JPH11200540A - パネルユニットの連結装置 - Google Patents

パネルユニットの連結装置

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JPH11200540A
JPH11200540A JP273498A JP273498A JPH11200540A JP H11200540 A JPH11200540 A JP H11200540A JP 273498 A JP273498 A JP 273498A JP 273498 A JP273498 A JP 273498A JP H11200540 A JPH11200540 A JP H11200540A
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JP
Japan
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panel unit
panel units
frame
fixed
indoor
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JP273498A
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English (en)
Inventor
Kimiya Sasaki
公也 佐々木
Hideyoshi Mizobuchi
英由 溝渕
Shinji Haraguchi
信二 原口
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Shin Nikkei Co Ltd
Original Assignee
Shin Nikkei Co Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】パネルユニットの位置決めおよび固定を容易に
する。 【解決手段】四周の窓枠内にパネルが固定されて一体化
されたパネルユニットを高さ方向に連結する装置であっ
て、上部パネルユニットの両縦枠の室内側の下部にあっ
て;その縦枠自体またはこれと一体化された連結ピース
70に、室内外方向に所定の幅をもって下端縁から切欠
されされた切欠部がそれぞれ形成され、下部パネルユニ
ットの両縦枠の室内側の上部にあって;少なくとも上部
がパネルユニットの面方向に延び、その室内外方向の厚
みが前記切欠部の切欠幅より若干小さい連結ブラケット
800がそれぞれ固定され、前記上部パネルユニットの
前記切欠部が、下部パネルユニットの前記連結ブラケッ
ト800の上部に対して嵌合し、前記上部パネルユニッ
トと下部パネルユニットとが連結され、前記上部パネル
ユニットおよび下部パネルユニットは、躯体に対して固
定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルユニットの
連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーテンウォールを構築するに際して、
四周の窓枠内にパネルを固定して一体化したパネルユニ
ットを躯体に対して固定する場合、縦枠に予めブラケッ
トを固定しておき、パネルユニットをクレーンなどによ
り吊持し、位置決めを図った後、そのブラケットを、予
め躯体側に固定した取付金具に対して固定して、パネル
ユニットを躯体に対して固定する方式が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式で
は、パネルユニットを吊持状態しながら、ブラケットと
前記取付金具との取り合いを図りながら位置決めを行う
必要があり、位置決めおよび固定に著しく手間がかか
る。
【0004】他方、カーテンウォールにおいては、地震
などによる層間変位がある場合、パネルユニットのスラ
イド移動をある程度許容し、過度の移動に対しては、回
転(ロッキング)が生じるようにする手段が設けられ
る。この場合、パネルユニットのスライド限において、
躯体に固定した阻止金具に、パネルユニットに設けた金
具を係止するように構成する態様が一般的である。
【0005】したがって、本発明の主たる課題は、パネ
ルユニットの位置決めおよび固定を容易化することにあ
る。他の課題は、層間変位に対応できる構造とすること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の請求項1記載の発明は、四周の窓枠内にパネルが固
定されて一体化されたパネルユニットを高さ方向に連結
する装置であって、上部パネルユニットの両縦枠の室内
側の下部にあって;その縦枠自体またはこれと一体化さ
れた連結ピースに、室内外方向に所定の幅をもって下端
