JPH11203952A - 車両用電源線及び車両用電源線の異常検出装置 - Google Patents

車両用電源線及び車両用電源線の異常検出装置

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JPH11203952A
JPH11203952A JP10003828A JP382898A JPH11203952A JP H11203952 A JPH11203952 A JP H11203952A JP 10003828 A JP10003828 A JP 10003828A JP 382898 A JP382898 A JP 382898A JP H11203952 A JPH11203952 A JP H11203952A
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conductor
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JP10003828A
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Isao Takiguchi
勲 滝口
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主電源線の温度異常を二重に検出し、デッド
ショートやレアショート等の主電源線の異常を高い信頼
性をもって検出することができる車両用電源線を提供す
る。 【解決手段】 絶縁部材33は導体32と温度抵抗体3
4とを絶縁していて、温度抵抗体34は主電源線21の
温度変化に応じてその抵抗値が変化する。主電源線21
の温度が上昇して発煙温度近傍になると、絶縁部材33
が溶融して、導体32と温度抵抗体34とが短絡する。
その短絡を検出することにより、主電源線21の導電線
22が短絡する前の段階で異常を検出できる。また、温
度抵抗体34の抵抗値を検出することで主電源線21の
温度異常を検出でき、主電源線21の導電線22が短絡
する前の段階であっても異常を検出できる。すなわち、
導体32と温度抵抗体34との短絡の検出並びに温度抵
抗体34による温度検出により、主電源線21の温度異
常を二重に検出でき、デッドショートやレアショート等
の主電源線21の異常を高い信頼性をもって検出でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用電源線及び車
両用電源線の異常検出装置に関し、特に当該電源線に完
全ショート(デッドショート)や断続ショート(レアシ
ョート)等の異常が発生したことを検出する場合に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両においては、一般にバッテリ
やオルタネータ等の電源部から、ワイヤハーネスと呼ば
れる電源線を介して各負荷に電力を供給するようになっ
ている。このワイヤハーネスは一般に、複数の導電線を
ポリ塩化ビニルなどの絶縁被覆層でそれぞれ被覆し、さ
らにそれらをビニルテープ等により集束した構成となっ
ている。
【0003】ここで導電線の中で特に大電流を必要とす
る負荷に接続されるものはヒュージブルリンクに接続さ
れており、これによりバッテリやオルタネータ等の電源
部の電圧変動時や導電線のデッドショート時に発生する
過大電流による各負荷の破損やワイヤハーネスの劣化を
防止できるようになっている。
【0004】ところで、車両では、絶縁被膜層が経年劣
化したり、車両エッジ部との接触、磨耗等により、導電
線がボディーに接触し、いわゆるデッドショートやレア
ショート状態になる場合がある。このときヒュージブル
リンクが溶断して導電線の電流が遮断されれば問題ない
が、ヒュージブルリンクの溶断特性によっては必ずしも
ヒュージブルリンクが溶断するとは限らない。このよう
な場合、絶縁被膜層が発熱する結果、絶縁被膜層がさら
に劣化していくおそれがある。
【0005】そこで従来、特開昭61−139216号
公報に示すように、ワイヤハーネスを流れる電流波形を
検出し、この電流波形に基づいてワイヤハーネスのデッ
ドショートやレアショートの有無を判断して、ワイヤハ
ーネスにデッドショートやレアショートが発生している
場合に警報を発する装置が提案されている。
【0006】すなわち、同公報には、バッテリと負荷と
を接続するワイヤハーネス上に設けた電流センサにより
ワイヤハーネスを流れる電流値を検出し、この電流値を
電流変化検出回路で微分し、ディジタル化回路を介して
波形識別回路に送出するものが開示されている。波形識
別回路はディジタル化回路の出力に基づいて、ワイヤハ
