JPH11208181A - シャープペンシルの消ゴムカバー - Google Patents
シャープペンシルの消ゴムカバーInfo
- Publication number
- JPH11208181A JPH11208181A JP2268698A JP2268698A JPH11208181A JP H11208181 A JPH11208181 A JP H11208181A JP 2268698 A JP2268698 A JP 2268698A JP 2268698 A JP2268698 A JP 2268698A JP H11208181 A JPH11208181 A JP H11208181A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eraser
- ventilation hole
- core
- hole
- lead
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- Pending
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 誤飲しても窒息を防止できる通気孔を有し、
かつ、芯ケースの開口側の端部に消ゴムが嵌着していな
い状態で軸を上下逆にしても通気孔からの芯の脱落を防
止できるシャープペンシルの消ゴムカバーを提供する。 【解決手段】 開口側の端部の内側に消ゴム３を嵌着可
能とした芯ケース２の開口側の端部の外側に被嵌する脱
着自在な消ゴムカバー４の天面部５に、内側の縁１１の
直径が芯ケース２における芯収納孔部８の内径より大き
くて一部箇所を橋部１０によって途切れさせた環状の通
気孔９を穿設したことを特徴とする。
かつ、芯ケースの開口側の端部に消ゴムが嵌着していな
い状態で軸を上下逆にしても通気孔からの芯の脱落を防
止できるシャープペンシルの消ゴムカバーを提供する。 【解決手段】 開口側の端部の内側に消ゴム３を嵌着可
能とした芯ケース２の開口側の端部の外側に被嵌する脱
着自在な消ゴムカバー４の天面部５に、内側の縁１１の
直径が芯ケース２における芯収納孔部８の内径より大き
くて一部箇所を橋部１０によって途切れさせた環状の通
気孔９を穿設したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はシャープペンシルの
消ゴムカバーに関する。
消ゴムカバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】シャープペンシルの芯ケースの開口端に
は、その内側に消ゴムを嵌着し、又、外側には消ゴムを
覆う消ゴムカバーを被嵌して、その消ゴムカバーをノッ
クすることにより芯を繰り出すようになっている。そし
て、消ゴムカバーは芯ケースに対し脱着自在となってい
て、消ゴムを使用する場合に芯ケースから取り外すよう
になっている。
は、その内側に消ゴムを嵌着し、又、外側には消ゴムを
覆う消ゴムカバーを被嵌して、その消ゴムカバーをノッ
クすることにより芯を繰り出すようになっている。そし
て、消ゴムカバーは芯ケースに対し脱着自在となってい
て、消ゴムを使用する場合に芯ケースから取り外すよう
になっている。
【０００３】ところで、芯ケースから取り外した消ゴム
カバーを誤飲して喉に詰まらせて窒息するという事故を
防止するために、図４に示すように、消ゴムカバー１３
の天面部１４に通気孔１５を穿設したものが存在する。
カバーを誤飲して喉に詰まらせて窒息するという事故を
防止するために、図４に示すように、消ゴムカバー１３
の天面部１４に通気孔１５を穿設したものが存在する。
【０００４】しかしながら、消ゴムカバー１３の天面部
１４に通気孔１５を設けると、図５に示すように、消ゴ
ムを使い切ったり紛失することにより芯ケース１６の開
口側の端部に消ゴムが嵌着していない状態で軸を上下逆
にした場合に、芯ケース１６に収容されている芯１７が
消ゴムカバー１３の通気孔１５から脱落するという問題
が生じる。
１４に通気孔１５を設けると、図５に示すように、消ゴ
ムを使い切ったり紛失することにより芯ケース１６の開
口側の端部に消ゴムが嵌着していない状態で軸を上下逆
にした場合に、芯ケース１６に収容されている芯１７が
消ゴムカバー１３の通気孔１５から脱落するという問題
が生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、誤飲
しても窒息を防止できる通気孔を有し、かつ、芯ケース
の開口側の端部に消ゴムが嵌着していない状態で軸を上
下逆にしても通気孔からの芯の脱落を防止できるシャー
プペンシルの消ゴムカバーを提供することを課題とす
る。
しても窒息を防止できる通気孔を有し、かつ、芯ケース
の開口側の端部に消ゴムが嵌着していない状態で軸を上
下逆にしても通気孔からの芯の脱落を防止できるシャー
プペンシルの消ゴムカバーを提供することを課題とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のシャープペンシ
