JPH11201220A - 車輌振動騒音低減装置 - Google Patents

車輌振動騒音低減装置

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JPH11201220A
JPH11201220A JP716498A JP716498A JPH11201220A JP H11201220 A JPH11201220 A JP H11201220A JP 716498 A JP716498 A JP 716498A JP 716498 A JP716498 A JP 716498A JP H11201220 A JPH11201220 A JP H11201220A
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JP
Japan
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vibration
vehicle
duty ratio
pressure
control valve
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JP716498A
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Katsuo Yafuji
勝男 弥藤
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輌振動騒音低減装置 【解決手段】 マウント6に設けられた空気室21に対
してデューティー制御弁24を制御することにより負圧
ポンプ27の負圧を周期的に供給する。これにより車輌
に対する加振装置として機能させる。更に、管径調整装
置28によって負圧導入管25の管径を調整することに
より、デューティ制御弁24のデューティー比を所定の
範囲に維持したままで加振力の制御を行う。このため、
低デューティー比あるいは高デューティー比でデューテ
ィー制御弁24を駆動する必要がなくなり、車輌におけ
るノイズ発生が抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関を推進力
源とした車輌における車輌振動騒音低減装置に関し、特
に、加振装置によって車輌に加振力を付加する車輌振動
騒音低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関を推進力源とした車輌において
は内燃機関の振動に起因して振動や騒音が発生する。こ
の振動騒音には、例えば、ステアリング振動やフロア振
動や車室内のこもり音がある。そこで、特開平5−65
939号公報には、車輌に対して加振力を付加する加振
装置を設け、対象とする振動騒音が低減するよう加振装
置の位相や振幅を制御する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の従来
の技術では加振装置のアクチュエータとしてピエゾ素子
を使用しているが、ピエゾ素子は十分な変位力が得られ
ず十分な加振力が得られない、あるいは、高価である等
の問題がある。
【0004】これに対して、ピエゾ素子ではなく流体室
の圧力を変化させることにより加振力を発生せしめるよ
うな流体圧力式アクチュエータを採用し、これによって
加振装置を構成すれば上述の問題はなくなる。この時、
加振力を精度よく制御するために流体室はデューティー
制御弁によって圧力が調整されることが望ましい。すな
わち、デューティー制御弁を駆動する電流のデューティ
ー比に対応した圧力変化が流体室に発生することになる
ので、このデューティー比を調整することにより流体室
の圧力変化、つまり加振力が精度よく調整できるのであ
る。
【0005】ところで、車輌の振動や騒音の大きさは内
燃機関の状態や車輌の状態応じて幅広く変化するため、
このような加振装置による加振力の振幅も幅広く変化さ
せる必要がある。つまり、加振装置は対象となる位置に
おいて発生している振動あるいは騒音に対して例えば逆
位相の振動あるいは圧力変化を重畳して振動騒音を相殺
するものであるが、加振装置によって発生した振動ある
いは圧力変化が小さすぎる場合は十分に振動騒音を相殺
しえず、また、加振装置によって発生した振動あるいは
圧力変化が大きすぎる場合には自身によって余分な振動
あるいは騒音を発生することになるため、加振力の振幅
