JPH1121044A - エレベータ装置 - Google Patents
エレベータ装置Info
- Publication number
- JPH1121044A JPH1121044A JP17538197A JP17538197A JPH1121044A JP H1121044 A JPH1121044 A JP H1121044A JP 17538197 A JP17538197 A JP 17538197A JP 17538197 A JP17538197 A JP 17538197A JP H1121044 A JPH1121044 A JP H1121044A
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- sheave
- governor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のエレベータ装置は、かごの加減速時に
テンショナ重りの上下動が振動としてガバナロープに伝
わりこのガバナロープに接続されているセフティリンク
及びセフティを誤作動させる可能性があった。 【解決手段】 ガバナ機構のテンショナに振動吸収機構
を設けてテンショナ重りに発生した上下動がガバナロー
プに伝わることを抑制し、またテンショナ重りをボルト
やレールに挿入する構成として容易に増減可能としたの
で適切な張力をガバナロープに与えることによってもガ
バナロープの振動を抑制するよう構成した。これによ
り、ガバナロープに生じる振動を低減してセフティが誤
動作する可能性を低減することが可能となった。
テンショナ重りの上下動が振動としてガバナロープに伝
わりこのガバナロープに接続されているセフティリンク
及びセフティを誤作動させる可能性があった。 【解決手段】 ガバナ機構のテンショナに振動吸収機構
を設けてテンショナ重りに発生した上下動がガバナロー
プに伝わることを抑制し、またテンショナ重りをボルト
やレールに挿入する構成として容易に増減可能としたの
で適切な張力をガバナロープに与えることによってもガ
バナロープの振動を抑制するよう構成した。これによ
り、ガバナロープに生じる振動を低減してセフティが誤
動作する可能性を低減することが可能となった。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのガバ
ナテンショナに関する。
ナテンショナに関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明に係る従来技術を図４及び図５を
用いて説明する。図４は、エレベータの乗りかご（図示
せず）が固定される乗りかご枠１及びガバナ機構２の構
成を示す図である。
用いて説明する。図４は、エレベータの乗りかご（図示
せず）が固定される乗りかご枠１及びガバナ機構２の構
成を示す図である。
【０００３】乗りかご枠１は、その上部にメインロープ
３の端部が固定されており、図示しない巻上機がメイン
ロープ３を駆動すると共に、乗りかご枠１の上下左右に
設けられたガイドシュー４がガイドレール５に案内され
て昇降路内を昇降するものである。
３の端部が固定されており、図示しない巻上機がメイン
ロープ３を駆動すると共に、乗りかご枠１の上下左右に
設けられたガイドシュー４がガイドレール５に案内され
て昇降路内を昇降するものである。
【０００４】この昇降路内には、乗りかご枠１に連動し
て乗りかご枠１の昇降速度を調節するためのガバナ機構
２が乗りかご枠１に隣接して設けられている。このガバ
ナ機構２は、昇降路上部に設けられた機械室に設置され
たガバナ６と昇降路下部に位置するテンショナ７、及び
ガバナ６とテンショナ７のそれぞれに設けられたシーブ
との間に張ったガバナロープ８とから構成されている。
て乗りかご枠１の昇降速度を調節するためのガバナ機構
２が乗りかご枠１に隣接して設けられている。このガバ
ナ機構２は、昇降路上部に設けられた機械室に設置され
たガバナ６と昇降路下部に位置するテンショナ７、及び
ガバナ６とテンショナ７のそれぞれに設けられたシーブ
との間に張ったガバナロープ８とから構成されている。
【０００５】このガバナロープ８の一部（図４ではＡ
点）は乗りかご枠１に設けられたセフティリンク９に接
続されており、乗りかご枠１の動きはガバナロープ８を
介してガバナ６に伝達される。
点）は乗りかご枠１に設けられたセフティリンク９に接
続されており、乗りかご枠１の動きはガバナロープ８を
