JPH11210431A - 電磁駆動弁 - Google Patents

電磁駆動弁

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JPH11210431A
JPH11210431A JP10009625A JP962598A JPH11210431A JP H11210431 A JPH11210431 A JP H11210431A JP 10009625 A JP10009625 A JP 10009625A JP 962598 A JP962598 A JP 962598A JP H11210431 A JPH11210431 A JP H11210431A
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JP
Japan
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valve
electromagnet
armature
electromagnetically driven
driven valve
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JP10009625A
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Masaji Katsumata
正司 勝間田
Isao Matsumoto
功 松本
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、内燃機関の吸気弁または排気弁を
構成する電磁駆動弁の構造に関し、電磁石の発熱に対し
て優れた放熱性を確保することを目的とする。 【解決手段】 吸気弁24と一体に形成された弁軸28
にアーマチャ軸36を当接させる。アーマチャ軸36の
中央部にアーマチャ38を固定する。アーマチャ38の
上下に第1電磁石40および第2電磁石50を配設す
る。第1電磁石40および第2電磁石50の周囲に保持
部材60を配設する。保持部材60の下端部に緩衝部材
76を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁駆動弁に係
り、特に、内燃機関の吸気弁または排気弁として好適な
電磁駆動弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の吸気弁または排気
弁を構成する電磁駆動弁が知られている。上記の電磁駆
動弁は、吸気弁または排気弁として機能する弁体、弁体
と一対に構成される弁軸、弁軸に電磁力を伝達するアー
マチャ軸、および、アーマチャ軸に固定されるアーマチ
ャを備えている。上記の電磁駆動弁において、アーマチ
ャの上下には、第1電磁石および第2電磁石が配設され
ている。第1電磁石および第2電磁石は、その外周を保
持部材により保持されている。以下、第1電磁石および
第2電磁石を保持する保持部材を電磁石組立体と称す。
【0003】第1電磁石に励磁電流が供給されると、ア
ーマチャには、第1電磁石に向かう電磁力が作用する。
また、第2電磁石に励磁電流が供給されると、アーマチ
ャには、第2電磁石に向かう電磁力が作用する。アーマ
チャに作用した電磁力は、アーマチャ軸を介して弁軸に
伝達される。従って、上記の電磁駆動弁によれば、第1
電磁石および第2電磁石に、交互に励磁電流を供給する
ことで、弁体を開閉駆動させることができる。
【0004】上記の電磁駆動弁において、アーマチャ
は、弁体が開閉駆動される際に繰り返し第1電磁石およ
び第2電磁石に当接する。弁体が吸気弁または排気弁と
して適正に機能するためには、アーマチャが第1電磁石
に当接する際に弁体が確実に弁座に着座することが必要
である。上記の電磁駆動弁において、アーマチャ軸と弁
軸とは、弁体が弁座に着座し、かつ、アーマチャが電磁
石に当接する際に、アーマチャ軸と弁軸との間に所定の
タペットクリアランスが形成されるように分離構造とさ
れている。従って、上記の構造によれば、弁軸やアーマ
チャ軸の熱伸縮に拘らず、確実に弁体を全閉位置まで変
位させることができる。
