JPH11209584A - エポキシ樹脂組成物及び半導体封止材料 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物及び半導体封止材料Info
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- JPH11209584A JPH11209584A JP1571898A JP1571898A JPH11209584A JP H11209584 A JPH11209584 A JP H11209584A JP 1571898 A JP1571898 A JP 1571898A JP 1571898 A JP1571898 A JP 1571898A JP H11209584 A JPH11209584 A JP H11209584A
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Abstract
を兼備させる。 【構成】 50%1,4−ジオキサン溶液の25℃にお
ける溶液粘度が70cst以下のジシクロペンタジエン型
エポキシ樹脂と、50cst以下のクレゾールノボラック
型エポキシ樹脂を必須成分とするエポキシ樹脂組成物及
び、それに無機充填材を加えた半導体封止材料。
Description
化性、硬化物の耐熱性、耐水性、密着性などに優れるた
め、プリント配線基板、積層板材料、レジストインキ、
層間絶縁材料、繊維強化複合材料、塗装材料、成型材
料、接着材料などに極めて有用なエポキシ樹脂組成物、
並びにそれらの諸特性に加え表面実装時の耐ハンダクラ
ック性に優れ、さらには成形性にも優れた半導体封止材
料に関する。
せることにより、一般的に機械的性質、耐水性、耐薬品
性、耐熱性、電気的性質などの優れた硬化物となり、半
導体封止材料、プリント配線基板、積層板材料、レジス
トインキ、層間絶縁材料、繊維強化複合材料、塗装材
料、成型材料、接着材料などの幅広い分野に使用されて
いる。
近年従来のピン挿入方式から表面実装へと、実装方法が
急速に移行しつつあり、優れた耐ハンダクラック性が求
められている。さらには高実装密度化に対応するため半
導体のパッケージが薄型化する傾向にあり、厚さが1m
m以下のTSOP型パッケージも使用される様になっ
た。また、200ピンを超える多ピン型が増加してお
り、ボンデイングワイアの変形も問題になっている。そ
れらに対応するために優れた流動性が要求されている。
れる高性能半導体封止材料として、例えば特開昭61−
293219号公報、特開昭61−291615号公
報、特開昭61−168618号公報、特開平4−19
9855号公報には、ジシクロペンタジエン型エポキシ
樹脂を用いた半導体封止材料が開示されている。
キシ樹脂を用いた半導体封止材料は、流動性や耐ハンダ
クラック性は改善されるものの、成型品にボイドが発生
したり、成型時の金型離型性が悪く、半導体の生産性を
低下させ、成形サイクルの長期化を招くものであった。
号公報には、これを改善すべく、半導体封止材料とし
て、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂にオルソクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂(以下、「ECN樹
脂」と略記する)を併用する技術が開示されている。
−256465号公報に記載された技術では、確かに、
パッケ−ジ内部や表面に発生するボイドを低減でき、成
型時の離型性も改善されるものの、ジシクロペンタジエ
ン型エポキシ樹脂の長所である流動性や耐水性、及び、
耐ハンダクラック性を著しく低下させるという課題を有
していた。
は、流動性、耐水性に優れた性能を発現させると共に、
成型性を飛躍的に改善されたエポキシ樹脂組成物、及
び、優れた成型性と耐ハンダクラック性とを兼備した半
導体封止材料を提供することにある。
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、一分子あたり2個以
上の不飽和基を有する環状炭化水素化合物とフェノール
類との重付加反応物と、エピハロヒドリンとの反応生成
物であるエポキシ樹脂と、アルデヒド類とフェノール類
との重縮合反応物と、エピハロヒドリンとの反応生成物
であるエポキシ樹脂との併用系において、夫々の特定溶
