JPH11205442A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH11205442A
JPH11205442A JP10007743A JP774398A JPH11205442A JP H11205442 A JPH11205442 A JP H11205442A JP 10007743 A JP10007743 A JP 10007743A JP 774398 A JP774398 A JP 774398A JP H11205442 A JPH11205442 A JP H11205442A
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JP
Japan
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wireless communication
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JP10007743A
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Tadao Suzuki
忠男 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードのIDコードに使用期限を設定可
能とし、その使用期限の条件を判定して発信可能な構成
とする。 【解決手段】 制御回路8には、キー操作部2,表示部
3,記憶部12,SIMカード7を装着するためのイン
ターフェース13,時計IC14が接続されている。ま
た、制御回路8は、音声信号の伝達経路を制御してい
る。SIMカード7には、IDコードと共にその使用期
限の情報が記憶され、制御回路8は、SIMカード7の
IDコードに対して使用期限の範囲にあるか否かを時計
IC14の時刻情報に基づいて判断して有効化する。時
計IC14の時刻情報は、補正プログラムにより「11
7」に自動的に発信して音声による時刻情報を認識して
補正するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者に対応して
登録されたIDコードを使用条件として通信を行なうよ
うにした無線通信装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の無線通信装置
としては、例えば携帯電話やPHSのようなものがあ
り、これらの電話機には契約により登録されたIDコー
ドが内部に記憶されており、通話をするときにはそのI
Dコードを使用条件として行なわれるようになってい
る。そして、通話による使用料は使用条件として用いた
IDコードの使用者に対して課されるようになってい
る。
【0003】また、最近では、電話機本体のIDコード
ではなく、ICカードに使用者に対応して登録されたI
Dコードを使用することが考えられている。これは、電
話機本体側にICカードの装着を可能とするスロットを
設け、ICカードが装着されるとそのICカードに登録
されたIDコードを有効化して通話を可能とするもので
ある。
【0004】ところで、このように電話機本体に対して
使用可能なIDコードが複数個存在するような使用形態
においては、IDコードについても様々な付帯条件を設
けて使用したい場合が想定されるが、まだこのようなも
のについては具体的な実用化が考慮されておらず、半永
久的なIDコードの使用形態のみが許容された状態が現
状の想定されたレベルである。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、IDコードを使用条件とした通信を行
なう場合に、そのIDコードに使用制限を付すことがで
き、その使用制限に応じた通信の形態を実現可能とした
無線通信装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、IDコードに付帯情報として使用制限が登録されて
いる場合には、制御手段により、IDコードを使用条件
として通信を行なう場合に使用制限に対応して通信を行
なうことができるようになるので、IDコードの設定を
種々の態様として実現することができ、使用態様の自由
度が高くなり、使い勝手に優れたものとすることができ
る。
【0007】請求項2の発明によれば、ICカードを装
着してそのICカードに登録されたIDコードを使用条
件として行なう通信において、付帯情報として使用制限
が登録されている場合には、制御手段によりその使用制
限の範囲内で通信を行なうので、ICカードに登録する
IDコードの使用形態を多様化することができるように
なり、使用態様の自由度が高くなり、使い勝手に優れた
ものとすることができる。
【0008】請求項3の発明によれば、前記使用制限と
して時間的な制限要素を登録設定することができる、こ
のような使用制限に対してその範囲内で制御手段により
通信を行なうので、本体のIDコードとしてあるいはI
CカードのIDコードとして、例えば、有効期限を設け
たIDコードを登録したり(請求項4の発明)、最初に
使用した時点からの使用可能な期間を登録したり、ある
いは通信可能な時間の総和を登録したりするなどの様々
な設定条件により時間的な制限要素を設けて使用するこ
