JPH11201082A - 複合型の多翼送風機 - Google Patents
複合型の多翼送風機Info
- Publication number
- JPH11201082A JPH11201082A JP1489598A JP1489598A JPH11201082A JP H11201082 A JPH11201082 A JP H11201082A JP 1489598 A JP1489598 A JP 1489598A JP 1489598 A JP1489598 A JP 1489598A JP H11201082 A JPH11201082 A JP H11201082A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- type
- blower
- sirocco
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 title abstract description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims abstract description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ケーシングとしてはクロスフロー
ファン型のケーシングを用い、これにシロッコ型の多翼
ファンを組み込むようにし、送風機のコストダウンを図
るものである。 【構成】 本発明の複合型の多翼送風機は、モータ１
と、中央の仕切板２と一体的に左右に多翼フアン４ａ、
４ｂを設けてなるシロッコ型フアン５と、一方の側面に
シロッコ型のフアン５の挿入孔８ａを備えた側板８を、
またスタビライザ９の下方に空気吸込口１０を設けると
共に上方に空気吐出口１１を設けてなるクロスフロー型
のケーシング１２とにより構成したものである。
ファン型のケーシングを用い、これにシロッコ型の多翼
ファンを組み込むようにし、送風機のコストダウンを図
るものである。 【構成】 本発明の複合型の多翼送風機は、モータ１
と、中央の仕切板２と一体的に左右に多翼フアン４ａ、
４ｂを設けてなるシロッコ型フアン５と、一方の側面に
シロッコ型のフアン５の挿入孔８ａを備えた側板８を、
またスタビライザ９の下方に空気吸込口１０を設けると
共に上方に空気吐出口１１を設けてなるクロスフロー型
のケーシング１２とにより構成したものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シロッコ型とクロ
スフロー型を複合させた多翼送風機に係り、特にケーシ
ングとしてはクロスフローファン型のケーシングを用
い、これにシロッコ型の多翼ファンを組み込むように
し、送風機のコストダウンを図るようにした複合型の多
翼送風機に関するものである。
スフロー型を複合させた多翼送風機に係り、特にケーシ
ングとしてはクロスフローファン型のケーシングを用
い、これにシロッコ型の多翼ファンを組み込むように
し、送風機のコストダウンを図るようにした複合型の多
翼送風機に関するものである。
【０００２】従来の衣類乾燥機等に使用されているシロ
ッコ型送風機２３は、図４に示すように、シャフト１ａ
を備えたモータ１と、シロッコ型フアン５と、ケーシン
グ１８とで構成されている。
ッコ型送風機２３は、図４に示すように、シャフト１ａ
を備えたモータ１と、シロッコ型フアン５と、ケーシン
グ１８とで構成されている。
【０００３】シロッコ型フアン５は一体的に成形された
ものであり、該シロッコ型フアン５は、中央の仕切板２
に前記モータのシャフト１ａを軸支させる軸受け３が設
けられると共に、前記仕切板２と一体的に左右に多翼フ
アン４ａ、４ｂが設けられている。したがって安価に生
産することができる。また、シロッコ型のケーシング１
８は、図４及び図５に示すように、ケース１９の両側板
に吸込口２０、２１が設けられると共に前方に吐出口２
２が設けられている。
ものであり、該シロッコ型フアン５は、中央の仕切板２
に前記モータのシャフト１ａを軸支させる軸受け３が設
けられると共に、前記仕切板２と一体的に左右に多翼フ
アン４ａ、４ｂが設けられている。したがって安価に生
産することができる。また、シロッコ型のケーシング１
８は、図４及び図５に示すように、ケース１９の両側板