融粘度を有するものを使用することにより、流動性、耐
水性、耐ハンダクラック性を著しく低下させることな
く、成型性を改善できることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
化剤(B)を必須成分とするエポキシ樹脂組成物におい
て、エポキシ樹脂(A)として、一分子あたり2個以上
の不飽和基を有する環状炭化水素化合物とフェノール類
との重付加反応物と、エピハロヒドリンとの反応生成物
であって、かつ、50%1,4−ジオキサン溶液の25
℃における溶液粘度が70cst以下であるエポキシ樹脂
(I)と、アルデヒド類とフェノール類との重縮合反応
物と、エピハロヒドリンとの反応生成物であって、か
つ、50%1,4−ジオキサン溶液の25℃における溶
液粘度が50cst以下であるエポキシ樹脂(II)とを併
用することを特徴とするエポキシ樹脂組成物、及び、上
記の、エポキシ樹脂(A)及び硬化剤(B)に加え、更
に無機充填材(C)を併用することを特徴とする半導体
封止材料に関する。
キシ樹脂(I)は、一分子あたり2個以上の不飽和基を有
する環状炭化水素化合物とフェノール類との重付加反応
物と、エピハロヒドリンとの反応生成物であって、か
つ、50%1,4−ジオキサン溶液の25℃における溶
液粘度が70cst以下のものである。
25℃における溶液粘度とは、エポキシ樹脂(I)及び
エポキシ樹脂(II)の何れにおいても、1,4−ジオキ
サンを溶媒とした当該樹脂の50重量%溶液の25℃に
おけるキャノンフェンスケ動粘度計で測定された値であ
る。
おける溶液粘度が70cstより高い場合は、組成物の流
動性や耐水性が低下し、耐ハンダクラック性に劣ったも
のとなる。これらの流動性、耐水性、耐ハンダクラック
性等の性能を顕著にする為には50%1,4−ジオキサ
ン溶液の25℃における溶液粘度が30〜5cstである
ことが好ましい。
り2個以上の不飽和基を有する環状炭化水素化合物(以
下、単に「不飽和環状炭化水素化合物」と略記する)と
は、特に限定されるもではないが、具体的にはジシクロ
ペンタジエン、テトラヒドロインデン、4−ビニルシク
ロヘキセン、5−ビニルノルボナ−2−エン、α−ピネ
ン、β−ピネン、リモネンなどの不飽和脂肪族炭化水素
化合物等や、ジビニルベンゼンなどの不飽和芳香族炭化
水素化合物芳香族が挙げられる。これらの中でも特性バ
ランス、特に耐熱性、耐水性の点からジシクロペンタジ
エンが好ましい。またジシクロペンタジエンは石油留分
中に含まれることから、工業用ジシクロペンタジエンに
は他の脂肪族或いは芳香族性ジエン類等が不純物として
含有されることがあるが、耐熱性、硬化性、成形性等を
考慮すると、ジシクロペンタジエンの純度が90重量%
以上のものが望ましい。特に、純度95重量%以上のも
のが中でも好ましい。
付加反応させるフェノール類としては、1分子中に少な
くとも1つの芳香族性水酸基を有する化合物であれば、
特に限定されるものではないが、具体的には、無置換フ
ェノール、及び、アルキル基、アルケニル基、アリル
基、アリール基、アラルキル基又はハロゲン基等が結合
した置換フェノール類が挙げられる。後者の置換フェノ
ール類としては、クレゾール、キシレノール、エチルフ
ェノール、イソプロピルフェノール、ブチルフェノー
ル、オクチルフェノール、ノニルフェノール、ビニルフ
ェノール、イソプロペニルフェノール、アリルフェノー
ル、フェニルフェノール、ベンジルフェノール、クロル
フェノール、ブロムフェノール(各々置換位置が異なる
異性体を含む)などの一置換フェノール類や、ジメチル
フェノール、ジメチルフェノール、t−ブチル−メチル
フェノール(各々置換位置が異なる異性体を含む)など
の二置換フェノール類、又は、トリメチルフェノール
(置換位置が異なる異性体を含む)などの3置換フェノ
ール類や、1−ナフトール、2−ナフトール、ジヒドロ
キシナフタレン(1,2−、1,3−、1,4−、1,
5−、1,6−、1,7−、1,8−、2,3−、2,
6−、2,7−の異性体)などのナフトール類や、ビス
フェノールA、ビスフェノールF,ビスフェノールS,
ジヒドロキシナフタレンベンゾフェノン、ビフェニル、
ハイドロキノン、レゾルシンなどの2価フェノール類な
どが挙げられる。なかでも硬化性の点からフェノール及
びクレゾールが好ましい。