を幅広く変化させる必要が生じる。そして、上述の流体
室の圧力変化を用いた加振装置の場合では加振力を幅広
く変化させようとすると、当然、デューティー比も幅広
く変化させなければならなくなり、低デューティー比あ
るいは高デューテイー比による制御時には流体室の圧力
波形の高次成分が大きくなり、車輌にノイズが発生する
という問題がある。
【0006】この問題について以下に詳述する。図3は
流体室の圧力変化を利用した加振装置の簡略構成を示し
ている。加振装置はケーシング101、弾性体102、
内燃機関に連結される第1のブラケット103、車輌の
フレームに連結される第2のブラケット104を有し、
内部に流体室105が画成されている。また、流体室1
05の圧力を周期的に変更するためのデューティー制御
弁106が設けられており、デューティー制御弁106
は負圧源107と大気圧源108を選択的に切換えて流
体室105に接続する。そして、デューティー制御弁1
06の駆動周波数を調整することにより加振周波数を調
整し、また、デューティー比を調整することにより加振
力を調整する。
【0007】次に、デューティー制御弁の駆動周波数を
一定とした場合におけるデューティー比に対する流体室
105の圧力変化を図4に示す。図において、実線はデ
ューティー比が50%の場合を示し、また、破線はデュ
ーティー比15%の場合を示す。尚、デューティー制御
弁106は通電された場合に負圧源107に切り換わる
構成であり、従って、デューティー比15%とは負圧源
107の負圧導入割合が15%であることを示す。図に
示されるように、駆動周波数は同じであり1周期はt1
〜t4の期間で示される。デューティー比50%の場合
及びデューティー比15%の場合共にt1でデューティ
ー制御弁106がON(通電)され流体室105に負圧
が導入され始める。デューティー比15%の場合はデュ
ーティー制御弁106がONとなっている割合が小さく
t2でOFF(非通電)となり、これと同時に流体室1
05には大気圧が導入され始める。これに対してデュー
ティー比50%の場合はt3でデューティー制御弁10
6がOFFとなり大気圧が導入され始める。このとき大
気圧を0、また、負圧源107の負圧をA1とした場
合、デューティー比50%の振幅はA1、デューティー
比15%の振幅はA2で示される。
【0008】図4から明らかなように、デューティー比
50%のときの圧力変化の振幅A1はデューティー比1
5%のときの圧力変化の振幅A2に比して大きい。つま
り、デューティー比が50%近傍のときは流体室105
の圧力変化の振幅が大きく発生する加振力は大きく、逆
に、デューティー比が15%のときは流体室105の圧
力変化の振幅が小さく発生する加振力は小さい。また、
図示しないが、デューティー比が大きいとき(例えば8
5%)はデューティー比15%のときと同様に圧力室1
05の圧力変化の振幅は小さい。これは大気圧源108
への接続期間が短く、流体室105の圧力が大気圧まで
増加しないという理由によって理解できる。このように
デューティー比を調節することにより所望とする加振力
が得られる。
【0009】次に、デューティー比が15%のとき及び
デューティー比が50%であるときの図4に示した流体
室の圧力波形の周波数特性を図5に示す。図において、
実線はデューティー比50%の場合、破線はデューティ
ー比15%の場合を示す。図からわかるように、駆動周
波数の1次成分においてデューティー比50%のときは
デューティー比15%のときに比して振幅が大きく、デ
ューティー比によって加振力の振幅が調整されているこ
とがわかる。しかしながら、駆動周波数の高次成分、特
に2次成分において、デューティー比50%のときはほ
とんど0であるのに対し、デューティ比が15%のとき
はこの2次成分が大幅に増大しており、これが車輌にノ
イズとして伝達される。尚、3次成分以上の成分につい
ては車輌においてはノイズとして問題ない程度であるこ
とが判明している。
【0010】このように、デューティー比を低くあるい
は高くして流体室の圧力変化の振幅(=加振力)を小さ
くした場合、車輌にノイズが発生するという問題があ
る。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、流体室の圧力変化によって車輌に加振力を付
加して振動騒音を低減した場合であっても、車輌にノイ
