JPH11206944A - ゴルフスコア集計装置及びゴルフスコア集計方法並びにゴルフスコア集計プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ゴルフスコア集計装置及びゴルフスコア集計方法並びにゴルフスコア集計プログラムを記録した記録媒体

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JPH11206944A
JPH11206944A JP1175598A JP1175598A JPH11206944A JP H11206944 A JPH11206944 A JP H11206944A JP 1175598 A JP1175598 A JP 1175598A JP 1175598 A JP1175598 A JP 1175598A JP H11206944 A JPH11206944 A JP H11206944A
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JP
Japan
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golf
input
data
club
score
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JP1175598A
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English (en)
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Yoshikatsu Hiuga
世志勝 日向
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to PCT/JP1999/000254 priority patent/WO1999037369A1/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴルフスコア集計装置の使い勝手を向上す
る。 【解決手段】 第1の解決手段として、各ホール毎にゴ
ルフスコアを入力するゴルフスコア入力/参照画面(図
4(A))において、各打席で使用したクラブ或いは各種ペ
ナルティの種別を、クラブ入力部74或いはペナルティ入
力部76から入力できるようにする。さらに、押されたボ
タンに対応する使用クラブ或いはペナルティの種別が使
用クラブ表示欄58に表示されるようにすると共に、スコ
ア表示欄56に表示されているショット数(上段)及びパ
ット数(下段)が自動的にカウントアップされるように
する。また、第2の解決手段として、サーバ及びクライ
アントからゴルフスコア集計装置を構成し、サーバとク
ライアントとの間で、ゴルフデータをダウンロード或い
はアップロードする連携機能を備えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフスコアを集
計するゴルフスコア集計装置に関し、特に、ゴルフスコ
ア集計装置の使い勝手を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータを利用して、ゴ
ルフスコアの集計を行うゴルフスコア集計装置が知られ
ている(特開平8−19630号公報等参照)。かかる
ゴルフスコア集計装置は、各ホール毎にショット数及び
パット数(以下「スコア」という)を入力し、ゴルフス
コアを集計及び表示するものである。
【0003】ところで、最近ではゴルフ人口も増え、プ
レー中に様々な情報を記録したり、或いは、コースの攻
略情報等を参照したいという要望がでてきた。記録した
い情報の1つとして、各ショット毎に使用したクラブ情
報がある。ところが、現状のゴルフスコア集計装置で
は、各ホール毎にスコアを入力するだけの機能しか備え
ていないため、クラブ情報を記録したり、或いは、コー
スの攻略情報等を参照することができなかった。このた
め、コンピュータに別の機能を付加するソフトウエアを
インストールし、付加した機能によりクラブ情報を記録
したり、或いは、コースの攻略情報等を参照することが
行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゴルフ
スコア集計装置とは別の機能を使用してクラブ情報を記
録したり、或いは、コースの攻略情報等を参照するよう
にすると、コンピュータの操作を複雑にするという問題
点がある。即ち、ゴルフスコアを入力するときにはゴル
フスコア集計装置を操作し、クラブ情報を記録するとき
にはクラブ情報記録装置を操作し、また、コースの攻略
情報等を参照するにはコース情報参照装置を操作しなけ
ればならない。要するに、種々の装置を切り換えなが
ら、各操作を行わなければならず、使い勝手があまり良
いものではなかった。
【0005】また、コースの攻略情報等を参照するため
には、予めコース情報等を入力しておかなければならな
い。常に同じコースでプレーを行う場合には、1度コー
ス情報を入力しておけば、それ以後のプレーでは入力し
たコース情報を繰返し利用できる。しかし、異なるコー
スでプレーを行う場合には、多量のコース情報を入力し
直す必要がある。コンピュータに複数のコース情報を記
憶させておくことも考えられるが、プレー中に携帯され
るモバイルコンピュータは、記憶容量が少なく、かかる
要望を満足させることはできない。従って、プレーを行
う前に、コース情報等を一々入力することが必要であ
り、ゴルフスコア集計装置の使い勝手があまり良いもの
ではなかった。
【0006】そこで、本発明は以上のような従来の問題
点に鑑み、ゴルフスコア集計装置にクラブ情報を入力す
る機能を付加することで、ゴルフスコア集計装置の使い
勝手を向上することを目的とする。また、ゴルフスコア
集計装置をサーバとクライアントとから構成し、サーバ
とクライアントとの間で情報交換を行う連携機能を備え
ることで、ゴルフスコア集計装置の使い勝手を向上する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明は、各打席で使用したクラブの種別を入力する使
用クラブ入力手段と、各打席における各種ペナルティの
種別を入力するペナルティ入力手段と、入力された使用
クラブ或いはペナルティの種別に応じて、ゴルフスコア
を集計するスコア集計手段と、入力された使用クラブ或
いはペナルティの種別、及び、集計されたゴルフスコア
の集計結果のうち少なくとも1つを表示する表示手段
と、を含んでゴルフスコア集計装置を構成した。
【0008】かかる構成によれば、各打席において、使
用クラブ或いはペナルティの種別を入力すると、ゴルフ
スコアが自動的に集計される。そして、入力された使用
クラブ或いはペナルティの種別、及び、集計されたゴル
フスコアのうち少なくとも1つが表示される。即ち、ゴ
ルフスコア集計装置の利用者は、ゴルフスコア集計装置
上で、ゴルフスコアの集計及び使用クラブの種別等の入
力を同時に行うことが可能となる。また、ゴルフスコア
の集計は、使用クラブ或いはペナルティの種別を入力す
ることで自動的に行われるので、入力項目が増加しな
い。
【0009】請求項2記載の発明は、前記使用クラブ入
力手段及び前記ペナルティ入力手段は、各使用クラブ及
び各ペナルティの種別に対応して表示された操作部を操
作することで、使用クラブ或いはペナルティの種別を入
力する構成とした。かかる構成によれば、各打席におけ
る使用クラブ或いはペナルティの種別を入力するときに
は、各使用クラブ及び各ペナルティの種別に対応して表
示された表示部を操作するだけでよい。従って、使用ク
ラブの種別等の入力をワンタッチで行うことができ、入
力作業が軽減される。
【0010】請求項3記載の発明は、前記操作部は、各
使用クラブ及び各ペナルティの種別に応じて色分けされ
た色で表示される構成とした。かかる構成によれば、各
打席における使用クラブ或いはペナルティの種別を入力
する操作部は、各使用クラブ及び各ペナルティの種別に
応じて色分けされた色で表示される。従って、操作部の
識別が容易になり、誤操作が低減する。
【0011】請求項4記載の発明は、前記操作部を追加
或いは変更する操作部変更手段を備えた構成とした。か
かる構成によれば、各打席における使用クラブ或いはペ
ナルティの種別を入力する操作部は、自由に追加或いは
変更が可能となる。従って、ゴルフスコア集計装置の利
用者は、自分が使用するクラブに合わせて操作部を表示
させることができる。また、利用者は、ゴルフ倶楽部の
ローカルルールに合わせて操作部を表示させることもで
きる。このため、ゴルフスコア集計装置に汎用性が付与
される。