との重付加反応物との反応に用いられるエピハロヒドリ
ンとしては、エピクロルヒドリン、エピヨードヒドリ
ン、エピブロムヒドリン、β−メチルエピクロルヒドリ
ン等が用いることができるが、硬化性、耐熱性などを考
慮するとエピクロルヒドリンが最も好ましい。
クロペンタジエンとフェノール又はクレゾ−ルとの重付
加反応物と、エピハロヒドリンとの反応生成物であるこ
とが好ましい。
には、特にその製造方法が限定されるものでなく、第一
段として、上述した不飽和環状炭化水素化合物とフェノ
ール類とを重付加反応させ、次いで、第二段として、得
られた重付加反応物をエピハロヒドヒンと反応させる方
法が挙げられる。
は、特に限定されるものではないが、エポキシ樹脂
(I)の、50%1,4−ジオキサン溶液の25℃にお
ける溶液粘度を70cst以下に設定するためには、重付
加反応の際の飽和環状炭化水素化合物とフェノール類の
モル比率を適当な範囲に調整することが好ましく、具体
的には、飽和環状炭化水素化合物1モルに対してフェノ
ール類を2モル以上使用することが好ましい。なかでも
25℃における溶融粘度30〜5cstに調整するには、
飽和環状炭化水素化合物/フェノール類=1/2.5〜
1/20(モル比率)の範囲内で重付加反応させること
が好ましい。
いは溶液にしたフェノール類に、重付加触媒を添加し、
これに飽和環状炭化水素化合物を適下後、加熱撹拌して
重付加反応を進行させる。その後、未反応フェノール類
を蒸留回収し、重付加反応物を得る。反応温度は20〜
120℃で、反応時間1〜50時間であることが好まし
い。
どの無機酸或いはパラトルエンスルホン酸等の有機酸或
いはAlCl3、BF3等のルイス酸等が挙げられる。ま
た未反応フェノールの回収の前に、アルカリ類によて、
触媒を中和してもよい。
れた重付加反応物とエピハロヒドリンとを反応させるこ
とによって、目的とするエポキシ樹脂(I)を得ること
ができる。この反応としては具体的には、例えば、先ず
エピハロヒドリンを重付加反応物に添加して溶解する。
エピハロヒドリンの添加量は、中間体の水酸基に対し
て、2〜10当量の範囲が好ましいが、所望の溶液粘度
を得る為、或は、エポキシ当量の低減する為には、なか
でも好ましくは3当量以上の量を使用することが好まし
い。その後、重付加反応物の水酸基に対して0.7〜
1.4当量のアルカリ水溶液または固形アルカリを20
〜100℃の温度で0.5〜10時間要して添加するこ
とが好ましい。アルカリ水溶液または固形アルカリのア
ルカリ種としては、苛性カリや苛性ソーダが好ましい。
その際、減圧にして系内の水分をエピハロヒドリンとの
共沸によって、留去して脱水しながら反応を行なっても
よい。適下後、その温度で0.5〜4時間程度撹拌を続
けて、静置後、水を加えるなどして無機塩を溶解して、
下層の無機塩水を棄却する。ここで無機塩は濾過によっ
て除去しても良いし、エピハロヒドリンの蒸留回収後
に、無機塩水溶液にして除去しても構わない。次いで過
剰のエピハロヒドリンを蒸留回収し粗樹脂を得る。これ
にトルエン、MIBK等の有機溶媒を加え、水洗−脱水
−濾過−脱溶媒工程を経て、目的とするエポキシ樹脂
(I)を得ることができる。
ンとの反応の際に、不純物塩素量の低減やエポキシ当量
の低減をなどを目的に、ジエチルエ−テル、THF、ジ
オキサンなどのエ−テル化合物や、ジメチルスルホキシ
ド(DMSO)などの非プロトン性極性溶媒などの有機
溶媒を併用しても良い。
は、エポキシ当量が230〜300g/eqの範囲であるこ
とが流動性低減効果の点から好ましい。
類とフェノール類との重縮合反応物と、エピハロヒドリ
ンとの反応生成物であって、かつ、50%1,4−ジオ
キサン溶液の25℃における溶液粘度が50cst以下の
ものである。
25℃における溶液粘度とは、既述した通り、1,4−
ジオキサンを溶媒とした当該樹脂の50重量%溶液の2
5℃におけるキャノンフェンスケ動粘度計で測定された
値である。
おける溶液粘度が50cstより高い場合は、組成物の流
動性や吸水率が低下し、耐ハンダクラック性に劣ったも
のとなる。これらの流動性、吸水率、耐ハンダクラック
性等の性能を顕著にする為には50%1,4−ジオキサ
ン溶液の25℃における溶液粘度が40〜20cstであ
ることが好ましい。
類としては、特に限定されるもではないが、例えばホル
ムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、
クロトンアルデヒド、ヒドロキシベンズアルデヒドなど
が挙げられる。これらの中でも特性バランス、特に硬化
性、耐熱性の点からホルムアルデヒドを用いることが好
ましい。
るフェノール類としては、1分子中に少なくとも1つの
芳香族性水酸基を有する化合物であれば、特に限定され
るものではないが、例えば、無置換フェノール、及び、
アルキル基、アルケニル基、アリル基、アリール基、ア
ラルキル基又はハロゲン基等が結合した置換フェノール
類が挙げられる。後者の置換フェノール類としては、ク
レゾール、キシレノール、エチルフェノール、イソプロ
ピルフェノール、ブチルフェノール、オクチルフェノー
ル、ノニルフェノール、ビニルフェノール、イソプロペ
ニルフェノール、アリルフェノール、フェニルフェノー
ル、ベンジルフェノール、クロルフェノール、ブロムフ
ェノール(各々置換位置が異なる異性体を含む)などの
一置換フェノール類や、ジメチルフェノール、ジメチル
フェノール、t−ブチル−メチルフェノール(各々置換
位置が異なる異性体を含む)などの二置換フェノール
類、又は、トリメチルフェノール(置換位置が異なる異
性体を含む)などの3置換フェノール類や、1−ナフト
ール、2−ナフトール、ジヒドロキシナフタレン(1,
2−、1,3−、1,4−、1,5−、1,6−、1,
7−、1,8−、2,3−、2,6−、2,7−の異性
体)などのナフトール類や、ビスフェノールA、ビスフ
ェノールF,ビスフェノールS,ジヒドロキシナフタレ
ンベンゾフェノン、ビフェニル、ハイドロキノン、レゾ
ルシンなどの2価フェノール類などが例示される。これ
らのなかでも硬化性の点からフェノール又はクレゾ−ル
が好ましい。
縮合反応物との反応に用いるエピハロヒドリンとして
は、エピクロルヒドリン、エピヨードヒドリン、エピブ
ロムヒドリン、β−メチルエピクロルヒドリン等が用い
ることができるが、硬化性、耐熱性などを考慮するとエ
ピクロルヒドリンが最も好ましい。
ムアルデヒドとフェノール又はクレゾ−ルとの重縮合反
応物と、エピハロヒドリンとの反応生成物であることが
好ましい。
には、特にその製造方法が限定されるものでなく、第一
段として、上述したアルデヒド類とフェノール類とを重
縮合反応させ、次いで、第二段として、得られた重縮合
反応物をエピハロヒドヒンと反応させる方法が挙げられ
る。
造方法が限定されるものでなく、応条件が限定されるも
のではないが、エポキシ樹脂(II)の50%1,4−ジ
オキサン溶液の25℃における溶液粘度を50cst以下
に設定するためには、アルデヒド類とフェノール類のモ
ル比率を適当な範囲に調整することが好ましく、具体的
には、フェノール類1モルに対して、アルデヒド類が
0.9モル以下となる範囲であることがで好ましい。
の25℃における溶液粘度を40〜20cstに調整する
には、アルデヒド類/フェノール類=0.50/1.0
0〜0.85/1.00(モル比率)の範囲で反応させ
る事が好ましい。
融或いは溶液にしたフェノール類に、重縮合触媒を添加
する。ここで重縮合触媒としては、塩酸、硫酸などの無
機酸或いはシュウ酸、パラトルエンスルホン酸等の有機
酸酸等が挙げられる。次いで、加熱撹拌しながら、フェ
ノール類にアルデヒド類を滴下して、重縮合反応を行
う。その後に未反応フェノール類を蒸留回収し、重縮合
反応物を得る。反応温度は150〜50℃で、反応時間
0.5〜15時間であることが好ましい。
応物とエピハロヒドリンとを反応させることによって、
目的とするエポキシ樹脂(II)と得ることができる。こ
の反応として具体的には、先ず、重付加反応物の水酸基
に対して2〜15当量、中でもの溶液粘度及びエポキシ
当量の低減効果に優れる点から好ましくは3〜10当量
のエピハロヒドリンを添加して溶解し、その後中間体中
の水酸基に対して0.8〜1.2当量のアルカリ水酸化
物水溶液または固形アルカリ水酸化物を40〜80℃の
温度で1〜10時間要して添加する。その際、減圧にし
てアルカリ水溶液中の水分や、生成する縮合水をエピハ
ロヒドリンとの共沸によって、留去して脱水しながら反
応を行なってもよい。適下後、その温度で0.5〜4時
間程度撹拌を続けて、静置後、水を加えて無機塩を溶解
して、下層の無機塩水を棄却する。次いで過剰のエピハ
ロヒドリンを蒸留回収し粗樹脂を得る。これにトルエ
