JPH1120930A - コンベヤ制御方法 - Google Patents

コンベヤ制御方法

Info

Publication number
JPH1120930A
JPH1120930A JP17848897A JP17848897A JPH1120930A JP H1120930 A JPH1120930 A JP H1120930A JP 17848897 A JP17848897 A JP 17848897A JP 17848897 A JP17848897 A JP 17848897A JP H1120930 A JPH1120930 A JP H1120930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
articles
speed
unloading
controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17848897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Amamiya
和行 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Kanetsu KK filed Critical Toyo Kanetsu KK
Priority to JP17848897A priority Critical patent/JPH1120930A/ja
Publication of JPH1120930A publication Critical patent/JPH1120930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品を搬送するコンベヤを停止させることな
く、物品の多寡に応じて効率的に搬送するとともにコン
ベヤの故障低減を図る。 【解決手段】 物品A1〜Anを搬送するコンベヤ2に
ついて物品検出手段21を設け、この物品検出手段21
から得られる検出出力と基準値とを比較して得られる制
御信号のレベル変化により前記コンベヤ2を駆動するモ
ータを制御、すなわち物品が多量の場合は定常速度から
低速に、少量の場合は低速から定常速度に制御して物品
の搬送量を調整し、コンベヤ2を一時停止させることな
く荷卸し作業の効率向上とコンベヤの故障低減とを図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流通過程における
各種物品(商品)の配送センターや倉庫におけるコンベ
ヤ設備に適用して好適なコンベヤ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】配送センターを例に述べると、メーカー
や納品業者から搬送されてきた各種物品は、入荷口にお
いてトラックから複数の荷卸しコンベヤに降ろされ、荷
卸しコンベヤからアキュームレーションコンベヤ等を介
して合流コンベヤに合流される。前記荷卸しコンベヤの
搬送速度は、常時定速度に制御されているのであるが、
これに伴って下記のような問題点が生じていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、荷卸しコン
ベヤは定速度走行であるため、一度に多量の物品が降ろ
されると、荷卸しコンベヤ上が満杯状態になり、引き続
いて物品を降ろせなくなる。このような場合、従来は荷
卸しコンベヤを一時的に停止し、下流側における物品が
さばけてから再度荷卸しおよび搬送を行うようにしてい
た。しかし前記荷卸し作業にあっては、一時的とは言え
荷卸しコンベヤが完全に停止するのであるから、作業員
は物品を持って次の駆動まで待機しなければならず、作
業員に負担がかかる上に作業効率が低下していた。ま
た、荷卸しコンベヤは物品の多寡に応じて駆動および駆
動停止に頻繁に繰り返し制御されるので、駆動装置に負
担がかかり、これが故障発生の一因になっていた。
【0004】なお、特公平4−36971号公報には、
ベルトコンベヤ上の郵便物が一定量以上になると郵便物
の投入を停止したり、ベルトコンベヤの搬送速度を制御
するように構成された「郵便物自動処理装置」が開示さ
れている。しかし、この装置は投入部よりかなり先の処
理部での物品量を検出しているので、処理部での物品量
が多かったことで投入量を制御しても、すでに処理部に
向けて多量の物品が搬送されていることから、処理部に
は処理能力以上の物品が供給されてしまい手遅れになっ
てしまう。本発明は、前記問題点を解消するために、物
品を搬送するコンベヤを停止することなく、物品の搬送
を円滑に行い得るコンベヤ制御方法を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る前記目的
