JPH11205552A - 光学読取り装置 - Google Patents

光学読取り装置

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JPH11205552A
JPH11205552A JP10008155A JP815598A JPH11205552A JP H11205552 A JPH11205552 A JP H11205552A JP 10008155 A JP10008155 A JP 10008155A JP 815598 A JP815598 A JP 815598A JP H11205552 A JPH11205552 A JP H11205552A
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JP
Japan
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document table
platen
transparent glass
document
glass plate
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Withdrawn
Application number
JP10008155A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hidano
浩之 肥田野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH11205552A publication Critical patent/JPH11205552A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿台の温度上昇を防ぐ。 【解決手段】 原稿台20の下に所定の間隔を空けて透
明ガラス板22を配置し、原稿台20と透明ガラス板2
2との間の空間を、連結ダクト24を介して送風機26
の送風口に結合する。照明ランプ28を具備する照明ユ
ニット30は、透明ガラス板22の下に配置され、矢印
30a,30bに示す方向に往復運動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学読取り装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】光学読取り装置は、透明なガラス又は樹
脂などからなる原稿台上に置いた原稿を照明し、ライン
センサ又はエリアセンサなどの光電変換素子を用いて画
像信号化する装置であり、例えば、イメージ・スキャナ
及びディジタル複写機などに利用されている。
【0003】図6は、従来例の平面図を、図7は側断面
図をそれぞれ示す。透明ガラスからなる原稿台10の下
で、原稿照明ユニット12が矢印12a,12bの方向
に往復運動する。照明ユニット12は、照明ランプ14
を具備し、ライン・センサ(図示せず。)は照明ユニッ
ト12と一体に移動する。照明ライン14で原稿台10
上の原稿を照明し、その反射光強度をライン・センサが
電気信号に変換する。照明ラインプ14が点灯した状態
で照明ユニット12が原稿台10の下を移動するとき、
照明ランプ14の発光に伴う発熱が原稿台10の温度を
上昇させる。そこで、従来、原稿台10の下部に冷却風
を送り込む送風機16を設けて、原稿台10の温度が上
昇しすぎないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原稿台は、通常、ユー
ザが原稿を置いたり、交換するのに手で触れることがる
ので、ユーザの受傷及び火傷を防止するという安全上の
観点から、安全規格が厳しく定められている。
【0005】しかし、光学読取り装置に要求される性能
が高まるにつれて、いくつかの問題が生じるようになっ
た。
【0006】第1に、原稿読み取りの高速化又は読み取
り画像を感光体に記録する際の感度向上を図るために、
照明ランプの出力が増大し、これにより、原稿台表面が
さらに高温にさらされるようになった。この結果、送風
機16により大きな送風ファンを使用するようになり、
その送風ファンを取り付けるスペースを確保することが
困難になるとともに、騒音増大の原因ともなっていた。
【0007】第2に、装置の小型化に対する要求が高ま
ることにより、原稿台ガラスを冷却する送風ファン等の
冷却手段を設置するスペースが減少し、また原稿台全体
に均一かつ十分な量の冷却風を送ることが難しくなり、
相対的な冷却能力の低下を招いている。
【0008】第3に、連続して多量の原稿を読み取る場
合には、所定の時間が経過した後に読み取り速度を低下
させることにより原稿台の温度上昇を抑制するダウンシ
ーケンス運転を行わなくてはならない場合があり、これ
により、原稿読み取り速度が全体として低下する。
【0009】本発明は、このような問題点を解決する光
学読取り装置を提示することを目的とする。
【0010】本発明はまた、原稿台の温度上昇を抑制し
た光学読取り装置を提示することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学読取り
装置は、透過性を有する原稿台と、原稿台の近傍に配設
され、当該原稿台上の原稿を照明する照明ユニットと、
当該照明ユニットと当該原稿台との間に配置される透明
板とを具備することを特徴とする。
【0012】原稿台と照明ユニットとの間に透明板を配
置することにより、熱伝導を妨げることができ、それだ
け、原稿台の温度上昇を抑制できる。この結果、送風手
段を設ける場合でも、原稿台と透明板との間に送風する
ことにより、効率よく、原稿台を冷却ででき、送風手段
も小型のものでよくなる。
【0013】原稿台と透明板との間の空間を密閉するこ
とで、熱伝導を大幅に抑制できる。原稿台と透明板との
間の密閉された空間に光透過性流体を封入しても、熱伝
導を抑制できる。
【0014】透明板を熱線吸収材からなるものとするこ
とで、照明ユニットの熱輻射による原稿台の温度上昇を
抑制できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の側断面図を示
し、図2は平面図を示す。本実施例では、原稿台20の
下に所定の間隔を空けて透明ガラス板22を配置し、原
稿台20と透明ガラス板22との間の空間を、連結ダク
ト24を介して送風機26の送風口に結合する。照明ラ