ン、MIBK等の有機溶媒を加え、水洗−脱水−濾過−
脱溶媒工程を経て、目的とするエポキシ樹脂(II)を得
ることができる。
不純物塩素量の低減やエポキシ当量の低減をなどを目的
に、ジエチルエ−テル、THF、ジオキサンなどのエ−
テル化合物や、ジメチルスルホキシド(DMSO)など
の非プロトン性極性溶媒などの有機溶媒を併用しても良
い。
は、エポキシ当量が185〜210g/eqの範囲であるこ
とが本発明の効果が顕著となる点から好ましい。
述したエポキシ樹脂(I)とエポキシ樹脂(II)とを併
用するものである。これらの使用割合は特に制限される
ものではないが、エポキシ樹脂(I)とエポキシ樹脂(I
I)の重量比率が、(I)/(II)=30/70〜80/
20であることが成型性の改善効果と、流動性、耐水
性、耐ハンダクラック性とのバランスが良好となる点か
ら好ましい。
としては、エポキシ樹脂(I)とエポキシ樹脂(II)の
他に、その他のエポキシ樹脂を併用してもよい。この際
に使用できるエポキシ樹脂としては、公知慣用のものが
何れも使用でき、例えばビスフェノールAジグリシジル
エーテル型エポキシ樹脂、臭素化フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、トリヒドロクシ
フェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラヒドロキシフェ
ニルエタン型エポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
しては、特に限定されるものではないが、例えばフェノ
ールノボラック樹脂、オルソクレゾールノボラック樹
脂、ビスフェノールAノボラック樹脂、ビスフェノール
Fノボラック樹脂、フェノール類−ジシクロペンタジエ
ン重付加型樹脂、ナフトールノボラック樹脂、ジヒドロ
キシナフタレンノボラック樹脂、キシリデン基を結接基
とした多価フェノール類、フェノール−アラルキル樹
脂、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンな
どの脂肪族アミン類、メタフェニレンジアミン、ジアミ
ノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホンなど
の芳香族アミン類、ポリアミド樹脂およびこれらの変性
物、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水ヘキサヒドロ
フタル酸、無水ピロメリット酸などの酸無水物系硬化
剤、ジシアンジアミド、イミダゾール、BF3−アミン
錯体、グアニジン誘導体等の潜在性硬化剤等が挙げられ
る。中でも半導体封止材用としては、上記フェノールノ
ボラック樹脂等の芳香族炭化水素−ホルムアルデヒド樹
脂が硬化性、成形性、耐熱性に優れること、またフェノ
ール−アラルキル樹脂が硬化性、成形性、低吸水率に優
れる点から好ましい。
シ樹脂を硬化せしめる量であれば何れでもよく、特に限
定されないが、好ましくは用いるエポキシ樹脂の一分子
中に含まれるエポキシ基の数と、硬化剤中の活性水素の
数が当量付近となる量である。
いる際は、硬化促進剤を適宜使用しすることができる。
硬化促進剤としては公知慣用のものがいずれも使用でき
るが、例えば、リン系化合物、第3級アミン、イミダゾ
ール、有機酸金属塩、ルイス酸、アミン錯塩、等が挙げ
られ、これらは単独のみならず2種以上の併用も可能で
ある。半導体封止材料用途としては、リン系ではトリフ
ェニルフォスフィン、アミン系ではDBUなどが、硬化
性、耐熱性、電気特性、耐湿信頼性などが優れるために
好ましいものである。
剤、またはカップリング剤などの公知慣用の各種の添加
剤成分も適宜配合せしめることができる。また、本発明
のエポキシ樹脂組成物から成型材料を調製するには、エ
ポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤、その他の添加剤をミ
キサー等によって十分に均一に混合した後、更に熱ロー
ルまたはニーダ−等で溶融混練し、射出あるいは冷却後
粉砕するなどして得ることができるこの様にして得られ
る本発明のエポキシ樹脂組成物は、特にその用途が限定
されるものではなく、例えば、半導体封止材料やプリン
ト配線基板材料、絶縁粉体塗料、注型材料、レジストイ
