JPH11201993A - デジタルデータのモニタリング装置及び方法 - Google Patents

デジタルデータのモニタリング装置及び方法

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JPH11201993A
JPH11201993A JP209998A JP209998A JPH11201993A JP H11201993 A JPH11201993 A JP H11201993A JP 209998 A JP209998 A JP 209998A JP 209998 A JP209998 A JP 209998A JP H11201993 A JPH11201993 A JP H11201993A
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JP
Japan
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digital data
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inverter
display device
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JP209998A
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Inventor
Koichi Tajiri
浩一 田尻
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マイコンを使用した装置において、制御信号と
して用いられているデジタルデータをアナログ化して表
示する。 【解決手段】デジタルデータを記憶/通信制御回路(1
4)でサンプリングし、記憶装置(15〜18)に転送
して記憶し、それを表示装置(20)に送信してアナロ
グ化して表示する。該デジタルデータの記憶、送信、表
示をくり返すこと及び、記憶装置(15〜18)に記憶
したデジタルデータを表示装置(20)に送信している
間は、記憶/通信制御回路(14)で新たなデジタルデ
ータをサンプリングすることを中断し、デジタルデータ
の表示装置(20)への送信が終了した後に、記憶/通
信制御回路(14)でサンプリングを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプロセッ
サー(以下マイコンと略す)を使用し、デジタルデータ
を用いて制御する装置において、該デジタルデータをア
ナログ化して表示する方法及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、制御装置は抵抗、コンデンサ、オ
ペアンプなどの各種部品の組み合わせで構成されてい
た。しかしながら、マイコンの高性能化及び低価格化に
伴い、これら部品をマイコンとソフトウェアとで置き換
えることが可能となった。その結果、制御装置の部品点
数が削減でき、小形化及び低価格化が達成されている。
なお、抵抗、コンデンサ、オペアンプなどの電気部品を
用いた従来の制御装置では、各部品の動作状況をオシロ
スコープなどの測定器を用いてアナログ的に確認するこ
とができた。しかしながら、前記したマイコンとプログ
ラムを用いた最近の制御装置では、正常に動作している
か否かを簡単な手段で確認することが困難になってい
る。すなわち、マイコンを使用した制御装置ではデジタ
ルデータで処理しているため、オーバーフローやアンダ
ーフローなどの異常が発生していても、アナログ的に判
断できないという問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、マイ
コン内で処理されているデジタルデータを、アナログ化
してモニタリングする装置及びその方法を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】マイコンを使用した装置
において、上記課題を解決するために、第一の発明では
該デジタルデータを連続的にサンプリングする装置と、
そのサンプリングしたデジタルデータを一定時間記憶す
る記憶装置と、該記憶装置で記憶されているデジタルデ
ータをアナログ化して表示する表示装置を有することを
特徴とし、第二の発明では前記マイクロプロセッサを用
い、デジタルデータで制御する機器がインバータである
ことを特徴とし、第三の発明では該制御に供するデジタ
ルデータを連続的にサンプリングし、そのサンプリング
したデジタルデータを一定時間記憶し、該記憶されてい
るデジタルデータを表示装置でアナログ化して表示する
ことをくり返すことを特徴とし、第四の発明では記憶さ
れているデジタルデータを表示装置に送信している間
は、新らたなデジタルデータをサンプリングすることを
中断し、デジタルデータの表示装置への送信が終了した
後に、再度デジタルデータをサンプリングすることを特
徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、マイコンで制御するイン
バータを使用した無停電電源装置に、本発明を応用した
一実施例である。なお、無停電電源装置は、一般的には
以下に示すような作動をする。すなわち、商用電源1を
入力電力として使用し、電圧監視回路2で商用電源1の
電圧を監視する。電圧監視回路2は、商用電源1の電圧
が90〜110Vの範囲では、スイッチ回路3を切り替
えて商用電源1の電力を負荷4に出力するとともに、充
電器5を作動させて鉛蓄電池6を充電する。一方、商用
電源1の電圧が90V以下または110V以上になった
場合には、スイッチ回路3を切り替えて商用電源1から
負荷4への出力と鉛蓄電池6の充電を停止する。そし
て、鉛蓄電池6を電源としてインバータ7を起動させて
電力を負荷4に供給する。
【0006】インバータ7は、商用電源1の電圧が90
V以下または110V以上になった場合には瞬間的に作
動すること及び出力される電圧や波形の質が優れている
こと(たとえば、100V/50Hzの正弦波)が強く
要求されている。これらの条件を満足するためにインバ
ータ7には、各種の回路より構成されるインバータ制御
部8が取り付けられている。そして、このインバータ制
御部8の各部分をマイコンで制御している。本発明で
は、インバータ制御部8において、それを構成する各部
品からのデジタルデータが正常な状態あるかどうかをア
ナログ的に表示するとともに、ノイズなどによる外乱に
影響されにくく、かつ低コストで達成できるようにし
た。