介してガバナ６に伝達される。
【０００６】テンショナ７は、ガバナロープ８が巻かれ
たテンショナシーブ７１及びガバナロープ８に張力を与
えるテンショナ重り７２とから構成されている。図５
は、テンショナ７の部分を拡大した構成図である。
たテンショナシーブ７１及びガバナロープ８に張力を与
えるテンショナ重り７２とから構成されている。図５
は、テンショナ７の部分を拡大した構成図である。
【０００７】テンショナシーブ７１には、その回転軸に
取り付けられたテンショナ重り取付板７３を介してテン
ショナ重り７２が取り付けられている。また、テンショ
ナシーブ７１はテンショナブラケット７４及びレール取
付板７４を介してガイドレール５にガイドレール５側を
回転軸にして揺動可能に係止されている。
取り付けられたテンショナ重り取付板７３を介してテン
ショナ重り７２が取り付けられている。また、テンショ
ナシーブ７１はテンショナブラケット７４及びレール取
付板７４を介してガイドレール５にガイドレール５側を
回転軸にして揺動可能に係止されている。
【０００８】セフティリンク９は、乗りかご枠１の両側
面に配置されたリフトロッド１０に係合し、リフトロッ
ド１０はセフティ１１に接続されている。乗りかご枠１
の降下速度が過速となった場合、ガバナ機構２は過速と
なったことを検知してガバナロープ８に抵抗を与えるた
め、セフティリンク９のＡ点は上方へ引き上げられ、こ
れに連動してリフトロッド１０も引き上げられる。
面に配置されたリフトロッド１０に係合し、リフトロッ
ド１０はセフティ１１に接続されている。乗りかご枠１
の降下速度が過速となった場合、ガバナ機構２は過速と
なったことを検知してガバナロープ８に抵抗を与えるた
め、セフティリンク９のＡ点は上方へ引き上げられ、こ
れに連動してリフトロッド１０も引き上げられる。
【０００９】この一連の動作によりリフトロッド１０に
接続されたセフティ１１はガイドレール５との間で強力
な摩擦力を発生させて乗りかご枠１を停止させるものと
なっている。
接続されたセフティ１１はガイドレール５との間で強力
な摩擦力を発生させて乗りかご枠１を停止させるものと
なっている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の構
成において、テンショナ７のテンショナ重り７２の重量
が適切でなくガバナロープ８に最適な張力が与えられて
いない場合には、セフティリンク９を誤作動させてしま
う可能性がある。
成において、テンショナ７のテンショナ重り７２の重量
が適切でなくガバナロープ８に最適な張力が与えられて
いない場合には、セフティリンク９を誤作動させてしま
う可能性がある。
【００１１】テンショナ重り７２の重量が不足している
と、乗りかご枠１に例えば通常の起動又は停止のように
急激な速度変化が生じた場合に、ガバナロープ８に十分
な張力を与えることができない場合がある。
と、乗りかご枠１に例えば通常の起動又は停止のように
急激な速度変化が生じた場合に、ガバナロープ８に十分
な張力を与えることができない場合がある。
【００１２】一例として乗りかご枠１が上昇運転される
場合には、乗りかご枠１が定速で上昇する場合にはガバ
ナロープ８にはほぼ均一な張力が加わるが、加速時には
テンショナ７を上方へ引き上げる力が発生する。
場合には、乗りかご枠１が定速で上昇する場合にはガバ
ナロープ８にはほぼ均一な張力が加わるが、加速時には
テンショナ７を上方へ引き上げる力が発生する。
【００１３】この際、テンショナ重り７２の重量が適切
でないとテンショナ７の移動量は大きくなり、加速が終
了するとテンショナ７は元の位置まで下がるためこの動
きが振動となってガバナロープ８に伝わり、セフティリ
ンク９のＡ点を押し上げて乗りかご枠１を停止させてし
まう可能性があった。
でないとテンショナ７の移動量は大きくなり、加速が終
了するとテンショナ７は元の位置まで下がるためこの動
きが振動となってガバナロープ８に伝わり、セフティリ
ンク９のＡ点を押し上げて乗りかご枠１を停止させてし
まう可能性があった。
【００１４】本発明は、このようにガバナロープ８に発
生する振動を抑制することにより、乗りかご枠１が不必
要に停止してしまう可能性を極力低減することを目的と
するものである。
生する振動を抑制することにより、乗りかご枠１が不必
要に停止してしまう可能性を極力低減することを目的と
するものである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明の［請求項１］