ンキ材料、ビルドアップ型の層間絶縁材料、硝子繊維強
化樹脂材料、炭素繊維強化樹脂材料、塗料材料、接着剤
材料等が挙げられる。また、本発明のエポキシ樹脂をア
クリレート化したエポキシアクリレート樹脂の原料、或
いはシリコーンエラストマーやCTBNエラストマーな
どで変性したゴム変性エポキシ樹脂の原料に用いてもよ
い。これらの用途の中でも、特に耐ハンダクラック性に
著しく優れる等の利点から半導体封止材料用途が極めて
有用である。
述する。本発明の半導体封止材料は、上述したエポキシ
樹脂(A)、硬化剤(B)及び必要に応じ硬化促進剤に
加え、更に無機充填材(C)を必須成分とするものであ
る。この様な半導体封止材料は、半導体を封止する際の
成形時の流動性、硬化性、成形性や封止硬化後の耐熱
性、さらにはプリント基板へ実装する際の耐ハンダクラ
ック性等の全ての要求特性を満足している。
の機械強度、硬度を高めることのみならず、低吸湿率、
低線膨張係数を達成し、耐ハンダクラック性を高めるた
めの必須成分である。無機充填材(C)の配合量は、特
に限定されるものではないが、半導体封止材料中80〜
95重量%の範囲の場合、特にそれらの特性が際立つも
のとなり、特に耐ハンダクラック性が非常に優れる点か
ら好ましい。またここで特筆すべき点は、本発明におい
て80重量%以上無機充填剤を添加しても流動性、成形
性を全く損なうことがないことである。
限定されないが、例えば破砕シリカ、球状シリカ、アル
ミナ、タルク、クレー、ガラス繊維等が挙げられる。こ
れらの中でも、特に半導体封止材料として破砕シリカ、
球状シリカが好ましく、特に本発明においては、破砕シ
リカと球状シリカを混合することによって、成形時の流
動性と、硬化物の強度の両方をバランス良く向上させる
ことができる。特に平均粒径が10〜30μmの範囲の
破砕シリカと、平均粒径が10〜30μmの範囲の球状
シリカを混合することによって、それらの特性が際だっ
て優れるものになる。
の他にテトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂、
ブロム化フェノールノボラック型エポキシ樹脂等の臭素
化エポキシ樹脂、三酸化アンチモン、ヘキサブロモベン
ゼン等の難燃剤、カ−ボンブラック、ベンガラ等の着色
剤、天然ワックス、合成ワックス等の離型剤及びシリコ
ンオイル、合成ゴム、シリコーンゴム等の低応力添加剤
等の種々の添加剤を適宜配合してもよい。
剤、またはカップリング剤などの公知慣用の各種の添加
剤成分も適宜配合せしめることができる。
導体封止材料を調製するには、エポキシ樹脂、硬化剤、
硬化促進剤、その他の添加剤をミキサー等によって十分
に均一に混合した後、更に熱ロールまたはニーダ−等で
溶融混練し、冷却後粉砕し、タブレット化するなどして
得ることができる。
例により具体的に説明する。尚、例中において部は特に
断りのない限りすべて重量部である。
の試薬特級1,4−ジオキサンを用いて、エポキシ樹脂
を50±0.1重量%の範囲の濃度に希釈した溶液を、
キャノンフェンスケ粘度計(粘度計番号R−200)を
用いて測定した数値である。
の4つ口フラスコにフェノール1222gとBF3・フ
ェノール錯体30gを添加し充分混合した。その後ジシ
クロペンタジエン150gを系内温度を80℃に保ちな
がら10時間要して添加した。その後系内温度を120
℃に保ち、3時間加熱撹拌し、得られた反応生成物溶液
にマグネシウム化合物「KW-1000」(商品名;協和化学
工業(株)社製)52gを添加し、1時間撹拌して触媒を
失活させた後、反応溶液を濾過した。得られた透明溶液
を未反応フェノールを蒸留回収しながら250℃に昇温
し、1Torrの減圧下で7時間ホールドした。その結
果、固形樹脂342gを得た。
プ、コンデンサーが装着された2リットルの4つ口フラ
スコに、上記の固形樹脂338g、エピクロルヒドリン
750gを加え溶解する。それを55℃に加熱し、減圧
下それに49%NaOH163gを4時間要して滴下し
た。その際共沸して留出された液体をディーンスターク
トラップで水とエピクロルヒドリンに分離し、エピクロ
ルヒドリンのみを反応系内に戻しながら反応を行った。
滴下後さらに1時間その温度で撹拌した後、120℃ま
で加熱し、未反応のエピクロルヒドリンを蒸留回収し
た。次いで得られた粗樹脂溶液にMIBK600g、水
