JPH11201243A - 変速機用カウンタシャフト - Google Patents

変速機用カウンタシャフト

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JPH11201243A
JPH11201243A JP10018326A JP1832698A JPH11201243A JP H11201243 A JPH11201243 A JP H11201243A JP 10018326 A JP10018326 A JP 10018326A JP 1832698 A JP1832698 A JP 1832698A JP H11201243 A JPH11201243 A JP H11201243A
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JP
Japan
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gear
shaft
shaft portion
transmission
countershaft
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JP10018326A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ikeda
正 池田
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は,ファーストギヤとセカンドギヤと
の間のシャフト部を太く且つ短く構成し,シャフト部の
曲げ剛性を高くした変速機用カウンタシャフトを提供す
る。 【解決手段】 カウンタシャフト1のシャフト部2は,
ベアリング9,10によって支持され,ファーストギヤ
4とセカンドギヤ5が隣接している。ファーストギヤ4
をシャフト部2に一体形成し,セカンドギヤ5を別体と
して製作し,セカンドギヤ5をシャフト部2に嫌気性接
着剤11で接合する。ファーストギヤ4をシャフト部2
に歯切り加工する時に,シャフト部2に小径の軸部を形
成する必要はなくなり,十分な曲げ剛性を確保できる。
セカンドギヤ5とファーストギヤ4とを密着して配置で
き,カウンタシャフト1を短くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,車両等の変速機
に用いられる変速機用カウンタシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,手動変速機には,選択摺動式,
常時噛合い式及び同期噛合い式の3種類があるが,現在
では,同期噛合い式の手動変速機が,変速操作が迅速容
易に行えることから,自動車,トラック,バス等のほと
んどの車種で用いられている。同期噛合い式の手動変速
機は,メインシャフトとカウンタシャフトとを並列配置
し,メインシャフト上に設けられたギヤとカウンタシャ
フト上に設けられたギヤとを常時噛み合わせ,メインシ
ャフト上に設けられたギヤの回転速度とメインシャフト
の回転速度を同期させるシンクロメッシュ機構を備えた
ものである。
【0003】一般に,手動変速機に適用されるカウンタ
シャフトは,図3,図4及び図5に示すように,シャフ
ト部とギヤ部とから構成されており,カウンタシャフト
自体は一対のベアリング20,21によって両端部を位
置決め支持されている。カウンタシャフトのギヤ部は,
エンジン側から順にプライマリギヤ,高速段ギヤ,低速
段ギヤ,リバースギヤの順に配置されており,各ギヤの
直径は低速段になるほど小さくなっている。
【0004】図3に示すカウンタシャフト22は,シャ
フト部23とギヤ部24,25,26,27とからな
り,シャフト部23に,リバースギヤ24,ファースト
ギヤ25,セカンドギヤ26及びサードギヤ27を一体
形成したものである。シャフト部23の端部にはキー溝
30が形成されており,トップギヤ28及びプライマリ
ギヤ29がこのシャフト部23にキー31によって固定
される。カウンタシャフト22は,ファーストギヤ25
とセカンドギヤ26との間の軸部32の直径をファース
トギヤ25の歯底曲面33の直径よりも小さくしたもの