【0012】請求項5記載の発明は、各打席における飛
距離を入力する飛距離入力手段と、入力された飛距離を
表示する飛距離表示手段と、を備えた構成とした。かか
る構成によれば、ゴルフスコア集計装置の利用者は、必
要に応じて、飛距離を入力することができる。そして、
入力された飛距離が表示される。従って、各打席におけ
る使用クラブの種別等と飛距離とを同時に入力すること
ができ、また、入力した使用クラブの種別と飛距離とを
同時に参照することで、例えば、どのクラブを使用すれ
ば良いかを決定する指針となる。
【0013】請求項6記載の発明は、各種のゴルフデー
タを蓄積するサーバ手段と、所定のゴルフデータを入力
し、入力された所定のゴルフデータに基づくゴルフスコ
アの集計結果を表示するクライアント手段と、前記サー
バ手段に蓄積された各種のゴルフデータを前記クライア
ント手段にダウンロードするダウンロード手段と、前記
クライアント手段において入力された所定のゴルフデー
タ及び集計結果を前記サーバ手段にアップロードするア
ップロード手段と、を含んでゴルフスコア集計装置を構
成した。
【0014】かかる構成によれば、サーバ手段に蓄積さ
れた各種のゴルフデータをクライアント手段にダウンロ
ードしたり、或いは、クライアント手段において入力さ
れた所定のゴルフデータ及び集計結果をサーバ手段にア
ップロードすることが可能となる。従って、サーバ手段
に複数のゴルフデータを蓄積しておけば、蓄積した特定
のゴルフデータを使用したいときに、そのゴルフデータ
をクライアント手段にダウンロードすればよい。また、
クライアント手段において入力された所定のゴルフデー
タ及び集計結果をサーバ手段にアップロードすれば、か
かるゴルフデータをサーバ手段において利用することが
できるようになる。
【0015】請求項7記載の発明は、前記ダウンロード
手段は、前記サーバ手段に蓄積された各種のゴルフデー
タの中から、前記クライアント手段にダウンロードする
ゴルフデータを選択するデータ選択手段と、選択された
ゴルフデータに基づき、前記クライアント手段にダウン
ロードするゴルフデータを自動生成するデータ生成手段
と、生成されたゴルフデータを前記クライアント手段に
伝達する第1のデータ伝達手段と、を含んだ構成とし
た。
【0016】かかる構成によれば、サーバ手段からクラ
イアント手段にゴルフデータをダウンロードするときに
は、次のようにすればよい。即ち、サーバ手段におい
て、ダウンロードするゴルフデータを選択する。する
と、選択されたゴルフデータに基いて、ダウンロードす
るゴルフデータが自動的に生成される。そして、生成さ
れたゴルフデータは、サーバ手段からクライアント手段
に伝達される。従って、サーバ手段からクライアント手
段にダウンロードされるゴルフデータは、必要最小限と
なり、ゴルフデータの伝達効率が向上する。
【0017】請求項8記載の発明は、前記アップロード
手段は、前記クライアント手段におけるゴルフデータ及
び集計結果を前記サーバ手段に伝達する第2のデータ伝
達手段と、伝達されたゴルフデータ及び集計結果に基づ
き、前記サーバ手段に蓄積されている各種のゴルフデー
タを更新するデータ更新手段と、を含んだ構成とした。
【0018】かかる構成によれば、クライアント手段か
らサーバ手段にゴルフデータ及び集計結果をアップロー
ドすると、次のように作用する。即ち、ゴルフデータ及
び集計結果は、クライアント手段からサーバ手段へ伝達
される。そして、伝達されたゴルフデータ及び集計結果
に基づき、サーバ手段に蓄積されている各種のゴルフデ
ータが更新される。従って、クライアント手段において
入力されたゴルフデータ及び集計結果は、サーバ手段に
おいても反映され、サーバ手段とクライアント手段とに
おけるデータの矛盾発生が防止される。
【0019】請求項9記載の発明は、各打席で使用した
クラブの種別を入力する使用クラブ入力工程と、各打席
における各種ペナルティの種別を入力するペナルティ入
力工程と、入力された使用クラブ或いはペナルティの種
別に応じて、ゴルフスコアを集計するスコア集計工程
と、入力された使用クラブ或いはペナルティの種別、及
び、集計されたゴルフスコアの集計結果のうち少なくと
も1つを表示する表示工程と、を含んでゴルフスコア集
計方法を構成した。
【0020】かかる構成によれば、各打席において、使
用クラブ或いはペナルティの種別を入力すると、ゴルフ
スコアが自動的に集計される。そして、入力された使用
クラブ或いはペナルティの種別、及び、集計されたゴル
フスコアのうち少なくとも1つが表示される。即ち、ゴ
ルフスコアの集計及び使用クラブの種別等の入力を同時
に行うことが可能となる。また、ゴルフスコアの集計
は、使用クラブ或いはペナルティの種別を入力すること
で自動的に行われるので、入力項目が増加しない。
【0021】請求項10記載の発明は、各種のゴルフデ
ータを蓄積するサーバ工程と、所定のゴルフデータを入
力し、入力された所定のゴルフデータに基づくゴルフス
コアの集計結果を表示するクライアント工程と、前記サ
ーバ工程に蓄積された各種のゴルフデータを前記クライ
アント工程にダウンロードするダウンロード工程と、前
記クライアント工程において入力された所定のゴルフデ
ータ及び集計結果を前記サーバ工程にアップロードする
アップロード工程と、を含んでゴルフスコア集計方法を
構成した。
【0022】かかる構成によれば、サーバ工程に蓄積さ
れた各種のゴルフデータをクライアント工程にダウンロ
ードしたり、或いは、クライアント工程において入力さ
れた所定のゴルフデータ及び集計結果をサーバ工程にア
ップロードすることが可能となる。従って、サーバ工程
に複数のゴルフデータを蓄積しておけば、蓄積した特定
のゴルフデータを使用したいときに、そのゴルフデータ
をクライアント工程にダウンロードすればよい。また、
クライアント工程において入力された所定のゴルフデー
タ及び集計結果をサーバ工程にアップロードすれば、か
かるゴルフデータをサーバ工程において利用することが
できるようになる。
【0023】請求項11記載の発明は、各打席で使用し
たクラブの種別を入力する使用クラブ入力機能と、各打
席における各種ペナルティの種別を入力するペナルティ
入力機能と、入力された使用クラブ或いはペナルティの
種別に応じて、ゴルフスコアを集計するスコア集計機能
と、入力された使用クラブ或いはペナルティの種別、及
び、集計されたゴルフスコアの集計結果のうち少なくと
も1つを表示する表示機能と、を実現するためのゴルフ
スコア集計プログラムを記録媒体に記録した。
【0024】ここで、「記録媒体」とは、各種情報を確
実に記録でき、かつ、必要に応じて確実に取り出し可能
なものをいい、紙カード(パンチカード)、紙テープ、
磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、ICカード、
CD−ROM等が該当する。かかる構成によれば、使用
クラブ入力機能、ペナルティ入力機能、スコア集計機能
及び表示機能を実現するためのゴルフスコア集計プログ
ラムが記録媒体に記録される。従って、かかるプログラ
ムを記録した記録媒体があれば、本発明に係るゴルフス
コア集計装置が容易に構築される。
【0025】請求項12記載の発明は、各種のゴルフデ
ータを蓄積するサーバ機能と、所定のゴルフデータを入
力し、入力された所定のゴルフデータに基づくゴルフス
コアの集計結果を表示するクライアント機能と、前記サ
ーバ機能に蓄積された各種のゴルフデータを前記クライ
アント機能にダウンロードするダウンロード機能と、前
記クライアント機能において入力された所定のゴルフデ
ータ及び集計結果を前記サーバ機能にアップロードする
アップロード機能と、を実現するためのゴルフスコア集
計プログラムを記録媒体に記録した。
【0026】かかる構成によれば、サーバ機能、クライ
アント機能、ダウンロード機能及びアップロード機能を
実現するためのゴルフスコア集計プログラムが記録媒体
に記録される。従って、かかるプログラムを記録した記
録媒体があれば、本発明に係るゴルフスコア集計装置が
容易に構築される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面を参照して
本発明を詳述する。図1は、ゴルフスコア集計システム
の一実施形態を示す。ゴルフスコア集計システムは、サ
ーバ(サーバ手段、サーバ工程、サーバ機能)として機
能するパーソナルコンピュータ(以下「PC」という)
10と、クライアント(クライアント手段、クライアン
ト工程、クライアント機能)として機能するモバイルコ
ンピュータ(携帯端末)20と、を含んで構成される。
PC10及びモバイルコンピュータ20は、少なくとも
中央処理装置(CPU)、記憶装置、入力装置、出力装
