JPH11207603A - 気相合成ダイヤモンド薄膜の表面研磨方法 - Google Patents

気相合成ダイヤモンド薄膜の表面研磨方法

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JPH11207603A
JPH11207603A JP920198A JP920198A JPH11207603A JP H11207603 A JPH11207603 A JP H11207603A JP 920198 A JP920198 A JP 920198A JP 920198 A JP920198 A JP 920198A JP H11207603 A JPH11207603 A JP H11207603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気相合成ダイヤモンド薄膜の表面に平滑性の
すぐれた研磨面を形成する。 【解決手段】 気相合成ダイヤモンド薄膜の表面を、軟
質の人工または天然有機材料で構成された定盤平面に加
圧当接し、研磨液として、水溶液中に10〜1000n
mの平均粒径を有する酸化チタン粉末が2〜40重量%
の割合で分散分布し、かつ1〜100cPの粘度および
8〜12.5のpHを有する研磨液を用い、前記定盤お
よび/または前記薄膜を相互平面移動させて研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気相合成ダイヤ
モンド薄膜(以下、ダイヤ薄膜と云う)の表面に平滑性
のすぐれた研磨面を形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、X線リソグラフィー技術
による半導体集積回路の形成に用いられるX線マスク
が、 (a)厚さ:380μm程度のSiウエハー(基板)の
上面に、周知の気相合成法によりX線透過率の非常によ
いダイヤ薄膜を1〜3μmの厚さに形成し、 (b)上記ダイヤ薄膜の表面を所定の表面粗さに研磨
し、 (c)ついで、上記Siウエハーの中央部を弗硝酸など
のエッチング溶液を用いて下方から溶解除去してSi枠
体とすることによりダイヤ薄膜で構成されたメンブレン
膜を形成し、 (d)上記メンブレン膜の上に、可視光の透過率がよ
く、かつ荷電粒子による帯電を防止できる、例えば酸化
インジウムスズなどからなる下地膜、W−Ti合金(T
i:1〜2%含有)のX線吸収体、エッチングマスクと
なる金属Cr膜、およびレジスト膜をスパッタリング法
やスピンコート法を用いて順次形成し、 (e)引き続いて、上記レジスト膜に電子ビームを走査
させて半導体集積回路のパターンを形成し、 (f)塩素と酸素の混合ガスを用い、上記パターンをエ
ッチングマスクとして上記金属Cr膜をエッチングし、 (g)つぎに、上記Si枠体を約−50℃の氷点下に冷
却した状態で、これの底部より上記X線吸収体に低温エ
ッチングを施して、これに半導体集積回路のパターンを
形成し、 (h)最終的に上記金属Cr膜を除去する、 以上(a)〜(h)の主要工程により製造されることは
良く知られるところである。また、上記X線マスクの
(b)工程におけるダイヤ薄膜表面の研磨方法として
は、一般に例えば軽油や白灯油などの鉱油からなる溶媒
中に3μm程度の平均粒径を有するダイヤモンド粉末を
0.1〜3重量%の割合で分散含有させてなる研磨液を
用い、前記ダイヤ薄膜の表面を銅製や錫製の軟質の定盤
表面に加圧当接し、前記軟質定盤の露出表面部に前記研
磨液を散布して、前記定盤のダイヤ薄膜との当接面にダ
イヤモンド粉末がつき刺さった状態を確保しながら、前
記定盤および/または前記ダイヤ薄膜を、例えば相互水
平回転などの相互平面移動させることにより研磨する方
法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年、半導体装
置は益々高集積化の傾向にあり、これに伴い、上記X線
マスクのメンブレン膜を構成するダイヤ薄膜を透過する
X線には、これに偏位があると、この偏位が照射される
集積回路の位置ずれとなって現れることから、偏位のな
いことが要求されるが、このX線偏位は前記ダイヤ薄膜
の表面研磨面における平滑性に著しく影響され、平滑性
の低いものはX線偏位が大きく、このため前記ダイヤ薄
膜にはより一段の平滑性が要求されることになるが、上
記の従来研磨方法では、ダイヤ薄膜の研磨面をRms
(自乗平均面粗さ)で高々30nm程度の面粗さにしか
平滑化することができず、この程度の面粗さの研磨面で
は半導体集積回路の更なる高集積化には十分満足に対応
することができないのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、ダイヤ薄膜の表面研磨面の平滑