ズが発生するのを抑制することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】すなわち1番目の発明
は、内燃機関を推進力源とする車輌に対して加振力を付
加する加振装置を有する車輌振動低減装置において、前
記加振装置は自身の圧力変化によって車輌に加振力を付
加する流体室と、圧力源に接続された圧力通路を周期的
に前記流体室に接続するデューティー制御弁と、前記デ
ューティー制御弁に供給される電流のデューティー比を
制御する制御装置とを有すると共に、前記制御装置によ
って供給される駆動電流のデューティー比が所定範囲と
なるよう前記圧力通路の圧力伝達量を変更する圧力伝達
量変更装置を有することを特徴とする。
【0013】2番目の発明では1番目の発明において、
圧力伝達量変更装置は圧力通路の通路断面積を変更する
通路断面積変更装置からなる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明を6気筒4サイクル
ガソリン内燃機関を搭載した車輌に適用した場合の実施
の形態を示している。
【0015】図1において、1は車輌、2は内燃機関3
及びトランスミッション4からなるパワートレーンを夫
々示し、パワートレーン2は車輌1の前輪5に動力を伝
達して車輌1における推進力源として機能する。6はパ
ワートレーン2を車輌に支持するマウントであり、パワ
ートレーン2の静荷重を受け持っている。マウント6の
詳細構造は後述するが、マウント6は車輌1のフレーム
に設置されており、本実施の形態ではこのマウント6に
よって加振力を発生せしめ車輌1の振動を低減してい
る。つまり、本実施の形態は、マウント6によって発生
せしめた加振力を車輌1のフレームに伝達させ、そし
て、車輌1の対象とする振動騒音を相殺するものであ
る。ここで、車輌1の対象となる振動騒音とは、ステア
リングの振動、フロアの振動あるいは車室内のこもり音
が挙げられる。
【0016】次に、マウント6の詳細な構造及びマウン
ト6を加振装置として作動させるための構成を図2に基
づき説明する。マウント6は、上側金具7及び下側金具
8を有しており、上側金具7及び下側金具8はゴムから
なる弾性体9によって連結されている。そして、上側金
具7は図示しないブラケットを介してパワートレーン2
に連結され、また、下側金具8はブラケット10を介し
て車輌1のフレームに連結されている。
【0017】弾性体9は中空円錐形状をなし、その下端
周面には円筒状の連結金具11が加硫接着されている。
そして、連結金具11と下側金具8の間には、段付きで
かつ下端が開放した形状をなす円筒金具12が挟持され
ている。更に、円筒金具12の下端部には第1のダイヤ
フラム13が内周面に設けられおり、それゆえ、円筒金
具12の下端の開放部分は第1のダイヤフラム13によ
って閉鎖されている。
【0018】ここで、弾性体9、円筒金具12及び第1
のダイヤフラム13によって区画された内部空間は液密
に形成され液体が封入されている。そして、この内部空
間は仕切り部材14によって主液室15及び第1の副液
室16に区画され、更に、主液室15及び第1の副液室
16は仕切り部材14に設けられた第1のオリフィス1
7によって互いに連通している。尚、29は弾性体9に
ダストが付着するのを防止するダストカバーである。
【0019】仕切り部材14には、更に、第2の副液室
18が形成されており、そして、第2の副液室18は第
2のオリフィス19によって主液室15に連通してい
る。また、第2の副液室18の室壁の一部は第2のダイ
ヤフラム20によって形成されており、更に、第2のダ
イヤフラム20の他側面には空気室21が形成されてい
る。
【0020】空気室21は、仕切り部材14に設けられ
た貫通孔22及びパイプ23を介してデューティ制御弁
24に接続されている。デューティー制御弁24は、電
子制御ユニット30からの信号に応答して、負圧が導入
される負圧導入管25及び大気圧が導入される大気圧導
入管26を選択的に切換えてパイプ23に接続するもの
であり、通電時に負圧導入管25をパイプ23に接続
し、また、非通電時に大気圧導入管26をパイプ23に
接続する。尚、負圧導入管25は負圧ポンプ27から負
圧を得るものであり、また、大気導入管26は大気に開
放することにより大気圧を得ている。
【0021】本実施の形態では、更に、負圧導入管25
の管径を調整する管径調整装置28が設けられている。
この管径調整装置28は負圧導入管25の管径を連続的