置(表示装置)を備え、記憶装置に記憶されたプログラ
ムに従って各種処理を行う。
【0028】なお、記憶装置に記録されたプログラムに
よって、使用クラブ入力手段、ペナルティ入力手段、ス
コア集計手段、表示手段、操作部変更手段、飛距離入力
手段、飛距離表示手段、ダウンロード手段、アップロー
ド手段、データ選択手段、データ生成手段、データ更新
手段、使用クラブ入力工程、ペナルティ入力工程、スコ
ア集計工程、表示工程、ダウンロード工程、アップロー
ド工程、使用クラブ入力機能、ペナルティ入力機能、ス
コア集計機能、表示機能、ダウンロード機能、アップロ
ード機能が実現される。
【0029】モバイルコンピュータ20は、携帯に適し
た小型かつ軽量なもので、所定のプログラムを記憶装置
にインストールすることにより、本発明に係るゴルフス
コア集計装置として作動する。なお、本実施形態におけ
るモバイルコンピュータ20は、操作性を向上すること
を目的として、キーボードの代わりに、ペン22によっ
て入力操作を行う入力装置を備えている。
【0030】ここで、PC10及びモバイルコンピュー
タ(以下「ゴルフスコア集計装置」という)20が備え
る各種機能について、その概要を説明する。ゴルフスコ
ア集計装置20には、コースデータ参照機能、スコア入
力/参照機能、メモ入力/参照機能、使用クラブ入力/
参照機能、簡易個人データ参照機能、オプション機能等
が備えられている。コースデータ参照機能は、ホール
図、グリーン図、ペナルティエリア、ローカルルール、
ホールの攻略ポイント等を参照する機能である。スコア
入力/参照機能は、個人別のショット数、パット数、ペ
ナルティ数等のスコアを入力し、入力したスコアを参照
する機能である。メモ入力/参照機能は、スコアを入力
する際に、各ホール毎にメモを入力し、入力したメモを
参照する機能である。使用クラブ入力/参照機能は、ス
コアを入力する際に、各ホールで使用したクラブの種別
及び飛距離を入力し、入力した使用クラブ及び飛距離を
参照する機能である。簡易個人データ参照機能は、個人
別の簡易スコアを参照する機能である。オプション機能
は、パーティを構成するメンバの登録或いは変更等を行
う機能である。
【0031】一方、PC10には、コースデータ入力機
能、個人データ入力機能、コンペデータ入力機能等が備
えられている。コースデータ入力機能は、ゴルフスコア
集計装置20のコースデータ参照機能で参照されるコー
スデータを入力する機能である。個人データ入力機能
は、プレイヤーの氏名、ハンディキャップ等の個人デー
タを入力する機能である。コンペデータ入力機能は、コ
ンペの開催日、場所、天候等のコンペデータを入力する
機能である。
【0032】また、PC10とゴルフスコア集計装置2
0との間で、データの授受が行えるようにする連携機能
が準備されている。連携機能は、専用ケーブル、赤外
線、PCカード、インターネット等を介して、PC10
に蓄積されているデータをゴルフスコア集計装置20に
ダウンロード、或いは、ゴルフスコア集計装置20に蓄
積されているデータをPC10にアップロードする機能
である。
【0033】次に、ゴルフスコア集計システムの詳細に
ついて説明する。図2は、ゴルフスコア集計装置20に
表示される画面の階層構造を示している。起動時に表示
されるメイン画面では、「コースデータの参照」、「ス
コアの入力/参照」、「簡易個人データの参照」、「オ
プション」、「終了」を選択するメニューが表示され
る。ゴルフスコア集計装置20を利用する者(以下「利
用者」という)は、ペン22を使用して所望するメニュ
ーを選択する。
【0034】メイン画面において「コースデータの参
照」メニューが選択されると、図3(A)に示すよう
に、ローカルルール30及びホール番号32から構成さ
れるコースデータ参照画面が表示される。また、ホール
情報を参照したいときには、コースデータ表示画面にお
いて参照したいホール番号32を選択する。すると、図
3(B)に示すように、ホールの攻略情報34及びホー
ル図36から構成されるホールデータ参照画面が表示さ
れる。さらに、グリーン情報を参照したいときには、ホ
ールデータ参照画面において「グリーン」ボタン38を
押す。すると、図3(C)に示すように、グリーン情報
40及びグリーン図42から構成されるグリーンデータ
参照画面が表示される。
【0035】メイン画面において「スコアの入力/参
照」メニューが選択されると、図4に示すように、スコ
ア表示部50及びスコア入力部70から構成されるスコ
ア入力/参照画面が表示される。スコア表示部50は、
氏名表示欄52と、打席表示欄54と、スコア表示欄5
6と、使用クラブ表示欄58と、飛距離表示欄60と、
を含んで構成される。氏名表示欄52には、パーティを
構成するメンバの氏名(最大4名)が表示される。打席
表示欄54には、打席(1打、2打、・・・)が表示さ
れる。スコア表示欄56には、各ホールにおける個人別
のショット数(上段)及びパット数(下段)が表示され
る。使用クラブ表示欄58及び飛距離表示欄60には、
各打席における使用クラブ及び飛距離が夫々表示され
る。
【0036】なお、スコア表示欄56及び使用クラブ表
示欄58は、表示手段、表示工程、表示機能を提供す
る。また、飛距離表示欄60は、飛距離表示手段を提供
する。スコア入力部70は、飛距離入力枠72と、クラ
ブ入力部74と、ペナルティ入力部76と、「クリア」
ボタン78と、「メモ」ボタン80と、「カスタマイ
ズ」ボタン82と、「終了」ボタン84と、を含んで構
成される。飛距離入力枠72には、各打席におけるボー
ルの飛距離が入力される。クラブ入力部74は、使用ク
ラブをワンタッチで入力できるように、ウッド1W,2
W・・・、アイアン1I,2I・・・等を示す複数のク
ラブ入力ボタン74a〜74r(操作部)から構成され
る。ペナルティ入力部76は、各種ペナルティをワンタ
ッチで入力できるように、各種ペナルティを示す複数の
ペナルティ入力ボタン76a〜76f(操作部)から構
成される。「クリア」ボタン78は、指定したセルのス
コア等をクリアするときに押される。「メモ」ボタン8
0は、各ホール毎にメモを入力するときに押される。
「カスタマイズ」ボタン82は、クラブ入力ボタンを変
更したり、或いは、クラブ入力ボタンの配置を変更する
ときに押される。「終了」ボタン84は、スコアの入力
/参照を終了し、メイン画面に戻るときに押される。
【0037】ここで、飛距離入力枠72は、飛距離入力
手段を提供する。また、クラブ入力部74は、使用クラ
ブ入力手段、使用クラブ入力工程、使用クラブ入力機能
を提供する。さらに、ペナルティ入力部76は、ペナル
ティ入力手段、ペナルティ入力工程、ペナルティ入力機
能を提供する。なお、クラブ入力ボタン74a〜74r
及びペナルティ入力ボタン76a〜76fは、種類別
(ウッドW,アイアンI,パターP,ペナルティ等)に
応じて色分けして表示され、利用者の視認性を高めてい
る。但し、表示装置がモノクロの場合には、色の代わり
に階調を変えて表示する。
【0038】スコア入力/参照画面上でスコアを入力す
るときには、スコアを入力する打席に対応する打席表示
欄54、使用クラブ表示欄58或いは飛距離表示欄60
(以下「入力対象セル」という)を選択する。すると、
入力対象セルにカーソルが移動し、入力待ちの状態とな
る。この状態で、使用クラブに対応するクラブ入力ボタ
ン74a〜74r、或いは、ペナルティに対応するペナ
ルティ入力ボタン76a〜76fを押す。すると、使用
クラブ表示欄58にクラブ種別(1W,2W・・・等)
或いはペナルティ種別(OB,ロスト・・・等)が表示
されると共に、スコア表示欄56に表示されているショ
ット数及びパット数が自動的にカウントアップされる。
このとき、飛距離入力枠72に飛距離を入力しておけ
ば、入力した飛距離が飛距離表示欄60に表示される。
【0039】また、クラブ入力ボタンを変更或いは追加
するときには、「カスタマイズ」ボタン82を押す。す
ると、図4(B)に示すように、設定テーブル部90及
びクラブ設定部100から構成されるボタンカスタマイ
ズ画面が表示される。設定テーブル部90には、各クラ
ブ入力ボタン74a〜74rに対応するクラブ種別及び
クラブ種類(ウッドW,アイアンI、パターP・・・
等)が表示される。クラブ設定部100は、クラブ入力
ボタンを設定する複数の設定ボタン102(102a〜
102v)と、「他クラブ」ボタン104と、「登録」
ボタン106と、「取消」ボタン108と、を含んで構
成される。
【0040】なお、設定テーブル部90及びクラブ設定
部100は、操作部変更手段を提供する。クラブ入力ボ
タンを変更等するには、設定テーブル部90から変更し
たいクラブ入力ボタンを選択する。すると、選択したク