は、コンベヤにより搬送される物品量を物品検出手段に
より常時検出し、前記物品検出手段から得られる検出値
と基準値とを比較して前記検出値が前記基準値に達した
とき前記コンベヤの搬送速度を低速に制御し、前記検出
値が前記基準値より低下したとき前記コンベヤを元の搬
送速度に制御することを特徴とするコンベヤ制御方法に
より達成される。
【0006】
【作用】前記コンベヤの制御方法によれば、物品検出手
段によりコンベヤ上の物品量が検出され、その検出値と
基準値との比較により得られる制御信号によりモータが
制御され、このモータにより駆動されるコンベヤの搬送
速度が制御される。コンベヤの搬送速度は、物品が多量
の場合は定常の速度から低速に制御され、物品がさばけ
て少量になった場合は定常速度に制御される。したがっ
て、コンベヤは一時的にも停止に制御されることはな
く、作業員は連続作業を行い得るので作業効率が向上す
る。また、制御されるコンベヤ自身により搬送される物
品量を検出して制御が行われるので、物品搬送設備の信
頼性が高い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して本発
明を適用したコンベヤ制御方法の実施形態を詳細に説明
する。図1はコンベヤ設備の構成を模式的に示す平面
図、図2は制御装置の構成を示す回路図、図3はコンベ
ヤ設備の制御方法を説明するフローチャート、図4は制
御装置の回路動作を示す波形図である。なお、実施形態
の説明にあたっては、図1を参照してコンベヤ設備の全
体構成を説明し、次いで図2〜図3を制御方法を説明す
る。
【0008】コンベヤ設備1は、複数の荷卸しコンベヤ
2,3,4,5に投入された荷物(物品)をアキューム
レーションコンベヤ6,7,8,9を介して合流コンベ
ヤ11に合流させる構成になっている。各荷卸しコンベ
ヤ2〜5やアキュームレーションコンベヤ6〜9、更に
合流コンベヤ11の設置数や配置は、このコンベヤ設備
1が適用される例えば物品配送センター等のレイアウト
によって異なるものであり、図示の例に限定されるもの
ではない。
【0009】荷卸しコンベヤ2〜5の一端、すなわち入
荷口には、トラック等により搬入されてきた荷物が作業
員により投入される。各荷卸しコンベヤ2〜5の一部に
は、投入された荷物の投入量を所定長について検出する
検出部12〜15が配設されている。各検出部12〜1
5は、各荷卸しコンベヤ2〜5上を搬送される物品量を
個数ではなく混み具合で検出するものである。その基本
構成は同一であるが、検出部12〜15の長さは図1に
斜線で示すように必要に応じて任意に設定される。
【0010】ここで、各検出部12〜15の構成を検出
部12について例示すると、図1の上方に一部拡大して
示すようにコンベヤ2に光学的な物品検出手段21を設
けたものである。物品検出手段21は、発光素子22と
受光素子23とにより構成され、物品検出手段21の設
置位置を通過する荷物A1〜Anの遮光時間から所定長
さL上の混み具合を検出する。この検出とコンベヤ2の
搬送速度の制御とは、図2に示す制御装置31と関連し
て行われる。
【0011】アキュームレーションコンベヤ6〜9は、
前記荷卸しコンベヤ2〜5とは別に走行駆動および停止
に制御されるものであり、インダクション部16〜19
は荷物を合流部11a上に排出する機能を有している。
インダクション部16〜19は、荷物を合流部11aに
排出させ、合流部11aは荷物を合流コンベヤ11のい
ずれか一方に合流させる。前記インダクション部16〜
19の荷物排出作用および合流部11aによる合流コン
ベヤ11への合流作用は、コンベヤ設備1の総合的な制
御により行われる。
【0012】次に、図2〜図4を参照してコンベヤ制御
方法を説明する。なお、コンベヤ制御方法は、各荷卸し
コンベヤ2〜5について行われるのであるが、すべての
コンベヤ2〜5に対して同じの制御動作であるので、1
つの荷卸しコンベヤ2について説明する。荷卸しに際し
ては、図3のステップS1に示すように荷卸しコンベヤ
2が駆動される。そして、トラックTから荷卸しコンベ
ヤ2上に降ろされた荷物は、荷卸しコンベヤ2の駆動に
ともなって検出部12方向に搬送される(S2)。ここ
で図1を参照すると、荷卸しコンベヤ2の矢印B方向へ
の移動にともなって、先ず荷物A1が発光素子22から
受光素子23に入射していた光を遮光する。この遮光時
間は、荷物A1の大きさに比例する。次に受光素子22
は荷物A1、A2の隙間において受光し、荷物A2にか
かると再び遮光される。この遮光時間も荷物A2の大き
さに比例する。
【0013】前記受光素子22の受光と遮光は、ステッ
プS3に示すように荷物A1〜Anについて順次行われ