ンプ28を具備する照明ユニット30は、透明ガラス板
22の下に配置され、矢印30a,30bに示す方向に
往復運動する。
【0017】本実施例では、原稿台20と透明ガラス板
22との間に隙間を設けているので、照明ユニット30
の照明ランプ28の発生する熱が原稿台20に伝わりに
くくなると共に、その隙間に送風機26からの冷却風を
供給するので、原稿台20が温度上昇しにくくなると共
に、原稿台20を十分に冷却できる。
【0018】図3は、照明ランプ28の点灯タイミング
と送風機26の送風タイミングを示す。原稿読み取り動
作の開始と共に照明ランプ28を点灯し、少し遅れて、
送風機26を作動させ、冷却風を原稿台20と透明ガラ
ス板22との間に送り込む。
【0019】図4は、原稿台20、透明ガラス板22及
びこれらの隙間における熱伝導の様子を示す模式図であ
る。照明ランプ28の点灯により、透明ガラス板22が
暖められると、その熱が透明ガラス板22の下面22a
から上面22bに伝えられる。さらに、透明ガラス体2
2の上面22bから、原稿台20と透明ガラス板22と
の間の隙間の空気6が暖められ、対流により原稿台20
の下面20aに熱を伝える。原稿台20の下面20aの
熱は原稿台20の内部を伝わって上面20bに到達す
る。
【0020】これらの熱伝導の各段階で温度勾配が生じ
るので、各段階の熱の流れの下流側は上流側よりも低温
となる。特に、原稿台20と透明ガラス板22の二枚構
成として、その間に熱伝導率の低い空気層を設けること
により、原稿台20に伝わる熱は著しく減少する。さら
に、原稿台20と透明ガラス板22との間に、送風機2
6により、機外から吸引した冷却風を連結ダクト24を
介して原稿台20の右側から送り込んで原稿台20の左
側に排出する。これにより、透明ガラス板22から原稿
台20に伝達されようとする熱を装置外部に排出するこ
とができ、原稿台20に伝わる熱を更に減少させること
ができる。
【0021】一方、輻射熱は、下段の透明ガラス体22
と、透明ガラス板22と原稿台20との間の隙間を通過
して、原稿台20に到達する。しかし、透明ガラス板2
2を熱線吸収ガラスとすることで、輻射熱を大幅に吸収
させることができ、原稿台20に到達する熱量を更に減
少させることができる。
【0022】図5は、本発明の第2実施例の側断面図を
示す。図1と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
この実施例では、原稿台40とその下の透明ガラス板4
2とで挟まれた空間の4方を塞ぎ、内部を真空状態にす
る。又は、熱伝送率の低い期待又は液体を、密封しても
良い。これにより、透明ガラス板42から原稿台40へ
の熱伝導を大幅に抑圧できる。この構成では、送風機は
不要、又は小型なものにできる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、送風ファン及びダクト等の送風冷
却装置の大型化を抑えてスペース効率の向上を図りなが
ら、高効率で原稿台を冷却できる。また、原稿台の過剰
な温度上昇を抑制できるので、読取り速度を一時的でも
低下させる必要がなくなり、高速な連続読取りが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の側断面図である。
【図2】 本実施例の平面図である。
【図3】 本実施例のタイミング図である。
【図4】 本実施例の熱伝導の様子を説明する側断面図
である。
【図5】 本発明の変更実施例の側断面図である。
【図6】 従来例の平面図である。
【図7】 従来例の側断面図である。
【符号の説明】
10:原稿台 12:原稿照明ユニット 12a,12b:原稿照明ユニット12の移動方向 14:照明ランプ 16:送風機 20:原稿台 20a:原稿台20の下面 20b:原稿台20の上面 22:透明ガラス板 22a:透明ガラス板22の下面 22b:透明ガラス板22の上面 24:連結ダクト 26:送風機 28:照明ランプ 30:照明ユニット 30a,30b:照明ユニット30の移動方向 40:原稿台 42:透明ガラス板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台と、 原稿台の近傍に配設され、当該原稿台上の原稿を照明す
    る照明ユニットと、 当該照明ユニットと当該原稿台との間に配置される透明
    板とを具備することを特徴とする光学読取り装置。
  2. 【請求項2】 更に、当該原稿台と当該透明板との間に
    送風する送風手段を具備する請求項1に記載の光学読取
    り装置。
  3. 【請求項3】 当該原稿台と当該透明板との間の空間を
    密閉してある請求項1に記載の光学読取り装置。
  4. 【請求項4】 当該原稿台と当該透明板との間の密閉さ
    れた空間を真空としてある請求項3に記載の光学読取り
    装置。
  5. 【請求項5】 当該原稿台と当該透明板との間の密閉さ
    れた空間に、光透過性流体を封入してある請求項3に記
    載の光学読取り装置。
  6. 【請求項6】 当該透明板が、熱線吸収材からなる請求
    項1乃至5の何れか1項に記載の光学読取り装置。
JP10008155A 1998-01-20 1998-01-20 光学読取り装置 Withdrawn JPH11205552A (ja)

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JP10008155A JPH11205552A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 光学読取り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1104159A2 (en) * 1999-11-25 2001-05-30 Seiko Epson Corporation Image reading apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1104159A2 (en) * 1999-11-25 2001-05-30 Seiko Epson Corporation Image reading apparatus

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