である(例えば,特開平4−102747号公報参
照)。このような小径の軸部32を設けた理由は,ピニ
オンカッタ等の歯切り工具でシャフト部23にファース
トギヤ25を切削加工する時に,ピニオンカッタを軸方
向に平行に移動させて歯切りを行うため,カッタの逃げ
が必要となるからである。
【0005】また,図4に示すカウンタシャフト34
は,シャフト部35とギヤ部36,37,38,39と
からなり,シャフト部35に,リバースギヤ36,ファ
ーストギヤ37,セカンドギヤ38及びサードギヤ39
を一体成形したものである。シャフト部35の端部には
キー溝42が形成されており,トップギヤ40及びプラ
イマリギヤ41がシャフト部35にキー43によって固
定される。カウンタシャフト34は,歯切り工具がセカ
ンドギヤ38の側面と干渉しないように,円弧状の切削
部分46,言い換えれば,歯切り工具を逃がすために,
ファーストギヤ37の歯としての切削部分45に連続し
て形成されたシャフト部35の部分を形成し,ファース
トギヤ37とセカンドギヤ38との間に十分な軸方向間
隔を設け,即ち,ファーストギヤ37とセカンドギヤ3
8との距離を長くし,それによって両ギヤ37,38間
の軸部44の径を大きくしたものである(例えば,特開
平4−102747号公報参照)。
【0006】また,図5に示すカウンタシャフト47
は,シャフト部48とギヤ部49,50とからなり,シ
ャフト部48に,リバースギヤ49及びファーストギヤ
50を一体成形したものである。また,シャフト部48
にはキー溝55が形成されており,セカンドギヤ51,
サードギヤ52,トップギヤ53及びプライマリギヤ5
4がこのシャフト部48にキー56によって固定され
る。即ち,カウンタシャフト47では,ファーストギヤ
50はシャフト部48と一体に形成しているが,セカン
ドギヤ51は,別体にて加工製作され,シャフト部48
に外嵌して回転方向の動きをキー56によって物理的に
固定される。カウンタシャフト47は,ファーストギヤ
50とセカンドギヤ51とが別体であるから,それぞれ
のギヤ50,51の歯切り加工を,お互いの形状の制約
を受けることなく行えるので,両ギヤ50,51の側面
同士を完全に密着させて配置することも可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで,手動変速機
においては,動力伝達中のギヤ対の相互間には,シャフ
トと直角方向の噛合い反力が発生し,この噛合い反力を
受けてメインシャフトとカウンタシャフトとの双方に撓
みが発生する。一般に,カウンタシャフトは,一対のベ
アリングで支持されているので,両ベアリング間の中央
部で撓み量が最も大きくなる。カウンタシャフトの撓み
量が大きくなり過ぎる場合には,動力伝達中のギヤ対の
噛合い状態が悪化し,ギヤ対間で騒音が発生したり,ギ
ヤ自体の強度低下等が生じ易くなったりすると共に,ベ
アリングに傾き角が生じてベアリングの耐久性を損なう
という問題がある。従って,カウンタシャフトに対して
要求されるものは,回転力を伝達するだけの十分なねじ
り剛性と強度だけでなく,噛合い反力に抗してシャフト
間距離を確実に保持できるだけの十分な曲げ剛性を有す
ることである。
【0008】しかしながら,図3に示した従来のカウン
タシャフトは,最も撓み量が大きくなる部位であるとこ
ろのファーストギヤとセカンドギヤとの間で,軸部32
が細くなっているため,シャフト部の曲げ剛性が低く,
この軸部32が最弱部となってしまうという問題があ
る。
【0009】これに対して,図4に示したカウンタシャ
フトは,ファーストギヤとセカンドギヤとの間の軸部4
4が図3のものに比べて太いものの,ギヤ間の距離を長
くしたため,シャフト部の全長が長くなり,それゆえ,
変速機自体の著しい全長増加を伴うという問題がある。
【0010】また,図5に示したカウンタシャフトは,
セカンドギヤとシャフト部外径との間にキーを設置する
ことができるだけの径方向のスペースが必要であり,近
接しているギヤ同士のレシオが比較的近い場合,即ちセ
カンドギヤのレシオとファーストギヤのレシオが比較的
近く,それぞれのギヤ径寸法の差が小さいような場合に
