JPH11210134A - 間仕切壁上部の固定構造 - Google Patents

間仕切壁上部の固定構造

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JPH11210134A
JPH11210134A JP1267798A JP1267798A JPH11210134A JP H11210134 A JPH11210134 A JP H11210134A JP 1267798 A JP1267798 A JP 1267798A JP 1267798 A JP1267798 A JP 1267798A JP H11210134 A JPH11210134 A JP H11210134A
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JP
Japan
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fixed
partition wall
lower frame
wall
frame member
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Pending
Application number
JP1267798A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Kawarasaki
一利 河原崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄骨梁の直下に間仕切壁を取り付けることが
できるようにすること。 【解決手段】 屋根ユニットの壁パネル3の下枠材31
1が載置固定されている鉄骨梁2の直下に間仕切壁1が
配置され、この間仕切壁1の上部が、この間仕切壁1の
上枠材11に釘打ち固定された下側固定部71と、前記
屋根ユニットの下枠材311に釘打ち固定される上側固
定部72と、を備えたジョイント金具7を介して前記壁
パネル3の下枠材311に固定されており、前記ジョイ
ント金具7の上側固定部72が、下枠材311の上方か
ら釘打ち固定される水平部721と、下枠材311の側
方から釘打ち固定される垂直部722と、からなるL字
形に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の仕切りに
用いられる間仕切壁上部の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物内の仕切りに用いられる間仕切壁
は、一般に上部が木材で形成されているため、天井材に
釘を打ち付けて固定していた(実開昭62−19941
2号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固定構造にあっては、木材等のように釘打ち可能な
材質で形成されている場所にしか間仕切壁上部を取り付
けることができず、釘打ちが不可能な鉄骨梁等には間仕
切壁上部を取り付けることができないので、プランが制
約されてしまうという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、鉄骨梁の直下に間仕切壁を取り付けることができ
るようにしてプランの幅を広げることができるようにす
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、建物の木製構成部材が載
置固定されている鉄骨梁の直下に間仕切壁が配置され、
この間仕切壁の上部が、この間仕切壁の上部に釘打ち固
定される下側固定部と、前記木製構成部材に釘打ち固定
される上側固定部と、を備えたジョイント金具を介して
前記木製構成部材に固定されている構成とし、請求項2
記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記ジ
ョイント金具の上側固定部が、木製構成部材の上方から
釘打ち固定される水平部と、木製構成部材の側方から釘
打ち固定される垂直部と、からなるL字形に形成されて
いる構成とし、請求項3記載の発明では、請求項1また
は2記載の発明において、前記建物が、屋根パネルと壁
パネルとを備えた屋根ユニットからなり、前記木製構成
部材が、前記壁パネルの下枠材である構成とした。
【0006】
【作用】本発明では、間仕切壁の上部に釘打ち固定され
る下側固定部と、建物の木製構成部材に釘打ち固定され
る上側固定部と、を備えたジョイント金具を介して間仕
切壁の上部を前記木製構成部材に固定したので、釘打ち
以外の煩雑な作業を行わなくても鉄骨梁の直下に間仕切
壁を取り付けることができるようになる。また、ここ
で、前記上側固定部を、木製構成部材の上方から釘打ち
固定される水平部と、木製構成部材の側方から釘打ち固
定される垂直部とからなるL字形に形成することによ
り、ジョイント金具と木製構成部材との間に高い結合強
度を得ることができるので、間仕切壁上部の固定強度の
向上を図ることもできる。なお、前記建物は、建物の居
室部分を構成する居室ユニットであってもよいし、建物
の屋根部分を構成する屋根ユニットであってもよいが、
前記建物が、壁パネルと屋根パネルとを有する屋根ユニ
ットである場合、前記ジョイント部材の上側固定部は、
例えば、壁パネルの下枠材に釘打ち固定する。
【0007】
【発明の実施の形態】まず、図1〜図3に基づいて、実
施の形態の間仕切壁上部の固定構造について詳述する。
図1は実施の形態の間仕切壁上部の固定構造を示す縦断
面図、図2は実施の形態の間仕切壁上部の固定構造を示
す斜視図で、これらの図に示す通り、前記間仕切壁1
は、4つの屋根ユニットの接合部下に配設された断面逆
T字形の鉄骨梁2の直下に、前記鉄骨梁2に沿って設け
られている。なお、図1ならびに図2において、前記屋
根ユニットは、構成部材のうち壁パネル3と野縁パネル
