JPH11204236A - ヒータ回路 - Google Patents

ヒータ回路

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Publication number
JPH11204236A
JPH11204236A JP269698A JP269698A JPH11204236A JP H11204236 A JPH11204236 A JP H11204236A JP 269698 A JP269698 A JP 269698A JP 269698 A JP269698 A JP 269698A JP H11204236 A JPH11204236 A JP H11204236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
ssr
failure
detection
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP269698A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Irie
孝法 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP269698A priority Critical patent/JPH11204236A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SSR3をオン・オフ制御するヒータ4への
通電制御で、ヒータ自体の温度スイッチによりマグネッ
トスイッチ2を遮断する過熱保護や加熱対象5の温度検
出により保護する方式では、SSRがオン状態で過熱状
態になるまで保護できない。また、ヒータの断線と区別
した故障検出ができない。 【解決手段】 通電検出回路11はSSRの出力電圧又
は電流の有無をオン・オフ信号として検出し、判定回路
12はオン・オフ制御信号と通電検出回路の検出信号と
の同期状態を判定し、故障発生出力回路13は判定回路
が非同期状態を判定したときにSSRの故障検出出力を
得ることにより、SSR自体の正常/異常を直接に判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドステート
リレー(SSR)をオン・オフ制御してヒータへの通電
制御をするヒータ回路に係り、特にSSRの故障検出回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】水や油等の加熱用に使用されるヒータ回
路は、ヒータの入り切りにSSRが使用される。SSR
は、制御リレーに比べて長寿命、高い信頼性、無音等の
優位性により温度調整用の回路に広く使用されている。
【0003】図2に従来のヒータ回路を示す。ブレーカ
1からマグネットスイッチ2及びSSR3を介してヒー
タ4への通電回路が形成される。この回路において、ヒ
ータ4への通電制御は、SSR3をオン・オフ制御する
温度フィードバック制御で行われる。
【0004】例えば、ヒータ4で加熱する加熱対象5の
温度を検出する温度検出器6と、この温度が設定温度を
越えたか否かを検出することでSSR3のオン・オフ制
御信号を発生する比較器7で構成される。
【0005】このようなヒータ回路において、SSR3
は高い信頼性であるが、絶対に故障しないという保証は
なく、その故障で加熱対象が過熱状態になるのを防止す
るための過熱保護回路が設けられる。この回路は、ヒー
タ自体に内蔵されている温度スイッチにより過熱時にマ
グネットスイッチ2を遮断動作させる方式、加熱対象の
温度検出と保護リレーによりマグネットスイッチ2を遮
断動作させる方式がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の過熱保護回路
は、共にSSRがオンの状態でかつ過熱温度に達した時
点で初めて保護動作する。
【0007】すなわち、SSRのオン故障発生後に過熱
温度に達するまで保護動作ができず、加熱対象に過熱異
常を起こす恐れがある。
【0008】また、SSRのオフ故障発生では加熱対象
の温度が上がらないことを見いだすまで故障検出ができ
ないため、オフ故障の検出機能がない。
【0009】さらに、故障検出ができた場合にも、SS
Rの故障かヒータの断線かの回路チェックを行わなけれ
ば故障原因を特定できない。
【0010】本発明の目的は、SSRのオン・オフ状態
に拘わらずその故障を直ちに検出して加熱対象を確実に
保護し、同時に故障原因がSSRにあることの特定もで
きるヒータ回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、SSRのオン・オフ制御信号とその出力
のオン・オフ状態の検出信号の比較により、SSR自体
の正常/異常を直接に判定するようにしたもので、以下
の構成を特徴とする。
【0012】ソリッドステートリレーをオン・オフ制御
してヒータへの通電制御をするヒータ回路において、前
記リレーの出力電圧又は電流の有無をオン・オフ信号と
して検出する通電検出回路と、前記リレーのオン・オフ
制御信号と前記通電検出回路の検出信号との同期状態を
判定する判定回路と、前記判定回路が非同期状態を判定
したときに前記リレーの故障検出出力を得る故障発生出
力回路とを備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
回路構成である。同図が図2と異なる部分は、SSR3
自体の故障検出回路を設けた点にある。
【0014】この故障検出回路は、SSR3からヒータ
4への通電電流路に通電検出器11を設け、この通電検
出器11から得る電圧のオン・オフ検出信号とSSR3
のオン・オフ制御信号との同期判定を行う判定回路12
と、この判定回路12が非同期を判定したときに故障信
号又は故障表示を出力する故障発生出力回路13とで構
成される。
【0015】通電検出器11は、交流電圧検出器又は電
流検出器と、この検出電圧又は電流を整流回路で整流
