JPH11202847A - 映像表示装置 - Google Patents
映像表示装置Info
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- JPH11202847A JPH11202847A JP10007193A JP719398A JPH11202847A JP H11202847 A JPH11202847 A JP H11202847A JP 10007193 A JP10007193 A JP 10007193A JP 719398 A JP719398 A JP 719398A JP H11202847 A JPH11202847 A JP H11202847A
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- screen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 親画面のアスペクト比を変化させても、子画
面のアスペクト比を、常に、本来子画面に映出しようと
するテレビジョン信号の画像のアスペクト比、例えば、
4:3、16:9に保てる映像表示装置を得ること。 【解決手段】 親画面Lに映出されるPC信号の伸縮を
行う制御用マイコン2と、その伸縮の大きさの情報に基
づいて、前記子画面Sに映出するテレビジョン(TV)
信号の横サイズの長さを変化させて、前記子画面に映出
されるTV信号の画像のアスペクト比を、常に映出しよ
うとする前記TV信号の本来のアスペクト比に変更する
ためのスキャンコンバータ3と、これにによってHサイ
ズが変更されたTV信号と前記親画面に映出されるPC
信号とを合成する電子スイッチャ4とから構成されてい
る。
面のアスペクト比を、常に、本来子画面に映出しようと
するテレビジョン信号の画像のアスペクト比、例えば、
4:3、16:9に保てる映像表示装置を得ること。 【解決手段】 親画面Lに映出されるPC信号の伸縮を
行う制御用マイコン2と、その伸縮の大きさの情報に基
づいて、前記子画面Sに映出するテレビジョン(TV)
信号の横サイズの長さを変化させて、前記子画面に映出
されるTV信号の画像のアスペクト比を、常に映出しよ
うとする前記TV信号の本来のアスペクト比に変更する
ためのスキャンコンバータ3と、これにによってHサイ
ズが変更されたTV信号と前記親画面に映出されるPC
信号とを合成する電子スイッチャ4とから構成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ出力
の情報信号の画像が映出されている親画面中に、テレビ
ジョン受像機やビデオ再生装置からのテレビジョン信号
の画像を、前記コンピュータ出力の画像のアスペクト比
に関係なく、前記テレビジョン信号の画像の本来のアス
ペクト比で常に子画面に表示する機能を有する映像表示
装置に関するものである。
の情報信号の画像が映出されている親画面中に、テレビ
ジョン受像機やビデオ再生装置からのテレビジョン信号
の画像を、前記コンピュータ出力の画像のアスペクト比
に関係なく、前記テレビジョン信号の画像の本来のアス
ペクト比で常に子画面に表示する機能を有する映像表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、パーソナルコンピュータ(以
下、「PC」と略記する)に接続された映像表示装置1
の陰極線管、液晶表示素子などの映像表示手段の表示面
に親画面(PC画面)Lとその中に子画面Sとが映出さ
れた状態を示している。映像表示装置1の一つの親画面
Lは多数の水平走査線Hによって構成されており、テレ
ビジョン信号の画像を映出するための子画面Sの表示
は、図5に示したように、1本の水平走査線の或る区間
H1を子画面Sの内容に切り換えることで実現されてい
る。
下、「PC」と略記する)に接続された映像表示装置1
の陰極線管、液晶表示素子などの映像表示手段の表示面
に親画面(PC画面)Lとその中に子画面Sとが映出さ
れた状態を示している。映像表示装置1の一つの親画面
Lは多数の水平走査線Hによって構成されており、テレ
ビジョン信号の画像を映出するための子画面Sの表示
は、図5に示したように、1本の水平走査線の或る区間
H1を子画面Sの内容に切り換えることで実現されてい
る。
【0003】テレビジョン受像機やビデオ再生装置から