ルの消ゴムカバーは、上記の課題を解決するために案出
したものであって、開口側の端部の内側に消ゴム３を嵌
着可能とした芯ケース２の開口側の端部の外側に被嵌す
る脱着自在な消ゴムカバー４の天面部５に、内側の縁１
１の直径が芯ケース２における芯収納孔部８の内径より
大きくて一部箇所を橋部１０によって途切れさせた環状
の通気孔９を穿設したことを特徴とするものである。
ルの消ゴムカバーは、上記の課題を解決するために案出
したものであって、開口側の端部の内側に消ゴム３を嵌
着可能とした芯ケース２の開口側の端部の外側に被嵌す
る脱着自在な消ゴムカバー４の天面部５に、内側の縁１
１の直径が芯ケース２における芯収納孔部８の内径より
大きくて一部箇所を橋部１０によって途切れさせた環状
の通気孔９を穿設したことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】消ゴムカバー４は天面部５に通気孔９を穿設し
ているので、誤飲しても窒息を防止することができる。
また、その通気孔９は環状を呈し、その内側の縁１１の
直径が芯ケース２の芯収納孔部８の内径より大きいの
で、芯ケース２に消ゴム３が嵌着していない状態で軸を
上下逆にした場合に、芯ケース２の芯収納孔部８から落
下した芯６は消ゴムカバー４の天面部５における通気孔
９の内側箇所によって受け止められ、通気孔９から脱落
することはない。なお、芯６が傾くと、芯６の先端部が
通気孔９に挿入することはあるが、傾いた状態のまま芯
６が通気孔９を通過することはできないので脱落の心配
はない。
ているので、誤飲しても窒息を防止することができる。
また、その通気孔９は環状を呈し、その内側の縁１１の
直径が芯ケース２の芯収納孔部８の内径より大きいの
で、芯ケース２に消ゴム３が嵌着していない状態で軸を
上下逆にした場合に、芯ケース２の芯収納孔部８から落
下した芯６は消ゴムカバー４の天面部５における通気孔
９の内側箇所によって受け止められ、通気孔９から脱落
することはない。なお、芯６が傾くと、芯６の先端部が
通気孔９に挿入することはあるが、傾いた状態のまま芯
６が通気孔９を通過することはできないので脱落の心配
はない。
【０００８】
【実施例】以下、図１乃至図３に示した本発明の実施例
について説明する。図１に示すように、軸筒１の内部に
芯ケース２が収容され、その芯ケース２は上端部を軸筒
１の上端開口から突出している。そして、芯ケース２は
上端部の内側に消ゴム３を嵌着するとともに外側に消ゴ
ム３を覆う消ゴムカバー４を被嵌している。この消ゴム
カバー４はその天面部５を下方へノックすることによっ
て芯６を繰り出すことができ、芯６は芯ケース２の消ゴ
ム嵌着孔部７の下に設けた芯収納孔部８に収容してい
る。なお、消ゴム嵌着孔部７の内径ｄ2 は芯収納孔部８
の内径ｄ1 より大きくなっているが、ｄ1 ＝ｄ2 の場合
もあり得る。
について説明する。図１に示すように、軸筒１の内部に
芯ケース２が収容され、その芯ケース２は上端部を軸筒
１の上端開口から突出している。そして、芯ケース２は
上端部の内側に消ゴム３を嵌着するとともに外側に消ゴ
ム３を覆う消ゴムカバー４を被嵌している。この消ゴム
カバー４はその天面部５を下方へノックすることによっ
て芯６を繰り出すことができ、芯６は芯ケース２の消ゴ
ム嵌着孔部７の下に設けた芯収納孔部８に収容してい
る。なお、消ゴム嵌着孔部７の内径ｄ2 は芯収納孔部８
の内径ｄ1 より大きくなっているが、ｄ1 ＝ｄ2 の場合
もあり得る。
【０００９】図２に示すように、消ゴムカバー４の天面
部５には環状の通気孔９を穿設している。この環状の通
気孔９は複数箇所に設けた橋部１０により途切れて不連
続状態となっている。この通気孔９の内側の縁１１の直
径ｄ3 は上記の芯ケース２の芯収納孔部８の内径ｄ1 よ
り大きくなるように、すなわち、ｄ3 ≧ｄ1 となるよう
に設定している。通気孔９の外側の縁１２の直径ｄ4 は
勿論ｄ3 より大きい。したがって、ｄ1 ≦ｄ3 ＜ｄ4 の
関係になっている。また、通気孔９の幅ｔは、ｔ＝（ｄ
4 −ｄ3 ）／２の関係を有するが、０．３〜２ｍｍの範
囲に設定している。通気孔９の面積は、空気圧力が１．
３３ＫＰａのとき、通気孔９を通過する空気流量が８リ
ットル／分以上となるように設定している。また、消ゴ
ムカバー４の天面部５の肉厚は０．２〜１．５ｍｍに設
定している。
部５には環状の通気孔９を穿設している。この環状の通
気孔９は複数箇所に設けた橋部１０により途切れて不連
続状態となっている。この通気孔９の内側の縁１１の直
径ｄ3 は上記の芯ケース２の芯収納孔部８の内径ｄ1 よ
り大きくなるように、すなわち、ｄ3 ≧ｄ1 となるよう
に設定している。通気孔９の外側の縁１２の直径ｄ4 は
勿論ｄ3 より大きい。したがって、ｄ1 ≦ｄ3 ＜ｄ4 の
関係になっている。また、通気孔９の幅ｔは、ｔ＝（ｄ
4 −ｄ3 ）／２の関係を有するが、０．３〜２ｍｍの範
囲に設定している。通気孔９の面積は、空気圧力が１．
３３ＫＰａのとき、通気孔９を通過する空気流量が８リ
ットル／分以上となるように設定している。また、消ゴ
ムカバー４の天面部５の肉厚は０．２〜１．５ｍｍに設
