JPH11202588A - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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Publication number
JPH11202588A
JPH11202588A JP10007458A JP745898A JPH11202588A JP H11202588 A JPH11202588 A JP H11202588A JP 10007458 A JP10007458 A JP 10007458A JP 745898 A JP745898 A JP 745898A JP H11202588 A JPH11202588 A JP H11202588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
belt
intermediate transfer
photosensitive belt
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP10007458A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Mochizuki
明 望月
Masaru Nakano
中野  勝
Tsutomu Hiraoka
平岡  力
Nobuaki Fukazawa
信明 深沢
Katsumasa Mikami
克雅 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10007458A priority Critical patent/JPH11202588A/ja
Publication of JPH11202588A publication Critical patent/JPH11202588A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フルカラープリンタでは、装置が傾いて設置さ
れた時、立ち上がり時や衝撃時に感光体ベルトの搬送速
度に変動が生じ、色重ね不良が発生し、高画質印刷が達
成できない問題があった。 【解決手段】感光体ベルトの搬送速度の変動を最小化さ
せるために、少なくとも4色の印刷モードに対し、中間
転写体の回転時間と感光体ベルトの速度を各々計算・記
憶し(21〜32)、記憶したデータを用いて実際の速度と
所望する速度との差をモータにフィードバックすること
で、それぞれの色や環境条件に対応した感光体ベルトの
速度を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラープリンタにおいては、特開
平7−43970号公報に記載されているように、中間
転写体を感光体ベルトによって駆動し、感光体ベルトを
所定の速度に制御することで、中間転写体の速度を決定
している。一般に、中間転写体を用いたカラープリンタ
では、感光体上で形成された黒、シアン,マゼンダ,イ
エローの4色のトナー像を中間転写体上で重ねる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では感光
体ベルトの速度を所定の速度に制御することで、中間転
写体の速度を決定するので、プリンタが傾いて設置され
ていたり、高温や低湿等のトナーの性質の変化によっ
て、中間転写体の速度に変動が生じやすかった。
【0004】特に現像機の現像ローラが感光体ベルトに
回転しながら接触現像する一成分現像方式では、現像ロ
ーラが感光体ベルトに接触するときの衝撃力が不均一で
あったり、現像ローラが感光体ベルトに対して傾いて設
置されていたりすると、感光体ベルトの搬送方向に直交
する方向にベルトが移動し、感光体ベルトの搬送速度自
体にも影響を及ぼし、中間転写体の速度にも変動が生
じ、相対速度差が生じることにより色重ね不良が生じ、
所望の色を表現することができなくなる恐れがあった。
【0005】そのため、感光体ベルトの搬送方向に直交
する方向の動きを積極的に制御するベルト搬送機構で
は、電源投入後の1ページ目の印刷においては、搬送方
向及びその直交方向のいずれの速度も安定していないた
めに、この色重ね不良が発生しやすかった。
【0006】本発明の目的は、上記色重ね不良を最小に
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、中間転写体の搬送速度を測定し、実際の搬送速度と
所望する搬送速度との差を算出してフィードバックする
ことにより、中間転写体環境条件に対応した感光体ベル
トの速度制御を行う。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
説明する。
【0009】図1は、カラープリンタの側面の概略図で
ある。
【0010】カラープリンタ1は、エンドレスな感光体
ベルトの張力を制御しながら搬送する感光体ベルト搬送
機構2と、トナーを帯電しながら回転する現像ローラ3
a上に乗せ、この現像ローラ3aから感光体ベルト上に
接触現像するため現像機3,4,5,6と、感光体ベル
上に静電潜像を形成するレーザ発光装置7と、紙等の印
刷媒体8を搬送するための搬送ローラ9と、感光体ベル
ト上のトナー像を一旦保持する中間転写ドラム10とこの
中間転写ドラム10上のトナー像を媒体8に転写するため
の、転写ローラ11、および媒体8上のトナー像を永久画
像化するために熱と圧力を加えるための定着機12等から
構成されている。
【0011】感光体ベルトは現像機3,4,5,6から
現像する際に感光体ベルトの搬送方向と直交する方向の
力が現像ローラ3a,4a,5a,6aから接触時に加
えられる。この力は各現像ローラが感光体ベルトに対し
て直交性が取れているほど少なくて済む。感光体ベルト
が搬送方向に直交する方向に動いた場合は、感光体搬送
機構2では、ベルトの張力を制御して、ベルトを所定の
位置に戻す。この際、感光体ベルトは搬送方向にすべり
が生じる。
【0012】感光体ベルトと直行方向に作用する力は、
現像機3,4,5,6の現像ローラ3a,4a,5a,
6aの回転軸と感光体ベルトの搬送方向に直交性が高け
れば少なくて済む。しかし、直交性はプリンタ1が傾い
て設置されていたり、各機構の取り付け精度に影響され
るため、各現像ローラと感光体ベルトを確実に直交させ
ることは不可能に近く、それ故この力を0(ゼロ)にす
ることはできない。
【0013】図2には、感光体ベルト搬送機構2の概略
図を示す。
【0014】エンドレスベルト110は駆動ローラ111と、
従動ローラ116と、テンションローラ112と、補助ローラ
113,115によって搬送される。テンションローラ112は
両端をバネ114など弾性手段で所定の張力で保持されて
いる。また、感光体ベルト110の張力を制御するため
に、テンションローラ112をソレノイド等の駆動手段117
によって支持している。
【0015】感光体ベルト110が所定量以上各ローラの
回転軸方向に移動した場合は、感光体ベルト110が近づ
いた側の駆動手段117が働き、テンションローラ112を引
っぱり、感光体ベルト110と非接触または接触状態を緩
和する。これにより、感光体ベルト110には回転軸方向
に作用する力の方向とは逆方向に感光体ベルト110を移
動させる。
【0016】図3には、本発明の一実施例の制御方法を
示す。
【0017】プリンタの電源が投入され(20)、黒、シ
アン、マゼンダ、イエロのうち、所定の色の現像機のみ
を感光体ベルト110に接触させながら感光体ベルト110を
予め設定した速度回転させる(21)、感光体ベルト110
が回転することにより、中間転写ドラムも回転し、回転
時間を計測し、所定のメモリに記憶する(22)。
【0018】回転時間と所望する回転時間から感光体ベ
ルト110の速度を計算し、所定のメモリに記憶する(2
3)。次に、上記と同様に予め設定された速度で、上記
とは違う現像機のみを接触させながら感光体ベルトを回
転させ(24)、中間転写ドラム10の回転時間を計測し、
回転時間を計測し、所定のメモリに記憶する(25)。
【0019】回転時間と所望する回転時間から感光体ベ
ルト110の速度を計算し、所定のメモリに記憶する(2
6)。さらに、上記と同様に違う現像機のみを感光体ベ
ルトに接触させながら感光体ベルト110を回転させ(2
7)、中間転写ドラム10の回転時間を計測し、回転時間
を計測し、所定のメモリに記憶する(28)。回転時間と
所望する回転時間から感光体ベルトの速度を計算し、所
定のメモリに記憶する(29)。
【0020】最後に残った現像機についても、上記同様
に感光体ベルト110に接触させながら感光体ベルト110を
回転させ(30)、中間転写ドラム10の回転時間を計測
し、回転時間を計測し、所定のメモリに記憶する(3
1)。回転時間と所望する回転時間から感光体ベルトの
速度を計算し、所定のメモリに記憶する(32)。
【0021】以上によって、立ち上がり時の各現像装置
における感光体ベルトの速度の癖がデータとして得られ
る。このデータより、立ち上がり時の感光体ベルト110
の搬送速度とベルト搬送機構の駆動ローラ116との速度
関係が得られる。
【0022】この関係より中間転写ドラム10の実際の回
転速度と所望する回転速度とを比較し、実際の回転速度
が所望する速度になるよう駆動ローラ116を駆動するモ
ータの速度の分解能(性能)を考慮して、モータの速度
を設定する。
【0023】感光体ベルト110の立ち上がり時の速度変
動は、1回では安定するとは限らないので、少なくとも
もう一度、上記シーケンスを繰り返す(33)。この場合
は、感光体ベルトの速度は、各現像機に関して、上記所
定のメモリに記憶されている少なくとも4つ以上のデー
タを用いる。速度変動が安定していなければ(34:NO)
再度繰り返し、所定の回数を経て安定した場合は(34:Y
ES)、プリンタは印刷待機状態となる(34)。
【0024】この様にすることにより、電源投入後や印
刷待機状態からの立ち上がり時の印刷のように感光体ベ
ルト110の速度変動が安定する以前の印刷であっても、
相対速度差のよる色重ね不良を防ぎ安定時同様に印刷す
ることが出来るようになる。
【0025】次に、実印刷を行う。実印刷時も衝撃など
により搬送速度に外乱が生じる場合があるので、上記同
様に、各現像機ごとに中間転写体の回転時間を計測し、
所定のメモリに記憶する(35)。回転時間と所望する回
転時間から感光体ベルトの速度を計算し、所定のメモリ