200gを加えて、無機塩を水洗にて除去した。この溶
液に5%NaOH100gを添加し、85℃で3時間撹
拌した。その後静置分液して、下層を除去し、さらに水
洗を2回繰り返した。次いで共沸脱水、濾過を経て、M
IBKを150℃で脱溶剤して目的のエポキシ樹脂
(A)401gを得た。この樹脂の25℃における50
重量%ジオキサン溶液粘度は16cst、エポキシ当量は
240g/eqであった。
例1と同様にして、エポキシ樹脂(B)363gを得
た。この樹脂の25℃における50重量%ジオキサン溶
液粘度は24cst、エポキシ当量は251g/eqであっ
た。
例1と同様にして、エポキシ樹脂(C)369gを得
た。この樹脂の25℃における50重量%ジオキサン溶
液粘度は54cst、エポキシ当量は261g/eqであっ
た。
の4つ口フラスコにオルソクレゾール500gとシュウ
酸15gを添加し充分混合した。その後41%ホルマリ
ン240gを系内温度を100℃に保ちながら5時間要
して添加した。その後未反応オルソクレゾールを200
℃まで加熱して回収した。その結果、固形樹脂458g
を得た。
は、合成例1と同様にして、エポキシ樹脂(D)429
gを得た。この樹脂の25℃における50重量%ジオキ
サン溶液粘度は33cst、エポキシ当量は199g/eqで
あった。
例1と同様にして、エポキシ樹脂(E)355gを得
た。この樹脂の25℃における50重量%ジオキサン溶
液粘度は95cst、エポキシ当量は282g/eqであっ
た。
と同様にして、エポキシ樹脂(F)401gを得た。こ
の樹脂の25℃における50重量%ジオキサン溶液粘度
は58cst、エポキシ当量は201g/eqであった。
ルにて100℃/8分間混練りしてエポキシ樹脂組成物
を得た。これを粉砕したものを1200〜1400Kg
/cm2の圧力にてタブレットを作製し、それを用いて
トランスファー成形機にてプランジャー圧力80kg/
cm2、金型温度175℃、成形時間100秒の条件下
にて封止し、厚さ2mmの20pinのフラットパッケ
ージを評価用試験片として作成した。その後175℃で
8時間の後硬化を施した。
を用い175℃でのゲルタイムを、また流動性の指標と
してスパイラルフロー値を測定した。また、成型性につ
いて、成型時の金型ゲート部に成形物が残った割合(成
形数n=20)を離型性の指標とし評価した。更に、パッケ
ージ表面のピンホールの有無を観察評価した。
85%RH,300時間条件下での吸湿率、DMAによ
るガラス転移温度、及び20個の試験片を85℃・85
%RHの雰囲気下中168時間放置し、吸湿処理を行っ
た後、これを260℃のハンダ浴に10秒浸せきた際の
クラック発生率を耐ハンダクラック性の指標とした。
A型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業(株)製、商
品名:EPICLON153、軟化点70℃、エポキシ
当量401g/eq)、TD−2131はフェノールノボラ
ック樹脂(大日本インキ化学工業(株)製商品名:フェ
ノライトTD−2131、軟化点80℃、水酸基当量1
04g/eq)を示す。シリカは平均粒径が15μmの球状
シリカと、15μmの破砕シリカを用いた。
た性能を発現させると共に、成型性を飛躍的に改善され
たエポキシ樹脂組成物、及び、優れた成型性と耐ハンダ
クラック性とを兼備した半導体封止材料を提供できる。
Claims (8)
- 【請求項1】 エポキシ樹脂(A)と硬化剤(B)を必
須成分とするエポキシ樹脂組成物において、エポキシ樹
脂(A)として、 一分子あたり2個以上の不飽和基を有する環状炭化水素
化合物とフェノール類との重付加反応物と、エピハロヒ
ドリンとの反応生成物であって、かつ、50%1,4−
ジオキサン溶液の25℃における溶液粘度が70cst以
下であるエポキシ樹脂(I)と、 アルデヒド類とフェノール類との重縮合反応物と、エピ
ハロヒドリンとの反応生成物であって、かつ、50%
1,4−ジオキサン溶液の25℃における溶液粘度が5
0cst以下であるエポキシ樹脂(II)とを併用すること
を特徴とするエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】 エポキシ樹脂(I)の、50%1,4−
ジオキサン溶液の25℃における溶液粘度が30〜5cs