とができるようになる。
【0009】請求項5の発明によれば、IDコードに付
帯情報として設定された使用制限が時間的な制限要素と
して設けられている場合に、制御手段は、内部に設けら
れた時計手段の時刻情報を参照してそのIDコードが使
用制限の範囲にあるか否かを判定してその結果に基づい
てそのIDコードを使用条件とした通信を行なうので、
例えば、期限が切れている場合にはそのIDコードを使
用条件とした通信を無効化することができるようにな
る。
【0010】請求項6の発明によれば、上述の場合にお
いて、制御手段は、登録されたIDコードが使用条件の
範囲内にあって使用可能な場合には、その使用可能な残
り時間を表示手段に対して表示させるので、使用者にと
っては通信可能な残り時間を表示手段を目視することに
より簡単に認識することができるようになり、使用期限
を記憶する必要がなく、使い勝手が良い。
【0011】請求項7の発明によれば、制御手段によ
り、基準となる時刻を発する外部情報源から得た基準時
刻情報に基づいて前記時計手段の時刻情報を補正するの
で、内部に備えている時計手段により生成される自律的
な時刻情報と実際の時刻情報との間にずれを生ずる場合
があるが、このようなことに対応して時刻情報を正確な
基準時刻情報に一致するように補正することによりずれ
を解消させることができるようになる。
【0012】請求項8の発明によれば、制御手段によ
り、基準時刻情報を外部情報源に対して自発的に通信を
行なうことにより取得するので、使用者が忘れている場
合でも、自動的に且つ確実に、内部に設けられた時計手
段の時刻情報を基準時刻情報と一致するように補正する
ことができる。
【0013】請求項9の発明によれば、時計手段の時刻
情報を補正する場合に、制御手段により外部情報源と通
信を行ない、音声信号により得られる時刻情報を音声認
識手段によって基準時刻情報として認識することにより
得るので、基準時刻情報をデータとして発信する局を別
途に設けるなどの手段を講じることなく既存の外部情報
源を用いて簡単且つ正確に時刻情報を得ることができる
ようになる。
【0014】請求項10の発明によれば、制御手段によ
り、所定の通信規格に従った基準時刻情報を送信する外
部情報源と通信を行なうことにより時計手段の時刻情報
を補正するので、特別な機能を設けることなく簡単な構
成とすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、本発明
をSIMカードが利用可能な構成の携帯電話機に適用し
た場合の第1の実施形態について図1ないし図4を参照
しながら説明する。図2は全体の外観を示すもので、本
体1は携帯可能な程度の大きさに形成されたもので、そ
の前面には数字キーや電源スイッチなどの各種スイッチ
を備えたキー操作部2が設けられると共に、種々の表示
情報を表示するための表示手段としての液晶の表示部3
が配設されている。
【0016】また、キー操作部2の下部の一端側には送
話音を入力するための送話器としてのマイクロホン4が
設けられ、表示部3の上には受話音や着信音等の音声を
出力するための受話器としてのスピーカ5が設けられて
おり、本体1の上部にはアンテナ6が引出可能に設けら
れている。
【0017】また、本体1の裏面側上部にはICカード
としてのSIM(Subscriber Identity Module;加入者
識別モジュール)カード7が装着可能なスロットが設け
られており、図示しないスロット開口部を開いてSIM
カード7を挿入することにより電気的に接続することが
でき、その装着状態は検出スイッチにより検出すること
ができるようになっている。SIMカード7は、内部に
不揮発性のメモリが設けられており、使用者に設定され
る固有の識別コードとしてのIDコードが登録設定され
ているもので、内部にICチップが搭載され、例えば、
クレジットカードと同程度のサイズに形成されたもので
ある。
【0018】SIMカード7内にはIDコードが登録設
定されると共に、メモリダイヤルデータや通話履歴デー
タ等の種々の通話に関する情報等が記憶されている。ま
た、このSIMカード7は、内部に登録設定するIDコ
ードに付随して、その使用期限を日付の情報で付帯情報
として登録可能に設けられている。この場合、使用期限
の登録設定はIDコードの登録処理と同時に専用の装置
により書き込み処理を行なうようになっている。
【0019】図1は、本体1内部に設けられた電気的構
成の概略的なブロック構成を示すもので、制御回路8
は、通話に関する種々の制御および登録やデータの制御
を行なう制御手段として機能するもので、マイクロコン
ピュータを主体とした構成とされている。アンテナ6に
は送受信部9が接続され、この送受信部9にはデータ変
換部10,音声処理部11が順次接続され、音声処理部
11には前述したマイクロホン4およびスピーカ5が接
続されている。
【0020】送受信部9は、アンテナ6で受信した信号
を通信信号としてデータ変換部10に出力する回路と、
データ変換部10から与えられる通信信号をアンテナ6
から送信する回路とから構成されている。データ変換部
10は、送受信部9からの通信信号を音声信号に変換し
て音声処理部11に出力する回路と、音声処理部11か
らの音声信号を通信信号に変換して送受信部9に出力す
