高い場合、冷却水系52は、復水ポンプ3
1の出口側の給水の一部としての冷却水を冷却器51に
供給し、タービン抽気を適温に冷却し、冷却の際、昇温
化した冷却水を給水ポンプ32の入口側に回収させるよ
うになっている。また、冷却水系52は、冷却器51で
タービン抽気を適温に冷却する際、そのタービン抽気を
冷却器51の出口側に設けたタービン抽気温度計55で
検出し、その検出信号が予め設定された基準値との間に
偏差が出た場合、その偏差に基づいて変換器56で弁開
閉信号を演算し、その演算信号を冷却水調節弁57に与
えて冷却水の流量をコントロールするようになってい
る。
25にタービン抽気を供給するタービン抽気系40を複
数系統に設け、運転状態に応じて使い分けるようにする
とともに、それぞれタービン抽気の温度が高いとき、冷
却水系52に冷却器51を設けてタービン抽気を適温に
冷却させ、冷却の際、昇温した冷却水を冷却水回収系5
4を介して給水ポンプ32の入口側に回収させたので、
燃料加熱装置25の燃料Fを適正温度に加熱させてスチ
ーミングを防止することができ、熱の有効活用を図るこ
とができ、部分負荷運転でも従来よりもより一層安定し
たプラント熱効率を確保することができる。
クル発電プラントの第2実施形態における第4実施例を
示す概略系統図である。なお、第1実施形態または第2
実施形態の構成部品と同一または対応する部分には同一
符号を付す。
おける第4実施例のタービン抽気系40およびタービン
抽気回収系41に、図10で示した第2実施形態におけ
る第3実施例の冷却水系52および冷却水回収系54を
組み合せたもので、蒸気タービン29の抽気口39,3
9から燃料加熱装置25にタービン抽気を供給する第1
タービン抽気系40a、第2タービン抽気系40bの複
数のタービン抽気系40を設け、定格運転時、タービン
下流側の第2タービン抽気系40bを使用し、また部分
負荷運転時、タービン上流側の第1タービン抽気系40
aを使用し、各運転に対応させて抽気点を切り換える一
方、燃料加熱装置25で燃料Fを加熱した後のドレンと
してのタービン抽気を、タービン抽気回収系41を介し
て復水器30に回収させるタービン抽気回収系41を備
えたものである。
a,40bを設けることに伴って各タービン抽気系40
a,40bのそれぞれに、第1止め弁47a、第2止め
弁47b、第1タービン抽気調節弁48a、第2タービ
ン抽気調節弁48b、第1タービン抽気温度検出器49
a、第2タービン抽気温度検出器49bのそれぞれを備
えたものである。
料Fを加熱した後のドレンとしてのタービン抽気を、タ
ービン抽気回収系41を介して復水器30に回収させた
ものである。
冷却器51を設け、この冷却器51でタービン抽気の温
度が高いとき、復水ポンプ31の出口側からバイパス
し、冷却水系52の冷却水調節弁を介して給水の一部と
しての冷却水でタービン抽気を適温に冷却し、冷却の際
に昇温した冷却水を給水ポンプ32の入口側に回収させ
る冷却水回収系54を備えたものである。
に冷却器51を設けることに伴って冷却器51の出口側
に設けたタービン抽気温度計55で検出したタービン抽
気信号が、予め設定された基準値との間に偏差が出た場
合、その偏差に基づいて演算し、冷却水系52の冷却水
調節弁57に弁開閉信号を与えて給水の一部としての冷
却水の流量コントロールを行わせる演算器56を備えた
ものである。なお、他の構成については、第1実施形態
における第4実施例および第2実施形態における第3実
施例と同一なので、重複説明を省略する。
施例と同様に、定格運転時、蒸気タービン29の抽気口
39からのタービン抽気を燃料加熱装置25に供給する
際、タービン下流側の第2タービン抽気系40bを使用
し、部分負荷運転時、蒸気タービン29の抽気口39か
らのタービン抽気を燃料加熱装置25に供給する際、タ
ービン上流側の第1タービン抽気系40aを使用し、各
運転に対応して抽気点を切り換えるようになっている。
のいずれからも燃料加熱装置25に供給されるタービン
抽気の温度が高い場合、冷却水系52は、復水ポンプ3
1の出口側の給水の一部としての冷却水を冷却器51に
供給し、タービン抽気を適温に冷却し、冷却の際、昇温
した冷却水を給水ポンプ32の入口側に回収させるよう
になっている。また、冷却水系52は、冷却器51でタ
ービン抽気を適温に冷却する際、そのタービン抽気を冷
却器51の出口側に設けたタービン抽気温度計55で検
出し、その検出信号が予め設定された基準値との間に偏
差が出た場合、その偏差に基づいて変換器56で弁開閉
信号を演算し、その演算信号を冷却水調節弁57に与え
て冷却水の流量をコントロールするようになっている。
25にタービン抽気を供給するタービン抽気系40を複
数系統に設け、運転状態に応じて使い分けるようにする
とともに、それでもタービン抽気の温度が高いとき、タ
ービン抽気系40に設けた冷却器51でタービン抽気を
適温に冷却させ、冷却の際、昇温した冷却水を冷却水回
収系54を介して給水ポンプ32の入口側に回収させた
ので、燃料加熱装置25の燃料Fを適正温度に加熱させ
てスチーミングを防止することができ、熱の有効活用を
図ることができ、部分負荷運転でも従来よりも一層安定
したプラント熱効率を確保することができる。
クル発電プラントの第2実施形態における第5実施例を
示す概略系統図である。なお、第1実施形態または第2
実施形態の構成部分と同一または対応する部分には同一
符号を付す。
おける第5実施例のタービン抽気系40およびタービン
抽気回収系41に、図10で示した第2実施形態におけ
る第3実施例の冷却水系52および冷却水回収系54を
組み合せたもので、蒸気タービン29の抽気口39,3
9から燃料加熱装置25にタービン抽気を供給する第1