に変更可能であり、電子制御ユニット30からの信号に
基づき負圧導入管25の管径を調整する。
【0022】次に、このように構成された本実施の形態
の作用について説明する。マウント6は加振装置として
機能するが、通常どおりパワートレーン2の振動伝達を
低減する防振装置としても機能するものであり、防振装
置としての作用をまず始めに説明する。内燃機関の振動
に起因したパワートレーン2の振動は上側金具7に伝達
される。このとき上側金具7は下側金具8に対して振動
的に相対変位するが、この変位力は弾性体9及び主液室
15の動ばね力及び減衰力によって低下せしめられて下
側金具8に伝達される。従って、車輌に対するパワート
レーン2の振動伝達が抑制される。ここで主液室15は
第1のオリフィス17及び第2のオリフィス19によっ
て第1の副液室16及び第2の副液室18に連通されて
おり、この第1のオリフィス17及び第2のオリフィス
19の断面積及び長さを適宜設定することにより主液室
の動ばね特性及び減衰特性を適宜設定できる。つまり、
主液室15の液圧変化に伴ない、主液室15内部の液体
は、第1のオリフィス17あるいは第2のオリフィス1
9を介して第1の副液室16あるいは第2の副液室18
とを行き来するものであり、この第1のオリフィス17
及び第2のオリフィス19の断面積及び長さを適宜設定
することにより減衰力及び液柱共振周波数を任意に設定
できる。本実施例では、第1のオリフィス17はエンジ
ンシェイクを低減する周波数で減衰力のピークが得られ
るよう断面積及び長さが設定されている。また、第2の
オリフィス19はアイドル振動を低減する周波数で減衰
力のピークが得られるように断面積及び長さが設定され
ている。
【0023】次に、マウント6が加振装置として機能す
る場合について説明する。車輌1が所定運転状態である
とき電子制御ユニット30はデューティー制御弁24に
所定の駆動信号を出力する。この駆動信号により所定の
駆動周波数でかつ所定のデューティー比の電流がデュー
ティー制御弁24に印加される。そして、デューティー
制御24は電流通電時には負圧導入管25をパイプ23
に接続し、また、非通電時には大気圧導入管26をパイ
プ23に接続する。パイプ23は貫通孔22を介して空
気室21に連通しており、従って、デューティー制御弁
を駆動する所定の駆動周波数で負圧が空気室21に供給
されることになる。空気室21に負圧が供給されると第
2のダイヤフラム20は図2において下方に変位する。
この変位によって第2の副液室18の圧力が変化する
が、第2の副液室18は第2のオリフィス19を介して
主液室15に連通しているため、この圧力変化は主液室
15に伝達される。そして、主液室15に伝達された圧
力変化は加振力として下側金具8に伝達し、車輌1のフ
レームを加振する。従って、車輌1にはデューティー制
御弁24の駆動周波数に相当した周波数の振動がマウン
ト6の加振力によって付加される。電子制御ユニット3
0は、低減対象とする振動騒音(例えばステアリング振
動、フロア振動、こもり音)がマウント6によって付加
される加振力によって相殺されるよう、デューティー制
御弁24を駆動する駆動周波数及び位相を調整する。
【0024】更に、本実施の形態では、対象とする振動
騒音にあわせ加振力の大きさ(振幅)も制御される。こ
れは、電子制御ユニット30によってデューティー制御
弁24を駆動する電流のデューティー比を調整すること
により行われる。つまり、駆動周波数を一定とした場
合、例えばデューティー比50%のときはデューティー
比30%のときに比し負圧導入管25と空気室21の連
通時間が比較的長く、空気室21には十分な負圧が導入
され圧力変化の振幅は大きくなる。逆に、デューティー
比30%のときは空気室21に供給される負圧は比較的
小さく圧力変化の振幅は小さくなる。これは、図4に示
されるデューティー比50%のときとデューティー比1
5%のときの流体室の圧力変化の振幅の特性と同じであ
る。このように、本実施の形態ではデューティー比を調
節することにより過不足ない加振力が得られ有効に振動
騒音が低減できる。
【0025】ところが、前述のように、デューティー比
をかなり低く(例えば1〜20%)、あるいは、かなり
高く(例えば80%〜90%)しようとすると、空気室
21の圧力波形の周波数特性における高次成分が増大
し、これが車輌1に伝達されノイズが現れることにな
る。そこで、本実施の形態では、負圧導入管25に管径
