JPH11200454A - 便器装置 - Google Patents

便器装置

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JPH11200454A
JPH11200454A JP791798A JP791798A JPH11200454A JP H11200454 A JPH11200454 A JP H11200454A JP 791798 A JP791798 A JP 791798A JP 791798 A JP791798 A JP 791798A JP H11200454 A JPH11200454 A JP H11200454A
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JP791798A
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Masahiro Torii
正裕 鳥居
Shinji Nishiyama
伸二 西山
Toshiyuki Torii
俊之 鳥居
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先に使用者していた人の臭気を強力に脱臭す
ることができ、使用者に不快感を感じさせない。 【解決手段】 人体検知センサJが人体の検知状態にな
ったときに脱臭ファン93の吸気量が通常の吸気量より
増大するようにし、着座検知センサTが人体の着座検知
状態になったときに脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量
になり、着座検知センサが人体の非着座検知状態になっ
たとき脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量より増大する
制御装置Sを備えた便器装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭装置を備えた
便器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より便器に脱臭装置を取付けて臭気
を脱臭した便器装置がある。この脱臭装置には種々形態
のものがあるが、一般には便器内に臨むように吸気口を
設けて脱臭ファンの作動によりこの吸気口より便器内の
臭気を吸入し、そしてこれをそのまま或いは消臭した上
で所定の排出部より排出するようにしている。
【0003】この脱臭装置にあっては、通常便器使用者
が便器を離れた後においても脱臭作用を行うべく、引き
続いてそのままファンを同一回転数で一定時間(例えば
1分程度)作動させるようにしている。
【0004】しかしながら便器装置使用者が便器装置を
離れてからも引き続き脱臭作用を行った場合においても
臭気が残ることも多く、特に公共トイレ等において次の
使用者が不快感を感じるといった問題があった。
【0005】これを解決する従来技術として、実開平5
−94375号公報に示すように、人体検知センサによ
る人体検知に基づいて、便器に臨むように設けた吸気口
から吸入手段により臭気を吸気して排出部より排出する
ことにより脱臭を行うに際し、人体検知センサが人体検
知状態から非検知状態になったときに、吸気口からの吸
気量が増大するように吸入手段を構成する便器装置があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記装
置においても、依然、先に使用していた人の臭気が残っ
ていて次の使用者が不快感を感じるといった問題点があ
る。
【0007】本発明は上記問題点を解決したもので、ト
イレ入室時に人体検知センサにより、人体検知を行うこ
とで、便座に座る前に先に使用者していた人の臭気を強
力に脱臭ファンを回転し、使用者が便座に座ったとき、
便座の着座検知センサにより通常の脱臭ファン回転にす
ることにより、不快感を感じない便器装置を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、便器と、便
座と、人体検知センサと、便座に設けられた着座検知セ
ンサと、前記便器内に臨むように設けた吸気口から臭気
を吸気し、排気口より臭気を排気する脱臭ファンとを備
えた便器装置において、前記人体検知センサが人体の検
知状態になったときに前記脱臭ファンの吸気量が通常の
吸気量より増大するようにし、前記着座検知センサが人
体の着座検知状態になったときに前記脱臭ファンの吸気
量が通常の吸気量になり、前記着座検知センサが人体の
非着座検知状態になったとき前記脱臭ファンの吸気量が
通常の吸気量より増大する制御装置を備えたことを特徴
とする便座装置である。