ラブ入力ボタンのセルにカーソルが移動し、入力待ちの
状態となる。この状態で、新たに設定するクラブ種別を
示す設定ボタン102a〜102vを押す。すると、押
された設定ボタン102a〜102vに対応するクラブ
種別及びクラブ種類が、設定テーブル部90に表示され
る。クラブ入力ボタンの変更を終了してスコア入力/参
照画面に戻るには、「登録」ボタン106或いは「取
消」ボタン108を押す。「登録」ボタン106が押さ
れたときには、設定テーブル部90の内容が記憶装置に
保存される。一方、「取消」ボタン108が押されたと
きには、設定テーブル部90の内容が記憶装置に保存さ
れず、クラブ入力ボタンが変更前の状態に戻る。
【0041】さらに、クラブ入力部74には、任意のク
ラブに対応するクラブ入力ボタンを追加することができ
る。即ち、クラブ設定部100の「他クラブ」ボタン1
04を押すと、図4(C)に示すような他クラブ設定画
面が表示される。他クラブ設定画面は、クラブ名入力枠
110と、クラブ種類選択ボックス102と、「登録」
ボタン114と、「取消」ボタン116と、を含んで構
成される。クラブ名入力枠110には、クラブ入力ボタ
ンの表面に表示されるクラブ名を入力する。クラブ種類
選択ボックス112は、例えば、プルダウンメニューに
よって構成され、追加されるクラブ種類が表示される。
【0042】クラブ入力ボタンを追加するには、クラブ
名入力枠110にクラブ名を入力すると共に、クラブ種
類選択ボックス112からクラブ種類を選択する。そし
て、「登録」ボタン114を押すと、入力したクラブ名
及びクラブ種類に対応したクラブ入力ボタンが生成さ
れ、ボタンカスタマイズ画面に戻り、生成されたクラブ
入力ボタンが追加表示される。一方、「取消」ボタン1
16を押すと、新たなクラブ入力ボタンの生成が行われ
ず、ボタンカスタマイズ画面に戻る。
【0043】スコア入力/参照画面において「メモ」ボ
タン80が押されると、図5(A)に示すようなメモ入
力画面が表示される。メモ入力画面は、ゴルフ倶楽部表
示欄120と、識別番号表示欄122と、日付表示欄1
24と、プレイヤー表示欄126と、メモ表示欄128
と、メモ入力ボード130と、「履歴」ボタン132
と、「登録」ボタン134と、「終了」ボタン136
と、を含んで構成される。
【0044】ゴルフ倶楽部表示欄120には、コンペが
行われているゴルフ倶楽部名が表示される。識別番号表
示欄122には、記憶装置に保存されているメモを識別
する識別番号が表示される。日付表示欄124には、メ
モを入力する日付が表示される。プレーヤー表示欄12
6には、メンバを識別するプレイヤー名が表示される。
メモ表示欄128には、メモ入力ボード130から入力
されたメモが表示される。メモ入力ボード130には、
ペン22による手書き入力でメモが入力される。なお、
メモ入力ボード130にキーボードを表示し、表示され
たキーボードをタッチすることで、メモを入力できるよ
うにしてもよい。「履歴」ボタン132は、記憶装置に
保存されているメモを参照するときに押される。「登
録」ボタン134は、入力したメモを記憶装置に保存す
るときに押される。即ち、「登録」ボタン134を押す
までは、入力したメモはメモリ上に一時保存されてお
り、「登録」ボタン134を押すことで、初めてメモが
記憶装置に保存される。「終了」ボタン136は、メモ
入力を終了し、スコア入力/参照画面に戻るときに押さ
れる。
【0045】メモ入力画面において「履歴」ボタン13
2が押されると、図5(B)に示すように、1件のメモ
を参照するメモ1件画面が表示される。メモ1件画面
は、ゴルフ倶楽部表示欄140と、識別番号表示欄14
2と、日付表示欄144と、プレイヤー表示欄146
と、メモ表示欄148と、集計スコア表示欄150と、
「1件」ボタン152と、「リスト」ボタン154と、
「前」ボタン156と、「次」ボタン158と、「終
了」ボタン160と、を含んで構成される。なお、以下
の説明では、先のメモ入力画面と相違する機能について
のみ説明する。
【0046】日付表示欄144には、メモを入力した日
付が表示される。メモ表示欄148には、メモ1件画面
が最初に起動されたときに、最後に入力されたメモ、即
ち、最新のメモが自動的に選択されて表示される。そし
て、後述する操作を行うことにより、選択したメモがメ
モ表示欄148に表示される。集計スコア表示欄150
には、各ホール毎に入力されたスコア、即ち、ショット
数及びパット数が表示される。「1件」ボタン152及
び「リスト」ボタン154は、いわゆるラジオボタン的
に作動し、メモ1件画面と後述するメモリスト画面とを
切り換えるときに押される。「前」ボタン156及び
「次」ボタン158は、表示されているメモを順次古い
ものへ、或いは、順次新しいものへ切り換えるときに押
される。「終了」ボタン160は、メモの参照を終了
し、メモ入力画面に戻るときに押される。
【0047】また、メモ1件画面において「リスト」ボ
タン154が押されると、図5(C)に示すように、複
数のメモをリスト形式で参照するメモリスト画面が表示
される。メモリスト画面は、ゴルフ倶楽部表示欄170
と、識別番号表示欄172と、プレイヤー表示欄174
と、メモリスト表示欄176と、集計スコア表示欄17
8と、「1件」ボタン180と、「リスト」ボタン18
2と、「終了」ボタン184と、を含んで構成される。
なお、以下の説明では、先のメモ入力画面或いはメモ1
件画面と相違する機能についてのみ説明する。
【0048】メモリスト表示欄176には、記憶装置に
保存されているメモが、日付をキーとして降順にソート
され、リスト形式で表示される。表示される各リスト
は、日付、見出し、ショット数、パット数から構成され
る。見出しには、メモの先頭10文字程度を表示し、メ
モ内容の概要を把握できるようにする。スコア集計表示
欄178には、各ホール毎に入力された全スコアを集計
した平均ショット数及び平均パット数が表示される。
「終了」ボタン184は、メモの参照を終了し、メモ入
力画面に戻るときに押される。
【0049】なお、メモをリスト形式で表示するには、
例えば、日付をキーとしたソート結果に基づいてメモを
表示してもよいし、或いは、メモを入力した日付をキー
としてメモの履歴を保存し、保存した履歴に基いてメモ
を表示してもよい。また、メモのソートは、例えば、プ
レイヤー名、ゴルフ倶楽部名、ゴルフコース、ホール等
をキーとしてソートしてもよい。
【0050】メモリスト画面からメモ1件画面に切り換
えるには、メモリスト表示欄176に表示されているリ
ストから表示したいメモを選択する。そして、「1件」
ボタン180を押すと、選択されたメモを表示するメモ
1件画面に切り換わる。ここで、以上説明したスコア入
力/参照処理、ボタンカスタマイズ処理、他クラブ設定
処理、メモ入力/参照処理について、図6〜図11のフ
ローチャートを参照しつつ説明する。
【0051】図6及び図7は、スコア入力/参照処理を
行うメインルーチンを示す。ステップ1(図では「S
1」と略記する。以下同様)では、スコア入力/参照画
面において、ボタン押し下げイベントを受け付ける。即
ち、ボタンが押されたことを示すメッセージを受け取る
まで待機する。ステップ2では、押されたボタン種別に
基づく分岐処理を行う。即ち、「クラブ」ボタン74a
〜74rが押されたときにはステップ3へと進み、スコ
アの入力及び表示処理を行う。「ペナルティ」ボタン7
6a〜76fが押されたときにはステップ11へと進
み、ペナルティの入力及び表示処理を行う。「クリア」
ボタン78が押されたときにはステップ12へと進み、
スコア入力/参照画面における入力対象セルのクリア処
理を行う。「メモ」ボタン80が押されたときにはステ
ップ17へと進み、メモの入力及び参照を行うサブルー
チン(図10参照)をコールする。「カスタマイズ」ボ
タン82が押されたときにはステップ18へと進み、ク
ラブ入力ボタンのカスタマイズを行うサブルーチン(図
8参照)をコールする。「終了」ボタン84が押された
ときには処理を終了する。
【0052】ステップ3では、押されたクラブ入力ボタ
ン74a〜74rに対応するクラブ種別を、使用クラブ
表示欄58に表示する。例えば、図4(A)のスコア入
力/参照画面において、プレイヤー4の1打を入力する
際に「1W」ボタンを押すと、使用クラブ表示欄58に
「1W」が表示される。なお、クラブ種別は、クラブ種
類に応じて色分けされた色で表示される。ここで、ステ
ップ3の処理が、使用クラブ入力手段、使用クラブ入力
工程、使用クラブ入力機能を実現する。
【0053】ステップ4では、押されたクラブ入力ボタ
ンの種別がパターであるか否かを判断する。そして、パ
ターであればステップ5へと進み(Yes)、スコア表
