JPH11206241A - 育苗シートおよび育苗箱 - Google Patents
育苗シートおよび育苗箱Info
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- JPH11206241A JPH11206241A JP10267273A JP26727398A JPH11206241A JP H11206241 A JPH11206241 A JP H11206241A JP 10267273 A JP10267273 A JP 10267273A JP 26727398 A JP26727398 A JP 26727398A JP H11206241 A JPH11206241 A JP H11206241A
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Abstract
扱いを容易にし、さらに水稲田移植後に、除草剤による
土壌への影響、人体への影響、取扱い条件の煩わしさが
なく、人的労働力が低減された雑草の駆除が可能な育苗
シートを得る。 【解決手段】 バクテリアおよび真菌から選ばれる1種
以上の除草効果のある微生物が存在してなる育苗シート
または育苗箱。
Description
られる育苗シートおよび育苗箱に関するものである。
苗技術として箱育苗が普及し、多種多様の育苗技術が提
案され実用に供されてきた。しかしながら、従来の育苗
箱を利用した育苗方法は、常に培土の水分状態を管理
し、少なくとも日に数回潅水する必要があること、田植
え時の育苗箱の質量が通常約5〜8.5kgとなり重い
ことなど、取扱いに多大な手間と労力を要している。ま
た、一般に水稲の移植栽培では、雑草による減収を防止
するために数回の除草剤の散布が行われているが、除草
剤による土壌汚染、作物に蓄積された除草剤の人体への
影響等が問題となってきており、一方、除草剤を用いな
ければ、雑草駆除を人的労働力に頼らざるをえず、コス
トの高いものとなっている。
期間中、潅水の回数及び育苗箱の質量を低減させること
で人的労働力を低減させ、水稲田生育期間中、除草剤に
よる土壌への影響、人体への影響、取扱い条件の煩わし
さがなく、人的労働力をほとんど必要とせずに雑草を駆
除できる育苗シートおよび育苗箱を提供せんとするもの
である。
について鋭意研究した結果、特定の微生物を用いること
により、上記目的が達成されることを見い出し本発明に
到達した。すなわち本発明は、バクテリアおよび真菌か
ら選ばれる1種以上の除草効果のある微生物(A)が存
在してなる育苗シートまたは育苗箱である。
において、微生物(A)は、バクテリア、真菌から選ば
れる1種以上の除草効果のある微生物ある。本発明の除
草効果のある微生物としては、例えばバチルス属(Baci
llus)、ラクトバチルス属(Lactobacillus)、ストレ
プトコッカス属(Streptococcus)、エンテロコッカス
属(Enterococcus)、エンテロバクター属(Enterobact
er)、ニトロソモナス属(Nitrosomonas)、ニトロバク
ター属(Nitrobacter)、セルロモナス属(Cellulomona
s)、シュードモナス属(Pseudomonas)、アグロバクテ
リウム属(Agrobacterium)等のバクテリア;リゾープ
ス属(Rhizopus)、アスペルギルス属(Aspergillu
s)、サッカロマイセス属(Saccharomyces)、酵母(Ye
ast)等の真菌が挙げられる。これらの微生物は1種ま
たは2種以上併用することができる。
(Bacillus)、ラクトバチルス属(Lactobacillus)、
ストレプトコッカス属(Streptococcus)、エンテロコ
ッカス属(Enterococcus),ニトロソモナス属(Nitroso
monas)、ニトロバクター属(Nitrobacter)、リゾープ
ス属(Rhizopus)、アスペルギルス属(Aspergillu
s)、サッカロマイセス属(Saccharomyces)の微生物で