【0009】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0010】トイレ入室時に人体検知センサにより、人
が便座に座る前に、脱臭ファンを通常の吸気量より増大
しているので、先に使用者していた人の臭気を強力に脱
臭することができ、人が便座に座ったときには、脱臭フ
ァンが通常の吸気量になるので、静かな脱臭ファンであ
るため、使用者に不快感を感じさせないといった効果を
有する。
【0011】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記着座検知センサが人体の
非着座検知状態になったとき前記脱臭ファンの吸気量が
通常の吸気量より増大し、所定時間後、前記脱臭ファン
を停止する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1
記載の便座装置である。
【0012】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
【0013】人がトイレ室内から出た後でも、所定時
間、強力に脱臭ファンを作動させているので、先に使用
者していた人の臭気を強力に脱臭することができ、後か
ら使用する人の不快感をさらに感じさせないといった効
果を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、便器装置の各装置を透視的に図示
した図面である。本便器装置1は、便器83と、温水洗
浄手段6と温風乾燥手段と臭気の脱臭を行う脱臭装置9
0を有する本体10と、本体10に設けた本体スイッチ
パネル2とよりなる。
【0016】脱臭装置90は、上流側に、便器83内部
に臨むように設けられた吸気口91が設けられている。
さらに吸入された臭気の流通案内をなす案内通路92
と、案内通路92に設けられた脱臭ファン93が設けら
れている。下流側には、排気口94が設けられている。
【0017】上記各手段は本体スイッチパネル2により
操作できるように構成してある。上記本体10は、洗浄
ノズル61、62等よりなる温水洗浄手段6、温風乾燥
手段(図示略)を有している。また本体10は、便座8
1、便蓋82を備え、陶器製便器83の上方に配置して
ある。
【0018】また、本体10の側部上面には、上記本体
スイッチパネル2を配置してある。
【0019】本体スイッチパネル2は、肛門洗浄、ビデ
洗浄、温風乾燥等の作動をストップさせるストップボタ
ン20、肛門洗浄用操作ボタン21、ビデ洗浄用操作ボ
タン22等が配設されている。また、洗浄の広がりを調
整するためのワイド洗浄入/切ボタン24等が配列され
ている。
【0020】スイッチパネル2の下方には温水洗浄、温
風乾燥、及び後述する制御等を行う制御装置Sが設けら
れている。またスイッチパネル2の上方には人体の検知
を行う人体検知センサJが配設され、そのセンサ部は本
体10から露出されている。
【0021】さらに便座81には着座検知センサTが埋
設されている。本実施例では静電容量の変化により人体
の有無を検知する着座検知センサを使用している。
【0022】便器83の臭気は便器83内に臨むように
設けた吸気口91から臭気を吸気して排出部94より排
出することにより脱臭を行う脱臭ファン93とを備えて
いる。この脱臭ファン93は制御装置Sにより回転数を
大きくしたり少なくしたり変化させることができる。
【0023】図2は大便・女性小用時の人体検知センサ
Jと着座検知センサTのON−OFF作動状態及び脱臭
ファン93の風量の大小の作動状態を表わしたフローチ
ャート図である。このフローチャート図は、縦軸は、人
体センサJのON−OFF、着座検知センサTのON−
OFF、脱臭ファンの風量の増大(アップ)状態、通常
(ノーマル)状態、停止状態を表わした状態である。横
軸は、人の動きを表わしたもので、(1)トイレ内の空
き室、(2)人が空き室のトイレ内に入り、(3)脱
衣、(4)便座に着座、(5)排便(尿)、(6)局部
を洗浄装置にて洗浄、(7)局部の乾燥、(8)局部を
拭く、(9)便座から立ち上がる、(10)着衣、(1
1)便器内を流す、(12)トイレ内から出る、(1
3)トイレ内が空き室状態になるまでを表す。
【0024】上記の本発明のフローチャートから、
(1)トイレ内が空き室状態では、人体検知センサJ、
着座検知センサT共にOFFの状態であり、脱臭ファン
93も停止状態である。ここで、(2)人がトイレ内に
入ったとき、人体検知センサJから人体に向けて放射し
ている赤外線が人体の検知を行い、人体検知センサJが
ONの状態になる。この人体検知センサJがONになる
と、脱臭ファン93の吸気量(風量)が増大する。この
脱臭ファン93の吸気量が増大するため、便器83内の
臭気が効率的に吸引される。
【0025】次に人が(3)脱衣し、(4)便座81に