示欄56に表示されているパット数をカウントアップす
る。一方、パターでなければステップ6へと進む(N
o)。ステップ6では、スコア表示欄56に表示されて
いるショット数をカウントアップする。ショット数のカ
ウントアップは、押されたボタンに応じたショット数だ
けカウントアップする。例えば、「ペナルティ」ボタン
76a〜76fが押された場合には、各種ペナルティに
応じたショット数だけショット数をカウントアップす
る。
【0054】なお、ステップ4〜ステップ6の処理が、
スコア集計手段、スコア集計工程、スコア集計機能を実
現する。ステップ7では、飛距離入力枠72に飛距離が
入力されているか否かを判断する。そして、飛距離が入
力されていればステップ8へと進み(Yes)、入力さ
れた飛距離を飛距離表示欄60に表示する。一方、飛距
離が入力されていなければステップ9へと進む(N
o)。なお、ステップ7及びステップ8の処理が、飛距
離入力手段、飛距離表示手段を実現する。
【0055】ステップ9では、入力されたクラブ種別及
び飛距離、集計されたショット数及びパット数を記憶装
置に保存する。ステップ10では、スコア表示部50に
おいて、次回の入力対象セルにカーソルを移動する。そ
して、ステップ1へと戻り処理を繰り返す。ステップ1
1では、押されたペナルティボタン76a〜76fに対
応するペナルティ種別(OB,ロスト等)を、使用クラ
ブ表示欄58に表示する。例えば、図4(A)の画面に
おいて、プレイヤー1の2打を入力する際に「ロスト」
ボタンを押すと、使用クラブ表示欄58に「ロスト」と
表示される。そして、ステップ6へと進み、ショット数
のカウントアップ等を行う。なお、ペナルティ種別は、
各種ペナルティに応じて色分けされた色で表示される。
ここで、ステップ11の処理が、ペナルティ入力手段、
ペナルティ入力工程、ペナルティ入力機能を実現する。
【0056】なお、ステップ3、ステップ5、ステップ
6及びステップ11の処理が、表示手段、表示工程、表
示機能を実現する。ステップ12では、入力対象セルの
使用クラブ表示欄58に表示されているクラブ種別がパ
ターであるか否かを判断する。そして、パターであれば
ステップ13へと進み(Yes)、スコア表示欄56に
表示されているパット数をカウントダウンする。一方、
パターでなければステップ14へと進む(No)。
【0057】ステップ14では、スコア表示欄56に表
示されているショット数をカウントダウンする。このと
き、入力対象セルの使用クラブ表示欄58にペナルティ
種別が表示されてれば、表示されているペナルティに対
応するショット数だけショット数をカウントダウンす
る。ステップ15では、入力対象セルの使用クラブ表示
欄58から、クラブ種別或いはペナルティ種別を削除す
る。
【0058】ステップ16では、入力対象セルの飛距離
表示欄60から、飛距離を削除する。そして、ステップ
9へと進み、カウントダウンされたショット数及びパッ
ト数等を記憶装置に保存する。図8は、クラブ入力ボタ
ンのカスタマイズを行うサブルーチンを示す。なお、図
8のサブルーチンが、操作部変更手段を実現する。
【0059】ステップ20では、ボタンカスタマイズ画
面において、ボタン押し下げイベントを受け付ける。即
ち、ボタンが押されたことを示すメッセージを受け取る
まで待機する。ステップ21では、押されたボタン種別
に基づく分岐処理を行う。即ち、「クラブ」ボタン10
2a〜102vが押されたときにはステップ22へと進
み、表示されている設定テーブル部90の内容を更新す
る。「他クラブ」ボタン104が押されたときにはステ
ップ24へと進み、他クラブの設定を行うサブルーチン
(図9参照)をコールする。「登録」ボタン106が押
されたときにはステップ25へと進み、記憶装置への保
存処理を行う。「取消」ボタン108が押されたときに
は処理を終了する。
【0060】ステップ22では、設定テーブル部90か
ら選択されたセルに、押された設定ボタン102a〜1
02vに対応するクラブ種別及びクラブ種類を表示す
る。例えば、図4(B)に示すボタンカスタマイズ画面
において、クラブボタン1を選択して「1W」ボタンを
押すと、設定テーブル部90には、クラブ種別「1W」
及びクラブ種類「W(ウッド)」が表示される。なお、
クラブ種類は、クラブ種別に対応して自動的に決定され
る。
【0061】ステップ23では、設定テーブル部90の
内容をメモリ上に一時保存する。そして、ステップ20
へと進み、ボタンが押されたことを示すメッセージを受
け取るまで待機する。ステップ25では、メモリ上に一
時保存されている設定テーブル部90の内容を記憶装置
に保存し、処理を終了する。
【0062】図9は、他クラブの設定を行うサブルーチ
ンを示す。ステップ30では、図4(C)に示す他クラ
ブ設定画面において、ボタン押し下げイベントを受け付
ける。即ち、ボタンが押されたことを示すメッセージを
受け取るまで待機する。ステップ31では、押されたボ
タン種別に基づく分岐処理を行う。即ち、「登録」ボタ
ン114が押されたときにはステップ32へと進み、他
クラブの設定処理を行う。「取消」ボタン116が押さ
れたときには処理を終了する。
【0063】ステップ32では、クラブ名入力枠110
に入力されたクラブ名、及び、クラブ種類選択ボックス
112から選択されたクラブ種類をメモリ上に一保存
し、処理を終了する。以上説明した図6〜図9の処理に
よれば、スコア入力/参照画面において、押されたボタ
ンに応じた各種処理が行われる。「クラブ」ボタン74
a〜74r或いは「ペナルティ」ボタン76a〜76f
が押された場合には、使用クラブ種別或いはペナルティ
種別(以下「使用クラブ種別等」という)が表示される
と共に、ショット数及びカウント数が自動的にカウント
アップされる。このとき、飛距離が入力されていれば、
入力された飛距離が表示される。そして、入力された使
用クラブ種別等及び飛距離、集計されたショット数及び
パット数が記憶装置に保存される。また、「クリア」ボ
タン78が押された場合には、入力対象セルに表示され
ているクラブ種別等及び飛距離が削除されると共に、シ
ョット数及びパット数が自動的にカウントダウンされ
る。さらに、「カスタマイズ」ボタン82が押されれ
ば、スコア入力/参照画面に表示されるクラブ入力ボタ
ンを自由に変更或いは追加することができる。
【0064】即ち、本実施形態に係るゴルフスコア集計
装置を使用すれば、各ホールで使用されたクラブ種別等
を入力するだけで、スコアの入力が自動的に行われる。
従って、ゴルフスコアを入力するだけのゴルフスコア集
計システムに比べ、保存されるプレイデータが増え、こ
れを将来のプレーに役立てることができる。また、クラ
ブ入力ボタンを自由に変更或いは追加することができる
ため、プレイヤー毎に異なる使用クラブにも容易に対応
することができる。
【0065】図10は、メモの入力及び参照処理を行う
サブルーチンを示す。ステップ40では、図5(A)に
示すメモ入力画面において、操作イベントの受け付けを
行う。即ち、何らかの操作が行われたことを示すメッセ
ージを受け取るまで待機する。ステップ41では、操作
イベントに基づく分岐処理を行う。即ち、「履歴」ボタ
ン132が押されたときにはステップ42へと進み、記
憶装置に保存されているメモの参照を行うサブルーチン
(図11参照)をコールする。「登録」ボタン134が
押されたときにはステップ43へと進み、メモ表示欄1
28に表示されているメモの内容を記憶装置に保存す
る。メモ入力ボード130から文字が入力されたときに
はステップ44へと進み、入力された文字列(メモ)を
メモ表示欄128に表示する。「終了」ボタン136が
押されたときには処理を終了する。
【0066】図11は、メモの参照を行うサブルーチン
を示す。なお、メモの参照を行うサブルーチンは、メモ
1件画面及びメモリスト画面で共通のものを使用する。
ステップ50では、記憶装置に保存されているメモの内
容を、メモ1件画面のメモ表示欄148に表示する。即
ち、記憶装置に保存されているメモの中から最新日付の
メモが選択され、選択されたメモがメモ表示欄148に
表示される。
【0067】ステップ51では、過去にスコアが入力さ
れているか否か、即ち、記憶装置にスコアが入力されて
いるか否かを判断する。そして、スコアが入力されてい
るときにはステップ52へと進み(Yes)、スコアが
入力されていないときにはステップ53へと進む(N
o)。ステップ52では、記憶装置に保存されているス
コアを集計し、集計スコアを集計スコア表示欄150に
表示する。ここで、表示される集計スコアは、図5
(B)に示すメモ1件画面では、メモを入力したホール
におけるショット数及びパット数であり、図5(C)に
示すメモリスト画面では、入力した全てのスコアの平均