は,セカンドギヤの歯底面から内径までの肉厚を確保す
るために,シャフト部の径を小さくせざるをえないとい
う問題がある。
【0011】これらのことからもわかるように,従来
は,一対のベアリングによって支持されたカウンタシャ
フトにおいて,歯切り加工を行う際に生じる問題を解決
すると同時に,最も撓み量が大きくなる部位であるとこ
ろのファーストギヤとセカンドギヤとの間の軸部を太く
且つ短くしてシャフト部の曲げ剛性を高めるとともに全
長を短くすることが課題となっていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
課題を解決することであり,ファーストギヤとセカンド
ギヤを別部品として加工・製作することにより,歯切り
加工時に生じていた歯切り工具とギヤとの干渉の問題を
解決するとともに,それらのギヤをできるだけ接近させ
て配置するようにして一体化することにより,ファース
トギヤとセカンドギヤとの間の軸部を太く且つ短くし
て,曲げ剛性を高くした変速機用カウンタシャフトを提
供することである。
【0013】この発明は,シャフト部が少なくとも一対
のベアリングによって支持され且つ前記シャフト部に設
けたファーストギヤとセカンドギヤが隣接して配置され
た変速機用カウンタシャフトにおいて,前記セカンドギ
ヤを前記シャフト部と別体に形成し,前記セカンドギヤ
を前記シャフト部に接着剤で接合したことを特徴とする
変速機用カウンタシャフトに関する。
【0014】この変速機用カウンタシャフトは,セカン
ドギヤをシャフト部と別体で製作したので,ファースト
ギヤをシャフト部に歯切り加工する時にカッタが干渉す
る問題は発生しなくなる。従って,シャフト部に小径の
軸部が形成されないので,シャフト部に十分な曲げ剛性
を確保することができる。また,前記シャフト部には前
記セカンドギヤを取り付けるためのキー溝が形成されて
いないので,シャフト部が小径の軸部構造になることが
ない。
【0015】また,ファーストギヤは,必ずしもシャフ
ト部と一体に形成する必要はなく,セカンドギヤと同様
にシャフト部に接着剤で接合してもよい。また,セカン
ドギヤをシャフト部に接着剤で接合したので,セカンド
ギヤをシャフト部に固定するためのキー溝の形成は不要
となり,たとえセカンドギヤのレシオとファーストギヤ
のレシオが比較的近く,それぞれのギヤ径寸法の差が小
さいような場合でも,セカンドギヤの歯底面から内径ま
での肉厚を十分確保することができる。それ故,シャフ
ト部の径が細くなることはなく,曲げ剛性を確保するこ
とができる。また,セカンドギヤをファーストギヤに密
接して配置することも可能になる。
【0016】この変速機用カウンタシャフトは,セカン
ドギヤをシャフト部と別体で製作できるので,ファース
トギヤをシャフト部に歯切り加工する時にカッタが干渉
する問題は発生しなくなる。従って,シャフト部に小径
の軸部を形成する必要はなくなり,十分な曲げ剛性を確
保することができる。また,セカンドギヤをシャフト部
に接着剤で接合したので,セカンドギヤをシャフト部に
固定するためにキー溝は不要となり,たとえセカンドギ
ヤのレシオとファーストギヤのレシオが比較的近く,そ
れぞれのギヤ径寸法の差が小さいような場合でも,セカ
ンドギヤの歯底面から内径までの肉厚を十分確保するこ
とができる。
【0017】この変速機用カウンタシャフトにおいて,
前記接着剤としては,嫌気性接着剤が使用されている。
ここで,嫌気性接着剤とは,金属接合面間の微細な隙間
に入り,空気と遮断されると,重合反応が始まり,プラ
スチック結合を形成する接着剤である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による変速機用カウンタシャフトの実施例を説明する。
まず,図1を参照して,この発明による変速機用カウン
タシャフトの一実施例について説明する。図1はこの発
明による変速機用カウンタシャフトの一実施例を示す断
面図である。
【0019】カウンタシャフト1は,シャフト部2とギ
ヤ部3,4とから構成され,シャフト部2の両端部がそ
れぞれ一対のベアリング9,10によって手動変速機の
ケーシング(図示せず)に回転自在に支持される。この