は、ガバナ機構のテンショナにガバナロープの振動を吸
収する振動吸収機構を設けたものである。本発明の［請
求項２］は、テンショナがガバナロープの下端が巻き付
けられたテンショナシーブの回転軸に回動自在に取り付
けられたテンショナ重り取付板にテンショナ重りを取り
付けた構成であることを利用し、テンショナシーブの回
転軸に振動吸収材を巻き付け、この振動吸収材を介して
テンショナ重り取付板を取り付けたことを特徴とするも
のである。
は、ガバナ機構のテンショナにガバナロープの振動を吸
収する振動吸収機構を設けたものである。本発明の［請
求項２］は、テンショナがガバナロープの下端が巻き付
けられたテンショナシーブの回転軸に回動自在に取り付
けられたテンショナ重り取付板にテンショナ重りを取り
付けた構成であることを利用し、テンショナシーブの回
転軸に振動吸収材を巻き付け、この振動吸収材を介して
テンショナ重り取付板を取り付けたことを特徴とするも
のである。
【００１６】本発明の［請求項３］は、テンショナがガ
バナロープの下端が巻き付けられたテンショナシーブの
回転軸に回動自在に取り付けられたテンショナ重り取付
板にテンショナ重りを取り付けた構成であることを利用
し、テンショナ重り取付板を弾性変形可能な材料で構成
し、また上下方向に力が加わった場合に弾性変形可能な
形状としたものである。
バナロープの下端が巻き付けられたテンショナシーブの
回転軸に回動自在に取り付けられたテンショナ重り取付
板にテンショナ重りを取り付けた構成であることを利用
し、テンショナ重り取付板を弾性変形可能な材料で構成
し、また上下方向に力が加わった場合に弾性変形可能な
形状としたものである。
【００１７】本発明の［請求項４］は、ガバナ機構のテ
ンショナを、テンショナ重りを調節可能な機構としたも
のである。本発明の［請求項５］は、前記テンショナ重
り取付板にテンショナ重り取付用のレールを取付けると
共にテンショナ重りの形状を前記レールに挿入可能な板
状とし、必要に応じてテンショナ重りを増減可能とした
ものである。
ンショナを、テンショナ重りを調節可能な機構としたも
のである。本発明の［請求項５］は、前記テンショナ重
り取付板にテンショナ重り取付用のレールを取付けると
共にテンショナ重りの形状を前記レールに挿入可能な板
状とし、必要に応じてテンショナ重りを増減可能とした
ものである。
【００１８】本発明の［請求項６］は、前記テンショナ
重り取付板にエレベータかごのバランスウェイト取付枠
と同じ構成の枠を設け、この枠にエレベータかごのバラ
ンスウェイトと同じ形状のウェイトをテンショナ重りを
取り付けたものである。
重り取付板にエレベータかごのバランスウェイト取付枠
と同じ構成の枠を設け、この枠にエレベータかごのバラ
ンスウェイトと同じ形状のウェイトをテンショナ重りを
取り付けたものである。
【００１９】
【発明の実施の形態】本発明の第１の実施例を図１及び
図２を用いて説明する。なお、従来の技術と同一の構成
については同じ番号を付し説明を省略する。図１におい
て、テンショナシーブ７１の回転軸にはシュー材７５及
び振動吸収材７６を介してテンショナ重り取付板７３が
回動自在に取り付けられ、このテンショナ重り取付板７
３にはレール取付板７７が取り付けられている。
図２を用いて説明する。なお、従来の技術と同一の構成
については同じ番号を付し説明を省略する。図１におい
て、テンショナシーブ７１の回転軸にはシュー材７５及
び振動吸収材７６を介してテンショナ重り取付板７３が
回動自在に取り付けられ、このテンショナ重り取付板７
３にはレール取付板７７が取り付けられている。
【００２０】レール７８はこのレール取付板７７に取り
付けられているが、図１記載の例では断面がコ字状のビ
ームを溝が向かい合いかつ所定の間隔を開けて一対配置
しレール取付板７７に溶接により固定されている。
付けられているが、図１記載の例では断面がコ字状のビ
ームを溝が向かい合いかつ所定の間隔を開けて一対配置
しレール取付板７７に溶接により固定されている。
【００２１】図２は前記レール７８にテンショナ重り７
２を挿入した状態を示す図であるが、テンショナ重り７
２の形状はレール７８の間隔に挿入可能なように両側の
一部に切り欠き７９が設けられた板状であり、レール７
８の端部がこの切り欠き７９に回り込んでテンショナ重
り７２を保持する構成となっている。
２を挿入した状態を示す図であるが、テンショナ重り７