【0007】
【実施例】以下に、図1に示した本発明の一実施例を詳
細に説明する。インバータ7の出力電圧はA/D変換器
9でデジタルデータ化される。一方、基準正弦波数表1
0に基準となる波形(たとえば、100V/50Hzの
正弦波などのデータ)を記憶させておく。A/D変換器
9を通してデジタル化されたデータと、基準正弦波数表
10に記憶されている波形との偏差を、偏差処理回路1
1で計算して、インバータ駆動演算回路12に出力す
る。なお、インバータ駆動演算回路12では、A/D変
換器9を通してデジタル化されたデータと基準正弦波数
表10に記憶された波形との偏差を少なくするように計
算する。そして、計算されたインバータ7の動作が最適
となるような信号を、I/Oポート13よりインバータ
7に出力してこれを制御する。
【0008】ここで用いている各種の制御信号は、すべ
てデジタルデータ信号であるため、感覚的に理解しにく
いものである。本発明はこれらのデジタルデータを、以
下の手段でアナログ化して表示することにした。すなわ
ち、A/D変換器9、基準正弦波数表10、偏差処理回
路11及びインバータ駆動演算回路12から出力される
デジタルデータを記憶/通信制御回路14によってサン
プリングした後に、これらを記憶装置15〜18に順に
送信して記憶させる。記憶装置15〜18に記憶された
デジタルデータは、通信ポート19を通してパソコンな
どの表示装置20に出力してアナログ化して表示する。
なお、表示する形式として、単に数値化して表示するだ
けでなく、グラフ化して視覚的に理解しやすい形にして
もよい。この方法によってインバータ制御部8の各部分
のデジタルデータを、アナログ的に表示できるため、そ
れらが正常な状態にあるか否かを容易に理解することが
できる。
【0009】記憶装置15〜18に記憶されたデジタル
データを通信ポート19を介して表示装置20に出力し
ている間は、記憶/通信制御回路14はデジタルデータ
のサンプリングを停止、すなわち排他的制御をするよう
にした。また、パソコンなどの表示装置20から、通信
ポート19に指示を出すことによって、記憶装置15〜
18に記憶された、次のステップのデジタルデータを表
示装置20に出力できるようにした。
【0010】インバータ7の出力波形は、正弦波である
ことが望ましい。たとえば、50Hzの正弦波電圧の一
周期分をパソコン等の表示装置20にグラフ化して表示
する場合には、正弦波の一周期を144個に分割し、そ
れぞれにおける電圧をデジタル化して連続して出力すれ
ば、目視によるとスムーズな正弦曲線と判断できること
を確認した。そこで、今回は、記憶装置15〜18は、
正弦波の一周期分をそれぞれ144個のデジタルデータ
で記憶するようにした。なお、50Hzの正弦波では一
周期の時間は0.02秒である。そこで、記憶装置15
〜18に0.02秒間に144個のデータを記憶させる
ために、記憶/通信制御回路14のサンプリング速度を
7,200Hzにした。また、記憶装置15〜18を設
けることによって、デジタルデータを記憶・保持するこ
とができるため、通信ポート19を通してパソコンなど
の表示装置20に送信する速度は4,800bpsと遅
くすることができる。したがって、送信時において高周
波のノイズなどによる誤動作を、きわめて少なくするこ
とができた。また、本発明を用いることにより部品点数
を少なくできるため、装置の低コスト化が可能となる。
【0011】本発明の一実施例として、マイコンを使用
したインバータの例で説明したが、マイコンを使用した
装置であれば本発明を応用することができる。たとえ
ば、ゴルフカートのような運搬車のモータ制御、エアコ
ンのような家電品のインバータ制御や温度制御又は産業
用の電源装置の電圧や電流の制御などにも応用が可能で
ある。
【0012】
【発明の効果】上述したように本発明を用いると、マイ
コン内部の制御信号として用いられているデジタルデー
タを、アナログ化して表示することができ、各部分の動
作状況を視覚的に判断することが可能となる。したがっ
て、マイコン内部において何らかの異常があった場合に
おいても発見が容易となる。また、本発明は耐ノイズ性
能が高く、低コストである点においても優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1:商用電源、 2:電圧監視回路、 3:スイッチ回
路、 4:負荷、5:充電器、 6:鉛蓄電池、 7:
インバータ、 8:インバータ制御部、9:A/D変換
器、 10.基準正弦波数表、11:偏差処理回路、1
2:インバータ駆動量演算回路、 13:I/Oポー
ト、14:記憶/通信制御回路、 15〜18:記憶装
置、 19:通信ポート、20:表示装置、 21:ダ
イオード。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロプロセッサを用い、デジタルデー
    タで機器を制御する装置において、該制御に供するデジ
    タルデータを連続的にサンプリングする装置と、そのサ
    ンプリングしたデジタルデータを一定時間記憶する記憶
    装置と、該記憶装置に記憶されているデジタルデータを
    アナログ化して表示する表示装置を有することを特徴と
    するデジタルデータのモニタリング装置。
  2. 【請求項2】前記マイクロプロセッサを用い、デジタル
    データで制御する装置がインバータであることを特徴と
    するデジタルデータのモニタリング装置。
  3. 【請求項3】マイクロプロセッサを用い、デジタルデー
    タで機器を制御する方法において、該制御に供するデジ
    タルデータを連続的にサンプリングし、そのサンプリン
    グしたデジタルデータを一定時間記憶し、該記憶されて
    いるデジタルデータを表示装置でアナログ化して表示す
    ることをくり返すことを特徴とするデジタルデータのモ
    ニタリング方法。
  4. 【請求項4】前記記憶されているデジタルデータを表示
    装置に送信している間は、新らたなデジタルデータをサ
    ンプリングすることを中断し、表示装置へのデジタルデ
    ータの送信が終了した後に、再度デジタルデータをサン
    プリングすることを特徴とする請求項3記載のデジタル
    データのモニタリング方法。
JP209998A 1998-01-08 1998-01-08 デジタルデータのモニタリング装置及び方法 Abandoned JPH11201993A (ja)

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