【0005】上記のタペットクリアランスは、電磁石組
立体をシリンダヘッドに締結する際、シリンダヘッドの
上面にシリンダヘッドと電磁石組立体との相対的位置関
係を調整する適当なスペーサシムを介在させることで調
整される。上記の電磁駆動弁は、かかる調整を可能とす
るために、電磁石組立体の下端部とシリンダヘッドとの
間に適当な空間が形成されるように設計されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電磁駆動弁が作動する
際、第1電磁石および第2電磁石には熱が生ずる。この
ため、電磁駆動弁の構造は、第1電磁石および第2電磁
石のが熱が放熱されやすい構造であることが望ましい。
第2電磁石の発する熱は、電磁石組立体とシリンダヘッ
ドとの接触面積が特に第2電磁石の近傍、すなわち、電
磁石組立体の下端部近傍で大きいほど放熱され易い。従
って、上記の電磁駆動弁のように、電磁石組立体の下端
部とシリンダヘッドとの間に空間が形成される構造は、
第2電磁石の放熱効果を確保するうえで好ましい構造で
はない。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、電磁石の発熱に対して優れた放熱効果を発揮す
る電磁駆動弁を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、弁体に電磁力を伝達するアーマチャ軸
と、前記アーマチャ軸に固定されるアーマチャと、前記
アーマチャの上下に所定間隔を空けて配設される第1電
磁石および第2電磁石を備える電磁石組立体とを備え、
前記第1電磁石および前記第2電磁石が適宜電磁力を発
生することにより前記弁体を駆動する電磁駆動弁におい
て、前記電磁石組立体の一端に当接する伸縮可能な熱伝
導体を備えることを特徴とする電磁駆動弁により達成さ
れる。
【0009】本発明において、第1電磁石および第2電
磁石を備える電磁石組立体の一端は、熱伝導体に当接し
ている。熱伝導体は、軸方向に伸縮することができる。
従って、本実施例の発明によれば、電磁石組立体の配設
位置を微調整する機能を損なわずに、第2電磁石の発熱
に対して優れた放熱効果を得ることができる。また、上
記の目的は、請求項2に記載する如く、請求項1記載の
電磁駆動弁において、前記熱伝導体が、軸方向に所定の
長さを有し、同心円状に積層された径の異なる複数の環
状金属部材を備える金属骨格と、前記複数の環状金属部
材の間に埋設される炭素材と、を備えることを特徴とす
る電磁駆動弁により達成される。
【0010】本発明において、径の異なる複数の環状金
属部材を備える金属骨格は、軸方向に適当な弾性を示
す。また、複数の環状金属部材間に埋設される炭素材
は、優れた熱伝導性を示す。従って、上記の構造は、適
当な弾性と優れた熱伝導性とを有している。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
電磁駆動弁を備える内燃機関10の要部を表す断面図を
示す。内燃機関10は、シリンダヘッド12を備えてい
る。シリンダヘッド12には、吸気ポート14および排
気ポート15が形成されている。吸気ポート14は、弁
座16を備えている。同様に、排気ポート15は、弁座
17を備えている。吸気ポート14および排気ポート1
5は、燃焼室18に連通している。
【0012】シリンダヘッド12には、電磁駆動弁2
0,22が収納されている。電磁駆動弁20は、吸気ポ
ート14と燃焼室18とを導通または遮断する吸気弁2
4を備えている。一方、電磁駆動弁22は、排気ポート
15と燃焼室18とを導通または遮断する排気弁26を
備えている。電磁駆動弁20および22は、吸気弁24
と排気弁26とが異なる径を有していることを除いて、
同一の構成を有している。以下、それらの代表として、
電磁駆動弁20の構造および動作について説明する。
【0013】電磁駆動弁20は、弁軸28を備えてい
る。弁軸28は、吸気弁24と一体に設けられている。
シリンダヘッド12の内部には、バルブガイド30が固
定されている。バルブガイド30は、弁軸28を摺動可
能に保持している。弁軸28の上端部には、ロアリテー
