JPH11201449A - 点火コイル - Google Patents

点火コイル

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JPH11201449A
JPH11201449A JP10002205A JP220598A JPH11201449A JP H11201449 A JPH11201449 A JP H11201449A JP 10002205 A JP10002205 A JP 10002205A JP 220598 A JP220598 A JP 220598A JP H11201449 A JPH11201449 A JP H11201449A
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JP
Japan
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coil
coils
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sec
wound
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Kiyoshi Hayashi
清志 林
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RB Controls Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2次コイルが3個以上の点火コイルをサイド巻
きで形成すると1次コイルが1個であるため1次コイル
に隣接しない2次コイルの作動が不安定なる。そのため
3個以上2次コイルを必要とする場合には積層巻きによ
り点火コイルを製造しているが積層巻きでは製造工数が
多くなる。 【解決手段】1次コイルを分割し(21・22)2次コ
イル31・32・33の間に位置するように設け、いず
れの2次コイルも必ず1次コイルに隣接するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス器具の点火に
用いる点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の点火コイルは、1次コイ
ルと2次コイルとを巻回軸線方向に並べて配設するサイ
ド巻きによるものと、コアに直接1次コイルを巻回する
と共に2次コイルのみを巻回したボビンに該1次コイル
を巻回したコアを挿通する積層巻きによるものとがあ
る。いずれのものでも1次コイル及び2次コイルを巻回
する場合には自動巻線機を用いる。サイド巻きによる点
火コイルは1個のボビンに1次コイルと2次コイルとの
双方を巻回するので、1工程で1次コイル及び2次コイ
ルの双方を同時に巻回することができ、点火コイルの製
造工数が少なくて済む。これに対して積層巻きによる点
火コイルは、1次コイルと2次コイルとを別々に巻回し
なければならないため製造工数が多くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多くのガスバーナに同
時に点火するため各ガスバーナ毎に火花放電を発生させ
るガス器具では、2次コイルを3個以上設けなければな
らない場合がある。2次コイルを3個以上備えた点火コ
イルをサイド巻きで形成すると、1次コイルを1か所に
巻回したのでは2個の2次コイルは1次コイルに隣接す
るものの、残りの2次コイルは1次コイルに隣接するこ
とができず1次コイルとの間に他の2次コイルが介在す
ることになる。すると、1次コイルに隣接している他の
2次コイルに接続されたギャップに先に放電が生じると
1次コイルで発生したエネルギが該隣接している2次コ
イルで消費され1次コイルに隣接していない2次コイル
にはエネルギが伝わらない。従って、該隣接していない
2次コイルに接続されているギャップには火花放電が生
じないという不具合が生じる。
【0004】尚、このように3個以上の2次コイルを必
要とする場合には積層巻きにより点火コイルを作成すれ
ばこのような不具合は生じないが上記のごとく点火コイ
ルの製造工数が多くなる。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、2
次コイルが3個以上の点火コイルをサイド巻きで形成し
ても各2次コイルについて火花放電を生じさせることが
できる点火コイルを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、1次コイルと2次コイルとを巻回軸線方向
に並べて配設するサイド巻きの点火コイルにおいて、2
次コイルを3個以上設けると共に、1次コイルを、各2
次コイルが少なくとも1つの1次コイルに隣接するよう
に2か所以上に分散して設けたことを特徴とする。
【0007】尚、上記各1次コイルを相互に並列に接続
すると共に各1次コイルに各々コンデンサを直列に接続
し、上記各2次コイルの出力特性を調節するようにし
た。
【0008】1次コイルを上記のごとく分散して巻回す
ることにより、全ての2次コイルは1次コイルに隣接す
ることになり、各2次コイルは隣接する1次コイルから
直接エネルギを受けることになる。従って、各2次コイ
ルは他の2次コイルについての放電に影響されることな
く、接続されているギャップに火花放電を生じさせるこ
とができる。
