JPH11207626A - ブラスト装置 - Google Patents
ブラスト装置Info
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- JPH11207626A JPH11207626A JP1128398A JP1128398A JPH11207626A JP H11207626 A JPH11207626 A JP H11207626A JP 1128398 A JP1128398 A JP 1128398A JP 1128398 A JP1128398 A JP 1128398A JP H11207626 A JPH11207626 A JP H11207626A
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- cleaning
- nozzle
- grinding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 研掃後の被加工物表面を清浄化し、後工程の
洗浄工程を簡素化し、装置周辺を研掃材又は粉塵で汚す
ことなく研掃できるブラスト装置を提供する。 【構成】 研掃用ロボット４を研掃室１の天井に配置
し、ロボットハンドに研掃用ノズル５と洗浄用ノズル９
を併設し、研掃用ノズル５に研掃用配管６と圧縮気体用
配管７及び弁体８が接続され、洗浄用ノズル９には圧縮
気体用配管１０及び弁体１１が接続されている。
洗浄工程を簡素化し、装置周辺を研掃材又は粉塵で汚す
ことなく研掃できるブラスト装置を提供する。 【構成】 研掃用ロボット４を研掃室１の天井に配置
し、ロボットハンドに研掃用ノズル５と洗浄用ノズル９
を併設し、研掃用ノズル５に研掃用配管６と圧縮気体用
配管７及び弁体８が接続され、洗浄用ノズル９には圧縮
気体用配管１０及び弁体１１が接続されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体的構造を有する被
加工物であっても、ブラスト後の加工面を清浄化し、後
工程の洗浄行程を簡素化でき、かつブラスト装置周辺を
研掃材で汚すことなくブラストを行う装置に関する。
加工物であっても、ブラスト後の加工面を清浄化し、後
工程の洗浄行程を簡素化でき、かつブラスト装置周辺を
研掃材で汚すことなくブラストを行う装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】研掃材には、珪砂、ガラスビーズ、プラ
スチツクビースなど多種の材料があり、粒状、針状、粉
状など多種の形状がある。ブラスト装置は、圧縮空気等
の圧縮気体を用いて、この研掃材を移送し、被加工物の
表面に噴射し、衝突させ、被加工物表面の汚れや錆等の
除去、塗装等の剥離、表面状態及び形状の改質、等の広
い用途がある。
スチツクビースなど多種の材料があり、粒状、針状、粉
状など多種の形状がある。ブラスト装置は、圧縮空気等
の圧縮気体を用いて、この研掃材を移送し、被加工物の
表面に噴射し、衝突させ、被加工物表面の汚れや錆等の
除去、塗装等の剥離、表面状態及び形状の改質、等の広
い用途がある。
【０００３】従来技術の一例を図１に示し、説明する。
ブラスト装置の構成は、研掃室１で密封され、内部に被
加工物２を置く設置台３、多関節又は簡易アームからな
る研掃用ロボット４、ロボット４の先端のハンドに研掃
用ノズル５が固定されている。この研掃用ノズル５に
は、研掃室１の外から研掃材を輸送する柔軟な研掃材用
配管６及び研掃材を被加工物２に噴射するための圧縮気
体用配管７が接続され、この圧縮気体用配管７には弁体
８が接続されて構成されている。ブラスト装置には、図
示した以外に研掃材の回収、分離、集塵の機能を有して
いるが、本説明図では割愛している。
ブラスト装置の構成は、研掃室１で密封され、内部に被
加工物２を置く設置台３、多関節又は簡易アームからな
る研掃用ロボット４、ロボット４の先端のハンドに研掃
用ノズル５が固定されている。この研掃用ノズル５に
は、研掃室１の外から研掃材を輸送する柔軟な研掃材用
配管６及び研掃材を被加工物２に噴射するための圧縮気
体用配管７が接続され、この圧縮気体用配管７には弁体
８が接続されて構成されている。ブラスト装置には、図
示した以外に研掃材の回収、分離、集塵の機能を有して
いるが、本説明図では割愛している。
【０００４】研掃は、弁体７を開き、圧縮気体を研掃用
ノズル５に送ると、研掃用配管６内の研掃材を引き込み
ながら、被加工物２に噴射される。被加工物２の形状に
応じて、ロボット４で研掃用ノズル５の噴霧位置及び方
向を移動させながら研掃する。研掃が終了後、弁体８を
閉じる。研掃室１の扉を開けて被加工物２を取り出す。