に吸込口２０、２１が設けられると共に前方に吐出口２
２が設けられている。
【０００４】そして、前記のシロッコ型送風機２３にお
いては、ケーシング１８の吸込口２０、２１から空気が
吸い込まれ、前記のシロッコ型フアン５により吐出口２
２から吐き出されるようになっている。なお、このシロ
ッコ型送風機２３では、衣類乾燥機に使用するというこ
とで多風量が要求されるため、フアン５のブレードの長
いものが用いられている。
いては、ケーシング１８の吸込口２０、２１から空気が
吸い込まれ、前記のシロッコ型フアン５により吐出口２
２から吐き出されるようになっている。なお、このシロ
ッコ型送風機２３では、衣類乾燥機に使用するというこ
とで多風量が要求されるため、フアン５のブレードの長
いものが用いられている。
【０００５】前記のシロッコ型送風機２３に対して、送
風性能を向上させるために、近年、クロスフロー型送風
機が多用されるようになった。図６は、クロスフロー型
送風機２４の部品構成図であり、シャフト１ａを備えた
モータ１と、クロスフローフアン２９と、クロスフロー
型のケーシング３０とで構成されている。
風性能を向上させるために、近年、クロスフロー型送風
機が多用されるようになった。図６は、クロスフロー型
送風機２４の部品構成図であり、シャフト１ａを備えた
モータ１と、クロスフローフアン２９と、クロスフロー
型のケーシング３０とで構成されている。
【０００６】クロスフローフアン２９は、フアンの両側
部に仕切り板２５、２６が設けられると共にこれにフア
ンボス２７及びシャフト２８が取り付けられている。こ
のクロスフローフアン２９の組立は超音波溶着で行われ
るが、製品の組立後にアニーリング工程やバランス取り
工程が必要とするだけでなく金型費も高く、シロッコ型
のフアンに較べてコストが高くなっていた。
部に仕切り板２５、２６が設けられると共にこれにフア
ンボス２７及びシャフト２８が取り付けられている。こ
のクロスフローフアン２９の組立は超音波溶着で行われ
るが、製品の組立後にアニーリング工程やバランス取り
工程が必要とするだけでなく金型費も高く、シロッコ型
のフアンに較べてコストが高くなっていた。
【０００７】前記クロスフロー型のケーシング３０は、
スクロール型のケース３１の一方の側板３２にクロスフ
ローフアン２９を通すための挿入孔３０が設けられ、他
方の側板３３には前記シャフト２８を支える軸受け３４
が設けられている。なお、図中、９はスタビライザ、１
０は空気吸込口、１１は空気吐出口１１である。
スクロール型のケース３１の一方の側板３２にクロスフ
ローフアン２９を通すための挿入孔３０が設けられ、他
方の側板３３には前記シャフト２８を支える軸受け３４
が設けられている。なお、図中、９はスタビライザ、１
０は空気吸込口、１１は空気吐出口１１である。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の衣類
乾燥に用いられるような吸い込み口径に対して羽根の寸
法が長いシロッコ型送風機１３では、羽根の全般にわた
る十分な空気を吸込口から吸い込んでおらず、効率の悪
い使い方をしていた。一方、後者のクロスフロー型送風
機２４においては、フアン並びにケーシングにおいて構
成部品の点数が多いだけでなく組立工数も大きくなり、
シロッコ型送風機１３と較べるとコスト的に不利な面が
あった。
乾燥に用いられるような吸い込み口径に対して羽根の寸
法が長いシロッコ型送風機１３では、羽根の全般にわた
る十分な空気を吸込口から吸い込んでおらず、効率の悪
い使い方をしていた。一方、後者のクロスフロー型送風
機２４においては、フアン並びにケーシングにおいて構
成部品の点数が多いだけでなく組立工数も大きくなり、
シロッコ型送風機１３と較べるとコスト的に不利な面が
あった。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するためになされたものであり、ケーシングとし
てはクロスフローファン型のケーシングを用い、これに
シロッコ型の多翼ファンを組み込むことにより、従来の
クロスフロー型送風機に較べて送風性能を低下させるこ
となく、コストの安価な複合型の多翼送風機の提供を目
的とするものである。
を解決するためになされたものであり、ケーシングとし
てはクロスフローファン型のケーシングを用い、これに
シロッコ型の多翼ファンを組み込むことにより、従来の
