JPH1120644A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH1120644A
JPH1120644A JP17947197A JP17947197A JPH1120644A JP H1120644 A JPH1120644 A JP H1120644A JP 17947197 A JP17947197 A JP 17947197A JP 17947197 A JP17947197 A JP 17947197A JP H1120644 A JPH1120644 A JP H1120644A
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JP
Japan
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valve
valve body
port
liquid passage
liquid
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Application number
JP17947197A
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English (en)
Inventor
Hideaki Higashimura
英昭 東村
Taro Segawa
太郎 瀬川
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、かつ、安価であり、しかも作動音が小
さく、特に、アンチロックブレーキ液圧制御装置におけ
る導入弁として使用するに適した電磁弁を提供するこ
と。 【解決手段】 スリーブ(41)に、通液路(41
a)、一端が第1ポート(52A)と連通し他端が通液
路と連通する開口部(41c)である流路(41b)を
設ける。通液路(41a)の一端に第2ポート(52
B)を設ける。弁体(44)は、一端が通液路(41
a)に液密状態で摺動可能に挿入される中実棒状体から
なる弁体本体(55)と、液室(51)内に突出する弁
体本体の他端に連結された可動鉄心部(56)を備え
る。コイル(46)に通電すると、可動鉄心部に作用す
る電磁力によりばねの付勢力に抗して弁体が通液路の一
端側へ移動し、弁体本体の先端部の外周面(55a)に
より流路の開口部が閉鎖される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のブレーキ
液圧制御装置、特に、アンチロックブレーキ制御装置に
おける導入弁として使用するのに適した電磁弁に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、アンチロックブレーキ制御装置
の一般的な液圧回路構成を示しており、マスタシリンダ
1からホイルシリンダ2に連通する主流路3に導入弁4
が介設される一方、ホイルシリンダ2からリザーバ5及
びモータ9により駆動されるポンプ6を介して上記主流
路3に還流する還流路7に排出弁8が介設されている。
【0003】上記排出弁8は、アンチロックブレーキ制
御の減圧時以外は閉弁するものであり、特に非アンチロ
ック制御時の作動液の漏れを確実に防止する必要があ
る。そのため、排出弁8には、通常、球状の弁体を備え
る常閉のオン/オフ型電磁弁が使用される。一方、導入
弁4は非アンチロックブレーキ制御時は開弁するもので
あり、従来より、導入弁4として使用するための種々の
弁が提案されている。
【0004】例えば、国際公開WO95/08462に
は、上記図5の導入弁4として使用される、図6に示す
ような常開のオン/オフ型電磁弁10が記載されてい
る。
【0005】このオン/オフ型電磁弁10では、マスタ
ーシリンダ1に接続される第1ポート11aと連通する
液室19に弁座12が設けてあり、この弁座12と対向
して弁体を構成する球状体13が配置されている。この
球状体13は、スリーブ14内に摺動自在に嵌合された
棒状部材15の一端にかしめ止めにより固定されてい
る。一方、棒状部材15の他端は可動鉄心16に固定さ
れており、可動鉄心16の周囲には、コイル17が設け
られている。上記弁座12と棒状部材15の間には、ば
ね18が縮装されている。また、上記液室19はホイル
シリンダ2に接続される第2ポート11bに連通してい
る。
【0006】この図6に示す常開のオン/オフ型電磁弁
10を導入弁としたアンチロックブレーキ制御装置で
は、非アンチロック制御時には、上記オン/オフ型電磁
弁10のコイル17を非通電状態とする。この状態で
は、上記ばね18の付勢力により棒状部材15が図にお
いて上方位置にあり、球状体13は弁座12の着座面1