あり、これらが育苗シートから移植された場所の土壌の
性質を変え、その結果として雑草を駆除する能力が大き
い。更に好ましくは、バチルス属(Bacillus)、ラクト
バチルス属(Lactobacillus)、ストレプトコッカス属
(Streptococcus)、エンテロコッカス属(Enterococcu
s)の微生物である。また、これらの微生物を併用する
ことによって、同一環境下で共存して共同的に作用して
(役割分担して)移植された場所の土壌を変え、その結
果として雑草の駆除に効果的に作用する場合が多い。特
にバチルス属のバクテリアと、ラクトバチルス属(Lact
obacillus)、ストレプトコッカス属(Streptococcus)
およびエンテロコッカス属(Enterococcus)からなる乳
酸菌との併用系が最も好ましい。
ものが挙げられる。 (1)バチルス属(Bacillus) バチルス・ズブチリス[IFO(Institute for Ferment
ation Osaka :財団法人発酵研究所、以下同様)1371
9]、バチルス・ナットウ(IFO3013)、バチル
ス・リケニフォルミス(IFO12200)、バチルス
・コアギュランス(IFO12583)、バチルス・マ
セランス(IFO3490)、バチルス・メガテリウム
(IFO1208),バチルス・ポリミキサ(IFO1
3003)など。 (2)ラクトバチルス属(Lactobacillus) ラクトバチルス・カセイ(IFO12521)、ラクト
バチルス・アシドフィルス(IFO13951)、ラク
トバチルス・デルブリュッキ(IFO3202)、な
ど。 (3)ストレプトコッカス属(Streptococcus) ストレプトコッカス・フェカリス(IFO3971)、
ストレプトコッカス・クレモリス(IFO3427)、
ストレプトコッカス・ラクチス(IFO12007)、
ストレプトコッカス・サリバリウス(IFO1395
6)、ストレプトコッカス・サーモフィリス(IFO1
3957)、ストレプトコッカス・フェシアム(IFO
12256)など。
s) エンテロコッカス・フェカリス(IFO3971、IF
O3989)、エンテルコッカス・フェシアム(IFO
3128、IFO3535)など。 (5)エンテロバクター属(Enterobacter) エンテロバクター・アエロジニス(IFO12010、
IFO13534)など。 (6)ニトロソモナス属(Nitrosomonas) ニトロソモナス・ユーロパエア(IFO14298)な
ど。 (7)ニトロバクター属(Nitrobacter) ニトロバクター・アギリス(IFO14297)など。 (8)セルロモナス属(Cellulomonas) セルロモナス・フラビゲナ(IFO3754)、セルロ
モナス・ビアゾテア(IFO12680)、セルロモナ
ス・セラセア(IFO3748)、セルロモナス・ウダ
(IFO3747)、セルロモナス・ゲリダ(IFO3
748)など。 (9)シュードモナス属(Pseudomonas) シュードモナス・プチダ(IFO14164)、シュー
ドモナス・ニトロレデューセンス(IFO12694)
など。 (10)アグロバクテリウム(Agrobacterium) アグロバクテリウム・テュメファシエンス(IFO30
58、IFO12667)など。
・フォルモサエンシス(IFO4732)、リゾープス
・ジャポニカス(IFO4732)、リゾープス・デレ
マール(IFO4746)など。 (12)アスペルギルス属(Aspergillus) アスペルギルス・オリザエ(IFO30104)、アス
ペルギルス・ニガー(IFO31125)、アスペルギ
ルス・ウサミイ(IFO4388)、アスペルギルス・
ソーヤ(IFO4391)、アスペルギルス・テレウス
(IFO31217)など。 (13)サッカロマイセス属(Saccharomyces) サッカロマイセス・セレビシエ(IFO10217)、
サッカロマイセス・カールスベルゲンシス(IFO11
67)など。
るように各種雑草の種子を混合した植壌土に、微生物を
含有させた培土で育てた水稲幼苗を移植し微生物の除草