のテレビジョン信号の画像を子画面Sに表示する場合、
前記区間H1の長さが固定となるが、様々な情報信号を
画像として表示できるPC用の映像表示装置1では、1
本の水平走査線Hの長さがまちまちであるため、前記子
画面Sを表示する区間H1の長さを、信号に応じて変更
する必要がある。
のテレビジョン信号の画像を子画面Sに表示する場合、
前記区間H1の長さが固定となるが、様々な情報信号を
画像として表示できるPC用の映像表示装置1では、1
本の水平走査線Hの長さがまちまちであるため、前記子
画面Sを表示する区間H1の長さを、信号に応じて変更
する必要がある。
【0004】PCが出力する情報信号(以下、単に「P
C信号」と略記する)は1本の水平走査線Hの長さが異
なるが、通常、図6に示したように、映像表示装置1に
組み込まれている陰極線管などの映像表示手段の表示画
面に対して適当な大きさに引き延ばされて(或いは短縮
されて)表示される。ただし、画面の一端から他端まで
走査線が走査するために要する時間(周波数)は変わら
ない。
C信号」と略記する)は1本の水平走査線Hの長さが異
なるが、通常、図6に示したように、映像表示装置1に
組み込まれている陰極線管などの映像表示手段の表示画
面に対して適当な大きさに引き延ばされて(或いは短縮
されて)表示される。ただし、画面の一端から他端まで
走査線が走査するために要する時間(周波数)は変わら
ない。
【0005】これは、多くのPC用映像表示装置1が備
えている画面のサイズを調整する機能を使用して実現さ
れており、使用者の好みに応じて、図7に示したよう
に、親画面Laの幅(以下、「横サイズ」或いは「Hサ
イズ」と記す)を拡大または縮小させることもでき(図
示の状態は短縮した状態)、また、図8に示したよう
に、親画面Lbの縦の長さ(以下、「縦サイズ」或いは
「Vサイズ」と記す)も拡大または縮小させることがで
きる(図示の状態は短縮した状態)。
えている画面のサイズを調整する機能を使用して実現さ
れており、使用者の好みに応じて、図7に示したよう
に、親画面Laの幅(以下、「横サイズ」或いは「Hサ
イズ」と記す)を拡大または縮小させることもでき(図
示の状態は短縮した状態)、また、図8に示したよう
に、親画面Lbの縦の長さ(以下、「縦サイズ」或いは
「Vサイズ」と記す)も拡大または縮小させることがで
きる(図示の状態は短縮した状態)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、親画面Laの
横サイズを短縮させた場合、画面の一端から他端まで走
査線が走査するために要する時間(周波数)は変わら
ず、図7に示したように、子画面Saも同じ割合で横サ
イズも縮小してしまうため、本来のテレビジョン信号の
アスペクト比が変わってしまう。
横サイズを短縮させた場合、画面の一端から他端まで走
査線が走査するために要する時間(周波数)は変わら
ず、図7に示したように、子画面Saも同じ割合で横サ
イズも縮小してしまうため、本来のテレビジョン信号の
アスペクト比が変わってしまう。
【0007】また、親画面Lbの縦サイズを短縮させた
場合は、水平走査線Hの本数は変わらないため、図8に
示したように、子画面Sbの縦サイズも同じ割合で変化
してしまい、本来のテレビジョン信号のアスペクト比が
変わってしまう。このように親画面のサイズ変更に伴
い、子画面のアスペクト比が本来の比率でなくなってし
まうため、非常に観にくくなるという欠点がある。
場合は、水平走査線Hの本数は変わらないため、図8に
示したように、子画面Sbの縦サイズも同じ割合で変化
してしまい、本来のテレビジョン信号のアスペクト比が
変わってしまう。このように親画面のサイズ変更に伴
い、子画面のアスペクト比が本来の比率でなくなってし
まうため、非常に観にくくなるという欠点がある。
【0008】本発明は、このような課題を解決しようと
するものであって、親画面のアスペクト比を変化させて
も、子画面のアスペクト比を、常に、本来子画面に映出
しようとするテレビジョン信号の画像のアスペクト比、
例えば、4:3、16:9に保てる映像表示装置を得る
ことを目的とする。
するものであって、親画面のアスペクト比を変化させて
も、子画面のアスペクト比を、常に、本来子画面に映出
しようとするテレビジョン信号の画像のアスペクト比、
例えば、4:3、16:9に保てる映像表示装置を得る