2aから離れている。そのため、図において点線で示す
ように、第1ポート11aと第2ポート11bが連通
し、マスタシリンダ1から供給された作動液はそのまま
ホイルシリンダ2に送液される。なお、この非アンチロ
ック制御時には、排出弁8は閉弁している。
【0007】このアンチロックブレーキ制御装置では、
アンチロック制御時の液圧制御に3種類のモードがあ
る。まず、導入弁であるオン/オフ型電磁弁10を閉弁
する一方、排出弁8を開弁すれば、ホイルシリンダ2内
の作動液がリザーバ5に排出される(減圧モード)。上
記のようにオン/オフ型電磁弁10を閉弁する時には、
コイル17に通電する。コイル17に通電すると、可動
鉄心16に作用する電磁力により棒状部材15かばね1
8の付勢力に抗して図において下方側に移動し、球状体
13が弁座12の着座面12aに押圧され、その結果、
第1ポート11aが閉鎖される。また、オン/オフ型電
磁弁10及び排出弁8をともに閉弁すれば、ホイルシリ
ンダ2の液圧が保持される(保持モード)。さらに、上
記非アンチロック制御時と同様に、オン/オフ型電磁弁
10を開弁する一方、排出弁8を閉弁すればホイルシリ
ンダ2の液圧が加圧される(加圧モード)。
【0008】また、本出願人に係る特公平5−6538
7号公報には、図7に示すように、上記図5の導入弁4
として流量制御弁20を使用し、この流量制御弁20を
常閉のオン/オフ型電磁弁からなる排出弁8と一体化し
たアンチロックブレーキ制御装置が記載されている。
【0009】上記導入弁として使用される流量制御弁2
0は、マスタシリンダ1と連通する第1ポート21a、
ホイルシリンダ2と連通する第2及び第3ポート21
b,21c、排出弁8側と連通する第4ポート21dを
設けたスリーブ21を備え、このスリーブ21内にスプ
ール22が摺動自在に収容されている。このスプール2
2内部で軸方向に貫通する導入路22aには固定オリフ
ィス22bが設けられている。また、スプール22に
は、導入路22aと第1から第3ポート21a〜21c
とを連通するための径方向の通液路22c〜22eが設
けられている。さらに、スプール22はばね23により
図において上方に弾性的に付勢されている。
【0010】このアンチロックブレーキ制御装置では、
アンチロック制御時の液圧制御に2種類のモードがあ
る。すなわち、上記排出弁8を開弁するとホイルシリン
ダ2の作動液がリザーバ5へ排出される減圧モードとな
り、排出弁8を閉弁すればホイルシリンダ1の液圧を加
圧する加圧モードとなる。この加圧モードでは、固定オ
リフィス22b前後の圧力差とばね23の付勢力の釣り
合いにより、スプール22が図において上下に摺動して
第1ポート21aと通液路22Cが連通、遮断を繰り返
し、その結果、一定流量による加圧レートでホイルシリ
ンダ2の液圧が昇圧する。ただし、この流量制御弁20
を導入弁4とした場合、保持モードを実行することがで
きない。
【0011】さらに、本出願人に係る特開平7−144
629号公報には、図8に示すようなアンチロックブレ
ーキ制御装置用の3位置型電磁弁25が記載されてい
る。なお、この3位置型電磁弁25は、1個の弁で上記
図5における導入弁4と排出弁8の両方の機能を果たす
ものである。この3位置型電磁弁25は、マスタシリン
ダ1と接続される第1ポート26a、ホイルシリンダ2
と接続される第2ポート26b及びリザーバ5と接続さ
れる第3ポート26cを設けたスリーブ26内に、第1
のばね27Aにより付勢される摺動自在なスプール2
8、第2のばね27Bにより付勢され、第3ポート26
cを連通、遮断する弁体29を備える。また、スリーブ
26内には、スプール28及び弁体29と係台する可動
部材31が収容されている。
【0012】非アンチロックブレーキ制御時には、コイ
ル32を非通電状態とする。この状態では、スプール2
8は第1のばね27Aの付勢力により図示の位置に係止
され、第1ポート26aが開放され、かつ、弁体29に
より第3ポート26cが閉鎖される。そのため、図にお
いて点線で示すように、第1ポート26aと第2ポート
26bを連通する流路が形成され、マスタシリンダ1か
ら供給された作動液がホイルシリンダ2に送液される。
【0013】また、アンチロックブレーキ制御時の保持
モードでは、コイル32に通電する。このコイル32に
通電すると、可動鉄心部31aに作用する電磁力によ
り、可動部材31がスプール28と共に図において左向
きに移動する。その結果、第1ポート26aはスプール
28の外周面28bにより閉鎖される。なお、長さbを
長さaよりも大きく設定しているため、第1ポート26
aが閉鎖されても、可動部材31は弁体29には当接せ
ず、弁体29は第3ポート26cを閉鎖した状態のまま
である。
【0014】減圧モードでは、上記コイル32に対する