調整装置28が設けられている。管径調整装置28は電
子制御ユニット30によって制御され、例えば、車輌1
の振動騒音を低下させるべくデューティー制御弁24を
制御するに際し、適切な加振力に対応した適切なデュー
ティー比がかなり小さい場合(例えば15%)は負圧導
入管25の管径を減少せしめる。すると、空気室21に
供給される負圧の供給速度が小さくなるので、デューテ
ィー比を大きくしないと必要十分な加振力が得られなく
なり、設定すべきデューティー比は大きくなる(例えば
45%)。また逆に、適切な加振力に対応した適切なデ
ューティー比がかなり大きい場合(例えば90%)は負
圧導入管25の管径を増大せしめる。すると、空気室2
1に供給される負圧の供給速度が早くなるので、小さな
デューティー比で必要十分な加振力が得られるようにな
り、設定すべきデューティー比は小さくなる(例えば5
5%)。このように、本実施の形態では管径調整装置2
8を有しており、管径調整装置28によって負圧導入管
25の管径を調整できるので、空気室21に供給される
負圧の速度を調整できる。つまり、負圧導入管25を伝
達する圧力の伝達量(伝達速度)を適宜変更できため、
必要十分な加振力を得るためのデユーティー比をを特定
の範囲に制御できるのである。従って、デューティー制
御弁24のデューティー比を所定の範囲に維持しつつ有
効に車輌の振動騒音を低減できる。このため、車輌1に
ノイズが発生することはない。
【0026】尚、本実施の形態では管径調整装置28を
設けているが、これに限らず、負圧導入管25の負圧伝
達量を変更し得るものであればよく、例えば、負圧ポン
プ27を可変ポンプから構成して負圧ポンプで発生する
負圧力を変更するものであってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、流体室の圧力変化によ
って車輌に加振力を付加して振動騒音を低減した場合で
あっても、デューティー制御弁の作動に起因したノイズ
が車輌に発生するのを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車輌振動騒音低減装置を適用した
車輌の全体図である。
【図2】本発明に係る車輌振動騒音低減装置の詳細図で
ある。
【図3】流体室を用いた加振装置の簡略図である。
【図4】流体室の圧力変化を示す図である。
【図5】流体室の圧力波形の周波数特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…車輌 2…パワートレーン 6…マウント 21…空気室 24…デューティー制御弁 25…負圧導入管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関を推進力源とする車輌に対して
    加振力を付加する加振装置を有する車輌振動低減装置に
    おいて、前記加振装置は自身の圧力変化によって車輌に
    加振力を付加する流体室と、圧力源に接続された圧力通
    路を周期的に前記流体室に接続するデューティー制御弁
    と、前記デューティー制御弁に供給される電流のデュー
    ティー比を制御する制御装置とを有すると共に、前記制
    御装置によって供給される駆動電流のデューティー比が
    所定範囲となるよう前記圧力通路の圧力伝達量を変更す
    る圧力伝達量変更装置を有することを特徴とする車輌振
    動騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 前記圧力伝達量変更装置は圧力通路の通
    路断面積を変更する通路断面積変更装置からなることを
    特徴とする請求項1に記載の車輌振動騒音低減装置。
JP716498A 1998-01-19 1998-01-19 車輌振動騒音低減装置 Pending JPH11201220A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1413466A2 (en) * 2002-10-22 2004-04-28 Nissan Motor Company, Limited Vibration damping engine mount for internal combustion engine
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