縁から切欠された切欠部がそれぞれ形成され、下部パネ
ルユニットの両縦枠の室内側の上部にあって;少なくと
も上部がパネルユニットの面方向に延び、その室内外方
向の厚みが前記切欠部の切欠幅より若干小さい連結ブラ
ケットがそれぞれ固定され、前記上部パネルユニットの
前記切欠部が、下部パネルユニットの前記連結ブラケッ
トの上部に対して嵌合し、前記上部パネルユニットと下
部パネルユニットとが連結され、前記上部パネルユニッ
トおよび下部パネルユニットは、躯体に対して固定され
ている、ことを特徴とするパネルユニットの連結装置で
ある。
【0007】請求項2記載の発明は、連結ブラケット上
部に、前記切欠部を構成する壁と離間して対向するスラ
イド制限部が形成されている請求項1記載のパネルユニ
ットの連結装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す、パネル
がガラス板である実施の形態を参照しながらさらに詳説
する。パネルとして、無機質板、金属板などの適宜の板
状体を用いることができる。
【0009】具体的な説明に入る前に、以下の実施の形
態の背景について説明すると、建築物の外壁を構成する
カーテンウォールについての最近の傾向として、ガラス
板などのパネルを保持する窓枠を極力露出させず、窓全
体があたかもパネル群のみで構成されている意匠的外観
を呈するように構築することが好まれている。
【0010】かかる要請に基づくものとして、たとえば
ガラスをその四周において、窓枠に接着剤を用いて固定
するものがある。
【0011】しかしながら、この場合には、ガラスの保
持を確実にするために特別な固定手段が必要となり、施
工または工場における組み立てにおいて多大な手間を要
する。なお、この一つの例外を除いて、カーテンウォー
ルにおいては、ガラスを窓枠に固定するには、対向する
窓枠の室外側における離間間隔を、ガラスの対応する長
さより小さくしておき、いわゆるケンドン方式またはや
り越し方式により、窓枠に嵌め込み、グレージングチャ
ンネルにより固定するのが一般的である。
【0012】そこで、前記の意匠的外観の要請に十分に
対応できるとともに、パネル保持の安定性に優れ、しか
も、パネルの取付がきわめて容易である窓におけるパネ
ルの固定装置および窓用パネルユニットが必要となる。
【0013】このために、実施の形態においては、上下
左右の窓枠にパネルが固定された構造にあって、前記窓
枠の対向する少なくとも一方の枠材間の室外側における
離間間隔が、パネルの対応する長さより大きく形成さ
れ、前記パネルの四周が、前記窓枠の室外側においてグ
レージングガスケットを介して固定されているものであ
る。
【0014】(全体構造について)図1〜図8は代表的
な実施の形態を示したもので、図1はパネルユニットP
Uの概要正面図であり、その要部の形態が断面で図2〜
図4に示されている。
【0015】パネルユニットPUは、横断面形状で同一
の上下枠材10,20および左右枠材30,40で枠組
みされる窓枠の中間に、ガラスに対して窓枠を構成する
中桟枠材50を有し、この中桟枠50を堺にして上下ガ
ラスG1,G2が嵌め込まれ、一つのユニットとして構
成したものである。
【0016】また、窓枠の対向する少なくとも一方の枠
材間の室外側における離間間隔が、ガラスG1,G2の
対応する長さより大きく形成され、そのガラスG1,G
2パネルの四周が、窓枠の室外側においてグレージング
ガスケット60を介して固定されているものである。
【0017】具体的には、窓枠の対向する両方の枠材
間、すなわちガラスG1については、上枠材10と中桟
枠材50間、および左右枠材30,40間、ガラスG2
については、中桟枠材50と下枠材20との間、および
左右枠材30,40との間のそれぞれの室外側における
各離間間隔Dが、ガラスG1,G2の対応する長さH,
Wよりそれぞれ大きく形成されている。
【0018】この条件下で、上下枠材10,20、左右
枠材30,40および中桟枠材50の中間壁部に室外側
に開口する係止溝62に係止された背面固定材63に、
ガラスG1,G2の周囲背面が保持された状態で、その
ガラスG1,G2の室外側にグレージングガスケット6
0を配置し、上下枠材10,20、左右枠材30,40
および中桟枠材50の室外側において窓枠内方に開口し
て形成された係止溝61に、グレージングガスケット6
0の四周を係止して、各ガラスG1,G2の室外面を押
さえて、各ガラスG1,G2を窓枠に固定するものであ
る。
【0019】ここで、背面固定材63としては、EPD
M(エチレン・プロピレンダイマーゴム)、シリコーン
ゴムなどを用いることができる。グレージングガスケッ
トとしては、EPDM(エチレン・プロピレンダイマー
