JPH11205501A - ファクシミリの操作パネル - Google Patents

ファクシミリの操作パネル

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JPH11205501A
JPH11205501A JP10015161A JP1516198A JPH11205501A JP H11205501 A JPH11205501 A JP H11205501A JP 10015161 A JP10015161 A JP 10015161A JP 1516198 A JP1516198 A JP 1516198A JP H11205501 A JPH11205501 A JP H11205501A
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switching
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Takashi Hoshimura
隆史 星村
Masahiro Kurita
正博 栗田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一群の相手先選択ボタンあるいはキーに2以
上の相手先を登録可能で、これを切り換えて使用するフ
ァクシミリにおいて、切り換え忘れ等による誤送信をな
くす。 【解決手段】 操作パネル2の手前側の2列のシート2
1、21と奥側の2列のシート22、22の色を異なら
せる。また切り換えプレート20の手前側のシート2
3、23を操作パネルの手前側のシート21と同色と
し、奥側のシート24、24を操作パネルの奥側のシー
ト22と同色として互いに異ならせる。切り換えプレー
ト20を奥側へ倒すと、操作パネル2の表面上に現れる
色は同色のシート21、23の色となり、手前側へ倒す
と操作パネル2の表面上に現れる色は同色のシート2
2、24の色となり、切り換えプレート20の倒し方で
異なる色が現れ、この色の違いにより使用者が送信先の
切り換えを視覚的に強く認識し、誤操作、誤送信をなく
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリの操
作パネルに関し、特に一群の相手先選択ボタンあるいは
キーに2以上の相手先を登録可能で、これを切り換えて
使用することを可能としたものに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリで画像情報を送信する際に
は、基本的には送信相手先のファクシミリの電話番号を
ダイヤルするのであるが、できるだけ送信の際の操作を
簡略化するためにワンタッチダイヤル等と称して複数の
相手先選択ボタンあるいはキー(以下単にキーという)
を設けておき、ユーザーが各キー等ごとに相手先のファ
クシミリの電話番号を登録しておけば、いちいちダイヤ
ルすることなく所望の相手先を登録したキーを1回押す
だけで送信のための操作が済むようにしているものが殆
どである。
【0003】このようなワンタッチダイヤルのためのキ
ーは、もちろん複数個が操作パネル上に設けられるが、
操作パネルの面積上の制限から、無制限に個数を増やす
わけにはいかず、またあまり個数が多いと所望の相手先
のキーを見つけだすことも面倒になる。そこで、各キー
に2個の相手先を登録できるようにしておき、切り換え
プレートと称する部材を一群のキー上で回転させて表裏
を換えることにより、各キーを押したときの相手先も切
り換えられ、キーの数の2倍の相手先を登録可能とした
ものが普及している。
【0004】図1はこのような切り換えプレートを備え
たファクシミリの一例を示す斜視図である。このファク
シミリは、装置本体1上に操作パネル2を配し、操作パ
ネル2の一側に原稿送り部3を、他側に原稿排紙トレイ
4を設け、原稿送り部3の下側に受信紙等の用紙トレイ
5を配し、原稿排紙トレイ4側にはハンドセット6を、
装置本体1の下には給紙ユニット7を設けて構成したも
のである。
【0005】操作パネル2には、種々のキーが設けてあ
るが、主に、送信スタートキー8とストップキー9、複
数のキーからなるワンタッチキー部10、これも複数の
キーからなるテンキー部11、そして液晶表示部12や
モード表示部13等を備えている。またワンタッチキー
部10には、各ワンタッチキー14・・・に登録された
相手先を切り換えるための切り換えプレート15が図2
に示すように回転自在に軸支してある。そして、操作パ
ネル2の表面と切り換えプレート15の表裏両面にはそ
れぞれワンタッチキー14・・・に対応する位置に送信
先を記載し、あるいは送信先を記載したシート16、1
7(あるいはシール等)を貼付する部位が設けてあり、
切り換えプレート15の表裏の切り換えにより、1個の
ワンタッチキー14に2箇所の送信相手先が登録可能と
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のファ
クシミリの操作パネル2では、各ワンタッチキー14に
上述のように2箇所の相手先を登録可能なので、切り換
えプレート15による切り換え状態を確認しないと、同
一のワンタッチキー14を操作しても異なった相手先を
送信先に選択することになる。ところが従来のこの種の