通電量を増加させる。コイル32の通電量を増加させる
と可動部材31がさらに左側に移動し、弁体29も第2
のばね27Bの付勢力に抗して図において左側に移動す
る。その結果、第1ポート26aがスプール28の外周
面28bに閉鎖された状態を維持する一方、弁体29が
第3ポート26cから離脱して第3ポート26cが開放
される。この状態では、第2ポート26bと第3ポート
26cが連通し、ホイルシリンダ2がリザーバ5側と連
通する。
【0015】上記非アンチロック制御時と同様にコイル
32を非通電状態とすると、マスタシリンダ1とホイル
シリンダ2とが連通して加圧モードとなる。このように
図8の3位置型電磁弁25であれば、1個の弁でアンチ
ロックブレーキ制御の3種類のモードを実行することが
できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図6に示
す国際公開WO95/08462に記載された常開のオ
ン/オフ型電磁弁10では、上記弁体を構成する球状体
13の径を少なくとも弁座12に設けた貫通孔12bの
孔径よりも大きく設定する必要がある。また、球状体1
3をかしめ止めするためには、棒状部材15の外径を球
状体13の径よりも大きく設定する必要がある。そのた
め、棒状部材15の外径は、3〜4mm程度にする必要
があり、これを基準として外径寸法が決定されるため、
このオン/オフ型電磁弁10は、小型化が困難である。
【0017】また、上記オン/オフ型電磁弁10では、
閉弁作動時の棒状部材15の摺動方向(図6の矢印A
1)と、第1ポート11aに作用するマスタシリンダ1
の液圧の作用方向(図6の矢印A2)とが正対してお
り、球状体13を弁座12に着座させるには、上記液圧
に抗して棒状部材15を移動させる必要がある。そのた
め、十分な電磁力を得るために大型のコイル17を使用
し、かつ、このコイル17の通電時に十分な大きさの磁
気回路が形成されるようにする必要がある。この点でも
上記オン/オフ型電磁弁10は小型化が困難である。
【0018】さらに、上記オン/オフ型電磁弁10に
は、球状体13を棒状部材15にかしめ止めする必要が
あり、かつ、閉弁時の作動液の漏れを防止するためには
上記弁座12の着座面12aを高精度で加工する必要が
あり、製造コストが高いという問題がある。
【0019】さらにまた、上記のように閉弁時の棒状部
材15の摺動方向と第1ポート11aへの液圧の作用方
向が正対していると、閉弁作動時に球状体13と作動液
の衝突による衝撃波が発生し、作動音が大きいという問
題もある。
【0020】一方、上記図7に示す時公平5−6538
7号公報に記載の流量制御弁20では、上記したように
スプール22に導入路22a及び固定オリフィス22b
を設ける必要があるため、スプール22の外径Dを低減
することができず、この外径Dは6〜8mm程度に設定
する必要がある。同様に、図8に示す特開平7−144
629号公報に記載の3位置型電磁弁25では、スプー
ル28を軸方向に貫通する流路28aに可動部材31を
遊挿する必要があるため、スプール28の外径Dを低減
することができず、この外径Dを少なくとも6〜8mm
程度に設定する必要がある。よって、上記流量制御弁2
0及び3位置型電磁弁25は小型化を図ることが困難で
ある。
【0021】これら流量制御弁20及び3位置型電磁弁
25では、スプール22,28の外周面22f,28b
により、マスタシリンダ2側と連通する第1ポート21
a,26aの閉鎖を行うようにしたいわゆるサイドカッ
プタイプの閉鎖機構を採用しており、この場合、液圧の
作用方向とスプール21,28の移動方向が直交するた
め作動音を低減できる。しかし、このサイドカットタイ
プでは第1ポート21a,26aからの作動液の漏れを
完全に防止することが困難であり、上記のようにスプー
ル22,28の外径Dが大きい場合には、この作動液の
漏れを実用上支障のない程度に低減するために高精度の
加工を施す必要がある。
【0022】すなわち、図9に示すように、一般にスリ
ーブ35のポート35aがスプール36の外周面36a
により遮断される場合、高圧側(図9ではポート35a
側)から低圧側(図9ではスリーブ35内の液室37
側)への作動液の漏れ量Qは、スリーブ36の外径Dが
大きい程多くなり、かつ、スプール26を摺動可能とす
るための微小なクリアランスCが大きいほど大きくな
る。よって、上記流量制御弁20及び3位置型電磁弁2
5のようにスプール22,28の外径Dが大きければ、
その分だけ上記クリアランスCを小さく設定する必要が
ある。具体的には、上記流量制御弁20及び3位置型電
磁弁25ではクリアランスCを数μmのオーダーに設定
する必要がある。このような極めて微小のクリアランス
Cを実現するには、非常に高精度のホーニング加工をス