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、共通
の映像表示手段を備え、該映像表示手段に、複数のアス
ペクト比の映像信号が画像として映出できる親画面中に
テレビジョン信号の画像を子画面として表示できる機能
を有する映像表示装置に、前記子画面に映出するテレビ
ジョン信号の横サイズの長さを変化させて、前記子画面
に映出されるテレビジョン信号の画像のアスペクト比
を、常に映出しようとする前記テレビジョン信号の本来
のアスペクト比に変更するための水平走査線長変更手段
と、前記水平走査線長変更手段によって水平走査線長が
変更されたテレビジョン信号と前記親画面に映出される
映像信号とを合成する画像合成手段とを具備せしめて、
前記課題を解決している。
の映像表示手段を備え、該映像表示手段に、複数のアス
ペクト比の映像信号が画像として映出できる親画面中に
テレビジョン信号の画像を子画面として表示できる機能
を有する映像表示装置に、前記子画面に映出するテレビ
ジョン信号の横サイズの長さを変化させて、前記子画面
に映出されるテレビジョン信号の画像のアスペクト比
を、常に映出しようとする前記テレビジョン信号の本来
のアスペクト比に変更するための水平走査線長変更手段
と、前記水平走査線長変更手段によって水平走査線長が
変更されたテレビジョン信号と前記親画面に映出される
映像信号とを合成する画像合成手段とを具備せしめて、
前記課題を解決している。
【0010】従って、本発明によれば、親画面のアスペ
クト比を変化させても、子画面の横サイズを補正して、
そのアスペクト比を、本来、子画面に映出しようとする
テレビジョン信号の画像のアスペクト比、例えば、4:
3、16:9に維持でき、常に、子画面に映出されるテ
レビジョン信号の画像を本来のアスペクト比で映出する
ことができる。
クト比を変化させても、子画面の横サイズを補正して、
そのアスペクト比を、本来、子画面に映出しようとする
テレビジョン信号の画像のアスペクト比、例えば、4:
3、16:9に維持でき、常に、子画面に映出されるテ
レビジョン信号の画像を本来のアスペクト比で映出する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら本発明の
実施形態の映像表示装置を説明する。図1及び図2はそ
れぞれ図7及び図8に対応するPC画像を親画面に映出
した状態を示している本発明の実施形態の映像表示装置
1Aの画面である。先ず、図1に示した画面について説
明する。図6に示した親画面LのHサイズを50とし、
図7の親画面Laでは、それがHサイズ=25に短縮さ
れたとすると、子画面Saの横幅を2倍に伸長すれば、
図1に示したアスペクト比が映出しようとするテレビジ
ョン信号の本来のアスペクト比の適正な子画面Scで画
像を映出することができる。従って、図6に示した最初
の画面の状態で子画面Sのアスペクト比が本来の適正な
アスペクト比になっておれば、その時のHサイズを基に
して、Hサイズの変化の割合と逆の割合で子画面Sの横
幅を拡大または縮小すれば、図1に示したように、常に
適正なアスペクト比の子画面Scを得ることができる。
実施形態の映像表示装置を説明する。図1及び図2はそ
れぞれ図7及び図8に対応するPC画像を親画面に映出
した状態を示している本発明の実施形態の映像表示装置
1Aの画面である。先ず、図1に示した画面について説
明する。図6に示した親画面LのHサイズを50とし、
図7の親画面Laでは、それがHサイズ=25に短縮さ
れたとすると、子画面Saの横幅を2倍に伸長すれば、
図1に示したアスペクト比が映出しようとするテレビジ
ョン信号の本来のアスペクト比の適正な子画面Scで画
像を映出することができる。従って、図6に示した最初
の画面の状態で子画面Sのアスペクト比が本来の適正な
アスペクト比になっておれば、その時のHサイズを基に
して、Hサイズの変化の割合と逆の割合で子画面Sの横
幅を拡大または縮小すれば、図1に示したように、常に
適正なアスペクト比の子画面Scを得ることができる。
【0012】次に、図8に示した画面の場合であるが、
前記したように親画面Lbの縦方向の大きさ、即ち、V
サイズを短縮させると、水平走査線Hの本数は変わらな
いため、子画面SbのVサイズも同じ割合で変化してし
まう。走査線を越えて縦方向に子画面の大きさを変える
ことはできないため、アスペクト比を維持するために