ーネスに流れている電流が正常負荷のオンオフによるも
のか、デッドショートによるものか、またはレアショー
トによるものかの4つのレベルに識別する。そしてデッ
ドショートやレアショートによるものであった場合に
は、ブレーカを遮断状態とすると共に警報装置からワイ
ヤハーネスが損傷していることを表す警報を発するよう
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示される従来技術において、デッドショートやレ
アショートによる場合に始めて警報を発するようになる
ので、デッドショート等になる前の段階で何らかの異常
を検出して、その異常を報知し、安全性を向上するとい
う要請がある。また、ワイヤハーネスを構成する各導電
線毎に電流値の検出を行わなければならないため、電流
センサなどの部品点数も非常に多くなり、コストが嵩む
という問題がある。
【0008】さらに、ワイヤハーネスを流れる電流を検
出することでワイヤハーネスの損傷等に起因する異常を
検出するには、損傷等とは別の要因、すなわち負荷電流
のばらつき、温度、バッテリ残量に応じて変化する電流
値を考慮した検出処理を行わなければならない。この結
果、電源線の異常の検出処理が複雑化すると共にそのた
めの構成も複雑になり、コストが嵩む要因になってい
た。
【0009】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、デッドショート等になる前の段階での異常を検出か
つ報知して、安全性を向上し、また、簡単な構成にし
て、コストを低減し、さらに、デッドショート等の主電
源線の異常を高い信頼性をもって検出することができる
車両用電源線及び車両用電線線の異常検出装置を提案し
ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明により成された請求項1に記載の発明は、バッ
テリやオルタネータ等の電源部と負荷等の電源供給対象
とを互いに接続して、前記電源部から電流を前記電源供
給対象に供給する車両用電源線20において、前記車両
用電源線20は、主電源線21および異常検知電線31
を備え、前記主電源線21は、導電線22および電気的
絶縁体23を有し、前記導電線22は、前記電源部と前
記電源供給対象とを電気的に接続し、前記電気的絶縁体
23は、前記導電線22を被覆しており、前記異常検知
電線31は、導体32、絶縁部材33、温度抵抗体34
および、絶縁被膜35を有していて、前記主電源線21
に螺旋状に巻き付けられており、前記絶縁部材33は、
前記導体32を被覆し、主電源線21の発煙温度近傍を
融点とする熱可塑性樹脂材により成形されており、前記
温度抵抗体34は、前記絶縁部材33に巻き回されてい
て、温度の変化に応じてその抵抗値が変化し、前記絶縁
被膜35は、前記絶縁部材33よび前記温度抵抗体34
を被覆していることを特徴とする車両用電源線20であ
る。
【0011】請求項1に記載の発明では、絶縁部材33
は導体32と温度抵抗体34とを絶縁していて、温度抵
抗体34は主電源線21の温度変化に応じてその抵抗値
が変化する。主電源線21の温度が上昇して、発煙温度
近傍(例えば200度付近)になると、絶縁部材33が
溶融して、やがて、絶縁部材33により絶縁されていた
導体32と温度抵抗体34とが短絡する。その短絡を検
出することにより、主電源線21の導電線22が短絡す
る前の段階で、異常を検出することができる。
【0012】温度抵抗体34が絶縁部材33に巻き回さ
れていて、かつ、異常検知電線31が主電源線21に螺
旋状に巻き付けられているので、温度抵抗体34は、螺
旋状に旋回する毎に主電源線21に近づいた部位、すな
わち主電源線21に近づいて主電源線21の温度を感知
し易い部位が異常検知電線31の巻き付け方向へほぼ等
間隔に多数箇所でき、それにより、温度抵抗体34の感
度を良くすることができる。
【0013】また、温度抵抗体34の抵抗値を検出する
ことで、主電源線21の温度異常を検出することがで
き、同じく、主電源線21の導電線22が短絡する前の
段階であっても、異常を検出することができる。すなわ
ち、導体32と温度抵抗体34との短絡の検出並びに、
温度抵抗体34による温度検出により、主電源線21の
温度異常を二重に検出することができ、デッドショート
やレアショート等の主電源線21の異常を高い信頼性を
もって検出することができる。
【0014】また、本発明により成された請求項2に記
載の発明は、バッテリやオルタネータ等の電源部と負荷
等の電源供給対象とを互いに接続して、前記電源部から
電流を前記電源供給対象に供給する車両用電源線20に
おいて、前記車両用電源線20は、主電源線21および