ファクシミリでは、切り換えプレート15の表裏の切り
換え状態、即ちどの使用者に送信可能な状態になってい
るのかを使用者に強く意識させる工夫がなされておら
ず、使用者が無意識的に通常頻繁に使用するワンタッチ
キー14の位置だけの記憶で操作すると、上述のような
送信先のミスが生じてしまうことが増える。このような
ミスは、送信内容が重要なものであればあるほど取り返
しのつかないミスになってしまう。なお、もちろんでは
あるが、操作したワンタッチキー14に、切り換えプレ
ート15による一方の切り換え状態では登録した送信先
があり、他方の切り換え状態では登録がなければ、誤っ
た送信操作を行っても送信動作が行われず、誤送信には
ならないが、操作が二度手間になることは免れない。
【0007】そこで本発明は、使用者において送信先の
切り換えを視覚的に強く認識するようになり、上述のよ
うな誤送信をなくせるファクシミリの操作パネルを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリの
操作パネルのうち請求項1に係るものは、上記目的を達
成するために、それぞれ2箇所の相手先を登録可能な一
群の相手先選択ボタンあるいはキーを備えるとともに、
表裏を回転させることによって上記相手先選択ボタンあ
るいはキーが指定する相手先を切り換える切り換えプレ
ートを備えるファクシミリの操作パネルにおいて、上記
切り換えプレートの表裏面の色を異ならせて表裏を識別
可能としてなることを特徴とする。
【0009】同請求項2に係るものは、上記切り換えプ
レートの表裏面の色を異ならせることに代えて、該切り
換えプレートの表裏の文字、数字、枠線等の表示内容の
色を異ならせて表裏を識別可能としてなることを特徴と
する。
【0010】同請求項3に係るものは、それぞれ2箇所
の相手先を登録可能な一群の相手先選択ボタンあるいは
キーを備えるとともに、これら相手先選択ボタンあるい
はキー上で表裏を回転させることによって上記相手先選
択ボタンあるいはキーが指定する相手先を切り換える切
り換えプレートを備えるファクシミリの操作パネルにお
いて、上記切り換えプレートに表裏のマークや色を異な
らせた判別部を設けて表裏を識別可能としてなることを
特徴とする。
【0011】同請求項4に係るものは、上記判別部を、
上記切り換えプレートの一部に突設してなることを特徴
とする。
【0012】同請求項5に係るものは、それぞれ2箇所
の相手先を登録可能な一群の相手先選択ボタンあるいは
キーを備えるとともに、これら相手先選択ボタンあるい
はキー上で表裏を回転させることによって上記相手先選
択ボタンあるいはキーが指定する相手先を切り換える切
り換えプレートを備えるファクシミリの操作パネルにお
いて、上記各相手先選択ボタンあるいはキーに対応する
2箇所の相手先名を音声で読み上げる手段を備え、該読
み上げ手段の発声内容を上記切り換えプレートの表裏の
切り換えで変更可能としてなることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すに止め、重複する説明は省略す
る。図3は本発明に係るファクシミリの操作パネルの第
1の実施形態を示す斜視図である。この実施形態では、
操作パネル2の表面の4箇所と切り換えプレート20の
表面と裏面それぞれに2箇所ずつ設ける送信相手先を記
入するためのシート21〜24の色を変えてある。詳細
には、操作パネル2の手前側の2列のシート21、21
と奥側の2列のシート22、22の色を異ならせ、切り
換えプレート20を操作パネル2上に立てた状態での手
前側のシート23、23を操作パネルの手前側のシート
21と同色とし、奥側のシート24、24を操作パネル
の奥側のシート22と同色として互いに異ならせてあ
る。
【0014】このため、図3(B)のように切り換えプ
レート20を奥側へ倒すと、操作パネル2の表面上に現
れる色は同色のシート21、23の色となり、図3
(C)のように切り換えプレート20を手前側へ倒す
と、操作パネル2の表面上に現れる色は同色のシート2
2、24の色となり、切り換えプレート20の倒し方で
異なる色が操作パネル2上に広がって、使用者はこの色
の違いにより送信先の切り換えを視覚的に強く認識する
ようになる。従って使用者が自分が覚えているワンタッ
チキー14の位置だけでの操作をしにくくなり、誤送信
をなくせるようになる。
【0015】なお上述の第1の実施形態では、操作パネ
ル2の表面と切り換えプレート20の表、裏面に設ける
送信相手先を記入するシート21〜24の色を変えてい
るが、操作パネル2の記入箇所の下地の色を変えたり、
文字、数字、記号等の色を変えたり、あるいは記入箇所
の枠線の色を変えたりしてもよい。また使用者が色の違
いによって送信先の切り換えを視覚的に認識すればよい
ので、切り換えプレート20の表、裏面の色を異ならせ
るだけで、操作パネル2に貼付するシートやパネル面の
色は異ならせなくてもよい。
【0016】図4は本発明に係るファクシミリの操作パ
ネルの第2の実施形態を示す斜視図である。図4に示す
操作パネル2は構成要素としては従来のものとまったく
変わりがなく、切り換えプレート30のみを形態を異な
らせている。すなわち、切り換えプレート30の先端側
のコーナー部分に円形の突出部分31を設け、この突出