は、子画面SbのHサイズを変えることで対応する他な
い。図6に示した親画面LのVサイズを50とし、図8
ではそれが25になっているとすると、子画面SbのH
サイズを半分にすることで、図2に示したように、アス
ペクト比は維持することができる。このように親画面L
bのVサイズの変化と同じ割合で子画面SbのHサイズ
を変えることで、常に適正なアスペクト比の子画面Sd
を得ることができる。
前記したように親画面Lbの縦方向の大きさ、即ち、V
サイズを短縮させると、水平走査線Hの本数は変わらな
いため、子画面SbのVサイズも同じ割合で変化してし
まう。走査線を越えて縦方向に子画面の大きさを変える
ことはできないため、アスペクト比を維持するために
は、子画面SbのHサイズを変えることで対応する他な
い。図6に示した親画面LのVサイズを50とし、図8
ではそれが25になっているとすると、子画面SbのH
サイズを半分にすることで、図2に示したように、アス
ペクト比は維持することができる。このように親画面L
bのVサイズの変化と同じ割合で子画面SbのHサイズ
を変えることで、常に適正なアスペクト比の子画面Sd
を得ることができる。
【0013】親画面LのHサイズ、Vサイズの変化に応
じて子画面SのHサイズを変化させれば、映像表示装置
にどのようなPC信号が入力されても、または使用者が
親画面Lの大きさをどのように変化させても、子画面S
のアスペクト比は適正な値となる。
じて子画面SのHサイズを変化させれば、映像表示装置
にどのようなPC信号が入力されても、または使用者が
親画面Lの大きさをどのように変化させても、子画面S
のアスペクト比は適正な値となる。
【0014】図3に、このための手段を示した。ここ
で、制御用マイクロコンピュータ(以下、「制御用マイ
コン」と略記する)2は、親画面に映出されるPC信号
のHサイズ、Vサイズを任意に調整できる機能を備えて
おり、また、そのサイズを元に、適正なアスペクト比に
なるように計算した子画面のHサイズの伸縮の情報を、
スキャンコンバータ3へ送るものとする。スキャンコン
バータ3は、PC信号と全く異なる同期信号を持つテレ
ビジョン信号を、PC信号に同期させる機能を備えてお
り、その際、制御用マイコン2からの指示通りにテレビ
ジョン信号の横幅を伸縮させることができる。この変換
後のテレビジョン信号とPC信号とを合成する手段が電
子スイッチャー4である。本発明の映像表示装置1A
は、装置全体の機能の一部として、以上のような手段を
用いて親画面のPC信号の上に子画面のテレビジョン信
号を適正なアスペクト比で表示させることができる。
で、制御用マイクロコンピュータ(以下、「制御用マイ
コン」と略記する)2は、親画面に映出されるPC信号
のHサイズ、Vサイズを任意に調整できる機能を備えて
おり、また、そのサイズを元に、適正なアスペクト比に
なるように計算した子画面のHサイズの伸縮の情報を、
スキャンコンバータ3へ送るものとする。スキャンコン
バータ3は、PC信号と全く異なる同期信号を持つテレ
ビジョン信号を、PC信号に同期させる機能を備えてお
り、その際、制御用マイコン2からの指示通りにテレビ
ジョン信号の横幅を伸縮させることができる。この変換
後のテレビジョン信号とPC信号とを合成する手段が電
子スイッチャー4である。本発明の映像表示装置1A
は、装置全体の機能の一部として、以上のような手段を
用いて親画面のPC信号の上に子画面のテレビジョン信
号を適正なアスペクト比で表示させることができる。
【0015】前記スキャンコンバータ3は、PCが出力
するPC信号の同期信号を分離する同期信号分離器31
1と、この同期信号分離器311の出力側に接続され、
分離された同期信号に同期して、制御用マイコン2から
出力されるPC信号のサイズ情報信号により、後記のラ
インメモリ322の時間軸を変更する読出クロック信号
を発生するクロックジェネレータ312と、このクロッ
クジェネレータ312の出力側に接続され、前記PC信
号と子画面Sに映出しようとするテレビジョン信号とを
同期して送出できるように電子スイッチャー4を制御す
るための切替え信号を発生する画像切替信号発生器31
3と、テレビジョン受像機などからのテレビジョン信号
をデジタル信号に変換するADC(アナログ/デジタル
変換器)321と、テレビジョン信号から同期信号を分
離する同期信号分離器324と、この出力側に接続さ
れ、その出力の同期信号に同期した書き込みクロック信