効果を確認する。(A)にさらに必要により担体、培
地、酵素を使用して用いることが出来る。この場合には
微生物の含有量は、通常5〜100質量%、好ましくは
5〜80質量%、より好ましくは20〜60質量%であ
る。必要により用いられる担体としては炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、珪藻土、ゼ
オライト、オガクズなどの無機系または有機系粉末が使
用できる。担体の含有量は通常0〜95質量%、好まし
くは30〜90質量%、より好ましくは40〜80%で
ある。また、必要により使用される培地としては、魚
粉、油カス、フスマ、麦汁など農水産物およびその廃棄
物が使用できる。必要に応じ任意の量が使用出来る。
なくても)含まれる。これは、例えば、上記の微生物
(1種以上)、担体および培地の適当量を水の中に加え
て混合し、25〜50℃の温度で24〜72hrs程度
培養した後、例えばスプレードライ法で真空乾燥して粉
末化(水分約5%)して製造できるが、この様にして得
られる(A)中には、通常培養中微生物により作られた
プロテアーゼ、アミラーゼ、ラクターゼ、リパーゼ、ヘ
ミセルラーゼ、セルラーゼなどの酵素が含まれる。本発
明においては、雑草の駆除性能を更に高めるために、上
記以外の酵素を(A)に添加することもできるし、上記
と同じ酵素を後添加することもできる。
した場合には、好ましくは粉末状または粒状である。
(A)が含有された粉末状のものが製品の保存安定性が
良好であるので好ましい。粉末状態での水分含有量は約
5質量%以下となるため、(A)の微生物は休眠(不活
性)状態にあり保存安定性が良くなる。
等を使用して製造する際に、必要により少量の水溶性有
機化合物(E)を併用することが出来る。このことによ
り、(A)の潅水した水および水稲田の水中への溶解性
を高めることができる。付随効果としては、(A)を含
んだ混合物が粉末状の場合、(E)で湿ることにより飛
散性が小さくなって、後記のように粉末性状の(A)の
混合物を育苗箱に直接投入する際や透水性シート(D)
に入れる際に、微粉が舞わないので作業環境が改善され
る。
で、水(20℃)に対する溶解度が20以上の低揮発性
有機化合物を挙げることができ、その具体的な化合物と
しては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコールなど
の炭素数2〜6のアルキレングリコール(e−1);グ
リセリン、ジグリセリンなどの炭素数3〜10の多価ア
ルコール(e−2);炭素数4〜30の一価アルコー
ル、炭素数6〜30のフェノール系化合物、前記のアル
キレングリコール(e−1)、前記の多価アルコール
(e−2)、エチレンジアミン、ジエチレンポリアミン
等の炭素数2〜6のポリアミン(窒素原子数2〜4)な
どからなる活性水素含有化合物にエチレンオキシドおよ
び/またはプロピレンオキシドを付加した水溶性液状ア
ルキレンオキシド付加物(エチレンオキシドのモル数:
1〜10)(e−3);高級アルコール硫酸エステル
塩、高級アルコールアルキレンオキシド付加物硫酸エス
テル塩などの水溶性液状アニオン界面活性剤(e−
4);第4級アンモニウム塩、第3級アミン塩などの水
溶性液状カチオン系界面活性剤(e−5);アミノ酸型
両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤などの水溶
性液状両性界面活性剤(e−6)等が挙げられる。
が、少量の使用量で(A)を低飛散性にする効果が大き
い点で好ましい。(E)を用いる場合の使用量は、
(A)の混合物に対し、好ましくは1〜10質量%、さ
らに好ましくは3〜7質量%である。(E)が1質量%
以上であると、微粉末を含む(A)を低飛散性にしやす
く、10質量%以下であると生成物の粉体流動性が良好
である。(A)に必要により上記の他の成分を混合する
方法としては、特に限定されないが各成分を混合槽に入
れた後、均一に撹拌、混合してもよく、あるいは先ず
(A)の混合物の粉末状の成分を、例えばナウターミキ