ショット数及び平均パット数である。
【0068】ステップ53では、メモ1件画面或いはメ
モリスト画面において、ボタン押し下げイベントを受け
付ける。即ち、ボタンが押されたことを示すメッセージ
を受け取るまで待機する。ステップ54では、押された
ボタン種別に基づく分岐処理を行う。即ち、「リスト」
ボタン154が押されたときにはステップ55へと進
み、メモリスト画面の表示を行う。「1件」ボタン18
0が押されたときにはステップ56へと進み、メモ1件
画面の表示を行う。「前」ボタン156が押されたとき
にはステップ57へと進み、1つ前のメモを表示する。
「次」ボタン158が押されたときにはステップ58へ
と進み、1つ後のメモを表示する。「終了」ボタン16
0或いは178が押されたときには処理を終了する。
【0069】ステップ55では、メモ1件画面からメモ
リスト画面への表示切り換えを行う。即ち、メモ1件画
面において「リスト」ボタン154が押されると、メモ
リスト画面の表示を行う。メモリスト画面には、日付を
キーとして記憶装置に保存されているメモを降順にソー
トし、日付、見出し及びスコアが表示される。そして、
ステップ51へと進む。
【0070】ステップ56では、メモリスト画面からメ
モ1件画面への表示切り換えを行う。即ち、メモリスト
画面において「1件」ボタン180が押されると、メモ
1件画面の表示を行う。そして、ステップ51へと進
む。ステップ57では、メモ1件画面のメモ表示欄14
8に表示されているメモの1つ前のメモ(即ち、時間的
に1つ古いメモ)を、メモ表示欄148に表示し、ステ
ップ51へと進む。
【0071】ステップ58では、メモ1件画面のメモ表
示欄148に表示されているメモの1つ後のメモ(即
ち、時間的に1つ新しいメモ)を、メモ表示欄148に
表示し、ステップ51へと進む。以上説明した図10及
び図11の処理によれば、各ホールにおいてスコアを入
力する際に、必要に応じて任意のメモを入力することが
できる。即ち、ゴルフスコア入力/参照画面において
「メモ」ボタン80を押すと、メモ入力画面が表示され
る。そして、メモ入力画面において、任意のメモを入力
することができる。また、入力したメモを参照したい場
合には、メモ入力画面において「履歴」ボタン132を
押すと、図5(B)に示すメモ1件画面が表示される。
メモ1件画面では、「前」ボタン156或いは「次」ボ
タン158を押すことにより、入力したメモを次々と参
照することができる。入力したメモの一覧を参照したい
場合には、メモ1件画面において「リスト」ボタン15
4を押すと、図5(C)に示すメモリスト画面が表示さ
れる。そして、表示されているメモのリストから参照し
たいメモを選択し、「1件」ボタン180を押すと、メ
モ1件画面に切り換わり、選択したメモを参照すること
ができる。
【0072】従って、ゴルフスコアを入力するだけのゴ
ルフスコア集計システムに比べ、各ホール毎に任意のメ
モを入力することができ、これをプレー後に参照するこ
とで、将来のプレーに役立てることができる。メイン画
面において「簡易個人データの参照」メニューが選択さ
れると、図12に示すような簡易個人データ参照画面が
表示される。即ち、簡易個人データ参照画面には、日付
をキーとして日付、天候、ゴルフ場、スコア(OUT,
IN,グロス)、ハンディキャップ、ネット、OB数
が、昇順にリスト形式で表示される。なお、簡易個人デ
ータを参照する前には、参照するプレイヤーを予め指定
しておく必要がある。
【0073】また、メイン画面において「オプション」
メニューが選択されると、図13(A)に示すオプショ
ン画面が表示される。オプション画面は、「メンバ登録
/変更」ボタン190と、「スコアクリア」ボタン19
2と、「全データファイル削除」ボタン194と、「終
了」ボタン196と、を含んで構成される。「メンバ登
録/変更」ボタン190は、パーティを構成するメンバ
を新たに登録したり、或いは、登録されているメンバを
変更するときに押される。「スコアクリア」ボタン19
2は、入力したスコアをクリアするときに押される。
「全データファイル削除」ボタン194は、記憶装置に
保存されている全データファイルを削除、即ち、全デー
タをクリアするときに押される。「終了」ボタン196
は、オプション画面の表示を終了し、メイン画面に戻る
ときに押される。
【0074】オプション画面において「メンバ登録/変
更」ボタン190が押されると、図13(B)に示すメ
ンバ登録/変更画面が表示される。メンバ登録/変更画
面は、氏名表示欄200と、ハンディキャップ表示欄2
02と、文字入力ボード204と、「登録」ボタン20
6と、「取消」ボタン208と、を含んで構成される。
氏名表示欄200には、パーティを構成するメンバの氏
名が最大4名分表示される。ハンディキャップ表示欄2
02には、各メンバのハンディキャップが表示される。
文字入力ボード204には、登録或いは変更するメンバ
の氏名、ハンディキャップが入力される。「登録」ボタ
ン206は、入力したメンバの氏名及びハンディキャッ
プを、記憶装置に保存するときに押される。「取消」ボ
タン208は、メンバの登録/更新処理を中止するとき
に押される。
【0075】メンバの登録或いは変更を行う場合には、
氏名表示欄200或いはハンディキャップ表示欄202
の中から、登録或いは変更対象となるセルを選択する。
そして、文字入力ボード204からメンバの氏名或いは
ハンディキャップを入力する。メンバの氏名或いはハン
ディキャップの変更が完了したときには、「登録」ボタ
ン206を押す。すると、氏名表示欄200及びハンデ
ィキャップ表示欄202の内容が記憶装置に保存され、
オプション画面に戻る。また、メンバの登録或いは変更
を行なっている任意の時点で「取消」ボタン208を押
すと、メンバ登録/更新処理を強制的に終了し、オプシ
ョン画面に戻る。
【0076】次に、PC10とゴルフスコア集計装置2
0との間で、データの授受を行う連携機能の必要性につ
いて説明する。ゴルフスコア集計装置20を使用する場
合には、プレーを行う前にコースデータ及びプレイヤー
データを入力しておかなければならない。利用者が、常
に同じゴルフ倶楽部でかつ同じメンバでプレーを行う場
合には、1度データを入力しておけば、それ以後のプレ
ーでは入力したデータを繰返し利用できる。しかし、異
なるゴルフ倶楽部や異なるメンバでプレーを行う場合に
は、多量のデータを入力し直す必要があり、あまり実用
的でない。ゴルフスコア集計装置20に複数のデータを
保存しておくことも考えられるが、モバイルコンピュー
タは記憶装置の容量が少なく、保存できるデータ量も少
ない。また、当日でなければわからないデータ、例え
ば、カップの位置等は、前もって入力したくともできな
い。そこで、PC10の記憶装置に複数のコースデータ
及び複数のプレイヤーデータを保存しておき、PC10
からゴルフスコア集計装置20に必要なデータをダウン
ロードできるようにすれば、かかる問題点を解消するこ
とができる。
【0077】また、ゴルフスコア集計装置20に入力し
たスコアデータ等は、PC10に保存されているコース
データ及びプレイヤーデータにフィードバックする必要
がある。しかし、ゴルフスコア集計装置20のスコア入
力/参照機能を使用しつつ、PC10上でデータの更新
を行わなければならないのでは、あまりにも非効率的で
ある。そこで、ゴルフスコア集計装置20のデータをP
C10にアップロードできるようにすれば、かかる問題
を解消することができる。
【0078】このように、PC10とゴルフスコア集計
装置20との間で、データのダウンロード及びアップロ
ードを行う連携機能を備えていれば、データを入力或い
は更新する手間が大幅に低減される。また、必要なデー
タは、PC10からゴルフスコア集計装置20にダウン
ロードされるので、ゴルフスコア集計装置20の記憶装
置の容量が少なくても済み、モバイルコンピュータに対
するハード要求が緩和される。
【0079】ここで、かかる連携機能について、図14
〜図18のフローチャート等を参照しつつ説明する。図
14及び図15は、PC10からゴルフスコア集計装置
20にコースデータ等をダウンロードする処理内容を示
し、ダウンロード手段、ダウンロード工程、ダウンロー
ド機能を実現する。具体的には、図14はPC10側の
処理、図15はゴルフスコア集計装置20側の処理を示
す。
【0080】ステップ60では、PC10の表示装置1
2に、図16に示すように、PC10の記憶装置に保存
されているコースデータ及びプレイヤーデータの一覧を
表示する。ステップ61では、表示されているコースデ
ータ及びプレイヤーデータの一覧から、利用者にゴルフ
スコア集計装置20にダウンロードするコースデータ及
びプレイヤーデータを選択させる。なお、ダウンロード