号を発生するクロックジェネレータ325と、このクロ
ックジェネレータ325、前記ADC321及び前記ク
ロックジェネレータ312の出力側に接続され、前記テ
レビジョン信号の周期と同期して前記ADC321から
のデジタル信号の水平走査線を1水平走査線毎にメモリ
するラインメモリ322と、このメモリされた水平走査
線を前記クロックジェネレータ312からの時間軸が補
正された読出クロック信号で読み出されて、1水平走査
線毎に時間軸が補正されたデジタル信号のテレビジョン
信号をアナログ信号に変換するDAC(デジタル/アナ
ログ変換器)323とから構成されている。
するPC信号の同期信号を分離する同期信号分離器31
1と、この同期信号分離器311の出力側に接続され、
分離された同期信号に同期して、制御用マイコン2から
出力されるPC信号のサイズ情報信号により、後記のラ
インメモリ322の時間軸を変更する読出クロック信号
を発生するクロックジェネレータ312と、このクロッ
クジェネレータ312の出力側に接続され、前記PC信
号と子画面Sに映出しようとするテレビジョン信号とを
同期して送出できるように電子スイッチャー4を制御す
るための切替え信号を発生する画像切替信号発生器31
3と、テレビジョン受像機などからのテレビジョン信号
をデジタル信号に変換するADC(アナログ/デジタル
変換器)321と、テレビジョン信号から同期信号を分
離する同期信号分離器324と、この出力側に接続さ
れ、その出力の同期信号に同期した書き込みクロック信
号を発生するクロックジェネレータ325と、このクロ
ックジェネレータ325、前記ADC321及び前記ク
ロックジェネレータ312の出力側に接続され、前記テ
レビジョン信号の周期と同期して前記ADC321から
のデジタル信号の水平走査線を1水平走査線毎にメモリ
するラインメモリ322と、このメモリされた水平走査
線を前記クロックジェネレータ312からの時間軸が補
正された読出クロック信号で読み出されて、1水平走査
線毎に時間軸が補正されたデジタル信号のテレビジョン
信号をアナログ信号に変換するDAC(デジタル/アナ
ログ変換器)323とから構成されている。
【0016】前記電子スイッチャー4には、親画面Lに
映出されるPCからのPC信号が直接入力される端子4
Aと、PC信号のアスペクト比(制御用マイコン2から
のサイズ情報信号)に応じて補正されたアスペクト比の
テレビジョン信号が入力される端子4Bとを備えてい
る。
映出されるPCからのPC信号が直接入力される端子4
Aと、PC信号のアスペクト比(制御用マイコン2から
のサイズ情報信号)に応じて補正されたアスペクト比の
テレビジョン信号が入力される端子4Bとを備えてい
る。
【0017】前記制御用マイコン2には、何らかの方法
で入力されたPC信号の水平周波数fHと垂直周波数f
Vとが与えられ、そのPC信号が何本の水平走査線から
構成されているかを推定する。
で入力されたPC信号の水平周波数fHと垂直周波数f
Vとが与えられ、そのPC信号が何本の水平走査線から
構成されているかを推定する。
【0018】次に、そのPC信号の水平走査線数に対す
る子画面Sに映出されるテレビジョン信号(以下、「mi
niTV」と記す)の水平走査線数の割合を基にminiTV
の横方向の走査に要する時間(以下、「miniHSIZ
E」と記す)を推定する。一方、親画面Lを映出する陰
極線管の大きさに合う画像のHサイズ(以下、「HSI
ZE」と記す)とVサイズ(以下、「VSIZE」と記
す)の値を基に係数k(HSIZE,VSIZE)を算
出し、miniHSIZEに掛けて、子画面Sに映出する補
正されたHサイズ(以下、「miniHSIZE’」と記
す)を求める。
る子画面Sに映出されるテレビジョン信号(以下、「mi
niTV」と記す)の水平走査線数の割合を基にminiTV
の横方向の走査に要する時間(以下、「miniHSIZ
E」と記す)を推定する。一方、親画面Lを映出する陰
極線管の大きさに合う画像のHサイズ(以下、「HSI
ZE」と記す)とVサイズ(以下、「VSIZE」と記
す)の値を基に係数k(HSIZE,VSIZE)を算
出し、miniHSIZEに掛けて、子画面Sに映出する補
正されたHサイズ(以下、「miniHSIZE’」と記
す)を求める。
【0019】なお、前記アスペクト比補正の係数k(H
SIZE,VSIZE)は次のようにして求められる。