ゴム)、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、サントプ
レーンゴムなどを用いることができる。
【0020】前記パネルユニットPUは、たとえば工場
にて予めユニット化され、現場に搬入され、図示しない
方立に適宜の固定部材により固定される。ここに、パネ
ルユニットPUのユニット化に際しては、上下枠材1
0,20および左右枠材30,40は、図6、図8およ
び図11に示すように、コーナー部を留め切りし、たと
えば周囲が囲まれた中空溝64にL字状のコーナーブロ
ック65の両端部を挿入し、枠材をコーナーブロック6
5の突起間においてカシメて固定することにより連結で
きる。
【0021】次に、パネルユニットPU固定構造につい
て主に図2〜図5を参照しながら説明する。
【0022】すなわち、隣接するパネルユニットPU,
PUのそれぞれ右方枠材40,左方枠材30のリップ溝
形空間内にそれぞれ、下部に下部連結ピース70を、上
部に上部連結ピース71を配置し、下部連結ピース70
は対応する枠材40,30にビス72により固定し、上
部連結ピース71は連結ブラケット80を固定ボルト8
1,81を用いて枠材40,30と一体化させてある。
【0023】連結ブラケット80には、その下部に固定
ボルト81の螺合孔80A,80Aが上下に2つ形成さ
れ、上部は窓枠内方に張り出しており、パネルユニット
PUをクレーンにより吊持してセットするために用いる
吊持孔80Bが厚み方向に形成され、さらに張出部分の
上端面近傍の両側に、本発明のスライド制限部を構成す
る係止爪80C,80Cが突出して形成されている。
【0024】連結ブラケット80は、固定ボルト81の
足が枠材40または30の挿通孔、ならびに上部連結ピ
ース71の挿通孔に挿通された後、螺合孔80Aに螺入
されることで、枠材40または30と一体化させてあ
る。
【0025】一方、連結ブラケット80に張出部分を形
成してある関係で、上部連結ピース71の上部、下部連
結ピース70の下部には、連結ブラケット80の厚みよ
り若干大きい幅でそれぞれ切欠部71a,70aが形成
されている。切欠部70aの切欠幅は、係止爪80C,
80C間を繋ぐ長さより短い。
【0026】続いて、隣接するパネルユニットPU,P
U間の気水密構造について、図6および図7も参照しな
がら説明する。
【0027】すなわち、上枠材10の上面の室外側には
水平方向に延在する上レインバリヤー90が係止固定さ
れ、その室内側舌片は下枠材20の下面に接して連結す
るようにしてある。下枠材20の下面の室外側には水平
方向に延在する下レインバリヤー91が係止固定され、
その室内側舌片は上レインバリヤー90の上面に接する
連結するようにしてある。さらに、上枠材10の上面の
室内側には水平方向に延在する上タイト材92が係止固
定され、下枠材20の上面の室内側には水平方向に延在
する下タイト材93が係止固定され、これら上下タイト
材92,93は相互に弾圧接触して気水密を図るように
してある。
【0028】また、縦方向(左右)については、レイン
バリヤーの断面形状が若干異なるものの、同様に、左レ
インバリヤー94、右レインバリヤー95、左タイト材
96、および右タイト材97により気水密を図るように
してある。ここで、前記各タイト材は環状のガスケット
により形成することも可能である。
【0029】かくして、気水密については、室外側およ
び室内側の両者において二重シール(レインバリヤー)
構造とされ、シールまたは雨水の阻止の確実性が確保さ
れている。また、シールを図る場合、周知のように従来
から、等圧空間を形成するのが好適であるとされてい
る。
【0030】また実施の形態においては、図6に示すよ
うに、パネルユニットが縦横に交差する交差点部分につ
いては、部材が混み合い、雨水の直接吹込みの可能性が
あるために、下枠材20に係止固定する下レインバリヤ
ー91について、交差点近傍部分は上レインバリヤー9
0に接触するようにし、この交差点近傍部分を除く中間
部分全体において、下レインバリヤー91の下縁部を切
欠91aしておき上レインバリヤー90に接触しないよ
うに形成する。なお、交差点近傍部分において、下レイ
ンバリヤー91の上レインバリヤー90への接触の態様
に代えて、成形ブロックなどの適宜の封止部品を設けて
雨水の侵入を防止することも可能である。
【0031】この形態によると、下レインバリヤー91
と上レインバリヤー90とで、さらに左レインバリヤー
94と右レインバリヤー95とが室内外方向に区切ら
れ、これらが4周において連通する空間が等圧空間とさ
れ、雨水が上レインバリヤー90および左レインバリヤ
ー94を越えて侵入することを防止できる。なお、万
一、侵入した雨水は上下タイト材92,93間、あるい