異常検知電線31を備え、前記主電源線21は、導電線
22および電気的絶縁体23を有し、前記導電線22
は、前記電源部と前記電源供給対象とを電気的に接続
し、前記電気的絶縁体23は、前記導電線22を被覆し
ており、前記異常検知電線31は、三層体131、温度
抵抗体34および、絶縁被膜35を有していて、前記主
電源線21に螺旋状に巻き付けられており、前記三層体
131は、第1の導体132、第2の導体232およ
び、絶縁部材33から成り、前記絶縁部材33は、板形
状の前記第1の導体132と同じく板形状の第2の導体
232との間に介在し、主電源線21の発煙温度近傍を
融点とする熱可塑性樹脂材により成形されており、前記
温度抵抗体34は、前記三層体131の側縁に沿って設
けられていて、温度の変化に応じてその抵抗値が変化
し、前記絶縁被膜35は、前記三層体131および前記
温度抵抗体34を被覆していることを特徴とする車両用
電源線20である。
【0015】請求項2に記載の発明では、三層体131
は絶縁部材33が第1の導体132と第2の導体232
とを絶縁するように構成されていて、三層体131の側
縁に沿って設けられる温度抵抗体34は、主電源線21
の温度変化に応じてその抵抗値が変化する。主電源線2
1の温度が上昇して、発煙温度近傍(例えば200℃付
近)になると、絶縁部材33が溶融して、やがて、絶縁
部材33により絶縁されていた第1の導体132と第2
の導体232とが短絡する。その短絡を検出し、また、
温度抵抗体34の抵抗値を検出することにより、主電源
線21の温度異常を検出することができる。それによ
り、主電源線21の導電線22が短絡する前の段階で、
主電源線21の温度異常を二重に検出することができ
る。
【0016】また、本発明により成された請求項3に記
載の発明は、前記温度抵抗体34は、絶縁性かつ柔軟性
を有する軸状部材36に螺旋状に巻き付いていることを
特徴とする請求項1または2に記載の車両用電源線20
である。
【0017】請求項3に記載の発明では、異常検知電線
31が主電源線21に螺旋状に巻き付けられることによ
り、主電源線21の温度上昇が局部的であった場合に
も、温度抵抗体34は、その局部的な温度上昇を感知す
ることができる。また、温度抵抗体34が異常検知電線
31の側縁部を構成していて、その温度抵抗体34が軸
状部材36に螺旋状に巻かれているので、温度抵抗体3
4は、螺旋状に旋回する毎に主電源線21に近づいた部
位、すなわち主電源線21の温度を感知し易い部位が異
常検知電線31の巻き付け方向へほぼ等間隔に多数箇所
でき、それにより、温度抵抗体34の感度を良くするこ
とができる。
【0018】また、本発明により成された請求項4に記
載の発明は、前記温度抵抗体34により得られる温度検
出出力に基づいて前記主電源線21が発煙温度近傍にな
ったことを検出する異常温度検出手段41と、前記温度
抵抗体34と前記導体32との短絡を検出する導体短絡
検出手段45と、前記異常温度検出手段41による温度
異常および、前記導体短絡検出手段45による短絡異常
が検出された場合に、該各異常をそれぞれ表示するため
の表示手段44とを具えることを特徴とする車両用電源
線20の異常検出装置40である。
【0019】請求項4に記載の発明では、通常、主電源
線21の温度は発煙温度より低く、温度抵抗体34の温
度検出出力に基づいては異常温度検出手段41は温度異
常を検出しない。したがって、表示手段44は、主電源
線21の温度異常および、温度抵抗体34と導体32と
の短絡の異常を表示しない。
【0020】主電源線21が発煙温度近傍の異常温度に
なると、異常温度検出手段41が温度異常を検出し、表
示手段44は、主電源線21の温度異常を表示する。ま
た、主電源線21の温度上昇によって絶縁部材33が溶
融して、絶縁状態にあった導体32と温度抵抗体34と
が短絡すると、その短絡を、導体短絡検出手段45が検
出し、かつ、表示手段44が表示する。
【0021】すなわち、異常温度検出手段41および導
体短絡検出手段45が、主電源線21の温度異常を二重
に検出するので、主電源線21の異常発熱を的確に予知
することができる。
【0022】また、本発明により成された請求項5に記
載の発明は、前記温度抵抗体34により得られる温度検
出出力に基づいて前記主電源線21が発煙温度近傍にな
ったことを検出する異常温度検出手段41と、前記第1
の導体132と前記第2の導体232との短絡を検出す
る導体短絡検出手段45とを、前記異常温度検出手段4
1による温度異常および前記導体短絡検出手段45によ
る短絡異常が検出された場合に、該各異常をそれぞれ表
示するための表示手段44とを具えることを特徴とする
請求項4に記載の車両用電源線20の異常検出装置40