HSIZE、VSIZEを最小値(=HSIZEmin 及
びVSIZEmin )にし、その時の映像表示手段(例え
ば、陰極線管)の表示面上でのminiTVの大きさを物差
しで測り、miniTV/Hmin 、miniTV/Vmin として
記録する。また、その時のminiHSIZE(補正してい
ない)を記録する。その状態で、CRTなどの映像表示
手段の表示面上で子画面のアスペクト比が4:3になる
ようにスキャンコンバータ3を設定し、その時のminiH
SIZE’を記録する。
SIZE,VSIZE)は次のようにして求められる。
HSIZE、VSIZEを最小値(=HSIZEmin 及
びVSIZEmin )にし、その時の映像表示手段(例え
ば、陰極線管)の表示面上でのminiTVの大きさを物差
しで測り、miniTV/Hmin 、miniTV/Vmin として
記録する。また、その時のminiHSIZE(補正してい
ない)を記録する。その状態で、CRTなどの映像表示
手段の表示面上で子画面のアスペクト比が4:3になる
ようにスキャンコンバータ3を設定し、その時のminiH
SIZE’を記録する。
【0020】次に、HSIZEを最大値(=HSIZE
max )にして、映像表示手段の表示面上での大きさmini
TV/Hmax を測る。そしてVSIZEを最大値(=V
SIZEmax )にして、映像表示手段の表示面上での大
きさminiTV/Vmax を測る。以上の値からアスペクト
比補正の係数k(HSIZE,VSIZE)が次の〔数
1〕で定められる。
max )にして、映像表示手段の表示面上での大きさmini
TV/Hmax を測る。そしてVSIZEを最大値(=V
SIZEmax )にして、映像表示手段の表示面上での大
きさminiTV/Vmax を測る。以上の値からアスペクト
比補正の係数k(HSIZE,VSIZE)が次の〔数
1〕で定められる。
【0021】
【数1】
【0022】制御用マイコン2から出力されたサイズ情
報信号は前記スキャンコンバータ3のクロックジェネレ
ータ312に入力され、読出クロック信号の時間軸を前
記サイズ情報信号の時間軸に合わせて長く或いは短くす
る。この補正された読出クロック信号により、ラインメ
モリ322に書き込まれているテレビジョン信号の水平
走査線の時間軸を引き延ばし、或いは短縮させて読み出
し、DAC323に出力し、そして電子スイッチャー4
に出力する。そしてこの電子スイッチャー4により親画
面Lに映出される前記PC信号の一部分と切り換えられ
て子画面に補正されたアスペクト比で前記テレビジョン
信号が映出される。
報信号は前記スキャンコンバータ3のクロックジェネレ
ータ312に入力され、読出クロック信号の時間軸を前
記サイズ情報信号の時間軸に合わせて長く或いは短くす
る。この補正された読出クロック信号により、ラインメ
モリ322に書き込まれているテレビジョン信号の水平
走査線の時間軸を引き延ばし、或いは短縮させて読み出
し、DAC323に出力し、そして電子スイッチャー4
に出力する。そしてこの電子スイッチャー4により親画
面Lに映出される前記PC信号の一部分と切り換えられ
て子画面に補正されたアスペクト比で前記テレビジョン
信号が映出される。
【0023】図3の参照符号Aの画面は、前記〔数1〕
のHSIZE、VSIZEの情報に応じて制御用マイコ
ン2がPC信号とテレビジョン信号を合わせた信号のH
サイズ、Vサイズを伸縮する前の状態を示したもので、
実際に映像表示手段の表示面上に映出されることはな
い。画面Aで示された子画面Sは、この段階では適正な
アスペクト比になっていないが、これは制御用マイコン
2がPC信号とテレビジョン信号を合わせた信号のHサ
イズ、Vサイズを伸縮したときに適正なアスペクト比に
なるように補正が行われているためであり、実際に映像
表示手段の表示面上に映出されるのは参照符号Bの画面
である。
のHSIZE、VSIZEの情報に応じて制御用マイコ
ン2がPC信号とテレビジョン信号を合わせた信号のH
サイズ、Vサイズを伸縮する前の状態を示したもので、
実際に映像表示手段の表示面上に映出されることはな
い。画面Aで示された子画面Sは、この段階では適正な
アスペクト比になっていないが、これは制御用マイコン
2がPC信号とテレビジョン信号を合わせた信号のHサ
イズ、Vサイズを伸縮したときに適正なアスペクト比に
なるように補正が行われているためであり、実際に映像