着座すると便座81に埋設された着座検知センサTの働
きにより、着座検知センサTがONし、同時に人体検知
センサJはOFF状態となる。この時、脱臭ファン93
の吸気量(風量)は、前記の増大の風量状態から通常の
風量状態になる。なお増大の風量状態は通常の風量状態
より約30%大きい。増大の風量の回転数は、4000
rpmであり、通常の回転数は3000rpmである。
【0026】次に(5)排便(尿)し、(6)局部洗浄
した後、(7)局部乾燥が行われている時には、過電流
を防止するため、一時脱臭ファンの回転を停止してい
る。(9)人が便座81から立ち上がったとき、着座検
知センサTがOFF状態になり、同時に人体検知センサ
JがON状態になる。さらに(12)人がトイレ室内か
ら出たとき、人体の検知をしなくなるので、人体検知セ
ンサJはOFFとなる。
【0027】また、脱臭ファン93は(9)の人が便座
81から立ち上がり、着座検知センサTがOFFになる
と、一定時間(約10秒)通常の風量で作動した後、脱
臭ファン93の風量が増大し、さらに一定時間(立ち上
がってから約60秒)作動した後、自動的に停止する。
一定時間(約10秒)通常の風量で作動する理由は、使
用者が立ち上がって直ぐに脱臭の音を大きくすると使用
者に不快感を与えるためこの作動を行う。
【0028】図3は男性小用時の人体検知センサJと着
座検知センサTのON−OFF作動状態及び脱臭ファン
93の風量の大小の作動状態を表わしたフローチャート
図である。この場合は人が便座81に着座していないた
め、着座検知センサTは作動しない。まず、(1)トイ
レ内の空き室に(2)人が入ったとき、人体検知センサ
Jが作動しON状態になる。ON状態を検知した後、脱
臭ファン93の風量が増大し、人がトイレ室内から出て
人体を検知しなくなるまで、脱臭ファン93は風量が増
大したまま作動する。
【0029】本発明の制御装置Sは上記の制御を行うよ
うになっている。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0031】即ち、トイレ入室時に人体検知センサによ
り、人が便座に座る前に、脱臭ファンを通常の吸気量よ
り増大しているので、先に使用者していた人の臭気を強
力に脱臭することができ、人が便座に座ったときには、
脱臭ファンが通常の吸気量になるので、静かな脱臭ファ
ンであるため、使用者に不快感を感じさせないといった
効果を有する。
【0032】を提供するといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便器装置の全体斜視図
【図2】本発明の大便・女性小用時の人体検知センサと
着座検知センサと脱臭ファンのフローチャート図
【図3】本発明の男性小用時の人体検知センサと着座検
知センサと脱臭ファンのフローチャート図
【符号の説明】
10・・・本体 81・・・便座 83・・・便器 93・・・脱臭ファン J・・・人体検知センサ T・・・着座検知センサ S・・・制御装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器と、便座と、人体検知センサと、便座
    に設けられた着座検知センサと、前記便器内に臨むよう
    に設けた吸気口から臭気を吸気し、排気口より臭気を排
    気する脱臭ファンとを備えた便器装置において、前記人
    体検知センサが人体の検知状態になったときに前記脱臭
    ファンの吸気量が通常の吸気量より増大するようにし、
    前記着座検知センサが人体の着座検知状態になったとき
    に前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量になり、前記
    着座検知センサが人体の非着座検知状態になったとき前
    記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量より増大する制御
    装置を備えたことを特徴とする便座装置。
  2. 【請求項2】前記着座検知センサが人体の非着座検知状
    態になったとき前記脱臭ファンの吸気量が通常の吸気量
    より増大し、所定時間後、前記脱臭ファンを停止する制
    御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の便座装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064235A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Lixil Corp 便座装置

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