る回路と、基準時刻情報として得られる音声信号を音声
認識して基準時刻データに変換して制御回路8に出力す
る音声認識手段としての音声認識回路とから構成され
る。
【0021】音声処理部11は、データ変換部10から
与えられる音声信号をスピーカ5に出力して音声を発生
させる回路と、マイクロホン4から入力される音声を音
声信号に変換してデータ変換部10に出力する回路とか
ら構成されている。
【0022】制御回路8は、これら送受信部9,データ
変換部10および音声処理部11に対して、送話および
受話の動作に応じて制御信号を与えて駆動制御を行なう
ようになっている。この制御回路8には、前述のキー操
作部2および表示部3が接続されると共に、本体1に固
有に設定される識別コードとしての内蔵IDコードが記
憶されると共に、他の通話に必要な種々のデータが記憶
されるメモリが設けられた記憶部12が接続され、さら
に、上述したSIMカード7が挿入されるとこれを電気
的に接続するためのSIMカードインターフェース13
が接続されている。
【0023】また、制御回路8には、時計手段としての
時計IC14が接続されており、時刻情報を取得可能に
構成されている。この時計IC14の時刻設定は、制御
回路8により所定条件で実施可能であるが、キー操作部
2のキー操作による通常の操作入力では時刻設定ができ
ないように構成されており、さらに、時刻の補正を後述
するようにして自動的に一定時間毎に行なうようになっ
ている。
【0024】次に、本実施形態の作用について図3およ
び図4を参照して説明する。まず、発信をすることに先
だって、本体1の電源スイッチを投入したときに、どの
IDコードを優先的に使用して通話を行なうのかを設定
するためのモード設定を行なう。すなわち、制御回路8
は、キー操作部2のモード設定用の操作スイッチが操作
されると、図示しないモード設定プログラムを起動し
て、使用者に対して選択設定させるようにする。
【0025】設定可能なモードとしては、例えば、本体
1の記憶部12に記憶されている本体IDコードを優先
的に有効化させるモードや、SIMカード7が装着され
たときにはそのSIMカード7に登録されたIDコード
を優先的に有効化させるモードや、あるいはSIMカー
ド7が装着されている場合にはいずれも有効化させて複
数のIDコードで使用可能な状態に設定するモードであ
る。
【0026】図3は、SIMカード7が装着された状態
で、本体1のキー操作部2に設けられた電源スイッチが
オン操作された場合、あるいは、電源スイッチがオンさ
れた状態でSIMカード7が装着された場合などで、い
ずれの場合にもSIMカード7のIDコードを使用条件
とする場合に制御回路8が実行するプログラムを示した
ものである。制御回路8は、このプログラムを開始する
と、まず、SIMカード7内に記憶された情報を読出す
(ステップS1)。読出す情報としては、SIMカード
7に登録されたIDコードと、そのIDコードについて
使用制限を設定した付帯情報と、その他の必要な情報等
である。
【0027】次に、制御回路8は、時計IC14から時
刻情報を読出して、SIMカード7から読出したIDコ
ードの使用制限の付帯情報に示される使用期限が、有効
であるか否かを照合する(ステップS2)。そして、そ
のSIMカード7に登録されているIDコードが有効な
場合には(ステップS3で「YES」と判断)、残りの
期間を計算してこれを「あと○○日使用可能」などと表
示部3に表示させると共に(ステップS4)、SIMカ
ード7のIDコードを使用条件とした発信および着信を
有効化するように設定し(ステップS5)、メインプロ
グラムにリターンする。
【0028】一方、SIMカード7のIDコードの使用
期限が過ぎている場合には(ステップS3で「NO」と
判断)、SIMカード7のIDコードを使用条件とした
発信および着信を無効化するように設定し(ステップS
6)、メインプログラムにリターンする。このとき、制
御回路8は、表示部3に対して例えば「使用可能期間オ
ーバー」などと表示させることにより、使用者がSIM
カード7のIDコードが無効化されたことを認識するこ
とができるようになっている。
【0029】なお、このようにSIMカード7のIDコ
ードを無効化した場合には、制御回路8は、メインプロ
グラムにリターンしたときに、本体1の記憶部12内に
記憶されている固有のIDコードを有効化させるように
なる。なお、この場合やSIMカード7が装着されない
状態で電源がオンされたときなどにおいては、本体にI
Dコードが登録されていない場合には、当然、使用不能
となって発信も受信も不能の状態となり、その旨の表示
を表示部3に行なわせる。
【0030】さて、上述したように使用条件とするID
コードが有効化されると、制御回路8は、この後、使用
者によるキー操作部2の操作で発信動作が行なわれる
と、これに応じて、有効化されているIDコードを付し
た送信信号を生成して発信処理を行ない、アンテナ6を
介して送信信号を電波信号として送信する。これによっ
て、回線がつながると通話を行なうことができるように
なる。また、電源が投入された待機状態では、有効化さ
れているIDコードに対して着信動作を行なうことがで
き、着信した後は、上述同様にして通話を行なうことが
できる。
