JPH0483567A - 飛翔体を用いた清掃方法および清掃装置 - Google Patents

飛翔体を用いた清掃方法および清掃装置

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JPH0483567A
JPH0483567A JP19573090A JP19573090A JPH0483567A JP H0483567 A JPH0483567 A JP H0483567A JP 19573090 A JP19573090 A JP 19573090A JP 19573090 A JP19573090 A JP 19573090A JP H0483567 A JPH0483567 A JP H0483567A
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flying object
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casing
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Masazumi Nara
奈良 正純
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • B08B7/02Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by distortion, beating, or vibration of the surface to be cleaned

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、車両の外側壁、道路の防音側壁やビルの窓等
の鉛直方向に延在する壁面、天井等の水平壁面やコーナ
部等の狭い被清掃部に、多数の飛翔体を摺接させて当該
被清掃部を擦過し清掃する清掃方法および清掃装置に関
するものである。
(ロ)従来の技術 従来より、車両の外側壁や高速道路の防音側壁等は定期
的に清掃されてきたが、当該清掃作業は回転ブラシに対
向させて車両を移動させたり、作業者が、前記側壁に放
水しつつブラシ等で汚損物を除去するか、若しくは水銃
にて高圧の水を側壁に噴射衝接させることによって行わ
れてきた。
また、造船所のドック内等で、船舶の外側壁に固着して
いる貝類等を剥離除去するために、砂を高圧の圧縮空気
にて前記船舶の外側壁に衝突させたり(サンドブラスト
法)、金属の表面処理の目的で、小粒の金属を当該金属
表面に衝突させる方法(ショットピーニング法)は周知
である。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述のように、側壁に放水しつつブラシ等で汚損物を除
去する作業は能率が悪く、人件費の高騰に鑑みると極め
て不経済であり、ブラシ等によって側壁を傷付ける虞れ
がある。
また、水銃にて高圧の水を側壁に噴射衝接させる場合に
あっては、脆弱な側壁を水圧によって破損する虞れもあ
る。
更に、サンドブラスト法やショットピーニング法では、
被清掃部を機械的に変形させる虞れがあるので、前記水
銃の場合と同様の間趙が生じる虞がある。
(ニ)課題を解決するための手段 第1の主要な発明は、被清掃部に多数の飛翔体を摺接さ
せて当該被清掃部を擦過し清掃する清掃方法において、
前記飛翔体は、被清掃部とのなす角度が60度以下で当
該被清掃部に向けて放射され、当該飛翔体は被清掃部と
の摺接時に当該被清掃部を機械的に変形させない部材に
て形成されていることを特徴とするものである。
第2の主要な発明は、被清掃部に多数の飛翔体を流体の
圧力によって摺接させて当該被清掃部を擦過し清掃する
清掃装置において、前記飛翔体は被清掃部とのなす角度
が60度以下で当該被清掃部に向けて放射され、当該飛
翔体は被清掃部との摺接時に当該被清掃部を機械的に変
形させない部材にて形成されていることを特徴とするも
のである。
(ホ)作用 第1および第2の主要な発明では、飛翔体は、被清掃部
への摺接時に当該被清掃部を機械的に変形させない部材
にて形成されているので、被清掃部に飛翔体を摺接させ
た際に、被清掃部を機械的に変形させることなく擦過し
、汚損物のみが剥離除去される。
(へ)実施例 第1図ないし第4図は、本発明方法および装置を実現す