２の形状はレール７８の間隔に挿入可能なように両側の
一部に切り欠き７９が設けられた板状であり、レール７
８の端部がこの切り欠き７９に回り込んでテンショナ重
り７２を保持する構成となっている。
【００２２】テンショナ重り７２は、必要に応じて複数
枚前記レール７８に挿入され、両側から２つの重り固定
ブラケット７ａにより挟み込まれた状態で固定ボルト７
ｂにより固定されている。
枚前記レール７８に挿入され、両側から２つの重り固定
ブラケット７ａにより挟み込まれた状態で固定ボルト７
ｂにより固定されている。
【００２３】また、重り固定ブラケット７ａは前記レー
ル７８に設けられたスライドクリップ７ｃによりずれな
いように保持されている。なお、レール１５は本実施例
ではコ字状のビームを用いたが、断面が四角形のパイプ
の一辺の一部にテンショナ重り７２を挿入するための切
り欠きを設けてもよく、その場合はレール取付板１４を
介さずに直接テンショナ重り取付板７３に溶接等により
取り付けることが可能となる。
ル７８に設けられたスライドクリップ７ｃによりずれな
いように保持されている。なお、レール１５は本実施例
ではコ字状のビームを用いたが、断面が四角形のパイプ
の一辺の一部にテンショナ重り７２を挿入するための切
り欠きを設けてもよく、その場合はレール取付板１４を
介さずに直接テンショナ重り取付板７３に溶接等により
取り付けることが可能となる。
【００２４】本第１の実施例によれば、テンショナシー
ブ７１に振動吸収材７６が巻かれているため、乗りかご
枠１の加減速時に発生するテンショナ７の上下動を振動
吸収材７６が吸収する。
ブ７１に振動吸収材７６が巻かれているため、乗りかご
枠１の加減速時に発生するテンショナ７の上下動を振動
吸収材７６が吸収する。
【００２５】このため、不必要な振動をガバナロープ８
に発生させることを低減することが可能となった。ま
た、第１の実施例によれば、テンショナ重り７２を必要
に応じて容易に増減させることが可能となったため、乗
りかご枠１の加減速時にも最も良好な張力をガバナロー
プ８に与えることが可能となったため、テンショナ７の
上下動に起因する振動を最小限に抑制することも可能と
なった。
に発生させることを低減することが可能となった。ま
た、第１の実施例によれば、テンショナ重り７２を必要
に応じて容易に増減させることが可能となったため、乗
りかご枠１の加減速時にも最も良好な張力をガバナロー
プ８に与えることが可能となったため、テンショナ７の
上下動に起因する振動を最小限に抑制することも可能と
なった。
【００２６】図３は、本発明の第２の実施例を説明する
図である。本実施例においても従来の技術と同じ構成に
ついては同じ番号を付し、説明を省略する。
図である。本実施例においても従来の技術と同じ構成に
ついては同じ番号を付し、説明を省略する。
【００２７】本第２の実施例においても、テンショナシ
ーブ７１の回転軸にテンショナ重り取付板７ｄが回動自
在に取り付けられている構成は前記第１の実施例と同様
であるが、本第２の実施例においてはテンショナ重り取
付板７ｄ及びテンショナ重り７ｆに特徴がある。
ーブ７１の回転軸にテンショナ重り取付板７ｄが回動自
在に取り付けられている構成は前記第１の実施例と同様
であるが、本第２の実施例においてはテンショナ重り取
付板７ｄ及びテンショナ重り７ｆに特徴がある。
【００２８】第２の実施例におけるテンショナ重り取付
板７ｄは平な面を持つ板であり、その下部に通しボルト
７ｅによって複数のテンショナ重り７ｆが固定されてい
る。このため、テンショナ重りの加減は、通しボルト７
ｅにテンショナ重り７ｆを追加又は取り外すことで行う
ことができる。
板７ｄは平な面を持つ板であり、その下部に通しボルト
７ｅによって複数のテンショナ重り７ｆが固定されてい
る。このため、テンショナ重りの加減は、通しボルト７
ｅにテンショナ重り７ｆを追加又は取り外すことで行う
ことができる。
【００２９】これにより、ガバナロープ８に与える張力
を希望の張力に容易に調整することが可能となった。そ
してさらに、テンショナ重り取付板７ｄを７ｇで示す波
形形状の金属板等で構成することにより、前記第１の実
施例における振動吸収材７６と同様にテンショナ重り７
ｆの上下動に起因する振動がガバナロープ８に伝わるこ
とを低減させることが可能となった。
を希望の張力に容易に調整することが可能となった。そ
してさらに、テンショナ重り取付板７ｄを７ｇで示す波