し、この整流電圧が一定レベル以上にあるか否かを比較
器で判定することで、SSR3の出力電圧又は電流の有
無をオン・オフ検出信号として得る。
【0016】判定回路12は、例えば排他的論理和(E
x−OR)回路に構成され、通電検出器11からのオン
・オフ検出信号とSSR3のオン・オフ制御信号との一
致/不一致を判定する。この判定には、両信号の多少の
時間ずれやノイズによる誤った判定を防止するフィルタ
回路を設けることもできる。
【0017】故障発生出力回路13は、判定回路12か
らの故障判定に対する故障出力を電源遮断後も保持でき
るものが故障原因を特定する上で好都合となる。
【0018】以上の構成において、通常時にはSSR3
のオン・オフ制御信号に従ってヒータ4への通電がなさ
れる。このとき、故障検出回路の通電検出器11とオン
・オフ制御信号は、常に同期(オン・オフ状態が一致)
しており、判定回路12の判定は、同期状態を判定し、
故障検出出力は発生しない。つまり、SSR3が正常に
動作していることになる。
【0019】次に、SSR3がオン状態で故障したと
き、通電検出器11の出力は常にオン状態の検出をし、
これに対してSSR3のオン・オフ制御信号はオン又は
オフに切換られ、この信号がオフになったときに判定回
路12に非同期の判定出力が得られ、SSR3の故障検
出ができる。この故障検出は、ヒータ4の断線故障には
応動せず、ヒータ故障とは区別した検出、すなわちSS
R3の故障を特定した検出ができる。
【0020】次に、SSR3がオフ故障したとき、通電
検出器11の出力は常にオフ状態の検出をし、これに対
してSSR3のオン・オフ制御信号はオン又はオフに切
換られ、この信号がオンになったときに判定回路12に
非同期の判定出力が得られ、SSR3の故障検出ができ
る。この故障検出においても、ヒータ4の断線故障とは
区別した検出、すなわちSSR3の故障を特定した検出
ができる。
【0021】このような故障検出回路は、故障検出回路
がSSR3の正常判定をしている状態で加熱が異常の場
合にヒータ4の故障として判定するのにも利用できる。
【0022】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、SSR
のオン・オフ制御信号とその出力のオン・オフ状態の検
出信号の比較により、SSR自体の正常/異常を直接に
判定するようにしたため、SSRのオン・オフ状態に拘
わらずその故障を直ちに検出して加熱対象を確実に保護
できるし、故障原因がSSRにあることの特定もできる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すヒータ回路構成図。
【図2】従来のヒータ回路例。
【符号の説明】
3…ソリッドステートリレー(SSR) 4…ヒータ 5…加熱対象 6…温度検出器 7…比較器 11…通電検出回路 12…判定回路 13…故障発生出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリッドステートリレーをオン・オフ制
    御してヒータへの通電制御をするヒータ回路において、 前記リレーの出力電圧又は電流の有無をオン・オフ信号
    として検出する通電検出回路と、 前記リレーのオン・オフ制御信号と前記通電検出回路の
    検出信号との同期状態を判定する判定回路と、 前記判定回路が非同期状態を判定したときに前記リレー
    の故障検出出力を得る故障発生出力回路とを備えたこと
    を特徴とするヒータ回路。
JP269698A 1998-01-09 1998-01-09 ヒータ回路 Pending JPH11204236A (ja)

Priority Applications (1)

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JP269698A JPH11204236A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 ヒータ回路

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JP269698A JPH11204236A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 ヒータ回路

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JPH11204236A true JPH11204236A (ja) 1999-07-30

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ID=11536452

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JP269698A Pending JPH11204236A (ja) 1998-01-09 1998-01-09 ヒータ回路

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JP (1) JPH11204236A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100829205B1 (ko) * 2006-12-29 2008-05-13 세메스 주식회사 히터 단선 감지 장치
JP2011044177A (ja) * 2010-11-05 2011-03-03 Canon Inc 温度制御装置
JP2015077245A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 ホシザキ電機株式会社 フライヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011044177A (ja) * 2010-11-05 2011-03-03 Canon Inc 温度制御装置
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