JPH11203251A - 時刻同期方式 - Google Patents

時刻同期方式

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JPH11203251A
JPH11203251A JP10017852A JP1785298A JPH11203251A JP H11203251 A JPH11203251 A JP H11203251A JP 10017852 A JP10017852 A JP 10017852A JP 1785298 A JP1785298 A JP 1785298A JP H11203251 A JPH11203251 A JP H11203251A
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Hideki Matsuhashi
英樹 松橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部ハードウェア時計のような時刻同期のた
めの専用回路を必要とせずに、複数のプロセッサ間で信
頼性の高い時刻同期を行う。 【解決手段】 共有メモリ1上に基準時刻を示す共有時
計11を備え、各プロセッサ2,3に自プロセッサ固有
の時刻を示す内部時計23,33を備える。時刻同期開
始手段24,34は、外部ハードウェア状態監視手段2
6,36により障害が発生していない各プロセッサの時
刻同期開始優先度を定期的に比較する。自プロセッサ2
の時刻同期開始優先度が最も高いときに、時刻同期開始
手段24は、内部時計同期手段25により共有時計11
の時刻を自プロセッサ2の内部時計23の時刻に同期化
し他プロセッサ3に時刻同期開始指示を送信する。他プ
ロセッサ3の時刻同期開始手段34は、内部時計同期手
段35により共有時計11の時刻を取得して内部時計3
3に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時刻同期方式に関
し、特に共有メモリを有するマルチプロセッサシステム
において各プロセッサ間で時刻を同期させる時刻同期方
式に関する。
【0002】従来、この種の時刻同期方式は、マルチプ
ロセッサシステムにおいて、プロセッサ独自の計時動作
によるプロセッサ間の時間のずれを防ぐために用いられ
ている。
【0003】たとえば、特開昭58−12059号公報
には、共有のハードウェア時計と共有メモリとの交信手
段により各プロセッサ間の時刻同期をとる技術が記載さ
れている。
【0004】また、実開平5−17747号公報には、
各プロセッサが、共通のハードウェア時計を反映してい
る共有メモリ上のソフトウェア時計を使用して時刻を管
理する技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、時刻
を同期するための専用のハードウェアが必要であるとい
うことである。その理由は、共有メモリに時刻を書き込
む手段として外部ハードウェア時計を使用しているため
である。
【0006】第2の問題点は、システムの外部ハードウ
ェア時計に障害が発生するとシステムのプロセッサ間で
時刻同期を行えなくなるということである。その理由
は、時刻同期の基準となる装置が外部ハードウェア時計
のみであるためである。
【0007】本発明の目的は、マルチプロセッサシステ
ムにおいて、外部ハードウェア時計のような時刻同期の
ための専用回路を必要とせずに、複数のプロセッサ間で
信頼性の高い時刻同期を行う時刻同期方式を提供するこ
とにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、マルチプログ
ラムシステムにおいて、障害の発生により外部ハードウ
ェア時計が使用できなくなった場合にも、複数のプロセ
ッサ間で信頼性の高い時刻同期を行う時刻同期方式を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の時刻同期方式
は、複数のプロセッサからアクセス可能な共有メモリを
有するマルチプロセッサシステムにおいて、前記共有メ
モリ上に前記マルチプロセッサシステムの基準時刻を示
す共有時計を備え、各プロセッサが、自プロセッサ固有
の時刻を示す内部時計と、外部ハードウェアの障害発生
を検出する外部ハードウェア状態監視手段と、前記共有
時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化す
る内部時計同期手段と、他のプロセッサに時刻同期開始
指示を送信するプロセッサ間通信手段と、前記外部ハー
ドウェア状態監視手段により障害が発生していないと判
断された各プロセッサの時刻同期開始優先度を定期的に
比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高い
ときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時刻
を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化し前記プロセ
ッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻同期開始指
示を送信する時刻同期開始手段とを有する。
【0010】また、本発明の時刻同期方式は、複数のプ
ロセッサからアクセス可能な共有メモリを有するマルチ
プロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上に前記
マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す共有時計を
備え、各プロセッサが、自プロセッサ固有の時刻を示す
内部時計と、自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
時計の時刻に同期化する内部時計同期手段と、他のプロ
セッサからの時刻同期開始指示を受信するプロセッサ間
通信手段と、このプロセッサ間通信手段により他のプロ
セッサからの時刻同期開始指示が受信されたときに前記
内部時計同期手段により自プロセッサの内部時計の時刻
を前記共有時計の時刻に同期化する時刻同期開始手段と
を有する。
【0011】さらに、本発明の時刻同期方式は、複数の
プロセッサからアクセス可能な共有メモリを有するマル
チプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上に前
記マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す共有時計
を備え、各プロセッサが、自プロセッサ固有の時刻を示
す内部時計と、外部ハードウェアの障害発生を検出する
外部ハードウェア状態監視手段と、前記共有時計の時刻
を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化したり自プロ
セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
したりする内部時計同期手段と、他のプロセッサに時刻
同期開始指示を送信したり他のプロセッサからの時刻同
期開始指示を受信したりするプロセッサ間通信手段と、
前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生し
ていないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先
度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先
度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共
有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化
するとともに前記プロセッサ間通信手段により他のプロ
セッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッサ間
通信手段により他のプロセッサからの時刻同期開始指示
が受信されたときに前記内部時計同期手段により自プロ
セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
する時刻同期開始手段とを有する。
【0012】さらにまた、本発明の時刻同期方式は、複
数のプロセッサからアクセス可能な共有メモリを有する
マルチプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上
に前記マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す共有
時計を備え、各プロセッサが、自プロセッサ固有の時刻
を示す内部時計と、外部ハードウェアの障害発生を検出
する外部ハードウェア状態監視手段と、前記共有時計の
時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する内部
時計同期手段と、他のプロセッサに時刻同期開始指示を
送信したり当該他のプロセッサからの時刻同期完了通知
を受信したりするプロセッサ間通信手段と、前記外部ハ
ードウェア状態監視手段により障害が発生していないと
判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度を定期的
に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高
いときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時
刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を
開始するとともに前記プロセッサ間通信手段により他の
プロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッ
サ間通信手段により当該他のプロセッサからの時刻同期
完了通知を受信したときに前記内部時計同期手段による
前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
同期化する処理を終了する時刻同期開始手段とを有す
る。
【0013】また、本発明の時刻同期方式は、複数のプ
ロセッサからアクセス可能な共有メモリを有するマルチ
プロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上に前記
マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す共有時計を
備え、各プロセッサが、自プロセッサ固有の時刻を示す
内部時計と、自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
時計の時刻に同期化する内部時計同期手段と、他のプロ
セッサからの時刻同期開始指示を受信したり当該他のプ
ロセッサに時刻同期完了通知を返信したりするプロセッ
サ間通信手段と、このプロセッサ間通信手段により他の
プロセッサからの時刻同期開始指示が受信されたときに
前記内部時計同期手段により自プロセッサの内部時計の
時刻を前記共有時計の時刻に同期化し前記プロセッサ間
通信手段により当該他のプロセッサに時刻同期完了通知
を返信する時刻同期開始手段とを有する。
【0014】さらに、本発明の時刻同期方式は、複数の
プロセッサからアクセス可能な共有メモリを有するマル
チプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上に前
記マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す共有時計
を備え、各プロセッサが、自プロセッサ固有の時刻を示
す内部時計と、外部ハードウェアの障害発生を検出する