実施例におけるカウンタシャフト1は,シャフト部2に
リバースギヤ3とファーストギヤ4を一体に形成し,シ
ャフト部2とは別体にて加工製作したセカンドギヤ5,
サードギヤ6,トップギヤ7及びプライマリギヤ8を,
シャフト部2に嫌気性接着剤11で接合したものであ
る。
【0020】リバースギヤ3とファーストギヤ4は,例
えば,歯切り加工具を用いて,図4に示すように,シャ
フト部2を歯切り加工することによりシャフト部2に一
体形成される。ファーストギヤ4は,シャフト部2の軸
線に平行な切削部分12即ち歯と,切削部分12から滑
らかに湾曲する円弧状の切削部分13を有する。それ
故,ファーストギヤ4は,図3に示すカウンタシャフト
のように,歯切り加工するときのカッタの逃げ部として
径の細い軸部を作る必要はないので,図3のカウンタシ
ャフトに比べて,シャフト部2の曲げ剛性を高くするこ
とができる。
【0021】セカンドギヤ5のシャフト部2への固定
は,シャフト部2の表面に嫌気性接着剤11を塗布し,
シャフト部2にセカンドギヤ5を外嵌することによって
行われる。即ち,シャフト部2の表面に嫌気性接着剤1
1を塗布し,次いで各ギヤ5,6,7,8をシャフト部
2に外嵌すると,シャフト部2の表面とギヤ5,6,
7,8の内径面との間で空気が遮断されることになるの
で,嫌気性接着剤11は硬化しはじめ,やがて固まる。
嫌気性接着剤11は塗布しただけでは固まらず,相手部
品を組み付けて空気が遮断されたときから硬化が始まる
ので,組立を行う上で扱いやすく,カウンタシャフト1
の製作が容易に行えるようになる。また,セカンドギヤ
5のシャフト部2への固定位置は,ファーストギヤ4の
円弧状の切削部分13を覆う位置とする。これにより,
ファーストギヤ4の側面とセカンドギヤ5の側面とを完
全に密着させることができるので,ギヤ4,5間の無駄
な間隔を排除することができ,カウンタシャフト1の長
さを短くすることができる。
【0022】また,セカンドギヤ5などをシャフト部2
に嫌気性接着剤11で接合したので,キーなどによる固
定手段が不必要となり,このため,セカンドギヤ5の内
径寸法を大きく設定することが可能となり,カウンタシ
ャフト1の軸径をより大きく設定することが可能にな
る。この意味からもシャフト部2の曲げ剛性をより一層
高めることができるようになる。
【0023】また,セカンドギヤ5などを嫌気性接着剤
11でシャフト部2に固定するようにしたので,キーに
よる固定方法に比較して,部品点数の削減,及びキー溝
加工等の加工工程の削減が可能となる。
【0024】次に,図2を参照して,この発明による変
速機用カウンタシャフトの別の実施例について説明す
る。図2はこの発明による変速機用カウンタシャフトの
別の実施例を示す断面図である。
【0025】カウンタシャフト14は,リバースギヤ3
とファーストギヤ4とが歯切り加工具によってシャフト
部15に一体に形成され,シャフト部15の端部にはキ
ー溝16が形成されている。プライマリギヤ17及びセ
カンドギヤ5以上の高速段ギヤは,シャフト部15とは
別体で製作し,セカンドギヤ5とこのギヤ5に隣接する
サードギヤ6だけをシャフト部15に嫌気性接着剤11
で固定し,プライマリギヤ17及びギヤ17に隣接する
トップギヤ18についてはキー19を用いてシャフト部
15に固定する。プライマリギヤ17及びトップギヤ1
8が固定されるシャフト部15はキー19で固定したの
で,シャフト部15の曲げ剛性は図1のものに比べて若
干小さくなるけれども,キー溝16を形成する位置がベ
アリング9に近接しているため,シャフト部15の中央
部の撓み量は少ない。
【0026】また,この実施例と図1に示した実施例と
の違いは,トップギヤ及びプライマリギヤをシャフト部
に固定するに当たりキーで固定するか接着剤で固定する
かの点にあるだけで,その他の点では両者は同一である
から,同一構成の部品には同一符号を付し,重複する説
明は省略することとする。
【0027】
【発明の効果】この発明による変速機用カウンタシャフ
トは,セカンドギヤをシャフト部と別体で製作できるの
で,ファーストギヤをシャフト部に歯切り加工する時に
シャフト部に小径の軸部を形成する必要はなくなり,十
分な曲げ剛性を確保することができる。しかも,セカン