するコースデータ及びプレイヤーデータは、夫々少なく
とも1つ選択されればよい。即ち、複数のコースデータ
を同時にダウンロードすることもできる。ここで、ステ
ップ61の処理が、データ選択手段を実現する。
【0081】ステップ62では、選択されたコースデー
タ及びプレイヤーデータに基いて、記憶装置を検索し、
ゴルフスコア集計装置20に送信するデータを自動生成
する。なお、ステップ62の処理が、データ生成手段を
実現する。ステップ63では、生成したデータをゴルフ
スコア集計装置20に送信する。データの送信は、例え
ば、第1のデータ伝達手段としての専用ケーブル、赤外
線、PCカード、インターネット等を介して行われる。
【0082】一方、ゴルフスコア集計装置20側では、
以下の処理が行われる。ステップ70では、PC10か
ら送信されたデータを受信する。ステップ71では、受
信したデータに不足しているデータがあるか否か判断す
る。不足データとは、例えば、コースデータのみが送信
された場合、プレイヤーデータがこれに該当する。
【0083】ステップ72では、不足データの有無に基
づく分岐処理を行う。即ち、不足データがあればステッ
プ74へと進み(Yes)、不足データがなければステ
ップ73へと進む(No)。ステップ73では、利用者
からコースデータ或いはプレイヤーデータの更新要求が
あるか否か判断する。そして、更新要求があればステッ
プ74へと進み(Yes)、更新要求がなければ処理を
終了する(No)。
【0084】ステップ74では、ゴルフスコア集計装置
20の表示装置24にデータ入力画面を表示し、利用者
にコースデータ或いはプレイヤーデータの入力/更新を
行わせる。ステップ75では、入力/更新されたコース
データ或いはプレイヤーデータを記憶装置に保存し、コ
ースデータ及びプレイヤーデータの更新を行う。
【0085】図17及び図18は、ゴルフスコア集計装
置20からPC10に入力したスコア、メモ等をアップ
ロードする処理内容を示し、アップロード手段、アップ
ロード工程、アップロード機能を実現する。具体的に
は、図17はゴルフスコア集計装置20側の処理、図1
8はPC10側の処理を示す。ステップ80では、ゴル
フスコア集計装置20の記憶装置に保存されているデー
タをPC10に送信する。データの送信は、ダウンロー
ドと同様に、例えば、第2のデータ伝達手段としての専
用ケーブル、赤外線、PCカード、インターネット等を
介して行われる。
【0086】一方、PC10側では、以下の処理が行わ
れる。ステップ90では、ゴルフスコア集計装置20か
ら送信されたデータを受信する。ステップ91では、受
信したデータ(例えば、Aコースデータ)が記憶装置に
保存されているか否かを判断する。そして、データが保
存されていればステップ92へと進み(Yes)、デー
タが保存されていなければステップ93へと進む(N
o)。
【0087】ステップ92では、受信したデータを記憶
装置に上書きする。従って、ゴルフスコア集計装置20
側でコースデータが変更されていても、変更されたコー
スデータを記憶装置に上書きすることで、PCの10記
憶装置に保存されているデータを最新のものにすること
ができる。ステップ93では、新規データに対応するエ
ントリを作成し、記憶装置に作成したエントリ及び新規
データを保存する。従って、ゴルフスコア集計装置20
側で新たなメンバの登録を行なっていても、登録したプ
レイヤーデータを記憶装置に保存することで、PC10
の記憶装置に保存されているデータを最新のものにする
ことができる。
【0088】なお、ステップ91〜ステップ93の処理
が、データ更新手段を実現する。以上説明した図14及
び図15の処理によれば、ゴルフスコア集計装置20に
必要な情報をダウンロードする場合には、PC10側で
必要なコースデータ及びプレイヤーデータを選択する。
すると、ダウンロードするデータが自動的に生成され、
ゴルフスコア集計装置20にデータが送信される。一
方、ゴルフスコア集計装置20側では、PC10から送
信されたデータを受信し、不足データがあるか否か判断
する。そして、不足データがあったならば、利用者に不
足データを入力させる。従って、ゴルフスコア集計装置
20におけるコースデータ及びプレイヤーデータの入力
作業を、大幅に低減することができる。
【0089】また、図17及び図18の処理によれば、
ゴルフスコア集計装置20に入力したゴルフスコア等
は、PC10に送信される。そして、PC10側では、
ゴルフスコア集計装置20から送信された情報を受信
し、記憶装置に保存されているデータを自動的に更新す
る。従って、PC10におけるゴルフスコア等の更新作
業を、大幅に低減することができる。
【0090】なお、PC10側では、ゴルフスコア集計
装置20から送信されたデータ、或いは、PC10にお
いて入力されたデータに基づき、各種集計を行うように
することもできる。各種集計としては、個人向け集計機
能と、コンペ集計機能と、がある。個人向け集計機能
は、例えば、各クラブの使用率、クラブ別の平均飛距
離、クラブ別の平均ペナルティ数、得意クラブランキン
グ等である。また、コンペ集計機能は、ホール別の使用
クラブ率と飛距離、ホール別の平均パット数等である。
【0091】また、以上の説明においては、モバイルコ
ンピュータ上にゴルフスコア集計装置が構築されている
が、PC上で構築するようにしてもよい。このような機
能を実現するプログラムを、例えば、紙カード(パンチ
カード)、紙テープ、磁気テープ、磁気ディスク、磁気
ドラム、ICカード、CD−ROM等の記録媒体に記録
しておけば、本発明に係るゴルフスコア集計プログラム
を市場に流通されることができる。そして、ゴルフスコ
ア集計プログラムを取得した者は、例えば、モバイルコ
ンピュータにゴルフスコア集計プログラムをインストー
ルすることによって、ゴルフスコア集計装置を容易に構
築することができる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ゴルフスコアの集計及び使用クラブの種別
の入力を同時に行うことが可能となり、ゴルフスコア集
計装置の使い勝手を向上することができる。請求項2記
載の発明によれば、使用クラブ或いはペナルティの種別
の入力をワンタッチで行うことができ、入力作業を低減
することができる。
【0093】請求項3記載の発明によれば、操作部の識
別が容易になり、誤操作を低減することができる。請求
項4記載の発明によれば、ゴルフスコア集計装置に汎用
性を付与することができる。請求項5記載の発明によれ
ば、各打席における使用クラブの種別と飛距離とを同時
に入力することができ、また、入力した使用クラブの種
別と飛距離とを同時に参照することで、プレーに役立て
ることができる。
【0094】請求項6記載の発明によれば、サーバ手段
に複数のゴルフデータを蓄積しておけば、蓄積した特定
のゴルフデータを使用したいときに、そのゴルフデータ
をクライアント手段にダウンロードすればよい。従っ
て、ゴルフデータの有効利用が促進され、ゴルフスコア
集計装置の使い勝手を向上することができる。また、ク
ライアント手段において入力された所定のゴルフデータ
をサーバ手段にアップロードすれば、かかるゴルフデー
タをサーバ手段において利用することができる。
【0095】請求項7記載の発明によれば、サーバ手段
からクライアント手段にダウンロードされるゴルフデー
タが必要最小限となり、ゴルフデータの伝達効率を向上
することができる。請求項8記載の発明によれば、クラ
イアント手段において入力されたゴルフデータは、サー
バ手段においても反映され、サーバ手段とクライアント
手段とにおけるゴルフデータの矛盾発生を防止すること
ができる。
【0096】請求項9記載の発明によれば、ゴルフスコ
アの集計及び使用クラブの種別の入力を同時に行うこと
が可能となり、ゴルフスコア集計方法の使い勝手を向上
することができる。請求項10記載の発明によれば、サ
ーバ工程に複数のゴルフデータを蓄積しておけば、蓄積
した特定のゴルフデータを使用したいときに、そのゴル
フデータをクライアント工程にダウンロードすればよ
い。従って、ゴルフデータの有効利用が促進され、ゴル
フスコア集計方法の使い勝手を向上することができる。
また、クライアント工程において入力された所定のゴル
フデータをサーバ工程にアップロードすれば、かかるゴ
ルフデータをサーバ工程において利用することができ
る。
【0097】請求項11記載の発明によれば、請求項1
又は請求項9に記載の発明の効果に加え、本発明に係る
ゴルフスコア集計プログラムを市場に流通させることが
できる。そして、かかるプログラムを記録した記録媒体
を取得した者は、例えば、コンピュータシステムにゴル