外部ハードウェア状態監視手段と、前記共有時計の時刻
を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化したり自プロ
セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
したりする内部時計同期手段と、他のプロセッサに時刻
同期開始指示および時刻同期完了通知を送信したり他の
プロセッサからの時刻同期開始指示および時刻同期完了
通知を受信したりするプロセッサ間通信手段と、前記外
部ハードウェア状態監視手段により障害が発生していな
いと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度を定
期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最
も高いときに前記内部時計同期手段により前記共有時計
の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処
理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手段により
他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロ
セッサ間通信手段により他のプロセッサからの時刻同期
開始指示が受信されたときに前記内部時計同期手段によ
り自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻
に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手段により
当該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信し、他の
プロセッサから時刻同期完了通知が返信されたときに前
記内部時計同期手段による前記共有時計の時刻を自プロ
セッサの内部時計の時刻に同期化する処理を終了する時
刻同期開始手段とを有する。
【0015】さらにまた、本発明の時刻同期方式は、複
数のプロセッサからアクセス可能な共有メモリを有する
マルチプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上
に配置され前記マルチプロセッサシステムの基準時刻を
示す共有時計と、この共有時計の時刻を一定時間間隔毎
に更新する外部ハードウェア時計とを備え、各プロセッ
サが、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、外部
ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状
態監視手段と、前記共有時計の時刻を自プロセッサの内
部時計の時刻に同期化する内部時計同期手段と、他のプ
ロセッサに時刻同期開始指示を送信するプロセッサ間通
信手段と、前記外部ハードウェア状態監視手段により前
記外部ハードウェア時計が正常に動作しているかどうか
を定期的に監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に
動作している場合には前記内部時計同期手段により自プ
ロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期
化し、前記外部ハードウェア時計に障害が発生している
場合には前記外部ハードウェア状態監視手段により障害
が発生していないと判断された各プロセッサの時刻同期
開始優先度を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先
度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共
有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化
し前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時
刻同期開始指示を送信する時刻同期開始手段とを有す
る。
【0016】また、本発明の時刻同期方式は、複数のプ
ロセッサからアクセス可能な共有メモリを有するマルチ
プロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上に配置
され前記マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す共
有時計と、この共有時計の時刻を一定時間間隔毎に更新
する外部ハードウェア時計とを備え、各プロセッサが、
自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、外部ハード
ウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態監視
手段と、前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計
の時刻に同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を
前記共有時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手
段と、他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり
他のプロセッサからの時刻同期開始指示を受信したりす
るプロセッサ間通信手段と、前記外部ハードウェア状態
監視手段により前記外部ハードウェア時計が正常に動作
しているかどうかを定期的に監視し、前記外部ハードウ
ェア時計が正常に動作している場合には前記内部時計同
期手段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
時計の時刻に同期化し、前記外部ハードウェア時計に障
害が発生している場合には前記外部ハードウェア状態監
視手段により障害が発生していないと判断された各プロ
セッサの時刻同期開始優先度を比較して自プロセッサの
時刻同期開始優先度が最も高いときに前記内部時計同期
手段により前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
計の時刻に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手
段により他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、
前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの
時刻同期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期
手段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時
計の時刻に同期化する時刻同期開始手段とを有する。
【0017】さらに、本発明の時刻同期方式は、複数の
プロセッサからアクセス可能な共有メモリを有するマル
チプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上に配
置され前記マルチプロセッサシステムの基準時刻を示す
共有時計と、この共有時計の時刻を一定時間間隔毎に更
新する外部ハードウェア時計とを備え、各プロセッサ
が、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、外部ハ
ードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態
監視手段と、前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部
時計の時刻に同期化する内部時計同期手段と、他のプロ
セッサに時刻同期開始指示を送信したり当該他のプロセ
ッサからの時刻同期完了通知を受信したりするプロセッ
サ間通信手段と、前記外部ハードウェア状態監視手段に
より前記外部ハードウェア時計が正常に動作しているか
どうかを定期的に監視し、前記外部ハードウェア時計が
正常に動作している場合には前記内部時計同期手段によ
り自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻
に同期化し、前記外部ハードウェア時計に障害が発生し
ている場合には前記外部ハードウェア状態監視手段によ
り障害が発生していないと判断された各プロセッサの時
刻同期開始優先度を比較して自プロセッサの時刻同期開
始優先度が最も高いときに前記内部時計同期手段により
前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
同期化する処理を開始するとともに前記プロセッサ間通
信手段により他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信
し、前記プロセッサ間通信手段により当該他のプロセッ
サからの時刻同期完了通知を受信したときに前記内部時
計同期手段による前記共有時計の時刻を自プロセッサの
内部時計の時刻に同期化する処理を終了する時刻同期開
始手段とを有する。
【0018】さらにまた、本発明の時刻同期方式は、複
数のプロセッサからアクセス可能な共有メモリを有する
マルチプロセッサシステムにおいて、前記共有メモリ上
に配置され前記マルチプロセッサシステムの基準時刻を
示す共有時計と、この共有時計の時刻を一定時間間隔毎
に更新する外部ハードウェア時計とを備え、各プロセッ
サが、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、外部
ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状
態監視手段と、前記共有時計の時刻を自プロセッサの内
部時計の時刻に同期化したり自プロセッサの内部時計の
時刻を前記共有時計の時刻に同期化したりする内部時計
同期手段と、他のプロセッサに時刻同期開始指示および
時刻同期完了通知を送信したり他のプロセッサからの時
刻同期開始指示および時刻同期完了通知を受信したりす
るプロセッサ間通信手段と、前記外部ハードウェア状態
監視手段により前記外部ハードウェア時計が正常に動作
しているかどうかを定期的に監視し、前記外部ハードウ
ェア時計が正常に動作している場合には前記外部ハード
ウェア状態監視手段により障害が発生していないと判断
された各プロセッサの時刻同期開始優先度を比較して自
プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高いときに前記
内部時計同期手段により前記共有時計の時刻を自プロセ
ッサの内部時計の時刻に同期化する処理を開始するとと
もに前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに
時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段
により他のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信さ
れたときに前記内部時計同期手段により自プロセッサの
内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化するとと
もに前記プロセッサ間通信手段により当該他のプロセッ
サに時刻同期完了通知を返信し、他のプロセッサから時
刻同期完了通知が返信されたときに前記内部時計同期手
段による前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計
の時刻に同期化する処理を終了する時刻同期開始手段と
を有する。