る。この結果、受光素子22から図4(a)に示すよう
にレベル変化する出力電圧V1が得られ、この出力電圧
V1は図2に示すゲート回路32の一方の入力端子に供
給される(S4)。検出された荷物A1〜Anは、アキ
ュームレーションコンベヤ6に搬送され、次いでインダ
クション部16から合流部11aに排出される。
【0014】以下、制御装置31について説明すると、
クロックパルス発生回路33は図4(b)に示すような
所定パルス幅のクロックパルスV2を連続的に発生し、
ゲート回路32の他方の入力端子に供給する。この結
果、ゲート回路32の出力電圧V3は、図4(c)に示
すようにクロックパルスが間欠的に現れたものになり、
その時間幅は出力電圧V1がハイレベルになっている時
間幅に対応したものになる。出力電圧V3はカウンター
回路34に供給され、カウンター回路34は計数結果
(ディジタル出力)を比較器35に供給する(S5)。
【0015】一方、基準値設定回路36は、比較器35
が比較動作を行うための基準値を設定し得るとともに、
基準値(ディジタル出力)VH、VLを比較器35に供
給するように構成されている。なお、本実施形態にあっ
ては、荷物A1〜Anの状態が密であると判断して荷卸
しコンベヤ2を定常速度から低速に制御する場合の基準
値VHと、荷物A1〜Anの状態が疎であると判断して
低速から定常速度に制御する場合の基準値VLとを比較
器35に供給するようになっている。
【0016】検出部12上における荷物が図1に示すよ
うに密の場合は、カウンター回路34の計数値は上昇
し、この計数値は比較器35において基準値VHと比較
される。そして、基準値VHに達した場合は、比較器3
5から得られる制御信号VCがレベル変化し、スイッチ
回路37を例えば図2に実線で示す接点から点線で示す
接点に切り換え接続する(S6)。この結果、モータ駆
動回路38に供給されていたハイレベルの制御電圧V1
1が低レベルの制御電圧V12に切り換えられる。そし
て、モータ駆動回路38は荷卸しコンベヤ2を走行駆動
しているモータMを定常速度から低速に切り換え、荷卸
しコンベヤ2は低速度に移行する(S7)。コンベヤ2
について前記制御が行われている間、アキュームレーシ
ヨンコンベヤ6は荷物の搬送を継続している。そして、
コンベヤ2が低速に制御されるのであるから、アキュー
ムレーションコンベヤ6上に移載される荷物の量が減少
し、より移載する荷物を増加し得るようになる。
【0017】これに対し、検出部12上における荷物A
1〜Anが少ない場合は、受光素子23への入射光が遮
光される時間が少ないのであるから、カウンター回路3
4の計数値は低下する。そして、基準値VLに達した場
合は、制御信号VCがレベル変化し、スイッチ回路37
を点線で示す接点から実線で示す接点に切り換え接続す
る。この結果、モータ駆動回路38にハイレベルの制御
電圧V11が供給され、モータMが高速回転に制御され
て荷卸しコンベヤ2が高速走行に移行する。
【0018】以上に本発明の実施形態を説明したが、本
発明は前記に限定されるものではなく、アナログ的な制
御であってもよく、またディジタル制御であっても他の
構成に変更できる。いずれにしても、荷卸しコンベヤ2
〜5上の荷物の多寡により、荷卸しコンベヤ2〜5の搬
送速度を制御することにより、作業員は荷物の降ろし作
業を中断する必要がなく、荷卸しコンベヤ2〜5は一時
的にも停止に制御されないので、作業効率の向上と装置
の故障低減を図ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るコ
ンベヤ制御方法は、物品検出手段によりコンベヤ上の物
品量を検出し、その検出値と基準値との比較により得ら
れる制御信号によりモータを制御して、このモータによ
り駆動されるコンベヤの搬送速度を制御するものであ
る。コンベヤの搬送速度は、物品が多量の場合は定常の
速度から低速に制御され、物品がさばけて少量になった
場合は低速から定常速度に制御される。したがって、コ
ンベヤは一時的にも停止に制御されることはなく、作業
員は連続作業を行い得るので作業効率向上と、コンベヤ
およびコンベヤ駆動手段の故障低減とを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンベヤ制御方法の実施形態を示
すコンベヤ設備の平面図である。
【図2】制御装置の回路構成例を示す回路図である。
【図3】コンベヤ制御方法を説明するフローチャートで
ある。
【図4】コンベヤ制御方法を説明する波形図である。
【符号の説明】