ナ32が固定されている。ロアリテーナ32の下部に
は、ロアスプリング34が配設されている。ロアスプリ
ング34は、ロアリテーナ32を図1における上方に向
けて付勢している。
【0014】弁軸28の上端部は、アーマチャ軸36に
当接している。アーマチャ軸36は、非磁性材料で構成
された部材である。アーマチャ軸36には、アーマチャ
38が固定されている。アーマチャ38は、磁性材料で
構成された環状の部材である。アーマチャ38の上方に
は、第1電磁石40が配設されている。第1電磁石40
は、アッパーコイル42およびアッパーコア43を備え
ている。アッパーコア43は、磁性材料で構成された環
状の部材である。第1電磁石40の上方には、アッパー
プレート44が配設されている。アッパーコア43は、
アッパープレート44にボルト45で締着されている。
アッパーコア43の中央部には、コア内筒46が設けら
れている。アッパープレート44の中央部には、軸受け
48が配設されている。アーマチャ軸36は、コア内筒
46の上方において軸受け48により摺動可能に保持さ
れている。
【0015】アーマチャ38の下方には、第2電磁石5
0が配設されている。第2電磁石50は、ロアコイル5
2およびロアコア53を備えている。ロアコア53は、
磁性材料で構成された環状の部材である。第2電磁石5
0の下方には、ロアプレート54が配設されている。ロ
アコア53は、ロアプレート54にボルト55で締着さ
れている。ロアコア53の中央部には、コア内筒56が
設けられている。ロアプレート54の中央部には、軸受
け58が配設されている。アーマチャ軸36は、コア内
筒56の下方において軸受け58により摺動可能に保持
されている。
【0016】アッパーコア43およびロアコア53の外
周には、保持部材60が配設されている。保持部材60
は、アッパーコア43とロアコア53との相対的な位置
関係を適正に維持している。保持部材60は、ロアプレ
ート54にボルト55で締着されている。アッパープレ
ート44の上部には、アッパーキャップ62が配設され
ている。アッパーキャップ62の上端には、アジャスタ
ボルト64およびロックナット65が配設されている。
アジャスタボルト64の下部には、アーマチャ軸36の
上端部に固定されたアッパーリテーナ66が配設されて
いる。アジャスタボルト64とアッパーリテーナ66と
の間には、アッパースプリング68が配設されている。
アッパースプリング68は、アッパーリテーナ66およ
びアーマチャ軸36を図1における下方に向けて付勢し
ている。
【0017】アーマチャ38の中立位置は、アジャスタ
ボルト64により調整される。本実施例において、アジ
ャスタボルト64は、アーマチャ38の中立位置が第1
電磁石40と第2電磁石50との中央部になるように調
整されている。内燃機関10には、内部空間70が形成
されている。内部空間70には、電磁駆動弁20が収納
されている。電磁駆動弁20は、保持部材60のフラン
ジ面において、シリンダヘッド12の端面(図1におけ
る上面)にボルト72により固定されている。保持部材
60のフランジ面とシリンダヘッド12との間には、銅
系の部材で構成されたスペーサシム74が配設されてい
る。スペーサシム74には、後述するタペットクリアラ
ンスが適当な大きさになるように適当な板厚のものが選
択される。保持部材60の下端部とシリンダヘッド12
との間には、緩衝部材76が配設されている。本実施例
の電磁駆動弁は、上記の緩衝部材76を備えている点に
特徴を有している。
【0018】図2は、緩衝部材76の断面図を示す。ま
た、図3は、緩衝部材76を図2に示すII矢視で表した
平面図を示す。図2および図3に示す如く、緩衝部材7
6は、部材78,79により構成されており、アーマチ
ャ軸36が摺動するためにドーナツ状に形成されてい
る。部材78は、例えば膨張黒鉛等の熱伝導性のよい材
料で構成されている。部材79は、例えばSUS304
等のステンレス鋼のような復元性に優れた材料で構成さ
れている。従って、緩衝部材76は、その軸方向に弾性
を有すると共に、優れた熱伝導性を有している。
【0019】次に、電磁駆動弁20の動作について説明
する。アッパーコイル42およびロアコイル52に励磁