サーなどの粉体混合槽に入れた後、(E)を入れて均一
になるまで撹拌、混合してもよい。混合時間は通常5〜
120分程度である。このようにして得られる粉末状の
微生物混合物中の生菌数(単位:個/g)は、例えば標
準寒天培地などの通常の培地を用いて、培養条件を適当
に選択して(例えば35℃×24〜72時間)混和平面
培養法などの公知の方法に準拠して測定できる。
物1g中に含まれる微生物の全生菌数は、好ましくは1
08 〜1011程度であるが、混合物中におけるそれぞれ
の微生物の生菌数は、雑草の駆除を効率よく行う観点か
ら微生物を単独で用いる場合は次の範囲にあるのが好ま
しい。すなわち、 (1)バチルス属(Bacillus subtilis)の場合 :108〜1011/ g (2)ラクトバチルス属(Lactobacillus)の場合 :106〜1010 /g (3)ストレプトコッカス属(Streptococcus)の場合 :106〜101 0 /g (4)エンテロコッカス属(Enterococcus)の場合 :106〜10 9 /g (5)エンテロバクター属(Enterobacter)の場合 :106〜10 9 /g (6)ニトロソモナス属(Nitrosomonas)の場合 :106〜10 9 /g (7)ニトロバクター属(Nitrobacter)の場合 :106〜10 9 /g (8)セルロモナス属(Cellulomonas)の場合 :106〜10 9 /g (9)シュードモナス属(Pseudomonas)の場合 :106〜10 8 /g (10)アグロバクテリウム属(Agrobacterium)の場合 :106〜10 8 /g (11)リゾープス属(Rhizopus)の場合 :106〜10 9 /g (12)アスペルギルス属(Aspergillus)の場合 :106〜10 9 /g (13)サッカロマイセス属(Saccharomyces)の場合 :106〜10 8 /g 併用で用いる場合は108 個/g〜1011個/gのバチルス属のバクテ リアおよび約106 個/g〜約1010個/gの乳酸菌を含有するのが好ましい。 又、(A)またはその混合物の育苗シートおよび育苗箱
に占める質量は、除草効果、製造コストの面から育苗箱
・育苗シートの単位体積(m2)当たり、好ましくは
0.1〜20g、特に好ましくは0.3〜10gであ
る。
は、デンプンまたはセルロースとカルボキシル基、スル
ホン酸基などの親水基を含有する水溶性単量体及び/又
は加水分解により水溶性となる単量体と、架橋剤とを必
須成分として重合させ、必要により加水分解を行うこと
により得られる吸水性樹脂が挙げられる。この吸水性樹
脂の製造法及び具体例は、特開昭52−25886号、
特公昭53−46199号、特公昭53−46200号
及び特公昭55−21041号公報に記載されている。
(B)の他の例としては、デンプン−アクリロニトリル
グラフト重合体の加水分解物、セルロース−アクリロニ
トリルグラフト重合物の加水分解物、カルボキシメチル
セルロースの架橋物、架橋ポリアクリルアミドの部分加
水分解物、架橋されたアクリル酸−アクリルアミド共重
合体、架橋されたスルホン化ポリスチレン、特開昭52
−14689号及び特開昭52−27455号公報で開
示されているビニルエステル−不飽和カルボン酸共重合
体ケン化物、架橋されたポリアクリル酸(塩)、架橋さ
れたアクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、架橋さ
れたイソブチレン−無水マレイン酸共重合体及び架橋さ
れたカルボン酸変性ポリビニルアルコール、自己架橋型
ポリアクリル酸塩などが挙げられる。又、以上例示した
吸水性樹脂は2種以上併用してもよい。
包した後、育苗箱に敷設し、これに培土を入れ、潅水す
ると、シート内の吸水性樹脂が吸水膨潤し、水の粒子と
して吸水樹脂内に保持される。このため培土が乾燥して
きても、水を吸収した吸水性樹脂から水が徐々に放出さ
れ、培土中に水分を補給するため乾燥しにくくなる。こ
の現象は、以下の効果を生み出す。まず、潅水間隔をの