定している。
【００１０】
【発明の効果】本発明のシャープペンシルの消ゴムカバ
ーは上記のように、天面部５に通気孔９を有するので誤
飲しても窒息を防止することができ、又、天面部５に通
気孔９が存在しても、芯ケース２に消ゴム３が嵌着して
いない状態で軸を上下逆にした場合に通気孔９から芯６
が脱落するのを防止することができる。
ーは上記のように、天面部５に通気孔９を有するので誤
飲しても窒息を防止することができ、又、天面部５に通
気孔９が存在しても、芯ケース２に消ゴム３が嵌着して
いない状態で軸を上下逆にした場合に通気孔９から芯６
が脱落するのを防止することができる。
【図１】シャープペンシルの一部切断側面図である。
【図２】シャープペンシルの平面図である。
【図３】芯ケースに消ゴムが嵌着していない状態で軸を
上下逆にした場合の断面図である。
上下逆にした場合の断面図である。
【図４】従来例の消ゴムカバーの斜視図である。
【図５】従来例のシャープペンシルの芯ケースに消ゴム
が嵌着していない状態で軸を上下逆にした場合の断面図
である。
が嵌着していない状態で軸を上下逆にした場合の断面図
である。
１ 軸筒 ２ 芯ケース ３ 消ゴム ４ 消ゴムカバー ５ 天面部 ６ 芯 ７ 消ゴム嵌着孔部 ８ 芯収納孔部 ９ 通気孔 １０ 橋部 １１ 通気孔の内側の縁 １２ 通気孔の外側の縁 １３ 消ゴムカバー １４ 天面部 １５ 通気孔 １６ 芯ケース １７ 芯
Claims (1)
- 【請求項１】 開口側の端部の内側に消ゴム３を嵌着可
能とした芯ケース２の開口側の端部の外側に被嵌する脱
着自在な消ゴムカバー４の天面部５に、内側の縁１１の
直径が芯ケース２における芯収納孔部８の内径より大き
くて一部箇所を橋部１０によって途切れさせた環状の通
気孔９を穿設したことを特徴とするシャープペンシルの
消ゴムカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2268698A JPH11208181A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | シャープペンシルの消ゴムカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2268698A JPH11208181A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | シャープペンシルの消ゴムカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208181A true JPH11208181A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12089765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2268698A Pending JPH11208181A (ja) | 1998-01-20 | 1998-01-20 | シャープペンシルの消ゴムカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208181A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014141077A (ja) * | 2012-12-24 | 2014-08-07 | Pilot Corporation | 熱変色性筆記具及び摩擦具 |
| JP2022024168A (ja) * | 2015-01-22 | 2022-02-08 | 三菱鉛筆株式会社 | 摩擦部材及び摩擦部材を備えた熱変色性筆記具 |
-
1998
- 1998-01-20 JP JP2268698A patent/JPH11208181A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014141077A (ja) * | 2012-12-24 | 2014-08-07 | Pilot Corporation | 熱変色性筆記具及び摩擦具 |
| JP2018114761A (ja) * | 2012-12-24 | 2018-07-26 | 株式会社パイロットコーポレーション | 熱変色性筆記具及び摩擦具 |
| JP2022024168A (ja) * | 2015-01-22 | 2022-02-08 | 三菱鉛筆株式会社 | 摩擦部材及び摩擦部材を備えた熱変色性筆記具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041227 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20050830 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060904 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |