JPH11200542A - サッシ - Google Patents

サッシ

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JPH11200542A
JPH11200542A JP2036398A JP2036398A JPH11200542A JP H11200542 A JPH11200542 A JP H11200542A JP 2036398 A JP2036398 A JP 2036398A JP 2036398 A JP2036398 A JP 2036398A JP H11200542 A JPH11200542 A JP H11200542A
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JP
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reinforcing member
rib
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glass
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JP2036398A
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Norio Kai
則夫 甲斐
Nobuo Mizuno
信男 水野
Toru Arakane
透 荒金
Yoshiyuki Mizukami
嘉之 水上
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Obayashi Corp
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Nihon Sekkei Inc
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Obayashi Corp
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Nihon Sekkei Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リブパネルの強度を高めることができるサッ
シを提供する。 【解決手段】 本発明によるサッシ3は、表面パネル5
を支持するリブパネル13の室内側部を補強部材15が
支持し、補強部材15と横枠7とを固定している。リブ
パネル13はその室内側を補強部材15が支持して、リ
ブパネルの強度を高めている。また、躯体が相対水平変
位した場合に、補強部材15は、横枠7に追従して移動
するので、横枠7と補強部材15とに連結されているリ
ブパネル13に過剰な力が作用するのを防止し、リブパ
ネルの破損を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サッシに関する。
【0002】
【従来の技術】表面ガラスを、室内側に設けたリブガラ
ス(リブパネル)に固定し、室内の室外に対する正圧ま
たは負圧に対して、表面ガラスを支持する構成が公知で
ある(実開昭63ー76119号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このリ
ブガラスのみで表面ガラスを支持したのでは、リブガラ
スに充分な強度が得られないため、リブガラスの強度を
高める要求がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、リブパネルの強
度を高めることができるサッシを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、表面パネルと、表面パネルを保持する横枠と、表面
パネルを支持するリブパネルと、リブパネルに沿って縦
方向に設ける補強部材とを備え、横枠は躯体に連結し、
リブパネルは室外側部を表面パネルに連結し、室内側部
を補強部材に連結し、補強部材と横枠とを連結したこと
特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明では、室内と室
外との圧力差や外の風圧によって表面パネルの室内側に
負圧又は正圧がかかった場合に、リブパネルがかかる力
に対して表面パネルを支持する。このリブパネルはその
室内側部を補強部材が支持することによって、リブパネ
ルの強度が高められている。また、地震や風等により躯
体が変位し、横枠が室内方向又は室外方向に移動した場
合には、補強部材は、横枠に追従して移動するので、横
枠と補強部材とに連結されているリブパネルに過剰な力
が作用するのを防止し、リブパネルの破損を防止する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、横枠はその長手方向に摺動自在に躯体
に連結したことを特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明では、地震や風
により建物の躯体が揺れて相対水平変位が生じた場合
に、横枠と躯体とは横枠の長手方向に摺動自在であるか
ら、サッシの横枠に対して躯体は表面パネルの左右方向
に移動する。この場合、補強部材は横枠に固定されてい
るので、補強部材は横枠に追従し、補強部材に対しても
躯体のみが移動する。従って、横枠と補強部材とは相対
水平変位に対して同じ位置にあるので、リブパネルでは
その室外側部と室内側部との位置ずれによる力が生じに
くいので、かかる力によるリブパネルの破損を防止す
る。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明において、補強部材は鋼材であることを特
徴とする。
【0010】この請求項3に記載の発明では、リブパネ
ルを高い強度で支持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図8
を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図
8に全体的外観を示すように、サッシ3は、各表面ガラ
ス(表面パネル)5を上枠7と下枠9とでそれぞれ保持
しており、隣合う表面ガラス5の間に後述する弾性シー
ラント(弾性部材)11を介在させて固定している。表
面ガラス5は、その室内側において縦方向に配置したリ
ブガラス(リブパネル)13に支持されており、室内と
室外との圧力差や風を受けて表面ガラス5が室内側又は
室外側に移動したり、抜けないようにしている。
【0012】リブガラス13は、図1及び図2に示すよ
うに、表面ガラス5と同じ板状のガラスを縦方向に設
け、平面から見て表面ガラス5と略T字を形成するよう
に配置している。即ち、リブガラス13の室外側端部に
T字形状の弾性シーラント11の後端を接着し、弾性シ
ーラント11の先端側の両側面に隣合う表面ガラス5の
端面を接着している。リブガラス13の室内側端部は、
ガラスエッジ材17にシール材19を介して保持されて
いる。このガラスエッジ材17は、補強部材15の突部
15aにボルト21により固定している。図3及び図5
に示すように、リブガラス13の上端は上枠7に保持さ