ばすことができ、潅水の省力化ができる。又、(B)の
保水量が大きく、蒸発しにくいため培土の量を通常の半
量まで減らせることができ、更に根に十分な水分を供給
するとともに、根腐れの心配もなく根張り(マット形
成)が良くなる。(B)の質量に対する水(脱イオン
水)の吸水倍率は、好ましくは10〜1500倍であ
り、より好ましくは100〜1000倍である。又、
(B)の形状は、好ましくは粉末状又は粒状であり、そ
の平均粒径は空隙率の点およびシートを形成する点か
ら、好ましくは150〜1700μmであり、より好ま
しくは300〜800μmである。
り測定して得られる値とする。<吸水性樹脂の吸水倍率
>ナイロン製の網袋(250メッシュ)に吸水性樹脂の
試料(サンプル量;Xg)を入れ、これを袋ごと過剰の
水に浸した。浸漬60分後に袋ごと空中に引き上げ、静
置して15分間水切りした後、質量(Yg)を測定して
下式より吸収倍率を求めた。[網袋のみを用いて上記と
同様の操作を行い、この分の質量(Zg)をブランクと
して差し引いた。] 吸収倍率=(Y−Z)/X (B)の添加量、いかなる吸水倍率のものを選ぶかに関
しては、必要とする保水量に応じて決められる。(B)
の添加量としては、発芽性、保水性より、育苗シートの
単位体積(m2)当たり、好ましくは1〜100g、よ
り好ましくは5〜80gである。
好ましくは粉末状、粒状、繊維状および綿状のフィラー
である。(C)としては、種子の発芽生育を阻害しない
ように、適度な通気性を有するもの、地面に取り付けた
際に土壌に悪影響を与えないもの及び/又は土壌表面若
しくは内部において分解され易い性質を有しているもの
が好ましく、例えば、パーライト、バーミキュライト、
ロックファイバー等の無機多孔質、木屑、モミガラ、ソ
バカス、米ヌカ、木綿、ワラ、草炭、羊毛、オガクズ、
パルプ、紙屑等が挙げられる。(C)の添加量として
は、通気性および厚さを確保するため、育苗シートの単
位面積(m2)当たり、好ましくは5〜200g、より
好ましくは50〜150gである。
形後の厚みが0.01〜9mmになるものが好ましく、
0.1〜3mmとなるものがより好ましい。また、
(D)の透水性の程度としては、JIS L 1096
に記載の吸水速度A法において、5分以下の吸水速度を
有するものが好ましい。(D)の質量は、育苗シートの
単位体積(m2)当たり、育苗シートの保形性、厚さを
確保するため、好ましくは5〜150g、より好ましく
は20〜100gである。又、種子の発芽生育を阻害し
ないように、適度な通気性、及びシートを地面に取り付
けた際に、土壌表面若しくは内部において分解され易い
性質を有していることが好ましく、例えば、セルロース
系繊維の織編物(布)や不織布(紙または布)、新聞紙
などの紙、水溶性ポリビニルアルコール系繊維織編物や
フィルム、板紙等が挙げられる。これらの中ではセルロ
ース質の紙及び又は布が好ましい。本発明において、必
要によりさらに肥料、抗酸化剤、紫外線吸収剤、キレー
ト化剤(金属補足剤)等の添加剤を(D)に内包し使用
できる。
らなり、(A)が少なくとも1枚の(D)の表面または
内部に存在してなる育苗シートである。この育苗シート
には更に(B)、更に(C)が少なくとも1枚の(D)
に存在することが出来る。育苗シートに(D)を2枚以
上用いる場合は、全体として少なくとも1枚の(D)の
表面または内部に(A)が存在していればよい。2枚以
上用いる育苗シートの例としては、例えば、(D)の
層、(B)と(C)の層、(D)の層、(A)と(C)
と(E)の層および(D)の層からなる5層構造を有す
るもの、(D)の層が2層、(A)〜(E)の混合され
た層および(D)の層からなる4層構造を有するものな
どが挙げられる。
しては、通常の方法、例えば(D)を(A)〜(C)の
混合物に浸漬するか、(D)の表面に塗布する方法等が
挙げられる。(D)を2枚用いる場合は上記と同じ方法
で作成して2枚重ねる方法の他に、例えば次の2つの方
法が挙げられる。 一方の(D)上に(A)〜(C)を混合したものを均
一に散布した後、他方の(D)を重ね合わせ、更にエン