リーブ21,26の内周面やスプール22,28の外周
面22f,28bに施す必要があり、その結果、加工コ
ストが大幅に増加する。
【0023】さらにまた、上記流量制御弁20を導入弁
として使用した場合には、アンチロック制御の保持モー
ドを実行することができないという問題もある。
【0024】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであり、小型、かつ、安価であり、しか
も作動音が小さく、特に、アンチロックブレーキ液圧制
御装置における導入弁として使用するのに適した電磁弁
を提供することを課題としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る電磁弁は、通液路と、第1ポートと、一
端が第1ポートに連通する一方、他端が通液路と交差し
てその周壁に開口する流路と、該流路他端の開口部より
も通液路の第1の端部側で通液路に連通する第2ポート
と、上記通液路の第2の端部側で通液路に連通する液室
とを設けた筺体と、上記通液路の第2の端部側からその
先端部が液密状態で摺動可能に通液路に挿入される弁体
本体と、上記通液路から液室内に突出する弁体本体の基
端部に連結された可動鉄心部とを備える弁体と、該弁体
を通液路の第2の端部側に付勢する弾性付勢手段と、通
電時に上記弁体の可動鉄心部を通液路の第1の端部側に
付勢する電磁力を発生するコイルとを備え、上記コイル
を非通電状態とすると、上記ばねの付勢力により上記弁
体本体の先端面が上記流路の開口部よりも上記通液路の
第2の端部側に位置し、第1ポートと第2ポートは流路
及び通液路を介して連通する一方、上記コイルを通電す
ると、可動鉄心部に作用する電磁力によりばねの付勢力
に抗して弁体が通液路の第1の端部側へ移動し、弁体本
体の先端部の外周面により上記流路の開口部が閉鎖され
ることを特徴としている。
【0026】上記の構成とした本発明の電磁弁では、一
端が第1ポートに連通する流路の通液路への開口部が、
通液路を摺動する弁体本体の先端部の外周面により開閉
されるため、弁体本体を小径化し、筺体及び電磁弁全体
の小型化を図ることができる。また、弁体本体を小径化
したことにより、弁体本体の外周面と通液路の周壁の間
のクリアランスを大きく設定しても、実用上問題のない
程度に作動液の漏れを低減することができる。よって、
通液路及び弁体本体は高精度の加工により製作する必要
がなく加工コストを低減することができる。また、いわ
ゆるサイドカットタイプであるため、作動音が低減され
る。
【0027】具体的には、上記弁体の弁体本体は、中実
棒状体からなることが好ましい。この中実棒状体は外径
1.5mm程度のものであればよく、この程度の外径で
あればクリアランスを数10μmオーダーに設定するこ
とができる。この場合、上記弁体本体が挿入される通液
路を高精度のホーニング加工ではなく、リーマ加工によ
り加工できる。また、上記外径の中実棒状体として市販
されている規格品のコロ軸受け用のピンを使用すること
ができ、一層コストを低減できる。
【0028】また、上記のように弁体本体を中実棒状体
とした場合には、第1ポートと、上記弁体の可動鉄心部
の上記弁体本体と反対側の端面とを連通する作動液迂回
路を設けることが好ましい。
【0029】かかる作動液迂回路を設けることにより可
動鉄心部の両端に第1ポートの液圧が作用するため、上
記弁体を移動させるための電磁力を低減することができ
る。そのため、小型のコイルを使用することが可能とな
り、電磁弁を一層小型化することができる。
【0030】あるいは、上記弁体本体は、軸方向に貫通
する両端開口の第1作動液迂回路を備える中空円筒体か
らなり、上記可動鉄心部に、上記弁体本体との連結側の
端面と、この端面と反対側の端面とを連通する第2作動
液迂回路を設け、上記弁体本体を上記第2作動液迂回路
の開口部に内嵌固定する構成としてもよい。
【0031】かかる構成とした場合も、第1及び第2作
動液迂回路を介して第1ポートの液圧が可動鉄心部の両
端に作用するため、上記弁体を移動させるための電磁力
を低減することができ、小型のコイルを使用することが
可能となる。
【0032】なお、上記筺体は、上記第1及び第2ポー
ト、通液路及び流路を設けたスリーブを一端開口他端閉
鎖の円筒状体からなるガイドリングの開口端に内嵌固定
した構成とし、ガイドリングの内部を上記液室とするこ
とが好ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施形
態について説明する。図1(A),(B)に示す本発明
の第1実施形態に係る電磁弁40は、主として、スリー
ブ41、ガイドリング42、フレーム43、弁体44、
弾性付勢手段を構成するばね45及びコイル46により