ドギヤなどをシャフト部に接着剤で接合するので,キー
などによる固定手段が不必要となり,セカンドギヤの内
径寸法を大きく設定することが可能となり,カウンタシ
ャフトの軸径をより大きく設定することが可能になる。
この意味からも,シャフト部の曲げ剛性を従来のものに
比べて,より一層高めることができるようになる。従っ
て,カウンタシャフトの中央部の撓み量を小さく抑える
ことができ,動力伝達中のギヤ対の噛合い状態が良好と
なり,ギヤ対間で騒音が発生したり,ギヤ自体の強度低
下等が生じたりし難くなると共に,ベアリングに傾き角
が生じ難いのでベアリングの耐久性が向上する。
【0028】また,この変速機用カウンタシャフトは,
セカンドギヤをシャフト部に固定するために,嫌気性接
着剤を使用したから,従来のようなキーによる固定手段
に比較してキー溝加工等の加工工程が削減できるだけで
なく,嫌気性接着剤は空気が遮断されないと硬化しない
ため,接着剤を塗布した状態では固まらず,相手部品を
組み付けたときから硬化が始まるので,組立上,扱いや
すいというメリットがあり,カウンタシャフトの製作が
容易に行えるようになる。
【0029】また,セカンドギヤとファーストギヤとは
別個の部品であるため,それぞれの歯切り加工は,お互
いの形状に制約を受けることなく行えるようになる。そ
れ故,セカンドギヤの側面をファーストギヤの側面に密
接させて配置することも可能になり,カウンタシャフト
の全長を短くすることができるから,変速機を小型化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による変速機用カウンタシャフトの一
実施例を示す断面図である。
【図2】この発明による変速機用カウンタシャフトの別
の実施例を示す断面図である。
【図3】従来の変速機用カウンタシャフトを示す断面図
である。
【図4】従来の別の変速機用カウンタシャフトを示す断
面図である。
【図5】従来の更に別の変速機用カウンタシャフトを示
す断面図である。
【符号の説明】
1 カウンタシャフト 2 シャフト部 4 ファーストギヤ 5 セカンドギヤ 9 ベアリング 10 ベアリング 11 嫌気性接着剤(接着剤) 14 カウンタシャフト 42,55 キー溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフト部が少なくとも一対のベアリン
    グによって支持され且つ前記シャフト部に設けたファー
    ストギヤとセカンドギヤが隣接して配置された変速機用
    カウンタシャフトにおいて,前記セカンドギヤを前記シ
    ャフト部と別体に形成し,前記セカンドギヤを前記シャ
    フト部に接着剤で接合したことを特徴とする変速機用カ
    ウンタシャフト。
  2. 【請求項2】 前記シャフト部には少なくとも前記セカ
    ンドギヤを取り付けるためのキー溝が形成されていない
    ことを特徴とする請求項1に記載の変速機用カウンタシ
    ャフト。
  3. 【請求項3】 前記ファーストギヤは前記シャフト部に
    一体構造に形成されるか,又は前記ファーストギヤを前
    記シャフト部と別体に形成し,前記ファーストギヤを前
    記シャフト部に接着剤で接合したことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の変速機用カウンタシャフト。
  4. 【請求項4】 前記接着剤は嫌気性接着剤であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の変速機
    用カウンタシャフト。
JP10018326A 1998-01-16 1998-01-16 変速機用カウンタシャフト Pending JPH11201243A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461814B1 (ko) * 2002-07-30 2004-12-14 현대자동차주식회사 수동변속기의 카운터 샤프트 어셈블리
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