形形状の金属板等で構成することにより、前記第１の実
施例における振動吸収材７６と同様にテンショナ重り７
ｆの上下動に起因する振動がガバナロープ８に伝わるこ
とを低減させることが可能となった。
【００３０】なお、テンショナ重り取付板７ｇは図３に
示す波形だけでなく、弾性変形を生じるものであればそ
の材質や形状は問わない。また図示はしないが、テンシ
ョナ重りは複数に分割されたウェイトを必要に応じて増
減させる構成であればよいので、図１記載の通しボルト
７ｅや図３記載のレール７８のような構成に代えて、エ
レベータかごのバランスウェイト取付枠と同じ構成の枠
をテンショナ重り取付板７３に取り付けてバランスウェ
イトを追加又は取り外すようにしても同様の効果を得る
ことができ、さらにはエレベータかごのバランスウェイ
ト取付枠との共通化が図れるのでコスト低減にもなる。
示す波形だけでなく、弾性変形を生じるものであればそ
の材質や形状は問わない。また図示はしないが、テンシ
ョナ重りは複数に分割されたウェイトを必要に応じて増
減させる構成であればよいので、図１記載の通しボルト
７ｅや図３記載のレール７８のような構成に代えて、エ
レベータかごのバランスウェイト取付枠と同じ構成の枠
をテンショナ重り取付板７３に取り付けてバランスウェ
イトを追加又は取り外すようにしても同様の効果を得る
ことができ、さらにはエレベータかごのバランスウェイ
ト取付枠との共通化が図れるのでコスト低減にもなる。
【００３１】
【発明の効果】［請求項１］〜［請求項３］記載の発明
によれば、テンショナ重りとガバナロープとの間に振動
吸収機構を介在させたので、テンショナ重りの上下動に
起因する振動がガバナロープに伝わることを低減させる
ことができ、また［請求項４］〜［請求項６］記載の発
明によれば、テンショナ重りを必要に応じて増減させる
ことが可能な構成としたので、ガバナロープに最適な張
力を与えることが可能となった。
によれば、テンショナ重りとガバナロープとの間に振動
吸収機構を介在させたので、テンショナ重りの上下動に
起因する振動がガバナロープに伝わることを低減させる
ことができ、また［請求項４］〜［請求項６］記載の発
明によれば、テンショナ重りを必要に応じて増減させる
ことが可能な構成としたので、ガバナロープに最適な張
力を与えることが可能となった。
【図１】本発明に係るエレベータ装置の第１の実施例を
説明する構成図。
説明する構成図。
【図２】本発明に係るエレベータ装置の第１の実施例を
説明する構成図。
説明する構成図。
【図３】本発明に係るエレベータ装置の第２の実施例を
説明する構成図。
説明する構成図。
【図４】本発明に係るエレベータ装置の従来の技術を説
明する構成図。
明する構成図。
【図５】本発明に係るエレベータ装置の従来の技術を説
明する構成図。
明する構成図。
７２，７ｆ…テンショナ重り，７３，７ｄ，７ｇ…テン
ショナ重り取付板，７６…振動吸収材，７７…レール取
付板，７８…レール，７９…切り欠き，７ａ…固定ブラ
ケット，７ｂ…固定ボルト，７ｃ…スライドクリップ
７，ｅ…通しボルト
ショナ重り取付板，７６…振動吸収材，７７…レール取
付板，７８…レール，７９…切り欠き，７ａ…固定ブラ
ケット，７ｂ…固定ボルト，７ｃ…スライドクリップ
７，ｅ…通しボルト
Claims (6)
- 【請求項１】 機械室に設けられガバナロープの上端部
が巻かれたシーブを備えてガバナロープの過速を検出す
るガバナと、エレベータかごの昇降経路に沿って張られ
その一部がエレベータかごと係合しているガバナロープ
と、当該ガバナロープの下端にガバナロープに張力を与
えるためのテンショナ重りがテンショナシーブを介して
吊り下げられたテンショナとから構成されるガバナ機構
を備えたエレベータ装置において、前記テンショナが前
記ガバナロープの振動を吸収する振動吸収機構を備えて
いることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項２】 前記［請求項１］記載のエレベータ装置
において、振動吸収機構は、テンショナシーブの回転軸
にテンショナ重りを取り付けたテンショナ重り取付板を
回動自在に取付けたテンショナの前記回転軸にテンショ
ナシーブとテンショナ重り取付板との間に介在させたこ
とを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項３】 前記［請求項１］記載のエレベータ装置
において、振動吸収機構は、テンショナシーブの回転軸