性のより一層の向上を図るべく研究を行った結果、研磨
液として、10〜1000nmの平均粒径を有する酸化
チタン(以下、TiO2 で示す)粉末が2〜40重量%
の割合で分散分布し、かつ1〜100cPの粘度および
8〜12.5のpHを有する水溶液を用い、ダイヤ薄膜
の表面を、例えば軟質発砲ポリウレタンの人工皮革やフ
ェルト製不織布などの繊維、さらにゴム、合成樹脂、お
よび木材などの軟質の人工または天然有機材料、望まし
くは軟質発砲ポリウレタンやフェルト製不織布で構成さ
れた定盤平面に加圧当接し、前記定盤および/または前
記薄膜を相互平面移動させることにより前記ダイヤ薄膜
の表面を研磨すると、前記ダイヤ薄膜の研磨面は、一段
と平滑化し、上記の従来研磨方法ではRmsで高々30
nmの面粗さしか得られなかったものが、同じくRms
で0.5〜10nmの面粗さをもつようになるという研
究結果を得たのである。
【0005】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、ダイヤ薄膜の表面を、軟質の人
工または天然有機材料で構成された定盤平面に加圧当接
し、研磨液として、水溶液中に10〜1000nmの平
均粒径を有するTiO2 粉末が2〜40重量%の割合で
分散分布し、かつ1〜200cPの粘度および8〜1
2.5のpHを有する研磨液を用い、前記定盤および/
または前記薄膜を相互平面移動させることにより前記ダ
イヤ薄膜の表面に平滑性のすぐれた研磨面を形成する方
法に特徴を有するものである。
【0006】つぎに、この発明の方法において、研磨液
のTiO2 粉末の平均粒径および分散割合、並びに研磨
液の粘度およびpHを上記の通りに限定した理由を説明
する。 (a)TiO2 粉末の平均粒径 TiO2 粉末の粒径が微細なほど平滑性の高い研磨面が
得られるが、その平均粒径が10nm未満になると研磨
効率が急激に低下し、所定の研磨面を得るのに長時間を
要し、実用的でなく、一方、その平均粒径が1000n
mを越えると、Rms:10nmより平滑な面粗さの研
磨面を得ることは困難になることから、その平均粒径を
10〜1000nm、望ましくは15〜100nmと定
めた。
【0007】(b)TiO2 粉末の分散割合 その割合が2重量%未満では、水溶液中のTiO2 粉末
の分散濃度が低くなりすぎて、所定の研磨面を得るのに
長持間を必要とし、実用的でなく、一方、その割合が4
0重量%を越えると、粉末相互に凝集が起こり、凝集し
たTiO2 粉末の存在によって平滑性が損なわれるよう
になることから、その割合を2〜40重量%、望ましく
は5〜15重量%と定めた。
【0008】なお、上記のTiO2 粉末としては、以下
に示す気相合成法や液相合成法で製造されたものを用い
るのが望ましい。 (a)気相合成法によるTiO2 粉末の製造 気相合成法としては「塩素法」と呼ばれる方法で製造す
るのがよく、この方法は、具体的には高純度の四塩化チ
タンを炉内で1000℃に余熱してガス化させ、ついで
これを酸素と水素の燃焼炎中に流し、反応式:TiCl
4 +2H2 →TiO2 +4HClによってTiO2 粉末
を製造する方法であり、この場合TiO2 粉末の粒径
は、燃焼炎中の酸素と水素の割合や燃焼炎の温度を制御
することにより調整することができる。 (b)液相合成法によるTiO2 粉末の製造 液相合成法としては「アルコキシド法」と呼ばれる方法
で製造するのがよく、この方法は、具体的にはプロパノ
ールとベンゼンを混合し、これに塩化チタンを加えなが
ら撹拌し、さらに撹拌を続けながら乾燥させたアンモニ
アガスを徐々に導入し、これを塩化アンモニウムの新た
な生成反応が見られなくなるまで続けた後、この反応に
よって生成した塩化アンモニウムを濾過してTi(OC
37 4 のベンゼン溶液とし、この溶液を10tor
rの雰囲気中、温度:70℃で蒸留してベンゼンを除去
し、この結果得られたTi(OC374 を90℃に
保持した蒸留水中で、 反応式:Ti(OC374 +4H2 O→Ti(O
H)4 +4C37 OH、 にしたがって加水分解し、この反応液を1日放置した
後、濾過してTi(OH) 4 粉末を取りだし、この粉末
を蒸留水で十分洗浄し、遠心分離器にかけた後、10t
orrの雰囲気中、温度:75℃に75時間保持の条件
で乾燥して、 反応式:Ti(OH)4 →(乾燥)→TiO2 +2H2
O、 にしたがってTiO2 を製造する方法である。
【0009】(c)研磨液の粘度 研磨液の粘度は研磨効率に影響を及ぼすものであり、か
つその粘度は、これが低い場合は、例えばエチレングリ