ノズル５に送ると、研掃用配管６内の研掃材を引き込み
ながら、被加工物２に噴射される。被加工物２の形状に
応じて、ロボット４で研掃用ノズル５の噴霧位置及び方
向を移動させながら研掃する。研掃が終了後、弁体８を
閉じる。研掃室１の扉を開けて被加工物２を取り出す。
【０００５】しかし、ブラスト装置では、研掃材が被加
工物２に噴射され、速い速度で被加工物２に衝突する
と、そのうちの幾らかの研掃材が粉砕し、微細な破片又
は粉塵となる。また、被加工物２の除去された部分も微
細な粒子又は粉塵となる。このような破片や粉塵は、集
塵機である程度除去されるが、研掃材を回収し、繰り返
し使用するため完全には除去できない。立体的で複雑な
形状を持つ被加工物の場合、研掃材又は粉塵は、表面や
窪み及び隙間等に入り、次行程で十分な洗浄が必要であ
った。また、被加工物２に研掃材や粉塵が付着したまま
研掃室外に搬出するために、装置内の高価な研掃材が減
少するとともに、ブラスト装置の外側周辺が著しく汚れ
る欠点があった。例えば研掃材であるガラスビーズは粒
状をしているため、床下に多量に散布されると滑りやす
く、安全上非常に危険である。滑り防止として、金網状
のものを床に敷く場合もあるが、清掃が非常に困難であ
る。
工物２に噴射され、速い速度で被加工物２に衝突する
と、そのうちの幾らかの研掃材が粉砕し、微細な破片又
は粉塵となる。また、被加工物２の除去された部分も微
細な粒子又は粉塵となる。このような破片や粉塵は、集
塵機である程度除去されるが、研掃材を回収し、繰り返
し使用するため完全には除去できない。立体的で複雑な
形状を持つ被加工物の場合、研掃材又は粉塵は、表面や
窪み及び隙間等に入り、次行程で十分な洗浄が必要であ
った。また、被加工物２に研掃材や粉塵が付着したまま
研掃室外に搬出するために、装置内の高価な研掃材が減
少するとともに、ブラスト装置の外側周辺が著しく汚れ
る欠点があった。例えば研掃材であるガラスビーズは粒
状をしているため、床下に多量に散布されると滑りやす
く、安全上非常に危険である。滑り防止として、金網状
のものを床に敷く場合もあるが、清掃が非常に困難であ
る。
【０００６】最近では、この粉塵は安全衛生上からも好
ましいものではなく、同一の被加工物が多量にある場
合、生産性の向上と安全衛生を確保するのために、研掃
室内に産業用の多関節ロボットを設置し、上記説明のよ
うにブラストの噴霧作業を人に代わってロボットで行う
装置が考えられている。
ましいものではなく、同一の被加工物が多量にある場
合、生産性の向上と安全衛生を確保するのために、研掃
室内に産業用の多関節ロボットを設置し、上記説明のよ
うにブラストの噴霧作業を人に代わってロボットで行う
装置が考えられている。
【０００７】しかし、ロボットを用いても研掃の噴射作
業が自動になっただけであり、研掃後の被加工物の洗浄
工程は必要である。また、被加工物に付着したままの研
掃材が被加工物と一緒にブラスト装置外へ搬出される
と、高価な研掃材が減少する問題があり、研掃材が床へ
飛散する問題があった。
業が自動になっただけであり、研掃後の被加工物の洗浄
工程は必要である。また、被加工物に付着したままの研
掃材が被加工物と一緒にブラスト装置外へ搬出される
と、高価な研掃材が減少する問題があり、研掃材が床へ
飛散する問題があった。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラスト装置に
あっては、研掃作業のみの生産性向上が検討及び改良さ
れており、後工程の洗浄工程、研掃材の不要な減少、安
全衛生上の問題、作業環境の問題が考慮されていない。
あっては、研掃作業のみの生産性向上が検討及び改良さ
れており、後工程の洗浄工程、研掃材の不要な減少、安
全衛生上の問題、作業環境の問題が考慮されていない。
【０００９】本発明は、洗浄工程を簡素化し、ブラスト
装置外への研掃材及び粉塵の搬出を防止することによ
り、研掃材の減少を防止し、安全衛生を向上し、作業環
境も向上することができるブラスト装置を提供するにあ
る。
装置外への研掃材及び粉塵の搬出を防止することによ
り、研掃材の減少を防止し、安全衛生を向上し、作業環
境も向上することができるブラスト装置を提供するにあ
る。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は前述のような問
題点を鑑みてなされたもので、立体的構造で複雑な形状
の被加工物であっても、研掃材及び粉塵を研掃室外に搬
出することが無いように、被加工物を清浄化するための
手段を設けた。
題点を鑑みてなされたもので、立体的構造で複雑な形状
の被加工物であっても、研掃材及び粉塵を研掃室外に搬
出することが無いように、被加工物を清浄化するための
手段を設けた。