クロスフロー型送風機に較べて送風性能を低下させるこ
となく、コストの安価な複合型の多翼送風機の提供を目
的とするものである。
【００１０】すなわち、本発明の複合型の送風機は、シ
ャフト１ａを備えたモータ１と、中央の仕切板２に前記
モータのシャフト１ａを軸支させる軸受け３を備えると
共に、該仕切板２と一体的に左右に多翼フアン４ａ、４
ｂを設けてなるシロッコ型フアン５と、スクロール型の
ケース６の一方の側面には側板７を、他方の側面にはシ
ロッコ型のフアン５の挿入孔８ａを備えた側板８を設
け、スタビライザ９の下方に空気吸込口１０を設けると
共に上方に空気吐出口１１を設けてなるクロスフロー型
のケーシング１２とにより構成したことを特徴とするも
のである。
ャフト１ａを備えたモータ１と、中央の仕切板２に前記
モータのシャフト１ａを軸支させる軸受け３を備えると
共に、該仕切板２と一体的に左右に多翼フアン４ａ、４
ｂを設けてなるシロッコ型フアン５と、スクロール型の
ケース６の一方の側面には側板７を、他方の側面にはシ
ロッコ型のフアン５の挿入孔８ａを備えた側板８を設
け、スタビライザ９の下方に空気吸込口１０を設けると
共に上方に空気吐出口１１を設けてなるクロスフロー型
のケーシング１２とにより構成したことを特徴とするも
のである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図に基
づき詳細に説明する。図１は本発明の複合型送風機の部
品構成図であり、図２はこのケーシング左側面図であ
る。本発明の複合型の送風機１３は、シャフト１ａを備
えたモータ１と、シロッコ型フアン５と、クロスフロー
型のケーシング１２とにより構成されている。
づき詳細に説明する。図１は本発明の複合型送風機の部
品構成図であり、図２はこのケーシング左側面図であ
る。本発明の複合型の送風機１３は、シャフト１ａを備
えたモータ１と、シロッコ型フアン５と、クロスフロー
型のケーシング１２とにより構成されている。
【００１２】シロッコ型フアン５は、従来品と同じもの
であり、中央の仕切板２に前記モータのシャフト１ａを
軸支させる軸受け３が設けられると共に、前記仕切板２
と一体的に左右に多翼フアン４ａ、４ｂが設けられてい
る。
であり、中央の仕切板２に前記モータのシャフト１ａを
軸支させる軸受け３が設けられると共に、前記仕切板２
と一体的に左右に多翼フアン４ａ、４ｂが設けられてい
る。
【００１３】クロスフロー型のケーシング１２は、スク
ロール型のケース６の一方の側面に側板７が設けられ、
他方の側面（図面では左側面）にはシロッコ型のフアン
５の挿入孔８ａを備えた側板８を設が設けられている。
また、スタビライザ９の下方に空気吸込口１０が設けら
れると共に上方には空気吐出口１１が設けられている。
ロール型のケース６の一方の側面に側板７が設けられ、
他方の側面（図面では左側面）にはシロッコ型のフアン
５の挿入孔８ａを備えた側板８を設が設けられている。
また、スタビライザ９の下方に空気吸込口１０が設けら
れると共に上方には空気吐出口１１が設けられている。
【００１４】図３は、本発明の複合型送風機１３を組み
込んだ衣類乾燥機の一部分を示す断面図である。この衣
類乾燥機では、ユニットケース１４の吸込口１５から吸
い込まれた空気が複合型の送風機１３を通り熱交換器１
６を経て吹出口１７から吹き出るようになっている。こ
のように、本発明の複合型の多翼送風機を衣類乾燥機に
用いたものでは、従来のクロスフロー型の送風機と較べ
ても風量を損なうことがなかった。
込んだ衣類乾燥機の一部分を示す断面図である。この衣
類乾燥機では、ユニットケース１４の吸込口１５から吸
い込まれた空気が複合型の送風機１３を通り熱交換器１
６を経て吹出口１７から吹き出るようになっている。こ
のように、本発明の複合型の多翼送風機を衣類乾燥機に
用いたものでは、従来のクロスフロー型の送風機と較べ
ても風量を損なうことがなかった。
【００１５】
【発明の効果】本発明の複合型の多翼送風機は、クロス
フローファン型のケーシングにシロッコ型の多翼ファン
が組み込まれているため、この送風機を衣類乾燥機に用
いた場合、ユニットケースの吸込口１５をケーシングの
吸込口と同一にすることが可能で且つ風のながれをスム
ーズにすることができる。また、従来のクロスフロー型
の送風機に較べて風量を損なうことなく、生産コストを