コールで、また高い場合は、例えばエチレングリコール
とグリセリンなどで調整されるが、その粘度が1cP未
満になると、研磨効率が急激に低下し、一方、その粘度
が100cPを越えると、TiO2 粉末が研磨面に滞留
する時間が長くなって平滑化を抑制するように作用する
ことから、その粘度を1〜100cP、望ましくは10
〜30cPと定めた。
【0010】(d)研磨液のph 研磨液中のTiO2 粉末の分散性はpH値によって変化
するが、pH値が8未満でも、また同12.5を越えて
も前記TiO2 粉末の分散性が低下し、このように分散
性の低下した研磨液では平滑性のすぐれた研磨面を形成
することができず、したがってTiO2 粉末を研磨液中
に均一に分散させるためには、研磨液のpH値を、通常
KOHや、さらにNH4 OHおよびNaOHなどで調整
して8〜12.5、望ましくは9.5〜11とする必要
がある。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の方法を実施例
により具体的に説明する。まず、半径:100mm×厚
さ:1mmの寸法をもったSiウエハー(基板):16
枚の上面に、それぞれ周知の気相合成法であるマイクロ
ウェーブ法にて厚さ:3μmのダイヤ薄膜を形成した。
これらのダイヤ薄膜はいずれもRms:65〜70nm
の面粗さをもつものであった。
【0012】また、超純水にKOHを混合してそれぞれ
pHを調整し、これにそれぞれ表1に示される平均粒径
をもったTiO2 粉末を同じく表1に示される割合で分
散含有させ、粘度は、これが低い場合はエチレングリコ
ールで、また高い場合は、エチレングリコールとグリセ
リンで調整して、それぞれ表1に示される粘度およびp
Hの研磨液を調整した。
【0013】ついで、平面直径:300mm×厚さ:1
2mmの寸法を有し、表面にフェルト製不織布からなる
研磨パットを張った定盤を上記研磨液内に水平に浸漬保
持し、この定盤の研磨液中に浸漬した状態にある上面の
研磨パット面に、前記Siウエハーのダイヤ薄膜のそれ
ぞれの表面を当接させて載置し、前記Siウエハーに油
圧シリンダーにてホルダーを介して圧力を付加し、この
ような状態で表1に示される研磨条件で、前記定盤およ
び/または前記Siウエハーを相互に回転させることに
よりダイヤ薄膜表面の研磨を行なう本発明法1〜13を
実施し、研磨面の面粗さ(Rms)を測定した。この測
定結果も表1に示した。
【0014】さらに、比較の目的で、それぞれ表2に示
される平均粒径をもったダイヤモンド粉末を同じく表2
に示される割合で白灯油に分散含有させて研磨液を調製
した。ついで、水平に保持した平面直径:300mm×
厚さ:10mmの寸法を有するアルミナ製定盤の上面
に、上記Siウエハーのダイヤ薄膜のそれぞれの表面を
当接させて載置し、前記Siウエハーに油圧シリンダー
にてホルダーを介して圧力を付加し、前記定盤上面に前
記研磨液を噴霧しながら、同じく表2に示される研磨条
件で、前記定盤および/または前記Siウエハーを相互
に回転させることによりダイヤ薄膜表面の研磨を行なう
従来法1〜3を行ない、同じく研磨面の面粗さ(Rm
s)を測定した。この測定結果も表2に示した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】表1、2に示される結果から、本発明法
1〜13によれば、ダイヤ薄膜の表面にRms:0.7
〜8.7nmの面粗さの研磨面を形成することができ、
この研磨面は従来法1〜3で得られるRms:39〜4
5nmの面粗さに比して著しくすぐれた平滑性をもつこ
とが明らかである。上述のように、この発明の方法によ
れば、ダイヤ薄膜の表面に平滑性のすぐれた研磨面を形
成することができ、この結果の研磨面は、例えば上記X
線マスクのメンブレン膜として用いた場合には、X線透
過に際して半導体集積回路の偏位を著しく低減すること
が可能になるので、半導体装置の高集積化に十分満足に
対応することができ、さらにダイヤ薄膜を、切削工具や
耐摩耗工具の硬質被覆層、並びに高エネルギー電磁波装
置の窓材や、弾性波素子、冷陰極、および高温半導体な
どの電子デバイス装置の構成材などとして適用した場合
にも、その研磨面を上記の通りRmsで0.7〜8.7
nmの平滑な面粗さにすることができ、この結果として
これら装置の性能が向上するようになるなど工業上有用
な効果がもたらされるのである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、ダイヤ薄膜の表面研磨面の平滑
性のより一層の向上を図るべく研究を行った結果、研磨
液として、10〜1000nmの平均粒径を有する酸化
チタン(以下、TiO2 で示す)粉末が2〜40重量%