タービン抽気系40a、第2タービン抽気系40bの複
数のタービン抽気系40を設けるとともに、燃料加熱装
置25で燃料Fを加熱後、ドレンとしてのタービン抽気
を給水ポンプ32の入口側に回収させるタービン抽気回
収系41を設ける一方、タービン抽気系40に設けた冷
却器51に、復水ポンプ31からの給水の一部を冷却水
として供給する冷却水系52と、タービン抽気を適温に
冷却する際、昇温した冷却水を、給水ポンプ32の入口
側に回収させた冷却水回収系54とをそれぞれ備えたも
のである。なお、他の構成については、第1実施形態に
おける第5実施例および第2実施形態における第3実施
例と同一なので、重複説明を省略する。
25にタービン抽気を供給するタービン抽気系40を複
数系統に設け、定格運転および部分負荷運転のいずれか
の運転に応じて使い分けるようにするともとに、それで
もタービン抽気の温度が高いとき、タービン抽気系40
に設けた冷却器51でタービン抽気を適温に冷却させ、
冷却の際、昇温した冷却水を冷却水回収系54を介して
給水ポンプ32の入口側に回収させ、さらに上述燃料加
熱装置25からドレンとしてのタービン抽気をタービン
抽気回収系41を介して給水ポンプ32の入口側に回収
させ給水をより一層上昇させたので、排熱回収ボイラ2
3の蒸気ドラム34から発生する蒸気量を従来よりも多
く発生させることができる。
活用を図っているので、プラント熱効率を従来よりも一
層向上させることができる。
インドサイクル発電プラントは、燃料加熱装置の燃料の
加熱源をタービン抽気に求め、そのタービン抽気を燃料
流量に見合うように流量コントロールしているので、タ
ービン抽気と燃料との熱交換の際、燃料加熱装置でのス
チーミングを防止することができ、プラント熱効率を従
来よりも大幅に向上させることができる。
発電プラントは、燃料加熱装置の燃料を加熱するタービ
ン抽気を定格運転と部分負荷運転とに使い分けることが
できるようにしているので、部分負荷運転時でも安定し
たプラント熱効率を確保することができる。
発電プラントは、燃料加熱装置の燃料を加熱するタービ
ン抽気が高いとき、そのタービン抽気を適温に冷却させ
るようにしているので、燃料を安定状態で加熱させるこ
とができ、発火等の不測の事故の発生を防止することが
できる。
発電プラントは、燃料を加熱した後のタービン抽気およ
びタービン抽気を適温に冷却した後の冷却水の昇温熱の
少なくとも一方で給水を加熱する熱回収を図っているの
で、安定したプラント熱効率を確保することができる。
トの第1実施形態を示す概略系統図。
トの第1実施形態における第1実施例を示す概略系統
図。
トの第1実施形態における第2実施例を示す概略系統
図。
トの第1実施形態における第3実施例を示す概略系統
図。
トの第1実施形態における第4実施例を示す概略系統
図。
トの第1実施形態における第5実施例を示す概略系統
図。
トの第2実施形態を示す概略系統図。
トの第2実施形態における第1実施例を示す概略系統
図。
トの第2実施形態における第2実施例を示す概略系統
図。
ントの第2実施形態における第3実施例を示す概略系統
図。
ントの第2実施形態における第4実施例を示す概略系統
図。
ントの第2実施形態における第5実施例を示す概略系統
図。
実施形態を示す概略系統図。
別の実施形態を示す概略系統図。
Claims (19)
- 【請求項1】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスター
ビンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加
熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電
プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タ
ービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するタ
ービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタ
ービン抽気を上記蒸気タービンに回収させるタービン抽
気回収系とを備えたことを特徴とするコンバインドサイ
クル発電プラント。 - 【請求項2】 タービン抽気系は、タービン抽気調節弁
を備えるとともに、燃料加熱装置の出口側の燃料温度を
検出し、燃料温度検出信号に基づいて上記タービン抽気
調節弁を開閉制御する演算器を備えたことを特徴とする
請求項1記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項3】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスター
ビンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加
熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電
プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タ
ービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するタ
ービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタ
ービン抽気を上記蒸気タービンプラントの復水器に回収
させるタービン抽気回収系とを備えたことを特徴とする
コンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項4】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスター
ビンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加
熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電
プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タ
ービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給するタ
ービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタ
ービン抽気を上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの
出口側に回収させるタービン抽気回収系とを備えたこと
を特徴とするコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項5】 ガスタービンプラントに蒸気タービンプ
ラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスター
ビンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を加
熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発電
プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気タ
ービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第
1タービン抽気系と第2タービン抽気系とを備えるとと
もに、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気
を上記蒸気タービンに回収させる第1タービン抽気回収
系と第2タービン抽気回収系とを備えたことを特徴とす
るコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項6】 第1タービン抽気系は、部分負荷運転時
第1止め弁を開動作させて、蒸気タービンの上流側から
燃料加熱装置にタービン抽気を供給する際に使用する一
方、第2タービン抽気系は、定格運転時第2止め弁を開
動作させて、蒸気タービンの下流側から燃料加熱装置に
タービン抽気を供給する際に使用することを特徴とする
請求項5記載のコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項7】 第1タービン抽気系は、第1タービン抽
気調節弁を備えるとともに、燃料加熱装置の出口側で検
出した燃料温度信号とタービン抽気温度信号とを突き合
せ、偏差が出た場合、その偏差に基づいて上記第1ター
ビン抽気調節弁に弁開閉信号を与える演算器を備えたこ
とを特徴とする請求項5記載のコンバインドサイクル発
電プラント。 - 【請求項8】 第2タービン抽気系は、第2タービン抽
気調節弁を備えるとともに、燃料加熱装置の出口側で検
出した燃料温度信号とタービン抽気温度信号とを突き合
せ、偏差が出た場合、その偏差に基づいて上記第2ター
ビン抽気調節弁に弁開閉信号を与える演算器を備えたこ
とを特徴とする請求項5記載のコンバインドサイクル発
電プラント。 - 【請求項9】 第1タービン抽気回収系は、第1タービ
ン抽気回収止め弁を備え、この第1タービン抽気回収止
め弁を第1止め弁に連動させて弁開閉制御する構成にし
たことを特徴とする請求項5または6記載のコンバイン
ドサイクル発電プラント。 - 【請求項10】 第2タービン抽気回収系は、第2ター
ビン抽気回収止め弁を備え、この第2タービン抽気回収
止め弁を第2止め弁に連動させて弁開閉制御する構成に
したことを特徴とする請求項5または6記載のコンバイ
ンドサイクル発電プラント。 - 【請求項11】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
第1タービン抽気系と第2タービン抽気系とを備えると
ともに、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽
気を上記蒸気タービンプラントの復水器に回収させるタ
ービン抽気回収系を備えたことを特徴とするコンバイン
ドサイクル発電プラント。 - 【請求項12】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
第1タービン抽気系と第2タービン抽気系とを備えると
ともに、上記燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽
気を上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口側に
回収させるタービン抽気回収系を備えたことを特徴とす
るコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項13】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
タービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱した
タービン抽気を上記蒸気タービンに回収させるタービン
抽気回収系と、上記タービン抽気系に設けた冷却器と、
この冷却器に供給する冷却水を、上記蒸気タービンプラ
ントの復水ポンプの出口側に設けた冷却水系と、上記冷
却器でタービン抽気を冷却した冷却水を、上記蒸気ター
ビンプラントの給水ポンプの入口側に回収させる冷却水