である。
【0023】請求項5に記載の発明では、通常、主電源
線21の温度は発煙温度より低く、温度抵抗体34の温
度検出出力に基づいては異常温度検出手段41は温度異
常を検出しない。したがって、表示手段44は、主電源
線21の温度異常を表示しない。また、導体短絡検出手
段45は、短絡異常を検出しない。したがって、表示手
段44は、第1の導体132と第2の導体232との短
絡異常も表示しない。
【0024】主電源線21が発煙温度近傍に発熱する
と、異常温度検出手段41が温度異常を検出し、表示手
段44は、主電源線21の温度異常を表示する。また、
主電源線21の温度上昇によって絶縁部材33が溶融し
て、絶縁状態にあった第1の導体132と第2の導体2
32とが短絡すると、その短絡を導体短絡検出手段45
がその短絡を検出して、表示手段44が表示する。
【0025】このように異常温度検出手段41と導体短
絡検出手段45の両方の検出結果に基づき、主電源線2
1に過電流が流れていることを二重に検出することがで
き、検出の的確性を高めることができるようになる。
【0026】さらに、本発明により成された請求項6に
記載の発明は、前記車両用電源線の異常検出装置は温度
抵抗体短絡検出手段42を有し、前記温度抵抗体短絡検
出手段42は、前記温度抵抗体34の短絡を検出し、前
記表示手段44は、前記温度抵抗体短絡検出手段42に
よる短絡異常が検出された場合に、該短絡異常を表示す
ることを特徴とする請求項4または5に記載の車両用電
源線20の異常検出装置40である。
【0027】請求項6に記載の発明では、異常検知電線
31の被膜となる絶縁被膜35が車体のエッジなどによ
って損傷し、温度抵抗体34が短絡すると、その短絡を
温度抵抗体短絡検出手段が検出し、その短絡を表示手段
44が表示するようになる。
【0028】温度抵抗体34の短絡があり、かつ、異常
温度検出手段41あるいは導体短絡検出手段45により
主電源線21の温度異常が検出される場合は、主電源線
21自体にデッドショートやレアショートが生じている
可能性が高いことを意味する。
【0029】これに対して、温度抵抗体34の短絡がな
く、かつ、異常温度検出手段41あるいは導体検出手段
により主電源線21の温度異常が検出される場合は、負
荷の故障に起因する負荷ショートによって主電源線21
に過電流が流れている可能性が高いことを意味する。
【0030】このように、温度異常検出手段41または
導体短絡検出手段45と、温度抵抗体短絡検出手段42
との両方の検出結果に基づき、過電流が流れている原因
がどこの箇所にあるのかを特定することができる。この
結果、特定された異常部品を交換または修理すれば、過
電流の発生要因を容易に取り除くことができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の各種
の実施形態を説明する。図1〜図4は、本発明の第1実
施形態を示している。図1は、本発明の第1実施形態に
係る異常検知電線の斜視図である。図2は同じく、車両
用電源線の斜視図である。図3は同じく、異常検知電線
を部分的に破断して示した部分断面図である。図4は同
じく、車両用電源線の異常検出装置のブロック図であ
る。
【0032】図2において、車両用電源線20は複数の
主電源線21を有し、各主電源線21は、導電線22と
当該導電線22を被覆する電気的絶縁体23とから成
る。主電源線21の一端は、電源ボックス10に接続さ
れている。また主電源線21の他端はそれぞれ対応する
負荷(図示せず)に接続されている。ここで電源ボック
ス10は、図示しない電源線によりバッテリやオルタネ
ータ等の電源部に接続されており、電源部の電源を各主
電源線21に分配するようになっている。
【0033】また車両用電源線20においては、主電源
線21の温度を検出するための異常検知電線31が主電
源線21に螺旋状に巻き付けられている。さらに車両用
電源線20においては、異常検知電線31の外側からビ
ニルテープ39を巻回することにより、複数の主電源線
21及び異常検知電線31を集束するようになってい
る。
【0034】図1に示すように、異常検知電線31は、
導体32、絶縁部材33、温度抵抗体34および、絶縁
被膜35を有している。導体32は、絶縁部材33によ
り被覆されていて、絶縁部材33は、主電源線21の発
煙温度近傍(200℃付近)を融点とする熱可塑性樹脂
材により成形されている。温度抵抗体34は、絶縁部材
33に巻き回されている。温度抵抗体34は、温度変化
に応じて抵抗値が変化するもので、本実施形態の場合、
NTC型のプラスチックサーミスタが用いられている。
【0035】図3および図4に示すように、異常検知電