4のみを示している。
【0008】前記壁パネル3は、木製枠組み31と、そ
の木製枠組み31の片面に固定された壁用石膏ボード3
2と、その壁用石膏ボード32の裏側に設けられたグラ
スウール33と、で構成されており、前記鉄骨梁2の上
に載置されている。また、前記壁パネル3は、木製枠組
み31の下枠材311が2重に設けられており、これら
下枠材311,311がボルト5とナットで前記鉄骨梁
2に締結固定されている。更に、前記下側の下枠材31
1の側面には、前記下枠材311と平行に野縁6が釘打
ち固定されている。
【0009】前記野縁パネル4は、木製枠組み41と、
その木製枠組み41の下面に固定された天井用石膏ボー
ド42と、で構成されており、前記天井用石膏ボード4
2が前記野縁6に下方から釘打ち固定されている。な
お、上記壁パネル3ならびに野縁パネル4は、鉄骨梁2
の両側に左右対称に設けられている。
【0010】前記間仕切壁1は、木製枠組み11と、そ
の木製枠組み11の片面に固定された壁用石膏ボード1
2と、で構成されており、前記間仕切壁1の上部は、前
記木製枠組み11の上枠材111に釘打ち固定されたジ
ョイント金具7を介して前記壁パネル3の下枠材311
に固定されている。
【0011】前記ジョイント金具7は、図3に示すよう
に、前記間仕切壁1の上枠材111に釘打ち固定された
下側固定部71と、前記壁パネル3の下枠材311に釘
打ち固定される上側固定部72と、で構成されており、
前記上側固定部72は、前記下枠材311の上方から釘
打ち固定される水平部721と、下枠材311の側方か
ら釘打ち固定される垂直部722と、からなるL字形に
形成されている。
【0012】すなわち、間仕切壁1を鉄骨梁2の直下に
取り付ける際には、間仕切壁1の上枠材111に固定さ
れているジョイント金具7の上側固定部72を、壁パネ
ル3の下枠材311に係止させ、その水平部721を前
記下枠材311の上方から釘打ち固定すると共に、垂直
部722を前記下枠材311の側方から釘打ち固定し
て、間仕切壁1の上部を前記壁パネル3に固定する。な
お、図示は省略しているが、間仕切壁1の下部は、屋根
ユニットの下に設けられている居室ユニットの床パネル
等に釘打ち固定する。また、前記野縁パネル4の取り付
け作業は、このようにして間仕切壁1の上部を前記壁パ
ネル3に固定した後に行う。
【0013】つまり、本実施の形態では、間仕切壁1の
上枠材111に釘打ち固定される下側固定部71と、前
記壁パネル3の下枠材311に釘打ち固定される上側固
定部72とを備えたジョイント金具7を介して、間仕切
壁1の上部を壁パネル3の下枠材311に固定したの
で、釘打ち以外の煩雑な作業を行わなくても鉄骨梁2の
直下に間仕切壁1を取り付けることができるようにな
る。しかも、前記ジョイント金具7の上側固定部72
は、下枠材311に対して上方と側方の2方向から釘打
ち固定できるので、ジョイント金具7と下枠材311と
の間に高い結合強度を得ることができ、間仕切壁1の上
部の固定強度の向上を図ることもできる。
【0014】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、
実施の形態では、間仕切壁1の上方に屋根ユニットの壁
パネル3が配設される場合を示したが、間仕切壁1の上
方に居室ユニットの床パネルが配設される場合には、そ
の床パネルの木製枠組みにジョイント金具の下側固定部
を釘打ち固定するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
鉄骨梁の直下に間仕切壁を取り付けることができるの
で、プランの幅を広げることができる。しかも、釘打ち
以外の煩雑な作業を行う必要がなく、高度な技術を要し
ないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の間仕切壁上部の固定構造を示す
縦断面図である。
【図2】 実施の形態の間仕切壁上部の固定構造を示す
斜視図である。
【図3】 実施の形態の間仕切壁上部の固定構造に用い
るジョイント金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 間仕切壁 11 木製枠組み 111 上枠材 2 鉄骨梁 3 壁パネル 31 木製枠組み 311 下枠材 4 野縁パネル 5 ボルト 6 野縁 7 ジョイント金具 71 下側固定部 72 上側固定部 721 水平部 722 垂直部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の木製構成部材が載置固定されている
    鉄骨梁の直下に間仕切壁が配置され、この間仕切壁の上
    部が、この間仕切壁の上部に釘打ち固定される下側固定
    部と、前記木製構成部材に釘打ち固定される上側固定部
    と、を備えたジョイント金具を介して前記木製構成部材
    に固定されていることを特徴とする間仕切壁上部の固定
    構造。
  2. 【請求項2】前記ジョイント金具の上側固定部が、木製
    構成部材の上方から釘打ち固定される水平部と、木製構
    成部材の側方から釘打ち固定される垂直部と、からなる
    L字形に形成されている請求項1記載の間仕切壁上部の
    固定構造。
  3. 【請求項3】前記建物が、屋根パネルと壁パネルとを備
    えた屋根ユニットからなり、前記木製構成部材が、前記
    壁パネルの下枠材であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の間仕切壁上部の固定構造。
JP1267798A 1998-01-26 1998-01-26 間仕切壁上部の固定構造 Pending JPH11210134A (ja)

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