れており、図4及び図6に示すように、リブガラス13
の下端は下枠9に保持されている。
【0013】補強部材15は、鋼材でできており、リブ
ガラス13を室内又は室外(奥行き方向)方向の力に対
して支持している。この補強部材15は、リブガラス1
3の室内側縁に沿って縦方向に設けており、その上部は
躯体に対して連結されておらず自由な状態になってお
り、下端はファスナー27の縦溝に係合するボルト28
及び自重受け29により躯体から支持されている。尚、
リブガラス13は、その下端が下枠9に載置されてい
る。
【0014】ここで、図1及び図3を参照して上枠7の
摺動構造について説明する。上枠7には、2つの案内溝
31、31が平行に形成されたレール部材33がビス3
2により固定されている。これらの案合溝31、31は
上枠7の長手方向に沿って形成されている。尚、これら
の案内溝31、31には、ブラッケト35に固定された
摺動子36が係合されており、ブラッケト35は、ファ
スナー25により躯体に固定されている。従って、上枠
7は躯体に対して、上枠7の長手方向に摺動可能であ
る。
【0015】次に、上枠7と補強部材15との固定構造
について説明する。図1及び図3に示すように、補強部
材15には、その上部にブラケット37が溶接により固
定されており、このブラケット37はボルト39及びナ
ット41により上枠7に固定されている。このように、
上枠7と補強部材15とが固定されているので、補強部
材15は上枠7の動きに追従することができる。
【0016】次に、本実施の形態にかかる作用を説明す
る。室内と室外との圧力差や風圧によって表面ガラス5
の室内側に負圧又は正圧がかかった場合に、かかる負圧
又は正圧に対して表面ガラス5が室内側又は室外側に移
動しようとするが、この力に対してリブガラス13が表
面ガラス5を支持する。リブガラス13は補強部材15
によりその強度が高められている。また、補強部材15
は、上枠7に固定されているので、表面ガラス5の室内
側及び室外側方向の力に対して充分に支持することがで
きる。一方、上枠7が室内側又は室外側に移動した場合
には、補強部材15は、上枠7に追従して移動するの
で、上枠7と補強部材15とに連結されているリブガラ
ス13に過剰な力が作用するのを防止し、リブガラス1
3の破損を防止する。
【0017】地震や風により建物の躯体が揺れて相対水
平変位が生じた場合には、上枠7に対して躯体に固定さ
れた摺動子36が案内溝31を摺動し、上枠7に対して
躯体は上枠7の左右方向に移動する。この場合、補強部
材15は上枠7に固定されているが、躯体には固定され
ていないので、補強部材15は上枠7とともにある。従
って、補強部材15は躯体に対して上枠7とともに留ま
るので、補強部材15に対しても躯体のみが移動する。
従って、リブガラス13は、その室外側部を表面ガラス
5に固定され室内側部を補強部材15に固定されている
ので、このリブガラス13には相対水平変位により位相
の変化がほとんどなく、リブガラス13の破損が防止で
きる。
【0018】図7には、表面ガラス5とリブガラス13
との連結部分の変形例を示す。この変形例では、隣り合
う表面ガラス5の対峙する端部間の室内側にパネル取付
け部材51を設け、このパネル取付け部材51にリブガ
ラス13の室外側部を保持している。また、この図7に
示す構成では、隣合う表面ガラス5の端部に表面ガラス
保持部材53を表面ガラス5の室外側から係合させ、こ
の表面ガラス保持部材53をパネル取付け部材51に係
止させて、表面ガラス5が外側にずれたり、外れたりす
るのを防止している。
【0019】本発明は上述した実施の形態に限らず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0020】例えば、上枠7と躯体との摺動は、躯体側
に案溝31を設け、上枠7側に摺動子36を設ける構成
であってもよい。
【0021】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、リブパ
ネルの強度を高めることができる。また、横枠に室内外
方向の移動が生じた場合にもリブパネルの破損を防止で
きる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、躯体に相
対水平変位が生じた場合に、リブパネルの破損を防止す
る。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、リブパネ
ルを高い強度で支持することができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるサッシの上枠及び
その周囲を示す斜視図である。
【図2】図1に示すサッシの横断面図である。
【図3】図1に示す上枠及びその周囲を示す縦断面図で
ある。
【図4】サッシの下枠及びその周囲を示す縦断面図であ
る。
【図5】図1に示すサッシの上枠及びその周囲を、下か
ら見た状態を一部切り欠いて示す斜視図である。
【図6】図1に示すサッシの下枠及びその周囲を、上か
ら見た状態を一部切り欠いて示す斜視図である。
【図7】他の実施の形態にかかるサッシの横断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態にかかるサッシの全体的な
外観を示す正面図である。
【符号の説明】
3 サッシ 5 表面ガラス(表面パネル) 7 上枠(横枠) 13 リブガラス(リブパネル) 15 補強部材 31 案内溝 33 レール部材 36 摺動子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 信男 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組内 (72)発明者 荒金 透 東京都千代田区神田錦3ー7ー1 株式会 社日本設計内 (72)発明者 水上 嘉之 富山県高岡市早川70番地 三協アルミニウ ム工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面パネルと、表面パネルを保持する横
    枠と、表面パネルを支持するリブパネルと、リブパネル
    に沿って縦方向に設ける補強部材とを備え、横枠は躯体
    に連結し、リブパネルは室外側部を表面パネルに連結
    し、室内側部を補強部材に連結し、補強部材と横枠とを
    連結したこと特徴とするサッシ。
  2. 【請求項2】 横枠はその長手方向に摺動自在に躯体に
    連結したことを特徴とする請求項1に記載のサッシ。
  3. 【請求項3】 補強部材は鋼材であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載のサッシ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109469234A (zh) * 2018-11-15 2019-03-15 北京江河幕墙系统工程有限公司 一种坐式全玻幕墙顶底连接系统及其安装方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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