JPH11209921A - アスファルト切削機 - Google Patents

アスファルト切削機

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JPH11209921A
JPH11209921A JP2920598A JP2920598A JPH11209921A JP H11209921 A JPH11209921 A JP H11209921A JP 2920598 A JP2920598 A JP 2920598A JP 2920598 A JP2920598 A JP 2920598A JP H11209921 A JPH11209921 A JP H11209921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asphalt
cutting machine
guide member
cutter bit
rotary drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2920598A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Yoshimura
正広 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CUBE CORP C
C Cube Corp
Original Assignee
CUBE CORP C
C Cube Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by CUBE CORP C, C Cube Corp filed Critical CUBE CORP C
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Publication of JPH11209921A publication Critical patent/JPH11209921A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削深さを簡易かつ確実に一定に維持するこ
とができる。 【解決手段】 アスファルト切削機1はアーム53の先
端に取り付けられ、回転ドラム3の外周に植設されたカ
ッタビット32によってアスファルト舗装を切削する。
回転ドラム3を支持するハウジング11の側壁には略U
字状のガイド部材4が設けられ、ガイド部材4の下端部
は回転ドラム3の中心シャフト31と同心の円弧部42
となっている。円弧部42の位置を上下方向へずらした
複数種のガイド部材4の一つを選択的に取り付けること
により、アスファルト舗装に対するカッタビット32の
突出量が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転ドラムの外周に
設けたカッタビットによってアスファルト舗装を切削す
るアスファルト切削機において、その切削深さを簡易に
調整可能としたアスファルト切削機に関する。
【0002】
【従来の技術】マンホールの蓋高調整や小規模な舗装修
繕工事等で小範囲のアスファルト路面を切削するアスフ
ァルト切削機として、例えば特開平7−54309号公
報には、油圧ショベルのアーム先端にカップラで着脱自
在に取り付けられるアスファルト切削機が提案されてい
る。このアスファルト切削機は下方へ開放する本体カバ
ー内に回転ドラムを設けて、その外周に多数のカッタビ
ットを植設したもので、回転移動するカッタビットによ
ってアスファルト舗装を破砕切削するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
アスファルト切削機では、アスファルト舗装の切削深さ
を、専らアームを適当量下降させてアスファルト舗装に
対するカッタビットの食い込み量を調整することにより
設定している。しかし、高い位置にある運転席からアー
ム先端の下降量を正確に目視することは困難なため、ア
スファルト舗装の厚みに一致させて切削深さを一定かつ
正確に維持することが難しいという問題があった。
【0004】そこで本発明はこのような課題を解決する
もので、切削深さを簡易かつ確実に一定に維持すること
が可能なアスファルト切削機を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、アーム(53)の先端に取り付け
られ、回転ドラム(3)の外周に植設されたカッタビッ
ト(32)によりアスファルト舗装を切削するアスファ
ルト切削機(1)であって、回転ドラム(3)を支持す
る側壁の少なくとも下端部に、下方へ向けてガイド部材
(4)を設けて、当該ガイド部材(4)の下方への進出
量を変更することによりアスファルト舗装に対するカッ
タビット(32)の突出量を調整する。
【0006】本第1発明において、ガイド部材を下方へ
進出させるとカッタビットは相対的に後退してその突出
量が減少し、ガイド部材を上方へ後退させるとカッタビ
ットは相対的に進出してその突出量が増大する。したが
って、ガイド部材が常に路面に当接しているようにアー
ムによってアスファルト切削機を移動させれば、アスフ
ァルト舗装はガイド部材に対するカッタビットの相対的
な突出量に等しい一定深さで破砕切削される。したがっ
て、アームを操作する運転席からアーム先端の下降量を
正確に目視する必要がなく、切削作業を簡易に行うこと
ができる。
【0007】また、本第2発明では、前記ガイド部材
(4)を、前記回転ドラム(3)の回転中心(31)と
同心の円弧部(42)を有する形状に成形する。これに
よれば、アスファルト切削機の姿勢を回動傾斜させても
円弧部が常に路面に当接し、カッタビットの相対的な突
出量が一定に保たれて、一定深さの切削が可能となる。
【0008】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1には本発明のアスファルト切
削機を備えたトラック型バックホーを示す。図1におい
て、トラックの荷台フレームF上に旋回可能にバックホ
ーの運転席51が設けられており、この運転席51から
車両の後上方へブーム52が延びている。ブーム52の
先端には下方へ向くアーム53が取り付けられ、アーム
53の下端に公知のカップラ54を介してアスファルト
切削機1が取り付けられている。ブーム52、アーム5
3、およびアスファルト切削機1は油圧シリンダ55,
56,57によってそれぞれ図1のX点、Y点、Z点を
中心に回動操作可能となっている。
【0010】図2にはアスファルト切削機1の左側面図
を示し、図3、図4にはそれぞれアスファルト切削機1
の正面図および背面図を示す。また、図5にはアスファ