表示手段の表示面上に映出されるのは参照符号Bの画面
である。
【0024】前記の例では、アスペクト比が4:3のテ
レビジョン信号を子画面Sに映出する場合を挙げて説明
したが、この形式のテレビジョン信号に限定されるもの
ではなく、アスペクト比が16:9のハイビジョンのテ
レビジョン信号であってもよく、本発明の映像表示装置
1Aの子画面Sには、常時16:9のアスペクト比でハ
イビジョンの画像を映出することができる。また、子画
面Sに映出する信号は、テレビジョン受像機からのテレ
ビジョン信号に限らず、ビデオテープレコーダ、レーザ
ーディスク装置、DVD装置などからのテレビジョン信
号(ビデオ信号)であってもよいことを付言しておく。
レビジョン信号を子画面Sに映出する場合を挙げて説明
したが、この形式のテレビジョン信号に限定されるもの
ではなく、アスペクト比が16:9のハイビジョンのテ
レビジョン信号であってもよく、本発明の映像表示装置
1Aの子画面Sには、常時16:9のアスペクト比でハ
イビジョンの画像を映出することができる。また、子画
面Sに映出する信号は、テレビジョン受像機からのテレ
ビジョン信号に限らず、ビデオテープレコーダ、レーザ
ーディスク装置、DVD装置などからのテレビジョン信
号(ビデオ信号)であってもよいことを付言しておく。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の実施形態の映像表示装置によれば、親画面に映出する
入力信号のアスペクト比に関係なく、子画面に映出する
テレビジョン信号のアスペクト比を本来のアスペクト比
で映出でき、また、その子画面のアスペクト比を自由に
設定できることから、子画面をワイドにしたり、正方形
に近づけたり、用途に応じたアスペクト比の画面を得る
ことができる。しかも入力信号の種類を判別するための
付加回路などが不必要であるため、製品コストを削減で
きる。
の実施形態の映像表示装置によれば、親画面に映出する
入力信号のアスペクト比に関係なく、子画面に映出する
テレビジョン信号のアスペクト比を本来のアスペクト比
で映出でき、また、その子画面のアスペクト比を自由に
設定できることから、子画面をワイドにしたり、正方形
に近づけたり、用途に応じたアスペクト比の画面を得る
ことができる。しかも入力信号の種類を判別するための
付加回路などが不必要であるため、製品コストを削減で
きる。
【図1】 親画面に映出されたPC信号の画像が横サイ
ズを短縮されて映出されておても、子画面に映出される
テレビジョン信号の画像がテレビジョン信号の本来のア
スペクト比で映出されている状態を示す本発明の映像表
示装置の正面図である。
ズを短縮されて映出されておても、子画面に映出される
テレビジョン信号の画像がテレビジョン信号の本来のア
スペクト比で映出されている状態を示す本発明の映像表
示装置の正面図である。
【図2】 親画面に映出されたPC信号の画像が縦サイ
ズを短縮されて映出されておても、子画面に映出される
テレビジョン信号の画像がテレビジョン信号の本来のア
スペクト比で映出されている状態を示す本発明の映像表
示装置の正面図である。
ズを短縮されて映出されておても、子画面に映出される
テレビジョン信号の画像がテレビジョン信号の本来のア
スペクト比で映出されている状態を示す本発明の映像表
示装置の正面図である。
【図3】 本発明の映像表示装置の子画面に映出される
テレビジョン信号の水平走査線の時間軸を補正する水平
走査線長変更手段及びPC信号との合成手段の回路ブロ
ック図である。
テレビジョン信号の水平走査線の時間軸を補正する水平
走査線長変更手段及びPC信号との合成手段の回路ブロ
ック図である。
【図4】 親画面にPC信号の画像が4:3のアスペク
ト比で、子画面にテレビジョン信号が4:3の本来のア
スペクト比で映出され、PC信号の画像を構成する水平
走査線を説明するための従来技術の映像表示装置の正面
図である。
ト比で、子画面にテレビジョン信号が4:3の本来のア
スペクト比で映出され、PC信号の画像を構成する水平
走査線を説明するための従来技術の映像表示装置の正面
図である。
【図5】 図4の親画面及び子画面に映出されている画
像の1水平走査線を抜き出した状態を示す説明図であ
る。
像の1水平走査線を抜き出した状態を示す説明図であ
る。
【図6】 PC信号を陰極線管に合わせて調整した状態