るための第1の実施例を示し、第1図は外観斜視図、第
2図は水平断面図、第3図は正面図そして第4図は部分
拡大図である。
これらの図において、1は円筒状の筐体で、そ側壁の一
部に開口2が筐体1の母線方向に沿って開設されており
、当該開口2には、飛翔体3の直径より若干小さく当該
飛翔体3が通過し得ないメツシュの網部材4が装着され
ている。筐体1の下端部近傍の側壁に、内側壁の接線方
向に空気を圧送するための空気導入口5が穿孔され、当
該空気導入口5に空気圧送バイブロが装着されている。
また、筐体1の上端部近傍の側壁に、内部の空気を外部
に排出するための空気排出ロアおよび空気排出パイプ8
が設けられている。前記空気排出ロアにも、前記と同様
の網部材9が装着されている。前記空気圧送バイブロの
基部には図示せぬブロアが接続され、高圧の空気が供給
されるように構成されている。
前記筐体1の下部には、当該筐体1を保持して移動する
ための移動台10が設けられている。この移動台10は
、筐体1を上下動させるためのパンタグラフ部11と、
水平移動させるための車輪部12とによって構成されて
いる。
なお、筐体1は前記移動台10に搭載されず、自動車等
の移動手段に装着されていてもよい。
また、本実施例では、流体として空気が利用されている
が、水等の液体を利用することも可能である。
而して、筐体1の開口8が被清掃面13に接近した状態
で、ブロアを動作させると、ブロアの圧力によって供給
された空気は、空気圧送バイブロおよび空気導入口5を
経由して、筐体1の内側壁の接線方向に噴射される。そ
うすると、筐体1内部の飛翔体3は、空気の渦に従って
筐体lの内側壁を摺接回転し、前記開口8では飛翔体3
が網部材4を通して被清掃面13に摺接し、当該被清掃
面13は飛翔体3によって擦過されて汚損物が剥離され
て清掃される。なお、この際、飛翔体3は網部材4を通
過し得ないので、筐体1の内部を螺旋形状の軌跡を描い
て循環することになる。
この状態を第4図に従い更に説明すると、空気によって
圧送された飛翔体3は筐体1の内側壁に沿ってその移動
軌跡を描くので、被清掃面13に対して角度αを有して
放射されることになるが、この角度αは60度以下とな
る。従って、前記被清掃壁面13は飛翔体3によって擦
過され、汚損物が剥離されることになる。
なお、本実施例には備えられていないが、前記飛翔体3
を洗浄する手段が筐体1に設けられていてもよい。
このようにして、飛翔体3が巡回しながら、筐体1が被
清掃面13に沿って上下左右方向に移動すると、前記被
清掃面13は順次自動的に清掃される。
飛翔体3は、中実のスポンジ体、中空のスポンジ体若し
くは中空のゴム体にて形成されていてもよい。また、周
囲が軟質で内部に硬質の芯体が封入されているものでも
よく、スポンジ体の場合吸水性を有する連続気泡系のも
でも、また吸水性を有しない独立気泡系のもでもよい。
更に、その形状は球体のみならず、立方体や直方体の他
、多数の突起が突出形成されているものでもよい。
なお、飛翔体3はブロアによる空気のみならず水等の液
体の圧力で圧送してもよく、回転腕によって投球するよ
うな構造体によって飛翔させてもよい。
第5図ないし第7図は、本発明方法および装置を実現す
るための第2の実施例を示し、第5図は外観斜視図、第
6図は水平断面図そして第7図は正面図である。
この第2の実施例では、円筒状の筐体14の一方の端面
に開口15が開設され、当該開口15に前記実施例と同
様のメツシュの網部材16が装着されている。そして、
筐体14に、前記飛翔体3を筐体14の内側壁に沿って
回転させつつ前記開口15から外方に排出するような気
流を生起させるファン17が備えられている。なお、前
記ファン17との間にも飛翔体3が通過し得ないメツシ
ュの網部材18が装着されている。
また、前記筐体14に、水や洗浄剤等の液体を導入する
液体導入口19および液体供給パイプ20が備えられて
いる。
この第2の実施例の動作は前記第1の実施例と実質的に
異なるところはない。
また、第2の実施例には、移動台10は備えられていな
いが適宜の保持装置が考えられる。
なお、本実施例では、いずれも鉛直壁面の清掃について
説明したが、水平壁面や傾斜壁面でも利用することがで
きることはいうまでもないことである。
(ト)発明の効果 本発明では、飛翔体は、被清掃部への摺接時に当該被清
掃部を機械的に変形させない部材にて形成されているの