構成されている。なお、上記スリーブ41及びガイドリ
ング42は、本発明における筺体を構成している。
【0034】上記スリーブ41は、図において右側の端
部(第1の端部)がハウジングブロック48の取付孔4
8aに固定されており、先端部にシール部材49Aが装
着されている。上記ガイドリング42は一端開口他端閉
鎖の円筒状体であり、開口端42aに上記スリーブ41
の図において左側の端部(第2の端部)が密嵌状態で内
嵌固定されている。そのため、ガイドリング42の内部
はスリーブ41により閉鎖された液室51を構成してい
る。上記フレーム43は上記ガイドリング42の周囲を
囲むように設けられており、上記取付孔48aに嵌合さ
れた右側の端部にシール部材49Bが装着されている。
【0035】上記スリーブ41には、断面円形であって
軸方向に直線状に延在する通液路41aが設けられてい
る。また、スリーブ41には、この通液路41aと直交
する方向、すなわちスリーブ41の径方向に流路41b
が設けられている。この流路41bは一端がスリーブ4
1の外周面に開口しており、この開口部は第1ポート5
2Aを構成している。一方、上記流路41bの他端側は
通液路41aに直交して接続しており、通液路41aの
周壁には流路41bの開口部41cが形成されている。
さらに、スリーブ41には、通液路41aの図において
右端部と連続して第2ポート52Bが設けられている。
さらにまた、スリーブ41には、通液路41aの上記第
2ポート52Bと反対側の端部(図において左側の端
部)と連続して、通液路41aより大径の接続孔41d
が設けられており、この接続孔41dと連続してさらに
大径なばね受け凹部41eが設けられている。そのた
め、通液路41aの上記第2ポート52Bと反対側の端
部は接続孔41d及びばね受け凹部41eを介して液室
51と連通している。
【0036】図1(A),(B)において、53はスリ
ーブ41に設けた作動液迂回路である。この作動液迂回
路53は、一端が上記第2ポート52Bと連通し、他端
がスリーブ41の左側の端面41fで開口している。
【0037】上記弁体44は、弁体本体55と可動鉄心
部56とからなる。このうち、弁体本体55は断面円形
の中実棒状体からなる。弁体本体55の先端部は上記ば
ね受け凹部41e及び接続孔41dを介して上記通液路
41aに液密状態で摺動可能に挿入されている。なお、
上記のように接続孔41dとばね受け凹部41eは通液
路41aよりも大径であり、弁体本体55の周面は液室
51及びばね受け凹部41eの周壁と接触していない。
一方、上記弁体本体55の基端部はスリーブ41の左端
の端面41fから突出し、可動鉄心部56に嵌合固定さ
れている。
【0038】この弁体本体55は後述するように流路4
1bの開口部41cを開閉する機能のみを有するもので
あり、上記図7、図8に示した流量制御弁20や3位置
型電磁弁25のスプール22、28のように軸方向に流
路、固定オリフィス等を形成する必要はない。よって、
この弁体本体55の外怪Dは1.5mm程度に設定する
ことができ、上記したように外径Dが6〜8mm程度で
ある図7に示す流量制御弁22のスプール22や、外径
Dが6〜8mm程度である図8の3位置型電磁弁25の
スプール28と比較して外径Dが1/4〜1/5程度で
あり、大幅に小径化されている。よって、この弁体本体
55が挿通される流路41aも小径化され、その結果、
スリーブ41の外径も小径化することができる。このよ
うに第1実施形態の電磁弁40は弁体本体55を小径の
中空棒状体により構成しているため小型化を図ることか
できる。
【0039】また、上記弁体本体55を構成する外径D
が1.5mm程度の中実棒状体として、市販されている
コロ軸受用のピンを使用することができる。このように
市販の規格品を弁体本体55として使用することにより
コストを低減することができる。
【0040】上記可動鉄心部56は、上記ガイドリング
42内に形成された液室51内に摺動可能に遊挿されて
おり、その外周面56aとガイドリング42の周壁との
間には、微小な隙間が形成されている。また、図1
(A)に示すように、弁体44が左端位置にあり、可動
鉄心部56の左側の端面56bがガイドリング42の閉
鎖端に係止されている状態では、可動鉄心部56の右側
の端面56cとスリーブ41の左側の端面41fとの間
に隙間が形成されている。
【0041】上記ばね45は、上記可動鉄心部56の右
側の端面56cとばね受け凹部41eの底部との間に縮
装されている。ばね45は、上記弁体44に対して図に
おいて左向きに付勢する弾性的な付勢力P1を及ぼして
いる。上記のようにガイドリング42に外嵌されたフレ
ーム43の内部には、コイルボビン58に巻回されたコ