の割合で分散分布し、かつ1〜100cPの粘度および
8〜12.5のpHを有する水溶液を用い、ダイヤ薄膜
の表面を、例えば軟質発ポリウレタンの人工皮革やフ
ェルト製不織布などの繊維、さらにゴム、合成樹脂、お
よび木材などの軟質の人工または天然有機材料、望まし
くは軟質発ポリウレタンやフェルト製不織布で構成さ
れた定盤平面に加圧当接し、前記定盤および/または前
記薄膜を相互平面移動させることにより前記ダイヤ薄膜
の表面を研磨すると、前記ダイヤ薄膜の研磨面は、一段
と平滑化し、上記の従来研磨方法ではRmsで高々30
nmの面粗さしか得られなかったものが、同じくRms
で0.5〜10nmの面粗さをもつようになるという研
究結果を得たのである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】なお、上記のTiO2 粉末としては、以下
に示す気相合成法や液相合成法で製造されたものを用い
るのが望ましい。 (a)気相合成法によるTiO2 粉末の製造 気相合成法としては「塩素法」と呼ばれる方法で製造す
るのがよく、この方法は、具体的には高純度の四塩化チ
タンを炉内で1000℃に余熱してガス化させ、ついで
これを酸素と水素の燃焼炎中に流し、 反応式:TiCl4 +2H2 +O2 →TiO2 +4HC
l によってTiO2 粉末を製造する方法であり、この場合
TiO2 粉末の粒径は、燃焼炎中の酸素と水素の割合や
燃焼炎の温度を制御することにより調整することができ
る。 (b)液相合成法によるTiO2 粉末の製造 液相合成法としては「アルコキシド法」と呼ばれる方法
で製造するのがよく、この方法は、具体的にはプロパノ
ールとベンゼンを混合し、これに塩化チタンを加えなが
ら撹拌し、さらに撹拌を続けながら乾燥させたアンモニ
アガスを徐々に導入し、これを塩化アンモニウムの新た
な生成反応が見られなくなるまで続けた後、この反応に
よって生成した塩化アンモニウムを濾過してTi(OC
37 4 のベンゼン溶液とし、この溶液を10tor
rの雰囲気中、温度:70℃で蒸留してベンゼンを除去
し、この結果得られたTi(OC374 を90℃に
保持した蒸留水中で、 反応式:Ti(OC374 +4H2 O→Ti(O
H)4 +4C37 OH、 にしたがって加水分解し、この反応液を1日放置した
後、濾過してTi(OH) 4 粉末を取りだし、この粉末
を蒸留水で十分洗浄し、遠心分離器にかけた後、10t
orrの雰囲気中、温度:75℃に75時間保持の条件
で乾燥して、 反応式:Ti(OH)4 →(乾燥)→TiO2 +2H2
O、 にしたがってTiO2 を製造する方法である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】(d)研磨液のp 研磨液中のTiO2 粉末の分散性はpH値によって変化
するが、pH値が8未満でも、また同12.5を越えて
も前記TiO2 粉末の分散性が低下し、このように分散
性の低下した研磨液では平滑性のすぐれた研磨面を形成
することができず、したがってTiO2 粉末を研磨液中
に均一に分散させるためには、研磨液のpH値を、通常
KOHや、さらにNH4 OHおよびNaOHなどで調整
して8〜12.5、望ましくは9.5〜11とする必要
がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気相合成ダイヤモンド薄膜の表面を、軟
    質の人工または天然有機材料で構成された定盤平面に加
    圧当接し、研磨液として、水溶液中に10〜1000n
    mの平均粒径を有する酸化チタン粉末が2〜40重量%
    の割合で分散分布し、かつ1〜100cPの粘度および
    8〜12.5のpHを有する研磨液を用い、前記定盤お
    よび/または前記薄膜を相互平面移動させることを特徴
    とする気相合成ダイヤモンド薄膜の表面研磨方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007534167A (ja) * 2004-04-22 2007-11-22 トロノクス ピグメンツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 化学機械研磨(cmp)のための組成物
JP2016502757A (ja) * 2012-11-06 2016-01-28 シンマット, インコーポレーテッドSinmat, Inc. 平滑なダイヤモンド表面、及びその形成のためのcmp方法

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