で、被清掃部にこれを摺接させた際に、被清掃部を損傷
することなく、汚損物のみを剥離除去することができる
また、飛翔体は、被清掃部とのなす角度が60度以下で
当該被清掃部に向けて放射されるので、当該被清掃部に
対する衝撃力は小となり、当該被清掃部を破損する虞は
殆どない。
更に、自動的に被清掃部を清掃することができるので、
被清掃部に放水しつつブラシ等で汚損物を除去する必要
はなく、作業能率がよくて経済的である。ゴムやスポン
ジ等の軟質の飛翔体を使用すると、側壁を傷付ける虞は
全くない。
更にまた、水銃にて高圧の水を側壁に噴射衝接させるこ
ともないので、脆弱な側壁でもそれを破損する虞もない
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本発明方法および装置を実現す
るための第1の実施例を示し、第1図は外観斜視図、第
2図は水平断面図、第3図は正面図そして第4図は部分
拡大図である。 第5図ないし第7図は、本発明方法および装置を実現す
るための第2の実施例を示し、第5図は外観斜視図、第
6図は水平断面図そして第7図は正面図である。 1・・・筐体、2・・・開口、3・・・飛翔体、4・・
・網部材5・・・空気導入口、6・・・空気圧送パイプ
、7・・・空気排出口、8・・・空気排出パイプ、9・
・・網部材、10・・・移動台、11・・・パンタグラ
フ部、12・・・車輪部、13・・・被清掃面、14・
・・筐体、15・・・開口、16・・・網部材、17・
・・ファン、18・・・網部材、19・・・液体導入口
、20・・・液体供給パイプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被清掃部に多数の飛翔体を摺接させて当該被清掃部
    を擦過し清掃する清掃方法において、前記飛翔体は、被
    清掃部とのなす角度が60度以下で当該被清掃部に向け
    て放射され、当該飛翔体は、被清掃部との摺接時に当該
    被清掃部を機械的に変形させない部材にて形成されてい
    ることを特徴とする飛翔体を用いた清掃方法。 2、飛翔体は、流体の圧力によって被清掃部に摺接させ
    られ、当該圧力は被清掃部を機械的に変形させない程度
    の圧力である請求項1記載の飛翔体を用いた清掃方法。 3、被清掃部に多数の飛翔体を流体の圧力によって摺接
    させて当該被清掃部を擦過し清掃する清掃装置において
    、 前記飛翔体は、被清掃部とのなす角度が60度以下で当
    該被清掃部に向けて放射され、当該飛翔体は被清掃部と
    の摺接時に当該被清掃部を機械的に変形させない部材に
    て形成されていることを特徴とする飛翔体を用いた清掃
    装置。 4、飛翔体が収納された円筒状の筐体の側壁の一部が開
    口され、前記筐体に、内部の流体を筐体の内側壁に沿っ
    て回転させるように外部から流体が導入される請求項3
    記載の飛翔体を用いた清掃装置。 5、開口は、筐体の母線方向に沿って開設されており、
    当該開口には飛翔体が通過し得ないメッシュの網部材が
    装着されている請求項4記載の飛翔体を用いた清掃装置
    。 6、筐体には、流体の導入口と排出口が備えられている
    請求項4若しくは請求項5記載の飛翔体を用いた清掃装
    置。 7、飛翔体が収納された筒状の筐体の一方の端面が開口
    され、前記筐体に、前記飛翔体を回転させつつ開口から
    外方に排出するような気流を生起させるファンが備えら
    れている請求項3記載の飛翔体を用いた清掃装置。 8、開口には、飛翔体が通過し得ないメッシュの網部材
    が装着されている請求項7記載の飛翔体を用いた清掃装
    置。 9、筐体に、液体を導入する導入口が備えられている請
    求項7若しくは請求項8記載の飛翔体を用いた清掃装置
    。 10、飛翔体は、内部に硬質の芯体が封入され外部が柔
    質部材で被覆されている請求項3ないし請求項9のいず
    れかに記載の飛翔体を用いた清掃装置。 11、飛翔体は、中実のスポンジ体、中空のスポンジ体
    および中空のゴム体のいずれかにて形成されている請求
    項3ないし請求項9のいずれかに記載の飛翔体を用いた
    清掃装置。
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