【００１１】
【作用】研掃用ロボットのハンドに、研掃材の噴射ノズ
ルの他に圧縮気体用ノズルを併設した複合ハンドを構成
することにより、研掃材の吹き付けノズルによる研掃作
業が完了後、圧縮気体用ノズルに切り換えて被加工物の
洗浄を行うことにより、被加工物に付着している研掃材
及び粉塵を除去することができる。このために、被加工
物が研掃室外に搬出されても研掃材及び粉塵を研掃室外
に持ち出すことがなくなる。
ルの他に圧縮気体用ノズルを併設した複合ハンドを構成
することにより、研掃材の吹き付けノズルによる研掃作
業が完了後、圧縮気体用ノズルに切り換えて被加工物の
洗浄を行うことにより、被加工物に付着している研掃材
及び粉塵を除去することができる。このために、被加工
物が研掃室外に搬出されても研掃材及び粉塵を研掃室外
に持ち出すことがなくなる。
【００１２】
【実施例】以下に本発明に係るブラスト装置の実施例を
図２から図５を用いて説明する。図２は、本発明の第１
の実施例の説明図で、研掃用ノズルの近傍を示してい
る。研掃用ロボット４のハンド先端に、研掃用ノズル５
と、同じ噴射方向を向いた洗浄用ノズル９を設置し、こ
の洗浄用ノズル９は、圧縮気体用配管１０が接続され、
その途中に弁体１１が配置されている。動作は、弁体８
を開け、研掃用ノズル５から研掃材と圧縮気体を噴射
し、被加工物を研掃する。研掃終了後、弁体８を閉じ、
弁体１１を開け、圧縮気体を圧縮気体配管１０を通して
洗浄用ノズル９から被加工物に吹き付け、被加工物を洗
浄する。研掃用ロボット４は、研掃時と洗浄時は同じ動
作で良い。また洗浄時の動作速度は、研掃時より速くす
ることができる。洗浄終了後、弁体１１を閉じ、被加工
物を研掃室から取り出す。このように圧縮気体により洗
浄するため、次行程の被加工物の洗浄が簡素化され、研
掃材の研掃室外への搬出が著しく少なくなる。研掃用ロ
ボットを使用しているため、深い穴があっても洗浄時に
その穴に対して専用の洗浄動作をさせることができる。
研掃終了後に、研掃用ノズル５の先端開口部を封鎖でき
る板を配置すると、研掃用ノズル内の残留研掃材の落下
が完全になくなり、洗浄の効果はより向上する。
図２から図５を用いて説明する。図２は、本発明の第１
の実施例の説明図で、研掃用ノズルの近傍を示してい
る。研掃用ロボット４のハンド先端に、研掃用ノズル５
と、同じ噴射方向を向いた洗浄用ノズル９を設置し、こ
の洗浄用ノズル９は、圧縮気体用配管１０が接続され、
その途中に弁体１１が配置されている。動作は、弁体８
を開け、研掃用ノズル５から研掃材と圧縮気体を噴射
し、被加工物を研掃する。研掃終了後、弁体８を閉じ、
弁体１１を開け、圧縮気体を圧縮気体配管１０を通して
洗浄用ノズル９から被加工物に吹き付け、被加工物を洗
浄する。研掃用ロボット４は、研掃時と洗浄時は同じ動
作で良い。また洗浄時の動作速度は、研掃時より速くす
ることができる。洗浄終了後、弁体１１を閉じ、被加工
物を研掃室から取り出す。このように圧縮気体により洗
浄するため、次行程の被加工物の洗浄が簡素化され、研
掃材の研掃室外への搬出が著しく少なくなる。研掃用ロ
ボットを使用しているため、深い穴があっても洗浄時に
その穴に対して専用の洗浄動作をさせることができる。
研掃終了後に、研掃用ノズル５の先端開口部を封鎖でき
る板を配置すると、研掃用ノズル内の残留研掃材の落下
が完全になくなり、洗浄の効果はより向上する。
【００１３】図３は、第２の実施例の説明図で、研掃用
ノズルの近傍を示している。研掃用ロボット４のハンド
先端に、研掃用ノズル５と、噴射方向が異なる洗浄用ノ
ズル９をノズル回転体１２に設置し、この洗浄用ノズル
９は、圧縮気体用配管１０が接続され、その途中に弁体
１１が配置されている。図３の例では研掃用ノズルと洗
浄用ノズルの角度が９０度異なる方向でノズル回転体１
２に配置されているが、研掃後にハンドの中心を軸とし
て９０度回転させ、洗浄用ノズル９を研掃時の研掃用ノ
ズルと同一の方向に向かせることができるように構成さ
れている。この回転機構は、ロボットハンドの回転機構
を利用しても良いし、アクチエータにより回転させても
良い。また、回転ではなく、平行移動でも良い。ただ
し、研掃時及び洗浄時に被加工物に接触しない配置でな
ければならない。本実施例でも第１の実施例と同様な効
果がある。
ノズルの近傍を示している。研掃用ロボット４のハンド
先端に、研掃用ノズル５と、噴射方向が異なる洗浄用ノ
ズル９をノズル回転体１２に設置し、この洗浄用ノズル
９は、圧縮気体用配管１０が接続され、その途中に弁体
１１が配置されている。図３の例では研掃用ノズルと洗
浄用ノズルの角度が９０度異なる方向でノズル回転体１
２に配置されているが、研掃後にハンドの中心を軸とし