は左右タイト材96,97間で阻止される。
【0032】上記の実施の形態によれば、ガラスG1に
ついては、上枠材10と中桟枠材50間、および左右枠
材30,40間、ガラスG2については、中桟枠材50
と下枠材20と間、および左右枠材30,40間のそれ
ぞれの室外側における各離間間隔Dが、ガラスG1,G
2の対応する長さH,Wよりそれぞれ大きく形成されて
いる。
【0033】その結果、各窓枠を構成する枠材10、2
0、30、40、50の室外側の外部に露出する縁面の
幅をきわめて小さくできる。したがって、窓全体として
みれば、あたかもガラス群のみで構成されている意匠的
外観を呈する。その結果、興趣が増す外壁を構築するこ
とができる。
【0034】しかも、ガラスの固定に際しては、グレー
ジングガスケット60を用いて簡単に窓枠に固定でき、
接着剤による背面固定方向と比較して、格段に組み立て
性または施工性に優れたものとなる。さらに、接着剤の
劣化に伴う危険性から解放されて、成形品であるグレー
ジングガスケット60を用いるので、ガラス固定がきわ
めて安定したものとなる。
【0035】さて、本発明に係る実施の形態において
は、パネルユニットPUは、たとえば工場にて予めユニ
ット化され、現場にて搬入されて、たとえばブラケット
2および取付金具3を介して、躯体4に固定される。
【0036】この作業例を説明すると、下方のパネルユ
ニットPUの上部に、連結ブラケット80を、固定ボル
ト81を用いて上部連結ピース71、ならびに枠材40
および30と一体化させておく。また、下方のパネルユ
ニットPUには、その枠材40および30の中間におい
て、図9および図10に示すように、横断面L字状ブラ
ケット2がボルト5により固定される。他方、躯体4に
アンカー6が埋設され、ボルト7により取付金具3が固
定される。この取付金具3の他片と、前記ブラケット2
の他片とが、取付ボルト8により連結され、結果として
下方のパネルユニットPUが躯体4に対して固定され
る。
【0037】これに対して、上方のパネルユニットPU
については、予め、枠材40および30の下部に下部連
結ピース70をビス72により固定しておく。この上方
のパネルユニットPUを、これに固定した連結ブラケッ
ト80の吊持孔80Bを介してクレーンにより吊り上
げ、下方のパネルユニットPUの連結ブラケット80上
に乗せてセットする。このとき、切欠部70aが上部連
結ピース71と嵌合するので、室内外方向の位置決めさ
れた状態でセットできる。したがって、きわめてセット
が簡易なものとなる。
【0038】一方、地震などでパネルユニットPUが層
間変位し、枠材40または30と連結ブラケット80と
の相対位置関係が崩れると、相対的に、枠材40または
30が連結ブラケット80をガイドとしてスライド移動
するために、その層間変位を許容できる。
【0039】このスライド移動の制限は、枠材40また
は30が、連結ブラケット80の張出部分の上端面近傍
の両側に突出して形成された係止爪80C,80Cに衝
突することにより行われる。その結果、パネルユニット
PUに回転モーメントが作用するが、パネルユニットP
Uの面内で変形してそれを吸収しパネルユニットPUの
崩壊を防止する。
【0040】かくして、従来例とは異なり、上方のパネ
ルユニットPUと下方のパネルユニットPUと連結する
連結ブラケット80が、層間変位を許容するスライドガ
イド手段を構成するとともに、ロッキング手段をも構成
することとなり、別途、そのための手段が不要となる。
また、連結ブラケット80は、これに吊持孔80Bなど
の引っ掛かり部を形成することで、クレーンなどによる
吊持手段を構成することができる点で、きわめて合理的
なものとなる。
【0041】(他の実施の形態)図12〜図15は他の
実施の形態を示したものである。これは、前述の実施の
形態に対して、主に、パネルユニットPU相互を上下に
連結する場合における連結ブラケットの形態を異なせた
ものであるとともに、前述の実施の形態における構造を
より明確にするために例示したものである。
【0042】すなわち、図13および図14に示すよう
に、下方のパネルユニットPUの上部に、連結ブラケッ
ト800を、固定ボルト81を用いて上部連結ピース7
1を介してそれぞれ枠材40または30と一体化させて
おく。
【0043】これに対して、図12に示すように、上方
のパネルユニットPUについては、予め、枠材40また
は30の下部に下部連結ピース70をビス72により固
定しておく。この上方のパネルユニットPUを、これに
固定した連結ブラケット800の適宜の部分を介してク
レーンなどにより吊り上げ、下方のパネルユニットPU
の連結ブラケット800上に乗せて、図15に示すよう
にセットする。このとき、切欠部70aが上部連結ピー