イル46が収容されている。図において59はフレーム
43の開口部を閉鎖する蓋部材である。上記コイル46
が通電されると、弁体44の可動鉄心部56に図におい
て右向きの電磁力P2が作用するような磁界が発生す
る。
【0042】次に、この電磁弁40の作動について説明
すると、まず、上記コイル46を非通電状態とすると、
図1(A)に示すように、ばね45の付勢力P1により
弁体44が図において左端位置に係止される。この状態
では、弁体44の弁体本体55の先端面55aは上記流
路41bの通液路41aへの開口部41cよりも図にお
いて左側に位置し、開口部41cは開放されている。そ
のため、第1ポート52A→流路41b→通液路41a
→第2ポート52Bという経路で第1ポート52Aと第
2ポート52Bが互いに連通している。
【0043】一方、上記コイル46に通電すると、図1
(B)に示すように、可動鉄心部56に作用する電磁力
P2により弁体44は上記ばね45の付勢力に抗して図
において右側に移動し、それに伴って弁体本体55も上
記通液路41a内を図において右向きに移動する。最終
的には、可動鉄心部56の右側の端面56cがスリーブ
41の左側の端面41fに係止される。この状態では、
上記流路41bの通液路41aへの開口部41cが弁体
本体55の先端部の外周面55bにより閉鎖され、第1
ポート52Aは第2ポート52Bから遮断される。
【0044】このように本実施形態の電磁弁40は、第
1ポート52Aが液圧の作用方向と直交する方向に摺動
する弁体本体55の外周面55aにより閉鎖されるサイ
ドカットタイブである。また、第1ポート52Aに作用
する液圧が作動液迂回路53及び可動鉄心部56の外周
面56aとガイドリング42の周壁との隙間を介して、
可動鉄心部56の左側の端面56bにも作用する。その
ため、電磁力P2が比較的小さくても弁体44を駆動す
ることができ、比較的小型のコイル46で弁体44を駆
動することができる。また、上記のようにサイドカット
タイプであるため、上記図6のような球状体からなる弁
体で弁座を閉鎖するものと比較して作動音を低減するこ
とができる。
【0045】上記したようにサイドカットタイプの弁で
は、ある程度の作動液の漏れを避けることができない
が、この電磁弁40では、上記したように外径Dが小径
な中空棒状体により弁体本体55を構成しているため、
それ程高精度の加工を行わなくても実用上問題のない程
度に作動液の漏れを抑制することができる。すなわち、
上記したように作動液の漏れ量Qは、外径口及びクリア
ランスCが大きくなる程増加するが(図9参照)、弁体
本体55の外径Dは1.5mm程度であり、上記図7に
示す流量制御弁22のスプール22や図8に示す3位置
型電磁弁25のスプール28の1/4〜1/5程度に過
ぎないため、その分だけ上記クリアランスを大きく設定
することが可能である。具体的には、本実施形態の電磁
弁40では弁体本体55の外周面55bと通液路41a
の周壁との間のクリアランスを数10μmのオーダーに
設定することができ、この程度のクリアランスであれ
ば、ホーニング加工等の高精度の加工を行わなくても、
リーマ加工で通液路41aを形成すれば実現することが
できる。このように第1実施形態の電磁弁40は、高精
度の加工を行う必要がないため、製造コストを大幅に低
減することができる。
【0046】なお、上記したように第1実施形態の電磁
弁40は、コイル46が小型であること及びスリーブ4
1が小径であることから弁全体としても小型化を図るこ
とができる。また、このように小型であるため、材料費
の低減によって製造コストを低減することができる。
【0047】図2は、第1実施形態の電磁弁40を導入
弁として使用したアンチロックブレーキ制御装置を示し
ている。なお、図2において上記図5に示した一般のア
ンチロックブレーキ制御装置と同一の要素には同一の符
号を付している。この場合、電磁弁40の第1ポート5
2Aがハウジグブロック48に設けられた流路48bを
介してマスタシリンダ1に接続され、第2ポート52B
がハウジングブロック48に設けられた流路48cを介
してホイルシリンダ2に接続される。図2において、6
0で示す電子制御ユニットは、車輪速センサ61等の各
種センサから入力される信号に基づいて車体速度、車輪
速度の推定、ロック兆候の検出等のアンチロックブレー
キ制御のための計算処理を行い、その結果に基づいて上
記電磁弁40のコイル46の他、排出弁8及びポンプ6
を駆動するためのモータ9を駆動する。
【0048】非アンチロック制御時には、上記電磁弁4
0のコイル46を非通電状態として開弁する一方、排出
弁8を閉弁する。上記のようにコイル46を非通電とす
ると第1ポート52Aは開放されるため、マスターシリ
ンダ1から供給された作動液は、第1ポート52A→流