【0019】一方、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外部ハー
ドウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態監
視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時
刻に同期化する内部時計同期手段,他のプロセッサに時
刻同期開始指示を送信するプロセッサ間通信手段,およ
び前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生
していないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優
先度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優
先度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記
共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期
化し前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに
時刻同期開始指示を送信する時刻同期開始手段として機
能させるためのプログラムを記録する。
【0020】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,自プロセ
ッサの内部時計の時刻を共有時計の時刻に同期化する内
部時計同期手段,他のプロセッサからの時刻同期開始指
示を受信するプロセッサ間通信手段,およびこのプロセ
ッサ間通信手段により他のプロセッサからの時刻同期開
始指示が受信されたときに前記内部時計同期手段により
自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に
同期化する時刻同期開始手段として機能させるためのプ
ログラムを記録する。
【0021】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外部ハ
ードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態
監視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の
時刻に同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前
記共有時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手
段,他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり他
のプロセッサからの時刻同期開始指示を受信したりする
プロセッサ間通信手段,および前記外部ハードウェア状
態監視手段により障害が発生していないと判断された各
プロセッサの時刻同期開始優先度を定期的に比較して自
プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高いときに前記
内部時計同期手段により前記共有時計の時刻を自プロセ
ッサの内部時計の時刻に同期化するとともに前記プロセ
ッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻同期開始指
示を送信し、前記プロセッサ間通信手段により他のプロ
セッサからの時刻同期開始指示が受信されたときに前記
内部時計同期手段により自プロセッサの内部時計の時刻
を前記共有時計の時刻に同期化する時刻同期開始手段と
して機能させるためのプログラムを記録する。
【0022】さらにまた、本発明の記録媒体は、コンピ
ュータを、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外
部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア
状態監視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
計の時刻に同期化する内部時計同期手段,他のプロセッ
サに時刻同期開始指示を送信したり当該他のプロセッサ
からの時刻同期完了通知を受信したりするプロセッサ間
通信手段,および前記外部ハードウェア状態監視手段に
より障害が発生していないと判断された各プロセッサの
時刻同期開始優先度を定期的に比較して自プロセッサの
時刻同期開始優先度が最も高いときに前記内部時計同期
手段により前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
計の時刻に同期化する処理を開始するとともに前記プロ
セッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻同期開始
指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段により当該他
のプロセッサからの時刻同期完了通知を受信したときに
前記内部時計同期手段による前記共有時計の時刻を自プ
ロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を終了する
時刻同期開始手段として機能させるためのプログラムを
記録する。
【0023】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,自プロセ
ッサの内部時計の時刻を共有時計の時刻に同期化する内
部時計同期手段,他のプロセッサからの時刻同期開始指
示を受信したり当該他のプロセッサに時刻同期完了通知
を返信したりするプロセッサ間通信手段,およびこのプ
ロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの時刻同
期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期手段に
より自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時
刻に同期化し前記プロセッサ間通信手段により当該他の
プロセッサに時刻同期完了通知を返信する時刻同期開始
手段として機能させるためのプログラムを記録する。
【0024】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外部ハ
ードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態
監視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の
時刻に同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前
記共有時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手
段,他のプロセッサに時刻同期開始指示および時刻同期
完了通知を送信したり他のプロセッサからの時刻同期開
始指示および時刻同期完了通知を受信したりするプロセ
ッサ間通信手段,および前記外部ハードウェア状態監視
手段により障害が発生していないと判断された各プロセ
ッサの時刻同期開始優先度を定期的に比較して自プロセ
ッサの時刻同期開始優先度が最も高いときに前記内部時
計同期手段により前記共有時計の時刻を自プロセッサの
内部時計の時刻に同期化する処理を開始するとともに前
記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻同
期開始指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段により
他のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信されたと
きに前記内部時計同期手段により自プロセッサの内部時
計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化するとともに前
記プロセッサ間通信手段により当該他のプロセッサに時
刻同期完了通知を返信し、他のプロセッサから時刻同期
完了通知が返信されたときに前記内部時計同期手段によ
る前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻
に同期化する処理を終了する時刻同期開始手段として機
能させるためのプログラムを記録する。
【0025】さらにまた、本発明の記録媒体は、コンピ
ュータを、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外
部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア
状態監視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
計の時刻に同期化する内部時計同期手段,他のプロセッ
サに時刻同期開始指示を送信するプロセッサ間通信手
段,および前記外部ハードウェア状態監視手段により外
部ハードウェア時計が正常に動作しているかどうかを定
期的に監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動作
している場合には前記内部時計同期手段により自プロセ
ッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
し、前記外部ハードウェア時計に障害が発生している場
合には前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が
発生していないと判断された各プロセッサの時刻同期開
始優先度を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度
が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共有
時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化し
前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻
同期開始指示を送信する時刻同期開始手段として機能さ
せるためのプログラムを記録する。
【0026】また、本発明の記録媒体は、コンピュータ
を、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外部ハー
ドウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態監
視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時
刻に同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前記
共有時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手段,
他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり他のプ
ロセッサからの時刻同期開始指示を受信したりするプロ
セッサ間通信手段,および前記外部ハードウェア状態監
視手段により外部ハードウェア時計が正常に動作してい
るかどうかを定期的に監視し、前記外部ハードウェア時
計が正常に動作している場合には前記内部時計同期手段
により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の
時刻に同期化し、前記外部ハードウェア時計に障害が発
生している場合には前記外部ハードウェア状態監視手段
により障害が発生していないと判断された各プロセッサ