線31の導体32はボンディングワイヤ27Aを介して
接続端子28Aに接続されていると共に、温度抵抗体3
4はボンディングワイヤ27Bを介して接続端子28B
に接続されている。導体32及び温度抵抗体34と接続
端子28A、28Bとの接続部分は、樹脂29によりモ
ールドされている。
【0036】異常検出装置40は、異常温度検出手段4
1、温度抵抗体短絡検出手段42、電源遮断手段43、
表示手段44および、導体短絡検出手段45を有してい
る。異常温度検出手段41、温度抵抗体短絡検出手段4
2および、導体短絡検出手段45は、リレー(図示省
略)をそれぞれ有している。また表示手段44は、温度
異常表示ランプ、温度抵抗体短絡異常表示ランプおよ
び、導体短絡異常表示ランプを有していて、各異常が発
生した場合に点灯するようになっている。
【0037】異常温度検出手段41は、主電源線21の
温度異常を検出すると、リレーのコイルが通電し、リレ
ーの接点が閉じて、表示手段44の温度異常表示ランプ
に通電するように構成されている。同じく、温度抵抗体
短絡検出手段42は、温度抵抗体34の短絡を検出する
と、リレーのコイルが通電し、リレーの接点が閉じて、
表示手段44の温度抵抗体短絡異常表示ランプに通電す
るように構成されている。
【0038】同じく、導体短絡検出手段45は、導体3
2と温度抵抗体34との短絡を検出すると、リレーのコ
イルが通電し、リレーの接点が閉じて、表示手段44の
導体短絡異常表示ランプに通電するように構成されてい
る。
【0039】また、電源遮断手段43は導体32と温度
抵抗体34とが短絡して過電流が流れると、電源を自動
的に遮断するように構成されている。電源遮断手段43
は、過電流により溶断して、電源を遮断するヒューズで
あってもよい。
【0040】以上の構成において、負荷故障等の連続短
絡や主電源線21のショートにより主電源線21に過電
流が流れると主電源線21の電気的絶縁体23の温度が
上昇する。このとき温度抵抗体34の温度もこれに伴っ
て上昇していき、主電源線21の発煙温度近傍(200
℃付近)に達すると、異常温度検出手段41のリレーの
コイルが通電して、リレーの接点が閉状態になり、表示
手段44の温度異常表示ランプに通電して、温度異常表
示ランプが点灯する。
【0041】また、主電源線21の電気的絶縁体23の
温度が上昇して、絶縁部材33が溶融し、それにより、
導体32と温度抵抗体34とが短絡すると、導体短絡検
出手段45のリレーのコイルが通電して、そのリレーの
接点が閉状態になり、表示手段44の導体短絡異常表示
ランプに通電して、導体短絡異常表示ランプが点灯す
る。また、電源遮断手段43により電源が遮断される。
【0042】すなわち、異常温度検出手段41および導
体短絡検出手段45が導体32の温度異常を二重に検出
するようになり、主電源線21の異常温度検出の的確性
を高めることができる。
【0043】また、異常検知電線31の絶縁被膜35が
車両エッジ部などの接触により摩耗して当該車体エッジ
部が温度抵抗体34まで達し、温度抵抗体34がボディ
ーに接触すると、温度抵抗体34は短絡状態となり、温
度抵抗体短絡検出手段42のリレーのコイルが通電し
て、リレーの接点が閉状態になり、表示手段44の温度
抵抗体短絡異常表示ランプに通電して、温度抵抗体短絡
異常ランプが点灯する。
【0044】かくして、異常検出装置40においては、
表示手段44の温度抵抗体短絡異常表示ランプが点灯し
ないで、表示手段44の温度異常表示ランプや表示手段
44の導体短絡異常表示ランプが点灯する場合には、主
電源線21や異常検知電線31に異常がなく、負荷の故
障に起因する負荷ショートによって主電源線21に過電
流が流れている可能性が高いこと判断することができ
る。
【0045】また、異常検出装置40においては、表示
手段44の温度抵抗体短絡異常表示ランプが点灯し、表
示手段44の温度異常表示ランプや表示手段44の導体
短絡異常表示ランプが点灯しない場合には、異常検知電
線31が損傷してボディーとの接触により温度抵抗体3
4が短絡状態になり、現在の状態が車両エッジ部の食い
込みが主電源線21にまで至る前段階であり、やがて主
電源線21に車両エッジ部の食い込みによるデッドショ
ートやレアショートが生じるであろうことを、ユーザな
どが予め知ることができる。
【0046】また異常検出装置40においては、表示手
段44の温度抵抗体短絡異常表示ランプが点灯し、か
つ、表示手段44の温度異常表示ランプが点灯したり、
導体短絡検出手段45の導体短絡異常表示ランプが点灯
する場合には、ユーザは、現在の状態が車両エッジ部の
食い込みが主電源線21にまで達し、これが原因で主電
源線21にデッドショートやレアショートが発生してい
ることを知ることができる。
【0047】主電源線21の温度上昇を検出するのに加
えて、温度抵抗体34の短絡の有無を検出するようにし
たことにより、主電源線21に過電流が流れている原因
がどの箇所(主電源線21あるいは異常検知電線31ま
たは、負荷)にあるのかを特定できるようになる。この
結果、ユーザは特定された異常部品を交換または修理す
れば、容易に過電流を解消することができるようにな
る。
【0048】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
図5に示すように、異常検知電線31は同じく主電源線
21に巻き付けられているが、三層体131、温度抵抗
体34および絶縁被膜35を有している。三層体131
は、第1の導体132、第2の導体232および、絶縁
部材33から成る。絶縁部材33は、第1の導体132
と第2の導体232との間に介在している。
【0049】第1の導体132は板状の導電部材により
構成されている。また、第2の導体232は板状の導電
部材により構成されている。三層体131の側縁に沿っ
て温度抵抗体34が設けられている。
【0050】温度抵抗体34は、軸状部材36に螺旋状
に巻き付いて成る。軸状部材36は、ガラスファイバな
どの補強芯37にシリコンゴムなどの柔軟性素材38を
被覆して成る。それにより、軸状部材36は、絶縁性と
柔軟性とを有している。温度抵抗体34および、三層体
131には塩化ビニル等でなる絶縁被膜35が施されて
いる。
【0051】主電源線21が発煙温度近傍(200℃付
近)になると、異常温度検出手段41が主電源線21の
温度異常を検出し、表示手段44の温度異常表示ランプ
が点灯する。また、主電源線21の温度上昇によって絶
縁部材33が溶融して、絶縁状態にあった第1の導体1
32と第2の導体232とが短絡すると、導体短絡検出
手段45がその短絡を検出し、表示手段44の導体短絡
異常検出ランプが点灯する。
【0052】このように異常温度検出手段41と導体短
絡検出手段45の両方の検出結果に基づき、主電源線2
1に過電流が流れていることを二重に検出することがで
き、検出の的確性を高めることができるようになる。
【0053】表示手段44の温度抵抗体短絡異常表示ラ
ンプが点灯しないで、表示手段44の温度異常表示ラン
プや表示手段44の導体短絡異常表示ランプが点灯する
場合には、主電源線21や三層体131に異常がなく、
負荷の故障に起因する負荷ショートによって主電源線2
1に過電流が流れている可能性が高いこと判断すること
ができる。
【0054】また、車両エッジ部が異常検知電線31に
食い込んで、温度抵抗体34がボディーに接触して短絡
すると、その短絡を温度抵抗体短絡検出手段42が検出
して、表示手段44の温度抵抗体短絡異常表示ランプが
点灯する。それにより、温度抵抗体短絡異常表示ランプ
が点灯する。このとき、表示手段44の温度異常表示ラ
ンプや温度導体短絡異常表示ランプが点灯しない場合に
は、やがて主電源線21に車両エッジ部の食い込みによ
るデッドショートやレアショートが生じるであろうこと
を、予知することができる。
【0055】一方、温度抵抗体短絡異常表示ランプが点
灯して、表示手段44の温度異常表示ランプや温度導体
短絡異常表示ランプが点灯する場合には、現在の状態が
車両エッジ部の食い込みが主電源線21にまで達し、こ
れが原因で主電源線21にデッドショートやレアショー
トが発生していることを知ることができる。
【0056】なお上述の実施形態においては、車両用電
源線の異常検出装置40を図4に示すような回路構成に
より形成した場合について述べたが、本発明の車両用電
源線の異常検出装置40はこれに限らず、要は、温度抵
抗体34により得られる温度検出出力に基づいて主電源
線21が発煙温度近傍(200℃付近)になったことを
検出する異常温度検出手段41と、導体32,132,
232が短絡したことを検出する導体短絡検出手段45
と、異常温度検出手段41あるいは導体短絡検出手段4
5により各異常が検出されたことをユーザに告知するた
めの表示手段44とを設けるようにすればよい。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明の一の構成によれ
ば、主電源線の温度が上昇して発煙温度近傍になると、
絶縁部材が溶融して、導体と温度抵抗体とが短絡し、そ
の短絡を検出することにより、主電源線の導電線が短絡
する前の段階で異常を検出することができる。また、温
度抵抗体の抵抗値を検出することで、主電源線の温度異
常を検出することができ、同じく、主電源線の導電線が
短絡する前の段階で異常を検出することができる。すな