路41b→通液路41a→第2ポート52Bという経路
でホイルシリンダ2に送液される。
【0049】電子制御装置60が車輪速度の低下により
ロック兆候を検出すると、上記電磁弁40のコイル46
を通電状態として閉弁し、かつ、排出弁8を非アンチロ
ック制御時から引き続いて非通電として閉弁状態を維持
する(保持モード)。上記のように電磁弁40のコイル
46を通電すると流路41bの開口部41cが弁体44
の弁体本体55により閉鎖され、第1ポート52Aは第
2ポート52Bと遮断されるため、マスターシリンダ1
から供給された作動液はホイルシリンダ2に送液されな
い。
【0050】電子制御装置60がさらに車輪速度が低下
したことを検出すると、上記保持モードから引き続いて
電磁弁40を閉弁状態としたままで、排出弁8に通電し
て開弁させる(減圧モード)。このときホイルシリンダ
2からリザーバ5へ作動液が排出されることにより、ホ
イルシリンダ2の液圧が低下して車輪速度の回復がうな
がされる。
【0051】電子制御装置60が車輪速度が回復したこ
とを検出すると、上記非アンチロック制御時と同様の電
磁弁40を開弁、排出弁8を閉弁とする加圧モードとな
る。以降、電子制御装置60は、車輪のロック状態を監
視しながら、上記加圧モード、保持モード及び減圧モー
ドを繰り返す。
【0052】このように第1実施形態に係る電磁弁40
をアンチロックブレーキ制御装置の導入弁として使用す
れば、加圧モード、保持モード及び減圧モードの3種類
のモードによる液圧制御を実行することができる。
【0053】図3(A),(B)は本発明の第2実施形
態に係る電磁弁70を示している。この第2実施形態で
は、弁体44の弁体本体75は、両端開口の中空円筒体
からなり、軸方向に貫通する第1作動液迂回路77Aが
設けられている。また、弁体44の可動鉄心部76にも
軸方向に貫通する第2作動液迂回路77Bが設けられて
おり、この第2作動液迂回路77Bの図において右端の
開口部に上記弁体本体55が内嵌固定されている。
【0054】この電磁弁70では、上記第1及び第2作
動液迂回路77A,77Bを介して、第1ポート52A
に作用する液圧を可動鉄心部76の左側の端面76aに
作用させている。上記第1実施形態が弁体本体55を中
空実棒体により構成しているのに対して、第2実施形態
では、第1作動液迂回路77Aを設けたことにより弁体
本体75の外径Dが多少大きくなる。しかし、第1作動
液迂回路77Aは単に可動鉄心部76の左側の端面76
aに第1ポート52Aの液圧を作用させるためだけのも
のであり、その孔径は小さくてもよく、また、固定オリ
フィス等を設ける必要もない。よって、この弁体本体5
5の外径Dは2〜3mm程度であり、上記図7に示す流
量制御弁22のスプール22や図8に示す3位置型電磁
弁25のスプール28と比較すると小径である。従っ
て、この第2実施形態の電磁弁70も小型化を図ること
ができ、かつ、作動液の漏れを低減するために高精度の
加工を行う必要もない。なお、弁体本体75の先端面7
5aと通液路41aの図において右側の端面との間にば
ね78が縮装されており、このばね78により弁体44
に図において左向きの付勢力P1が作用している。
【0055】この第2実施形態の電磁弁70は、図4に
示すように、第1ポート52Aをマスタシリンダ1に接
続し、第2ポート52Bをホイルシリンダ2に接続する
ことにより、アンチロックブレーキ制御装置の導入弁と
して使用することができる。この場合も、上記第1実施
形態と同様に、加圧モード、減圧モード及び保持モード
の3種類のモードによる液圧制御を実行することができ
る。また、第2実施形態のその他の構成及び作用は第1
実施形態と同様であるので、同一の要素には同一の符号
を付して詳細な説明は省略する。
【0056】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、第
2ポート52Bは、通液路41aの端部ではなく、第1
ポート52Aと同様に通液路41aの途中に開口するも
のであってもよい。さらにまた、上記流路41bを通液
路41aに対して直交して設ける必要はなく、流路41
bは、その一端が第1ポート52Aと接続し他端が通液
路41aの周壁に開口するものであればよい。また、本
発明の電磁弁は上記アンチロックブレーキ制御装置の導
入弁に限らず、トラクションコントロール装置、ブレー
キアシスト装置その他の自動車のブレーキ液圧制御装置
にも使用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電磁弁は、電磁弁は小型かつ安価であり、しかも
作動音が小さい。また、アンチロックブレーキ液圧制御
装置における導入弁として使用すれば加圧モード、保持