大幅に低減することができる。
フローファン型のケーシングにシロッコ型の多翼ファン
が組み込まれているため、この送風機を衣類乾燥機に用
いた場合、ユニットケースの吸込口１５をケーシングの
吸込口と同一にすることが可能で且つ風のながれをスム
ーズにすることができる。また、従来のクロスフロー型
の送風機に較べて風量を損なうことなく、生産コストを
大幅に低減することができる。
【図１】 本発明の複合型送風機の部品構成図。
【図２】 本発明のクロスフロー型のケーシングの左側
面図。
面図。
【図３】 本発明の複合型送風機を組み込んだ衣類乾燥
機の一部分を示す断面図。
機の一部分を示す断面図。
【図４】 従来のシロッコ型送風機の部品構成図。
【図５】 従来のシロッコ型送風機のケーシングの左側
面図。
面図。
【図６】 従来のクロスフロー型送風機の部品構成図。
１ モータ ２ 仕切板
３ 軸受け ５ シロッコ型フアン ６ ケース
７ 側板 ８ａ 挿入孔 ８ 側板
９ スタビライザ １０ 空気吸込口 １１ 空気吐出口 １２ クロスフロー型のケーシング
１３ 複合型の送風機 ２３ シロッコ型送風機 ２４ クロスフロー型送風
機。
３ 軸受け ５ シロッコ型フアン ６ ケース
７ 側板 ８ａ 挿入孔 ８ 側板
９ スタビライザ １０ 空気吸込口 １１ 空気吐出口 １２ クロスフロー型のケーシング
１３ 複合型の送風機 ２３ シロッコ型送風機 ２４ クロスフロー型送風
機。
Claims (1)
- 【請求項１】シャフト１ａを備えたモータ１と、 中央の仕切板２に前記モータのシャフト１ａを軸支させ
る軸受け３を備えると共に、該仕切板２と一体的に左右
に多翼フアン４ａ、４ｂを設けてなるシロッコ型フアン
５と、 スクロール型のケース６の一方の側面には側板７を、他
方の側面にはシロッコ型のフアン５の挿入孔８ａを備え
た側板８を設け、スタビライザ９の下方に空気吸込口１
０を設けると共に上方に空気吐出口１１を設けてなるク
ロスフロー型のケーシング１２とにより構成したことを
特徴とする複合型の多翼送風機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1489598A JPH11201082A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 複合型の多翼送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1489598A JPH11201082A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 複合型の多翼送風機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201082A true JPH11201082A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11873739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1489598A Pending JPH11201082A (ja) | 1998-01-08 | 1998-01-08 | 複合型の多翼送風機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201082A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100789812B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2007-12-28 | 엘지전자 주식회사 | 크로스플로우 팬 |
-
1998
- 1998-01-08 JP JP1489598A patent/JPH11201082A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100789812B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2007-12-28 | 엘지전자 주식회사 | 크로스플로우 팬 |
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