部分31を判別部とし、その表裏の色や記号を異なら
せ、これによって使用者が送信先の切り換えを視覚的に
認識するようにしている。なお図示の例では突出部分3
1の色と文字を両方とも異ならせているが、異ならせる
のは色だけでも、あるいは文字や記号だけでもよい。ま
た突出部分31の形状は図示の実施形態のものには限定
されないが、使用者がつまみやすい形状にすると、切り
換えプレート30のめくり操作がしやすくなるので好ま
しい。
【0017】さらに図示は省略するが、各ワンタッチキ
ー14・・・に対応する2箇所の相手先名を音声で読み
上げる手段を備え、切り換えプレートの状態と操作され
るワンタッチキー14の組み合わせによって読み上げ手
段が読み上げる発声内容を切り換えて、使用者に送信先
を音声で認識させるようにしてもよい。ボタンやキーの
操作に応じて音声を出力する手段や、切り換えプレート
の操作に応じてボタンやキーに対応する音声の出力内容
を切り換える手段等は適宜の技術を採用すればよいの
で、説明は省略する。
【0018】また本発明は、上述してきたいくつかの実
施例を適宜に組み合わせて実施することも可能であり、
本発明が以上の説明及び図示の例のものに限定されるこ
とはない。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る画像形成装置の操作部は、
以上説明してきたように、相手先選択ボタンあるいはキ
ーが指定する相手先を切り換える切り換えプレートの表
裏面の色を異ならせて表裏を識別可能としてなるので、
使用者が送信先の切り換えを視覚的に強く認識し、記憶
しているボタンやキーの位置だけでの操作をしにくくな
り、誤送信をなくせるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】切り換えプレートを備えたファクシミリの一例
を示す斜視図である。
【図2】図1のファクシミリの操作パネルと切り換えプ
レートを示す拡大斜視図である。
【図3】本発明に係るファクシミリの操作パネルの第1
の実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明に係るファクシミリの操作パネルの第2
の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 操作パネル 3 原稿送り部 4 原稿排紙トレイ 5 用紙トレイ 6 ハンドセット 7 給紙ユニット 8 送信スタートキー 9 ストップキー 10 ワンタッチキー部 11 テンキー部 12 液晶表示部 13 モード表示部 14 ワンタッチキー 15 切り換えプレート 16、17 シート 20 切り換えプレート 21〜24 送信相手先記入用のシート 30 切り換えプレート 31 突出部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ2箇所の相手先を登録可能な一
    群の相手先選択ボタンあるいはキーを備えるとともに、
    表裏を回転させることによって上記相手先選択ボタンあ
    るいはキーが指定する相手先を切り換える切り換えプレ
    ートを備えるファクシミリの操作パネルにおいて、上記
    切り換えプレートの表裏面の色を異ならせて表裏を識別
    可能としてなることを特徴とするファクシミリの操作パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 上記切り換えプレートの表裏面の色を異
    ならせることに代えて、該切り換えプレートの表裏の文
    字、数字、枠線等の表示内容の色を異ならせて表裏を識
    別可能としてなることを特徴とする請求項1のファクシ
    ミリの操作パネル。
  3. 【請求項3】 それぞれ2箇所の相手先を登録可能な一
    群の相手先選択ボタンあるいはキーを備えるとともに、
    これら相手先選択ボタンあるいはキー上で表裏を回転さ
    せることによって上記相手先選択ボタンあるいはキーが
    指定する相手先を切り換える切り換えプレートを備える
    ファクシミリの操作パネルにおいて、上記切り換えプレ
    ートに表裏のマークや色を異ならせた判別部を設けて表
    裏を識別可能としてなることを特徴とするファクシミリ
    の操作パネル。
  4. 【請求項4】 上記判別部を、上記切り換えプレートの
    一部に突設してなることを特徴とする請求項3のファク
    シミリの操作パネル。
  5. 【請求項5】 それぞれ2箇所の相手先を登録可能な一
    群の相手先選択ボタンあるいはキーを備えるとともに、
    これら相手先選択ボタンあるいはキー上で表裏を回転さ
    せることによって上記相手先選択ボタンあるいはキーが
    指定する相手先を切り換える切り換えプレートを備える
    ファクシミリの操作パネルにおいて、上記各相手先選択
    ボタンあるいはキーに対応する2箇所の相手先名を音声
    で読み上げる手段を備え、該読み上げ手段の発声内容を
    上記切り換えプレートの表裏の切り換えで変更可能とし
    てなることを特徴とするファクシミリの操作パネル。
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