ボス加工等の加圧成形をしたもの。 一方の(D)上に(A)〜(C)を混合したものを適
当な結合材(F)に加えたものを塗工し、他の透水性シ
ート(D)を重ね合わせ加工成形した後、乾燥したも
の。(D)が3枚以上の場合は、上記の方法の1枚の場
合と2枚の場合の両方の単独の方法の組み合わせや2枚
の場合と同じ方法で処理することも考えられる。本発明
において、育苗シートの形態としては、一般に市場に流
布されている育苗箱(プラスチック容器)の大きさ以内
であれば、長さ,幅,厚みは制限されないが、取扱いの
点から、長さ600cm,幅300cm以内が好まし
い。又、育苗シートの厚みは、流通コスト、製造の点か
ら、できる限り薄いものが好ましく、一般に0.5mm
〜20mmの厚さが好ましい。より好ましくは1mm〜
8mmである。育苗箱の中に育苗シートを施設する場
合、特に制限はないが、通常育苗箱の底部に育苗シート
1枚である。
脂、天然および合成ゴムなどが挙げられる。天然高分子
としては、デンプン、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸
ソーダ、グアーガム、キサンタンガム、ビーンガム、カ
ラギーナン、グルテンなどが挙げられる。合成樹脂とし
ては、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂、ポリアミド樹脂、エチレン共重合体樹
脂などが挙げられる。天然および合成ゴムとしては、天
然ゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、ポリイソブチレン
ゴム、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレ
ンゴム、クロロプレンゴムなどが挙げられる。これらは
それぞれ単独、もしくは2種類以上混合して用いること
ができる。これらのうち好ましいものは合成樹脂系結合
材である。
は潅水された時点で微生物が休眠から目覚め、活動を開
始する)、育苗箱中で増殖し、移植後の水稲田に速やか
に定着し土壌を変え、その結果として除草を効果的に行
う。通常、田植機で植えられる苗は、育苗箱と呼ばれる
箱の中で育てられる。育苗箱中には育苗シートが施設さ
れているか、(A)が混合された土が存在してなるもの
である。ここで土とは好ましくは水稲などの植物用肥料
の入った土のことであり、特に好ましくは床土や覆土で
ある。床土や覆土とは山土、水用土等の自然土や、この
自然土を素材として肥料の有無、含有量、PH,透水
性、通気性を調整したものをいう。後述する[2]試験
方法の5に具体的に記載してある通りであり。育苗工程
は例えば、以下のような工程で行われる。すなわち、 1)種子の予備措置 種モミ選別:消毒の後、塩水選により浮モミを除去
し、水洗の後乾燥する。 浸種:5日間浸水して、種モミの吸水を均一にする。
その間、毎日の水替えと、水切りにより酸素補給を繰り
返す。 催芽:酸素補給の後、32℃の温湯で10時間浸種し
てハト胸状態にする。 2)床土の調整 通気性と水はけのよい団粒構造の土を選び、PH5に調
整する。元肥を配合する。 3)土入れ 育苗箱に床土を入れ鎮圧し平面にする。 4)播種 苗床に均一にまいて潅水し、種モミの腹を落付かせる。
まきムラを手直しする。
℃で1日、20℃で1日管理する。 8)緑化 ハウス内で昼間30℃、夜間12℃で8日間、毎日数
回、十分潅水を繰り返して2.5葉を展開させる。 9)硬化 昼間20℃、夜間10℃の管理で10日間、自然条件に
なじむ3.5葉令の苗に徐々に育てる。
育苗箱の内部に設置される。設置の場所、方法は任意で
よいが通常底部に設置される。又、(A)を単体で使用
する場合は培土例えば床土及び/又は覆土に混ぜ合わせ
て投入しても良いし、床土の調整:3)の後から5)の
間、更に5)終了後のいずれかに添加しても良い。6)
〜9)の期間育苗シート中の微生物は、潅水により休眠
状態から目覚め、活動を開始し、育苗箱の中で増殖す
る。一般に移植前の水稲田には、土着の微生物が生息し