フスコア集計プログラムをインストールすることによ
り、ゴルフスコア集計装置を容易に構築することができ
る。
【0098】請求項12記載の発明によれば、請求項6
又は請求項10に記載の発明の効果に加え、本発明に係
るゴルフスコア集計プログラムを市場に流通させること
ができる。そして、かかるプログラムを記録した記録媒
体を取得した者は、例えば、コンピュータシステムにゴ
ルフスコア集計プログラムをインストールすることによ
り、ゴルフスコア集計装置を容易に構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴルフスコア集計システムの一実施形態を示す
システム図である。
【図2】ゴルフスコア集計装置に表示される画面の階層
構造の説明図である。
【図3】コースデータ参照機能を説明し、(A)はコー
スデータ参照画面、(B)はホールデータ参照画面、
(C)はグリーンデータ参照画面の構成図である。
【図4】スコア入力/参照機能を説明し、(A)はスコ
ア入力/参照画面、(B)はボタンカスタマイズ画面、
(C)は他クラブ設定画面の構成図である。
【図5】メモ入力/参照機能を説明し、(A)はメモ入
力画面、(B)はメモ1件画面、(C)はメモリスト画
面の構成図である。
【図6】スコアの入力/参照処理を示すフローチャート
である。
【図7】スコアの入力/参照処理を示すフローチャート
である。
【図8】グラブ入力ボタンの変更処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】他クラブの設定処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】メモの入力/参照処理を示すフローチャート
である。
【図11】メモの参照処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】簡易個人データ参照画面の構成図である。
【図13】オプション機能を説明し、(A)はオプショ
ン画面、(B)はメンバ登録/変更画面の構成図であ
る。
【図14】PCにおけるデータのダウンロード処理を示
すフローチャートである。
【図15】ゴルフスコア集計装置におけるデータのダウ
ンロード処理を示すフローチャートである。
【図16】データのダウンロード処理の手順説明図であ
る。
【図17】ゴルフスコア集計装置におけるデータのアッ
プロード処理を示すフローチャートである。
【図18】PCにおけるデータのアップロード処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・パーソナルコンピュータ 20・・・モバイルコンピュータ 56・・・スコア表示欄 58・・・使用クラブ表示欄 60・・・飛距離表示欄 72・・・飛距離入力枠 74・・・クラブ入力部 76・・・ペナルティ入力部 90・・・設定テーブル部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各打席で使用したクラブの種別を入力する
    使用クラブ入力手段と、 各打席における各種ペナルティの種別を入力するペナル
    ティ入力手段と、 入力された使用クラブ或いはペナルティの種別に応じ
    て、ゴルフスコアを集計するスコア集計手段と、 入力された使用クラブ或いはペナルティの種別、及び、
    集計されたゴルフスコアの集計結果のうち少なくとも1
    つを表示する表示手段と、 を含んで構成されたことを特徴とするゴルフスコア集計
    装置。
  2. 【請求項2】前記使用クラブ入力手段及び前記ペナルテ
    ィ入力手段は、各使用クラブ及び各ペナルティの種別に
    対応して表示された操作部を操作することで、使用クラ
    ブ或いはペナルティの種別を入力する構成である請求項
    1記載のゴルフスコア集計装置。
  3. 【請求項3】前記操作部は、各使用クラブ及び各ペナル
    ティの種別に応じて色分けされた色で表示される構成で
    ある請求項2記載のゴルフスコア集計装置。
  4. 【請求項4】前記操作部を追加或いは変更する操作部変
    更手段を備えた構成である請求項2又は請求項3に記載
    のゴルフスコア集計装置。
  5. 【請求項5】各打席における飛距離を入力する飛距離入
    力手段と、 入力された飛距離を表示する飛距離表示手段と、 を備えた構成である請求項1〜請求項4のいずれか1つ
    に記載のゴルフスコア集計装置。
  6. 【請求項6】各種のゴルフデータを蓄積するサーバ手段
    と、 所定のゴルフデータを入力し、入力された所定のゴルフ
    データに基づくゴルフスコアの集計結果を表示するクラ
    イアント手段と、 前記サーバ手段に蓄積された各種のゴルフデータを前記
    クライアント手段にダウンロードするダウンロード手段
    と、 前記クライアント手段において入力された所定のゴルフ
    データ及び集計結果を前記サーバ手段にアップロードす
    るアップロード手段と、 を含んで構成されたことを特徴とするゴルフスコア集計
    装置。
  7. 【請求項7】前記ダウンロード手段は、 前記サーバ手段に蓄積された各種のゴルフデータの中か
    ら、前記クライアント手段にダウンロードするゴルフデ
    ータを選択するデータ選択手段と、 選択されたゴルフデータに基づき、前記クライアント手
    段にダウンロードするゴルフデータを自動生成するデー
    タ生成手段と、 生成されたゴルフデータを前記クライアント手段に伝達
    する第1のデータ伝達手段と、 を含んだ構成である請求項6記載のゴルフスコア集計装
    置。
  8. 【請求項8】前記アップロード手段は、 前記クライアント手段におけるゴルフデータ及び集計結
    果を前記サーバ手段に伝達する第2のデータ伝達手段
    と、 伝達されたゴルフデータ及び集計結果に基づき、前記サ
    ーバ手段に蓄積されている各種のゴルフデータを更新す
    るデータ更新手段と、 を含んだ構成である請求項6又は請求項7に記載のゴル
    フスコア集計装置。
  9. 【請求項9】各打席で使用したクラブの種別を入力する
    使用クラブ入力工程と、 各打席における各種ペナルティの種別を入力するペナル
    ティ入力工程と、 入力された使用クラブ或いはペナルティの種別に応じ
    て、ゴルフスコアを集計するスコア集計工程と、 入力された使用クラブ或いはペナルティの種別、及び、
    集計されたゴルフスコアの集計結果のうち少なくとも1
    つを表示する表示工程と、 を含んで構成されたことを特徴とするゴルフスコア集計
    方法。
  10. 【請求項10】各種のゴルフデータを蓄積するサーバ工
    程と、 所定のゴルフデータを入力し、入力された所定のゴルフ
    データに基づくゴルフスコアの集計結果を表示するクラ
    イアント工程と、 前記サーバ工程に蓄積された各種のゴルフデータを前記
    クライアント工程にダウンロードするダウンロード工程
    と、 前記クライアント工程において入力された所定のゴルフ
    データ及び集計結果を前記サーバ工程にアップロードす
    るアップロード工程と、 を含んで構成されたことを特徴とするゴルフスコア集計
    方法。
  11. 【請求項11】各打席で使用したクラブの種別を入力す
    る使用クラブ入力機能と、 各打席における各種ペナルティの種別を入力するペナル
    ティ入力機能と、 入力された使用クラブ或いはペナルティの種別に応じ
    て、ゴルフスコアを集計するスコア集計機能と、 入力された使用クラブ或いはペナルティの種別、及び、
    集計されたゴルフスコアの集計結果のうち少なくとも1
    つを表示する表示機能と、 を実現するためのゴルフスコア集計プログラムを記録し
    た記録媒体。
  12. 【請求項12】各種のゴルフデータを蓄積するサーバ機
    能と、 所定のゴルフデータを入力し、入力された所定のゴルフ
    データに基づくゴルフスコアの集計結果を表示するクラ
    イアント機能と、 前記サーバ機能に蓄積された各種のゴルフデータを前記
    クライアント機能にダウンロードするダウンロード機能
    と、 前記クライアント機能において入力された所定のゴルフ
    データ及び集計結果を前記サーバ機能にアップロードす
    るアップロード機能と、 を実現するためのゴルフスコア集計プログラムを記録し
    た記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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