て９０度回転させ、洗浄用ノズル９を研掃時の研掃用ノ
ズルと同一の方向に向かせることができるように構成さ
れている。この回転機構は、ロボットハンドの回転機構
を利用しても良いし、アクチエータにより回転させても
良い。また、回転ではなく、平行移動でも良い。ただ
し、研掃時及び洗浄時に被加工物に接触しない配置でな
ければならない。本実施例でも第１の実施例と同様な効
果がある。
【００１４】図４に第３の実施例の説明図で、研掃用ノ
ズルの近傍を示している。研掃用ロボット４のハンド先
端に、研掃用ノズル５を設置し、この研掃用ノズル５
は、一方が弁体１２を介して研掃材用配管６にへ接続さ
れ、もう一方が圧縮気体用配管７が接続されて途中に弁
体８が接続されている。研掃は、弁体１３を開いて研掃
材を研掃用ノズル５に供給し、弁体８を開けて圧縮気体
を噴射して行う。洗浄は、弁体１２を閉じ、弁体８のみ
を開けて圧縮気体のみを供給して行う。
ズルの近傍を示している。研掃用ロボット４のハンド先
端に、研掃用ノズル５を設置し、この研掃用ノズル５
は、一方が弁体１２を介して研掃材用配管６にへ接続さ
れ、もう一方が圧縮気体用配管７が接続されて途中に弁
体８が接続されている。研掃は、弁体１３を開いて研掃
材を研掃用ノズル５に供給し、弁体８を開けて圧縮気体
を噴射して行う。洗浄は、弁体１２を閉じ、弁体８のみ
を開けて圧縮気体のみを供給して行う。
【００１５】図５に第４の実施例の説明図である。研掃
用ロボット４を研掃室１の天井に配置し、ロボットハン
ドは、研掃用ノズル５及び洗浄用ノズル９が配置されて
いる。研掃時に研掃室内は研掃材と粉塵で撹拌され、被
加工物と同様に研掃用ロボット４の周辺にも研掃材及び
粉塵が堆積する。研掃用ロボットは研掃室外にでること
はないが、洗浄後にロボットに堆積した研掃材等が被加
工物上に落下する可能性がある。洗浄用ノズル５でロボ
ット自身を洗浄可能であるが、可動範囲に限界があり、
天井に配置することにより、よりロボットに堆積し難く
なる。研掃室１の横側壁に配置しても同様の効果が得ら
れる。
用ロボット４を研掃室１の天井に配置し、ロボットハン
ドは、研掃用ノズル５及び洗浄用ノズル９が配置されて
いる。研掃時に研掃室内は研掃材と粉塵で撹拌され、被
加工物と同様に研掃用ロボット４の周辺にも研掃材及び
粉塵が堆積する。研掃用ロボットは研掃室外にでること
はないが、洗浄後にロボットに堆積した研掃材等が被加
工物上に落下する可能性がある。洗浄用ノズル５でロボ
ット自身を洗浄可能であるが、可動範囲に限界があり、
天井に配置することにより、よりロボットに堆積し難く
なる。研掃室１の横側壁に配置しても同様の効果が得ら
れる。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係るブラスト装置にあっては、
上記の如く研掃後に、被加工物に付着している研掃材及
び粉塵を洗浄用ノズルで洗浄することができ、立体的で
複雑な形状の被加工物であっても十分な洗浄が可能で、
被加工物を研掃室外へ搬出するときに、研掃材及び粉塵
を研掃室外へ持ち出すことがなくなる。このことによ
り、ブラスト装置内の研掃材の不要な減少を防ぐことが
できる。また、被加工物のブラスト後の洗浄が簡素化さ
れる。更にブラスト装置外周辺への研掃材及び粉塵によ
る汚れがなくなり、安全衛生及び作業環境の向上を図る
ことができる。
上記の如く研掃後に、被加工物に付着している研掃材及
び粉塵を洗浄用ノズルで洗浄することができ、立体的で
複雑な形状の被加工物であっても十分な洗浄が可能で、
被加工物を研掃室外へ搬出するときに、研掃材及び粉塵
を研掃室外へ持ち出すことがなくなる。このことによ
り、ブラスト装置内の研掃材の不要な減少を防ぐことが
できる。また、被加工物のブラスト後の洗浄が簡素化さ
れる。更にブラスト装置外周辺への研掃材及び粉塵によ
る汚れがなくなり、安全衛生及び作業環境の向上を図る
ことができる。
【図1】従来技術によるブラスト装置の説明図である
【図2】本発明のブラスト装置の第１の実施例の説明図
である。
である。
【図3】本発明のブラスト装置の第２の実施例の説明図
である。
である。
【図４】本発明のブラスト装置の第３の実施例の説明図
である。
である。
【図５】本発明のブラスト装置の第４の実施例の説明図
である。
である。
１ 研掃室 ２ 被加工物 ３ 設置台 ４ 研掃用ロボット ５ 研掃用ノズル ６ 研掃材用配管 ７、１０ 圧縮気体用配管 ８、１１、１３ 弁体 ９ 洗浄用ノズル １２ ノズル回転体
Claims (4)
- 【請求項１】 研掃材を圧縮気体で移送し、研掃用ノズ
ルから被加工物に噴射して研掃し、かつ研掃用ノズルの
噴射位置をロボットを用いて制御するブラスト装置に於
いて、ロボットハンドに研掃用ノズルの他に被加工物を