の時刻同期開始優先度を比較して自プロセッサの時刻同
期開始優先度が最も高いときに前記内部時計同期手段に
より前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時
刻に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手段によ
り他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プ
ロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの時刻同
期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期手段に
より自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時
刻に同期化する時刻同期開始手段として機能させるため
のプログラムを記録する。
【0027】さらに、本発明の記録媒体は、コンピュー
タを、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外部ハ
ードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア状態
監視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の
時刻に同期化する内部時計同期手段,他のプロセッサに
時刻同期開始指示を送信したり当該他のプロセッサから
の時刻同期完了通知を受信したりするプロセッサ間通信
手段,および前記外部ハードウェア状態監視手段により
外部ハードウェア時計が正常に動作しているかどうかを
定期的に監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動
作している場合には前記内部時計同期手段により自プロ
セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
し、前記外部ハードウェア時計に障害が発生している場
合には前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が
発生していないと判断された各プロセッサの時刻同期開
始優先度を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度
が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共有
時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化す
る処理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手段に
より他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記
プロセッサ間通信手段により当該他のプロセッサからの
時刻同期完了通知を受信したときに前記内部時計同期手
段による前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計
の時刻に同期化する処理を終了する時刻同期開始手段と
して機能させるためのプログラムを記録する。
【0028】さらにまた、本発明の記録媒体は、コンピ
ュータを、自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計,外
部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェア
状態監視手段,共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
計の時刻に同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻
を前記共有時計の時刻に同期化したりする内部時計同期
手段,他のプロセッサに時刻同期開始指示および時刻同
期完了通知を送信したり他のプロセッサからの時刻同期
開始指示および時刻同期完了通知を受信したりするプロ
セッサ間通信手段,および前記外部ハードウェア状態監
視手段により外部ハードウェア時計が正常に動作してい
るかどうかを定期的に監視し、前記外部ハードウェア時
計が正常に動作している場合には前記外部ハードウェア
状態監視手段により障害が発生していないと判断された
各プロセッサの時刻同期開始優先度を比較して自プロセ
ッサの時刻同期開始優先度が最も高いときに前記内部時
計同期手段により前記共有時計の時刻を自プロセッサの
内部時計の時刻に同期化する処理を開始するとともに前
記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻同
期開始指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段により
他のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信されたと
きに前記内部時計同期手段により自プロセッサの内部時
計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化するとともに前
記プロセッサ間通信手段により当該他のプロセッサに時
刻同期完了通知を返信し、他のプロセッサから時刻同期
完了通知が返信されたときに前記内部時計同期手段によ
る前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻
に同期化する処理を終了する時刻同期開始手段として機
能させるためのプログラムを記録する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
時刻同期方式が適用されたマルチプロセッサシステムの
構成を示すブロック図である。このマルチプロセッサシ
ステムは、共有メモリ1と、固有の時刻同期開始優先度
を持つプロセッサ2と、それぞれ固有の時刻同期開始優
先度を持つ複数のプロセッサ3とから、その主要部が構
成されている。なお、プロセッサ2は、時刻同期開始優
先度が最も高く、他のプロセッサ3との間で時刻同期を
開始させるプロセッサであるものとする。
【0031】共有メモリ1は、全てのプロセッサ2およ
び3によって共通にアクセス可能なものであり、共有時
計11と、通信キュー12とが設けられている。
【0032】共有時計11は、マルチプロセッサシステ
ムの基準時刻を示す時計としての機能を果たすものもの
であり、時刻同期処理中にのみ時刻の更新が行われるも
のである。
【0033】通信キュー12は、プロセッサ数と同じ数
の通信キューを持ち、プロセッサ2,3間およびプロセ
ッサ3,3間で指示および通知の送受信を行うためのも
のである。
【0034】プロセッサ2は、時刻同期開始および時刻
同期終了を制御する時刻同期部21と、他のプロセッサ
3との間で指示および通知の送受信を行うプロセッサ間
通信手段22と、一定時間間隔毎にカウントアップして
時刻を計測する内部時計23と、他のプロセッサ3に障
害が発生した場合にこれを検出する外部ハードウェア状
態監視手段26とを含んで構成されている。
【0035】時刻同期部21は、時刻同期開始手段24
と、内部時計同期手段25とから構成されている。
【0036】時刻同期開始手段24は、自プロセッサ2
および外部ハードウェア状態監視手段26により障害が
発生していないと判断された他のプロセッサ3の時刻同
期開始優先度を定期的に比較して、自プロセッサ2の時
刻同期開始優先度が最も高いときに内部時計同期手段2
5により共有時計11の時刻を自プロセッサ2の内部時
計23の時刻に同期化し、プロセッサ間通信手段22に
より他のプロセッサ3に時刻同期開始指示を送信する。
【0037】内部時計同期手段25は、自プロセッサ2
の内部時計23の時刻を時刻同期処理中に一定時間間隔
毎に共有時計11に書き込むことにより、共有時計11
の時刻を自プロセッサ2の内部時計23の時刻に同期化
する。
【0038】プロセッサ間通信手段22は、通信キュー
12を使用してプロセッサ2,3間およびプロセッサ
3,3間で指示および通知の送受信を行う。
【0039】内部時計23は、自プロセッサ2の現在の
時刻を保持しており、一定時間間隔毎にその時刻を更新
する。
【0040】外部ハードウェア状態監視手段26は、自
プロセッサ2以外の全てのプロセッサ3を外部ハードウ
ェアとして状態監視し、プロセッサ3の障害が検出され
たときにはその旨を時刻同期開始手段24に通知する。
【0041】他のプロセッサ3は、プロセッサ2よりも
時刻同期開始優先度が低いこと以外は、プロセッサ2と
同じ構成を有する。したがって、対応する手段等には、
プロセッサ2における対応する手段等の符号に10を加
えた符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。
【0042】図2を参照すると、プロセッサ2および3
における時刻同期処理を開始する手順は、自プロセッサ
時刻同期開始優先度最高判定ステップ101と、他プロ
セッサへの時刻同期開始指示送信ステップ102と、共
有時計への内部時計時刻書込みステップ103と、時刻
同期処理以外の処理ステップ104と、時刻同期完了通
知受信完了判定ステップ105とからなる。
【0043】図3を参照すると、他のプロセッサ3にお
ける時刻同期処理が指示されたときの手順は、時刻同期
処理以外の処理ステップ201と、時刻同期開始指示受
信判定ステップ202と、内部時計同期化ステップ20
3と、時刻同期完了通知送信ステップ204とからな
る。
【0044】図4は、時刻同期開始優先度が最も高いプ
ロセッサ2に障害が発生した場合の動作を説明するため
の図である。
【0045】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る時刻同期方式の動作について、図1ないし図
4を参照して詳細に説明する。
【0046】まず、プロセッサ2からプロセッサ3に時
刻同期開始指示が行われる場合の動作について、図1な
いし図3を参照しながら説明する。
【0047】プロセッサ2では、時刻同期開始手段24
が、外部ハードウェア状態監視手段26により、他のプ
ロセッサ3に障害が発生していないかどうかを検出し、
自プロセッサ2および障害が発生していない他のプロセ
ッサ3の中で、自プロセッサ2の時刻同期開始優先度が
最も高いかどうかを定期的に判断する(ステップ10
1)。
【0048】自プロセッサ2が正常に動作していれば、
自プロセッサ2の時刻同期開始優先度が最も高いので、
時刻同期開始手段24は、プロセッサ間通信手段22に
より、障害の発生していない他の全てのプロセッサ3に
時刻同期開始指示を送信する(ステップ102)。
【0049】次に、時刻同期開始手段24は、内部時計
同期手段25により、自プロセッサ2の内部時計23の
時刻を共有時計11に一定時間間隔毎に書き込む処理を
開始することにより時刻の同期化を開始する(ステップ
103)。
【0050】この後、プロセッサ2は、ある一定時間、
時刻同期処理以外のプロセッサ本来の処理を行う(ステ
ップ104)。
【0051】他のプロセッサ3でも、プロセッサ2と同
様に、時刻同期開始手段34が、外部ハードウェア状態
監視手段36により、他のプロセッサ2および3に障害
が発生していないかどうかを検出し、自プロセッサ3お
よび障害が発生していない他のプロセッサ2および3の
中で、自プロセッサ3の時刻同期開始優先度が最も高い
かどうかを定期的に判断する(ステップ101)。しか
し、プロセッサ2が正常に動作している状態では、自プ
ロセッサ3の時刻同期開始優先度は最も高くはないの
で、時刻同期開始手段34は、ただちに処理を終了す
る。
【0052】一方、他の全てのプロセッサ3では、時刻
同期処理以外のプロセッサ本来の処理(ステップ20