にテンショナ重りを取り付けたテンショナ重り取付板を
回動自在に取付けたテンショナの前記テンショナ重り取
付板が上下方向に弾性変形が可能に加工された板で構成
されていることを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項４】 機械室に設けられガバナロープの上端部
が巻かれたシーブを備えてガバナロープの過速を検出す
るガバナと、エレベータかごの昇降経路に沿って張られ
その一部がエレベータかごと係合しているガバナロープ
と、当該ガバナロープの下端にガバナロープに張力を与
えるためのテンショナ重りがテンショナシーブを介して
吊り下げられたテンショナとから構成されるガバナ機構
を備えたエレベータ装置において、前記テンショナ重り
を増減可能としたことを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項５】 前記［請求項４］記載のエレベータ装置
において、テンショナシーブの回転軸に回動自在に取付
けたテンショナ重り取付板にテンショナ重り取付レール
を設け、テンショナ重りを前記レールにスライドさせて
挿入可能な板状とし必要な数のテンショナ重りを前記レ
ールに挿入したことを特徴とするエレベータ装置。 - 【請求項６】 前記［請求項４］記載のエレベータ装置
において、テンショナシーブの回転軸に回動自在に取付
けたテンショナ重り取付板にエレベータかごのバランス
ウェイト取付枠と同じ構成の枠を設け、この枠にエレベ
ータかごのバランスウェイトと同じ形状のウェイトをテ
ンショナ重りを取り付けたことを特徴とするエレベータ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17538197A JPH1121044A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | エレベータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17538197A JPH1121044A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | エレベータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1121044A true JPH1121044A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15995121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17538197A Withdrawn JPH1121044A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | エレベータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1121044A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008013309A (ja) * | 2006-07-05 | 2008-01-24 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータのガバナ装置のテンショナ |
| CN103224181A (zh) * | 2013-05-08 | 2013-07-31 | 江苏阿尔法电梯有限公司 | 连接可靠的防震动单轮式轿顶返绳轮 |
| CN104108639A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-10-22 | 西尼电梯(杭州)有限公司 | 电梯轿顶轮结构 |
| US9957133B2 (en) | 2013-02-07 | 2018-05-01 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator apparatus |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17538197A patent/JPH1121044A/ja not_active Withdrawn
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