ており、そこに少量の他の微生物を植え付けても土着の
微生物の勢力に負け、定着できない。本発明では、育苗
箱中で定着させるべき微生物を増殖し、土着の微生物に
対抗できるものとした。更に育苗箱で増殖した微生物を
田植機を使用し水稲田に均一に移植されるため、移植後
の水稲田に速やかに定着し土壌を変え、その結果として
除草を効果的に行うものと考えられる。
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下にお
いて、%は質量%を示す。はじめに、実施例および比較
例で用いた原料資材の組成、試験方法を示す。
合して使用する。 (1)微生物(A1) 担体(炭酸カルシウム)を約50%含み、微生物として
バチルス・ズブチリス(IFO13719)8×109
/g、バチルス・リケニフォルミス(IFO1220
0)1×109 /g、エンテロコッカス・フェカリス
(IFO3971)6×108 /g、リゾープス・オリ
ザエ(IFO4706)3×107 /gの4属・種を含
有する微生物混合物 (2)微生物(A2) 担体(炭酸カルシウム)を約50%含み、微生物として
バチルス・ズブチリス(IFO13719)5×109
/g、バチルス・リケニフォルミス(IFO1220
0)1×109 /g、バチルス・ポリミキサ(IFO3
020)1×109 /gの3属・種を含有する微生物混
合物粉末 (3)水溶性有機化合物(E) E1 :プロピレングリコール E2 :プルロニック型非イオン活性剤(分子量1
700のポリプロピレングリコールにエチレンオキシド
を付加した分子量2200のポリオキシアルキレングリ
コール;HLB 6.2) 2.吸水性樹脂(B) サンフレッシュST−500D:アクリル系吸水性樹
脂、平均粒径500μm、吸水倍率約400g/g、三
洋化成工業(株)製 3.フィラー(C) 粉砕パルプ 4.透水性シート(D) テッシュ:580mm×2
80mm 2枚
を行い、肥料成分は1箱当たりN成分として1.6g、
P2O5成分として0.9g、K2O として0.8g 比較例2には、4.5kg/箱、追肥を行い、肥料成
分は1箱当たりN成分として1.2g、P2O5成分とし
て1.8g、K2O として1.5g 6.薬剤処理:催芽前の種子消毒はベンレートT水和剤
20(デユポン社製)の2 00倍希釈水
溶液で48時間処理 7.出芽処理:積み重ね方式、加温出芽(32℃×2日
間) 8.緑化処理:ビニールハウス畑育苗 9.水稲田移植:6月17日植え、4条田植機使用 10.除草剤散布:実施例1〜5には育苗期間及び本
田移植後の除草剤の散布なし 比較例1,2には本田移植後20日目に雑草の発生を
確認したので、除草剤(フロアブルタイプ)を施用 11.施肥:田植えと同時に元肥を側条施肥、10a当
たりN成分として6.9kg、P2O5成分として6.9
kg、K2Oとして6.9kg
填して表層にノエビ、広葉雑草(キガシグサ、アナゼ)
およびコナギの各種雑草の種子を均一に混合して播種
し、下記の方法で育てた2〜3葉期の水稲幼苗10本を
2cmの深さに移植し水を加えて3cmの潅水状態にし
た。移植して3週間後に各供試微生物資材の除草効果を
調査した。その結果を表−1に示す。 5:完全枯死 4:大害 3:虫害 2:小害 1:僅
小害 0:無害(正常発育) 水稲幼苗:上記の[2]の本田試験方法の微育苗シート
の代わりに新聞紙を使用した以外は、同じ操作で水稲幼
苗を作成した。
苗状態、本田移植後の除草効果及び稲の生育状況を対照
サンプル(比較例1,2)と比較した。その結果を表
2、表3に示す。
ート(実施例3〜7、比較例1)は、従来の新聞紙(比
較例2)に比べ、通常の培土量を半減近くにしても良好
な苗を生育でき、又根張り、マット形成の良好な苗が得
られた。表3から明らかなように、微生物(A)を含有
した育苗シート、育苗箱(実施例1〜7)は、(A)を
含有しない育苗シート(比較例1,2)に比べ、明らか
に除草効果があることが判る。又表2,表3から明らか
なように、(A)を使用しても、稲の生育、収量に悪影
響を及ぼさない。