【0031】上記したように、IDコードの使用期限を
正しく判定するためには、その判定の基準として用いる
時計IC14の時刻情報が正確であることが必然的に要
求される。そこで、本実施形態においては、図4に示す
ような時刻情報補正プログラムを所定周期毎に割り込み
を行なって実施し、これによって常に正確な時刻情報を
取得するようにしている。
【0032】制御回路8は、この時刻情報補正プログラ
ムを開始すると、まず、時報を提供している電話番号で
ある「117」に発信し(ステップT1)、そこから音
声情報で送られる正確な基準時刻情報を入力する(ステ
ップT2)。データ変換部10は、送受信部9から入力
された信号を音声信号として変換して得られる基準時刻
情報の信号を、音声認識処理を行なうことにより、基準
時刻情報のデータに変換し、これを制御回路8に出力す
る。
【0033】制御回路8は、データ変換部10から与え
られる基準時刻情報のデータに基づいて時刻補正データ
を作成して時計IC14の時刻情報を正確な時刻情報に
補正し(ステップT3,T4)、この後、終話処理を行
なって(ステップT5)メインプログラムにリターンす
るようになる。これにより、定期的に時刻情報が正確な
情報に補正されるようになり、使用者にとって不利にな
るような状況が発生することを防止することができる。
なお、このような時計IC14の時刻情報は、上述のよ
うな制約を有する関係から、前述したように、使用者に
よるキー操作部2の操作によって設定することができな
い構成が採用されている。
【0034】このような本実施形態によれば、SIMカ
ード7に登録されたIDコードに対して、使用制限とし
ての付帯情報が設定されている場合に、これを読出して
使用制限である使用期限に対して有効かどうかを確認し
てそのIDコードを有効化させることができる構成を採
用したので、SIMカード7に登録するIDコードの使
用形態の自由度が高くなり、さまざまな使用形態に対応
して利用することができるようになる。
【0035】また、時計IC14の時刻情報を自動的に
補正して常に正しい時刻情報を提供することができるよ
うにしたので、使用者による特殊な操作などを不要とし
ながら、使用者の信頼度の向上を図ることができるよう
になる。
【0036】(第2の実施形態)図5は、本発明の第2
の実施形態を示すもので、第1の実施形態と異なるとこ
ろは、時刻の補正を行なう方法である。以下、図5を参
照してその時刻補正処理について説明する。なお、この
実施形態においては、実施の基盤として、時刻情報デー
タを所定の通信プロトコルで送信可能な情報センターを
設置する必要がある。また、このように、図示しない情
報センターが設置された環境下においては、第1の実施
形態のものと異なり、基準時刻情報を音声認識によりデ
ータに変換する必要がなくなるので、データ変換部10
においては、音声認識ICなどの回路やICチップを別
途に設ける必要がない。
【0037】さて、制御回路8は、所定の周期毎に図5
の時刻情報補正プログラムを開始すると、上記した情報
センターに対して所定の電話番号で自動的に発信するよ
うになり(ステップTa)、回線がつながるとその情報
センターから得る基準時刻情報のデータの授受を行なう
ためのデータ通信プロトコルを設定する(ステップT
b)。この後、制御回路8は、基準時刻情報を受信して
(ステップTc)、時刻補正データを作成し(ステップ
T3)、第1の実施形態と同様にして時計IC14の時
刻情報を補正する。
【0038】このような第2の実施形態によっても第1
の実施形態と同様の効果が得られると共に、電話機本体
1側に音声認識用のICや処理回路を必要としない分だ
け低コスト化を図ることができる。
【0039】本発明は、上記実施形態にのみ限定される
ものではなく、次のように変形また拡張できる。使用制
限として設定する付帯情報としては、使用期限を示す情
報のみならず、他に例えば、通話可能な合計時間を示す
情報や、あるいは1日のうちで使用可能な時間帯を限定
的に示す情報、あるいは使用可能な地域等を限定した情
報として登録設定することも可能である。
【0040】時計IC14を設ける構成として内部の時
刻情報に基づいて照合する構成としたが、これに限ら
ず、例えば、内蔵時計は持たない構成とし、発信時に中
継局側から時刻情報を得るように構成することで使用期
限の範囲内にあるか否かを判定することもできる。
【0041】時計IC14の時刻補正をする場合におい
て、自発的に割り込みプログラムを実施して基準時刻情
報を取得する方法以外に、例えば、通話をする度に、局
側から基準時刻情報を得ることにより補正を行なうよう
に構成することもできる。
【0042】使用制限として設定する付帯情報として
は、時間的なものに限らず、例えば、通話可能な回数を
示す情報や、あるいは利用可能な度数を示す情報として
登録設定することも可能である。
【0043】時計IC14を別途に設ける構成とした
が、制御回路8の内部に一体に設ける構成とすることも
できる。
【0044】時計IC14の時刻補正を行なうときに、
同時に、情報センター側にSIMカード7内部に記憶し
ている情報を送信するように構成することもできる。
【0045】SIMカード7に登録するIDコードに使
用制限を設ける場合について説明したが、これに限ら