わち、導体と温度抵抗体との短絡の検出並びに、温度抵
抗体による温度検出により、主電源線の温度異常を二重
に検出することができ、デッドショートやレアショート
等の主電源線の異常を高い信頼性をもって検出すること
ができる。
【0058】また、本発明の別の構成によれば、主電源
線が発煙温度近傍の異常温度になると、異常温度検出手
段が温度異常を検出し、表示手段が温度異常を表示す
る。また、主電源線の温度上昇によって絶縁部材が溶融
して、導体と温度抵抗体とが短絡すると、その短絡を、
導体短絡検出手段が検出し、表示手段が表示するので、
異常温度検出手段および導体短絡検出手段が、主電源線
の温度異常を二重に検出し、主電源線の異常発熱を的確
に予知することができる。
【0059】さらに、本発明の別の構成によれば、主電
源線の温度が上昇して発煙温度近傍になると、絶縁部材
が溶融して、第1の導体と第2の導体とが短絡し、その
短絡を検出し、また、温度抵抗体の抵抗値を検出するこ
とで、主電源線の温度異常を検出することができる。そ
れにより、主電源線の導電線が短絡する前の段階で、主
電源線の温度異常を二重に検出することができる。
【0060】さらに、本発明の別の構成によれば、温度
抵抗体が異常検知電線の側縁部を構成していて、その温
度抵抗体が軸状部材に螺旋状に巻かれているので、温度
抵抗体は、螺旋状に旋回する毎に主電源線に近づいた部
位ができ、主電源線に近づいた部位、すなわち主電源線
の温度を感知し易い部位が異常検知電線の巻き付け方向
へほぼ等間隔に多数箇所でき、それにより、温度抵抗体
の感度を良くすることができる。
【0061】さらに、本発明の別の構成によれば、主電
源線が発煙温度近傍に発熱すると、異常温度検出手段が
温度異常を検出し、表示手段は、主電源線の温度異常を
表示する。また、主電源線の温度上昇によって絶縁部材
が溶融して、絶縁状態にあった第1の導体と第2の導体
とが短絡すると、その短絡を導体短絡検出手段がその短
絡を検出して、表示手段が表示する。このように異常温
度検出手段と導体短絡検出手段の両方の検出結果に基づ
き、主電源線に過電流が流れていることを二重に検出す
ることができ、検出の的確性を高めることができるよう
になる。
【0062】さらに、本発明の別の構成によれば、異常
検知電線の絶縁被膜が車両のボディーのエッジなどによ
って損傷し、温度抵抗体が短絡すると、その短絡を温度
抵抗体短絡検出手段が検出し、表示手段が表示するよう
になる。温度抵抗体の短絡があり、かつ、異常温度検出
手段あるいは導体短絡検出手段により主電源線の温度異
常が検出される場合は、主電源線自体にデッドショート
やレアショートが生じている可能性が高いことを意味す
る。これに対して、温度抵抗体の短絡がなく、かつ、異
常温度検出手段あるいは導体検出手段により主電源線の
温度異常が検出される場合は、負荷の故障に起因する負
荷ショートによって主電源線に過電流が流れている可能
性が高いことを意味する。このように、温度異常検出手
段または導体短絡検出手段と、温度抵抗体短絡検出手段
との両方の検出結果に基づき、過電流が流れている原因
がどこの箇所にあるのかを特定することができ、過電流
の発生要因を容易に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による異常検知電線の斜
視図である。
【図2】本発明の第1実施形態による車両用電源線の斜
視図である。
【図3】本発明の第1実施形態による異常検知電線を部
分的に破断して示した部分断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による車両用電源線の異
常検出装置のブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態による異常検知電線の斜
視図である。
【符号の説明】
10…電源ボックス 20…車両用電源線 21…主電源線 22…導電線 23…電気的絶縁体 31…異常検知電線 32…導体 33…絶縁部材 34…温度抵抗体 35…絶縁被膜 36…軸状部材 37…補強芯 38…柔軟性素材 40…異常検出装置 41…異常温度検出手段 42…温度抵抗体短絡検出手段 43…電源遮断手段 44…表示手段 45…導体短絡検出手段 131…三層体 132…第1の導体 232…第2の導体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリやオルタネータ等の電源部と負
    荷等の電源供給対象とを互いに接続して、前記電源部か
    ら電流を前記電源供給対象に供給する車両用電源線にお
    いて、 前記車両用電源線は、主電源線および異常検知電線を備