清浄化する手段を有することを特徴とするブラスト装
置。 - 【請求項２】 被加工物を清浄化する手段として、圧縮
気体を用いた洗浄用ノズルを備えたことを特徴とする請
求項１のブラスト装置。 - 【請求項３】 被加工物を清浄化する手段として、研掃
用ノズルの方向に対して、洗浄用ノズルを同一方向に交
換できる機能を備えたことを特徴とする請求項１のブラ
スト装置。 - 【請求項４】 研掃材を圧縮気体で移送し、研掃用ノズ
ルから被加工物に噴射して研掃し、かつノズルの噴射位
置をロボットを用いて制御するブラスト装置に於いて、
ロボットをブラスト装置の天井又は側壁に取り付けたこ
とを特徴とするブラスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128398A JPH11207626A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | ブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1128398A JPH11207626A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | ブラスト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11207626A true JPH11207626A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11773679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1128398A Pending JPH11207626A (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | ブラスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11207626A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040017649A (ko) * | 2002-08-23 | 2004-02-27 | 현대자동차주식회사 | 가공 버어 제거장치 |
| KR101260657B1 (ko) | 2011-09-16 | 2013-05-10 | 주식회사 에스엠이씨 | 관절 로봇형 수직 승강장치 |
| CN106002646A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-10-12 | 李伟民 | 一种六轴喷砂机及使用该喷砂机的表面加工方法 |
| JP2018089590A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 株式会社サンメイテック | 洗浄媒体噴出装置および洗浄媒体噴出装置を備えた鋳物砂除去装置 |
| CN115213530A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-10-21 | 华能国际电力股份有限公司 | 一种用于窄间隙多层tig焊层间吹砂清理的方法及装置 |
-
1998
- 1998-01-23 JP JP1128398A patent/JPH11207626A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040017649A (ko) * | 2002-08-23 | 2004-02-27 | 현대자동차주식회사 | 가공 버어 제거장치 |
| KR101260657B1 (ko) | 2011-09-16 | 2013-05-10 | 주식회사 에스엠이씨 | 관절 로봇형 수직 승강장치 |
| CN106002646A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-10-12 | 李伟民 | 一种六轴喷砂机及使用该喷砂机的表面加工方法 |
| JP2018089590A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | 株式会社サンメイテック | 洗浄媒体噴出装置および洗浄媒体噴出装置を備えた鋳物砂除去装置 |
| CN115213530A (zh) * | 2022-07-26 | 2022-10-21 | 华能国际电力股份有限公司 | 一种用于窄间隙多层tig焊层间吹砂清理的方法及装置 |
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