1)を行いながら、時刻同期開始手段34が、プロセッ
サ間通信手段32により時刻同期開始指示を受信してい
るかどうかを調べ(ステップ202)、時刻同期開始指
示を受信していなければステップ201に制御を戻す。
したがって、プロセッサ3は、時刻同期処理以外のプロ
セッサ本来の処理(ステップ201)を繰り返す。
【0053】時刻同期開始指示を受信していれば、時刻
同期開始手段34は、内部時計同期手段35により、共
有時計11の時刻を取得して内部時計33に書き込むこ
とにより内部時計33の時刻を共有時計11の時刻に同
期化させる(ステップ203)。
【0054】次に、時刻同期開始手段34は、プロセッ
サ間通信手段32により、時刻同期完了通知を時刻同期
開始指示の送信元のプロセッサ2に返信し(ステップ2
04)、自プロセッサ3での時刻同期処理を終了する。
【0055】プロセッサ2では、時刻同期開始手段24
が、プロセッサ間通信手段22により、時刻同期開始指
示を送信した他の全てのプロセッサ3から時刻同期完了
通知を受信したかどうかを調べ(ステップ105)、受
信していなければステップ103に制御を戻して、ステ
ップ103〜105を繰り返す。他の全てのプロセッサ
3から時刻同期完了通知を受信していれば、時刻同期開
始手段24は、時刻同期処理を終了する。
【0056】次に、時刻同期開始優先度が最も高いプロ
セッサ2に障害が発生した場合の動作について、図4を
参照して簡単に説明する。
【0057】プロセッサ2に障害が発生すると、他の全
てのプロセッサ3では、時刻同期開始手段34が、外部
ハードウェア状態監視手段36により、定期的に他のプ
ロセッサ2および3に障害が発生したかどうかを検出す
る際に、プロセッサ2の障害発生を検出する。したがっ
て、自プロセッサ3の時刻同期開始優先度が最も高いか
どうかの判断対象からプロセッサ2が除外され、他の全
てのプロセッサ3のうちの1つのプロセッサ3の時刻同
期開始優先度が最も高いと判断される(ステップ101
でイエス)。このため、当該プロセッサ3の時刻同期開
始手段34が、図2の流れ図に従い、プロセッサ2が行
っていた共有時計11の時刻を自プロセッサ3の内部時
計33の時刻に同期化する時刻同期処理を開始し、残り
の他のプロセッサ3が図3の流れ図に従い、自プロセッ
サ3の内部時計33の時刻を共有時計11の時刻に同期
化する時刻同期処理を行う。
【0058】図5は、本発明の第2の実施の形態に係る
時刻同期方式が適用されたマルチプロセッサシステムの
構成を示すブロック図である。このマルチプロセッサシ
ステムは、図1示した第1の実施の形態に係る時刻同期
方式が適用されたマルチプロセッサシステムに対して、
共有メモリ1内の共有時計11の時刻を一定時間間隔毎
に更新する外部ハードウェア時計4を追加するようにし
たものである。外部ハードウェア時計4は、全てのプロ
セッサ2および3の外部ハードウェア状態監視手段26
および36から参照可能となっている。なお、その他の
構成は、図1に示した第1の実施の形態に係る時刻同期
方式が適用されたマルチプロセッサシステムと同様であ
るので、対応する手段等には同一符号を付してそれらの
詳しい説明を省略する。
【0059】図6は、図5中の時刻同期部21および3
1の動作を示す流れ図である。すなわち、時刻同期部2
1および31の処理は、外部ハードウェア時計正常動作
判定ステップ301と、全プロセッサによる時刻同期処
理開始ステップ302と、内部時計同期化ステップ30
3とからなる。
【0060】このように構成された第2の実施の形態に
係る時刻同期方式の動作について、第1の実施の形態に
係る時刻同期方式の動作との相違点を中心に説明する。
【0061】プロセッサ2および3では、時刻同期開始
手段24および34が、外部ハードウェア状態管理手段
26および36により、外部ハードウェア時計4が正常
に動作しているかどうかを定期的に確認する(ステップ
301)。
【0062】外部ハードウェア時計4が正常に動作して
いるときには、時刻同期開始手段24および34は、内
部時計同期手段25および35により、内部時計23お
よび33の時刻を共有時計11の時刻に同期化させて
(ステップ303)、処理を終了する。
【0062】一方、外部ハードウェア時計4に障害が発
生して正常に動作していないときには、プロセッサ2お
よび3では、第1の実施の形態に係る時刻同期方式で説
明した図2および図3の流れ図に従って、全てのプロセ
ッサ2および3による時刻同期処理を開始する(ステッ
プ302)。この時刻同期処理の詳細な動作は、外部ハ
ードウェア4を持たない第1の実施の形態に係る時刻同
期方式の場合と全く同様になるので、その説明を省略す
る。
【0063】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0064】図7を参照すると、本発明の第3の実施の
形態に係る時刻同期方式は、図1に示した第1の実施の
形態に係る時刻同期方式に対して、時刻同期処理プログ
ラムを記録した記録媒体5を備える。この記録媒体5
は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体で
あってもよい。
【0065】時刻同期処理プログラムは記録媒体5から
プロセッサ2および3に読み込まれ、時刻同期部21お
よび31,プロセッサ間通信手段22および32,内部
時計23および33ならびに外部ハードウェア状態監視
手段26および36としてプロセッサ2および3の動作
を制御する。時刻同期処理プログラムによるプロセッサ
2および3の動作は、第1の実施の形態に係る時刻同期
方式における場合と全く同様になるので、その詳しい説
明を割愛する。
【0066】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0067】図8を参照すると、本発明の第4の実施の
形態に係る時刻同期方式は、図5に示した第2の実施の
形態に係る時刻同期方式に対して、時刻同期処理プログ
ラムを記録した記録媒体6を備える。この記録媒体6
は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録媒体で
あってもよい。
【0068】時刻同期処理プログラムは記録媒体6から
プロセッサ2および3に読み込まれ、時刻同期部21お
よび31,プロセッサ間通信手段22および32,内部
時計23および33ならびに外部ハードウェア状態監視
手段26および36としてプロセッサ2および3の動作
を制御する。時刻同期処理プログラムによるプロセッサ
2および3の動作は、第2の実施の形態に係る時刻同期
方式における場合と全く同様になるので、その詳しい説
明を割愛する。
【0069】なお、上記各実施の形態では、マルチプロ
セッサシステムに含まれる全てのプロセッサ2および3
が時刻同期処理の対象であることを前提に動作の説明を
行ったが、時刻同期処理を開始するプロセッサにおいて
時刻同期開始指示を選択的に他のプロセッサに送信する
ようにすることにより、プロセッサ2および3のうちの
任意のプロセッサ間で選択的に時刻同期処理を行うこと
も可能であることはいうまでもない。
【0070】
【発明の効果】第1の効果は、マルチプロセッサシステ
ムにおいて、時刻を計測するための専用のハードウェア
を必要とせずに、安価かつ簡単な構成で各プロセッサ間
の時刻誤差を無くすことができるということである。そ
の理由は、時刻同期開始優先度の最も高いプロセッサ
が、共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計に同期化
し、他のプロセッサが自プロセッサの内部時計を共有時
計の時刻に同期化するからである。特に、時刻同期開始
優先度の最も高いプロセッサが、他の全てのプロセッサ
において時刻同期処理が完了するまで共有時計の時刻を
内部時計の時刻で一定時間間隔毎に同期化し続けるの
で、複数のプロセッサの内部時計の時刻誤差を確実に無
くすことができる。
【0071】第2の効果は、時刻同期開始優先度の最も
高いプロセッサに障害が発生した場合においても、時刻
同期が可能であるということである。その理由は、外部
ハードウェア状態監視手段を設け、障害が発生していな
いプロセッサのうちの時刻同期開始優先度の最も高いプ
ロセッサが時刻同期処理を開始するようにしたからであ
る。
【0072】第3の効果は、時刻を計測するための外部
ハードウェア時計を持つマルチプロセッサシステムにお
いては、外部ハードウェア時計に障害が発生しても、プ
ロセッサ間の時刻同期を維持することができるというこ
とである。その理由は、外部ハードウェア時計に障害が
発生した場合には、時刻同期開始優先度の最も高いプロ
セッサが、時刻同期処理を開始するようにしたからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る時刻同期方式
が適用されたマルチプロセッサシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1中の時刻同期開始優先度が最も高いプロセ
ッサにおける時刻同期開始を指示する処理を説明する流
れ図である。
【図3】図1中の時刻同期開始優先度が最も高いプロセ
ッサ以外のプロセッサにおける時刻同期開始を指示され
たときの処理を説明する流れ図である。
【図4】第1の実施の形態に係る時刻同期方式において
時刻同期開始優先度の最も高いプロセッサに障害が発生
したときの状態を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る時刻同期方式
が適用されたマルチプロセッサシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5中のプロセッサにおける時刻同期処理を説
明する流れ図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る時刻同期方式
が適用されたマルチプロセッサシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る時刻同期方式
が適用されたマルチプロセッサシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 共有メモリ 2 プロセッサ 3 プロセッサ 4 外部ハードウェア時計 5,6 記録媒体 11 共有時計 12 通信キュー 21,31 時刻同期手段 22,32 プロセッサ間通信手段 23,33 内部時計 24,34 時刻同期開始手段 25,35 内部時計同期手段 26,36 外部ハードウェア状態監視手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に前記マルチプロセッサシステムの基
    準時刻を示す共有時計を備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化する内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信するプロセッ
    サ間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生し
    ていないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先
    度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先
    度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共
    有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化
    し前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時