を示す従来技術の映像表示装置の正面図である。
を示す従来技術の映像表示装置の正面図である。
【図7】 図6に示した親画面の横サイズを短縮した場
合の子画面の状態を示す従来技術の映像表示装置の正面
図である。
合の子画面の状態を示す従来技術の映像表示装置の正面
図である。
【図8】 図6に示した親画面の縦サイズを短縮した場
合の子画面の状態を示す従来技術の映像表示装置の正面
図である。
合の子画面の状態を示す従来技術の映像表示装置の正面
図である。
1A…本発明の実施形態の映像表示装置、2…制御用マ
イクロコンピュータ(制御用マイコン)、3…スキャン
コンバータ、311…同期信号分離器、312…クロッ
クジェネレータ、313…画像切替信号発生器、321
…ADC、322…ラインメモリ、323…DAC、3
24…同期信号分離器、325…クロックジェネレー
タ、4…電子スイッチャー
イクロコンピュータ(制御用マイコン)、3…スキャン
コンバータ、311…同期信号分離器、312…クロッ
クジェネレータ、313…画像切替信号発生器、321
…ADC、322…ラインメモリ、323…DAC、3
24…同期信号分離器、325…クロックジェネレー
タ、4…電子スイッチャー
Claims (2)
- 【請求項1】 共通の映像表示手段を備え、該映像表示
手段に、複数のアスペクト比の映像信号が画像として映
出される親画面中にテレビジョン信号の画像を子画面と
して表示できる機能を有する映像表示装置において、 前記子画面に映出するテレビジョン信号の横サイズの長
さを変化させて、前記子画面に映出されるテレビジョン
信号の画像のアスペクト比を変更するための水平走査線
長変更手段と、 前記水平走査線長変更手段によって水平走査線長が変更
されたテレビジョン信号と前記親画面に映出される映像
信号とを合成する画像合成手段とを具備していることを
特徴とする映像表示装置。 - 【請求項2】 前記親画面に映出される映像信号がコン
ピュータからの情報信号であることを特徴とする請求項
1に記載の映像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10007193A JPH11202847A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10007193A JPH11202847A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 映像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11202847A true JPH11202847A (ja) | 1999-07-30 |
Family
ID=11659210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10007193A Pending JPH11202847A (ja) | 1998-01-19 | 1998-01-19 | 映像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11202847A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897882B1 (en) | 2000-06-28 | 2005-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Visual output device and method for providing a proper image orientation |
-
1998
- 1998-01-19 JP JP10007193A patent/JPH11202847A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6897882B1 (en) | 2000-06-28 | 2005-05-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Visual output device and method for providing a proper image orientation |
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