1 コンベヤ設備 2,3,4,5 荷卸しコンベヤ 6,7,8,9 アキュームレーションコンベヤ 11 合流コンベヤ 12,13,14,15 検出部 21 物品検出手段 22 発光素子 23 受光素子 V1 検出出力 VC 制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤにより搬送される物品量を物品
    検出手段により常時検出し、前記物品検出手段から得ら
    れる検出値と基準値とを比較して前記検出値が前記基準
    値に達したとき前記コンベヤの搬送速度を低速に制御
    し、前記検出値が前記基準値より低下したとき前記コン
    ベヤを元の搬送速度に制御することを特徴とするコンベ
    ヤ制御方法。
JP17848897A 1997-07-03 1997-07-03 コンベヤ制御方法 Pending JPH1120930A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17848897A JPH1120930A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 コンベヤ制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17848897A JPH1120930A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 コンベヤ制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1120930A true JPH1120930A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16049343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17848897A Pending JPH1120930A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 コンベヤ制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1120930A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100846755B1 (ko) 물품의 합류제어방법
JP3834509B2 (ja) 可変速度制御を有するコンベヤ
KR102090662B1 (ko) 컨베이어 벨트의 물품 간격 조절 시스템 및 방법
US7128197B2 (en) High volume conveyor sortation system
CA2499480C (en) Accumulating conveyor system
US6244421B1 (en) Singulated release for a zoned conveyor system
JP4345665B2 (ja) 荷合流設備
JP3222947B2 (ja) 搬送装置
JP5221173B2 (ja) 搬送物の間隔調整装置
US20020038753A1 (en) Apparatus and method for controlling segmented conveyor system
JP3321056B2 (ja) 仕分けコンベヤへの物品導入方法及び装置、並びに物品導入装置を備えた物品仕分け装置
JPH1120930A (ja) コンベヤ制御方法
JP2768898B2 (ja) 仕分け装置及び仕分け方法
JP3309074B2 (ja) 合流コンベヤへの物品合流方法及び物品合流装置
EP0383615B1 (en) Conveyors having induction from plural lines
JP4195755B2 (ja) 搬送物品の合流装置
JP3697907B2 (ja) 合流コンベヤ装置
JP4270332B2 (ja) 荷合流装置
JP2747853B2 (ja) 物品移載方法及び装置
JP2505242B2 (ja) 自動仕分け装置による搬送物の仕分け方法
JP2622146B2 (ja) 物品仕分け方法
KR20230131662A (ko) 화물 이송 시스템 및 그 제어방법
CN113233212A (zh) 货物输送装置和装载头
JPH08188224A (ja) 物品合流設備
JPH08324753A (ja) 荷崩れ検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A02 Decision of refusal

Effective date: 20061003

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02