とにより、以下の効果が得られる。第1は、従来の育苗
期間中の潅水回数を低減でき、又従来の培土量を半減近
くにできることから、即ち潅水後の育苗箱の重量を約3
0%低減でき、取扱いの大幅な改善ができる。第2は、
育苗期間中の根張り、マット形成が良好なので移植に際
して移植精度が向上し、水稲田への良好な活着が得られ
ることである。第3は移植と同時に生育全期にわたって
の除草が可能である。即ち化学的な除草剤を使用しない
で除草効果を持つことから土壌への汚染、人体への除草
剤の影響がなく、人的労働力も低減させることができる
ことから今後の水稲栽培の用途に有用で、実用価値が高
い。
Claims (10)
- 【請求項1】 バクテリアおよび真菌から選ばれる1種
以上の除草効果のある微生物(A)を存在させてなる育
苗シートまたは育苗箱。 - 【請求項2】 該育苗シートが(A)と透水性シート
(D)からなり、(A)が少なくとも1枚の(D)の表
面および/または内部に存在してなる請求項1記載の育
苗シート。 - 【請求項3】 (A)が バクテリアおよび真菌から選
ばれる1種以上の除草効果のある微生物と必要により担
体、培地、酵素からなる請求項1または2記載の育苗シ
ート。 - 【請求項4】 さらに、吸水性樹脂(B)が少なくとも
1枚の(D)に存在してなる請求項2または3記載の育
苗シート。 - 【請求項5】 さらに、フィラー(C)が少なくとも1
枚の(D)に存在してなる請求項2〜4記載の育苗シー
ト。 - 【請求項6】 (A)、(B)、(C)および必要によ
り水溶性有機化合物(E)とが、2枚以上の(D)間に
存在してなる請求項1記載の育苗シート。 - 【請求項7】 (A)が108 個/g〜1011個/gの
バチルス属のバクテリアおよび約106 個/g〜約10
10個/gの乳酸菌を含有する請求項1〜6のいずれか記
載の育苗シートまたは育苗箱。 - 【請求項8】 (D)がセルロース質の紙及び/又は布
である請求項2〜7のいずれか記載の育苗シート。 - 【請求項9】 該育苗箱内に請求項2〜8のいずれか記
載の育苗シートが施設されてなる育苗箱。 - 【請求項10】 (A)が土に混合されたものである請
求項1記載の育苗箱または請求項1〜8のいずれか記載
の育苗シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10267273A JPH11206241A (ja) | 1997-11-20 | 1998-09-03 | 育苗シートおよび育苗箱 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33802697 | 1997-11-20 | ||
JP9-338026 | 1997-11-20 | ||
JP10267273A JPH11206241A (ja) | 1997-11-20 | 1998-09-03 | 育苗シートおよび育苗箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11206241A true JPH11206241A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=26547791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10267273A Pending JPH11206241A (ja) | 1997-11-20 | 1998-09-03 | 育苗シートおよび育苗箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11206241A (ja) |
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- 1998-09-03 JP JP10267273A patent/JPH11206241A/ja active Pending
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