電流が供給されていない場合、アーマチャ38は、アッ
パースプリング68およびロアスプリング34の中立位
置、すなわち、第1電磁石40と第2電磁石50との中
央に維持される。その状態で、アッパーコイル42への
励磁電流の供給が開始されると、アーマチャ38と第1
電磁石40との間に、アーマチャ38を第1電磁石40
側に引きつける電磁力が発生する。このため、電磁駆動
弁20によれば、アッパーコイル42に適当な励磁電流
を供給することで、吸気弁24を第1電磁石40側に変
位させることができる。
【0020】アーマチャ38は、第1電磁石40側にお
いてアッパーコア43と当接するまで変位することがで
きる。電磁駆動弁20が吸気弁24として適正に機能す
るためには、アーマチャ38がアッパーコア43と当接
する際に吸気弁24が弁座16に確実に着座することが
必要である。このため、電磁駆動弁20は、アーマチャ
軸36と弁軸28とが分離構造とされており、更に、吸
気弁24が弁座16に着座し、かつ、アーマチャ38が
第1電磁石に到達した際に、両者間に適当なタペットク
リアランスが形成されるように設計されている。上記の
構造によれば、アーマチャ軸36や弁軸28の熱伸縮を
タペットクリアランスで吸収して、常に吸気弁24を全
閉状態とすることができる。従って、電磁駆動弁20に
よれば、アッパーコイル42に適当な励磁電流を供給す
ることで、吸気弁24を確実に全閉位置まで変位させる
ことができる。
【0021】吸気弁24が全閉位置に維持されている場
合、アッパースプリング68およびロアスプリング34
は、吸気弁24およびアーマチャ38をそれらの中立位
置に向けて付勢する。かかる状況下で、アッパーコイル
42への励磁電流の供給が停止されると、吸気弁24お
よびアーマチャ38は、アッパースプリング68および
ロアスプリング34の付勢力により開弁方向、すなわ
ち、第2電磁石50の方向に変位し始める。
【0022】アーマチャ38が開弁方向に変位する過程
では、アーマチャ軸36とバルブガイド30との間、お
よび、アーマチャ軸36と軸受け48,58との間に摺
動摩擦によるエネルギー損失が生ずる。電磁駆動弁20
によれば、吸気弁24が開弁方向に変位する適当な時点
で、第2電磁石50に電磁力を発生させることで、上記
のエネルギー損失を補って、アーマチャ38を第2電磁
石50に当接するまで変位させることができる。
【0023】吸気弁24は、アーマチャ38と第2電磁
石50とが当接する際に全開位置に到達する。従って、
電磁駆動弁20によれば、アッパーコイル42への励磁
電流の供給を停止した後、所定のタイミングでロアコイ
ル52への励磁電流の供給を開始することで、吸気弁2
4を少ない消費電力で全閉位置から全開位置に変位させ
ることができる。
【0024】吸気弁24が全開位置に到達した後、ロア
コイル52への励磁電流の供給が停止されると、吸気弁
24は、閉弁方向、すなわち、第1電磁石の方向に変位
し始める。以後、適当なタイミングでアッパーコイル4
2およびロアコイル52に繰り返し励磁電流を供給する
と、吸気弁24を少ない消費電力で開閉駆動させること
ができる。
【0025】本実施例の電磁駆動弁20では、上述の如
く、アーマチャ軸36や弁軸28の熱伸縮を吸収するた
めにタペットクリアランスが形成されている。このタペ
ットクリアランスは、保持部材60のフランジ面とシリ
ンダヘッド12との間に配設されるスペーサシム74に
よって所定の大きさとなるように調整されている。タペ
ットクリアランスを所定の大きさとするためには、保持
部材60とシリンダヘッド12とが相対的に変位できる
ことが必要である。従って、保持部材60の下端部をシ
リンダヘッド12に当接させることはできない。
【0026】一方、ロアコイル52は、その内部に励磁
電流が流通する際に発熱する。ロアコイル52の放熱性
を高めるためには、第2電磁石の近傍、すなわち、保持
部材60の下端部近傍で、保持部材60とシリンダヘッ
ド12とが大きな接触面積を有していることが望まし
い。本実施例の電磁駆動弁20では、上述の如く、保持
部材60の下端部とシリンダヘッド12との間に熱伝導