【0009】ところで、2次コイルの両端にギャップを
接続するダブルギャップタイプのものと一端にのみギャ
ップを接続し他端を接地するシングルギャップタイプの
ものとがある。ダブルギャップタイプのものはシングル
ギャップタイプものよりギャップの延べ間隔が長いため
より多くのエネルギを必要とする。従って2次コイルの
各タイプの組み合わせによっては1次コイルの各箇所で
の出力特性を調整しダブルギャップタイプの2次コイル
に、より多くのエネルギが出力されるようにしたい場合
が生じる。その場合には上記1次コイルを分散して巻回
した部分を相互に並列に接続し各部分に個々に通電する
ようにし、かつ上記コンデンサの容量を適宜設定するこ
とにより上記各部分に生じるエネルギを調節することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は本発明にか
かる点火コイルであり、ボビン11の中空部12にフェ
ライトコア13を挿入するように構成されている。該ボ
ビン11には3個の2次コイル31・32・33が巻回
されており、かつ、各2次コイル31・32・33に挟
まれる2か所に分散して1次コイル21・22が巻回さ
れている。1次コイル21・22は共に線径0.45m
mの銅線を各々42回巻いている。そして、1次コイル
21の銅線の両端は端子T8・T9に接続されており、
1次コイル22の銅線の両端は端子T10・T11に接
続されている。また、両端の2次コイル31・33は共
に線径0.06mmの銅線を2か所に2000回づつ巻
いたものと1か所に1800回巻いたものとを直列に接
続し、合計5800回巻いたもので構成している。ま
た、中央に位置する2次コイル32は線径0.06mm
の銅線を2か所に1800回づつ巻いたものを直列に接
続し、合計3600回巻いたもので構成している。そし
て、2次コイル31の両端は端子T1・T12に接続さ
れ、2次コイル32の両端は端子T3・T4に接続さ
れ、2次コイル33の両端はT5・T6に接続されてい
る。
【0011】次に図2を参照して、上記点火コイル1の
周辺回路について説明する。Jは通常の高圧発生器であ
り、内蔵されたトランジスタTRが一定周波数でオンオ
フして同じく内蔵の昇圧トランスJTにより高電圧を発
生させるものである。該高圧発生器Jの出力端子の一方
を2つに分岐し、その各々をコンデンサ41・42を介
して端子T8・T11に接続すると共に、他方の出力端
子を端子T9・T10に接続した。このように配線する
ことにより各1次コイル21・22に各々コンデンサ4
1・42が直列に接続された回路が高圧発生器Jに対し
て並列に接続されることになる。一方、2次コイル31
の端子T1はギャップG1に臨むように接続し、他方の
端子T12は接地した。そして、該ギャップG1のター
ゲット側を同じく接地してギャップG1に火花放電が生
じるようにした。また、他の端子T3・T4・T5・T
6は各々ギャップG3・G4・G5・G6に臨むように
接続されている。尚、ギャップG3のターゲット側とギ
ャップのG4のターゲット側とは相互に接続されてお
り、同じくギャップG5のターゲット側とギャップG6
のターゲット側とは相互に接続されている。
【0012】ところで、上記のごとく1次コイルを2か
所に分割して巻回すると共に、各1次コイル21・22
を相互に並列に接続しているので、各1次コイル21・
22に直列に接続されているコンデンサ41・42の容
量を調節することにより各1次コイル21・22に供給
されるエネルギに差を設けることができる。一方、シン
グルギャップタイプである2次コイル31よりダブルギ
ャップタイプの2次コイル32・33の方が多くのエネ
ルギを必要とする。従って2次コイル22よりも2次コ
イル21へ供給されるエネルギが多くなるように設定す
ることによって高圧発生器から供給されるエネルギを各
2次コイル31・32・33へギャップの数に応じて効
率よく分配することができる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、2次コイルが3個以上ある点火コイルをサイド巻き
で製造することができるので、積層巻きをしていた従来
のものより点火コイルの製造工数を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】点火コイルを作動させるための回路の構成を示
す図
【符号の説明】
1 点火コイル 11 ボビン 13 フェライトコア 21 1次コイル 22 1次コイル 31 2次コイル 32 2次コイル 33 2次コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次コイルと2次コイルとを巻回軸線
    方向に並べて配設するサイド巻きの点火コイルにおい
    て、2次コイルを3個以上設けると共に、1次コイル
    を、各2次コイルが少なくとも1つの1次コイルに隣接
    するように2か所以上に分散して設けたことを特徴とす
    る点火コイル。
  2. 【請求項2】 上記各1次コイルを相互に並列に接続
    すると共に各1次コイルに各々コンデンサを直列に接続
    し、上記各2次コイルの出力特性を調節するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の点火コイル。
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