    刻同期開始指示を送信する時刻同期開始手段とを有する
    ことを特徴とする時刻同期方式。
  2. 【請求項2】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に前記マルチプロセッサシステムの基
    準時刻を示す共有時計を備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に
    同期化する内部時計同期手段と、 他のプロセッサからの時刻同期開始指示を受信するプロ
    セッサ間通信手段と、 このプロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの
    時刻同期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期
    手段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時
    計の時刻に同期化する時刻同期開始手段とを有すること
    を特徴とする時刻同期方式。
  3. 【請求項3】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に前記マルチプロセッサシステムの基
    準時刻を示す共有時計を備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
    時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり他のプ
    ロセッサからの時刻同期開始指示を受信したりするプロ
    セッサ間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生し
    ていないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先
    度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先
    度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共
    有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化
    するとともに前記プロセッサ間通信手段により他のプロ
    セッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッサ間
    通信手段により他のプロセッサからの時刻同期開始指示
    が受信されたときに前記内部時計同期手段により自プロ
    セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
    する時刻同期開始手段とを有することを特徴とする時刻
    同期方式。
  4. 【請求項4】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に前記マルチプロセッサシステムの基
    準時刻を示す共有時計を備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化する内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり当該他
    のプロセッサからの時刻同期完了通知を受信したりする
    プロセッサ間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生し
    ていないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先
    度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先
    度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共
    有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化
    する処理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手段
    により他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前
    記プロセッサ間通信手段により当該他のプロセッサから
    の時刻同期完了通知を受信したときに前記内部時計同期
    手段による前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
    計の時刻に同期化する処理を終了する時刻同期開始手段
    とを有することを特徴とする時刻同期方式。
  5. 【請求項5】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に前記マルチプロセッサシステムの基
    準時刻を示す共有時計を備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に
    同期化する内部時計同期手段と、 他のプロセッサからの時刻同期開始指示を受信したり当
    該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信したりする
    プロセッサ間通信手段と、 このプロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの
    時刻同期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期
    手段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時
    計の時刻に同期化し前記プロセッサ間通信手段により当
    該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信する時刻同
    期開始手段とを有することを特徴とする時刻同期方式。
  6. 【請求項6】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に前記マルチプロセッサシステムの基
    準時刻を示す共有時計を備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
    時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示および時刻同期完了
    通知を送信したり他のプロセッサからの時刻同期開始指
    示および時刻同期完了通知を受信したりするプロセッサ
    間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生し
    ていないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先
    度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先
    度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共
    有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化
    する処理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手段
    により他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前
    記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの時
    刻同期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期手
    段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計
    の時刻に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手段
    により当該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信
    し、他のプロセッサから時刻同期完了通知が返信された
    ときに前記内部時計同期手段による前記共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を終
    了する時刻同期開始手段とを有することを特徴とする時
    刻同期方式。
  7. 【請求項7】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に配置され前記マルチプロセッサシス
    テムの基準時刻を示す共有時計と、この共有時計の時刻
    を一定時間間隔毎に更新する外部ハードウェア時計とを
    備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化する内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信するプロセッ
    サ間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により前記外部ハー
    ドウェア時計が正常に動作しているかどうかを定期的に
    監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動作してい
    る場合には前記内部時計同期手段により自プロセッサの
    内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化し、前記
    外部ハードウェア時計に障害が発生している場合には前
    記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生して
    いないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度
    を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高
    いときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時
    刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化し前記プロ
    セッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻同期開始
    指示を送信する時刻同期開始手段とを有することを特徴
    とする時刻同期方式。
  8. 【請求項8】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に配置され前記マルチプロセッサシス
    テムの基準時刻を示す共有時計と、この共有時計の時刻
    を一定時間間隔毎に更新する外部ハードウェア時計とを
    備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
    時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり他のプ
    ロセッサからの時刻同期開始指示を受信したりするプロ
    セッサ間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により前記外部ハー