モード及び減圧モードの3種類のモードによる液圧制御
を実現することができ、アンチロックブレーキ制御装置
の導入弁として使用するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電磁弁を示し、
(A)は開弁状態を示す断面図、(B)は閉弁状態を示
す断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態に係る電磁弁を備える
アンチロックブレーキ制御装置の概略構成図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る電磁弁を示し、
(A)は開弁状態を示す断面図、(B)は閉弁状態を示
す断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る電磁弁を備える
アンチロックブレーキ制御装置の概略構成図である。
【図5】 一般的なアンチロックブレーキ制御装置を示
す概略構成図である。
【図6】 従来の常閉のオン/オフ型電磁弁を示す断面
図である。
【図7】 従来の流量制御弁を示す断面図である。
【図8】 従来の3位置型電磁弁を示す断面図である。
【図9】 作動液の漏れを説明するための部分概略断面
図である。
【符号の説明】
40,70 電磁弁 41 スリーブ 41a 通液路 41b 流路 41c 開口部 44 ガイドリング 45,78 ばね 46 コイル 51 液室 52A 第1ポート 52B 第2ポート 55,75 弁体本体 56,76 可動鉄心部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通液路と、第1ポートと、一端が第1ポ
    ートに連通する一方、他端が通液路と交差してその周壁
    に開口する流路と、該流路他端の開口部よりも通液路の
    第1の端部側で通液路に連通する第2ポートと、上記通
    液路の第2の端部側で通液路に連通する液室とを設けた
    筺体と、 上記通液路の第2の端部側からその先端部が液密状態で
    摺動可能に通液路に挿入される弁体本体と、上記通液路
    から液室内に突出する弁体本体の基端部に連結された可
    動鉄心部とを備える弁体と、 該弁体を通液路の第2の端部側に付勢する弾性付勢手段
    と、 通電時に上記弁体の可動鉄心部を通液路の第1の端部側
    に付勢する電磁力を発生するコイルとを備え、 上記コイルを非通電状態とすると、上記ばねの付勢力に
    より上記弁体本体の先端面が上記流路の開口部よりも上
    記通液路の第2の端部側に位置し、第1ポートと第2ポ
    ートは流路及び通液路を介して連通する一方、 上記コイルを通電すると、可動鉄心部に作用する電磁力
    によりばねの付勢力に抗して弁体が通液路の第1の端部
    側へ移動し、弁体本体の先端部の外周面により上記流路
    の開口部が閉鎖されることを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 上記弁体本体は、中実棒状体からなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 【請求項3】 上記弁体本体は、軸方向に貫通する両端
    開口の第1作動液迂回路を備える中空円筒体からなり、 上記可動鉄心部に、上記弁体本体との連結側の端面と、
    この端面と反対側の端面とを連通する第2作動液迂回路
    を設け、 上記弁体本体を上記第2作動液迂回路の開口部に内嵌固
    定していることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423641B1 (ko) * 2000-06-01 2004-03-22 주식회사 만도 안티록 브레이크 시스템용 노말 오픈형 솔레노이드밸브
CN110958964A (zh) * 2017-07-26 2020-04-03 罗伯特·博世有限公司 用于液压制动系统的双稳态电磁阀、用于该电磁阀的操控方法和装配方法以及具有这种电磁阀的制动系统

Cited By (2)

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KR100423641B1 (ko) * 2000-06-01 2004-03-22 주식회사 만도 안티록 브레이크 시스템용 노말 오픈형 솔레노이드밸브
CN110958964A (zh) * 2017-07-26 2020-04-03 罗伯特·博世有限公司 用于液压制动系统的双稳态电磁阀、用于该电磁阀的操控方法和装配方法以及具有这种电磁阀的制动系统

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