ス71と嵌合するので、室内外方向の位置決めされた状
態でセットできる。
【0044】一方、地震などでパネルユニットPUが層
間変位し、枠材40または30と連結ブラケット800
との相対位置関係が崩れると、相対的に、枠材40また
は30が連結ブラケット800をガイドとしてスライド
移動するために、その層間変位を許容できる。このスラ
イド移動の制限は、枠材40または30が、連結ブラケ
ット800の上面に形成された係止部800C(本発明
のスライド制限部を構成する)に衝突することにより行
われる。その結果、パネルユニットPUに回転モーメン
トが作用するが、パネルユニットPUの面内で変形して
それを吸収しパネルユニットPUの崩壊を防止する。
【0045】(その他)上記の実施の形態において、上
部連結ピース70を省略して、直接、縦枠材40または
30に連結ブラケットを固定してもよい。また、下部連
結ピース71を省略して、切欠部を上部パネルユニット
PUの縦枠材40または30自体に形成して、その切欠
部を連結ブラケットと嵌合することができる。パネルユ
ニットPUは中桟を有するほか、一つのパネルを保持す
るものでもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、パネル
ユニットの位置決めおよび固定が容易となるなどの利点
がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るパネルユニットの概要
正面図である。
【図2】図1の(2)−(2)線矢視図である。
【図3】図1の(3)−(3)線矢視図である。
【図4】図1の(4)−(4)線矢視図である。
【図5】連結ブラケットの正面図である。
【図6】パネルユニットの交差部の正面図である。
【図7】中桟部におけるパネルユニット間の正面図であ
る。
【図8】枠材の連結例の縦断面図である。
【図9】パネルユニットの躯体への固定構造例を示す平
面図である。
【図10】パネルユニットの躯体への固定構造例を示す
縦断面である。
【図11】パネルユニットのコーナー部の分解斜視図で
ある。
【図12】他の実施の形態における上方パネルユニット
の下部を示す斜視図である。
【図13】他の実施の形態における下方パネルユニット
の上部を示す斜視図である。
【図14】他の実施の形態における下方パネルユニット
の上部を示す斜視図である。
【図15】他の実施の形態における組み立て状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
2…ブラケット、3…取付金具、4…躯体、6…アンカ
ー、8…取付ボルト、10…上枠材、20…下枠材、3
0…左枠材、40…右枠材、50…中桟材、60…グレ
ージングガスケット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四周の窓枠内にパネルが固定されて一体化
    されたパネルユニットを高さ方向に連結する装置であっ
    て、 上部パネルユニットの両縦枠の室内側の下部にあって;
    その縦枠自体またはこれと一体化された連結ピースに、
    室内外方向に所定の幅をもって下端縁から切欠された切
    欠部がそれぞれ形成され、 下部パネルユニットの両縦枠の室内側の上部にあって;
    少なくとも上部がパネルユニットの面方向に延び、その
    室内外方向の厚みが前記切欠部の切欠幅より若干小さい
    連結ブラケットがそれぞれ固定され、 前記上部パネルユニットの前記切欠部が、下部パネルユ
    ニットの前記連結ブラケットの上部に対して嵌合し、前
    記上部パネルユニットと下部パネルユニットとが連結さ
    れ、前記上部パネルユニットおよび下部パネルユニット
    は、躯体に対して固定されている、 ことを特徴とするパネルユニットの連結装置。
  2. 【請求項2】連結ブラケット上部に、前記切欠部を構成
    する壁と離間して対向するスライド制限部が形成されて
    いる請求項1記載のパネルユニットの連結装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120243A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Howa Mach Ltd 複層ガラスの枠体への組付け構造
JP2011032664A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Asahi Glass Co Ltd ガラス板の支持構造体、ガラスパネルユニット、及びガラスカーテンウォール

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