    え、 前記主電源線は、導電線および電気的絶縁体を有し、 前記導電線は、前記電源部と前記電源供給対象とを電気
    的に接続し、 前記電気的絶縁体は、前記導電線を被覆しており、 前記異常検知電線は、導体、絶縁部材、温度抵抗体およ
    び、絶縁被膜を有していて、前記主電源線に螺旋状に巻
    き付けられており、 前記絶縁部材は、前記導体を被覆し、主電源線の発煙温
    度近傍を融点とする熱可塑性樹脂材により成形されてお
    り、 前記温度抵抗体は、前記絶縁部材に巻き回されていて、
    温度の変化に応じてその抵抗値が変化し、 前記絶縁被膜は、前記絶縁部材よび前記温度抵抗体を被
    覆していることを特徴とする車両用電源線。
  2. 【請求項2】 バッテリやオルタネータ等の電源部と負
    荷等の電源供給対象とを互いに接続して、前記電源部か
    ら電流を前記電源供給対象に供給する車両用電源線にお
    いて、 前記車両用電源線は、主電源線および異常検知電線を備
    え、 前記主電源線は、導電線および電気的絶縁体を有し、 前記導電線は、前記電源部と前記電源供給対象とを電気
    的に接続し、 前記電気的絶縁体は、前記導電線を被覆しており、 前記異常検知電線は、三層体、温度抵抗体および、絶縁
    被膜を有していて、前記主電源線に螺旋状に巻き付けら
    れており、 前記三層体は、第1の導体、第2の導体および、絶縁部
    材から成り、 前記絶縁部材は、板形状の前記第1の導体と同じく板形
    状の第2の導体との間に介在し、主電源線の発煙温度近
    傍を融点とする熱可塑性樹脂材により成形されており、 前記温度抵抗体は、前記三層体の側縁に沿って設けられ
    ていて、温度の変化に応じてその抵抗値が変化し、 前記絶縁被膜は、前記三層体および前記温度抵抗体を被
    覆していることを特徴とする車両用電源線。
  3. 【請求項3】 前記温度抵抗体は、絶縁性かつ柔軟性を
    有する軸状部材に螺旋状に巻き付いていることを特徴と
    する請求項1または2に記載の車両用電源線。
  4. 【請求項4】 前記温度抵抗体により得られる温度検出
    出力に基づいて前記主電源線が発煙温度近傍になったこ
    とを検出する異常温度検出手段と、 前記温度抵抗体と前記導体との短絡を検出する導体短絡
    検出手段と、 前記異常温度検出手段による温度異常および、前記導体
    短絡検出手段による短絡異常が検出された場合に、該各
    異常をそれぞれ表示するための表示手段とを具えること
    を特徴とする車両用電源線の異常検出装置。
  5. 【請求項5】 前記温度抵抗体により得られる温度検出
    出力に基づいて前記主電源線が発煙温度近傍になったこ
    とを検出する異常温度検出手段と、 前記第1の導体と前記第2の導体との短絡を検出する導
    体短絡検出手段とを、 前記異常温度検出手段による温度異常および、前記導体
    短絡検出手段による短絡異常が検出された場合に、該各
    異常をそれぞれ表示するための表示手段とを具えること
    を特徴とする請求項4に記載の車両用電源線の異常検出
    装置。
  6. 【請求項6】 前記車両用電源線の異常検出装置は温度
    抵抗体短絡検出手段を有し、 前記温度抵抗体短絡検出手段は、前記温度抵抗体の短絡
    を検出し、 前記表示手段は、前記温度抵抗体短絡検出手段による短
    絡異常が検出された場合に、該短絡異常を表示すること
    を特徴とする請求項4または5に記載の車両用電源線の
    異常検出装置。
JP10003828A 1998-01-12 1998-01-12 車両用電源線及び車両用電源線の異常検出装置 Withdrawn JPH11203952A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014045641A1 (ja) * 2012-09-18 2014-03-27 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネスシステム
WO2014076987A1 (ja) * 2012-11-19 2014-05-22 株式会社オートネットワーク技術研究所 ワイヤーハーネスシステム

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JP2014058218A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk ワイヤーハーネスシステム
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