ず、例えば、電話機本体1側に登録されるIDコードに
使用制限を示す付帯情報を登録することも考えられる。
この場合には、記憶ぶ12内に使用制限を示す付帯情報
が登録されることになり、制御回路8は、電話機本体1
のIDコードを使用して通話を行なう場合には、その都
度使用制限の範囲内にあるか否かを判定してから行なう
ように制御する。
【0046】SIMカード7の装着の認識は、本実施形
態に示したように自動的に行なうようにしても良いし、
装着状態で本体1に別途に設けたスイッチを操作するこ
とにより制御回路8に認識させるようにすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す電気的構成のブ
ロック図
【図2】電話機本体の外観斜視図
【図3】SIMカードのIDコードを使用するモードの
プログラム
【図4】時刻補正の割り込みプログラム
【図5】本発明の第2の実施形態を示す図4相当図
【符号の説明】
1は本体、2はキー操作部、3は表示部、4はマイクロ
ホン(送話器)、5はスピーカ(受話器)、7はSIM
カード(ICカード)、8は制御回路(制御手段)、9
は送受信部、10はデータ変換部(音声認識手段)、1
1は音声処理部、12は記憶部、13はSIMカードイ
ンターフェースである。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者に対応して登録されたIDコード
    を使用条件として通信を行なうようにした無線通信装置
    において、 前記IDコードに対する使用制限が付帯情報として登録
    されている場合に、その使用制限に対応して前記通信を
    行なう制御手段を設けたことを特徴とする無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線通信装置におい
    て、 前記IDコードが記憶されたICカードを装着可能に設
    けられ、 前記制御手段は、前記ICカードが装着されたときにそ
    のICカードに記憶された前記IDコードに前記使用制
    限が付帯情報として登録されている場合にはその使用制
    限の範囲内で前記通信を行なうように構成されているこ
    とを特徴とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の無線通信装置
    において、 前記使用制限は、時間的な制限要素であることを特徴と
    する無線通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の無線通信装置におい
    て、 前記使用制限として設けられる時間的な制限要素は、使
    用期限を設定登録したものであることを特徴とする無線
    通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の無線通信装置
    において、 前記使用制限に対応した時刻情報を取得可能な時計手段
    を設け、 前記制御手段は、前記時間的な制限要素に対して前記時
    計手段の時刻情報を参照してそのIDコードを使用条件
    とした通信の可否を判定するように構成されていること
    を特徴とする無線通信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の無線通信装置におい
    て、 表示手段を設け、 前記制御手段は、前記IDコードに付帯的に設定された
    使用期限に対する残り時間を前記時計手段の時刻情報に
    基づいて求めると共に、その残り時間情報を前記表示手
    段に表示するように構成されていることを特徴とする無
    線通信装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の無線通信装置
    において、 前記制御手段は、基準となる時刻を発する外部情報源か
    ら得た基準時刻情報に基づいて前記時計手段の時刻情報
    を補正するように構成されていることを特徴とする無線
    通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の無線通信装置におい
    て、 前記制御手段は、前記基準時刻情報を外部情報源に対し
    て自発的に通信を行なうことにより取得することを特徴
    とする無線通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の無線通信装置
    において、 前記外部情報源から音声信号により得られる時刻情報を
    前記基準時刻情報として認識する音声認識手段を設け、 前記制御手段は、前記音声認識手段により得られる前記
    基準時刻情報に基づいて前記時計手段の時刻情報を補正
    することを特徴とする無線通信装置。
  10. 【請求項10】 請求項7または8に記載の無線通信装
    置において、 前記制御手段は、所定の通信規格に従った前記基準時刻
    情報を送信する前記外部情報源と通信を行なうことによ
    り前記時計手段の時刻情報を補正することを特徴とする
    無線通信装置。
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