回収系とを備えたことを特徴とするコンバインドサイク
ル発電プラント。 - 【請求項14】 冷却水回収系は、冷却水回収調節弁を
備えるとともに、冷却器の出口側のタービン抽気温度信
号に基づいて上記冷却水回収調節弁に弁開閉信号を与え
る演算器を備えたことを特徴とする請求項13記載のコ
ンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項15】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
タービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱した
タービン抽気を上記蒸気タービンプラントの復水器に回
収させるタービン抽気回収系と、上記タービン抽気系に
設けた冷却器と、この冷却器に供給する冷却水を、上記
蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口側に設けた冷
却水系と、上記冷却器でタービン抽気を冷却した冷却水
を、上記蒸気タービンプラントの給水ポンプの入口側に
回収させる冷却水回収系とを備えたことを特徴とするコ
ンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項16】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
タービン抽気系と、上記燃料加熱装置の燃料を加熱した
タービン抽気を上記蒸気タービンプラントの給水ポンプ
の入口側に回収させるタービン抽気回収系と、上記ター
ビン抽気系に設けた冷却器と、この冷却器に供給する冷
却水を、上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口
側に設けた冷却水系と、上記冷却器でタービン抽気を冷
却した冷却水を、上記蒸気タービンプラントの給水ポン
プの入口側に回収させる冷却水回収系とを備えたことを
特徴とするコンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項17】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
第1タービン抽気系および第2タービン抽気系と、上記
燃料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を上記蒸気
タービンに回収させる第1タービン抽気回収系および第
2タービン抽気回収系と、上記第1タービン抽気系およ
び第2タービン抽気系に設けた冷却器と、この冷却器に
供給する冷却水を、上記蒸気タービンプラントの復水ポ
ンプの出口側に設けた冷却水系と、上記冷却器でタービ
ン抽気を冷却した冷却水を上記蒸気タービンプラントの
給水ポンプの入口側に回収させる冷却水回収系とを備え
たことを特徴とするコンバインドサイクル発電プラン
ト。 - 【請求項18】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
タービン抽気系と、上記蒸気タービンプラントの蒸気タ
ービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第
1タービン抽気系および第2タービン抽気系と、上記燃
料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を上記蒸気タ
ービンプラントの復水器に回収させるタービン抽気回収
系と、上記第1タービン抽気系および第2タービン抽気
系に設けた冷却器と、この冷却器に供給する冷却水を、
上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの出口側に設け
た冷却水系と、上記冷却器でタービン抽気を冷却した冷
却水を上記蒸気タービンプラントの給水ポンプの入口側
に回収させる冷却水回収系とを備えたことを特徴とする
コンバインドサイクル発電プラント。 - 【請求項19】 ガスタービンプラントに蒸気タービン
プラントおよび排熱回収ボイラを組み合せ、上記ガスタ
ービンプラントのガスタービン燃焼器に供給する燃料を
加熱する燃料加熱装置を備えたコンバインドサイクル発
電プラントにおいて、上記蒸気タービンプラントの蒸気
タービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する
タービン抽気系と、上記蒸気タービンプラントの蒸気タ
ービンのタービン抽気を上記燃料加熱装置に供給する第
1タービン抽気系および第2タービン抽気系と、上記燃
料加熱装置の燃料を加熱したタービン抽気を上記蒸気タ
ービンプラントの給水ポンプの入口側に回収させるター
ビン抽気回収系と、上記第1タービン抽気系および第2
タービン抽気系に設けた冷却器と、この冷却器に供給す
る冷却水を、上記蒸気タービンプラントの復水ポンプの
出口側に設けた冷却水系と、上記冷却器でタービン抽気
を冷却した冷却水を上記蒸気タービンプラントの給水ポ
ンプの入口側に回収させる冷却水回収系とを備えたこと
を特徴とするコンバインドサイクル発電プラント。
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP3919883B2 (ja) |
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- 1997-06-12 JP JP15542497A patent/JP3919883B2/ja not_active Expired - Fee Related
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