に記憶する(36)。1色から4色の印刷が終了して、中間
転写ドラム上には、1色から4色のトナー像が形成され
(37)、トナー像を紙等の媒体に転写し(38)、定着し
(39)、前記媒体を排出し(40)、印刷は終了する(4
1)。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタが傾いて設置
されたり、高湿度によるトナーの流動性が悪い条件、立
ち上がり時や衝撃時の速度変動による色重ね不良が発生
しやすい場合でも、所望の高画質印刷を可能にすること
ができるので、高画質カラープリンタを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フルカラープリンタの略示的側面図である。
【図2】感光体ベルト搬送機構である。
【図3】本発明の一実施例の制御フロー図である。
【符号の説明】
1…カラープリンタ、2…感光体ベルト搬送機構、3,
4,5,6…現像機、3a,4a,5a,6a…現像ロ
ーラ、7…レーザ発光装置、8…媒体、9…給紙ロー
ラ、10…中間転写ドラム、11…転写ローラ、12…定着
機、110…感光体ベルト、111…駆動ローラ、112…テン
ションローラ、113、115…補助ローラ、114…バネ、116
…従動ローラ、117…駆動機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深沢 信明 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内 (72)発明者 三上 克雅 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ベルトと、この感光体ベルトの張力
    を制御する搬送手段と、前記感光体ベルト上を帯電する
    帯電手段と、帯電した前記感光体ベルト上に静電潜像を
    形成する露光手段と、この潜像にトナーを現像しトナー
    像を形成する現像手段と、前記感光体ベルト上のトナー
    像を一旦保持する中間転写手段と、この中間転写体上の
    トナー像を媒体に転写する転写手段と、前記媒体上のト
    ナー像を永久画像化する定着手段とからなるカラープリ
    ンタにおいて、 前記中間転写手段の速度を記憶する手段と、記憶した中
    間転写手段の速度から最適な前記感光体ベルトの速度を
    算出する手段と、算出した値に基づき前記搬送手段を駆
    動する手段とを有するカラープリンタ。
JP10007458A 1998-01-19 1998-01-19 カラープリンタ Abandoned JPH11202588A (ja)

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JP10007458A JPH11202588A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 カラープリンタ

Applications Claiming Priority (1)

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JP10007458A JPH11202588A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 カラープリンタ

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JPH11202588A true JPH11202588A (ja) 1999-07-30

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ID=11666389

Family Applications (1)

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JP10007458A Abandoned JPH11202588A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 カラープリンタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001035169A1 (en) * 1999-11-11 2001-05-17 Seiko Epson Corporation Image forming device and image forming method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001035169A1 (en) * 1999-11-11 2001-05-17 Seiko Epson Corporation Image forming device and image forming method
US6633737B1 (en) 1999-11-11 2003-10-14 Seiko Epson Corporation Image forming device having transfer registration control
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