tであって、かつ、エポキシ樹脂(II)の、50%1,
4−ジオキサン溶液の25℃における溶液粘度が40〜
20cstである請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 エポキシ樹脂(I)のエポキシ当量が2
30〜300g/eqの範囲であり、かつエポキシ樹脂(I
I)のエポキシ当量が185〜210g/eqの範囲である
請求項1又は2記載の組成物。 - 【請求項4】 エポキシ樹脂(I)とエポキシ樹脂(I
I)の重量比率が、(I)/(II)=30/70〜80/
20である請求項1、2又は3記載の組成物。 - 【請求項5】 エポキシ樹脂(I)が、ジシクロペンタ
ジエンとフェノール又はクレゾ−ルとの重付加反応物
と、エピハロヒドリンとの反応生成物であって、かつ、
エポキシ樹脂(II)が、ホルムアルデヒドとフェノール
又はクレゾ−ルとの重縮合反応物と、エピハロヒドリン
との反応生成物である請求項1〜4の何れか1つに記載
の組成物。 - 【請求項6】 請求項1〜5の何れか1つに記載の組成
物に、更に無機充填材(C)を含有することを特徴とす
る半導体封止材料。 - 【請求項7】 無機充填材(C)の充填率が、80〜9
5重量%の範囲であることを特徴とする請求項6記載の
半導体封止材料。 - 【請求項8】 無機充填材(C)が、平均粒径が10〜
30μmの範囲の破砕シリカと、平均粒径が10〜30
μmの範囲の球状シリカの混合物である請求項6又は7
記載の半導体封止材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1571898A JPH11209584A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | エポキシ樹脂組成物及び半導体封止材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1571898A JPH11209584A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | エポキシ樹脂組成物及び半導体封止材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11209584A true JPH11209584A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11896555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1571898A Pending JPH11209584A (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | エポキシ樹脂組成物及び半導体封止材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11209584A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001064358A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-13 | Dainippon Ink & Chem Inc | エポキシ樹脂組成物 |
JP2003105055A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP1571898A patent/JPH11209584A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001064358A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-13 | Dainippon Ink & Chem Inc | エポキシ樹脂組成物 |
JP2003105055A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Toray Ind Inc | エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 |
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