ルト切削機1の右側面図を示す。アスファルト切削機1
は下方へ開放するハウジング11を有し、その上端はカ
ップラ54にボルト固定されている。そして、ハウジン
グ11の上半部内には油圧モータ2が設置され、一方、
ハウジング11の下半部内には回転ドラム3が配設され
ている。回転ドラム3の中心シャフト31はハウジング
11の左右の側壁に回転自在に支持されており、回転ド
ラム3の外周には多数のカッタビット32が乱杭状に植
設されている。上記ハウジング11の右側壁に設けた長
円形のカバー12内にはチェーン(図示略)が収納され
て、回転ドラム3の中心シャフト31と油圧モータ2の
出力軸を連結している。
【0011】ハウジング11の左右の側壁外面にはそれ
ぞれガイド部材4が設けられている。左右のガイド部材
4(図2、図5)は同形のU字形に成形され、その両脚
にはフランジ部41が形成されて、これらフランジ部4
1でハウジング11の側壁にボルト固定されている。ガ
イド部材4の下端部は円弧状に成形されて円弧部42と
なっており、この円弧部42はその曲率中心が上記中心
シャフト31に一致するとともに、その曲率半径はカッ
タビット32の先端通過円Lの曲率半径よりも小さくな
っている。したがって、円弧部42の外周は上記先端通
過円Lの内側にあって上方へ所定量hだけ後退してお
り、このためカッタビット32の先端は円弧部42の外
周から上記所定量hだけ突出している。なお、ハウジン
グ11の背面には左右位置に各一対の支持板13が突設
され(図4)、これら支持板13にガイドローラ14が
回転自在に装着されている。
【0012】このようなアスファルト切削機1でアスフ
ァルト舗装を切削する場合には、回転ドラム3を回転さ
せつつ切削機1を図1のZ点を中心に略水平姿勢へ回動
させ、ハウジング11背面のガイドローラ14を路面に
当接させる。その後、ガイドローラ14を路面に当接さ
せつつアスファルト切削機1を次第に直立姿勢へ回動さ
せると、その途中の傾斜姿勢で図6に示すように、ガイ
ド部材4の円弧部42から突出するカッタビット32が
路面Eに触れてアスファルト舗装の切削が開始される。
この切削は、ガイドローラ14を路面Eに当接させるよ
うにアーム53が下方へ押し下げ操作されていること
と、アスファルト切削機1の姿勢変化に伴ってカッタビ
ット32が漸次路面Eに接触し始めることにより、過大
な振動や騒音を生じることなくスムーズに行われる。
【0013】アスファルト舗装の切削が進行するとガイ
ド部材4の円弧部42外周が路面Eに当接する。そこ
で、円弧部42を路面Eに当接させた状態でアーム53
を運転席51側へ引き寄せつつアスファルト切削機1を
直立姿勢へ回動させ(図5)、この後さらにアスファル
ト切削機1を反対側へ傾斜回動させると、アスファルト
舗装は直線状に一定幅で破砕切削される。この切削過程
において、ガイド部材4の円弧部42は常に路面Eに当
接し、アスファルト舗装は円弧部42からのカッタビッ
ト32の突出量hに等しい一定深さで切削される。
【0014】ここで、ガイド部材4は図7の破線や鎖線
で示すように、曲率を違えて円弧部42の位置を上下方
向へずらした複数種のものを準備し、これらを適宜付け
替えることによってカッタビット32先端の突出量h
(図2)を変更して、切削深さを調整することができ
る。
【0015】なお、切削深さの変更量がそれほど大きく
ない場合には、ガイド部材4を複数種準備するのに代え
て、ガイド部材4のボルト挿通孔43(図7)を長孔に
して、ガイド部材4全体を上下に昇降調整することによ
ってカッタビット32先端の突出量hを変更するように
しても良い。また、ガイド部材4の下端部の形状は必ず
しも円弧状とする必要はないが、アスファルト切削機1
が回動傾斜した状態でも常に一定の切削深さを維持でき
る点で有利である。さらに、ガイドローラ14はアスフ
ァルト切削機1の振動を抑えつつスムーズに切削を開始
するためのものであるから、ガイドローラ14に代えて
突起状のガイド部を設けるようにしても良く、また、必
ずしも設けなくても本発明の効果は得られる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明のアスファルト切
削機によれば、アスファルト路面の切削深さを簡易かつ
確実に一定に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アスファルト切削機を備えたトラック型バック
ホーの全体側面図である。
【図2】アスファルト切削機の左側面図で図1のA部拡
大側面図である。
【図3】アスファルト切削機の正面図で、図2のB矢視
図である。
【図4】アスファルト切削機の背面図で、図2のC矢視
図である。
【図5】アスファルト切削機の右側面図で図3のD矢視
図である。
【図6】切削過程におけるアスファルト切削機の右側面
図である。
【図7】ガイド部材の平面図である。
【符号の説明】
1…アスファルト切削機、2…油圧モータ、3…回転ド
ラム、31…中心シャフト、32…カッタビット、4…
ガイド部材、42…円弧部、53…アーム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームの先端に取り付けられ、回転ドラ
    ムの外周に植設されたカッタビットによりアスファルト
    舗装を切削するアスファルト切削機であって、前記回転
    ドラムを支持する側壁の少なくとも下端部に、下方へ向
    けてガイド部材を設けて、当該ガイド部材の下方への進
    出量を変更することによりアスファルト舗装に対する前
    記カッタビットの突出量を調整するようにしたことを特
    徴とするアスファルト切削機。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部材を前記回転ドラムの回転
    中心と同心の円弧部を有する形状に成形した請求項1に
    記載のアスファルト切削機。
JP2920598A 1998-01-26 1998-01-26 アスファルト切削機 Pending JPH11209921A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102296523A (zh) * 2011-06-10 2011-12-28 武汉理工大学 适用于共振破碎机的质量可调配重装置
WO2018110804A1 (ko) * 2016-12-16 2018-06-21 송영철 노면 파쇄 장치
JP2019190266A (ja) * 2017-10-11 2019-10-31 小▲崎▼ 隆晴 定厚削り装置及び定厚削り工法

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