性に優れた緩衝部材76が配設されている。緩衝部材7
6によれば、保持部材60とシリンダヘッド12との相
対変位を許容しつつ、保持部材60とシリンダヘッド1
2との間に大きな接触面積を確保することができる。従
って、本実施例によれば、タペットクリアランスを確保
しつつ、ロアコイル52の放熱性を高めることができ
る。これにより、本実施例の電磁駆動弁20を備える内
燃機関によれば、吸気弁24を適正に開閉駆動させるこ
とができる。
【0027】電磁駆動弁20の作動中に、アーマチャ3
8は、繰り返しロアコア53に接触する。アーマチャ3
8がロアコア53に接触する場合、衝撃力が作用した
り、衝撃音が発生する。電磁駆動弁20の耐久性および
静粛性を高めるためには、衝撃力および衝撃音を吸収す
ることが望ましい。本実施例の構造において、アーマチ
ャ38がロアコア53に当接する際には、保持部材60
が、緩衝部材76の弾性変形を伴ってシリンダヘッド1
2に対して相対的に変位する。保持部材60がシリンダ
ヘッド12に対して相対変位すると、アーマチャ38と
ロアコア53との間の衝撃力および衝撃音の低減が図ら
れる。このため、本実施例の電磁駆動弁20によれば、
優れた耐久性と静粛性とを実現することもできる。
【0028】本実施例において、上述の如く、アーマチ
ャ軸36と弁軸28とは分離構造となっている。従っ
て、本実施例の電磁駆動弁20によれば、吸気弁24が
着座する弁座16と保持部材60が収納される内部空間
70との同軸度を緩めに設定することもできる。尚、上
記の実施例においては、吸気弁24および排気弁26が
前記請求項1記載の「弁体」に、緩衝部材76が前記請
求項1記載の「熱伝導体」に、部材78が前記請求項2
記載の「炭素材」に、部材79が前記請求項2記載の
「金属骨格」に、それぞれ相当している。
【0029】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、電磁石組立体の配設位置を微調整する機能を損なう
ことなく、第2電磁石の発熱に対して優れた放熱効果を
確保することができる。また、上述の如く、請求項2記
載の発明によれば、簡単な構造で所望の熱伝導性を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電磁駆動弁を備える内
燃機関の要部を表す断面図である。
【図2】本実施例の電磁駆動弁が備える緩衝部材の断面
図である。
【図3】本実施例の電磁駆動弁が備える緩衝部材を図2
に示すII矢視で表した平面図である。
【符号の説明】
10 内燃機関 12 シリンダヘッド 20,22 電磁駆動弁 24 吸気弁 26 排気弁 38 アーマチャ 40 第1電磁石 42 アッパーコイル 43 アッパーコア 50 第2電磁石 52 ロアコイル 53 ロアコア 60 保持部材 70 内部空間 74 スペーサシム 76 緩衝部材 78,79 部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁体に電磁力を伝達するアーマチャ軸
    と、前記アーマチャ軸に固定されるアーマチャと、前記
    アーマチャの上下に所定間隔を空けて配設される第1電
    磁石および第2電磁石を備える電磁石組立体とを備え、
    前記第1電磁石および前記第2電磁石が適宜電磁力を発
    生することにより前記弁体を駆動する電磁駆動弁におい
    て、 前記電磁石組立体の一端に当接する伸縮可能な熱伝導体
    を備えることを特徴とする電磁駆動弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁駆動弁において、 前記熱伝導体が、軸方向に所定の長さを有し、同心円状
    に積層された径の異なる複数の環状金属部材を備える金
    属骨格と、 前記複数の環状金属部材の間に埋設される炭素材と、 を備えることを特徴とする電磁駆動弁。
JP10009625A 1998-01-21 1998-01-21 電磁駆動弁 Pending JPH11210431A (ja)

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