    ドウェア時計が正常に動作しているかどうかを定期的に
    監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動作してい
    る場合には前記内部時計同期手段により自プロセッサの
    内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化し、前記
    外部ハードウェア時計に障害が発生している場合には前
    記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生して
    いないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度
    を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高
    いときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時
    刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化するととも
    に前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時
    刻同期開始指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段に
    より他のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信され
    たときに前記内部時計同期手段により自プロセッサの内
    部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化する時刻同
    期開始手段とを有することを特徴とする時刻同期方式。
  9. 【請求項9】 複数のプロセッサからアクセス可能な共
    有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおいて、 前記共有メモリ上に配置され前記マルチプロセッサシス
    テムの基準時刻を示す共有時計と、この共有時計の時刻
    を一定時間間隔毎に更新する外部ハードウェア時計とを
    備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化する内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信したり当該他
    のプロセッサからの時刻同期完了通知を受信したりする
    プロセッサ間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により前記外部ハー
    ドウェア時計が正常に動作しているかどうかを定期的に
    監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動作してい
    る場合には前記内部時計同期手段により自プロセッサの
    内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化し、前記
    外部ハードウェア時計に障害が発生している場合には前
    記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生して
    いないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度
    を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高
    いときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時
    刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を
    開始するとともに前記プロセッサ間通信手段により他の
    プロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッ
    サ間通信手段により当該他のプロセッサからの時刻同期
    完了通知を受信したときに前記内部時計同期手段による
    前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化する処理を終了する時刻同期開始手段とを有する
    ことを特徴とする時刻同期方式。
  10. 【請求項10】 複数のプロセッサからアクセス可能な
    共有メモリを有するマルチプロセッサシステムにおい
    て、 前記共有メモリ上に配置され前記マルチプロセッサシス
    テムの基準時刻を示す共有時計と、この共有時計の時刻
    を一定時間間隔毎に更新する外部ハードウェア時計とを
    備え、 各プロセッサが、 自プロセッサ固有の時刻を示す内部時計と、 外部ハードウェアの障害発生を検出する外部ハードウェ
    ア状態監視手段と、 前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に
    同期化したり自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
    時計の時刻に同期化したりする内部時計同期手段と、 他のプロセッサに時刻同期開始指示および時刻同期完了
    通知を送信したり他のプロセッサからの時刻同期開始指
    示および時刻同期完了通知を受信したりするプロセッサ
    間通信手段と、 前記外部ハードウェア状態監視手段により前記外部ハー
    ドウェア時計が正常に動作しているかどうかを定期的に
    監視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動作してい
    る場合には前記外部ハードウェア状態監視手段により障
    害が発生していないと判断された各プロセッサの時刻同
    期開始優先度を比較して自プロセッサの時刻同期開始優
    先度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記
    共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期
    化する処理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手
    段により他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、
    前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの
    時刻同期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期
    手段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時
    計の時刻に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手
    段により当該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信
    し、他のプロセッサから時刻同期完了通知が返信された
    ときに前記内部時計同期手段による前記共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を終
    了する時刻同期開始手段とを有することを特徴とする時
    刻同期方式。
  11. 【請求項11】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する内部時計
    同期手段,他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信す
    るプロセッサ間通信手段,および前記外部ハードウェア
    状態監視手段により障害が発生していないと判断された
    各プロセッサの時刻同期開始優先度を定期的に比較して
    自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高いときに前
    記内部時計同期手段により前記共有時計の時刻を自プロ
    セッサの内部時計の時刻に同期化し前記プロセッサ間通
    信手段により他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信
    する時刻同期開始手段として機能させるためのプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,自プロセッサの内部時計の時刻を
    共有時計の時刻に同期化する内部時計同期手段,他のプ
    ロセッサからの時刻同期開始指示を受信するプロセッサ
    間通信手段,およびこのプロセッサ間通信手段により他
    のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信されたとき
    に前記内部時計同期手段により自プロセッサの内部時計
    の時刻を前記共有時計の時刻に同期化する時刻同期開始
    手段として機能させるためのプログラムを記録した記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化したり自プロ
    セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
    したりする内部時計同期手段,他のプロセッサに時刻同
    期開始指示を送信したり他のプロセッサからの時刻同期
    開始指示を受信したりするプロセッサ間通信手段,およ
    び前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生
    していないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優
    先度を定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優
    先度が最も高いときに前記内部時計同期手段により前記
    共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期
    化するとともに前記プロセッサ間通信手段により他のプ
    ロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッサ
    間通信手段により他のプロセッサからの時刻同期開始指
    示が受信されたときに前記内部時計同期手段により自プ
    ロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期
    化する時刻同期開始手段として機能させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  14. 【請求項14】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する内部時計
    同期手段,他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し
    たり当該他のプロセッサからの時刻同期完了通知を受信
    したりするプロセッサ間通信手段,および前記外部ハー
    ドウェア状態監視手段により障害が発生していないと判
    断された各プロセッサの時刻同期開始優先度を定期的に
    比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高い
    ときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を開
    始するとともに前記プロセッサ間通信手段により他のプ
    ロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロセッサ
    間通信手段により当該他のプロセッサからの時刻同期完
    了通知を受信したときに前記内部時計同期手段による前
    記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同
    期化する処理を終了する時刻同期開始手段として機能さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,自プロセッサの内部時計の時刻を
    共有時計の時刻に同期化する内部時計同期手段,他のプ
    ロセッサからの時刻同期開始指示を受信したり当該他の
    プロセッサに時刻同期完了通知を返信したりするプロセ
    ッサ間通信手段,およびこのプロセッサ間通信手段によ
    り他のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信された
    ときに前記内部時計同期手段により自プロセッサの内部
    時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化し前記プロセ
    ッサ間通信手段により当該他のプロセッサに時刻同期完
    了通知を返信する時刻同期開始手段として機能させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
  16. 【請求項16】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化したり自プロ
    セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
    したりする内部時計同期手段,他のプロセッサに時刻同
    期開始指示および時刻同期完了通知を送信したり他のプ
    ロセッサからの時刻同期開始指示および時刻同期完了通
    知を受信したりするプロセッサ間通信手段,および前記
    外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生してい
    ないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度を
    定期的に比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が
    最も高いときに前記内部時計同期手段により前記共有時
    計の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する
    処理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手段によ
    り他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プ
    ロセッサ間通信手段により他のプロセッサからの時刻同
    期開始指示が受信されたときに前記内部時計同期手段に
    より自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時
    刻に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手段によ
    り当該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信し、他
    のプロセッサから時刻同期完了通知が返信されたときに
    前記内部時計同期手段による前記共有時計の時刻を自プ
    ロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を終了する
    時刻同期開始手段として機能させるためのプログラムを
    記録した記録媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する内部時計
    同期手段,他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信す
    るプロセッサ間通信手段,および前記外部ハードウェア
    状態監視手段により外部ハードウェア時計が正常に動作
    しているかどうかを定期的に監視し、前記外部ハードウ
    ェア時計が正常に動作している場合には前記内部時計同
    期手段により自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有
    時計の時刻に同期化し、前記外部ハードウェア時計に障
    害が発生している場合には前記外部ハードウェア状態監
    視手段により障害が発生していないと判断された各プロ
    セッサの時刻同期開始優先度を比較して自プロセッサの
    時刻同期開始優先度が最も高いときに前記内部時計同期
    手段により前記共有時計の時刻を自プロセッサの内部時
    計の時刻に同期化し前記プロセッサ間通信手段により他
    のプロセッサに時刻同期開始指示を送信する時刻同期開
    始手段として機能させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  18. 【請求項18】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化したり自プロ
    セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
    したりする内部時計同期手段,他のプロセッサに時刻同
    期開始指示を送信したり他のプロセッサからの時刻同期
    開始指示を受信したりするプロセッサ間通信手段,およ
    び前記外部ハードウェア状態監視手段により外部ハード
    ウェア時計が正常に動作しているかどうかを定期的に監
    視し、前記外部ハードウェア時計が正常に動作している
    場合には前記内部時計同期手段により自プロセッサの内
    部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化し、前記外
    部ハードウェア時計に障害が発生している場合には前記
    外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生してい
    ないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優先度を
    比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最も高い
    ときに前記内部時計同期手段により前記共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化するとともに
    前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻
    同期開始指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段によ
    り他のプロセッサからの時刻同期開始指示が受信された
    ときに前記内部時計同期手段により自プロセッサの内部
    時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化する時刻同期
    開始手段として機能させるためのプログラムを記録した
    記録媒体。
  19. 【請求項19】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する内部時計
    同期手段,他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し
    たり当該他のプロセッサからの時刻同期完了通知を受信
    したりするプロセッサ間通信手段,および前記外部ハー
    ドウェア状態監視手段により外部ハードウェア時計が正
    常に動作しているかどうかを定期的に監視し、前記外部
    ハードウェア時計が正常に動作している場合には前記内
    部時計同期手段により自プロセッサの内部時計の時刻を
    前記共有時計の時刻に同期化し、前記外部ハードウェア
    時計に障害が発生している場合には前記外部ハードウェ
    ア状態監視手段により障害が発生していないと判断され
    た各プロセッサの時刻同期開始優先度を比較して自プロ
    セッサの時刻同期開始優先度が最も高いときに前記内部
    時計同期手段により前記共有時計の時刻を自プロセッサ
    の内部時計の時刻に同期化する処理を開始するとともに
    前記プロセッサ間通信手段により他のプロセッサに時刻
    同期開始指示を送信し、前記プロセッサ間通信手段によ
    り当該他のプロセッサからの時刻同期完了通知を受信し
    たときに前記内部時計同期手段による前記共有時計の時
    刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処理を
    終了する時刻同期開始手段として機能させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
  20. 【請求項20】 コンピュータを、自プロセッサ固有の
    時刻を示す内部時計,外部ハードウェアの障害発生を検
    出する外部ハードウェア状態監視手段,共有時計の時刻
    を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化したり自プロ
    セッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻に同期化
    したりする内部時計同期手段,他のプロセッサに時刻同
    期開始指示および時刻同期完了通知を送信したり他のプ
    ロセッサからの時刻同期開始指示および時刻同期完了通
    知を受信したりするプロセッサ間通信手段,および前記
    外部ハードウェア状態監視手段により外部ハードウェア
    時計が正常に動作しているかどうかを定期的に監視し、
    前記外部ハードウェア時計が正常に動作している場合に
    は前記外部ハードウェア状態監視手段により障害が発生
    していないと判断された各プロセッサの時刻同期開始優
    先度を比較して自プロセッサの時刻同期開始優先度が最
    も高いときに前記内部時計同期手段により前記共有時計
    の時刻を自プロセッサの内部時計の時刻に同期化する処
    理を開始するとともに前記プロセッサ間通信手段により
    他のプロセッサに時刻同期開始指示を送信し、前記プロ
    セッサ間通信手段により他のプロセッサからの時刻同期
    開始指示が受信されたときに前記内部時計同期手段によ
    り自プロセッサの内部時計の時刻を前記共有時計の時刻
    に同期化するとともに前記プロセッサ間通信手段により
    当該他のプロセッサに時刻同期完了通知を返信し、他の
    プロセッサから時刻同期完了通知が返信されたときに前
    記内部時計同期手段による前記共有時計の時刻を自プロ
    セッサの内部時計の時刻に同期化する処理を終了する時
    刻同期開始手段として機能させるためのプログラムを記
    録した記録媒体。
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